JP2887724B2 - 押出機の型材牽引装置 - Google Patents

押出機の型材牽引装置

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JP2887724B2
JP2887724B2 JP31995193A JP31995193A JP2887724B2 JP 2887724 B2 JP2887724 B2 JP 2887724B2 JP 31995193 A JP31995193 A JP 31995193A JP 31995193 A JP31995193 A JP 31995193A JP 2887724 B2 JP2887724 B2 JP 2887724B2
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puller
extruder
stopper
clamper
cutting machine
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敏信 上田
文夫 池田
信幸 若狭
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、押出機から押出された
型材を牽引するための押出機の型材牽引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】押出機から押出された型材は、型材牽引
装置のプラーに設けたクランパーによってクランプさ
れ、そのプラーを移動することで牽引されて直線状態を
維持しながらランアウトテーブル上に引き出される。
【0003】かかる型材牽引装置としては、例えば特開
平2−274309号公報に示すように、レールに沿っ
てプラーを往復動自在に設け、このプラーにクランパー
を取付けると共に、駆動輪と従動輪に巻掛けたワーイヤ
ロープをプラーに連結してプラーを駆動装置とし、プラ
ーを押出機側に復動して押出された型材をクランパーで
クランプし、この状態でプラーを往動して型材を引き出
すようにしたものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる型材牽引装置の
プラー往復移動速度を高速とすることで押出機の押出速
度を速く、あるいはプラーを対向して2台設けることで
押出機の生産性を向上できる。しかしながら、押出機の
押出側には切断機を設けプラーにより型材を引き出した
後に切断機で型材を切断する場合、引き出し終了位置ま
で往動したプラーを押出機側に復動する際に切断作業中
の切断機と干渉することがあり、プラーを切断機と干渉
しない位置で停止して待機し、切断機が切断完了した後
にプラーを押出機側に移動してクランプ位置としてクラ
ンパーで押出された型材の先端部をクランプして往動す
ることで型材を引き出している。
【0005】このために、プラーを往復動するプラー駆
動装置を、プラーを復動する際にプラーが待機位置まで
移動したら停止し、型材の切断完了したら再駆動してプ
ラーをクランプ位置まで移動して停止することになり、
そのプラー駆動装置の制御が大変面倒となるし、その待
機位置からクランプ位置までの距離が短かく高速で移動
してクランプ位置で正しく停止することは大変困難とな
るから、プラーを待機位置からクランプ位置まで移動す
る速度は遅くなり、プラーの全体の移動速度が遅くなる
ので押出機の生産性が悪くなる。
【0006】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした押出機の型材牽引装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】押出機1の形材押出方向
と隣接して設けられ型材Aを切断する切断機9と、前記
押出機1の型材押出方向に沿って高速で往復動し、型材
Aをクランプするクランパー6を備えたプラー5と、該
プラー5と対向したストッパ位置とプラー5と離れた非
ストッパ位置に可動可能なるストッパ片24を備え、前
記プラー5が押出機1に向けて復動する時に、そのプラ
ー5をクランパー6が切断作業中の切断機9と干渉しな
い待機位置に停止するストッパ装置7と、前記待機位置
にあるプラー5をクランパー6が型材Aをクランプ可能
なるクランプ位置まで移動する補助駆動装置8より構成
した押出機の型材牽引装置。
【0008】
【作 用】プラー5のクランプ位置からの往動と、待
機位置までの復動を同一の駆動装置によって高速移動で
きるし、そのプラー5を待機位置からクランプ位置まで
前述の駆動装置とは別の補助駆動装置8によって移動で
きるから、プラー5を高速で往復動できて押出機1の効
率を向上できるし、前記駆動装置は高速駆動、停止の制
