JP2892281B2 - ラバー碍子ならびにその製造方法およびその製造装置 - Google Patents

ラバー碍子ならびにその製造方法およびその製造装置

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JP2892281B2 JP13720794A JP13720794A JP2892281B2 JP 2892281 B2 JP2892281 B2 JP 2892281B2 JP 13720794 A JP13720794 A JP 13720794A JP 13720794 A JP13720794 A JP 13720794A JP 2892281 B2 JP2892281 B2 JP 2892281B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、ラバー碍子ならびにその製造方
法およびその製造装置に係り、特に配電線用ならびに高
圧送電線用のラバー碍子ならびにその製造方法およびそ
の製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術ならびに発明が解決しようとする課題】一
般に、配電線用や高圧送電線用の碍子には、耐久性、耐
候性、高絶縁抵抗性、高信頼性が要求されるため、セラ
ミック製の碍子が使用されている。
【0003】また、最近ではコストの削減や信頼性向上
を目的として、従来のセラミックを使用しないノンセラ
ミック碍子が欧米では採用されつつある。
【0004】このノンセラミック碍子の素材には、耐久
性、耐候性、高絶縁抵抗性などが要求されるため、EPDM
やシリコーンゴムが使用されており、特にシリコーンゴ
ムは撥水性が良いために広く使用されている。
【0005】図11はノンセラミック碍子の1種である
ラバー碍子を示している。このラバー碍子1は繊維強化
プラスチック製のコア2と、その外周に被覆されたゴム
製のシース3および所定間隔に配設された複数の笠部
4、4とが接着剤によって接着固定して成形されてい
る。
【0006】このラバー碍子1をコンパウンドゴムによ
り製造する場合には、後述する圧縮成型法および注入法
により製造していた。
【0007】一方の圧縮成型法においては、図12から
図14に示すように、図示しない加熱板に接して所定の
温度に加熱された上下2分割の金型(上型5、下型6)
内に、予備工程で準備した生地すなわち接着剤をコーテ
ィングしてあるコア2の外周にコンパウンドゴム7を同
心状態に被覆したものを装入し、両型5、6を互いに近
接させるようにして加圧しながらシース3や笠部4を形
成するキャビティ8内へゴム7を充填させてゆき、必要
に応じてバンビング動作によってゴム充填の助長を行
い、所定時間加圧保持してラバー碍子1の加硫成型品を
製造している。
【0008】他方の注入法においては、図15および図
16に示すように、図示しない加熱板に接して所定の温
度に加熱された上下2分割の金型(上型9、下型10)
内に接着剤をコーティングしてあるコア2を装入し、図
15および図16のように金型9、10を閉じた後に、
シース3や笠部4を形成するキャビティ11内へコンパ
ウンドゴム7を適宜な射出機構12を用いてゲートやラ
ンナー13を通して充填させ、所定時間加圧保持してラ
バー碍子1の加硫成型品を製造している。
【0009】そして、コンパウンドゴム7として用いら
れているシリコーンゴムとしては、特開平4−2096
55号公報において開示されているような熱加硫型シリ
コーンゴム組成物が使用されている。
【0010】しかしながら、前記の従来方式において
は、次のような不都合があった。
【0011】1)170℃を越えるような高温において
加硫成型を行なうと、パーティング面でバックライジン
グが発生するという不具合があった。 2)一方、170℃以下の低温において加硫成型を行な
うと、加硫時間が長くかかる上に、更にシリコーンゴム
とコア2との接着安定性に欠けるという不具合があっ
た。 3)注入法において、ゴムのキャビティ11内への充填
速度を大きくして急激な充填を行なうと、コア2が曲が
ってしまうという不具合があった。 4)コア2の曲がりを防止するために、ヒャビティ11
内の圧力を低く保持しながらゴムを充填すると、笠部4
の先までゴムが流れ込みきれない充填不足がしばしば発
