JP2891521B2 - 舶用二重反転プロペラー軸の中間軸受構造 - Google Patents
舶用二重反転プロペラー軸の中間軸受構造Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は舶用二重反転プロペラー軸の中間軸受構造に
関する。
関する。
二重反転プロペラー船において、機関室の船尾部分が
広い場合は、その二重反転プロペラー軸を中間軸受で支
持する必要はないのであるが、機関室と船尾部分が狭い
コンテナー船や自動車運搬船においては、二重反転プロ
ペラー軸系に必要である反転ギアの据付位置が据付面積
確保の関係上、船尾に寄せることには限度があるので、
反転ギアと船尾管軸受との間の距離は比較的大きくなる
ために、外軸を中間軸受で支持することが必要となる場
合が生ずる。
広い場合は、その二重反転プロペラー軸を中間軸受で支
持する必要はないのであるが、機関室と船尾部分が狭い
コンテナー船や自動車運搬船においては、二重反転プロ
ペラー軸系に必要である反転ギアの据付位置が据付面積
確保の関係上、船尾に寄せることには限度があるので、
反転ギアと船尾管軸受との間の距離は比較的大きくなる
ために、外軸を中間軸受で支持することが必要となる場
合が生ずる。
一般にプロペラー軸系の中間軸受は、従来、第4図縦
断面図及び第5図横断面図に示すように、中間軸01、下
部ケーシング02、上部ケーシング03、チェックリング0
4、二つ割構造軸受裏金05、軸受メタル06等からなり、
潤滑油07は強制潤滑により給油口08から環状空間09に入
り、これに連通する油孔010を経て軸受メタル06の凹状
の油溜り011を通り、中間軸01と軸受メタル06とのすき
まを潤滑したのち、両端のチェックリング04、04の封止
作用により下部ケーシング02の排油管013から図示省略
の潤滑油タンクに回収されるようになっている。
断面図及び第5図横断面図に示すように、中間軸01、下
部ケーシング02、上部ケーシング03、チェックリング0
4、二つ割構造軸受裏金05、軸受メタル06等からなり、
潤滑油07は強制潤滑により給油口08から環状空間09に入
り、これに連通する油孔010を経て軸受メタル06の凹状
の油溜り011を通り、中間軸01と軸受メタル06とのすき
まを潤滑したのち、両端のチェックリング04、04の封止
作用により下部ケーシング02の排油管013から図示省略
の潤滑油タンクに回収されるようになっている。
しかしながら、この種の一軸系の慣用中間軸受をコン
テナー船、自動車運搬船の二重反転プロペラー軸の中間
軸にそのまま採用することはできない。
テナー船、自動車運搬船の二重反転プロペラー軸の中間
軸にそのまま採用することはできない。
なぜならば、二重反転プロペラー軸は内軸及び外軸よ
りなる同軸的二重軸であるので、外軸のみならず内軸を
も同軸的に軸支するために格別の構造を必要とするから
である。
りなる同軸的二重軸であるので、外軸のみならず内軸を
も同軸的に軸支するために格別の構造を必要とするから
である。
本発明はこのような事情に鑑みて提案されたもので、
中間軸受で支持される同軸的内軸及び外軸を有する二重
反転プロペラー軸系において、外軸中間軸受及び内軸中
間軸受の発熱、昇圧を防止し円滑軽快な潤滑を図る構造
簡単、低コストからメンテナンス容易な舶用二重反転プ
ロペラー軸の中間軸受構造を提供することを目的とす
る。
中間軸受で支持される同軸的内軸及び外軸を有する二重
反転プロペラー軸系において、外軸中間軸受及び内軸中
間軸受の発熱、昇圧を防止し円滑軽快な潤滑を図る構造
簡単、低コストからメンテナンス容易な舶用二重反転プ
ロペラー軸の中間軸受構造を提供することを目的とす
る。
そのために、本発明の舶用二重反転プロペラー軸の中
間軸受構造は、内軸プロペラー軸と内軸中間軸とからな
る内軸と、外軸プロペラー軸と二つ割れ中間軸と外軸中
間軸とからなる中空の外軸と、上記内軸中間軸と上記外
軸中間軸との間に付設され上記両軸を互いに同軸的に軸
支する内軸中間軸受と、上記内軸中間軸受の外方で上記
外軸中間軸を軸支するとともに後端に環状排油路を有す
