JP2891870B2 - 電力変換器の異常検出回路 - Google Patents

電力変換器の異常検出回路

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JP2891870B2
JP2891870B2 JP6077567A JP7756794A JP2891870B2 JP 2891870 B2 JP2891870 B2 JP 2891870B2 JP 6077567 A JP6077567 A JP 6077567A JP 7756794 A JP7756794 A JP 7756794A JP 2891870 B2 JP2891870 B2 JP 2891870B2
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勝己 池田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、多相交流出力を発生
するように構成された電力変換器の異常検出回路に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図15は、従来の電力変換器の異常検出
回路として、例えば特公昭57−14114に示された
従来の三相インバータの過電流保護回路であり、本発明
の図面様式と記号に基づいて示したものである。図にお
いて、1は三相インバータ、601U、601V、60
1Wは各相のインバータ電流IAU、IAV、IAWの
電流検出器、801は交流を直流に変換する整流回路、
802は比較器、803はインバータ素子が許容すこと
ができる最大電流値に応じた電圧VHを発生する基準電
圧発生器である。
【0003】次に動作について説明する。各相のインバ
ータ電流IAU、IAV、IAWを電流検出器601
U、601V、601Wで検出し、そのインバータ電流
を整流回路801で整流し、インバータ素子が許容すこ
とができる最大電流値に設定された基準電圧発生器80
3の出力電圧VHと整流回路801の出力とを比較器8
02で比較し、各相のインバータ電流IAU、IAV、
IAWが、負荷側の短絡事故等でインバータ素子が許容
できる最大電流値を越えたとき、比較器802は過電流
信号を出力し、この過電流信号により保護動作を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のインバータの過
電流保護回路は以上のように構成されているので、電流
検出器の故障が判断できず、電流検出器が故障した場合
に、電力変換器が異常なのか、電流検出器が故障なのか
判断できない。そこで従来より、このインバータの過電
流保護回路を高信頼性の必要なシステムに用いる場合
は、信頼性を向上させるため、検出器の故障確率を減少
させて、検出器の異常判断が可能となるように、検出器
から保護回路までを2重化するようにしていたが、特に
大容量システムなどにおいては、電流検出器は外形が大
きく、高価なものになるため、装置の外形が大きくな
り、コストも上がってしまうという問題点があった。
【0005】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、検出器の異常が判断でき、もっ
て検出器を2重化しなくても信頼性を落とすことなく電
力変換器の異常を検出することができる電力変換器の異
常検出回路を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る電力変換器の異常検出回路においては、電力変換器の
各相出力電流を検出する検出器の出力を加算し、この加
算値を所定の値と比較する。各相出力電流または各線間
出力電圧の検出器の出力と所定の固定されたバイアス電
圧とを演算増幅器と抵抗により構成された加算器で加算
する。
【0007】この発明の請求項2に係る電力変換器の異
常検出回路においては、電力変換器の各線間出力電圧を
検出する検出器の出力を加算し、この加算値を所定の値
と比較する。各相出力電流または各線間出力電圧の検出
器の出力と所定の固定されたバイアス電圧とを演算増幅
器と抵抗により構成された加算器で加算する。
【0008】この発明の請求項3に係る電力変換器の異
常検出回路においては、電力変換器の各相出力電流を検
出する検出器の出力を加算し、この加算値を所定の値と
比較する。各相出力電流または各線間出力電圧の検出器
の出力と所定の固定されたバイアス電圧とを複数の抵抗
により加算する。
【0009】この発明の請求項4に係る電力変換器の異
常検出回路においては、電力変換器の各線間出力電圧を
検出する検出器の出力を加算し、この加算値を所定の値
と比較する。各相出力電流または各線間出力電圧の検出
器の出力と所定の固定されたバイアス電圧とを複数の抵
抗により加算する。
【0010】この発明の請求項5に係る電力変換器の異
常検出回路においては、電力変換器の各相出力電流を検
出する検出器の出力を加算し、この加算値を所定の値と
比較する。各相出力電流または各線間出力電圧の検出器
の出力を1つのA/D変換器と複数チャンネルをもつマ
ルチプレクサにより、ディジタル化し、マイクロ・プロ
セッサ等で検出器の異常を検出する。
【0011】この発明の請求項6に係る電力変換器の異
常検出回路においては、電力変換器の各線間出力電圧を
検出する検出器の出力を加算し、この加算値を所定の値
と比較する。各相出力電流または各線間出力電圧の検出
器の出力を1つのA/D変換器と複数チャンネルをもつ
マルチプレクサにより、ディジタル化し、マイクロ・プ
ロセッサ等で検出器の異常を検出する。
【0012】この発明の請求項7に係る電力変換器の異
常検出回路においては、電力変換器の各相出力電流を検
出する検出器の出力を加算し、この加算値を所定の値と
比較する。各相出力電流または各線間出力電圧の検出器
の出力を複数のA/D変換器により、ディジタル化し、
マイクロ・プロセッサ等で検出器の異常を検出する。
【0013】この発明の請求項8に係る電力変換器の異
常検出回路においては、電力変換器の各線間出力電圧を
検出する検出器の出力を加算し、この加算値を所定の値
と比較する。各相出力電流または各線間出力電圧の検出
器の出力を複数のA/D変換器により、ディジタル化
し、マイクロ・プロセッサ等で検出器の異常を検出す
る。
【0014】この発明の請求項9に係る電力変換器の異
常検出回路においては、電力変換器の変換器電流と負荷
電圧と負荷電流を検出器で検出し、負荷電圧の微分値に
応じた値と検出器で検出された変換器電流と負荷電流と
を加算し、この加算値を所定の値と比較する。
【0015】この発明の請求項10に係る電力変換器の
異常検出回路においては、出力電圧の微分値に応じた値
と検出器で検出された変換器電流と負荷電流とを演算増
幅器と抵抗により構成された加算器で加算するものであ
る。
【0016】この発明の請求項11に係る電力変換器の
異常検出回路においては、出力電圧の微分値に応じた値
と検出器で検出された変換器電流と負荷電流とを所定の
固定されたバイアス電圧とを演算増幅器と抵抗にり構成
された加算器で加算するものである。
【0017】この発明の請求項12に係る電力変換器の
異常検出回路においては、出力電圧の微分値に応じた値
と検出器で検出された変換器電流と負荷電流とを複数の
