JP2888508B2 - 固体撮像素子 - Google Patents

固体撮像素子

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JP2888508B2 JP4293524A JP29352492A JP2888508B2 JP 2888508 B2 JP2888508 B2 JP 2888508B2 JP 4293524 A JP4293524 A JP 4293524A JP 29352492 A JP29352492 A JP 29352492A JP 2888508 B2 JP2888508 B2 JP 2888508B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオムービや監視カ
メラ等に使用される固体撮像素子に関し、特に製造プロ
セスの変動に起因する悪影響を排除できる固体撮像素子
に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオムービや監視カメラ等に使用され
る固体撮像素子の一従来例として、図5に示すCCD固
体撮像素子がある。以下にその構造を製造プロセスに従
って説明する。
【0003】N形のシリコン基板1の表面側には、これ
と逆導電形のP形の不純物領域、すなわちPウェル層2
が形成されている。そして、このPウェル層2を形成し
た後に、その表面側にN-イオンを注入し、電荷の転送
路となるN-高濃度不純物領域3を形成する。その後、
-高濃度不純物領域3の表面にリセットゲート6のリ
セットゲート電極16、出力ゲート7の出力ゲート電極
17および水平転送電極8、8…となるポリシリコンを
形成し、そのセルフアライメントでN-高濃度不純物領
域3にN+イオンを注入してN+高濃度不純物領域4を形
成する。各水平転送電極8は、一組の転送電極8a、8
bで構成されている。
【0004】リセットゲート電極16、出力ゲート電極
17および水平転送電極8、8…間は、N-高濃度不純
物領域3およびN+高濃度不純物領域4の表面に積層形
成された酸化膜5で覆われている。
【0005】このような構成において、水平転送電極
8、8…に水平CCD駆動パルスが与えられると、その
直下の部分のポテンシャルに勾配ができ、この水平CC
D駆動パルスに同期して水平転送電極8…、8…が電荷
をN-高濃度不純物領域3内において矢印A方向に転送
する。続いて、直流電圧が印加されている出力ゲート7
がその下方に転送された来た電荷を転送方向下流側に位
置するN+高濃度不純物領域4に出力する。N+高濃度不
純物領域4には、例えばここに出力されて来る電荷を検
出する不図示の検出手段(通常はフローティングダイオ
ード)が設けられている。以下N+高濃度不純物領域4
を電荷検出部4と称する。
【0006】ここで、N+高濃度不純物領域4は、出力
ゲート7とリセットゲート6との間に位置する部分から
転送方向下流側に向けて形成されている。但し、リセッ
トゲート電極6の直下の部分は除かれている。以下N+
高濃度不純物領域4のリセットゲート電極6の下流側に
位置する部分をドレイン領域4aといい、このドレイン
領域4aにはリセットドレイン10が接続されている。
【0007】上記の検出手段によって電荷の検出が行わ
れると、リセットドゲート6にゲートを開放するための
リセットパルスが印加され、これによりリセットゲート
6直下の部分のポテンシャルが下がり、電荷検出部4の
電荷はドレイン領域4aに吐き出される。電荷が吐き出
された電荷検出部4のポテンシャルレベルはドレイン領
域4aと同レベルになる。ここで、このリセットパルス
は、次のCCDの1パケット分の電荷の検出のため、電
荷検出部4の電圧を初期状態に戻すために行われる。即
ち、リセットパルスはCCDの1パケット分毎に加えら
れる。リセット動作が終了すると、リセットドゲート6
は閉じられる。なお、リセットドレイン10には外部電
源より図6(a)に示す波形の直流電圧が印加される。
【0008】図6は上記のリセットドレイン10、リセ