生するという不具合があった。 5)生産性を考慮して、上記4項目のそれぞれの不具合
を最小限になるように成型条件を設定すると、1時間に
4回程度の成型サイクルが最上であり、生産効率に劣る
という不具合があった。
【0012】このため、従来においては、粘度が50P
a・s以下の低粘度の室温硬化型シリコーンゴム組成物
からなる液状シリコーンゴムを用いてラバー碍子1を製
造していた。
【0013】すなわち、図17に示すように、立てた状
態の左右2分割の金型(右型14、左型15)内にコア
2に相当する金型心棒16を装入して閉じた後に、シー
ス3や笠部4を形成するキャビティ17内へ液状シリコ
ンゴムを適宜な射出機構18を用いてゲートやランナー
19を通して、キャビティー17の下側より充填させて
ゆき、充填終了後常温で所定時間保持して加硫成型す
る。加硫成型後に脱型し、シース3および笠部4からな
るゴム部から金型芯棒16を抜出し、そこへコア2を挿
入し、所定の接着剤をもって接着させている。
【0014】ところが、この液状シリコーンゴムを用い
た場合にも、次のような不都合があった。
【0015】1)液状シリコーンゴムの粘度が50Pa
・s以下と低すぎるため、充填時にゴム内に気泡を抱き
込みやすいので、下方よりキャビティ17内にゴムが順
次充満するようにゆっくり射出しなければならない。 2)液状シリコーンゴムを金型14、15内に注入した
後、室温下にて放置して硬化させるのであるが、硬化時
間として48〜72時間と非常に長時間を要し、生産性
が悪いという不具合があった。 3)シース3とコア2との接着を成型と同工程で行なう
ことができないので、ゴム部のみの成型をして、コア2
との接着は成型後の別工程で行う必要があり、製作工程
が多くなり、接着用の製造装置も必要となる。 4)この製造方法では低粘度のシリコーンゴムを金型1
4、15内へ注入後、長時間放置する関係より、ラバー
碍子1のコア2に相当する金型芯棒16を金型14、1
5内にて垂直に配設せざるを得ず、特に長さの長いラバ
ー碍子1においては製造設備そのものが大型化してしま
うという欠点があった。 5)金型を多数設けても、生産性は前記コンパウンドゴ
ム7を用いる場合よりも劣るものであった。
【0016】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、笠部のゴムの充填不足やバックライディング不
具合等の欠損のない高品質のラバー碍子を短時間に多数
生産することができ、製造装置も比較的小型ですみ、製
造も容易であり、生産管理も容易なラバー碍子ならびに
その製造方法およびその製造装置を提供することを目的
とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に請求項1に記載の本発明のラバー碍子は、プラスチッ
ク製コアの外周に被覆したゴム層からなるシースおよび
所定間隔に配された複数の笠部を有するラバー碍子にお
いて、前記シースおよび笠部を一体成型している前記ゴ
ム層が23℃における粘度が50〜600Pa・sであ
り、かつレオメータによって測定した150℃における
10%硬化時間が6〜60秒である付加型液状シリコー
ンゴムにて形成され、かつ前記ゴム層の加硫時に前記コ
アとゴム層とが加硫接着された一体成型品であることを
特徴とする。
【0018】
【0019】また、請求項に記載の本発明のラバー碍
子の製造方法は、鉛直面に沿った割れ面をもって開閉さ
れる成形型内に、予め接着剤を塗布したプラスチック製
コアを横置きに配設し、その後前記プラスチック製コア
の外周に形成される成形型内の空所に23℃における粘
度が50〜600Pa・sであり、かつレオメータによ
って測定した150℃における10%硬化時間が6〜6
0秒である付加型液状シリコーンゴムを注入し、その後
付加型液状シリコーンゴムを加熱、硬化させて前記プラ
スチック製コアの外周にゴム層からなるシースおよび所
定間隔に配された複数の笠部を一体的に加硫接着するこ
とを特徴とする。
【0020】
【0021】また、請求項に記載の本発明のラバー碍
子の製造装置は、鉛直面に沿った割れ面をもって開閉さ
れるとともに、内部にプラスチック製コアを横置きに支
持し、かつ当該プラスチック製コアの外周にシースおよ
び所定間隔に配された複数の笠部に相当する空所を有す
る成形型と、前記空所内に23℃における粘度が50〜