抵抗により加算するものである。
【0018】この発明の請求項13に係る電力変換器の
異常検出回路においては、出力電圧の微分値に応じた値
と検出器で検出された変換器電流と負荷電流とを所定の
固定されたバイアス電圧とを複数の抵抗により加算する
ものである。
【0019】この発明の請求項14に係る電力変換器の
異常検出回路においては、出力電圧の微分値に応じた値
と検出器で検出された変換器電流と負荷電流とを1つの
A/D変換器と複数チャンネルをもつマルチプレクサに
より、ディジタル化し、マイクロ・プロセッサ等で検出
器の異常を検出するものである。
【0020】この発明の請求項15に係る電力変換器の
異常検出回路においては、出力電圧の微分値に応じた値
と検出器で検出された変換器電流と負荷電流とを複数の
A/D変換器により、ディジタル化し、マイクロ・プロ
セッサ等で検出器の異常を検出するものである。
【0021】
【作用】この発明の請求項1に係る電力変換器の異常検
出回路においては、電力変換器の各相出力電流を検出す
る検出器の出力の加算値が所定の値以上となれば、検出
器の異常と判定できる。各相出力電流または各線間出力
電圧の検出器の出力と所定の固定されたバイアス電圧と
を演算増幅器と抵抗により構成された加算器で加算する
ため、演算増幅器の異常を検出できる。
【0022】この発明の請求項2に係る電力変換器の異
常検出回路においては、電力変換器の各線間出力電圧を
検出する検出器の出力の加算値が所定の値以上となれ
ば、検出器の異常と判定できる。各相出力電流または各
線間出力電圧の検出器の出力と所定の固定されたバイア
ス電圧とを演算増幅器と抵抗により構成された加算器で
加算するため、演算増幅器の異常を検出できる。
【0023】この発明の請求項3に係る電力変換器の異
常検出回路においては、電力変換器の各相出力電流を検
出する検出器の出力の加算値が所定の値以上となれば、
検出器の異常と判定でき、各相出力電流または各線間出
力電圧の検出器の出力と所定の固定されたバイアス電圧
とを複数の抵抗により加算するため、配線の断線も検出
できる。
【0024】この発明の請求項4に係る電力変換器の異
常検出回路においては、電力変換器の各線間出力電圧を
検出する検出器の出力の加算値が所定の値以上となれ
ば、検出器の異常と判定でき、各相出力電流または各線
間出力電圧の検出器の出力と所定の固定されたバイアス
電圧とを複数の抵抗により加算するため、配線の断線も
検出できる。
【0025】この発明の請求項5に係る電力変換器の異
常検出回路においては、電力変換器の各相出力電流を検
出する検出器の出力の加算値が所定の値以上となれば、
検出器の異常と判定でき、各相出力電流または各線間出
力電圧の検出器の出力を1つのA/D変換器と複数チャ
ンネルをもつマルチプレクサにより、ディジタル化し、
マイクロ・プロセッサ等で検出器の異常を検出するた
め、異常値を容易に変更できる。
【0026】この発明の請求項6に係る電力変換器の異
常検出回路においては、電力変換器の各線間出力電圧を
検出する検出器の出力の加算値が所定の値以上となれ
ば、検出器の異常と判定でき、各相出力電流または各線
間出力電圧の検出器の出力を1つのA/D変換器と複数
チャンネルをもつマルチプレクサにより、ディジタル化
し、マイクロ・プロセッサ等で検出器の異常を検出する
ため、異常値を容易に変更できる。
【0027】この発明の請求項7に係る電力変換器の異
常検出回路においては、電力変換器の各相出力電流を検
出する検出器の出力の加算値が所定の値以上となれば、
検出器の異常と判定でき、各相出力電流または各線間出
力電圧の検出器の出力を複数のA/D変換器により、デ
ィジタル化し、マイクロ・プロセッサで検出器の異常を
検出するため、A/D変換器の異常を検出できる。
【0028】この発明の請求項8に係る電力変換器の異
常検出回路においては、電力変換器の各線間出力電圧を
検出する検出器の出力の加算値が所定の値以上となれ
ば、検出器の異常と判定でき、各相出力電流または各線
間出力電圧の検出器の出力を複数のA/D変換器によ
り、ディジタル化し、マイクロ・プロセッサで検出器の
異常を検出するため、A/D変換器の異常を検出でき
る。
【0029】この発明の請求項9に係る電力変換器の異
常検出回路においては、電力変換器の出力電流と負荷
圧と負荷電流を検出器で検出し、負荷電圧の微分値に応
じた値と検出器で検出された変換器電流と負荷電流との
加算値が所定の値以上となれば、検出器の異常と判定で
きる。
【0030】この発明の請求項10に係る電力変換器の
異常検出回路においては、出力電圧の微分値に応じた値
と検出器で検出された変換器電流と負荷電流とを演算増
幅器と抵抗により構成された加算器で加算するため、容
易に検出器の異常検出することができる。
【0031】この発明の請求項11に係る電力変換器の
異常検出回路においては、出力電圧の微分値に応じた値
と検出器で検出された変換器電流と負荷電流とを所定の
固定されたバイアス電圧とを演算増幅器と抵抗により構
成された加算器で加算するため、演算増幅器の異常を検
出できる。
【0032】この発明の請求項12に係る電力変換器の
異常検出回路においては、出力電圧の微分値に応じた値
と検出器で検出された変換器電流と負荷電流とを複数の
抵抗により加算するため、より簡単に検出器の異常検出
することができる。
【0033】この発明の請求項13に係る電力変換器の
異常検出回路においては、出力電圧の微分値に応じた値
と検出器で検出された変換器電流と負荷電流とを所定の
固定されたバイアス電圧とを複数の抵抗により加算する
ため、配線の断線も検出できる。
【0034】この発明の請求項14に係る電力変換器の
異常検出回路においては、出力電圧の微分値に応じた値
と検出器で検出された変換器電流と負荷電流とを1つの
A/D変換器と複数チャンネルをもつマルチプレクサに
より、ディジタル化し、マイクロ・プロセッサ等で検出
器の異常を検出するため、異常値を容易に変更できる。
【0035】この発明の請求項15に係る電力変換器の
異常検出回路においては、出力電圧の微分値に応じた値
と検出器で検出された変換器電流と負荷電流とを複数の
A/D変換器により、ディジタル化し、マイクロ・プロ
セッサ等で検出器の異常を検出するため、A/D変換器
の異常を検出できる。
【0036】
【実施例】
実施例1.図1は実施例1を示すブロック図である。図
において、1は電力変換器でありこの例ではフルブリッ
ジ構成の三相インバータである。601U、601V、
601Wは各相のインバータ電流IAU、IAV、IA
Wの電流検出器、802は比較器、803はインバータ
素子が許容すことができる最大電流値に応じた電圧VH
を発生する基準電圧発生器、805はオペアンプ、R1
1、R12、R13、R14は抵抗であり、オペアンプ
805と抵抗R11、R12、R13、R14は反転加
算器を構成している。また、813aは電圧VRAを発生
する基準電圧発生器、813bは電圧VRBを発生する基
準電圧発生器、812a、812bは比較器である。
【0037】次に実施例1の動作を図1を参照しながら
説明する。この実施例では、各相の電流検出器601
U、601V、601Wで検出されたインバータ電流I
AU、IAV、IAWをオペアンプ805と抵抗R1
1、R12、R13、R14で構成された反転加算器で