ットゲート6および水平転送電極8…、8…に印加され
る直流電圧およびパルスの波形を示す。図6(a)に示
すように、リセットドレイン10には電荷検出部4の電
荷をリセットする際に15Vの直流電圧が印加される。
即ち、電圧振幅15Vの直流が印加されるようになって
いる。また、図6(b)に示すように、リセットゲート
6には、ハイレベルが8Vで、ローレベルが3V、即ち
振幅差5Vのリセットパルスが印加されるようになって
いる。また、図6(c)に示すように、水平転送電極
8、8…の内の最終段の水平転送電極8a、8bには、
ハイレベルが5Vで、ローレベルが0Vの、即ち振幅差
5Vの水平最終パルスが印加されるようになっている。
【0009】図6(b)、(c)からわかるように、水
平最終パルスには、1水平期間内(以下1H期間内と称
する)に休止期間があるのに対し、リセットゲート6に
印加されるリセットパルスにはこのような休止期間はな
い。
【0010】図7は、上記構成のCCD固体撮像素子の
ポテンシャル図を示しており、×印で示す部分は検出手
段により検出される電荷検出分を表している。この電荷
検出分の最大容量、つまり最大電荷検出量は、リセット
ゲートが閉じられている、即ちリセットゲート電極6直
下のポテンシャルレベルの浅い所と、ドレイン領域4a
のポテンシャルレベルとの差分になる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したド
レイン領域4aのポテンシャルレベルは外部電源より与
えられるため、余り変動することがないのに対し、リセ
ットゲート電極6直下のポテンシャルレベルは、リセッ
トゲート6に印加される電圧、即ち図6(b)に示すリ
セットパルスにより決定され、CCD固体撮像素子の製
造プロセスにおける加工条件等の変動に起因して少なか
らずバラツキを生じる。以下にその詳細を図8〜図10
に従って説明する。
【0012】図8は製造プロセスの変動に起因するバラ
ツキがリセットゲート6直下のポテンシャルレベルに発
生していない場合を示しており、”×印”で示す電荷検
出分の最大容量は正規の値、即ちリセットゲート6直下
のポテンシャルレベルの浅い所と、ドレイン領域4aの
ポテンシャルレベルとの差分に等しくなっている。
【0013】これに対して、図9はリセットゲート6直
下のポテンシャルレベルが深くなる方向にズレた状態を
示している。この場合には、ポテンシャルレベルがズレ
た分だけ電荷検出分の最大容量が正規の値から減少する
という問題がある。即ち、リセット容量の低下を来す。
【0014】一方、図10はリセットゲート6直下のポ
テンシャルレベルが浅くなる方向にズレた状態を示して
いる。この場合には、”×”印で示す最大容量の値は図
からわかるように変動してないが、その下に位置する”
・印”で示す電荷分が熱電子放出の過程で雑音成分とな
るので、いわゆるリセット不良を招来する。
【0015】このリセット不良は、リセットゲート6に
印加するリセットパルスのハイレベルを大きくすること
により解消できる。即ち、このようにすれば、その分、
雑音成分の影響を小さくできるからである。
【0016】しかしながら、パルス振幅を大きくする
と、振幅の2乗に比例して消費電力が増大し、消費電力
の面から効率が悪くなるという新たな欠点がある。
【0017】本発明はこのような従来技術の欠点を解決
するものであり、製造プロセスにおけるバラツキに起因
する電荷検出容量の低下を防止できると共に、消費電力
の非効率化を招来することなくリセット不良を防止でき
る固体撮像素子を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の固体撮像素子
は、転送されて来た電荷を出力回路に出力した後、CC
Dの1パケット分の電荷をリセットゲートに印加される
パルスによりリセットドレインに排出してリセットする
構造の固体撮像素子において、該リセットゲートと該リ
セットドレインとの間に電荷転送路となるフローティン
グ層および直流電圧が印加されるコントロールゲートを
該電荷の転送方向に設け、該リセットドレインに短い期
