JP2893558B2 - 原稿投影機 - Google Patents

原稿投影機

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JP2893558B2 JP22804591A JP22804591A JP2893558B2 JP 2893558 B2 JP2893558 B2 JP 2893558B2 JP 22804591 A JP22804591 A JP 22804591A JP 22804591 A JP22804591 A JP 22804591A JP 2893558 B2 JP2893558 B2 JP 2893558B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、予め収納部に収納され
た複数枚の原稿を順次取り出して水平方向に搬送し、投
影部に送って投影するタイプの原稿投影機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の投影機は、例えば実開昭
63−101935号公報に記載されており、図3に示
したように構成されている。1は原稿収納部であり、講
演等で使用する複数枚の一連の原稿が予め収納される。
2は原稿搬送機構で、投影する原稿を取り出し、コンタ
クト透明体3上にセットする。投影ランプはコンタクト
透明体3の下に設置されており、投影ランプが点灯する
と、その光は原稿を透過して投影レンズ4に集光され、
投影レンズ4のフォーカシング操作により、透過した光
がミラー5で反射して図示しないスクリーン上に結像す
る。
【0003】しかしながら、従来のこの種の投影機は、
図3の例からも判るように、投影原稿が何らのカバーも
なく、コンタクト透明体3上に引き出される構成になっ
ているため、投影原稿のゴミ、ホコリからの保護や原稿
搬送機構2に手を触れる危険性、あるいは投影原稿の重
ね合わせによるプレゼンテーション効果の向上などにつ
いては何ら考慮されていない。
【0004】即ち、投影原稿は、一般に薄い樹脂フィル
ムからなっているため、静電気を帯びてホコリを吸着し
易い性質がある。したがって、ホコリ等の吸着を防止す
る必要がある。また、原稿の搬送機構2がむき出しにな
っているので、操作者が不用意に手などを触れて挾まれ
る危険がある。したがって搬送機構の露出は好ましくな
い。さらに、セットされた原稿の周囲に搬送機構がある
ために、自由な原稿の重ね合わせが制限され、プレゼン
テーション効果を十分に上げることができない、等の問
題があった。
【0005】一方、実開平1−79035号公報には、
液晶パネルに表示された像を投影レンズによりスクリー
ン上に結像させる反射型の投影表示装置が開示されてい
る。この装置には、保護カバーが設けられているととも
に、液晶パネルの上部または下部にOHPシートを挿入
できるようにしている。
【0006】このようにしたものは、保護カバーが設け
られているため、液晶パネルの表示面にホコリが付着す
るのを防止したり、液晶パネルの上部または下部に挿入
するOHPシートのホコリからの保護を行うことができ
るとともに、さらに、液晶パネルに表示された像に別の
原稿を容易に重ね合わせてプレゼンテーション効果を上
げることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、収納部
に収納された原稿を投影部に搬送してセットする原稿の
セット位置と、保護カバー等の上に載置した原稿位置あ
るいは液晶表示器の表示位置は若干の間隔があるので、
フォーカシングのズレが生じる。通常は原稿のセット位
置が変わる毎に、例えば手動で投影レンズを操作してピ
ントを合わせる必要があり、大変面倒であった。
【0008】本発明は、このような従来技術の問題点を
解決しようとするもので、投影する原稿のセット位置が
変わっても、あるいは各種の複数の原稿を重ね合わせて
投影する場合でも、それぞれに応じて光学的投影手段の
投影レンズを自動的にフォーカシング制御するようにし
た原稿投影機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の原稿投影機は、予め複数枚の原稿を収納す
る収納手段と、該収納手段から原稿を取り出して水平方
向に搬送し、原稿セット部にセットする搬送手段と、原
稿セット部にセットされた原稿に光を照射してその原稿
像を投影する光学的投影手段とを備え、前記原稿セット
部にセットされた原稿の上を覆うように透明部材が配設
された原稿投影機において、前記搬送手段により原稿セ
ット部にセットされた原稿を投影するモード、前記透明
部材上に載置した原稿を投影するモード、及びそれらの
原稿を重ね合わせて投影するモードのそれぞれに応じ
て、光学的投影手段の投影レンズをフォーカシング制御
する制御手段を備えていることを特徴とするものであ
る。
【0010】また、上記構成において、原稿セット部に