加算し、オペアンプ805の出力Veと基準電圧発生器
813aの出力VRAとを比較器812aで比較し、また
オペアンプ805の出力Veと基準電圧発生器813b
の出力VRBとを比較器812bで比較し、比較器812
aと比較器812bの出力をOR回路807にて論理和
をとり、OR回路807の出力を検出器異常信号として
いる。以上の構成において、抵抗R11、R12、R1
3、R14、オペアンプ805、比較器812a、81
2b、基準電圧発生器813a、813b、OR回路8
07は請求項1の判断手段を構成している。
【0038】例えば、各相の電流検出器601U、60
1V、601Wが三相とも正常な場合、各相の電流検出
器601U、601V、601Wの出力の関係は、
【0039】IAU+IAV+IAW=0
【0040】となるため、反転加算器を構成しているオ
ペアンプ805の出力Veは、Ve=0となる。なお、
ここで電力変換器内の地絡はまず生じ得ないと考えられ
ており、かかる地絡問題をここで考慮する必要はない。
もっとも、電力変換器外(負荷側)においては、地絡も
起こり得るが、この場合も、電力変換器側の電圧、電
流、検出器には影響を与えない。以上のことは後述する
電圧の場合についても同様である。一方これに対して、
各相の電流検出器601U、601V、601Wの内、
1相の電流検出器が異常になると、各相の電流検出器6
01U、601V、601Wの出力の関係は、
【0041】IAU+IAV+IAW≠0
【0042】となり、反転加算器を構成しているオペア
ンプ805の出力VeはVe≠0となる。そこで、オペ
アンプ805の出力Ve≠0であれば、検出器が異常と
考えてよいが、実際は、検出器に検出誤差があるため、
基準電圧発生器813a、bの出力VRA、VRBは誤差に
応じた正と負の電圧±VSE(VRA=+VSE、VRB=−V
SE)として、比較器812aと比較器812bで比較す
ればよい。すなわち、比較器812aはVeが+VSE以
上となったときに信号を出力し、比較器812bはVe
が−VSE以下となったときに信号を出力する。
【0043】実施例1の構成では、電流検出器601
U、601V、601Wを2重化することなく、電流検
出器の異常を検出することができる。
【0044】実施例2.図2は実施例2を示すブロック
図である。図2において、図1と対応する部分には同一
符号を付し、その詳細説明は省略する。実施例1と異な
るのは、VB の電圧を発生するバイアス電圧発生器82
3と抵抗R15を追加した点であり、その他は実施例1
と同様である。すなわち、実施例2では、実施例1の判
断手段に、バイアス電圧発生器823、抵抗R15を追
加して判断手段が構成されている。
【0045】図2において、バイアス電圧発生器823
と抵抗R15を追加したことにより、反転加算器を構成
するオペアンプ805の出力Veは、
【0046】Ve=IAU+IAV+IAW+VB
【0047】となる。そこで、各相の電流検出器601
U、601V、601Wが三相とも正常な場合、各相の
電流検出器601U、601V、601Wの出力の関係
は、
【0048】IAU+IAV+IAW=0
【0049】となるため、反転加算器を構成しているオ
ペアンプ805の出力VeはVe=VB となる。しか
し、各相の電流検出器601U、601V、601Wの
内、1相の電流検出器が異常になると、各相の電流検出
器601U、601V、601Wの出力の関係は、
【0050】IAU+IAV+IAW≠0
【0051】となり、反転加算器を構成しているオペア
ンプ805の出力VeはVe≠VBとなる。また、オペ
アンプ805の出力が0Vになる等の故障を起こした場
合、オペアンプ805の出力VeはVe≠VB となる。
そこで、オペアンプ805の出力VeがVe≠VB であ
れば、検出器が異常と考えてよいが、実際は、検出器に
検出誤差があるため、基準電圧発生器813a、813
bの出力VRA、VRBは、バイアス電圧VB に誤差に応じ
た正と負の電圧±VSEを加えた電圧(VRA=+VSE+V
B 、VRB=−VSE+VB )とし、比較器812aと比較
器812bで実施例1と同様に比較すればよい。
【0052】実施例2の構成では、実施例1と同様に電
流検出器601U、601V、601Wを2重化するこ
となく、電流検出器の異常を検出することができ、さら
に、オペアンプ805の異常(オペアンプ805の出力
がオペアンプ805の異常により0となる場合)を検出
することができる。
【0053】実施例3.次に、図3は実施例3を示すブ
ロック図である。図3において、図1と対応する部分に
は同一符号を付し、その詳細説明は省略する。実施例1
と異なるのは、実施例1では、判断手段が抵抗とオペア
ンプで構成された反転加算器により、各相のインバータ
電流を加算していたのに対し、実施例3では、抵抗R2
1、R22、R23により、各相のインバータ電流を加
算した点であり、その他は実施例1と同様である。すな
わち実施例3では、抵抗R21、R22、R23、比較
器812a、812b、基準電圧発生器813a、81
3b、OR回路807により請求項3の判断手段を構成
している。
【0054】抵抗R21、R22、R23を、R21=
R22=R23とすると抵抗R21、R22、R23の
つきあわせ点の電圧Veは、
【0055】Ve=(IAU+IAV+IAW)/3
【0056】となる。そこで、各相の電流検出器601
U、601V、601Wが三相とも正常な場合、各相の
電流検出器601U、601V、601Wの出力の関係
は、
【0057】IAU+IAV+IAW=0
【0058】となるため、抵抗R21、R22、R23
のつきあわせ点の電圧VeはVe=0となる。しかし、
各相の電流検出器601U、601V、601Wの内、
1相の電流検出器が異常になると、各相の電流検出器6
01U、601V、601Wの出力の関係は、
【0059】IAU+IAV+IAW≠0
【0060】となり、抵抗R21、R22、R23のつ
きあわせ点の電圧VeはVe≠0となる。そこで、Ve
がVe≠0であれば、検出器が異常と考えてよいが、実
際は、検出器に検出誤差があるため、基準電圧発生器8
13a、813bの出力VRA、VRBは誤差に応じた正と
負の電圧±VSE(VRA=+VSE、VRB=−VSE)とし、
比較器812aと比較器812bで実施例1と同様に比
較すればよい。
【0061】実施例3の構成では、実施例1と同様に電
流検出器601U、601V、601Wを2重化するこ
となく、電流検出器の異常を検出することができ、さら
に、回路構成を簡単にすることができる。
【0062】実施例4.次に、図4は実施例4を示すブ
ロック図である。図4において、図3と対応する部分に
は同一符号を付し、その詳細説明は省略する。実施例4
が実施例3と異なるのは、実施例3で示した判断手段
に、VB の電圧を発生するバイアス電圧発生器833と
抵抗R24を追加して判断手段を構成した点であり、そ
の他は実施例3と同様である。
【0063】抵抗R21、R22、R23、R24を、
R21=R22=R23=R24とすると抵抗R21、
R22、R23、R24のつきあわせ点の電圧Veは、
【0064】 Ve=(IAU+IAV+IAW+VB )/4
【0065】となる。そこで、各相の電流検出器601