600Pa・sであり、かつレオメータによって測定し
た150℃における10%硬化時間が6〜60秒である
付加型液状シリコーンゴムを注入するシリコーンゴム注
入装置と、前記空所内に注入された付加型液状シリコー
ンゴムを加熱する加熱装置とを有することを特徴とす
る。
【0022】また、前記加熱装置としては、誘導加熱に
より成形型を加熱することにより、付加型液状シリコー
ンゴムを加熱するように形成されているものを用いると
よい。
【0023】
【作用】本発明の製造装置を本発明の製造方法に従って
動作させることにより本発明のラバー碍子を製造するこ
とができる。このようにして製造されたラバー碍子は、
笠部のゴムの充填不足やバックライディング不具合等の
欠損のない高品質のものとなる。そして、ラバー碍子を
短時間に多数生産することができ、製造装置も比較的小
型ですみ、製造も容易であり、生産管理も容易なものと
なる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1から図6につい
て説明する。
【0025】図1は本発明のラバー碍子の1実施例を示
す。
【0026】本実施例のラバー碍子21は、FRP等か
らなるプラスチック製コア22の外周にゴム層からなる
シース23および所定間隔に配された複数の笠部24、
24を被覆して形成されており、前記ゴム層が付加型液
状シリコーンゴムにて形成され、かつ前記ゴム層の加硫
時に前記コア22とゴム層とが加硫接着されて一体成型
品とされている。更に、前記付加型液状シリコーンゴム
としては、23℃における粘度が50〜600Pa・s
であり、かつレオメータによって測定した150℃にお
ける10%硬化時間が6〜60秒であるものが特に好適
である。
【0027】本発明に用いられている付加型液状シリコ
ーンゴムを更に説明する。
【0028】この付加型液状シリコーンゴムは、例えば
特開昭56−114975号公報や特公昭61−485
5号公報において開示されているような組成物であり、
A)ビニル基含有オルガノポリシロキサン、B)オルガ
ノハイドロジエンポリシロキサン、C)無機質充填材、
D)アルミニウム水酸化物およびE)白金系触媒からな
る付加反応型のシリコーンゴム組成物である。
【0029】前記A)成分のビニル基含有オルガノポリ
シロキサンは、平均単位式 〔式中、R1 はメチル基、エチル基、プロペニル基など
の脂肪族不飽和結合を有しない非置換もしくは置換の一
価炭化水素基であり、R2 はビニル基であり、aは1.
90〜2.05であり、bは0.0005〜0.1であ
り、a+bは1.91〜2.06である〕で表され、2
5℃における粘度が0.1〜1000Pa・sであるオ
ルガノポリシロキサンである。
【0030】前記B)成分のオルガノハイドロジエンポ
リシロキサンは、A)成分の架橋剤として働くものであ
り、平均単位式 〔式中、R1 は前述どうりであり、cは1.0〜2.1
であり、dは0.001〜1.0であり、c+dは1.
001〜3である〕で表され、25℃における粘度が
0.001〜5Pa・sであるオルガノハイドロジエン
ポリシロキサンのケイ素原子結合水素原子が、前記A)
成分中のビニル基1個当たり0.5〜10個になるのに
十分な量が添加される。
【0031】前記C)成分の無機質充填材は、組成物の
粘度や流動性を適当なものとし、加硫物のゴム硬度や機
械的強度などを付与させるもので、これには乾式シリ
カ、湿式シリカ、炭酸カルシウム、石英粉、ノバキュラ
イト(けい質砂岩)、けい酸ジルコニウム、クレー(け
い酸アルミニウム)、タルク(含水けい酸マグネシウ
ム)、ウォラストナイト(メタけい酸カルシウム)、硫
酸アルミニウム、硫酸バリウム、リトボンなどを例示す
ることができる。これらの無機質充填材は前記A)成分
100重量部に対して、1〜100重量部の範囲、好ま
しくは2〜80重量部、さらに好ましくは2〜50重量
部の範囲であり、1重量部より少ないと機械的強度が弱
くなり、100重量部より多いと前記D)成分を高充填
できなくなる。
【0032】前記D)成分のアルミニウム水酸化物は、
特開平4−209655号公報に開示されているよう
に、シリコーンゴム組成物を高電圧電気絶縁性即ち耐ア
ーク性や耐トラッキング性を向上したシリコーンゴム組
成物にするために必須の成分であり、前記A)成分10
