JP2890833B2 - 自動接続替装置におけるピン供給及び回収方法 - Google Patents
自動接続替装置におけるピン供給及び回収方法Info
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- JP2890833B2 JP2890833B2 JP2329482A JP32948290A JP2890833B2 JP 2890833 B2 JP2890833 B2 JP 2890833B2 JP 2329482 A JP2329482 A JP 2329482A JP 32948290 A JP32948290 A JP 32948290A JP 2890833 B2 JP2890833 B2 JP 2890833B2
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q1/00—Details of selecting apparatus or arrangements
- H04Q1/02—Constructional details
- H04Q1/14—Distribution frames
- H04Q1/147—Distribution frames using robots for distributing
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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- Structure Of Telephone Exchanges (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、自動接続替装置におけるピン供給及び回収
方法に関するものである。
方法に関するものである。
（従来の技術） 従来技術について図を用いて以下に説明する。
第５図は従来の主配線盤の全体構成図であり、第６図
はその端子板の接続例を示す図である。
はその端子板の接続例を示す図である。
第５図を用いて説明すると、複数の縦柱53と上、下に
設けられた横梁51によりフレームが形成されている。こ
の縦柱53に端子板52が搭載され、交換機（図示せず）と
一般加入者線との中継を端子板52で行っている。更に、
第６図を用いて端子板について説明すると、電話局舎に
複数本の一般加入者線ケーブルが入りその複数本のケー
ブルを手作業によって端子板へラッピング接続される。
ラッピングされた端子は電話回線単位で分けられ片側の
端子を使用し交換機側へと接続し、回線を形成してい
る。
設けられた横梁51によりフレームが形成されている。こ
の縦柱53に端子板52が搭載され、交換機（図示せず）と
一般加入者線との中継を端子板52で行っている。更に、
第６図を用いて端子板について説明すると、電話局舎に
複数本の一般加入者線ケーブルが入りその複数本のケー
ブルを手作業によって端子板へラッピング接続される。
ラッピングされた端子は電話回線単位で分けられ片側の
端子を使用し交換機側へと接続し、回線を形成してい
る。
なお、関連する技術の例としては、特開昭51−52706
号公報が挙げられる。
号公報が挙げられる。
（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上記従来の回線接続方法では、ラッピ
ング作業が多いために作業工数が膨大となるという問題
があった。また、一般加入者線が増すにつれジャンパ線
が端子板上へクモの巣状に張り巡ってしまうため、すき
間が無くなり、ラッピング不可となる問題も発生してい
た。
ング作業が多いために作業工数が膨大となるという問題
があった。また、一般加入者線が増すにつれジャンパ線
が端子板上へクモの巣状に張り巡ってしまうため、すき
間が無くなり、ラッピング不可となる問題も発生してい
た。
この問題を解決するため、本発明者等はマトリックス
ボード上の接続替を完全自動化で行うロボットハンドを
用いた自動接続替装置を試作した。以下、これについて
説明する。
ボード上の接続替を完全自動化で行うロボットハンドを
用いた自動接続替装置を試作した。以下、これについて
説明する。
第３図にマトリックスボードの斜視図を示す。また、
第４図に第３図のマトリックスボードの要部拡大正面図
を示す。第３図、第４図に示すように、差点穴を２次元
メッシュ状に配置したマトリックスボード３を形成し、
その縦線群に加入者信号線を、横線群に局内線群を、そ
れぞれ接続しておき、その差点穴10に導通ピン12をロボ
ットハンド等のピン挿抜機構（図示せず）により、差し
込むことによって信号路を構成するようにした自動接続
替装置の一種である主配線盤において、回線接続を成す
マトリックスボード３に新規回線接続するために導通ピ
ン12を供給する供給用マトリックスボードと、回線変更
等によりピンを回収して収容する回収用マトリックスボ
ードを有している。
第４図に第３図のマトリックスボードの要部拡大正面図
を示す。第３図、第４図に示すように、差点穴を２次元