U、601V、601Wが三相とも正常な場合、各相の
電流検出器601U、601V、601Wの出力の関係
は、
【0066】IAU+IAV+IAW=0
【0067】となるため、抵抗R21、R22、R2
3、R24のつきあわせ点の電圧VeはVe=VB /4
となる。しかし、各相の電流検出器601U、601
V、601Wの内、1相の電流検出器が異常になると、
各相の電流検出器601U、601V、601Wの出力
の関係は、
【0068】IAU+IAV+IAW≠0
【0069】となり、抵抗R21、R22、R23、R
24のつきあわせ点の電圧VeはVe≠VB /4とな
る。また、R21、R22、R23、R24のつきあわ
せ点から比較器812a、812bまでの配線が断線し
たとき比較器812a、812bの入力電圧VaはVa
≠Veとなる。そこで、VaがVa≠VB /4であれ
ば、検出器の異常または配線の断線と考えてよいが、実
際は、検出器に検出誤差があるため、基準電圧発生器8
13a、813bの出力VRA、VRBは、バイアス電圧V
B を4で割った値(VB /4)に、誤差に応じた正と負
の電圧±VSEを加えた電圧(VRA=+VSE+VB /4、
VRB=−VSE+VB /4)とし、以下、実施例1と同様
に比較器812aと比較器812bで比較すればよい。
【0070】実施例4の構成では、実施例3と同様に電
流検出器601U、601V、601Wを2重化するこ
となく、簡単な回路構成で電流検出器の異常を検出する
ことができ、さらに、比較器までの配線の断線(配線が
断線することにより電位が0となる場合)も検出するこ
とができる。
【0071】実施例5.図5は実施例5を示すブロック
図である。図5において、図1と対応する部分には同一
符号を付し、その詳細説明は省略する。実施例5が実施
例1と異なるのは、実施例1で示された判断手段が、さ
らにマルチプレクサ809とA/D変換器810を備
え、電流検出器の出力をディジタル化した点であり、そ
の他は実施例1と同様である。
【0072】図5においては、各相のインバータ電流I
AU、IAV、IAWをマルチプレクサ808で切り換
えA/D変換器809により、ディジタル化を行ない、
マイクロプロセッサで検出を行っている。
【0073】電流検出器601U、601V、601W
の誤差は、検出器の定格、精度等により、誤差範囲が異
なるため基準電圧発生器の値を可変させなければならな
いが、A/D変換器でディジタル化を行いマイクロ・プ
ロセッサで検出しているため、検出値を容易に可変する
ことができる。
【0074】実施例5の構成では、実施例1と同様に電
流検出器601U、601V、601Wを2重化するこ
となく、電流検出器の異常を検出することができ、さら
に、異常検出値を容易に可変することができる。
【0075】実施例6.図6は実施例6を示すブロック
図である。図6において、図5と対応する部分には同一
符号を付し、その詳細説明は省略する。実施例6が実施
例5と異なるのは、実施例6の判断手段が各インバータ
電流ごとにA/D変換器809a、809b、809c
を備えて検出器の出力をディジタル化した点であり、そ
の他は実施例5と同様である。
【0076】図6においては、各相のインバータ電流I
AU、IAV、IAWごとにA/D変換器809a、8
09b、809cにより、ディジタル化を行ない、マイ
クロプロセッサで検出を行っている。
【0077】実施例6では各相のインバータ電流をディ
ジタル化するためのA/D変換器809a、809b、
809cの内、1つのA/D変換器が異常となった場合
でも、IAU+IAV+IAW≠0となる。この場合マ
イクロプロセッサ850は、各A/D変換器ごとの出力
を得ているため、A/D変換器の異常を検出することが
できる。
【0078】実施例6の構成では、実施例5と同様に電
流検出器601U、601V、601Wを2重化するこ
となく、電流検出器の異常を検出することができ、さら
に、異常検出値を容易に可変することができ、それに加
え、A/D変換器809a、809b、809cの異常
も検出することができる。
【0079】実施例7.次に、図7は実施例7を示すブ
ロック図である。図7において、図1と対応する部分に
は同一符号を付し、その詳細説明は省略する。実施例1
と異なるのは、インバータの制御方式により、検出器の
数が変わりその検出器の異常検出方法が変わったことで
ある。
【0080】図7において、1Aは電力変換器の主回路
であり、図8に示すような単相のスイッチング素子S1
−S4のフルブリッジ構成のインバータで、1〜2KH
z程度以上の三角波キャリアでPWM変調するものなど
がその例である。2、3はフィルタ用のリアクトルとコ
ンデンサ、4は負荷、601はインバータ電流IAの検
出器、602は負荷電流ILの検出器、603は出力電
圧VCの検出器である。図において900番台の番号は
制御回路の構成要素であることを示す。すなわち、90
1は交流正弦波基準電圧発生回路、902はこの交流正
弦波基準電圧Vc=Esinwtに対して90゜進んだ
コンデンサに流すべき電流基準の指令値Ic*=wCp
Ecoswtの発生回路、903はこれらの基準値の時
間ベースとなるクロック発生器、910は電圧制御増幅
器、905はインバータ電流指令値IA*をインバータ
の許容電流以下に制限するリミッタ、906は電流制御
増幅器、908はPWM変調回路、909、911は加
減算器である。
【0081】また、図7において、800番台の符号は
検出器の異常検出回路の構成要素であることを示す。す
なわち、800は微分器、805はオペアンプ、R11
〜14は抵抗であり、オペアンプ805と抵抗R11〜
14は反転加算器を構成する。813aは電圧VRAを発
生する基準電圧発生器、813bは電圧VRBを発生する
基準電圧発生器、812a、812bは比較器である。
【0082】次に実施例7の動作を図7を参照しながら
説明する。まず制御回路の動作から説明する。制御回路
は瞬時電流制御を行う電流マイナーループと、十分に応
答が速い電圧制御ループとから構成されている。インバ
ータが正弦波交流電圧を出力するために流すべき電流指
令値IA*を求め、この指令値に対して電流マイナール
ープによりインバータ電流IAを瞬時に応答させ、交流
基準電圧に追従した正弦波出力電圧を得る。すなわち、
この電流マイナーループの動作は次の通りである。イン
バータが交流基準電圧を出力するために流すべき電流指
令値IA*と検出器601で検出されたインバータ電流
IAの誤差を電流制御増幅器906で増幅し、この電流
制御増幅器906の出力信号IE1がPWM変調回路9
08の入力となり、これの変調出力をインバータに加え
てPWM制御する。
【0083】次に、電流指令値IA*の求め方について
説明する。インバータが流すべき電流は、コンデンサ3
に流れる電流ICと負荷電流ILである。従って、イン
バータ電流指令値IA*は、コンデンサ電流指令発生回
路902の出力であるコンデンサ電流IC*と検出器6
03で検出された負荷電流ILに電圧偏差を最小にする
ための補正分Jcを加算器911で加えたものに、リミ
ッタ905を介して素子の許容電流以下に制限した信号
を電流マイナーループの基準として与える。
【0084】次に、電圧制御ループの動作について説明
する。負荷の変動や不確定要素による出力電圧の正弦波