間ローレベルを持つパルスを印加して、該フローティン
グ層直下部分のポテンシャルレベルを該リセットゲート
直下部分のポテンシャル変動分に対応して変動させるよ
うにしており、そのことにより上記目的が達成される。
【0019】好ましくは、前記リセットドレインに水平
最終パルスの休止期間毎に水平帰線期間内ローレベルを
持つパルスを印加する。
【0020】
【作用】上記のように、リセットゲートとリセットドレ
インとの間に電荷の転送方向にフローティング層および
コントロールゲートをこの順に設け、コントロールゲー
トに直流電圧を印加する構成によれば、リセット時にフ
ローティング層のポテンシャルレベルは直流レベルに固
定されたコントロールゲート直下の部分のポテンシャル
レベルと同一になる。
【0021】ところで、上記の従来技術の所で説明した
ように、固体撮像素子の製造プロセスにおける加工条件
等の変動に起因してリセットゲート直下部分のポテンシ
ャルには変動分を有する。従って、この状態を放置する
と、リセットゲート直下部分のポテンシャル変動分に起
因して電荷検出量が減少又は増大することになる。
【0022】しかるに、リセットドレインに、例えば水
平帰線期間内にローレベルを持つ、即ちその他の期間に
比べてローレベルとなる短い期間のパルスを1H期間内
毎にリセットタイミングに先立って印加するものとすれ
ば、その都度、コントロールゲート直下の部分のポテン
シャルレベルがリセットされる。即ち、上記の短い期間
にリセットドレインに与えられるパルスのローレベルを
適宜の値に設定することにより、コントロールゲート直
下部分のリセットレベルを決定できることになる。
【0023】このようにすれば、リセットゲート直下部
分のポテンシャルレベルが変動すると、同時にコントロ
ールゲート直下部分のポテンシャルレベルも同一のポテ
ンシャル変動分を有し、このコントロールゲート直下部
分のポテンシャルレベルにて決定されるフローティング
層のポテンシャルも同一の変動分を有することになるの
で、結局、製造プロセスの変動に起因するバラツキが相
殺されることになる。それ故、リセット容量の低下やリ
セット不良を防止できる。
【0024】なお、フローティング層のポテンシャルレ
ベルは、上記従来技術の所で述べた熱電子放出の過程で
徐々に低下して行くが、この部分に設けられるポテンシ
ャルレベル固定用のキャパシタンスを大きな値に設定す
ることにより、1H期間内は十分に保持できる。そし
て、次の1H期間内には再度上記のローレベルパルスが
リセットドレインに印加され、このローレベルパルスに
よってフローティング層のポテンシャルレベルがリフレ
ッシュされるので、熱電子放出に起因する不具合を生じ
るおそれはない。
【0025】また、固体撮像素子の製造プロセスの変動
を考慮する場合は、リセットゲートに印加される電圧、
即ちリセットパルスの振幅差に余裕を持たせる必要があ
るが、上記構成による場合は、製造プロセスに起因する
バラツキがいわば自動的に相殺されるので、リセットパ
ルスの振幅に余裕を持たせる必要はない。
【0026】このことは、消費電力の低減が図れること
を意味する。即ち、消費電力は振幅の二乗に比例からで
ある。
【0027】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。
【0028】図1は本発明CCD固体撮像素子を示す。
このCCD固体撮像素子は、使用するマスクパターンが
異なる他は、上記従来のCCD固体撮像素子と同様の製
造工程で作製される。従って、構造も略同様であるの
で、対応する部分は同一の番号を付して具体的な説明は
省略し、以下に異なる部分について説明する。
【0029】このCCD固体撮像素子は、リセットドゲ
ート6と、リセットドレイン10との間に、矢印Aで示
す転送方向にフローティングN+層40およびコントロ
ールゲート11をこの順に設けた点が従来のCCD固体
撮像素子と異なる。
【0030】フローティングN+層40は、N-高濃度不
純物領域3の表面部分にN+イオンを高濃度にドーピン
