JP2889583B2 - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

Info

Publication number
JP2889583B2
JP2889583B2 JP1011573A JP1157389A JP2889583B2 JP 2889583 B2 JP2889583 B2 JP 2889583B2 JP 1011573 A JP1011573 A JP 1011573A JP 1157389 A JP1157389 A JP 1157389A JP 2889583 B2 JP2889583 B2 JP 2889583B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
latch arm
housing
latch
elastic member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1011573A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02192678A (ja
Inventor
茂 石川
義次 藤浦
博充 児玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON EE EMU PII KK
Original Assignee
NIPPON EE EMU PII KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON EE EMU PII KK filed Critical NIPPON EE EMU PII KK
Priority to JP1011573A priority Critical patent/JP2889583B2/ja
Publication of JPH02192678A publication Critical patent/JPH02192678A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2889583B2 publication Critical patent/JP2889583B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電気コネクタに関し、とくにプリント回路
板にケーブルを電気接続するのに好適に利用することが
できる電気コネクタに関する。
〔従来の技術〕
従来、プリント回路板にケーブルを電気接続するため
の電気コネクタアセンブリが特公昭61−61235において
知られている。この電気コネクタアセンブリは、本出願
人の所有にかかるものであるが、プリント回路板に取り
付けるコネクタ(第1のコネクタという)およびこれと
嵌合しケーブルを接続するコネクタ(第2のコネクタと
いう)からなっている。第1のコネクタはその両側にラ
ッチアームを備えている。第2のコネクタはその両側に
被係止部を有している。この被係止部にラッチアームの
係止部が係脱するようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記従来技術においては、第1のコネクタから第2の
コネクタを操作者が片手で、単一の操作で係脱できるよ
うにすることを意図している。しかしながら、操作者が
係脱操作するためのラッチアームが第1のコネクタに備
えられているから、第1のコネクタから第2のコネクタ
を抜脱するとき、操作者は片手でラッチアームを把持し
たのち、その片手を第2のコネクタへ移し換えて第2の
コネクタを把持する必要があり煩わしい。しかも、ラッ
チアームを備えている第1のコネクタがプリント回路に
固定的に取り付けてあって、ラッチアームが破損したと
き、第1のコネクタがプリント回路板に取り付けてある
ことから、新しいラッチアームと交換することが容易で
はない。
本発明の目的は、前記第2のコネクタに対応するコネ
クタにラッチアームを備えることにより、前記従来技術
が有する課題を解決することができる電気コネクタを提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するための本発明にかかる電気コネク
タは、相手コネクタとの係止部を一側に有し、ハウジン
グの両側に回動可能にして取り付けられるラッチアーム
を具え、該ラッチアームの各々の内側に弾性部材を配置
し、該弾性部材は、前記ラッチアームと前記ハウジング
との間に配置される弾性可動部、及び該弾性可動部に設
けられて前記ハウジングの前記相手コネクタとの嵌合端
側に位置する押圧部とを有し、前記ラッチアームを回動
させて前記係止部における前記相手コネクタとの係止を
解除するとき、前記弾性可動部が前記ハウジングと前記
ラッチアームの間に挟まれて変形されることにより前記
押圧部が嵌合端側に向けて移動されて前記相手コネクタ
を離反する方向に押圧するよう作用することを特徴とし
ている。
〔作用〕
操作者が片手で前記ラッチアームの指当部を把持して
該指当部を前記コネクタの外側面に近接する方向(内方
向)に押圧すると、前記ラッチアームはその係止部が前
記相手コネクタの被係止部から離脱する方向へ旋回す
る。同時に、前記コネクタの外側面に前記弾性部材の弾
性可動部が圧接して変形するとともに、この変形した弾
性可動部が前記相手コネクタを前記コネクタハウジング
と離反する方向へ押圧する。これにより、前記コネクタ
および前記相手コネクタの一方が他方に対して抜脱す
る。
〔実施例〕
図面を参照して、本発明の実施例を説明すると、以下
のとおりである。
第1図にはプラグコネクタ10を、第1および第3図に
はプラグコネクタ10およびこれと相補関係にあるリセプ
タクルコネクタ11を、それぞれ示してある。
プラグコネクタ10は、第3図においてより明らかなよ
うに、ベース部材12、上下一対のフード部材13および上
下一対のカバー部材14からなる絶縁性ハウジング15を含
み、ハウジング15は、たとえば、合成樹脂から成形され
ている。
ベース部材12は、肉薄部16および肉厚部17を有してい
る。肉薄部16には、ベース部材12の横方向(第2図で左
右方向)へ所定のピッチで配列する複数の条溝(図示せ
ず)が形成されている。これらの条溝には伝導性プラグ
コンタクト18のコンタクト部18aが保持されている。プ
ラグコンタクト18のワイヤ接続部18bは、コンタクト部1
8に対してほぼ直角に屈曲し、ワイヤ圧接スロット(図
示せず)を有している。各ワイヤ圧接スロットにはケー
ブル19のワイヤ19′が圧接され、これによってプラグコ
ンタクト18にワイヤ19′が電気接続している。各フード
部材13は、ベース部材12の前方部位の上下面に嵌合し、
両側に耳部20を有している。各カバー部材14は、ベース