からの乱れを修正し、系を安定化させるため、交流基準
電圧発生回路901の出力であるインバータ交流出力電
圧指令VC*と検出器603で検出された出力電圧VC
の誤差である減算器909の出力を電圧制御増幅器91
0で増幅し、この電圧制御増幅器910の出力信号を補
正分Jcとしてインバータ電流指令IA*に加えてい
る。
【0085】次に検出器の異常検出回路の動作について
説明する。各検出器601、602、603で検出され
た、インバータ電流IA、出力電圧VC、負荷電流IL
の関係は次のような式で表せられる。
【0086】 IA+IC+IL=IA+S・Cp・VC+IL=0
【0087】すなわち、各検出器601、602、60
3が正常な場合、各検出器の出力の関係は、
【0088】IA+S・Cp・VC+IL=0
【0089】となるため、反転加算器を構成しているオ
ペアンプ805の出力VeはVe=0となる。しかし、
各検出器601、602、603の内、1つ検出器が異
常になると、各検出器の出力の関係は、
【0090】IA+S・Cp・VC+IL≠0
【0091】となり、反転加算器を構成しているオペア
ンプ805の出力VeはVe≠0となる。そこで、オペ
アンプ805の出力VeがVe≠0であれば、検出器が
異常と考えてよいが、実際は、検出器に検出誤差がある
ため、基準電圧発生器813a、813bの出力VRA、
VRBは誤差に応じた正と負の電圧±VSE(VRA=+VS
E、VRB=−VSE)とし、以下実施例1と同様に比較器
812aと比較器812bで比較すればよい。以上の構
成において、微分器800、抵抗R11〜14、オペア
ンプ805は、請求項7の判断手段を構成している。
【0092】実施例7の構成では、各検出器601、6
02、603を2重化することなく、検出器の異常を検
出することができる。
【0093】実施例8.図10は実施例8を示すブロッ
ク図である。図10において、図7と対応する部分には
同一符号を付し、その詳細説明は省略する。実施例8が
実施例7と異なるのは、実施例7の判断手段にバイアス
電圧発生器823と抵抗R15を追加して判断手段を構
成した点であり、その他は実施例7と同様である。
【0094】図10において、バイアス電圧発生器82
3と抵抗R15を追加したことにより、反転加算器を構
成するオペアンプ805の出力Veは、
【0095】Ve=IA+S・Cp・VC+IL+VB
【0096】となる。そこで、各検出器601、60
2、603が正常な場合、各検出器の出力の関係は、
【0097】IA+S・Cp・VC+IL=0
【0098】となるため、反転加算器を構成しているオ
ペアンプ805の出力VeはVe=VB となる。しか
し、各検出器601、602、603の内、1つの検出
器が異常になると、各検出器の出力の関係は、
【0099】IA+S・Cp・VC+IL≠0
【0100】となり、反転加算器を構成しているオペア
ンプ805の出力VeはVe≠VBとなる。また、オペ
アンプ805の出力電圧が0Vになる等の故障をおこし
た場合、オペアンプ805の出力VeはVe≠VB とな
る。そこで、オペアンプ805の出力VeがVe≠VB
であれば、検出器が異常と考えてよいが、実際は、検出
器に検出誤差があるため、基準電圧発生器813a、8
13bの出力VRA、VRBは、バイアス電圧VB に誤差に
応じた正と負の電圧±VSEを加えた電圧(VRA=+VSE
+VB 、VRB=−VSE+VB )とし、以下、実施例1と
同様に比較器812aと比較器812bで比較すればよ
い。
【0101】実施例8の構成では、実施例7と同様に検
出器601、602、603を2重化することなく、検
出器の異常を検出することができ、さらに、オペアンプ
805の異常(オペアンプ805の出力電圧が0となる
場合)を検出することができる。
【0102】実施例9.図11は実施例9を示すブロッ
ク図である。図11において、図7と対応する部分には
同一符号を付し、その詳細説明は省略する。実施例7と
異なるのは、実施例7の判断手段では、抵抗とオペアン
プで構成された反転加算器により、各検出器の出力を加
算していたのに対し、実施例9では、抵抗R21、R2
2、R23により、各検出器の出力を加算するようにし
て判断手段を構成した点であり、その他は実施例7と同
様である。
【0103】抵抗R21、R22、R23を、R21=
R22=R23とすると抵抗R21、R22、R23の
つきあわせ点の電圧Veは、
【0104】 Ve=(IA+S・Cp・VC+IL)/3
【0105】となる。そこで、各検出器601、60
2、603が正常な場合、各検出器の出力の関係は、
【0106】IA+S・Cp・VC+IL=0
【0107】となるため、抵抗R21、R22、R23
のつきあわせ点の電圧Ve=0となる。しかし、各検出
器601、602、603の内、1つの検出器が異常に
なると、各検出器の出力の関係は、
【0108】IA+S・Cp・VC+IL≠0
【0109】となり、抵抗R21、R22、R23のつ
きあわせ点の電圧VeはVe≠0となる。そこで、Ve
≠0であれば、検出器が異常と考えてよいが、実際は、
検出器に検出誤差があるため、基準電圧発生器813
a、813bの出力VRA、VRBは誤差に応じた正と負の
電圧±VSE(VRA=+VSE、VRB=−VSE)とし、比較
器812aと比較器812bで比較すればよい。
【0110】実施例9の構成では、実施例7と同様に検
出器601、602、603を2重化することなく、検
出器の異常を検出することができ、さらに、回路構成を
簡単にすることができる。
【0111】実施例10.図12は実施例10を示すブ
ロック図である。図12において、図11と対応する部
分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。実施
例10が実施例9と異なるのは、実施例9の判断手段に
バイアス電圧発生器833と抵抗R24を追加して判断
手段を構成した点であり、その他は実施例9と同様であ
る。
【0112】抵抗R21、R22、R23、R24を、
R21=R22=R23=R24とすると抵抗R21、
R22、R23、R24のつきあわせ点の電圧Veは、
【0113】 Ve=(IA+S・Cp・VC+IL+VB )/4
【0114】となる。そこで、各検出器601、60
2、603が正常な場合、各検出器の出力の関係は、
【0115】IA+S・Cp・VC+IL=0
【0116】となるため、抵抗R21、R22、R2
3、R24のつきあわせ点の電圧VeはVe=VB /4
となる。しかし、各検出器601、602、603の
内、1つの検出器が異常になると、各検出器の出力の関
係は、
【0117】IA+S・Cp・VC+IL≠0
【0118】となり、抵抗R21、R22、R23、R
24のつきあわせ点の電圧VeはVe≠VB /4とな
る。また、R21、R22、R23、R24のつきあわ
せ点から比較器812a、812bまでの配線が断線し
たとき比較器812a、812bの入力電圧VaはVa
≠Veとなる。そこで、VaがVa≠VB /4であれ
ば、検出器の異常または配線の断線と考えてよいが、実
際は、検出器に検出誤差があるため、基準電圧発生器8
13a、813bの出力VRA、VRBは、バイアス電圧V
B を4で割った値(VB /4)に、誤差に応じた正と負