0重量部に対して、15〜300重量部、好ましくは5
0〜300重量部さらに好ましくは100〜250重量
部の範囲である。15重量部より少ないと電気絶縁性向
上効果がなく、300重量部以上では加工性が悪くなる
とともに、組成物への高充填が困難となる。
【0033】前記E)成分の白金系触媒は、A)成分の
けい素原子に結合するビニル基と、B)成分のけい素原
子に結合する水素原子とを付加反応させるための触媒で
あり、これには微粒子白金、炭素粉末担体上に吸着させ
た微粒子状白金、塩化白金酸、塩化白金酸のアルコール
変性物、白金のキレート化合物、塩化白金酸とオレフィ
ン類の配位化合物、塩化白金酸とビニルシロキサンの配
位化合物が例示され、添加量は前記A)〜D)成分の合
計量に対し、白金系触媒として1〜800ppmの範囲で
あり、通常は3,5−ジメチル−1−ヘキシン−3−オ
ールのような反応制御剤の存在下で使用される。
【0034】本発明において、プラスチック製コア22
と付加型シリコーンゴムとの接着には、通常の付加型シ
リコーンゴム用接着剤が適用でき、例えばプライマーN
o.4、プライマーX-93-803 、プライマーNo.101A&
B、プライマーA(以上、信越化学工業株式会社製商品
名)が例示される。
【0035】また、本発明におけるプラスチック製コア
22の材質としては、特に限定されるものではないが、
耐熱性、耐候性、電気特性、機械的強度などを考慮して
選定されるものであり、PA(ポリアミド)、PC(ポ
リカーボネート)、PBT(ポリブチレンテレフタレー
ト)、POM(ポリアセタール)、FRP(ガラス繊維
強化ポリエステル、ガラス繊維強化ポリエポキシ)、F
R−PET(ガラス繊維強化ポリエチレンテレフタレー
ト)、PSF(ポリサルホン)、PES(ポリエーテル
サルホン)、PAR(ポリアリレート)、PEEK(ポ
リエーテルエーテルケトン)、PAI(ポリアミドイミ
ド)、PI(ポリイミド)、PEI(ポリエーテルイミ
ド)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)などが例
示される。
【0036】付加型シリコーンゴムは従来の熱加硫型シ
リコーンゴムと異なり、100〜150℃程度の比較的
低温にて加硫成型でき、しかも熱加硫型シリコーンゴム
よりも低粘度であるため、ラバー碍子の製造時にゴムの
内部圧を下げることができ、バックライジングの発生を
避けることができる。また、熱加硫型シリコーンゴムよ
りも流動性がよいために射出圧を低くでき、コア22の
曲りなども抑えることができる。
【0037】次に、本発明の製造方法および製造装置を
説明する。
【0038】図2および図3は付加型シリコーンゴムに
よるラバー碍子21の加硫成形を行なう成形型を示す。
【0039】本実施例の成形型25は鉛直面で分割され
ている左右2分割の開閉自在な右型26および左型27
により形成されており、各型26、27の内部にはコア
22を水平に支持するとともにシース23や笠部24を
形成するキャビティ28が形成されている。各型26、
27の外側面にはそれぞれ各型26、27を通してキャ
ビティ28内に充填された付加型シリコーンゴム29を
加熱して加硫させる過熱装置となる加熱板30、31が
装着されている。そして、各型26、27は加熱板3
0、31と一緒に、複数のプランジャ32により摺動自
在に支持されているスライダ33、34に取付けられて
いる。これらのスライダ33、34は図示しない公知の
トグル機構等の駆動機構により相互に接離させられて、
前記各型26、27を開閉させる。両型26、27の合
せ面の上側若しくは下側(本実施例においては上側)か
ら、シリコーンゴムの注入装置となる複数の射出機構3
5よりゲートやランナー36を通して付加型シリコーン
ゴム29が充填されるように形成されている。前記各加
熱板30、31は、図4に示すように、内部に複数の誘
導加熱コイル37、37を内装し、同コイル37に通電
することにより各加熱板30、31を誘導加熱させるよ
うに形成するとよい。このような誘導加熱方式の加熱板
30、31を用いることにより、設定温度までの上昇時
間を短くすることができ、加硫時間を短くすることがで
きる。
【0040】図5は両型26、27を誘導加熱する他の
実施例を示し、例えばスライダ34に固着されている左
型27の外周に各筒型の誘導加熱コイル38を巻回し、
