JP2891162B2 - 音声信号多重化方式 - Google Patents

音声信号多重化方式

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音声信号多重化方式
に関し、特に複数チャネルのオーディオ信号を夫々バイ
フェーズマーク方式にて変調してこれ等変調信号を時分
割多重化して出力する音声信号多重化方式に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ディジタルオーディオ信号の伝送方式の
例として、AES/EBUフォーマットにて伝送する方
式があり、これはAudio Engineering
Society/European Broadca
sting Unionによる国際的標準規格に従った
フォーマット信号であり、日本国内の規格では、EIA
J(日本電子機器工業会)CP−340がこれに相当す
るものである。
【0003】この放送用レベルのAES/EBUディジ
タルオーディオ信号は、各チャンネル毎に48KHzの
周波数でサンプリングされ、バイフェーズマーク方式で
チャネルコーディングされた後nチャネルの信号が時分
割多重化されて送出されるようになっている。
【0004】図2は従来のこの種のディジタルオーディ
オ信号の多重化伝送方式の概略を示すブロック図であ
る。図2において、各チャネルのオーディオ信号1a〜
1nはLPF(ローパスフィルタ)2a〜2nを夫々介
してA/D(アナログ/ディジタル)変換器3a〜3n
へ入力される。
【0005】これ等A/D変換器3a〜3nにおいて、
各チャネルのオーディオ信号はディジタル化され符号化
されるが、この符号化出力4a〜4nが先に述べたバイ
フェーズマーク変調方式によるチャネルコーディング信
号である。
【0006】図3はこのバイフェーズマーク変調方式に
よるチャネルコーディング信号の例を示す図である。伝
送する各ビットのビットレートが図3(a)に示すもの
であるとすると、これ等伝送する各ビットをビットの前
半と後半との2つのシンボルで表現する。この場合の伝
送クロックは、図3(b)に示すようになる。
【0007】そして、ビット前半のシンボルはその前の
ビットの後半のシンボルと常に異なる状態とし、ビット
後半のシンボルは伝送されるビットのデータが“0”で
あれば、ビットの前半のシンボルと同じ状態とする。逆
に伝送されるビットのデータが“1”であれば、ビット
前半のシンボルと異なる状態にするもので、図3(c)
にソースコーディング信号(伝送するデータビット)を
示し、図3(d)にこのソースコーディング信号のバイ
フェーズマーク変調後のチャネルコーディング信号を示
している。
【0008】この様なバイフェーズマーク方式により変
調する理由は、伝送ラインに発生するDC成分を最小に
できることや、データからのクロック再生を容易にでき
ること等が挙げられる。
【0009】こうしてバイフェーズマーク変調された各
チャネルコーディング信号4a〜4nはマルチプレクサ
6にて時分割多重化されて同期信号成分をも含めてシリ
アルディジタル信号とされる。このシリアルディジタル
信号は光ファイバ伝送路へ送出されることから、E/O
(電気/光)変換器8にて光信号に変換されるが、その
前段において、バイフェーズマーク変調器7にて変調さ
れるようになっている。
【0010】このバイフェーズマーク変調器7を用いる
理由は次の通りである。すなわち、マルチプレクサ6へ
の各入力4a〜4nは前述の如く既にバイフェーズマー
ク変調により符号化されたものであるが、マルチプレク
サ6にて多重化処理を行うことにより、バイフェーズマ
ーク方式の符号化ルールが満足されなくなるために、多
重化後にバイフェーズマーク変調を施す必要があるため
である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図2において、各チャ
ネルのオーディオ信号は48KHzの周波数でサンプリ
ングが行われ、バイフェーズマーク方式でチャネルコー
ディングされると、1チャネル当りのビットレートは
6.144MHzの周波数成分が必要となる。この信号
をn本時分割多重化する場合、(6.144MHz×
n)MHzの伝送帯域が必要とされる。
【0012】また、伝送信号として伝送ラインに発生す
るDC成分を最小にし、データからのクロック成分の再
生を容易にするために、バイフェーズマーク変調方式で
符号化がなされているが、時分割多重化することによ
り、そのビット配列が崩れてしまい、バイフェーズマー
ク変調方式の上記作用がなくなる。
【0013】すなわち、バイフェーズマーク変調方式に
よるチャネルコーディング信号では、ハイレベルやロー
レベルになっている時間が、最大でも6.144MHz
の1周期分の時間に抑えられるようになっているが、こ
れ等の信号をn本時分割多重化すると、その最大周波数
6.144×nMHzの1周期に対してローレベルやハ
イレベルが連続する時間は、最大でn×1周期分の時間
となり、結果的には、バイフェーズマーク変調によるク
ロック再生の容易さやDC成分の抑制等の効果がなくな
る。
【0014】本発明の目的は、伝送周波数帯域を1/2
にすることが可能な音声信号多重化伝送方式を提供する
