JP2888222B2 - データバックアップ方式 - Google Patents

データバックアップ方式

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JP2888222B2
JP2888222B2 JP9086850A JP8685097A JP2888222B2 JP 2888222 B2 JP2888222 B2 JP 2888222B2 JP 9086850 A JP9086850 A JP 9086850A JP 8685097 A JP8685097 A JP 8685097A JP 2888222 B2 JP2888222 B2 JP 2888222B2
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英敏 越智
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データバックアッ
プ方式に係り、コンピュータシステムにおける大容量記
憶装置のデータバックアップ方式に適用することがで
き、特に、中央処理装置(CPU)からのソフトウェア
制御によらず、中央処理装置(CPU)によるシステム
動作と入出力装置を共用しながら自立してデータバック
アップを実施し、その際システムバスと主記憶を使用し
ないデータバックアップ方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の大容量記憶装置のデータバックア
ップ方式には、中央処理装置(CPU)にてバックアッ
ププログラムを実行して、通常の入出力処理と同様に大
容量記憶装置のデータを、システムバスを経由して主記
憶装置に読み込み、読み込みとは逆の経路でバックアッ
プ用記憶装置に書き込むものが主流で一般的な技術であ
る。以下、この方式について、具体的に図面を用いて説
明する。
【0003】図13は従来のデータバックアップ方式の
構成を示すブロック図である。この従来のデータバック
アップ方式は、中央処理装置(CPU)にてバックアッ
ププログラムを実行して、データバックアップを行う方
式である。図13において、501はシステムバスであ
り、502は標準I/Oバスであり、503はシステム
バス501に接続される中央処理装置(CPU)であ
る。504はシステムバス501に接続される主記憶装
置であり、505はシステムバス501と標準I/Oバ
ス502を階層的に接続する中継インタフェースであ
り、506は中央処理装置(CPU)503に割り込み
をあげる割り込み制御装置装置である。
【0004】600は標準I/Oバス502に接続され
るアダプタであり、601,602はアダプタ600に
接続される大容量記憶装置である。610は標準I/O
バス502に接続されるアダプタであり、611,61
2はアダプタ610に接続される大容量記憶装置であ
る。620は標準I/Oバス502に接続されるアダプ
タであり、621はアダプタ620に接続される磁気テ
ープや光ディスクのオートチェンジャ等から構成される
バックアップ記憶装置である。
【0005】次に、図13に示すデータバックアップ方
式の動作について説明する。ここでは、大容量記憶装置
601上のあるファイルをバックアップ記憶装置621
にバックアップする場合を例示する。まず、中央処理装
置(CPU)503は、バックアッププログラムの実行
を開始する。中央処理装置(CPU)503は、大容量
記憶装置601上のあるファイルの物理アドレス及びサ
イズを解析し、システムバス501、中継インタフェー
ス505及び標準I/Oバス502を経由してアダプタ
600に、I/O命令を用いて大容量記憶装置601上
のある物理アドレスのデータを主記憶装置504上の指
定アドレスに読み込む指示を行う。
【0006】アダプタ600は、これを実行し、中央処
理装置(CPU)503から指示された大容量記憶装置
601上のデータを主記憶装置504上の指定アドレス
へ、標準I/Oバス502、中継インタフェース505
及びシステムバス501を経由して転送する。アダプタ
600は、主記憶装置504上の指定アドレスのデータ
転送が終了すると、割り込み制御装置506を経由して
中央処理装置(CPU)503に割り込みをあげる。
【0007】中央処理装置(CPU)503は、この割
り込みにより、主記憶装置504上にバックアップすべ
きデータが読み込まれたことを認識し、この主記憶装置
504上に読み込まれたバックアップすべきデータをバ
ックアップ記憶装置621に書き込むために、前述の読
み込み指示と同経路で、システムバス501、中継イン
タフェース505及び標準I/Oバス502を経由して
アダプタ620に対し、バックアップ記憶装置621に
媒体をローディングする指示を行う。
【0008】中央処理装置(CPU)503は、以上の
処理を正常終了すると、主記憶装置504上のデータを
バックアップ記憶装置621上の媒体に書き込む命令を
アダプタ620に送る。アダプタ620は、システムバ
ス501、中継インタフェース505及び標準I/Oバ
ス502を経由して主記憶装置504上のデータを取り
込み、バックアップ記憶装置621上の媒体に書き込
む。アダプタ620は、バックアップ記憶装置621上
への書き込みが終了すると、割り込み制御装置506を
経由して中央処理装置(CPU)503に割り込みをあ
げる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
データバックアップ方式では、大容量記憶装置601,
602,611,612からバックアップ記憶装置62
1へのデータバックアップを中央処理装置(CPU)
3、主記憶装置504及びシステムバス501を使用し
て実行しているため、システム稼働時にシステム動作を
大きく妨げてしまうという問題があった。
【0010】そこで、本発明は、大容量記憶装置からバ
ックアップ記憶装置へのデータバックアップを中央処理
装置(CPU)、主記憶装置及びシステムバスを使用せ
ずに実行することができ、システム稼働時にシステム動
作を大きく妨げないようにすることができるデータバッ
クアップ方式を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
システムバスと、標準I/Oバスと、システムバスに接
続される中央処理装置と、システムバスに接続される主
記憶装置と、システムバスと標準I/Oバスを階層的に
接続する中継インタフェースと、標準I/Oバスに接続
される複数のアダプタと、アダプタに接続される大容量
記憶装置と、大容量記憶装置が接続されるアダプタとは
別のアダプタに接続されるバックアップ記憶装置と、ア
ダプタからの割り込みを中央処理装置にあげる割り込み
制御装置とを有するデータバックアップ方式において、
中継インタフェースに接続されるローカルバスと、ロー
カルバスと中継インタフェースに接続され、システムバ