る水平二分割構造の外軸中間軸受と、上記外軸中間軸の
内周面の上記内軸中間軸受の後方に付設されたシール部
材と、上記内軸に設けられた中心線給油孔と、上記内軸
中間軸受の位置またはそれより前方で放射状に上記中心
線給油孔に連通する半径方向給油孔と、上記内軸中間軸
受の後方の上記外軸中間軸に円周方向に穿設されるとと
もに上記環状排油路に連通された外向半径方向の排油孔
と、上記外軸中間軸受に設けられた環状空間と、上記外
軸中間軸受を潤滑すべく上記環状空間に連通する油孔と
を具えたことを特徴とする。
間軸受構造は、内軸プロペラー軸と内軸中間軸とからな
る内軸と、外軸プロペラー軸と二つ割れ中間軸と外軸中
間軸とからなる中空の外軸と、上記内軸中間軸と上記外
軸中間軸との間に付設され上記両軸を互いに同軸的に軸
支する内軸中間軸受と、上記内軸中間軸受の外方で上記
外軸中間軸を軸支するとともに後端に環状排油路を有す
る水平二分割構造の外軸中間軸受と、上記外軸中間軸の
内周面の上記内軸中間軸受の後方に付設されたシール部
材と、上記内軸に設けられた中心線給油孔と、上記内軸
中間軸受の位置またはそれより前方で放射状に上記中心
線給油孔に連通する半径方向給油孔と、上記内軸中間軸
受の後方の上記外軸中間軸に円周方向に穿設されるとと
もに上記環状排油路に連通された外向半径方向の排油孔
と、上記外軸中間軸受に設けられた環状空間と、上記外
軸中間軸受を潤滑すべく上記環状空間に連通する油孔と
を具えたことを特徴とする。
内軸の中央部の内軸中間軸と中空の外軸の中央部の外
軸中間軸との間に付設され上記両軸を互いに同軸的に軸
支する内軸中間軸受と、上記内軸中間軸受の外方で上記
外軸中間軸を軸支する水平二分割構造の外軸中間軸受と
が設けられているので、中間軸受の構造は簡素化され
る。
軸中間軸との間に付設され上記両軸を互いに同軸的に軸
支する内軸中間軸受と、上記内軸中間軸受の外方で上記
外軸中間軸を軸支する水平二分割構造の外軸中間軸受と
が設けられているので、中間軸受の構造は簡素化され
る。
また、潤滑油aは、内軸の中心線給油孔および半径方
向給油孔を経て内軸中間軸受に導かれ潤滑したのち、排
油孔、環状排油路を経由して、下部ケーシングの排油管
から図示省略の潤滑油タンクに回収される。
向給油孔を経て内軸中間軸受に導かれ潤滑したのち、排
油孔、環状排油路を経由して、下部ケーシングの排油管
から図示省略の潤滑油タンクに回収される。
一方、潤滑油bは、強制潤滑により図示しない給油口
から環状空間に入り、これに連通する油孔を経て、外軸
中間軸と外軸中間軸受とのすきまを潤滑した後、環状排
油路を経由して、下部ケーシングの排油管から図示省略
の潤滑油タンクに回収される。
から環状空間に入り、これに連通する油孔を経て、外軸
中間軸と外軸中間軸受とのすきまを潤滑した後、環状排
油路を経由して、下部ケーシングの排油管から図示省略
の潤滑油タンクに回収される。
更に、上記外軸中間軸の後端の内周面にシール部材が
付設されているので、中間軸受の潤滑油を独立して給排
油される。
付設されているので、中間軸受の潤滑油を独立して給排
油される。
本発明の一実施例を図面について説明すると、まず、
舶用二重反転プロペラー軸系の概念を示す第1図縦断面
図において、1は主機関であり、主機関1は、内軸第1
中間軸2、内軸軸接手3、内軸第2中間軸4、内軸軸接
手5、内軸プロペラー軸6を介して後部プロペラー7を
回転するとともに、弾性接手8、反転ギヤー9、二つ割
第1中間軸10、外軸中間軸11、二つ割第2中間軸12、外
軸プロペラー軸13を介して前部プロペラー14を逆転す
る。
舶用二重反転プロペラー軸系の概念を示す第1図縦断面
図において、1は主機関であり、主機関1は、内軸第1
中間軸2、内軸軸接手3、内軸第2中間軸4、内軸軸接
手5、内軸プロペラー軸6を介して後部プロペラー7を
回転するとともに、弾性接手8、反転ギヤー9、二つ割
第1中間軸10、外軸中間軸11、二つ割第2中間軸12、外
軸プロペラー軸13を介して前部プロペラー14を逆転す
る。
15、16はそれぞれ内軸プロペラー軸6の後端部、外軸