部材12の後方部位の上下面に嵌合し、その内側面に前記
接続部18bが位置するスロット21を有している。
プラグコネクタ10は、第1図および第2図に示すよう
に、左右一対のラッチアーム22を備えている。ラッチア
ーム22は、たとえば、合成樹脂から成形されている。ラ
ッチアーム22は、先端に内向きの係止部23、上下壁24、
該上下壁の前方部位寄りに軸支部25、内側凹面部26およ
び外面が凹凸状に形成された指当部27を有する。軸支部
25の内面には短い突軸28が形成されている。指当部27
は、係止部23を有する他部に対して外方向へ若干傾斜
し、したがってまた、該指当部27に位置する凹面部26の
一部もそのように傾斜している。
各ラッチアーム22は、その内側に弾性部材29を備えて
いる。弾性部材29は、好ましくは金属板から屈曲形成さ
れ、固定部30、弾性可動部31および押圧部32を有してい
る。固定部30はラッチアーム22の凹面部26の底面に沿っ
て該凹面部に一体的に嵌着している。この嵌着状態で
は、前端33が係止部23の内面に、かつ、後端、すなわ
ち、可動部31との連続屈曲部34が凹面部26の後端壁内面
に、それぞれ圧接している。こうしたラッチアーム22と
弾性部材29との一体的結合は、好ましくは、前者に後者
を一体に被覆成形してなされる。可動部31は、固定部30
に連続し、該固定部を三角形の底辺とすると、該三角形
の他の二つの稜辺に相当する形状に屈曲して形成され、
頂点35を有する。押圧部32は、可動部31に連続し、ほぼ
三角形に屈曲して形成されている。
こうした弾性部材29を備えているラッチアーム22は、
上下一対のフード部材13の耳部20の間に該ラッチアーム
の上下壁が摺接する状態で介在し、該上下壁に形成され
ている突軸28が該耳部に形成されている軸孔に回動可能
に嵌入し、これによってプラグコネクタ10に取り付けら
れている。この取り付け構造によれば、ラッチアーム22
が破損したとき、その新品と交換することができる。こ
の取り付け構造として、突軸28を耳部20に形成する一
方、前記軸孔をラッチアーム22に形成してもよい。こう
した取り付け状態では、第2図に示すように、弾性部材
29の頂点35がハウジング15のベース部材12の外側面に当
接している。
一方、リセプタクルコネクタ11は絶縁性ハウジング26
を含み、ハウジング36は、たとえば、合成樹脂から成形
されている。ハウジング36は、両側に耳部37および該耳
部に前記ラッチアーム22の係止部23と係合する被係止部
38を有している。ハウジング36の内側には複数のキャビ
ティ39が形成され、これらのキャビティ39には伝導性リ
セプタクルコンタクト40が保持されている。リセプタク
ルコンタクト40は、前記プラグコンタクト18のコンタク
ト部18aと電気接触するコンタクト部40aおよびプリント
回路板41のスルーホール42に挿着して電気接続するレッ
グ部40bを有している。
プリント回路板41に固定されているリセプタクルコネ
クタ11には、プラグコネクタ10が嵌合される。この嵌合
と同時に、プラグコネクタ10が備えている一対のラッチ
アーム22の係止部23がリセプタクルコネクタ11の両側に
おける被係止部38とそれぞれ係合するとともに、プラグ
コネクタ10のプラグコンタクト18がリセプタクルコネク
タのリセプタクルコンタクト40に電気接触する。こうし
た嵌合状態で、操作者が片手で一対のラッチアーム22を
把持してこれらの指当部27が互いに近づく内方向43へ押
圧すると、ラッチアーム22が突軸28を中心として第2図
に鎖線で示す位置へ旋回して係止部23が被係止部38から
離脱する。これと同時に、弾性部材29の可動部31の頂点
35がハウジング15のベース部材12の外側面に弾性的に強
く圧接することにより、頂点35と固定部30との間隔が狭
くなり、これにともなって弾性部材29の押圧部32がその
固定部30に摺接しながら鎖線で示すようにリセプタクル
コネクタ11の耳部37へ移動して該耳部の前端面に衝接
し、リセプタクルコネクタ11を第2図で上方向へ押し出
すように作用する。この場合、リセプタクルコネクタ11
が固定されているプリント回路板41が不動であれば、リ
セプタクルコネクタ11が押し出されることなく、逆にプ
ラグコネクタ10がリセプタクルコネクタ11に対して第2
図で下方向へ移動する。したがって、操作者は、その片
手による一対のラッチアーム22に対する把持押圧をその
まま保ちながら、換言すれば、その片手をこれらのラッ
チアーム22から一旦離して把持しなおすことなく、さら
に換言すれば、単一操作により、プラグコネクタ10をリ
セプタクルコネクタ11から引き抜くことができる。
上述したところから理解されるように、本発明は、プ
リント回路板にケーブルを電気接続するためのコネクタ
としてとくに好適であるが、他のコネクタトしても利用
することができ、必ずしも前者に限定されない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、相補関係にある一対の第1および第
2のコネクタのうち、ケーブルを接続する第1のコネク
タにラッチアームを備えてあるから、操作者が片手で、
ラッチアームの指当部を把持押圧してラッチアームが嵌
合する第2のコネクタの被係止部から離脱し、第1のコ
ネクタを第2のコネクタから抜脱するまでの過程で、そ
の最初の把持押圧の状態のままで一連の操作をなすこと
ができる。換言すると、その片手を持ち替えることなく
操作することができ、きわめて簡便である。
ラッチアームは弾性部材を備えているから、第2のコ
ネクタの被係止部に対するラッチアームの係止部の係脱
が確実かつその操作が円滑になる。
ラッチアームは、ケーブルを接続する第1のコネクタ
に備えてあるうえ、この第1のコネクタの両側に間隔を
おいて形成されている一対の耳部の間に離脱可能に軸支
されているから、ラッチアームが破損したとき、その新
品と容易に交換することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明にかかるコネクタの実施例を示す斜視
図、 第2図は、第1のコネクタおよび第2のコネクタの嵌合
状態を示す一部切欠の部分平面図、 第3図は、前記両コネクタの嵌合状態を示す断面図。 10:電気コネクタ(第1のコネクタ) 11:相手コネクタ(第1のコネクタ) 22:ラッチアーム 23:係止部 29:弾性部材 32:押圧部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−291373(JP,A) 実開 昭52−120985(JP,U) 特表 昭63−501342(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 13/639