同コイル38に通電することにより両型26、27を直
接誘導加熱させるように形成してもよい。
【0041】図6および図7は両型26、27を誘導加
熱する更に他の実施例を示す。本実施例においては、図
6に示すように、両型26、27を適宜なクランプ機構
39により締結し、キャビティ28内に付加型シリコー
ンゴム29を充填した後に、図7に示すように、複数の
誘導加熱コイル40、40を連続配置した加熱炉41内
をコンベア、レール等の搬送手段42により搬送しなが
ら、誘導加熱コイル40に通電することよって両型2
6、27を直接誘導加熱させるように形成している。
【0042】また、本発明におけるシリコーンゴムの加
硫としては、前記誘導加熱方式に代えて、例えばカート
リッジヒーターやシーズヒーターのような電熱ヒータを
用いた熱盤プレス加硫や、蒸気熱を用いた蒸気プレス加
硫、もしくは熱風炉を使用した熱空気加硫などを適用し
てもよい。しかしながら、一般にラバー碍子21はその
サイズが大きいため、成形型25も大型となる。そのた
め、特に大型のラバー碍子21では、電熱ヒーターを用
いた熱盤プレスでは設定温度までの上昇時間がかかり、
結果として加硫時間が長くなり、蒸気プレスや熱風炉で
は設備が大型化してしまうことが予想される。
【0043】本実施例の成形型25においては、プラス
チック製コア22を成形型25内に水平にして装入し、
鉛直面を割れ面とする各型26、27を左右もしくは前
後に開閉する構造としているので、ラバー碍子21の笠
部24の先から余剰の付加型シリコーンゴム29が排出
されるため、笠部24の先の充填不足がなくなるのであ
るが、このときの付加型シリコーンゴム29の粘度と硬
化時間のバランスを適正に設定することが重要となる。
【0044】そこで、本発明者らが鋭意研究したとこ
ろ、次の結果を得た。
【0045】すなわち、付加型シリコーンゴム29の粘
度としては、23℃において50〜600Pa・sの範
囲であり、好ましくは粘度が100〜500Pa・s、
さらに好ましくは100〜410Pa・sの範囲が好適
であることが判明した。粘度が50Pa・s以下では、
低粘度のためにラバー碍子21のプラスチック製コア2
2を成形型25内で横置きした際にラバー碍子21の笠
部24の先にゴム充填不足が生じやすく、また600P
a・s以上では内部圧が高すぎてコア22が曲りやすく
なることが判明した。
【0046】また、付加型シリコーンゴムの加硫速度と
しては、レオメーターASTM100型(株式会社東洋精機
製作所製商品名)にて測定した150℃での10%硬化
時間(以下、T10と略す)が6〜60秒の範囲であり、
好ましくは10〜52秒、さらに好ましくは13〜30
秒の範囲が好適であることが判明した。このT10が6秒
未満では加硫速度が早すぎてゴム29の充填不足が生
じ、60秒をこえると加硫時間が長くなるために生産性
が悪くなるとともに加硫時間が長いので成形型25内で
内部圧がかからず、そのためかえってラバー碍子21の
笠部24の先のゴム充填不足が生じる場合があることが
判明した。
【0047】図8および図9はコア22の予熱装置の1
実施例を示している。
【0048】本実施例の予熱装置43は、間にコア22
が挿通される平板状の1対の電極44、45と、これら
に高周波電流を付与する高周波発振装置46とにより形
成されている。この予熱装置43においては、電極4
4、45の間に接着剤をコーティングしてあるコア22
を入れ、高周波発振装置46から高周波電流を電極4
4、45に付与して強い電界をコア22に与えること
で、数分内に成型条件の温度までコア22を昇温させ
る。この時の温度の管理は被接触型センサ(図示せず)
により高周波発振装置46側にフィードバックして制御
するようにされている。また、図9に示すように、コア
22は一般的に電極44、45より長いため、両電極4
4、45の間を長て方向に通過させるように移動させら
れ、同時に軸中心を中心にして回転させながら通過させ
られて、均一に昇温させられる。
【0049】次に、本発明方法によるラバー碍子21の
製造を図10について説明する。
【0050】まず、予備手順としてステップST11にお
いて、23℃における粘度が50〜600Pa・sであ
り、かつレオメータによって測定した150℃における
10%硬化時間T10が6〜60秒である付加型シリコン