セットされた原稿の上を覆う透明部材は、透過光型液晶
表示器からなり、制御手段は、前記透過光型液晶表示器
の表示像を投影するモード、及び前記透過光型液晶表示
器の表示像と他の原稿像を重ね合わせて投影するモード
のそれぞれに応じて、光学的投影手段の投影レンズをフ
ォーカシング制御することを特徴とするものである。
【0011】
【作用】上記構成によれば、まず、コンタクト透明体上
に搬送されてセットされた原稿の上部を透明部材が覆っ
ているので、空気中に浮遊するホコリが落下して原稿に
付着するのを防止することができる。また、透明部材の
配設によって搬送機構に手などを触れることができなく
なり、安全である。さらに、別の原稿を透明部材の上に
載置して投影することができ、したがって、飛び込み原
稿単独の投影は勿論、搬送された原稿との重ね合わせ投
影が容易になり、プレゼンテーション効果を上げること
ができる。
【0012】透明部材が透過光型液晶表示器からなるも
のでは、コンピュータに入力されたデータや図表などを
液晶表示器に表示させて投影することができ、さらに、
搬送原稿との重ね合わせ投影も容易である。
【0013】搬送原稿のセット位置と、透明部材上の原
稿位置あるいは液晶表示器の表示位置とは若干の間隔が
あるので、微妙なフォーカシングのズレが生じる。そこ
で、それぞれの原稿を投影するモードや重ね合わせ投影
のモードに応じて投影レンズをフォーカシング制御する
ことにより、常に見易い投影像をスクリーン上に形成す
ることができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して実施例を詳細に説明す
る。図1は、本発明の一実施例の原稿セット部周辺を示
したもので、この外に、予め複数枚の原稿を収納する収
納部、投影レンズ、ミラー等を備えていることは従来例
と同様である。
【0015】図1において、11は投影ランプ、12は
フレネルレンズ、13は、原稿収納部から矢印Xで示す
水平方向に搬送され、原稿セット部にセットされた投影
原稿、14は原稿搬送機構の一部である。また、16
は、投影機の筐体15に保持され、原稿セット部にセッ
トされた原稿の上を覆うように配設された透明部材であ
る。
【0016】このように構成された本実施例では、空気
中に浮遊するゴミ、ホコリ17が落下しても、透明部材
16が設けられているので、直接投影原稿13上に付着
することはなく、原稿の汚染を防止することができる。
また、原稿搬送機構14は、周囲を筐体15によって囲
まれ、さらに上部を透明部材16で覆われているので、
操作者は原稿搬送機構14に対し手などを触れることが
できず、したがって、手、指などを挾んで怪我をする危
険性はない。また、透明部材16の上に別の原稿を載置
して投影することができるので、飛び込みの原稿単独と
して、あるいは搬送された投影原稿13と重ね合わせに
して投影することができ、プレゼンテーション効果を上
げることができる。なお、重ね合わせ投影の場合、両原
稿の間に若干の間隔があってフォーカシングにズレが生
じる可能性があるので、投影レンズの被写界深度は十分
深くする。
【0017】次に、他の実施例として、図1において、
透明部材を透過光型液晶表示器20で構成する。この場
合、単なる透明部材16を配設したものの効果に加え
て、コンピュータに入力されたデータや図表などを液晶
表示器に表示させ、これを投影原稿の1つにすることが
でき、勿論、他の原稿と重ね合わせて投影することも極
めて容易になり、さらにプレゼンテーション効果を高め
ることが可能になる。
【0018】前述のように、投影レンズの被写界深度を
深くするとは言え、原稿搬送機構14によって搬送され
る原稿のセット位置と、透過光型液晶表示器20の表示
位置、あるいは透明部材16や透過光型液晶表示器20
に載置した原稿位置とは、若干の間隔があるため、フォ
ーカシングに微妙なズレが生じる可能性がある。そこ
で、搬送手段により原稿セット部にセットされた原稿を
投影するモード、透過光型液晶表示器の表示像を投影す
るモード、透明部材や液晶表示器上に載置した原稿を投
影するモード、及びそれらのうち複数の原稿を重ね合わ
せて投影するモードのそれぞれに応じて、投影レンズを
フォーカシング制御するようにする。
【0019】図2は、そのフォーカシング制御を含む投
影機の制御系の一実施例を示したもので、20は透過光
型液晶表示器、21は投影機全体を総括的に制御するマ
イクロコンピュータ、22は各種動作の命令を入力する
キーボード、23は投影レンズをフォーカス駆動するフ
ォーカシング手段、24は光学的投影手段の原稿セット
部及び投影ランプ、13は原稿収納部25に収納された
複数枚の投影原稿、26は指定された投影原稿13を原
稿取出し部に位置させるために原稿収納部25を移動さ
せる移動手段、27は指定された投影原稿13を原稿収
納部25から原稿セット部24へ搬送する搬送手段であ
