JP2889215B2 - 中通し釣竿 - Google Patents

中通し釣竿

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JP2889215B2 JP24978797A JP24978797A JP2889215B2 JP 2889215 B2 JP2889215 B2 JP 2889215B2 JP 24978797 A JP24978797 A JP 24978797A JP 24978797 A JP24978797 A JP 24978797A JP 2889215 B2 JP2889215 B2 JP 2889215B2
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fishing
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勝 秋葉
寿久 岡本
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Daiwa Seiko Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トップガイドに特
徴を有する中通し釣竿に関する。
【0002】
【従来の技術】中通し釣竿の使用において、魚信を視認
し易くするという釣り条件に応じて、特開昭56−12
7032号公報には中通し釣竿の先端に柔軟な軸32に
環(ガイド)34を固定した補助具(FIG.14等)
や、湾曲した他の補助具(FIG.15)を着脱自在に
固定する構造が開示されている。然しながら、釣糸が上
記補助具(FIG.14)に引っ掛り、絡みが生ずる問
題がある。また、補助具(FIG.15)を取付けるこ
とにより釣糸の出し入れ時の抵抗が増大し、特に投擲距
離がでない問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように中通し釣竿
の糸絡みし難い利点を殺したり、釣糸抵抗の低減工夫を
阻害したりすることは釣り条件に適切に対応することに
はならず、更に工夫を要する。ここではトップガイドの
工夫に関し、釣糸の太さ、重りの重さ、ふかせ釣り、生
き餌の使用等の釣り条件に応じて釣糸の巻取り抵抗の低
減の重視か、投擲距離の長さ重視か、糸絡み防止の重視
か、投擲の正確さ重視か等に応じて、より快適な釣りを
行うために望まれるトップガイドの形態が異なる。
【0004】依って本発明では、釣糸が細い場合、軽い
仕掛けの場合、ふかせ釣りや生き餌の泳がせ釣りの場合
等の釣り条件の場合に適するトップガイドを有する中通
し釣竿の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑みて本発明
は、穂先竿管先端部に装着した保持体の先端部に釣糸ガ
イドが装着され、該保持体外周には他のトップガイド要
素を着脱できる装着部を有し、該保持体外周の装着部を
覆うよう取付けられる筒部材を有することを特徴とする
中通し釣竿を提供する。
【0006】穂先竿管先端部に装着した保持体の先端部
に釣糸ガイドが装着された1つのトップガイド要素の他
に、その保持体に他のトップガイド要素を着脱できるた
め、釣り条件に応じた適切なトップガイドに構成でき
る。しかし、該他のトップガイド要素を取外した釣りの
場合、保持体外周の装着部が露出して釣糸がこれに引っ
掛ることが生じるので、装着部を覆うように筒部材を取
付けて釣糸の引っ掛りを防止できる。また、この穂先竿
先端部の保持体の先端部に装着した釣糸ガイドの前方
には他の釣糸ガイドが存在しないように他のトップガイ
ド要素を取外した状態にすることができ、この場合、
ップガイドに後述の図2のような太径部を有さず(小径
化されるため)、糸絡みが防止され易いと共に、小型化
により穂先先端部を軽量化できる。更には他の釣糸ガ
イドが存在しないように構成すれば、投擲時の釣糸抵抗
が低減して投擲距離が出易い。従って快適な釣りが行え
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態例に基づき、更に詳細に説明する。図1は本発明
と対比させる中通し釣竿の側面図であり、図2はその先
端部の拡大縦断面図である。元竿10には一本以上の中
竿12が継ぎ合わされており、その先に穂先竿14が継
ぎ合わされている。元竿10にはリールシート16が装