ス、標準I/Oバス及びローカルバスの動作を監視・制
御するバスコントロール装置と、割り込み制御装置とロ
ーカルバスに接続されるI/Oプロセッサと、ローカル
バスに接続され、主記憶装置とI/Oプロセッサとはア
ドレスが重複しないローカルメモリとを設け、中央処理
装置は、バックアップ条件を指定するバックアップ指示
データをシステムバス、中継インタフェース及びローカ
ルバスを介してI/Oプロセッサへ転送し、I/Oプロ
セッサは、転送されるバックアップ指示データを読み込
み、ローカルバスを介してローカルメモリに書き込みを
行い、I/Oプロセッサは、ローカルメモリへの書き込
み後、読み込んだバックアップ指示データによって指定
されたバックアップ条件が成立した場合、バスコントロ
ール装置を制御して中央処理装置から駆動されたシステ
ムバス上での動作をハードウェア的にリトライさせ、I
/Oプロセッサは、システムバス上での動作をハードウ
ェア的にリトライさせた状態で、標準I/Oバス上での
メモリアクセスが主記憶装置に対して行われるか、ある
いはローカルメモリに対して行われるかをバスコントロ
ール装置を介して判定し、メモリアクセスが主記憶装置
に対して行われているとバスコントロール装置を介して
判定した場合、アダプタからの割り込み先を中央処理装
置にするように割り込み制御装置を制御し、メモリアク
セスがローカルメモリに対して行われているとバスコン
トロール装置を介して判定した場合、アダプタからの割
り込み先をI/Oプロセッサにするように割り込み制御
装置を制御することでデータ転送を行い、自動的にバッ
クアップを行うことを特徴とするものである。
【0012】請求項2記載の発明は、I/Oプロセッサ
が、データバックアップの終了状態情報をローカルメモ
リに記憶しており、中央処理装置が、I/Oプロセッサ
へデータバックアップの終了状態の報告要求を行い、I
/Oプロセッサは、報告要求を受けた時、ローカルメモ
リからデータバックアップの終了状態情報を読み出して
中央処理装置へ転送することを特徴とするものである。
【0013】請求項3記載の発明は、中央処理装置が、
I/Oプロセッサへデータバックアップの停止要求を行
い、I/Oプロセッサが、データバックアップの停止要
求を受けた時、割り込み制御装置の割り込み受け取り先
を中央処理装置にし、バスコントロール装置を非動作モ
ードにすることを特徴とするものである。
【0014】請求項4記載の発明は、中央処理装置が、
バックアップ指示データをI/Oプロセッサを介さず
に、システムバス、中継インタフェース及びローカルバ
スを介してローカルメモリへ転送することを特徴とする
ものである。
【0015】請求項5記載の発明は、I/Oプロセッサ
が、データバックアップの終了状態情報をローカルメモ
リに記憶しており、中央処理装置が、I/Oプロセッサ
を介さずに、終了状態情報の記憶後、ローカルメモリか
らデータバックアップの終了状態情報を読み込むことを
特徴とするものである。
【0016】請求項6記載の発明は、割り込み制御装置
とバスコントロール装置を接続し、バスコントロール装
置が、アダプタからのデータ転送が主記憶装置に対して
行われていると検知した場合、アダプタからの割り込み
先を中央処理装置にするように割り込み制御装置を制御
し、アダプタからのデータ転送がローカルメモリに対し
て行われていると検知した場合、アダプタからの割り込
み先をI/Oプロセッサにするように割り込み制御装置
を制御することを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。 実施の形態1.図1は本発明の実施の形態1のデータバ
ックアップ方式の構成を示すブロック図である。図1に
おいて、1はシステムバスであり、このシステムバス1
には、中央処理装置(CPU)3、主記憶装置4及び拡
張中継インタフェース10が接続され、システムバス1
には、拡張中継インタフェース10を介して、標準I/
Oバス2が接続される。
【0018】この標準I/Oバス2には、大容量記憶装
置101,102を制御し、能動的に標準I/Oバス2
を駆動できるアダプタ100が接続される。標準I/O
バス2には、大容量記憶装置111,112を制御し、
能動的に標準I/Oバス2を駆動できるアダプタ110
が接続され、標準I/0バス2には、磁気テープや光デ
ィスクのオートチェンジャ等から構成されるバックアッ
プ記憶装置121を制御し、能動的に標準I/Oバス2
を駆動できるアダプタ120が接続される。
【0019】拡張中継インタフェース10は、内部にシ
ステムバス1と標準I/Oバス2を中継する中継インタ
フェース5と、アダプタ100,110,120からの
処理終了割り込みを制御し、外部からの制御により割り
込みの受け取り先を中央処理装置(CPU)3またはI
/Oプロセッサ13に切り替えられる割り込み制御装置
6と、システムバス1及び標準I/Oバス2の動作を監
視・制御できるバスコントロール装置12とを有し、外
部に中継インタフェース5、割り込み制御装置6及びバ
スコントロール装置12に接続されたローカルバス11
を展開する。このローカルバス11には、更にI/Oプ
ロセッサ13及び主記憶装置4とアドレスが重複しない
ローカルメモリ14とI/Oプロセッサ13が接続され
る。
【0020】次に、図1に示すデータバックアップ方式
の動作について説明する。電源投入時やリセット時に、
割り込み制御装置6は、常に割り込みを中央処理装置
(CPU)3にあげるモードに設定され、バスコントロ
ール装置12は、システムバス1、標準I/Oバス2及
びローカルバス11の監視・制御を行わない非動作モー
ドに設定される。そのため、中継インタフェース5と割
り込み制御装置6は、図13の従来例と同様な動作を行
うことができる。
【0021】この初期状態にてシステム起動時は、図2
に示す初期化動作を実施する。まずステップA1にて、
中央処理装置(CPU)3は、バックアップ指示データ
と、アダプタ100,110,120を介して大容量記
憶装置101,102,111,112及びバックアッ
プ記憶装置121を制御する記憶装置制御用プログラム
とを、システムバス1、拡張中継インタフェース10及
びローカルバス11を経由して、I/Oプロセッサ13
に転送する。
【0022】次に、ステップA2にて、I/Oプロセッ
サ13は、中央処理装置(CPU)3から転送されるバ
ックアップ指示データ及び記憶装置制御用プログラムを
読み込み、この読み込んだバックアップ指示データ及び
記憶装置制御用プログラムをローカルバス11を介して
ローカルメモリ14の所定エリアに書き込む。なお、ス
テップA1とステップA2の動作は連動している。この
ステップA1とステップA2の動作を終了するとステッ
プA3にて、I/Oプロセッサ13は、中央処理装置
(CPU)3に対して終了報告を行う。
【0023】中央処理装置(CPU)3はステップA4