ことである。
【0015】本発明の他の目的は、伝送ラインのクロッ
ク再生強度を改善することが可能な音声多重化方式を提
供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数チ
ャネルのオーディオ信号を夫々バイフェーズマーク方式
にて変調してこれ等変調信号を時分割多重化して出力す
る音声信号多重化方式であって、これ等複数チャネルの
各バイフェーズマーク変調信号を夫々復調してソースコ
ーディング信号に復調する復調手段と、これ等復調信号
を時分割多重化する多重化手段とを含むことを特徴とす
る音声信号多重化方式が得られる。
【0017】そして、前記多重化手段の多重化出力をバ
イフェーズマーク方式で変調する変調手段を更に含むこ
とを特徴とする音声信号多重化方式が得られる。
【0018】また、前記変調手段の出力を光信号に変換
して光伝送路へ送出する手段を更に含むことを特徴とす
る音声信号多重化方式が得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の作用につき述べると、A
ES/EBUフォーマットのディジタルオーディオ信号
であるバイフェーズマーク方式の6.144MHzのチ
ャネルコーディング信号を、1/2の周波数クロックで
ある3.072MHzのソースコーディング信号に戻す
ことで、伝送帯域を1/2とすることができ、よって同
一帯域における多重化可能な信号の本数が増大する。
【0020】このソースコーディング信号の状態で時分
割多重を行って、その後にバイフェーズマーク方式にて
変調することにより、伝送ラインに生ずるDC成分を最
小にでき、かつクロック再生が容易になる。
【0021】以下に本発明の実施例について図面を参照
しつつ説明する。
【0022】図1は本発明の実施例のシステムブロック
図であり、図2と同等部分は同一符号により示してい
る。図1を参照すると、アナログ入力信号1a〜1nは
LPF2a〜2nを通った後、A/D変換器3a〜3n
により夫々ディジタル信号に変換され、AES/EBU
信号となり、6.144MHz(図3(b)のクロック
成分)でバイフェーズマーク方式のチャネルコーディン
グ信号4a〜4nとなる。
【0023】しかる後に、バイフェーズマーク復調器5
a〜5nにより、3.072MHzのソースコーディン
グ信号(図3(a)のビットレートで図3(c)に示す
信号)に復調される。このソースコーディング信号に復
調した後、マルチプレクサ6により時分割多重化するの
である。
【0024】この場合、従来の図2で示した6.144
MHzのチャネルコーディング信号で多重化する場合よ
りも、その1/2の周波数での多重化となるので、伝送
帯域が1/2となり、よって同一帯域における多重化可
能な信号数(チャネル数)が従来に比し2倍になるので
ある。
【0025】マルチプレクサ6の出力である時分割多重
化信号はバイフェーズマーク変調器7により再びチャネ
ルコーディング信号に変調されてバイフェーズマーク変
調信号を得て、E/O変換器8へ入力され、光信号とさ
れて光ファイバ伝送路9へ送出されることになる。
【0026】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、複数
チャネルの音声データをソースコーディング信号に戻し
て時分割多重化することにより、伝送帯域が1/2とな
って同一帯域で伝送可能な信号チャネル数を2倍にする
ことが可能となるという効果がある。
【0027】また、多重化後の信号をバイフェーズマー
ク変調することにより、伝送信号のDC成分を最小に
し、かつクロック再生を容易にできるという効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】従来の音声信号多重化方式を示すブロック図で
ある。
【図3】AES/EBUディジタルオーディオ信号の変
調例を説明するための波形図である。
【符号の説明】
2a〜2n LPF 3a〜3n A/D変換器 5a〜5n バイフェーズマーク復調器 6 マルチプレクサ 7 バイフェーズマーク変調器 8 E/O変換器 9 光ファイバ伝送路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数チャネルのオーディオ信号を夫々バ
    イフェーズマーク方式にて変調してこれ等変調信号を時
    分割多重化して出力する音声信号多重化方式であって、
    これ等複数チャネルの各バイフェーズマーク変調信号を
    夫々復調してソースコーディング信号に復調する復調手
    段と、これ等復調信号を時分割多重化する多重化手段と
    を含むことを特徴とする音声信号多重化方式。
  2. 【請求項2】 前記多重化手段の多重化出力をバイフェ
    ーズマーク方式で変調する変調手段を更に含むことを特
    徴とする請求項1記載の音声信号多重化方式。
  3. 【請求項3】 前記変調手段の出力を光信号に変換して
    光伝送路へ送出する手段を更に含むことを特徴とする請
    求項2記載の音声信号多重化方式。
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