着されており、これにリール18が取り付けられてい
る。このリール18の前方部の元竿には釣糸20を内部
に導入する釣糸導入ガイド10Aが設けられている。こ
うして釣竿の内部を挿通する釣糸20は竿の先端部から
外に放出される。
【0008】穂先竿14の先端部外周には、セラミック
ス製の第1釣糸ガイド22Gを保持する金属や樹脂製の
第1保持体22Aが固定されている。この第1釣糸ガイ
ド22Gは穂先竿14の先端に配設されており、第1釣
糸ガイド22Gと第1保持体22Aは第1トップガイド
要素22の構成要素である。また、第1保持体22Aの
外周には雄ねじが形成されており、この雄ねじ部に第2
のトップガイド要素24の第2保持体24Aが螺合して
いる。
【0009】第2のトップガイド要素24はセラミック
ス製の第2釣糸ガイド24Gと、これを保持する金属や
樹脂製の第2保持体24Aとを具備し、第2保持体24
Aの端部24AEの内周には雌ねじが形成されており、
上記第1保持体22Aの雄ねじ部に螺着されている。従
って、取外しは自在である。第2保持体24Aは図2に
示すように前方に拡径されたラッパ形状を成しており、
第2釣糸ガイド24Gは第1釣糸ガイド22Gよりもリ
ング内径及びその横断面径が大きい。従って投擲の後
は、釣糸20は穂先竿14の先端から斜め下方向に出
て、曲率の小さな第2釣糸ガイド24Gの表面に沿って
徐々にその方向を変え、下方向に垂れる。このように釣
糸巻取り時には釣糸20が徐々にその方向を変えること
となるため、釣糸抵抗が小さい。
【0010】既述の如く、第2保持体24Aは穂先竿1
4の先端部(第1保持体22A)から取外しが可能であ
り、第1トップガイド要素22だけでトップガイドとし
て使用できる。この状態が本発明に係る中通し釣竿の一
形態である。但し、第1保持体22Aの外周は雌ねじが
形成されているため、釣糸20がこれに引っ掛らないよ
うにするため、この雌ねじ部を覆うためのアタッチメン
ト筒部材22Bを螺着させる。この状態を図3に示す。
投擲時には釣糸20は第1釣糸ガイド22Gから放出さ
れるが、その先に図2で示す場合のように第2トップガ
イド要素22がないために開放されており、投擲時の釣
糸抵抗が低減し、投擲距離が出易い。然しながら、巻取
り時には小径の第1釣糸ガイド22Gの表面に沿って大
きな曲率で(急に)その方向を変えるため、釣糸抵抗が
増大する。
【0011】このように図2のように2個のトップガイ
ド要素22,24を使用したトップガイドと、図3のよ
うに1個のトップガイド要素22でトップガイドとなす
場合とでは、その釣り操作の重視機能が異なり、釣り条
件に応じてその選択をすることが、より快適な釣りを行
うために望ましい。即ち、重りが重かったり、狙う魚が
大物魚の場合のように、投擲性能よりも巻取り時の釣糸
抵抗を低減させて軽快に巻取りを可能にさせることが要
望される場合や、釣糸の損傷を防止することが重要な場
合、図2のようなトップガイドを使用した釣りを行うこ
とが望ましい。
【0012】また逆に、重りや対象魚が軽い場合は巻取
り時の釣糸抵抗は大きな問題ではなく、この場合遠くに
投擲する必要があれば、本願のように図3に示すトップ
ガイドを使用した釣りが望ましい。また、生き餌による
泳がせ釣りや、フカセ釣りの場合には釣りの最中に糸ふ
けが生ずることがあり、この場合、釣糸は穂先竿14の
先端部に絡み易い。従って、図2のような太径部を有す
る第2トップガイド要素24の使用を避け、図3に示す
ように太径部を有しないトップガイドが望ましい。更に
は、この糸絡みは釣糸20が細い程生じ易いため、この
場合も図3のトップガイドが望ましい。その他、図3の
場合はトップガイド部の清掃が容易となる効能や、穂先
竿14が中竿12を通過して後方から抜き取れる効能も
ある。
【0013】上記実施形態例では、2種類のトップガイ
ド要素22,24を準備しており、その内一方は穂先竿
14の先端に固定されており、他方24は釣りの条件に
応じて選択的に取付けたり、また取外したりできる。こ
の第1トップガイド要素22は穂先竿14に着脱自在に
構成してもよい。更に他の種類のトップガイド要素も準
備しておき、釣り条件に応じてより適切なトップガイド
に選択構成することもできる。
【0014】釣り操作において考慮される機能には釣
糸巻取り抵抗、投擲性、釣糸の保護、糸絡み、
ゴミ付着の清掃手入れ、重量等が有り、釣り条件に応
じてこれらの機能の何れを優先させるか決定する。これ