る。また、28は外部コンピュータからの入力端子であ
る。
【0020】ここで、マイクロコンピュータ21は、表
1に示す構成要素の動作関係から投影される原稿の種類
を知ることができる。
【0021】通常、投影を行う場合、事前にその原稿に
おいてピント合わせが行われる。投影レンズの被写界深
度を深くとっていたとしても、例えば、投影原稿13を
投影中に、透過光型液晶表示器20に表示した像を重ね
合わせすると、ピントの微妙なズレを生じる。そこで、
マイクロコンピュータ21に、各構成要素の動作関係に
基づく原稿の種類に対応した補正値を予め与えておき、
それによってフォーカシング手段23を動作させ、投影
レンズの合焦点を行うようにする。例えば、投影原稿1
3と透過光型液晶表示器20の表示像の重ね合わせであ
れば、両原稿の中間に合焦点をとれば、それぞれのピン
トを見易いものとすることができる。他の原稿の単独及
び組み合わせにおいても同様である。なお、ここでは、
マイクロコンピュータに与えた補正値によってフォーカ
シング制御するようにしたが、オートフォーカス機構に
よって制御することもできる。
【0022】
【表1】
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コンタクト透明体またはフレネルレンズ上に搬送、セッ
トされた原稿の上部を透明部材で覆うことによって、ホ
コリ等が原稿に付着するのを防止することができると共
に、原稿搬送機構に手、指などを挾み込む危険性もなく
なり、安全である。また、別の原稿を透明部材の上に載
置して投影することができ、飛び込み原稿単独の投影は
勿論、搬送された原稿との重ね合わせ投影が容易にな
り、プレゼンテーション効果を向上することができる。
【0024】また、透明部材が透過光型液晶表示器から
なるものにおいては、コンピュータに入力されたデータ
や図表などを液晶表示器に表示させて投影することがで
き、さらに、搬送原稿や、表示器上に載置した原稿との
重ね合わせ投影も容易にでき、プレゼンテーション効果
をさらに向上することができる。
【0025】そして、搬送手段により原稿セット部にセ
ットされた原稿を投影するモード、透過光型液晶表示器
の表示像を投影するモード、透明部材や透過光型液晶表
示器上に載置した原稿を投影するモード、及びそれらの
原稿を重ね合わせて投影するモードのそれぞれに応じ
て、制御手段が光学的投影手段の投影レンズをフォーカ
シング制御するので、フォーカシングズレのない、見易
い投影像をスクリーン上に形成することができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図で、原稿セット部上に
透明部材を配設し、又はその透明部材が透過光型液晶表
示器からなる場合の原稿セット部周辺の構成図である。
【図2】フォーカシング制御を含む投影機の制御系の一
実施例のブロック図である。
【図3】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
11…投影ランプ、12…フレネルレンズ、13…投影
原稿、14…原稿搬送機構、16…透明部材、20…透
過光型液晶表示器、25…原稿収納部、26…移動手
段、27…搬送手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 21/132 G03B 27/62

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め複数枚の原稿を収納する収納手段
    と、該収納手段から原稿を取り出して水平方向に搬送
    し、原稿セット部にセットする搬送手段と、原稿セット
    部にセットされた原稿に光を照射してその原稿像を投影
    する光学的投影手段とを備え、前記原稿セット部にセッ
    トされた原稿の上を覆うように透明部材が配設された原
    稿投影機において、 前記搬送手段により原稿セット部にセットされた原稿を
    投影するモード、前記透明部材上に載置した原稿を投影
    するモード、及びそれらの原稿を重ね合わせて投影する
    モードのそれぞれに応じて、光学的投影手段の投影レン
    ズをフォーカシング制御する制御手段を備え ていること
    を特徴とする原稿投影機。
  2. 【請求項2】 原稿セット部にセットされた原稿の上を
    覆う透明部材は、透渦光型液晶表示器からなり、制御手
    段は、前記透渦光型液晶表示器の表示像を投影するモー
    ド、及び前記透過光型液晶表示器の表示像と他の原稿像
    を重ね合わせて投影するモードのそれぞれに応じて、光
    学的投影手段の投影レンズをフォーカシング制御するこ
    とを特徴とする請求項1記載の原稿投影機。
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