のように、I/Oプロセッサ13から終了報告を受ける
と、通常のシステム動作を開始し、I/Oプロセッサ3
はステップA5のように、読み込んだバックアップ指示
データによって指定されたバックアップ条件が成立か不
成立かを確認しながら、中継インタフェース5と割り込
み制御機構6の動作を妨げないように待機する。
【0024】次に、図1に示すデータバックアップ方式
のバックアップ処理を、図3〜図6のフローチャートを
参照して説明する。この図3〜図6のフローチャートに
示されたように、I/Oプロセッサ13は動作する。こ
こで、図3のステップB1とステップB2は、図2のス
テップA5に対応している。I/Oプロセッサ13は、
ステップB1にて、まず、バックアップ処理にて異常が
発生した場合のリトライ回数を管理するリトライ数を0
に設定する。その後、I/Oプロセッサ13は、読み込
んだバックアップ指示データによって指定された例えば
時刻、通電時間やディスクのアクセス頻度等のバックア
ップ条件が成立か不成立かを判定し、不成立であると判
定すると、ステップB2にて待機する。
【0025】次に、I/Oプロセッサ13は、ステップ
B2にて、読み込んだバックアップ指示データによって
指定されたバックアップ条件が成立したと判定する場
合、まず、バックアップ記憶装置121を制御するため
の準備作業を行う。このI/Oプロセッサ13によるバ
ックアップ記憶装置121を制御するための準備作業の
動作が、ステップB3からステップB8までの処理であ
る。
【0026】I/Oプロセッサ13は、読み込んだバッ
クアップ指示データによって指定された時刻、通電時間
やディスクのアクセス頻度等のバックアップ条件が成立
したと判定すると、始めにステップB3にて、バスコン
トロール装置12を動作モードに設定する。ここで言う
動作モードとは、I/Oプロセッサ13以外への中央処
理装置(CPU)3からの拡張中継インタフェース10
へのアクセス(システムバス1上でのバス動作)をハー
ドウェア的に全て強制的にリトライさせるモードであ
る。ハードウェアでリトライさせるので、中央処理装置
(CPU)3で実行されるソフトウェアは、このリトラ
イを検知する必要がない。このため、中央処理装置(C
PU)3で実行されるソフトウェアは、このリトライを
考慮して作成しなくてもよい。
【0027】次に、I/Oプロセッサ13は、ステップ
B4にて、ローカルメモリ14上に図2の初期化動作で
中央処理装置(CPU)3から転送されている記憶装置
制御用プログラムを使用して、読み込んだバックアップ
指示データで指定されている該当するバックアップ記憶
装置121をリザーブし、同様にバックアップ指示デー
タで指定されている該当する媒体をローディングする指
示をバックアップ記憶装置121に対して送る。I/O
プロセッサ13は、ステップB5にてそのローディング
する指示が終了するのを待つ。
【0028】ステップB5では、入出力装置に出した指
示の終了を待つ場合の共通の割り込み制御処理を呼び出
している。この割り込み制御処理では、中央処理装置
(CPU)3からの指示の終了割り込みを中央処理装置
(CPU)3にあげ、I/Oプロセッサ13からの指示
の終了割り込みをI/Oプロセッサ13にあげなければ
ならない。そのために次の割り込みは、中央処理装置
(CPU)3かI/Oプロセッサ13のどちらにあがる
ものかを予測して、事前に割り込み制御装置6の割り込
みのあげ先を中央処理装置(CPU)3かI/Oプロセ
ッサ13かを指定しなければならない。
【0029】アダプタ100,110,120は、各々
主記憶装置4とローカルメモリ14上にデータを転送し
てから終了割り込みをあげるものであるため、標準I/
Oバス2上のデータ転送が主記憶装置4に対してであれ
ば、次の終了割り込みを中央処理装置(CPU)3へあ
げ、標準I/Oバス2上のデータ転送がローカルメモリ
14に対してであれば、次の終了割り込みをI/Oプロ
セッサ13へあげる。ここで、この割り込み制御処理の
動作を、図6を参照して説明する。
【0030】まず、I/Oプロセッサ13は、ステップ
E1にて、バスコントロール装置12で検知しているバ
ス状態をポーリングし、標準I/Oバス2とローカルメ
モリ14間のデータ転送が始まるか否かを判定する。I
/Oプロセッサ13は、バスコントロール装置12を介
して標準I/Oバス2とローカルメモリ14間のデータ
転送が始まったと判定すると、ステップE2が実行さ
れ、動作させた入出力装置が接続している該当するアダ
プタ100,110,120からの終了割り込みの受け
取り先をI/Oプロセッサ13にすることを、割り込み
制御装置6に対して指示する。
【0031】その後、I/Oプロセッサ13は、ステッ
プE3にて、バスコントロール装置12を介して標準I
/Oバス2と主記憶装置4間のデータ転送が始まったか
を判定し、標準I/Oバス2とローカルメモリ14間の
データ転送のままでデータ転送先が変化していないと判
定すると、ステップE5にて割り込みを待つ。
【0032】I/Oプロセッサ13は、ステップE3に
て、データ転送先が主記憶装置4へ変わり標準I/Oバ
ス2と主記憶装置4間のデータ転送が始まったとバスコ
ントロール装置12を介して判定すると、ステップE4
にて、該当するアダプタ100,110,120からの
終了割り込みの受け取り先を中央処理装置(CPU)3
にすることを、割り込み制御装置6に対して指示してか
らステップE1へ戻り、再び標準I/Oバス2とローカ
ルメモリ14間のデータ転送が始まるのを待つ。
【0033】I/Oプロセッサ13は、ステップE5に
て、終了割り込みがあったか否かを判定し、終了割り込
みがあったと判定すると、ステップE6にて、該当する
アダプタ100,110,120からの終了割り込みの
受け取り先を中央処理装置(CPU)3にすることを、
割り込み制御装置6に対して指示してから、メインの処
理に戻る。一方、I/Oプロセッサ13は、ステップE
5にて、終了割り込みがなかったと判定すると、ステッ
プE3に戻り、再び標準I/Oバス2と主記憶装置4間
のデータ転送が始まるかどうかを判定しながら、I/O
プロセッサ13への割り込みを待つ。
【0034】I/Oプロセッサ13は、ステップB5の
図6で説明した割り込み制御処理から戻ると、ステップ
B6にて、リザーブ/ローディング処理が正常終了した
か否かを判定する。I/Oプロセッサ13は、リザーブ
/ローディング処理が正常終了したと判定すると、図4
に示す大容量記憶装置101,102,111,112
からのデータ読み込み処理に移行する。
【0035】一方、I/Oプロセッサ13は、リザーブ
/ローディング処理が異常終了したと判定すると、まず
ステップB7で、バスコントロール装置12を非動作モ
ードに設定する。この非動作モードとは、システムバス
1と標準I/Oバス2の監視・制御を行わないモードで
ある。この時、中央処理装置(CPU)3からの拡張中