グして形成される。コントロールゲート11のコントロ
ールゲート電極111は、リセットゲート電極16、出
力ゲート電極17と同様のポリシリコンで形成されてい
る。また、リセットゲート電極16とコントロールゲー
ト電極111は、N-高濃度不純物領域3の表面に積層
形成された酸化膜5で覆われている。
【0031】加えて、フローティングN+層40には、
この部分のポテンシャルレベルを固定するためのキャパ
シタンス12が接続されている。キャパシタンス12の
大きさは、上記した熱電子放出の過程で徐々に低下して
行くフローティングN+層40のポテンシャルレベルを
1H期間内保持できる値に設定されている。
【0032】図2は上記構成のCCD固体撮像素子のポ
テンシャルレベルを示している。また、図3はリセット
ドレイン10、リセットゲート6および最終段の転送電
極8に印加される電圧の波形を示している。図3
(a)、(c)に示すように、本発明では、上記従来例
とは異なりリセットドレイン10に水平最終パルスの1
H期間内の休止期間毎にローレベルを有するパルスが印
加されるようになっている。ここで、このパルスのハイ
レベルは15V、ローレベルは12Vに設定されてい
る。
【0033】なお、コントロールゲート11には、直流
電圧が印加される。従って、リセット時にフローティン
グN+層40のポテンシャルレベルは直流レベルに固定
されたコントロールゲート11直下の部分のポテンシャ
ルレベルと同一になる。
【0034】リセットドレイン10にこのような短い期
間ローレベルを有するパルスを1H期間内の休止期間毎
に印加する場合は、コントロールゲート11直下の部分
のポテンシャルレベルがリセットされる。即ち、上記の
短い期間にリセットドレイン10に与えられるパルスの
ローレベルを適宜の値に設定することにより、コントロ
ールゲート11直下部分のリセットレベルを決定できる
ことになる。
【0035】従って、このリセットレベルをフローティ
ングN+層40のポテンシャルレベルがコントロールゲ
ート11直下のポテンシャルレベルと等しくなるように
設定すれば、リセットゲート6直下部分のポテンシャル
レベルが変動すると、同時にコントロールゲート11直
下部分のポテンシャルレベルも同一のポテンシャル変動
分を有し、このコントロールゲート直下部分のポテンシ
ャルレベルにて決定されるフローティングN+層40の
ポテンシャルも同一の変動分を有することになるので、
結局、製造プロセスの変動に起因するバラツキが相殺さ
れることになる。それ故、リセット容量の低下やリセッ
ト不良を防止できる。
【0036】フローティングN+層40のポテンシャル
レベルは、次の1H期間内には再度上記のローレベルパ
ルスがリセットドレイン10に印加されるので、このロ
ーレベルパルスによってリフレッシュされる。
【0037】上記のように、製造プロセスの変動に起因
して発生するリセットゲート6直下部分のポテンシャル
変動分を相殺できる場合は、リセットゲート6に印加さ
れる電圧、即ちリセットパルスの振幅差に余裕を持たせ
る必要がないので、消費電力の低減が図れる。
【0038】上記従来例におけるリセットパルスと水平
最終パルスとの位相関係を示す図4に従って、今少し説
明すると、水平最終パルスの1周期分が1H期間内にC
CDの水平画素数(CCDの水平方向における数)以上
あり、リセットパルスは8−3=5Vの振幅差を有す
る。
【0039】しかしながら、リセットパルスの5Vの振
幅は全て有効に活用されているわけではなく、リセット
ゲート6直下の部分に一定のパルス振幅を与えたとして
も、この部分のポテンシャルレベルにバラツキを生じ
る。例えば、ポテンシャルレベルが±1Vのバラツキを
有するものとすれば、最悪のケースを想定すると、リセ
ットパルスのハイレベルが7(=8−1)V、ローレベ
ルが4(=3+1)Vとなる。従って、この場合はリセ
ットパルスが実質的に3(=7−4)Vで使用されてい
ることになる。
【0040】このため、従来例ではこのような最悪のケ
ースを想定して、リセットパルスの振幅差を5(=8−
3)Vに設定していた。