らの機能を左右する他のトップガイド要素の形態には、
例えば、第2トップガイド要素24に比べて更に拡径し
た形態のものや前後に細長い形態()、前後に長さの
長い形態や短い形態()、或いは図4に示すトップガ
イド要素と同様に偏芯した形態(,(仕掛けが重い
場合には投擲後に早目に落下するため下方に長い形態と
する))、円形形態や上下に細長い形態(,)、釣
糸ガイドにローラーを使用して巻取り時の釣糸抵抗を更
に低減させた形態()、釣糸ガイド表面の糸滑り性を
調整し、ナイロン系釣糸を対象にしたものやポリエチレ
ン系釣糸を対象にしたもの(,)等がある。また、
小さな軽量なトップガイド要素を使用する他、これらの
組合せ数を減らすことでも先端の低重量化が図られる
()。
【0015】これらのトップガイド要素を穂先竿先端に
着脱可能にさせる機構は、上記形態例のようにねじによ
る螺着の他、圧入、樹脂材等を使用した弾力性部材のフ
ックによる係止関係等がある。
【0016】図4はトップガイド要素の他の1例を示し
ている。(a)は(b)の矢視線D−Dによる縦断面図
であり、(b)は正面図である。セラミックスや金属等
の硬質釣糸ガイド24G’を、軸部24Jによって保持
体24A’の下部に回転自在に取付けたトップガイド要
素24’である。保持体24A’の形態は、取付部の中
心軸線CLに対して下方に長く偏芯しており、この部分
にローラーガイド24G’を配設している。保持体の上
方部に一般的な固定釣糸ガイドを取付けてもよい。
【0017】既述の如く、仕掛けの重さが重い場合等に
は、投擲時に釣糸が早く落下してトップガイド要素の下
部に接触しようとする。従って、下側部分を長く形成し
て釣糸飛翔の際の接触を遅らせると共に、接触後も可及
的に釣糸抵抗を低減して飛翔距離の増大を図ることが望
まれる。そこでこのような形態のトップガイド要素が望
ましい。また、このトップガイド要素24’では、その
巻取り時にも釣糸抵抗が非常に低減され、大物釣りの場
合にも楽に巻取り操作が行える。
【0018】このトップガイド要素24’の取付は、取
付部24AE’に設けた小凸部24Tを、図示していな
い穂先竿や、その外周に取付けた第1形態例の保持体2
2Aと同様な保持体等に形成した環状溝部に圧入し、圧
入された後は回転自在な係合関係となってトップガイド
要素24’が回動自在となる(或いは既述のフック状の
係合関係にして回動自在にすることもできる)。この場
合取付部側か環状溝部側かに割りを入れておけば、容易
に圧入係合ができる。従って、投擲時も含めてこのトッ
プガイド要素24’の自重による回動作用や釣糸の引き
作用によってローラーガイド24G’の存在する側が常
に下側に来る。このトップガイド要素を単独でトップガ
イドとして使用する場合等、必要ならばのど部に2点鎖
線で示す他の硬質釣糸ガイド24G”を取付けた構成と
してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、釣糸が細い場合、軽い仕掛けの場合、ふかせ釣
りや生き餌の泳がせ釣りの場合等の釣り条件の場合に適
するトップガイドを有する中通し釣竿が提供可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は釣竿の側面図である。
【図2】図2は図1のトップガイド部の縦断面図であ
る。
【図3】図3は図2に対応する本発明に係る形態例を示
す縦断面図である。
【図4】図4は他のトップガイド要素を示す図である。
【符号の説明】
14 穂先竿 22 第1トップガイド要素 22G 硬質第1釣糸ガイド 24 第2トップガイド要素 24G 硬質第2釣糸ガイド 24’ 他のトップガイド要素 24G’ 硬質釣糸ガイド(ローラーガイド)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01K 87/00 - 87/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穂先竿管先端部に装着した保持体の先端
    部に釣糸ガイドが装着され、該保持体外周には他のトップガイド要素を着脱できる装
    着部を有し、 該保持体外周の装着部を覆うよう取付けられる筒部材を
    有する ことを特徴とする中通し釣竿。
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