継インタフェース10へのアクセスは強制的にリトライ
されない。その後、I/Oプロセッサ13は、ステップ
B8にて、管理データの初期化等の異常時の後処理を実
施した後、ステップB3へ戻り、バックアップ記憶装置
121をI/Oプロセッサ13で制御するための準備作
業を再開する。
【0036】I/Oプロセッサ13は、バックアップ記
憶装置121をI/Oプロセッサ13で制御するための
準備作業が正常終了したと判定すると、次に図4に示す
大容量記憶装置101,102,111,112からの
データ読み込み処理を実施する。このデータ読み込み処
理の動作を、図4を参照して説明する。I/Oプロセッ
サ13は、まず、ステップC1にて、バスコントロール
装置12を動作モードに設定する。これは、1回目の実
行ではバスコントロール装置12は既に動作モードであ
るため、異常時のリトライにのみ有効である。
【0037】次に、I/Oプロセッサ13は、ステップ
C2にて、ローカルメモリ14上に図2の初期化動作で
中央処理装置(CPU)3から転送されている記憶装置
制御用プログラムを使用して、読み込んだバックアップ
指示データで指定されている該当する大容量記憶装置1
01,102,111,112上の該当するブロックを
ローカルメモリ14上に読み込む指示を、該当する大容
量記憶装置101,102,111,112に対して送
る。
【0038】I/Oプロセッサ13は、ステップC3に
て図6の割り込み制御を呼び出し、大容量記憶装置10
1,102,111,112上の該当するブロックをロ
ーカルメモリ14上に読み込む指示が終了するのを待
つ。I/Oプロセッサ13は、図6で説明した割り込み
制御から戻るとステップC4に移行し、大容量記憶装置
101,102,111,112上のブロックをローカ
ルメモリ14上に読み込む指示が正常終了したか否かを
判定する。
【0039】I/Oプロセッサ13は、大容量記憶装置
101,102,111,112上のブロックをローカ
ルメモリ14上に読み込む指示が正常終了したと判定す
ると、図5に示すバックアップ装置121への書き込み
処理に移行する。一方、I/Oプロセッサ13は、大容
量記憶装置101,102,111,112上のブロッ
クをローカルメモリ14上に読み込む指示が異常終了し
たと判定すると、ステップC5にて、バスコントロール
装置12を非動作モードに設定する。
【0040】その後、I/Oプロセッサ13は、ステッ
プC6にて、管理データの初期化等の異常時の後処理を
実施し、リトライするかどうかを判定する。本実施の形
態では、中央処理装置(CPU)3から指示された大容
量記憶装置101,102,111,112の入出力動
作とバックアップ動作が混在するため、アダプタ10
0,110あるいは大容量記憶装置101,102,1
11,112で競合が発生し得る。そのため、I/Oプ
ロセッサ13は、ステップC7にてアダプタ100,1
10あるいは大容量記憶装置101,102,111,
112で競合エラーが有るか否かを判定する。
【0041】I/Oプロセッサ13は、ステップC7に
てアダプタ100,110あるいは大容量記憶装置10
1,102,111,112で競合エラーがあると判定
すると、すぐにステップC1に戻り、大容量記憶装置1
01,101,111,112からのデータ読み込み処
理を再開する。
【0042】I/Oプロセッサ13は、ステップC7に
てアダプタ100,110あるいは大容量記憶装置10
1,102,111,112で競合エラーがないと判定
すると、ステップC8にてリトライ数をカウントアップ
し、ステップC9にてリトライアウトしたか否かを判定
する。
【0043】I/Oプロセッサ13は、リトライアウト
していないと判定すると、ステップC1に戻り、大容量
記憶装置101,102,111,112からのデータ
読み込み処理を再開する。I/Oプロセッサ13は、リ
トライアウトしていると判定すると、ローカルメモリ1
4上にバックアップ処理を実施した該当する大容量記憶
装置101,102,111,112の該当するブロッ
クのデータバックアップ終了状態が異常であったことを
記録するために、図5に示すバックアップ終了処理へ移
行する。
【0044】I/Oプロセッサ13は、ステップC4に
て大容量記憶装置101,102,111,112から
のデータ読み込み処理が正常終了したと判定すると、次
に図5に示すバックアップ装置121への書き込み処理
を実施する。この動作は、図5に示すステップD1から
ステップD6に該当する。
【0045】I/Oプロセッサ13は、まず、ステップ
D1にて、ローカルメモリ14上に図2の初期化動作で
中央処理装置(CPU)3から転送されている記憶装置
制御用プログラムを使用して、先の処理でローカルメモ
リ14上に大容量記憶装置101,102,111,1
12から転送され読み込まれたデータを、バックアップ
指示データで指定されている該当するバックアップ記憶
装置121の指定媒体へ書き込む指示をバックアップ記
憶装置121に送る。
【0046】I/Oプロセッサ13は、ステップD2に
て図6の割り込み制御を呼び出し、書き込み指示が終了
するのを待つ。I/Oプロセッサ13は、割り込み制御
から戻るとステップD3に移行し、書き込み指示が正常
終了したかどうかを判定する。I/Oプロセッサ13
は、ステップD3にて書き込み指示が正常終了したと判
定すると、ローカルメモリ14上にバックアップ処理を
実施した該当大容量記憶装置101,102,111,
112の該当ブロックのデータバックアップ終了状態が
正常であったことを記録するために、バックアップ終了
処理へ移行する。
【0047】I/Oプロセッサ13は、ステップD3に
て書き込み指示が異常終了したと判定すると、ステップ
D4にて、管理データの初期化等の異常時の後処理を実
施し、続いてステップD5にてリトライ数をカウントア
ップしてからステップD6でリトライアウトしたか否か
を判定する。
【0048】I/Oプロセッサ13は、ステップD6に
てリトライアウトしていないと判定すると、ステップD
1に戻り、バックアップ装置121への書き込み処理を
再開する。I/Oプロセッサ13は、ステップDにてリ
トライアウトしていると判定すると、ローカルメモリ1
4上にバックアップ処理を実施した該当大容量記憶装置
101,102,111,112の該当ブロックのデー
タバックアップ終了状態が異常であったことを記録する
ために、バックアップ終了処理へ移行する。
【0049】I/Oプロセッサ13は、最後に、バック
アップ終了処理を実施する。このバックアップ終了処理
動作は、図5に示すステップD7からステップD8に該
当する。I/Oプロセッサ13は、まず、ステップD7
にて移行時のバックアップ処理を実施した該当する大容
量記憶装置101,102,111,112の該当する
ブロックのデータバックアップ終了状態をローカルメモ
リ14上に記憶する。続いて、I/Oプロセッサ13