の電圧±VSEを加えた電圧(VRA=+VSE+VB /4、
VRB=−VSE+VB /4)とし、以下実施例1と同様に
比較器812aと比較器812bで比較すればよい。
【0119】実施例10の構成では、実施例9と同様に
検出器601、602、603を2重化することなく、
簡単な回路構成で検出器の異常を検出することができ、
さらに、比較器までの配線の断線(断線によりVeが0
となるような場合)も検出することができる。
【0120】実施例11.次に、図13は実施例11を
示すブロック図である。図13において、図7と対応す
る部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
実施例11が実施例7と異なるのは、検出器601、6
02、603の出力をマルチプレクサ809とA/D変
換器810により、ディジタル化するようにした点であ
り、実施例7の判断手段にマルチプレクサ809とA/
D変換器810を追加して判断手段を構成した点であ
る。その他は実施例7と同様である。
【0121】図13において、各検出器601、60
2、603の出力であるインバータ電流IA、負荷電流
IL、出力電圧VCをマルチプレクサ808で切り換え
A/D変換器809により、ディジタル化を行ない、マ
イクロプロセッサ850で検出を行っている。
【0122】検出器601、602、603の誤差は、
検出器の定格、精度等により、誤差範囲が異なるため基
準電圧発生器の値を可変させなければならないが、A/
D変換器でディジタル化を行いマイクロ・プロセッサ等
で検出しているため、検出値を容易に可変することがで
きる。
【0123】実施例11の構成では、実施例7と同様に
検出器601、602、603を2重化することなく、
検出器の異常を検出することができ、さらに、異常検出
値を容易に可変することができる。
【0124】実施例12.図14は実施例12を示すブ
ロック図である。図14において、図13と対応する部
分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。実施
例11と異なるのは、判断手段として各検出器ごとにA
/D変換器809a、809b、809cを設けてディ
ジタル化するようにした点であり、その他は実施例11
と同様である。
【0125】図14において、各検出器601、60
2、603の出力であるインバータ電流IA、負荷電流
IL、出力電圧VCごとにA/D変換器809a、80
9b、809cにより、ディジタル化を行ない、マイク
ロプロセッサ850で検出を行っている。
【0126】各検出器の出力をディジタル化するための
A/D変換器809a、809b、809cの内、1つ
のA/D変換器が異常となった場合でも、
【0127】IA+S・Cp・VC+IL≠0
【0128】となるため、A/D変換器の異常を検出す
ることができる。
【0129】実施例12の構成では、実施例11と同様
に検出器601、602、603を2重化することな
く、検出器の異常を検出することができ、さらに、異常
検出値を容易に可変することができ、それに加え、A/
D変換器809a、809b、809cの異常も検出す
ることができる。
【0130】さらに、上記実施例7乃至12では、単相
インバータの場合について説明したが、各相毎に同様の
異常検出回路を用いることにより、三相インバータに適
用できる。
【0131】さらに、以上の説明ではインバータの場合
について説明したが、交流電力を直流電力に変換するコ
ンバータにも同様に適用できる。
【0132】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0133】この発明の請求項1に係る電力変換器の異
常検出回路によれば、電力変換器の出力側に上記電力変
換器の各相出力電流を検出する検出器を備えた電力変換
器の異常検出回路において、上記検出器の出力を加算
し、この加算値が所定の値になったとき、検出器の異常
と判断する判断手段を備えたため、検出器の異常を判断
することができるようになり、もって、検出器を2重化
せずとも信頼性の高い電力変換器の異常検出回路が得ら
れる。また、上記判断手段は、上記検出器の出力と所定
の固定されたバイアス電圧とをオペアンプと抵抗により
構成された加算器で加算するようにしたため、検出器の
異常を判断することができるとともに、オペアンプの異
常により出力電圧が0となるような場合をも検出するこ
とができる。
【0134】この発明の請求項2に係る電力変換器の異
常検出回路によれば、多相交流を発生する電力変換器の
出力側に上記電力変換器の各線間出力電圧を検出する検
出器を備えた電力変換器の異常検出回路において、上記
検出器の出力を加算し、この加算値が所定の値になった
とき、上記検出器の異常と判断する判断手段を備えたた
め、検出器の異常を判断することができるようになり、
もって、検出器を2重化せずとも信頼性の高い電力変換
器の異常検出回路が得られる。また、上記判断手段は、
上記検出器の出力と所定の固定されたバイアス電圧とを
オペアンプと抵抗により構成された加算器で加算するよ
うにしたため、検出器の異常を判断することができると
ともに、オペアンプの異常により出力電圧が0となるよ
うな場合をも検出することができる。
【0135】この発明の請求項3に係る電力変換器の異
常検出回路によれば、電力変換器の出力側に上記電力変
換器の各相出力電流を検出する検出器を備えた電力変換
器の異常検出回路において、上記検出器の出力を加算
し、この加算値が所定の値になったとき、検出器の異常
と判断する判断手段を備えたため、検出器の異常を判断
することができるようになり、もって、検出器を2重化
せずとも信頼性の高い電力変換器の異常検出回路が得ら
れる。さらに、上記判断手段は、上記検出器の出力と所
定の固定されたバイアス電圧とを複数の抵抗により加算
するようにしたため、簡単な構成にて検出器の異常を判
断することができるとともに、配線の断線により電位が
0となるような場合も検出することができる。
【0136】この発明の請求項4に係る電力変換器の異
常検出回路によれば、多相交流を発生する電力変換器の
出力側に上記電力変換器の各線間出力電圧を検出する検
出器を備えた電力変換器の異常検出回路において、上記
検出器の出力を加算し、この加算値が所定の値になった
とき、上記検出器の異常と判断する判断手段を備えたた
め、検出器の異常を判断することができるようになり、
もって、検出器を2重化せずとも信頼性の高い電力変換
器の異常検出回路が得られる。さらに、上記判断手段
は、上記検出器の出力と所定の固定されたバイアス電圧
とを複数の抵抗により加算するようにしたため、簡単な
構成にて検出器の異常を判断することができるととも
に、配線の断線により電位が0となるような場合も検出
することができる。
【0137】この発明の請求項5に係る電力変換器の異
常検出回路によれば、電力変換器の出力側に上記電力変
換器の各相出力電流を検出する検出器を備えた電力変換
器の異常検出回路において、上記検出器の出力を加算
し、この加算値が所定の値になったとき、検出器の異常
と判断する判断手段を備えたため、検出器の異常を判断
することができるようになり、もって、検出器を2重化
せずとも信頼性の高い電力変換器の異常検出回路が得ら
れる。さらに、上記判断手段は、上記検出器の出力を1