メッシュ状に配置したマトリックスボード３を形成し、
その縦線群に加入者信号線を、横線群に局内線群を、そ
れぞれ接続しておき、その差点穴10に導通ピン12をロボ
ットハンド等のピン挿抜機構（図示せず）により、差し
込むことによって信号路を構成するようにした自動接続
替装置の一種である主配線盤において、回線接続を成す
マトリックスボード３に新規回線接続するために導通ピ
ン12を供給する供給用マトリックスボードと、回線変更
等によりピンを回収して収容する回収用マトリックスボ
ードを有している。
供給用マトリックスボードには、ロボットハンドによ
って納入時に導通ピン12をx,y方向に１差点（差点穴1
0）空けて挿入してある。回収用マトリックスボードに
は、他のマトリックスボードの回線変更になった導通ピ
ン12を回収して、供給用マトリックスボードと同様に導
通ピン12を配置して挿入する。
って納入時に導通ピン12をx,y方向に１差点（差点穴1
0）空けて挿入してある。回収用マトリックスボードに
は、他のマトリックスボードの回線変更になった導通ピ
ン12を回収して、供給用マトリックスボードと同様に導
通ピン12を配置して挿入する。
この様に同じ配列で収容されているために、差点穴10
間に設けてあるガイドパターン11上を、レーザビーム13
によりトラッキングして矢印の方向に向かって、目的差
点穴10Aに移送され挿入または抜去動作される。
間に設けてあるガイドパターン11上を、レーザビーム13
によりトラッキングして矢印の方向に向かって、目的差
点穴10Aに移送され挿入または抜去動作される。
ここで、x,y方向に１差点空きで導通ピン12が配列さ
れているためガイドパターン11をトラッキングする場合
必ず導通ピン12の横のガイドパターン11を通過すること
になる。このため導通ピン12頭部の傾き等によってガイ
ドパターン11を塞いでしまいエラー等の原因となってい
た。
れているためガイドパターン11をトラッキングする場合
必ず導通ピン12の横のガイドパターン11を通過すること
になる。このため導通ピン12頭部の傾き等によってガイ
ドパターン11を塞いでしまいエラー等の原因となってい
た。
このように、上述したロボットハンド等によって自動
的にピン供給及び回収する方法では、ピン頭部の傾きに
よってガイドパターンを塞いでしまうために正確なトラ
ッキングができず、動作停止になるという問題点があっ
た。また、ガイドパターンの誤読により、違う差点穴へ
挿入及び抜去動作してしまうことや、挿入不完全、ピン
折れなどの問題点があった。
的にピン供給及び回収する方法では、ピン頭部の傾きに
よってガイドパターンを塞いでしまうために正確なトラ
ッキングができず、動作停止になるという問題点があっ
た。また、ガイドパターンの誤読により、違う差点穴へ
挿入及び抜去動作してしまうことや、挿入不完全、ピン
折れなどの問題点があった。
本発明の目的は、このような従来の問題点を解決し、
供給及び回収用マトリックスボードのピン配列を、レー
ザトラッキングが正確に行えるようにし、優れた自動接
続替装置におけるピン供給及び回収方法を提供すること
にある。
供給及び回収用マトリックスボードのピン配列を、レー
ザトラッキングが正確に行えるようにし、優れた自動接
続替装置におけるピン供給及び回収方法を提供すること
にある。
（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するため、本発明の自動接続替装置に
おけるピン供給及び回収方法は、差点穴を２次元メッシ
ュ状に配列したマトリックスボードを形成し、該マトリ
ックスボードの縦線群に第１の信号線群を、横線群に第
２の信号線群を接続し、前記差点穴に導通ピンをピン挿
抜機構によって、差し込むことにより信号を形成する自
動接続替装置において、前記マトリックスボードの回収
及び供給用のピン配列を縦、横２差点空かし、配置した
ことに特徴がある。
おけるピン供給及び回収方法は、差点穴を２次元メッシ
ュ状に配列したマトリックスボードを形成し、該マトリ
ックスボードの縦線群に第１の信号線群を、横線群に第
２の信号線群を接続し、前記差点穴に導通ピンをピン挿
抜機構によって、差し込むことにより信号を形成する自
動接続替装置において、前記マトリックスボードの回収
及び供給用のピン配列を縦、横２差点空かし、配置した
ことに特徴がある。
（作用） 本発明においては、自動接続替装置の回収及び供給用
マトリックスボードのピン配列をx,y方向に２差点空け
て配列し、レーザトラッキング時に挿入ピンの横を通過
しないで、回収及び供給ピンを目的差点までレーザトラ
ッキングが正確にできる。
マトリックスボードのピン配列をx,y方向に２差点空け
て配列し、レーザトラッキング時に挿入ピンの横を通過
しないで、回収及び供給ピンを目的差点までレーザトラ
ッキングが正確にできる。
（実施例） 以下、本発明の一実施例を、図面により詳細に説明す
る。
る。
第１図は本発明に係る自動接続替装置の一部破断概略
構成図であり、第２図は第１図のマトリックスボードの
要部拡大正面図である。