は、ステップD8にてバスコントロール装置12を非動
作モードに設定して、図3に示すバックアップ処理の先
頭に戻る。
【0050】このように、本実施の形態では、中継イン
タフェース5に接続されるローカルバス11と、ローカ
ルバス11と中継インタフェース5に接続され、システ
ムバス1、標準I/Oバス2及びローカルバス11の動
作を監視・制御するバスコントロール装置12と、割り
込み制御装置6とローカルバス11に接続されるI/O
プロセッサ13と、ローカルバス11に接続され、主記
憶装置4とI/Oプロセッサ13とはアドレスが重複し
ないローカルメモリ14とを設け、中央処理装置によ
り、バックアップ条件を指定するバックアップ指示デー
タをシステムバス1、中継インタフェース5及びローカ
ルバス11を介してI/Oプロセッサ13へ転送し、I
/Oプロセッサ13により、転送されるバックアップ指
示データを読み込み、ローカルバス11を介してローカ
ルメモリ14に書き込みを行い、I/Oプロセッサ13
により、ローカルメモリ14への書き込み後、読み込ん
だバックアップ指示データによって指定されたバックア
ップ条件が成立した場合、バスコントロール装置12を
制御して中央処理装置3から駆動されたシステムバス1
上での動作をハードウェア的にリトライさせ、I/Oプ
ロセッサ13により、システムバス1上での動作をハー
ドウェア的にリトライさせた状態で、標準I/Oバス2
上でのメモリアクセスが主記憶装置4に対して行われる
か、あるいはローカルメモリ14に対して行われるかを
バスコントロール装置12を介して判定し、メモリアク
セスが主記憶装置4に対して行われているとバスコント
ロール装置12を介して判定した場合、アダプタ10
1,102,111,112からの割り込み先を中央処
理装置3にするように割り込み制御装置6を制御し、メ
モリアクセスがローカルメモリ14に対して行われてい
るとバスコントロール装置12を介して判定した場合、
アダプタ101,102,111,112からの割り込
み先をI/Oプロセッサ13にするように割り込み制御
装置6を制御することでデータ転送を行い、自動的にバ
ックアップを行うように構成している。
【0051】このため、中央処理装置(CPU)3から
の入出力動作を中央処理装置(CPU)3で実行中のソ
フトウェアに影響を与えないようにローカルメモリ14
上の制御プログラムを用い、ローカルメモリ14経由で
大容量記憶装置101,102,111,112とバッ
クアップ記憶装置121間のデータ転送を実行すること
ができる。従って、大容量記憶装置101,102,1
11,112からバックアップ記憶装置121へのデー
タバックアップを中央処理装置(CPU)3、主記憶装
置4及びシステムバス1を使用せずに実行することがで
きるので、システム稼働時にシステム動作を大きく妨げ
ないようにすることができる。
【0052】また、中央処理装置(CPU)3にて実行
されるシステムのソフトウェアは、I/Oプロセッサ1
3にてバックアップが実行されていることを考慮する必
要がないので、市販のオペレーティングシステムをその
まま使用することができる。また、バックアップ記憶装
置121を中央処理装置(CPU)3とI/Oプロセッ
サ13で共用することができるため、装置コストを低減
することができる。
【0053】実施の形態2.実施の形態1では、バック
アップ処理動作を説明したが、本実施の形態では、バッ
クアップ処理の結果を知る方法について、以下、具体的
に図面を用いて説明する。図7は本発明に係る実施の形
態2のデータバックアップ方式の処理フローを示す図で
ある。実施の形態1の図5のステップD7で説明したよ
うに、I/Oプロセッサ13は、データバックアップの
終了状態を、ローカルメモリ14上に記憶している。そ
の後、任意の時点で、中央処理装置(CPU)3は、I
/Oプロセッサ13にデータバックアップ状態の報告指
示要求を送ることにより、その時点までに実施したデー
タバックアップの終了状態の情報を得ることができる。
【0054】I/Oプロセッサ13は、実施の形態1の
図5のステップD7のように、データバックアップの終
了状態情報をローカルメモリ14に記憶している。ま
ず、ステップF1にて、中央処理装置(CPU)3は、
終了状態情報の記憶後、I/Oプロセッサ13にデータ
バックアップ終了状態の報告要求を行う。
【0055】I/Oプロセッサ13は、中央処理装置
(CPU)3からの報告要求を受けると、ステップF2
にて、ローカルメモリ14上に記憶されているデータバ
ックアップの終了状態情報を読み出して中央処理装置
(CPU)3へ転送する。中央処理装置(CPU)3
は、I/Oプロセッサ13から転送されるデータバック
アップの終了状態情報を受け取る。
【0056】I/Oプロセッサ13のステップF2と中
央処理装置(CPU)3のステップF3の動作が連動し
て、データはI/Oプロセッサ13から中央処理装置
(CPU)3に転送される。I/Oプロセッサ13は、
データ転送が終了すると、ステップF4にて、中央処理
装置(CPU)3に対して終了報告を行う。
【0057】中央処理装置(CPU)3は、I/Oプロ
セッサ13から終了報告の情報を受け取ると、ステップ
F5にて、I/Oプロセッサ13から転送されたデータ
バックアップの終了状態情報を用いて、レポート等を作
成する。
【0058】このように、本実施の形態では、I/Oプ
ロセッサ13によりデータバックアップの終了状態情報
をローカルメモリ14に記憶しておき、中央処理装置
(CPU)3により、I/Oプロセッサ13へデータバ
ックアップの終了状態の報告要求を行った後、I/Oプ
ロセッサ13によりローカルメモリ14からデータバッ
クアップの終了状態情報を読み出して中央処理装置(C
PU)3へ転送するように構成したため、データバック
アップの終了状況をI/Oプロセッサ13から中央処理
装置(CPU)3に報告することができる。このため、
I/Oプロセッサ13でシステム動作から独立して実行
されたデータバックアップの終了状況を中央処理装置
(CPU)3で受け取ることができるので、その終了状
況をレポート等に作成して出力することにより、システ
ム管理者がデータバックアップの終了状況を把握するこ
とができる。
【0059】実施の形態3.本実施の形態では、実施の
形態1、2において、データバックアップ処理の停止方
法について、以下、具体的に図面を用いて説明する。図
8は本発明に係る実施の形態3のデータバックアップ方
式の処理フローを示す図である。中央処理装置(CP
U)3は、ステップG1にて、I/Oプロセッサ13に
データバックアップの停止要求を行う。
【0060】I/Oプロセッサ13は、ステップG2に
て、中央処理装置(CPU)3からデータバックアップ
の停止要求を受けると、データバックアップ動作停止の
情報をローカルメモリ14へ記憶し、新たなデータバッ
クアップ指示データが中央処理装置(CPU)3から転