御を繰返せば良いからその制御が簡単となる。
【0009】
【実 施 例】図1と図2と図3に示すように、押出機
1と隣接してフレーム枠組体2が型材押出方向に設置さ
れ、このフレーム枠組体2に左右一対の上部ガイドレー
ル3と下部ガイドレール4が押出方向に向けて平行に取
付けてあり、この上部ガイドレール3と下部ガイドレー
ル4に沿って左右一対のプラー5が往復動自在にそれぞ
れ設けられ、この各プラー5にはクランパー6がそれぞ
れ取付けてある。
【0010】前記フレーム枠組体2の押出機1寄りには
左右一対のストッパ装置7,7が取付けられ、このスト
ッパ装置7よりも型材押出方向寄り位置に左右一対の、
補助駆動装置8,8が取付けられ、復動するプラー5を
ストッパ装置7によりクランパー6が切断機9と干渉し
ない待機位置に停止し、補助駆動装置8により待機位置
のプラー5をクランプ位置まで移動するようにしてあ
る。
【0011】次に各部の詳細を説明する。プラー5を往
復動する駆動装置は、フレーム枠組体2側に磁石を長手
方向に沿って取付けると共に、プラー5側に磁石を取付
け、その磁石に給電することで磁力を利用して移動する
従来公知のリニアモータとしてあるが、従来と同様に駆
動輪と従動輪にチェーンを巻掛け、そのチェーンをプラ
ー5に連結したチェーン型としても良い。
【0012】クランパー6は図3に示すように、シリン
ダー10で上下揺動するリンク機構11の先端部に一対
のクランプ片12,12を開閉自在に取付けて成り、押
出機1より押出された型材Aをクランプするようにして
ある。
【0013】ストッパー装置7は図4と図5と図6に示
すように、フレーム枠組体2を構成する左右一対の横材
13,13間に一対の連結材14,14を横架した取付
けフレーム15に取付けてある。つまり、一対の連結材
14,14にブラケット16をそれぞれ取付け、このブ
ラケット16間に揺動体17を横軸18で左右揺動自在
に支承し、その揺動体17の下部に設けたレバー19と
一方の横材13に亘って揺動用シリンダ20をピン2
1,22で連結し、前記揺動体17の上部にシリンダー
23を型材押出方向に向けて取付け、そのシリンダー2
3のピストン杆23aにストッパ片24が取付けてあ
る。
【0014】このようであるから、揺動用シリンダ20
を縮めて揺動体17を図示の起立姿勢とするとストッパ
片24がプラー5と外れた非ストップ位置となり、揺動
用シリンダ20を伸ばして揺動体17を揺動することで
斜め姿勢とするストッパ片24がプラー5と相対向した
ストップ位置となる。また、シリンダー23のピストン
杆23aを伸縮することでストッパ片24が型材押出方
向に移動してストップ位置、つまりプラー5の待機位置
を調整できるようにしてある。
【0015】前記補助駆動装置8は図4と図5に示すよ
うに、フレーム枠組体2を構成する一対の中間縦材3
0,30に横架した取付横材31に取付けてある。つま
り、取付横材31の縦面31aにおける長手方向両端寄
りに一側ブラケット32と他側ブラケット33をそれぞ
れ取付け、その一側ブラケット32に駆動輪34を縦軸
35で回転自在に支承し、他側ブラケット33に従動輪
36を縦軸37で回転自在に支承し、その駆動輪34と
従動輪36にチェーン38を巻掛け、そのチェーン38
に押片39を取付け、この押片39をプラー5に取付け
た受片40と干渉するようにし、前記一側ブラケット3
2に取付けた駆動モータ41で駆動輪34を駆動するよ
うにしてある。
【0016】前記取付横材31の縦面31aにはブラケ
ット42を介してガイド43が長手方向に亘って取付け
られ、前記押片39はガイド43に沿って移動するよう
になり、その押片39が待機位置にあるプラー5の受片
40と接近して受片40と干渉しない位置となるとON
するスイッチ44が設けてある。
【0017】前記切断機9は図3に示すように基台50
に可動体51を移動自在に取付け、その可動体51に回
転刃52を回転自在に取付けてあり、その可動体51を
前進することで押出された型材Aを回転刃52で切断
し、可動体51を後進すると回転刃52とクランパー6
が干渉しないようにしてある。
【0018】次に作動を説明する。プラー5のクランパ
ー6で型材Aをクランプしてプラー5を高速で往動して
引き出し終了したら、切断機9の可動体51を前進して
回転刃52で型材Aを切断する。これと同時に、揺動用
シリンダ20を伸ばしてフレーム17を揺動してストッ
パ片24をプラー5と相対向したストップ位置とすると
共に、プラー5を高速で復動する。この時、補助駆動装
置8の押片39は図4で1点鎖線で示す位置、つまりス
イッチ44をONしてモータ41を停止した位置となっ
ている。
【0019】これにより、プラー5はストッパ片24に