つのA/D変換器と複数チャンネルをもつマルチプレク
サにより、ディジタル化し、マイクロ・プロセッサで検
出器の異常を検出するようにしたため、検出器の異常を
判断することができるとともに、異常を判断するための
所定値を容易に判断することができる。
【0138】この発明の請求項6に係る電力変換器の異
常検出回路によれば、多相交流を発生する電力変換器の
出力側に上記電力変換器の各線間出力電圧を検出する検
出器を備えた電力変換器の異常検出回路において、上記
検出器の出力を加算し、この加算値が所定の値になった
とき、上記検出器の異常と判断する判断手段を備えたた
め、検出器の異常を判断することができるようになり、
もって、検出器を2重化せずとも信頼性の高い電力変換
器の異常検出回路が得られる。さらに、上記判断手段
は、上記検出器の出力を1つのA/D変換器と複数チャ
ンネルをもつマルチプレクサにより、ディジタル化し、
マイクロ・プロセッサで検出器の異常を検出するように
したため、検出器の異常を判断することができるととも
に、異常を判断するための所定値を容易に判断すること
ができる。
【0139】この発明の請求項7に係る電力変換器の異
常検出回路によれば、電力変換器の出力側に上記電力変
換器の各相出力電流を検出する検出器を備えた電力変換
器の異常検出回路において、上記検出器の出力を加算
し、この加算値が所定の値になったとき、検出器の異常
と判断する判断手段を備えたため、検出器の異常を判断
することができるようになり、もって、検出器を2重化
せずとも信頼性の高い電力変換器の異常検出回路が得ら
れる。さらに、上記判断手段は、上記検出器の出力を複
数のA/D変換器により、ディジタル化し、マイクロ・
プロセッサで上記検出器の異常を検出するようにしたた
め、検出器の異常を判断することができるとともに、A
/D変換器の異常をも判断することができる。
【0140】この発明の請求項8に係る電力変換器の異
常検出回路によれば、多相交流を発生する電力変換器の
出力側に上記電力変換器の各線間出力電圧を検出する検
出器を備えた電力変換器の異常検出回路において、上記
検出器の出力を加算し、この加算値が所定の値になった
とき、上記検出器の異常と判断する判断手段を備えたた
め、検出器の異常を判断することができるようになり、
もって、検出器を2重化せずとも信頼性の高い電力変換
器の異常検出回路が得られる。さらに、上記判断手段
は、上記検出器の出力を複数のA/D変換器により、デ
ィジタル化し、マイクロ・プロセッサで上記検出器の異
常を検出するようにしたため、検出器の異常を判断する
ことができるとともに、A/D変換器の異常をも判断す
ることができる。
【0141】この発明の請求項9に係る電力変換器の異
常検出回路によれば、スイッチング素子が1サイクルの
内に複数回のスイッチングを行うことで、多相交流出力
を発生するように構成された電力変換器の異常検出回路
において、上記電力変換器の出力電流と負荷電圧と負荷
電流をそれぞれ検出する検出器と、負荷電圧の微分値に
応じた値と上記検出器で検出された上記出力電流と負荷
電流とを加算し、この加算値が所定の値になったとき、
上記検出器の異常と判断する判断手段とを備えたため、
変換器の出力電流と負荷電圧と負荷電流の検出器を2重
化せずともよくなる。
【0142】この発明の請求項10に係る電力変換器の
異常検出回路によれば、請求項9の電力変換器の異常検
出回路において、上記判断手段は、上記検出器の出力を
オペアンプと抵抗により構成された加算器で加算するよ
うにしたため、簡単な構成にて検出器の異常を判断する
ことができる。
【0143】この発明の請求項11に係る電力変換器の
異常検出回路によれば、請求項9の電力変換器の異常検
出回路において、上記判断手段は、上記検出器の出力と
所定の固定されたバイアス電圧とをオペアンプと抵抗に
より構成された加算器で加算するようにしたため、簡単
な構成にて検出器の異常を判断することができるととも
に、オペアンプの異常により出力電圧が0となるような
場合をも検出することができ、信頼性をより高めること
ができる。
【0144】この発明の請求項12に係る電力変換器の
異常検出回路によれば、請求項9の電力変換器の異常検
出回路において、上記判断手段は、上記検出器の出力を
複数の抵抗により加算するようにしたため、簡単な構成
にて検出器の異常を検出することができる。
【0145】この発明の請求項13に係る電力変換器の
異常検出回路によれば、請求項9の電力変換器の異常検
出回路において、上記判断手段は、上記検出器の出力と
所定の固定されたバイアス電圧とを複数の抵抗により加
算するようにしたため、検出器の異常を検出することが
できるとともに、配線の断線により電位が0となるよう
な場合をも検出することができ、信頼性をより高めるこ
とができる。
【0146】この発明の請求項14に係る電力変換器の
異常検出回路によれば、請求項9の電力変換器の異常検
出回路において、上記判断手段は、上記検出器の出力を
1つのA/D変換器と複数チャンネルをもつマルチプレ
クサにより、ディジタル化し、マイクロ・プロセッサで
上記検出器の異常を検出するようにしたため、検出器の
異常を判断することができるとともに、異常を判断する
ための所定値を容易に判断することができる。
【0147】この発明の請求項15に係る電力変換器の
異常検出回路によれば、請求項9の電力変換器の異常検
出回路において、上記判断手段は、上記検出器の出力を
複数のA/D変換器によりディジタル化し、マイクロ・
プロセッサで上記検出器の異常を検出するようにしたた
め、検出器の異常を判断することができるとともに、A
/D変換器の異常をも判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1を示すブロック図であ
る。
【図2】 この発明の実施例2を示すブロック図であ
る。
【図3】 この発明の実施例3を示すブロック図であ
る。
【図4】 この発明の実施例4を示すブロック図であ
る。
【図5】 この発明の実施例5を示すブロック図であ
る。
【図6】 この発明の実施例6を示すブロック図であ
る。
【図7】 この発明の実施例7を示すブロック図であ
る。
【図8】 電力変換器の主回路図である。
【図9】 パルス幅変調回路を説明する図である。
【図10】 この発明の実施例8を示すブロック図であ
る。
【図11】 この発明の実施例9を示すブロック図であ
る。
【図12】 この発明の実施例10を示すブロック図で
ある。
【図13】 この発明の実施例11を示すブロック図で
ある。
【図14】 この発明の実施例12を示すブロック図で
ある。
【図15】 従来技術を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 インバータ主回路、2 リアクトル、3 コンデン
サ、4 負荷、601U、601V、601W 検出
器、601、602、603 検出器、803、81
3、833 基準電圧発生器、802、812 比較
器、805 オペアンプ、801 整流回路、807
OR回路、808 マルチプレクサ、809A/D変換
器、800 微分器、901 交流正弦波基準電圧発生
回路、902コンデンサ電流指令発生回路、903 ク
ロック発生回路、905 リミッタ、906 電流制御