送されるまでデータバックアップ処理を行わない。
【0061】更に、I/Oプロセッサ13は、ステップ
G2にて、割り込み制御装置6の割り込み受け取り先を
中央処理装置(CPU)3にし、バスコントロール装置
12を非動作モードにする。その後、I/Oプロセッサ
13は、ステップG3にて、中央処理装置(CPU)3
に対して終了報告を行う。
【0062】このように、本実施の形態では、中央処理
装置(CPU)3によりI/Oプロセッサ13へデータ
バックアップの停止要求を行い、I/Oプロセッサ13
により、中央処理装置(CPU)3からデータバックア
ップの停止要求を受けると、割り込み制御装置6の割り
込み受け取り先を中央処理装置(CPU)3にし、バス
コントロール装置12を非動作モードにするように構成
したため、I/Oプロセッサ13で実行されているデー
タバックアップ処理を中央処理装置(CPU)3から停
止することができる。このため、システム動作から独立
しているデータバックアップ処理を管理者がコントロー
ルすることができる。
【0063】実施の形態4.実施の形態1,2では、中
央処理装置(CPU)3とI/Oプロセッサ13が連動
して、ローカルメモリ14上のデータをやり取りするこ
とを説明したが、本実施の形態では、中央処理装置(C
PU)3とローカルメモリ14間で直接データ転送を行
えるように構成することで、入出力装置の制御プログラ
ム及びバックアップ指示データの転送とバックアップ状
態の報告を高速化する場合の、初期化動作とバックアッ
プ状態の報告処理について、それぞれ図9及び図10を
参照して以下、具体的に説明する。
【0064】図9,10は本発明に係る実施の形態4の
データバックアップ方式の構成を示すブロック図であ
る。本実施の形態では、まず、ステップH1で、I/O
プロセッサ13は、バスコントロール装置12のバス監
視機能を動作させる。この状態にて、I/Oプロセッサ
13は、ステップH2にて、ローカルメモリ14へのデ
ータ転送を検知したというバスコントロール装置12か
らの報告を待つ。
【0065】ステップH3で、中央処理装置(CPU)
3は、バックアップ指示データと、アダプタ100,1
10,120を介して大容量記憶装置101,102,
111,112及びバックアップ記憶装置121を制御
する記憶装置制御用プログラムとを、I/Oプロセッサ
13を介さずにローカルメモリ14の所定アドレスに転
送する。
【0066】ステップH4で、I/Oプロセッサ13
は、ローカルメモリ14へのデータ転送を検知したとい
う報告をバスコントロール装置12から受け取ると、ロ
ーカルメモリ14上の所定のアドレスにデータ転送終了
マークが書き込まれるのを待つ。
【0067】I/Oプロセッサ13は、ステップH5に
て、ローカルメモリ14上の所定アドレスにデータ転送
終了マークが書き込まれたことを検知すると、データバ
ックアップ条件が成立するか不成立するかを確認しなが
ら待機する。
【0068】実施の形態1の図5のステップD8で説明
したように、I/Oプロセッサ13は、データバックア
ップの終了状態情報を予めローカルメモリ14の所定ア
ドレスに記憶している。その後、データバックアップ状
態の報告処理する場合、ステップI1で、中央処理装置
(CPU)3は、I/Oプロセッサ13を動作させるこ
となく、ローカルメモリ14の所定アドレスから、デー
タバックアップ処理の終了状態情報を読み込み、ステッ
プI2でデータバックアップ処理のレポートを作成す
る。
【0069】このように、本実施の形態では、中央処理
装置(CPU)3により、バックアップ指示データ及び
記憶装置制御用プログラムをI/Oプロセッサ13を介
さずに、システムバス1、中継インタフェース5及びロ
ーカルバス11を介してローカルメモリ14へ転送する
ように構成したため、I/Oプロセッサ13を介さず
に、中央処理装置(CPU)3とローカルメモリ14間
で直接データ転送を行うことができる。このため、I/
Oプロセッサ13を介してデータ転送を行う場合より
も、バックアップ指示データ及び制御プログラムの転送
を高速化することができる。
【0070】また、本実施の形態では、I/Oプロセッ
サ13により、ローカルメモリ14にデータバックアッ
プの終了状態情報を予め記憶しておき、中央処理装置
(CPU)3により、I/Oプロセッサ13を介さずに
ローカルメモリ14からデータバックアップの終了状態
情報を読み込むように構成したため、中央処理装置(C
PU)3は、I/Oプロセッサ13を介してローカルメ
モリ14からデータバックアップの終了状態情報を取り
出す場合よりも高速に取り出すことができる。
【0071】実施の形態5.実施の形態1におけるI/
Oプロセッサ13による割り込み制御装置6の制御を、
バスコントロール装置12でのバス監視機能と連携させ
て、バスコントロール装置12から実施することによっ
て、より高速なデータ転送に対応することができる。以
下、本実施の形態を図面を用いて説明する。
【0072】図11は本発明に係る実施の形態5のデー
タバックアップ方式の構成を示すブロック図である。図
12は図11に示すデータバックアップ方式の割り込み
制御の処理を示すフローチャートである。
【0073】図11に示すように、割り込み制御装置6
とバスコントロール装置12を選択制御信号#0〜#N
で接続する。1本の選択制御信号は、割り込み制御装置
6に入力されるアダプタからの割り込み信号1本ずつに
対応している。図11では、N個の割り込み信号、即ち
N個のアダプタが標準I/Oバス2に接続できる場合を
示しており、選択制御信号の番号は、アダプタの番号に
対応している。
【0074】ここでは、アダプタ110がデータ転送を
行った場合を例にとって説明する。バスコントロール装
置12は、中継インタフェース5を経由してシステムバ
ス1上と標準I/Oバス2上の監視を行っている。アダ
プタ110がデータ転送を行うと、バスコントロール装
置12は、アダプタ110からのデータ転送を検知する
とともに、アダプタ110からのデータ転送が主記憶装
置4に対して行われているものか、あるいはローカルメ
モリ14に対して行われているものかを検知する。
【0075】バスコントロール装置12は、アダプタ1
10からのデータ転送が主記憶装置4に対して行われて
いるものであると検知した場合、アダプタ110に対応
する選択制御信号#1を、例えばLOWレベルにする。
これにより、アダプタ110からの割り込み信号は、中
央処理装置(CPU)3への割り込みとなる。
【0076】バスコントロール装置12は、アダプタ1
10からのデータ転送がローカルメモリ14に対して行
われているものであると検知した場合、アダプタ110
に対応する選択制御信号#1を反対にHIGHレベルに
する。これにより、アダプタ110からの割り込み信号
は、I/Oプロセッサ13への割り込みとなる。
【0077】バスコントロール装置12は、このように