構成図であり、第２図は第１図のマトリックスボードの
要部拡大正面図である。
本自動接続替装置１は、第１図に示すように、姿勢制
御機構2,マトリックスボード3,移送機構4,上部レール5
A,下部レール5B,架6,位置検出器7,ロボットハンド等の
ピン挿抜機構8,およびマトリックスボード架９等で概ね
構成されている。
御機構2,マトリックスボード3,移送機構4,上部レール5
A,下部レール5B,架6,位置検出器7,ロボットハンド等の
ピン挿抜機構8,およびマトリックスボード架９等で概ね
構成されている。
姿勢制御機構２は、上、下部レール5A,5Bに案内保持
された移送機構４に搭載され対向する壁面に実装された
マトリックスボード３間を目的差点まで移送される。マ
トリックスボードは、第２図に示すように、２次元メッ
シュ状に配列された多数の差点穴10と、穴位置ガイド手
段として、ガイドパターン11を備えている。更に自動接
続替装置１は収容回線数が決められており、増設用ピン
については、供給用マトリックスボード3Aを設けてい
る。この供給用マトリックスボード3Aは、導通ピン12を
x,y方向に２差点ずつ空けて配置し、収容している。ま
た、回線変更等により、導通ピンを他のマトリックスボ
ード３から回収し、供給用マトリックスボード3Aと同様
に導通ピン12を収容する回収用マトリックスボード3Bが
ある。供給用マトリックスボード3A及び回収用マトリッ
クスボード3Bには他のマトリックスボード３と同様にガ
イドパターン11を備えている。
された移送機構４に搭載され対向する壁面に実装された
マトリックスボード３間を目的差点まで移送される。マ
トリックスボードは、第２図に示すように、２次元メッ
シュ状に配列された多数の差点穴10と、穴位置ガイド手
段として、ガイドパターン11を備えている。更に自動接
続替装置１は収容回線数が決められており、増設用ピン
については、供給用マトリックスボード3Aを設けてい
る。この供給用マトリックスボード3Aは、導通ピン12を
x,y方向に２差点ずつ空けて配置し、収容している。ま
た、回線変更等により、導通ピンを他のマトリックスボ
ード３から回収し、供給用マトリックスボード3Aと同様
に導通ピン12を収容する回収用マトリックスボード3Bが
ある。供給用マトリックスボード3A及び回収用マトリッ
クスボード3Bには他のマトリックスボード３と同様にガ
イドパターン11を備えている。
回収用及び供給用マトリックスボード3A,3Bは、図示
しない制御部からの新規回線接続及び回線変更の制御命
令によって、目的差点穴10Aへ、レーザビーム13により
トラッキングを例えば、矢印の方向に移動させ挿入す
る。また供給も同様に行っている。ここで、レーザビー
ム13によりトラッキングする場合に導通ピン12の横のガ
イドパターン11を通ることなく、目的差点まで移送でき
る。このため導通ピン頭部の傾き等によるガイドパター
ンの誤読、更に、挿入及び抜去ミス等の発生も防止でき
るピン配列となっている。
しない制御部からの新規回線接続及び回線変更の制御命
令によって、目的差点穴10Aへ、レーザビーム13により
トラッキングを例えば、矢印の方向に移動させ挿入す
る。また供給も同様に行っている。ここで、レーザビー
ム13によりトラッキングする場合に導通ピン12の横のガ
イドパターン11を通ることなく、目的差点まで移送でき
る。このため導通ピン頭部の傾き等によるガイドパター
ンの誤読、更に、挿入及び抜去ミス等の発生も防止でき
るピン配列となっている。
（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、ピン配列をx,
y方向に２差点空けることにより、ピン頭部の横のガイ
ドパターンをレーザビームによりトラッキングせず目的
差点に移送できるので、トラッキングエラーによる、装
置の動作停止がなくなる。
y方向に２差点空けることにより、ピン頭部の横のガイ
ドパターンをレーザビームによりトラッキングせず目的
差点に移送できるので、トラッキングエラーによる、装
置の動作停止がなくなる。
さらに、ガイドパターンの誤読が無くなり、ピンの挿
入抜去が正確に行えるようになり、装置の信頼性も向上
することができる。
入抜去が正確に行えるようになり、装置の信頼性も向上
することができる。
【図面の簡単な説明】 第１図は本発明に係る自動接続替装置の一部破断概略構
成図、 第２図は第１図のマトリックスボードの要部拡大正面
図、 第３図はマトリックスボードの斜視図、 第４図は第３図のマトリックスボードの要部拡大正面図
である、 第５図は従来技術を説明するための図、 第６図は第５図の端子板の接続例を示す図である。 1:自動接続替装置、2:姿勢制御機構、3:マトリックスボ
ード、3A:供給用マトリックスボード、3B:回収用マトリ
ックスボード、4:移送機構、5A:上部レール、5B:下部レ
ール、6:架、7:位置検出器、8:ピン挿抜機構、9:マトリ
ックスボード架、10:差点穴、10A:目的差点穴、11:ガイ
ドパターン、12導通ピン、13:レーザビーム。
成図、 第２図は第１図のマトリックスボードの要部拡大正面