プロペラー軸13の後端部を軸支する内軸船尾管軸受、外
軸船尾管軸受である。
プロペラー軸13の後端部を軸支する内軸船尾管軸受、外
軸船尾管軸受である。
次に、中間軸受構造を示す第2図部分拡大図におい
て、17は外軸中間軸受であり、外軸中間軸受17は、上部
ケーシング18、下部ケーシング19、上下1対の半割軸受
裏金20、上下1対の半割軸受メタル21、前後端のチェッ
クリング22等から形成されている。23は外軸中間軸受17
の位置における外軸中間軸11の内周面に配設された内軸
中間軸受で、その背面には軸方向に延びる給油孔24が穿
設されている。
て、17は外軸中間軸受であり、外軸中間軸受17は、上部
ケーシング18、下部ケーシング19、上下1対の半割軸受
裏金20、上下1対の半割軸受メタル21、前後端のチェッ
クリング22等から形成されている。23は外軸中間軸受17
の位置における外軸中間軸11の内周面に配設された内軸
中間軸受で、その背面には軸方向に延びる給油孔24が穿
設されている。
25は内軸第2中間軸4の中心線給油孔26の内軸中間軸
受23の位置で放射状に連通する複数の半径方向給油孔、
27は内軸中間軸受23の前後の外軸中間軸11にそれぞれ半
径方向に穿設された複数対の排油孔、28は上下1対の軸
受メタル21の対向部にそれぞれ形成された左右1対の油
溜り、29は上部ケーシング18と下部ケーシング19と軸受
裏金20とが協働して形成する環状空間であり、環状空間
29と油溜り28とは油孔30で接続されている。
受23の位置で放射状に連通する複数の半径方向給油孔、
27は内軸中間軸受23の前後の外軸中間軸11にそれぞれ半
径方向に穿設された複数対の排油孔、28は上下1対の軸
受メタル21の対向部にそれぞれ形成された左右1対の油
溜り、29は上部ケーシング18と下部ケーシング19と軸受
裏金20とが協働して形成する環状空間であり、環状空間
29と油溜り28とは油孔30で接続されている。
31はそれぞれ外軸中間軸11の前後端においてそれと内
軸第2中間軸4との間に挿入されたシール部材、32は排
油管、33は環状排油路である。
軸第2中間軸4との間に挿入されたシール部材、32は排
油管、33は環状排油路である。
このような構造において、内軸中間軸受23関係の潤滑
油aは、中心線給油孔26、半径方向給油孔25、内軸中間
軸受23のメタル、排油孔27、環状排油路33、排油管32を
経て排出される。
油aは、中心線給油孔26、半径方向給油孔25、内軸中間
軸受23のメタル、排油孔27、環状排油路33、排油管32を
経て排出される。
また外軸中間軸受17関係の潤滑油bは、図示しない給
油口から環状空間29、油孔30、油溜り28、軸受メタル2
1、環状排油路33、排油管32を経て排出される。
油口から環状空間29、油孔30、油溜り28、軸受メタル2
1、環状排油路33、排油管32を経て排出される。
なお、内軸中間軸受23は図2に示す滑り軸受の代わり
に、第3図に示すような、転がり軸受式の内軸中間軸受
23aで内軸第2中間軸4を軸支することもできる。
に、第3図に示すような、転がり軸受式の内軸中間軸受
23aで内軸第2中間軸4を軸支することもできる。
シール部材31、排油孔27はそれぞれ外軸中間軸11の同
一片端部のみに配設されている。このような変形例構造
においても上記実施例と実質的に同一の作用効果が得ら
れる。
一片端部のみに配設されている。このような変形例構造
においても上記実施例と実質的に同一の作用効果が得ら
れる。
これ等、実施例、変形例の構造によれば、下記効果が
奏せられる。
奏せられる。
(1)内軸第2中間軸4と中間の外軸中間軸11との間に
付設され上記両軸を互いに同軸的に軸支する内軸中間軸
受23、23aと、上記内軸中間軸受23、23aの外方で上記外
軸中間軸11を軸支する水平二分割構造の外軸中間軸受17
とが設けられているので、中間軸受の構造が簡素化し、
従ってその製作費が低減する。
付設され上記両軸を互いに同軸的に軸支する内軸中間軸
受23、23aと、上記内軸中間軸受23、23aの外方で上記外
軸中間軸11を軸支する水平二分割構造の外軸中間軸受17