割り込み制御装置6を制御することで、ハードウェアに
て割り込みの受け取り先を切り替える。このような方式
にすると、図6で示した割り込み制御ルーチンの処理
は、図12のようにステップJ2の割り込み待ちのみと
なる。
【0078】このように、本実施の形態では、割り込み
制御装置6とバスコントロール装置12を接続し、バス
コントロール装置12により、アダプタ110からのデ
ータ転送が主記憶装置4に対して行われていると検知し
た場合、アダプタ110からの割り込み先を中央処理装
置(CPU)3にするように割り込み制御装置6を制御
し、アダプタ110からのデータ転送がローカルメモリ
14に対して行われていると検知した場合、アダプタ1
10からの割り込み先をI/Oプロセッサ13にするよ
うに割り込み制御装置6を制御するように構成したた
め、I/Oプロセッサ13による割り込み制御装置6の
制御を、バスコントロール装置12でのバス監視機能と
連携させて、バスコントロール装置12から実施するこ
とができる。このため、より高速なデータ転送に対応す
ることができる。
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、中継インタフ
ェースに接続されるローカルバスと、ローカルバスと中
継インタフェースに接続され、システムバス、標準I/
Oバス及びローカルバスの動作を監視・制御するバスコ
ントロール装置と、割り込み制御装置とローカルバスに
接続されるI/Oプロセッサと、ローカルバスに接続さ
れ、主記憶装置とI/Oプロセッサとはアドレスが重複
しないローカルメモリとを設け、中央処理装置により、
バックアップ条件を指定するバックアップ指示データを
システムバス、中継インタフェース及びローカルバスを
介してI/Oプロセッサへ転送し、I/Oプロセッサに
より、転送されるバックアップ指示データを読み込み、
ローカルバスを介してローカルメモリに書き込みを行
い、I/Oプロセッサにより、ローカルメモリへの書き
込み後、読み込んだバックアップ指示データによって指
定されたバックアップ条件が成立した場合、バスコント
ロール装置を制御して中央処理装置から駆動されたシス
テムバス上での動作をハードウェア的にリトライさせ、
I/Oプロセッサにより、システムバス上での動作をハ
ードウェア的にリトライさせた状態で、標準I/Oバス
上でのメモリアクセスが主記憶装置に対して行われる
か、あるいはローカルメモリに対して行われるかをバス
コントロール装置を介して判定し、メモリアクセスが主
記憶装置に対して行われているとバスコントロール装置
を介して判定した場合、アダプタからの割り込み先を中
央処理装置にするように割り込み制御装置を制御し、メ
モリアクセスがローカルメモリに対して行われていると
バスコントロール装置を介して判定した場合、アダプタ
からの割り込み先をローカルメモリにするように割り込
み制御装置を制御することでデータ転送を行い、自動的
にバックアップを行うように構成することにより、大容
量記憶装置からバックアップ記憶装置へのデータバック
アップを中央処理装置、主記憶装置及びシステムバスを
使用せずに実行することができるので、システム稼働時
にシステム動作を大きく妨げないようにすることができ
る。
【0079】請求項2記載の発明は、I/Oプロセッサ
によりデータバックアップの終了状態情報をローカルメ
モリに記憶しておき、中央処理装置(CPU)により、
I/Oプロセッサへデータバックアップの終了状態の報
告要求を行った後、I/Oプロセッサによりローカルメ
モリからデータバックアップの終了状態情報を読み出し
て中央処理装置(CPU)へ転送するように構成するこ
とにより、データバックアップの終了状況をI/Oプロ
セッサから中央処理装置(CPU)に報告することがで
きるため、I/Oプロセッサでシステム動作から独立し
て実行されたデータバックアップの終了状況を中央処理
装置(CPU)で受け取ることができる。このため、そ
の終了状況をレポート等に作成して出力することによ
り、システム管理者がデータバックアップの終了状況を
把握することができる。
【0080】請求項3記載の発明は、中央処理装置によ
りI/Oプロセッサへデータバックアップの停止要求を
行い、I/Oプロセッサにより、中央処理装置からデー
タバックアップの停止要求を受けると、割り込み制御装
置の割り込み受け取り先を中央処理装置にし、バスコン
トロール装置を非動作モードにするように構成すること
により、I/Oプロセッサで実行されているデータバッ
クアップ処理を中央処理装置から停止することができる
ので、システム動作から独立しているデータバックアッ
プ処理を管理者がコントロールすることができる。
【0081】請求項4記載の発明は、中央処理装置(C
PU)により、バックアップ指示データをI/Oプロセ
ッサを介さずに、システムバス、中継インタフェース及
びローカルバスを介してローカルメモリへ転送するよう
に構成することにより、I/Oプロセッサを介さずに、
中央処理装置(CPU)とローカルメモリ間で直接デー
タ転送を行うことができる。このため、I/Oプロセッ
サを介してデータ転送を行う場合よりも、バックアップ
指示データの転送を高速化することができる。
【0082】請求項5記載の発明は、I/Oプロセッサ
により、ローカルメモリにデータバックアップの終了状
態情報を予め記憶しておき、中央処理装置(CPU)に
より、I/Oプロセッサを介さずにローカルメモリから
データバックアップの終了状態情報を読み込むように構
成することにより、中央処理装置(CPU)は、I/O
プロセッサを介してローカルメモリからデータバックア
ップの終了状態情報を取り出す場合よりも高速に取り出
すことができる。
【0083】請求項6記載の発明では、割り込み制御装
置とバスコントロール装置を接続し、バスコントロール
装置により、アダプタからのデータ転送が主記憶装置に
対して行われていると検知した場合、アダプタからの割
り込み先を中央処理装置にするように割り込み制御装置
を制御し、アダプタからのデータ転送がローカルメモリ
に対して行われていると検知した場合、アダプタからの
割り込み先をI/Oプロセッサにするように割り込み制
御装置を制御するように構成することにより、I/Oプ
ロセッサによる割り込み制御装置の制御を、バスコント
ロール装置でのバス監視機能と連携させて、バスコント
ロール装置から実施することができるため、より高速な
データ転送に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施の形態1のデータバックア
ップ方式の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示すデータバックアップ方式の初期化
動作を示すウォールチャートである。
【図3】 図1に示すデータバックアップ方式のバック
アップ処理を示すフローチャート(1/4)である。