ゴム29(2種類の液からなっている)のペール缶また
はドラム缶を用意し、ステップST12において図示しな
いポンプに付加型シリコンゴム29の入ったドラム缶を
接続し、ゴムの充填の用意をする。また、ステップST
13およびST14において、プラスチック製コア22およ
び接着剤を用意する。
【0051】次に、ステップST15において、プラスチ
ック製コア22の外周面に接着剤をコーティングし、次
のステップST16において、コア22とゴム29との接
着を短時間成型によっても強固で、かつ、確実な状態に
するために、コア22を図8および図9に示す予熱装置
43の両電極44、45の間を回転させつつ長手方向に
移動させて、成型条件の温度までにプレヒーティングす
る。
【0052】次に、ステップST17において、成形型2
5の右型26および左型27を油圧やトグル式で開閉す
る間に、両型26、27内にプレヒーティングした接着
剤が塗布されているコア22を装入し、続いて成形型2
5のパーティング面の上に配設されている射出機構35
よりゲートやランナー36を通して前記特性を有する付
加型シリコンゴム29をキャビティ28内に充填し、加
熱板30、31から熱を供給して付加型シリコンゴム2
9を加熱して加硫させる。この場合、加熱温度100〜
160℃で加熱時間1〜20分で付加型シリコンゴム2
9を加熱加硫させる。
【0053】次に、ステップST18において、成形型2
5からゴム部が固化したラバー碍子21を取り出し、パ
ーティング面のバリ取りおよびランナー部のカットを行
ない、完成品を得る。
【0054】次に、本発明によって製造されたラバー碍
子21の特性と比較例の特性とを比較する。
【0055】実施例1 まず、付加型液状シリコーンゴム組成物としてX-34-10
26A&B(信越化学工業株式会社製商品名:粘度はA液
が410Pa・s、B液が400Pa・s、T10が20
秒)を用い、シーズヒーターを使用した既知の加熱板3
0からなる成形型25を加硫温度120度、加硫時間1
5分に設定して、当該成形型25内に予め接着剤(本実
施例ではプライマーNO.4:信越化学工業株式会社製商品
名を用いた)塗布した直径16mm、前長250mmの
FRPからなるプラスチック製コア22を横置きに装入
し、スタティックミキサーで混合した上記付加型液状シ
リコーンゴム組成物を成形型25内に射出注入して、笠
部の外径が90mm、シース23の外径26mm、笠部
24の枚数が3枚のラバー碍子21を100個連続して
成型し、成型開始直前と成型終了直後の成形型25の表
面温度とを測定した。そして、出来上がった製品の外観
を検査して、特に笠部24の先端の充填不足の発生率を
不良率として評価した。
【0056】実施例2 付加型液状シリコーンゴム組成物としてX-34-1026-1A
&B(信越化学工業株式会社製商品名:粘度はA液が6
00Pa・s、B液が580Pa・s、T10が20秒)
を用いた以外は、実施例1と同一条件でラバー碍子21
を100個成型した。
【0057】実施例3 付加型液状シリコーンゴム組成物としてX-34-1026-2A
&B(信越化学工業株式会社製商品名:粘度はA液が1
30Pa・s、B液が100Pa・s、T10が19秒)
を用いた以外は、実施例1と同一条件でラバー碍子21
を100個成型した。
【0058】実施例4 付加型液状シリコーンゴム組成物としてX-34-1026-3A
&B(信越化学工業株式会社製商品名:粘度はA液が5
5Pa・s、B液が50Pa・s、T10が19秒)を用
いた以外は、実施例1と同一条件でラバー碍子21を1
00個成型した。
【0059】実施例5〜10 付加型液状シリコーンゴム組成物として実施例1のX-3
4-1026A&Bを用い、反応制御剤の量を増減させて、T
10をそれぞれ6、10、13、30、52、60秒に調
整して、実施例1と同一条件でラバー碍子21をそれぞ
れ100個成型した。
【0060】実施例11 実施例1において、成形型25の加熱板30、31を誘
導加熱方式にした以外は、実施例1と同一条件でラバー
碍子21を100個成型した。
【0061】実施例12 実施例1において、成形型25の設定温度を100℃に
した以外は、実施例1と同一条件でラバー碍子21を1
00個成型した。
【0062】実施例13 実施例1において、成形型25の設定温度を150℃に