当接して図4に一点鎖線で示す待機位置に停止し、クラ
ンパー6が切断作業中の切断機9と干渉することが防止
される。
【0020】切断機9により型材Aを切断終了したら可
動体51を後進すると同時に揺動用シリンダー20を縮
めてストッパ片24を非ストップ位置とし、さらにモー
タ41を駆動してチェーン38を回転し、押片39をガ
イド43に沿って押出機1側に移動し、これによってプ
ラー5を受片40を介して図4の2点鎖線で示すクラン
プ位置まで移動し、シリンダー45で移動される固定ス
トッパ片46に当接して停止する。これにより、モータ
41が逆転してチェーン38が逆回転して押片39が前
述と反対方向に移動し、受片40と干渉しない位置とな
るとスイッチ44をONし、それによってモータ41が
停止する。
【0021】前述の状態でクランパー6が型材Aをクラ
ンプしたらプラー5を高速で往動して型材Aを引き出し
する。
【0022】このようにプラー5を待機位置からクラン
プ位置までは補助駆動装置8で移動するから、プラー5
を待機位置からクランプ位置まで迅速に移動できるし、
プラー5は駆動装置によって高速で往動すると共に、高
速で待機位置まで復動するから全体としてのプラーの移
動速度を速くでき、しかもプラー5の駆動装置は高速駆
動、停止の制御で良いから、その制御が容易となる。
【0023】また、実施例においてはプラー5が一対設
けてあるから、一対のプラー5を交互に往動、復動して
型材Aを引き出しできるので、効率良く型材Aを引き出
しできる。
【0044】
【発明の効果】プラー5のクランプ位置からの往動と、
待機位置までの復動を同一の駆動装置によって高速移動
できるし、そのプラー5を待機位置からクランプ位置ま
で前述の駆動装置とは別の補助駆動装置8によって移動
できるから、プラー5を高速で往復動できて押出機1の
効率を向上できるし、前記駆動装置は高速駆動、停止の
制御を繰返せば良いからその制御が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す全体平面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の右側側面図である。
【図4】ストッパー装置と補助駆動装置の拡大平面図で
ある。
【図5】図4の正面図である。
【図6】図4の右側面図である。
【符号の説明】
1…押出機、2…フレーム枠組体、5…プラー、6…ク
ランパー、7…ストッパー装置、8…補助駆動装置、9
…切断機、24…ストップ片、39…押片、40…受
片。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−274309(JP,A) 実開 昭53−124329(JP,U) 特公 平2−62328(JP,B2) 特公 昭54−40466(JP,B2) 特公 昭54−32633(JP,B2) 実公 昭56−3049(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B21C 35/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押出機1の型材押出方向と隣接して設け
    られ型材Aを切断する切断機9と、前記押出機1の型材
    押出方向に沿って高速で往復動し、型材Aをクランプす
    るクランパー6を備えたプラー5と、該プラー5と対向
    したストッパ位置とプラー5と離れた非ストッパ位置に
    可動可能なるストッパ片24を備え、前記プラー5が押
    出機1に向けて復動する時に、そのプラー5をクランパ
    ー6が切断作業中の切断機9と干渉しない待機位置に停
    止するストッパ装置7と、前記待機位置にあるプラー5
    をクランパー6が型材Aをクランプ可能なるクランプ位
    置まで移動する補助駆動装置8より構成したことを特徴
    とする押出機の型材牽引装置。
JP31995193A 1993-12-20 1993-12-20 押出機の型材牽引装置 Expired - Lifetime JP2887724B2 (ja)

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TWI268914B (en) * 2003-05-09 2006-12-21 Nippon Catalytic Chem Ind Polycarboxylic acid concrete admixture
CN116871346B (zh) * 2023-06-08 2024-01-26 江苏兴业铝材有限公司 一种新型铝管胚料热挤压粗成型装置

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