JP2887546B2 - 換気ダクト取付構造 - Google Patents
換気ダクト取付構造Info
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- JP2887546B2 JP2887546B2 JP4424692A JP4424692A JP2887546B2 JP 2887546 B2 JP2887546 B2 JP 2887546B2 JP 4424692 A JP4424692 A JP 4424692A JP 4424692 A JP4424692 A JP 4424692A JP 2887546 B2 JP2887546 B2 JP 2887546B2
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- JP
- Japan
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- duct
- housing
- ventilation
- port
- intake
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- Duct Arrangements (AREA)
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は筺体内部を換気の必要が
ある可動型屋外筺体への換気ダクト取付構造に関する。
ある可動型屋外筺体への換気ダクト取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の可動型屋外筺体への換気
ダクト取付構造は、図３に示す様に、箱型の筺体１０の
底部に吸入口と排気口の両方が併設され、それぞれの換
気口にファン７を設置して筺体内部の換気を行い、さら
に水滴の進入防止のために水滴除けのカバー８を取り付
ける構造となっていた。
ダクト取付構造は、図３に示す様に、箱型の筺体１０の
底部に吸入口と排気口の両方が併設され、それぞれの換
気口にファン７を設置して筺体内部の換気を行い、さら
に水滴の進入防止のために水滴除けのカバー８を取り付
ける構造となっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来の換気ダクト
取付構造では、吸入口と排気口が同一面にあるため換気
効率が悪く、その上換気効率を上げるために大容量のフ
ァンを必要とするため、大電力を消費するなど、換気効
率や機器信頼性の面で問題があった。更に、筺体可動時
には換気口が筺体と一緒に可動してしまうため、ある可
動範囲を越えると水滴除けのカバーでは水滴を除けきれ
ないため、筺体の可動範囲が狭い範囲に限られ、筺体内
部機器の機能を活かしきれない場合があるなどの問題点
があった。
取付構造では、吸入口と排気口が同一面にあるため換気
効率が悪く、その上換気効率を上げるために大容量のフ
ァンを必要とするため、大電力を消費するなど、換気効
率や機器信頼性の面で問題があった。更に、筺体可動時
には換気口が筺体と一緒に可動してしまうため、ある可
動範囲を越えると水滴除けのカバーでは水滴を除けきれ
ないため、筺体の可動範囲が狭い範囲に限られ、筺体内
部機器の機能を活かしきれない場合があるなどの問題点
があった。
【０００４】本発明は上記従来の欠点を除去し、筺体可
動時にも対応でき且つ換気効率の向上をはかった換気ダ
クト取付構造を提供するものである。
動時にも対応でき且つ換気効率の向上をはかった換気ダ
クト取付構造を提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の換気ダクト取付
構造は、箱形をなし上面中央部に設けた回転軸を支点と
して可動自在な筐体と、この筐体の前記回転軸と直交す
る二側面にそれぞれ穿設された吸気口及び排気口と、こ
の吸気口及び排気口にそれぞれ回動自在に取り付けられ
前記筐体の可動時にも先端の換気口が常に下方を向くご
とき吸気ダクト及び排気ダクトと、この吸気ダクト及び
排気ダクトの何れか一方側に吸着されたファンとを備え
ている。
構造は、箱形をなし上面中央部に設けた回転軸を支点と
して可動自在な筐体と、この筐体の前記回転軸と直交す
る二側面にそれぞれ穿設された吸気口及び排気口と、こ
の吸気口及び排気口にそれぞれ回動自在に取り付けられ
前記筐体の可動時にも先端の換気口が常に下方を向くご
とき吸気ダクト及び排気ダクトと、この吸気ダクト及び
排気ダクトの何れか一方側に吸着されたファンとを備え
ている。
【０００６】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００７】図１は本発明の一実施例を示し、（ａ）は
斜視図、（ｂ）は筺体可動時の側面図であり、図２は本
実施例の詳細を示し、（ａ）は分解斜視図、（ｂ）は換
気ダクト取付部の断面図である。
斜視図、（ｂ）は筺体可動時の側面図であり、図２は本
実施例の詳細を示し、（ａ）は分解斜視図、（ｂ）は換
気ダクト取付部の断面図である。
【０００８】本実施例は箱型で上面中央部の回転軸Ｘ−
Ｘを支点に架台９に対して可動自在な筺体５があり、こ
の筺体５の回転軸と直交する側面に吸気口１、その対面
に排気口２をそれぞれ設け、この吸気口１もしくは排気
口２のいずれか一方の筺体側面にファン７を備えてい
る。吸気口１及び排気口２にはそれぞれＬ型の吸気ダク
ト３及び排気ダクト４が、吸気口１及び排気口２に対し
直角な軸を中心に回転するように取付けられており、こ
れらのダクトの先端の換気口は筺体可動時にも重力によ
り常に下側を向くようになっている。
Ｘを支点に架台９に対して可動自在な筺体５があり、こ
の筺体５の回転軸と直交する側面に吸気口１、その対面
に排気口２をそれぞれ設け、この吸気口１もしくは排気
口２のいずれか一方の筺体側面にファン７を備えてい
る。吸気口１及び排気口２にはそれぞれＬ型の吸気ダク
ト３及び排気ダクト４が、吸気口１及び排気口２に対し
直角な軸を中心に回転するように取付けられており、こ
れらのダクトの先端の換気口は筺体可動時にも重力によ
り常に下側を向くようになっている。
【０００９】即ち、筺体５がＸ−Ｘ軸を回転軸として可
動する時、その回転軸Ｘ−Ｘが貫く筺体５の両側面にそ