した以外は、実施例1と同一条件でラバー碍子を100
個成型した。
【0063】比較例1 付加型液状シリコーンゴム組成物としてX-34-1026-4A
&B(信越化学工業株式会社製商品名:粘度はA液が4
0Pa・s、B液が35Pa・s、T10が20秒)を用
いた以外は、実施例1と同一条件でラバー碍子21を1
00個成型した。
【0064】比較例2 比較例1において、成形型25の設定温度を100℃に
して成型した以外は、比較例1と同一条件でラバー碍子
21を100個成型した。
【0065】比較例3 比較例1において、成形型の設定温度を150℃にして
成型した以外は、比較例1と同一条件でラバー碍子21
を100個成型した。
【0066】比較例4 付加型液状シリコーンゴム組成物としてX-34-1026-5A
&B(信越化学工業株式会社製商品名:粘度はA液が7
00Pa・s、B液が650Pa・s、T10が20秒)
を用いた以外は、実施例1と同一条件でラバー碍子21
を成型したが、ゴムの粘度が高いためにゴム29が成形
型25内へ完全に充填できず、さらに成型温度を100
℃にまで下げたがゴム充填不足が解消されなかった。
【0067】比較例5 付加型液状シリコーンゴム組成物として実施例1のX-3
4-1026A&Bを用い、反応制御剤の量を減らしてT10が
4秒になるように調整した以外は、実施例1と同一条件
でラバー碍子21を成型したが、ゴム29の加硫速度が
早すぎるため、ゴム29が成形型25内へ完全に充填で
きず、さらに成型温度を90℃にまで下げたが、ゴム充
填不足が解消されなかった。
【0068】比較例6 付加型液状シリコーンゴム組成物として実施例1のX-3
4-1026A&Bを用い、反応制御剤の量を減らしてT10が
65秒になるように調整した以外は、実施例1と同一条
件でラバー碍子21を成型したが、ゴム29の加硫速度
が遅いので15分では加硫できず、さらに加硫時間を1
5分延ばし、合計30分加硫にてラバー碍子21を10
0個成型した。
【0069】前記各実施例及び比較例の物性試験結果と
成型性評価結果を以下の表1から表4に示す。
【0070】 表1から表4に示すように、本発明の実施例は加工性が
極めて良好であり、欠損等のない高品質のものであるこ
とが判明した。
【0071】なお、前記実施例において、付加型シリコ
ーンゴムの加硫速度、特に硬化時間は150℃のレオメ
ータで測定したT10(10%硬化時間)にて定義してい
るが、この硬化時間は測定機の原理により異なるもので
あり、同等のものと代替可能である。例えば実施例1の
ゴムについては、レオメータとキュラストメータIII型
(日本合成ゴム株式会社製商品名)とにおいては、表5
のような対応関係にあり、レオメータで150℃でのT
10(秒)は、キュラストメータでの130℃でのT0
(秒)と比較的よく一致する。
【0072】 また、本発明は主としてラバー碍子の製造のためになさ
れたものであるが、他の類似構造物、例えば加圧ローラ
や加熱ローラなどの定着ローラ、紙送りローラや給紙ロ
ーラなどのフィードローラ、現像ローラ、読み取りロー
ラ、転写ローラなどのシリコーンゴムローラにも適用で
きることは勿論であり、この場合にはプラスチック製コ
アの代わりに金属製シャフトが一般的に使用される。
【0073】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、必要に応じて変更することができる。
【0074】
【発明の効果】このように本発明は構成され作用するも
のであるから、笠部のゴムの充填不足やバックライディ
ング不具合等の欠損のない高品質のラバー碍子を短時間
に多数生産することができ、製造装置も比較的小型です
み、製造も容易であり、生産管理も容易なものとなる等
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラバー碍子の1実施例を示し、(a)
は一部切断側面図、(b)は(a)の右側面図
【図2】本発明のラバー碍子の製造装置の成形型の1実
施例を示す1部切断側面図
【図3】図2の平面図
【図4】加熱板の斜視図
【図5】誘導加熱方式を示す成形型の左型を示す斜視図
【図6】クランプ形式の成形型を示す斜視図
【図7】加熱炉による誘導加熱方式を示す斜視図
【図8】本発明のラバー碍子の製造装置の予熱装置の1
実施例を示す概略断面図