とが設けられているので、中間軸受の構造が簡素化し、
従ってその製作費が低減する。
(2)上記内軸の中心線給油孔26を経て供給された潤滑
油aは、上記内軸の半径方向油孔25を経て上記内軸中間
軸受23、23aに導かれ潤滑したのち、排油孔27、環状排
油路33を経由して、下部ケーシング19の排油管32から図
示省略の潤滑油タンクに回収されるようになっている。
油aは、上記内軸の半径方向油孔25を経て上記内軸中間
軸受23、23aに導かれ潤滑したのち、排油孔27、環状排
油路33を経由して、下部ケーシング19の排油管32から図
示省略の潤滑油タンクに回収されるようになっている。
そして、上記排油孔27の断面積を大きくすることがで
き、従ってシール部材31の両面間の差圧が小さく、油洩
れやシール摩耗が減少する。
き、従ってシール部材31の両面間の差圧が小さく、油洩
れやシール摩耗が減少する。
(3)一方、潤滑油bは、強制潤滑により図示しない給
油口から環状空間29に入り、これに連通する油孔30を経
て軸受メタル21の凹状の油溜り28を通り、外軸中間軸11
と軸受メタル21とのすきまを潤滑したのち、環状排油路
33を経由して、下部ケーシング19の排油管32から図示省
略の潤滑油タンクに回収されるようになっている。
油口から環状空間29に入り、これに連通する油孔30を経
て軸受メタル21の凹状の油溜り28を通り、外軸中間軸11
と軸受メタル21とのすきまを潤滑したのち、環状排油路
33を経由して、下部ケーシング19の排油管32から図示省
略の潤滑油タンクに回収されるようになっている。
(4)更に、上記外軸中間軸11の両端又は一端の内周面
にシール部材31が付設されているので、中間軸受の潤滑
油を独立して給排油することができ、従って潤滑油管理
が向上する。
にシール部材31が付設されているので、中間軸受の潤滑
油を独立して給排油することができ、従って潤滑油管理
が向上する。
要するに本発明によれば、中間軸受で支持される同軸
的内軸及び外軸を有する二重反転プロペラー軸系におい
て、外軸中間軸受及び内軸中間軸受の発熱、昇圧を防止
し円滑軽快な潤滑を図る構造簡単、低コストかつメンテ
ナンス容易な舶用二重反転プロペラー軸の中間軸受構造
を得るから、本発明は産業上極めて有益なものである。
的内軸及び外軸を有する二重反転プロペラー軸系におい
て、外軸中間軸受及び内軸中間軸受の発熱、昇圧を防止
し円滑軽快な潤滑を図る構造簡単、低コストかつメンテ
ナンス容易な舶用二重反転プロペラー軸の中間軸受構造
を得るから、本発明は産業上極めて有益なものである。
第1図は本発明の一実施例の軸系を示す縦断面図、第2
図は第1図の中間軸受構造を示す部分拡大図、第3図は
第2図の変形例を示す同じく部分拡大図である。 第4図は公知の舶用プロペラー軸の中間軸受構造を示す
縦断面図、第5図は第4図のV−Vに沿った横断面図で
ある。 2……内軸第1中間軸、4……内軸第2中間軸、6……
内軸プロペラー軸、7……後部プロペラー、11……外軸
中間軸、12……二つ割第2中間軸、13……外軸プロペラ
ー軸、14……前部プロペラー、15……内軸船尾管軸受、
16……外軸船尾管軸受、17……外軸中間軸受、18……上
部ケーシング、19……下部ケーシング、20……軸受裏
金、21……軸受メタル、22……チェックリング、23、23
a……内軸中間軸受、24……給油孔、25……半径方向給
油孔、26……中心線給油孔、27……排油孔、28……油溜
り、29……環状空間、30……油孔、31……シール部材、
32……排出管、33……環状排油路。
図は第1図の中間軸受構造を示す部分拡大図、第3図は
第2図の変形例を示す同じく部分拡大図である。 第4図は公知の舶用プロペラー軸の中間軸受構造を示す
縦断面図、第5図は第4図のV−Vに沿った横断面図で
ある。 2……内軸第1中間軸、4……内軸第2中間軸、6……
内軸プロペラー軸、7……後部プロペラー、11……外軸
中間軸、12……二つ割第2中間軸、13……外軸プロペラ
ー軸、14……前部プロペラー、15……内軸船尾管軸受、
16……外軸船尾管軸受、17……外軸中間軸受、18……上