【図4】 図1に示すデータバックアップ方式のバック
アップ処理を示すフローチャート(2/4)である。
【図5】 図1に示すデータバックアップ方式のバック
アップ処理を示すフローチャート(3/4)である。
【図6】 図1に示すデータバックアップ方式のバック
アップ処理を示すフローチャート(4/4)である。
【図7】 本発明に係る実施の形態2のデータバックア
ップ方式のバックアップ終了状態の報告処理を示すウォ
ールチャートである。
【図8】 本発明に係る実施の形態3のデータバックア
ップ方式のバックアップ処理の停止方法を示すウォール
チャートである。
【図9】 本発明に係る実施の形態4のデータバックア
ップ方式の初期化動作を示すウォールチャートである。
【図10】 本発明に係る実施の形態4のデータバック
アップ方式のデータバックアップ状態の報告処理を示す
ウォールチャートである。
【図11】 本発明に係る実施の形態5のデータバック
アップ方式の割り込み制御装置とバスコントロール装置
の連携状態の構成を示すブロック図である。
【図12】 図11に示すデータバックアップ方式の割
り込み制御を示すフローチャートである。
【図13】 従来のデータバックアップ方式の構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 システムバス、2 標準I/Oバス、3 中央処理
装置(CPU)、4主記憶装置、5 中継インタフェー
ス、6 割り込み制御装置、10 拡張中継インタフェ
ース、11 ローカルバス、12 バスコントロール装
置、13 I/Oプロセッサ、14 ローカルメモリ、
100,110,120 アダプタ、101,102,
111,112 大容量記憶装置、121 バックアッ
プ記憶装置。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システムバスと、標準I/Oバスと、シ
    ステムバスに接続される中央処理装置と、システムバス
    に接続される主記憶装置と、システムバスと標準I/O
    バスを階層的に接続する中継インタフェースと、標準I
    /Oバスに接続される複数のアダプタと、アダプタに接
    続される大容量記憶装置と、大容量記憶装置が接続され
    るアダプタとは別のアダプタに接続されるバックアップ
    記憶装置と、アダプタからの割り込みを中央処理装置に
    あげる割り込み制御装置とを有するデータバックアップ
    方式において、 中継インタフェースに接続されるローカルバスと、ロー
    カルバスと中継インタフェースに接続され、システムバ
    ス、標準I/Oバス及びローカルバスの動作を監視・制
    御するバスコントロール装置と、割り込み制御装置とロ
    ーカルバスに接続されるI/Oプロセッサと、ローカル
    バスに接続され、主記憶装置とI/Oプロセッサとはア
    ドレスが重複しないローカルメモリとを設け、 中央処理装置は、バックアップ条件を指定するバックア
    ップ指示データをシステムバス、中継インタフェース及
    びローカルバスを介してI/Oプロセッサへ転送し、 I/Oプロセッサは、転送されるバックアップ指示デー
    タを読み込み、ローカルバスを介してローカルメモリに
    書き込みを行い、 I/Oプロセッサは、ローカルメモリへの書き込み後、
    読み込んだバックアップ指示データによって指定された
    バックアップ条件が成立した場合、バスコントロール装
    置を制御して中央処理装置から駆動されたシステムバス
    上での動作をハードウェア的にリトライさせ、 I/Oプロセッサは、システムバス上での動作をハード
    ウェア的にリトライさせた状態で、標準I/Oバス上で
    のメモリアクセスが主記憶装置に対して行われるか、あ
    るいはローカルメモリに対して行われるかをバスコント
    ロール装置を介して判定し、メモリアクセスが主記憶装
    置に対して行われているとバスコントロール装置を介し
    て判定した場合、アダプタからの割り込み先を中央処理
    装置にするように割り込み制御装置を制御し、メモリア
    クセスがローカルメモリに対して行われているとバスコ
    ントロール装置を介して判定した場合、アダプタからの
    割り込み先をI/Oプロセッサにするように割り込み制
    御装置を制御することでデータ転送を行い、自動的にバ
    ックアップを行うことを特徴とするデータバックアップ
    方式。
  2. 【請求項2】 I/Oプロセッサは、データバックアッ
    プの終了状態情報をローカルメモリに記憶しており、中
    央処理装置は、I/Oプロセッサへデータバックアップ
    の終了状態の報告要求を行い、I/Oプロセッサは、報
    告要求を受けた時、ローカルメモリからデータバックア
    ップの終了状態情報を読み出して中央処理装置へ転送す
    ることを特徴とする請求項1に記載のデータバックアッ
    プ方式。
  3. 【請求項3】 中央処理装置は、I/Oプロセッサへデ
    ータバックアップの停止要求を行い、I/Oプロセッサ
    は、データバックアップの停止要求を受けた時、割り込
    み制御装置の割り込み受け取り先を中央処理装置にし、
    バスコントロール装置を非動作モードにすることを特徴
    とする請求項1、2の何れかに記載のデータバックアッ
    プ方式。
  4. 【請求項4】 中央処理装置は、バックアップ指示デー
    タをI/Oプロセッサを介さずに、システムバス、中継
    インタフェース及びローカルバスを介してローカルメモ
    リへ転送することを特徴とする請求項1〜3の何れかに
    記載のデータバックアップ方式。
  5. 【請求項5】 I/Oプロセッサは、データバックアッ
    プの終了状態情報をローカルメモリに記憶しており、中
    央処理装置は、I/Oプロセッサを介さずに、ローカル
    メモリからデータバックアップの終了状態情報を読み込
    むことを特徴とする請求項4に記載のデータバックアッ
    プ方式。
  6. 【請求項6】 割り込み制御装置とバスコントロール装
    置を接続し、バスコントロール装置は、アダプタからの
    データ転送が主記憶装置に対して行われていると検知し
    た場合、アダプタからの割り込み先を中央処理装置にす
    るように割り込み制御装置を制御し、アダプタからのデ
    ータ転送がローカルメモリに対して行われていると検知
    した場合、アダプタからの割り込み先をI/Oプロセッ
    サにするように割り込み制御装置を制御することを特徴
    とする請求項1〜5の何れかに記載のデータバックアッ
    プ方式。
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