【図9】本発明のラバー碍子の製造装置の予熱装置の1
実施例を示す概略斜視図
【図10】本発明のラバー碍子の製造方法を示す工程図
【図11】従来のラバー碍子の1例を示す図1と同様の
【図12】従来の圧縮成形法に使用する金型の縦断側面
【図13】図12の右側面図
【図14】金型が閉じた状態の図13と同様の図
【図15】従来の注入法に使用する金型の縦断側面図
【図16】従来の注入法に使用する金型の他の例を示す
縦断側面図
【図17】従来の液状シリコーンゴムを用いたラバー碍
子の製造に使用した金型の縦断側面図
【符号の説明】
21 ラバー碍子 22 プラスチック製コア 23 シース 24 笠部 25 成形型 28 キャビティ 29 付加型シリコーンゴム 37、38、40 誘導加熱コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B32B 25/20 B32B 25/20 H01B 17/60 H01B 17/60 N // B29C 43/18 B29C 43/18 45/14 45/14 H01B 19/00 331 H01B 19/00 331 B29K 81:00 83:00 105:24 B29L 9:00 31:34 (72)発明者 川崎 弘志 東京都葛飾区堀切3丁目30番1号 株式 会社荒井製作所内 (56)参考文献 特開 平5−200773(JP,A) 特開 昭56−114975(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29D 31/00 B29C 33/14 B29C 45/26 B29C 45/72 B32B 25/08 B32B 25/20 H01B 17/56 - 17/60 B29C 43/18 B29C 45/14 H01B 19/00 331

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック製コアの外周に被覆したゴ
    ム層からなるシースおよび所定間隔に配された複数の笠
    部を有するラバー碍子において、前記シースおよび笠部
    を一体成型している前記ゴム層が23℃における粘度が
    50〜600Pa・sであり、かつレオメータによって
    測定した150℃における10%硬化時間が6〜60秒
    である付加型液状シリコーンゴムにて形成され、かつ前
    記ゴム層の加硫時に前記コアとゴム層とが加硫接着され
    た一体成型品であることを特徴とするラバー碍子。
  2. 【請求項2】 鉛直面に沿った割れ面をもって開閉され
    る成形型内に、予め接着剤を塗布したプラスチック製コ
    アを横置きに配設し、その後前記プラスチック製コアの
    外周に形成される成形型内の空所に23℃における粘度
    が50〜600Pa・sであり、かつレオメータによっ
    て測定した150℃における10%硬化時間が6〜60
    秒である付加型液状シリコーンゴムを注入し、その後付
    加型液状シリコーンゴムを加熱、硬化させて前記プラス
    チック製コアの外周にゴム層からなるシースおよび所定
    間隔に配された複数の笠部を一体的に加硫接着すること
    を特徴とするラバー碍子の製造方法。
  3. 【請求項3】 鉛直面に沿った割れ面をもって開閉され
    るとともに、内部にプラスチック製コアを横置きに支持
    し、かつ当該プラスチック製コアの外周にシースおよび
    所定間隔に配された複数の笠部に相当する空所を有する
    成形型と、前記空所内に23℃における粘度が50〜6
    00Pa・sであり、かつレオメータによって測定した
    150℃における10%硬化時間が6〜60秒である付
    加型液状シリコーンゴムを注入するシリコーンゴム注入
    装置と、前記空所内に注入された付加型液状シリコーン
    ゴムを加熱する加熱装置とを有することを特徴とするラ
    バー碍子の製造装置。
  4. 【請求項4】 前記加熱装置は、誘導加熱により成形型
    を加熱することにより付加型液状シリコーンゴムを加熱
    するように形成されていることを特徴とする請求項3に
    記載のラバー碍子の製造装置。
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