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相手コネクタとの係止部を一側に有し、ハ
    ウジングの両側に回動可能にして取り付けられるラッチ
    アームを具え、 該ラッチアームの各々の内側に弾性部材を配置し、 該弾性部材は、前記ラッチアームと前記ハウジングとの
    間に配置される弾性可動部、及び該弾性可動部に設けら
    れて前記ハウジングの前記相手コネクタとの嵌合端側に
    位置する押圧部とを有し、 前記ラッチアームを回動させて前記係止部における前記
    相手コネクタとの係止を解除するとき、前記弾性可動部
    が前記ハウジングと前記ラッチアームの間に挟まれて変
    形されることにより前記押圧部が嵌合端側に向けて移動
    されて前記相手コネクタを離反する方向に押圧するよう
    作用することを特徴とする電気コネクタ。
JP1011573A 1989-01-20 1989-01-20 電気コネクタ Expired - Lifetime JP2889583B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1011573A JP2889583B2 (ja) 1989-01-20 1989-01-20 電気コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1011573A JP2889583B2 (ja) 1989-01-20 1989-01-20 電気コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02192678A JPH02192678A (ja) 1990-07-30
JP2889583B2 true JP2889583B2 (ja) 1999-05-10

Family

ID=11781663

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1011573A Expired - Lifetime JP2889583B2 (ja) 1989-01-20 1989-01-20 電気コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2889583B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0810611B2 (ja) * 1990-10-02 1996-01-31 山一電機工業株式会社 コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02192678A (ja) 1990-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4410222A (en) Electrical connector for a ribbon cable
EP0351083B1 (en) Electrical connector
US5660558A (en) Shielded connector having a shell with integral latch arms
US5848912A (en) Half-fitting prevention connector
US4778403A (en) Zero insertion force connector
US4941849A (en) Shielded electrical connector having an insulating cover on the shielding member
JPH0628191B2 (ja) 電気コネクタ−組立体
US6386905B1 (en) Flat cable connector
JP2001093620A (ja) ガイドピン係合手段を有する電気コネクタ
JP2590679Y2 (ja) 分岐接続用コネクタ
JP3422925B2 (ja) 電気コネクタ
JP2897110B2 (ja) カムレバーロック機構を有する電気コネクタアッセンブリ
JPH09259988A (ja) 電気コネクタのターミナル
US5201670A (en) Connectors
JP3851841B2 (ja) コネクタの離脱構造及びコネクタ離脱用治具
JP2889583B2 (ja) 電気コネクタ
JP4074022B2 (ja) シールドコネクタ
KR20010062541A (ko) 전기 커넥터 조립체
US5741154A (en) Electrical connector for flat cable
JP7028024B2 (ja) 電気コネクタおよびコネクタ装置
JP2004063273A (ja) シールドコネクタ
JPH09259978A (ja) コネクタ
JP3217036B2 (ja) ロック機構付きコネクタ
JP2913143B2 (ja) ロック付きコネクタ
JP2763061B2 (ja) 低挿抜力コネクタ