れぞれ円形の吸気口１及び排気口２を設け、それらの両
換気口を回転軸Ｙ−Ｙ及びＺ−Ｚ軸として回転自在且つ
防水構造とした吸気ダクト３及び排気ダクト４を取付け
る。従って筺体５の動作に左右される事なく、吸気ダク
ト３及び排気ダクト４の外部側の開口部６は常に重力に
より下部を向くことになる。そしてファン７により吸気
ダクト３から吸入された外気は、筺体内部の熱を奪いな
がら排気ダクト４を通り、筺体５の外部へ排出される事
になる。なお図２（ａ）からわかるように、吸気ダクト
３及び排気ダクト４は筺体内部の機器実装に合わせ、換
気ダクト取付面であれば取付位置を任意に設定すること
が可能である。
動する時、その回転軸Ｘ−Ｘが貫く筺体５の両側面にそ
れぞれ円形の吸気口１及び排気口２を設け、それらの両
換気口を回転軸Ｙ−Ｙ及びＺ−Ｚ軸として回転自在且つ
防水構造とした吸気ダクト３及び排気ダクト４を取付け
る。従って筺体５の動作に左右される事なく、吸気ダク
ト３及び排気ダクト４の外部側の開口部６は常に重力に
より下部を向くことになる。そしてファン７により吸気
ダクト３から吸入された外気は、筺体内部の熱を奪いな
がら排気ダクト４を通り、筺体５の外部へ排出される事
になる。なお図２（ａ）からわかるように、吸気ダクト
３及び排気ダクト４は筺体内部の機器実装に合わせ、換
気ダクト取付面であれば取付位置を任意に設定すること
が可能である。
【００１０】
【発明の効果】以上説明した様に本発明は、筺体の動作
に左右されずに重力の法則を利用して換気ダクトの外側
端部を常に下面に向く様に、かつ筺体可動時に回転軸が
貫くべく筺体の側面に吸・排気の両換気ダクトを取付け
る構造をとることにより、換気効率が向上し、筺体外部
からの水滴や埃の進入が無くなる上、筺体の可動範囲が
広がる効果がある。その結果、従来必要であった大容量
のファンは不要となり、消費電力が低下する上に水滴や
埃による機器の不具合が無くなるため、機器の品質及び
信頼性が向上する。さらに筺体可動範囲が広がる事によ
り、機器の機能を十分に活かす事が可能で、それ以上の
期待もできる。加えて従来の水滴除けカバーなどの複雑
な部品が無くなる事により、構造の簡略化及び軽量化も
可能となる。
に左右されずに重力の法則を利用して換気ダクトの外側
端部を常に下面に向く様に、かつ筺体可動時に回転軸が
貫くべく筺体の側面に吸・排気の両換気ダクトを取付け
る構造をとることにより、換気効率が向上し、筺体外部
からの水滴や埃の進入が無くなる上、筺体の可動範囲が
広がる効果がある。その結果、従来必要であった大容量
のファンは不要となり、消費電力が低下する上に水滴や
埃による機器の不具合が無くなるため、機器の品質及び
信頼性が向上する。さらに筺体可動範囲が広がる事によ
り、機器の機能を十分に活かす事が可能で、それ以上の
期待もできる。加えて従来の水滴除けカバーなどの複雑
な部品が無くなる事により、構造の簡略化及び軽量化も
可能となる。
【図１】本発明の一実施例を示し、（ａ）は斜視図、
（ｂ）は筺体可動時の側面図である。
（ｂ）は筺体可動時の側面図である。
【図２】本発明の一実施例の詳細を示し、（ａ）は分解
斜視図、（ｂ）は換気ダクト取付部分の断面図である。
斜視図、（ｂ）は換気ダクト取付部分の断面図である。
【図３】従来の換気ダクト取付構造の一例を示し、
（ａ）は斜視図、（ｂ）は換気ダクト取付部の断面図で
ある。
（ａ）は斜視図、（ｂ）は換気ダクト取付部の断面図で
ある。
１ 吸気口 ２ 排気口 ３ 吸気ダクト ４ 排気ダクト ５，１０ 筺体 ６ 外部側開口部 ７ ファン ８ 水滴除けカバー ９ 架台
Claims (1)
- 【請求項１】 箱形をなし上面中央部に設けた回転軸を
支点として可動自在な筐体と、この筐体の前記回転軸と
直交する二側面にそれぞれ穿設された吸気口及び排気口
と、この吸気口及び排気口にそれぞれ回動自在に取り付
けられ前記筐体の可動時にも先端の換気口が常に下方を
向くごとき吸気ダクト及び排気ダクトと、この吸気ダク
ト及び排気ダクトの何れか一方側に吸着されたファンと
を備えることを特徴とする換気ダクト取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4424692A JP2887546B2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 換気ダクト取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4424692A JP2887546B2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 換気ダクト取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05243769A JPH05243769A (ja) | 1993-09-21 |
| JP2887546B2 true JP2887546B2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=12686182
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4424692A Expired - Fee Related JP2887546B2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 換気ダクト取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2887546B2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-02 JP JP4424692A patent/JP2887546B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05243769A (ja) | 1993-09-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981222 |
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