部ケーシング、19……下部ケーシング、20……軸受裏
金、21……軸受メタル、22……チェックリング、23、23
a……内軸中間軸受、24……給油孔、25……半径方向給
油孔、26……中心線給油孔、27……排油孔、28……油溜
り、29……環状空間、30……油孔、31……シール部材、
32……排出管、33……環状排油路。
Claims (1)
- 【請求項1】内軸プロペラー軸と内軸中間軸とからなる
内軸と、外軸プロペラー軸と二つ割れ中間軸と外軸中間
軸とからなる中空の外軸と、上記内軸中間軸と上記外軸
中間軸との間に付設され上記両軸を互いに同軸的に軸支
する内軸中間軸受と、上記内軸中間軸受の外方で上記外
軸中間軸を軸支するとともに後端に環状排油路を有する
水平二分割構造の外軸中間軸受と、上記外軸中間軸の内
周面の上記内軸中間軸受の後方に付設されたシール部材
と、上記内軸に設けられた中心線給油孔と、上記内軸中
間軸受の位置またはそれより前方で放射状に上記中心線
給油孔に連通する半径方向給油孔と、上記内軸中間軸受
の後方の上記外軸中間軸に円周方向に穿設されるととも
に上記環状排油路に連通された外向半径方向の排油孔
と、上記外軸中間軸受に設けられた環状空間と、上記外
軸中間軸受を潤滑すべく上記環状空間に連通する油孔と
を具えたことを特徴とする舶用二重反転プロペラー軸の
中間軸受構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2192403A JP2891521B2 (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | 舶用二重反転プロペラー軸の中間軸受構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2192403A JP2891521B2 (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | 舶用二重反転プロペラー軸の中間軸受構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0478785A JPH0478785A (ja) | 1992-03-12 |
JP2891521B2 true JP2891521B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=16290739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2192403A Expired - Lifetime JP2891521B2 (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | 舶用二重反転プロペラー軸の中間軸受構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2891521B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10238541A (ja) * | 1997-02-27 | 1998-09-08 | Kawasaki Steel Corp | 回転軸軸受保持装置 |
CN102009739A (zh) * | 2010-11-30 | 2011-04-13 | 惠生(南通)重工有限公司 | 细长尾轴多轴承 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0275295U (ja) * | 1988-11-25 | 1990-06-08 |
-
1990
- 1990-07-20 JP JP2192403A patent/JP2891521B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0478785A (ja) | 1992-03-12 |
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