増幅器、908 PWM変調回路、910 電圧制御増
幅器、810、909、911、912 加減算回路、
R11〜R15、R21〜R25 抵抗器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−236123(JP,A) 実開 平1−93831(JP,U) 実開 昭61−202080(JP,U) 実開 平3−127448(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02M 7/42 - 7/98 G01R 19/00 - 19/32 G01R 29/18 H02H 7/122

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力変換器の出力側に上記電力変換器の
    各相出力電流を検出する検出器を備えた電力変換器の異
    常検出回路において、上記検出器の出力を加算し、この
    加算値が所定の値になったとき、検出器の異常と判断す
    る判断手段を備え、上記判断手段は、上記検出器の出力
    と所定の固定されたバイアス電圧とを演算増幅器と抵抗
    により構成された加算器で加算することを特徴とする電
    力変換器の異常検出回路。
  2. 【請求項2】 多相交流を発生する電力変換器の出力側
    に上記電力変換器の各線間出力電圧を検出する検出器を
    備えた電力変換器の異常検出回路において、上記検出器
    の出力を加算し、この加算値が所定の値になったとき、
    上記検出器の異常と判断する判断手段を備え、上記判断
    手段は、上記検出器の出力と所定の固定されたバイアス
    電圧とを演算増幅器と抵抗により構成された加算器で加
    算することを特徴とする電力変換器の異常検出回路。
  3. 【請求項3】 電力変換器の出力側に上記電力変換器の
    各相出力電流を検出する検出器を備えた電力変換器の異
    常検出回路において、上記検出器の出力を加算し、この
    加算値が所定の値になったとき、検出器の異常と判断す
    る判断手段を備え、上記判断手段は、上記検出器の出力
    と所定の固定されたバイアス電圧とを複数の抵抗により
    加算することを特徴とする電力変換器の異常検出回路。
  4. 【請求項4】 多相交流を発生する電力変換器の出力側
    に上記電力変換器の各線間出力電圧を検出する検出器を
    備えた電力変換器の異常検出回路において、上記検出器
    の出力を加算し、この加算値が所定の値になったとき、
    上記検出器の異常と判断する判断手段を備え、上記判断
    手段は、上記検出器の出力と所定の固定されたバイアス
    電圧とを複数の抵抗により加算することを特徴とする電
    力変換器の異常検出回路。
  5. 【請求項5】 電力変換器の出力側に上記電力変換器の
    各相出力電流を検出する検出器を備えた電力変換器の異
    常検出回路において、上記検出器の出力を加算し、この
    加算値が所定の値になったとき、検出器の異常と判断す
    る判断手段を備え、上記判断手段は、上記検出器の出力
    を1つのA/D変換器と複数チャンネルをもつマルチプ
    レクサにより、ディジタル化し、マイクロ・プロセッサ
    で検出 器の異常を検出することを特徴とする電力変換器
    の異常検出回路。
  6. 【請求項6】 多相交流を発生する電力変換器の出力側
    に上記電力変換器の各線間出力電圧を検出する検出器を
    備えた電力変換器の異常検出回路において、上記検出器
    の出力を加算し、この加算値が所定の値になったとき、
    上記検出器の異常と判断する判断手段を備え、上記判断
    手段は、上記検出器の出力を1つのA/D変換器と複数
    チャンネルをもつマルチプレクサにより、ディジタル化
    し、マイクロ・プロセッサで検出器の異常を検出する
    とを特徴とする電力変換器の異常検出回路。
  7. 【請求項7】 電力変換器の出力側に上記電力変換器の
    各相出力電流を検出する検出器を備えた電力変換器の異
    常検出回路において、上記検出器の出力を加算し、この
    加算値が所定の値になったとき、検出器の異常と判断す
    る判断手段を備え、上記判断手段は、上記検出器の出力
    を複数のA/D変換器により、ディジタル化し、マイク
    ロ・プロセッサで上記検出器の異常を検出することを特
    徴とする電力変換器の異常検出回路。
  8. 【請求項8】 多相交流を発生する電力変換器の出力側
    に上記電力変換器の各線間出力電圧を検出する検出器を
    備えた電力変換器の異常検出回路において、上記検出器
    の出力を加算し、この加算値が所定の値になったとき、
    上記検出器の異常と判断する判断手段を備え、上記判断
    手段は、上記検出器の出力を複数のA/D変換器によ
    り、ディジタル化し、マイクロ・プロセッサで上記検出
    器の異常を検出することを特徴とする電力変換器の異常
    検出回路。
  9. 【請求項9】 スイッチング素子が1サイクルの内に複
    数回のスイッチングを行うことで、多相交流出力を発生
    するように構成された電力変換器の異常検出回路におい
    て、上記電力変換器の出力電流と負荷電圧と負荷電流を
    それぞれ検出する検出器と、負荷電圧の微分値に応じた
    値と上記検出器で検出された上記出力電流と負荷電流と
    を加算し、この加算値が所定の値になったとき、上記検
    出器の異常と判断する判断手段とを備えたことを特徴と
    する電力変換器の異常検出回路。
  10. 【請求項10】 上記判断手段は、上記検出器の出力を
    演算増幅器と抵抗により構成された加算器で加算するこ
    とを特徴とする請求項9の電力変換器の異常検出回路。
  11. 【請求項11】 上記判断手段は、上記検出器の出力と
    所定の固定されたバイアス電圧とを演算増幅器と抵抗に
    より構成された加算器で加算することを特徴とする請求
    項9の電力変換器の異常検出回路。
  12. 【請求項12】 上記判断手段は、上記検出器の出力を
    複数の抵抗により加算することを特徴とする請求項9の
    電力変換器の異常検出回路。
  13. 【請求項13】 上記判断手段は、上記検出器の出力と
    所定の固定されたバイアス電圧とを複数の抵抗により加
    算することを特徴とする請求項9の電力変換器の異常検
    出回路。
  14. 【請求項14】 上記判断手段は、上記検出器の出力を
    1つのA/D変換器と複数チャンネルをもつマルチプレ
    クサにより、ディジタル化し、マイクロ・プロセッサで
    上記検出器の異常を検出することを特徴とする請求項9
    の電力変換器の異常検出回路。
  15. 【請求項15】 上記判断手段は、上記検出器の出力を
    複数のA/D変換器によりディジタル化し、マイクロ・
    プロセッサで上記検出器の異常を検出することを特徴と
    する請求項9の電力変換器の異常検出回路。
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