【0041】これに対して、本発明ではリセットゲート
6直下部分のポテンシャルレベルのバラツキがいわば自
動的に相殺されるので、このような最悪のケースを想定
する必要がない。即ち、リセットパルスの振幅差にそれ
ほど余裕を持たせる必要がない。それ故、本発明では、
図3(b)に示すように、リセットパルスとしてハイレ
ベルが6V、ローレベルが3Vの、振幅差が3Vのもの
を用いている。
【0042】ここで、消費電力は振幅差の2乗に比例す
る。従って、本発明による場合は、従来例に比べて32
/52、即ち約36%消費電力を節約できることにな
る。
【0043】
【発明の効果】以上の本発明固体撮像素子によれば、短
い期間ローレベルを持つパルスをリセットドレインに印
加してリセットレベルを設定する構成をとるので、固体
撮像素子の製造プロセスにおける加工条件のバラツキに
起因してリセットゲート直下部分のポテンシャルレベル
が変動しても、リセットゲート直下部分のポテンシャル
変動に伴ってコントロールゲート直下部分のポテンシャ
ルレベルも同様に変動し、該コントロールゲートによっ
て決定されるフローティング層のポテンシャルレベルも
同様に変動する。従って、リセットゲート直下部分のポ
テンシャル変動が結果的に相殺されるので、リセット容
量の低下やリセット不良を招来することがない。従っ
て、固体撮像素子の信頼性を向上できる利点がある。
【0044】また、製造プロセスにおけるバラツキが相
殺されので、リセットゲートに印加されるリセットパル
スの振幅差に余裕を持たせる必要がなく、リセットパル
スの振幅差を有効に活用できる。従って、消費電力の効
率化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のCCD固体撮像素子を示す断面図。
【図2】本発明CCD固体撮像素子のポテンシャル図。
【図3】本発明CCD固体撮像素子のリセットドレイ
ン、リセットゲートおよび転送電極に印加される電圧波
形を示す波形図。
【図4】従来例におけるリセットパルスと水平最終パル
スとの関係を示す波形図。
【図5】CCD固体撮像素子の従来例を示す断面図。
【図6】図5のCCD固体撮像素子に印加される電圧の
波形図。
【図7】図5のCCD固体撮像素子のポテンシャル図。
【図8】製造プロセスの変動に起因するバラツキがリセ
ットゲート直下のポテンシャルレベルに発生していない
状態を示すポテンシャル図。
【図9】リセットゲート直下のポテンシャルレベルが深
くなる方向にズレた状態を示すポテンシャル図。
【図10】リセットゲート直下のポテンシャルレベルが
浅くなる方向にズレた状態を示すポテンシャル図。
【符号の説明】
1 N形の基板 2 Pウェル層 3 N-高濃度不純物領域 4 N+高濃度不純物領域 4a ドレイン領域 40 フローティングN+層 6 リセットゲート 7 出力ゲート 8 水平転送電極 10 リセットドレイン 11 コントロールゲート 12 キャパシタンス

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転送されて来た電荷を出力回路に出力し
    た後、CCDの1パケット分の電荷をリセットゲートに
    印加されるパルスによりリセットドレインに排出してリ
    セットする構造の固体撮像素子において、 該リセットゲートと該リセットドレインとの間に電荷転
    送路となるフローティング層および直流電圧が印加され
    るコントロールゲートを該電荷の転送方向に設け、該リ
    セットドレインに短い期間ローレベルを持つパルスを印
    加して、該フローティング層直下部分のポテンシャルレ
    ベルを該リセットゲート直下部分のポテンシャル変動分
    に対応して変動させるようにした固体撮像素子。
  2. 【請求項2】 前記リセットドレインに水平最終パルス
    の休止期間毎に水平帰線期間内ローレベルを持つパルス
    を印加する請求項1記載の固体撮像素子。
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