図、 第３図はマトリックスボードの斜視図、 第４図は第３図のマトリックスボードの要部拡大正面図
である、 第５図は従来技術を説明するための図、 第６図は第５図の端子板の接続例を示す図である。 1:自動接続替装置、2:姿勢制御機構、3:マトリックスボ
ード、3A:供給用マトリックスボード、3B:回収用マトリ
ックスボード、4:移送機構、5A:上部レール、5B:下部レ
ール、6:架、7:位置検出器、8:ピン挿抜機構、9:マトリ
ックスボード架、10:差点穴、10A:目的差点穴、11:ガイ
ドパターン、12導通ピン、13:レーザビーム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣野 侃史 東京都千代田区内幸町１丁目１番６号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 長濱 正憲 東京都千代田区内幸町１丁目１番６号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 笹倉 久仁彦 東京都千代田区内幸町１丁目１番６号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 高渕 憲二 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 平４−96596（ＪＰ，Ａ) 特開 昭51−52706（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−253388（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−260302（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−260994（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−282988（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−201104（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−206993（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H04Q 1/00 - 1/16
Claims (1)
- 【請求項１】差点穴を２次元メッシュ状に配列したマト
リックスボードを形成し、該マトリックスボードの縦線
群に第１の信号線群を、横線群に第２の信号線群を接続
し、前記差点穴に導通ピンをピン挿抜機構によって、差
し込むことにより信号を形成する自動接続替装置におい
て、 前記マトリックスボードの回収及び供給用のピン配列を
縦、横２差点空かし、配置したことを特徴とする自動接
続替装置におけるピン供給及び回収方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2329482A JP2890833B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 自動接続替装置におけるピン供給及び回収方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2329482A JP2890833B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 自動接続替装置におけるピン供給及び回収方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04207392A JPH04207392A (ja) | 1992-07-29 |
| JP2890833B2 true JP2890833B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=18221868
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2329482A Expired - Fee Related JP2890833B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 自動接続替装置におけるピン供給及び回収方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2890833B2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP2329482A patent/JP2890833B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04207392A (ja) | 1992-07-29 |
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