JP2887437B2 - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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JP2887437B2
JP2887437B2 JP6024643A JP2464394A JP2887437B2 JP 2887437 B2 JP2887437 B2 JP 2887437B2 JP 6024643 A JP6024643 A JP 6024643A JP 2464394 A JP2464394 A JP 2464394A JP 2887437 B2 JP2887437 B2 JP 2887437B2
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雅也 端山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱交換器を通過した空
気を加熱するためのヒーターを具備した空気調和機の制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ヒーターを具備した空気調和機におい
て、ヒーターを通電した状態の空気調和機を停止させる
場合、ヒーターの余熱によるヒーターの劣化や室内ユニ
ットの変形を防止するために、余熱を排除する必要があ
る。そのため、従来の技術では運転停止時に一定時間送
風運転を行うようになっていた。
【0003】また、特開昭59−185929号公報に
示すように、ヒーター近傍にサーモスタットを取り付け
て送風機を制御し、余熱を排除することが知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術で
は、ヒーターの出力が可変となった場合やヒーター部分
を通過する空気の量や温度が変化した場合、フィルター
の目詰まりにより風量が低下した場合などには、十分な
余熱排除が行えず、ヒーターの余熱によるヒーターの劣
化や室内ユニットの変形を起こすことがあった。
【0005】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、ヒーターの余熱によるヒーターの劣化や室内ユニッ
トの変形を防止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ヒーターの電流を検出するヒーター電流検
出手段と、検出した電流値からヒーターの表面温度を推
定するヒーター温度推定手段を設け、ヒーター通電状態
の空気調和機の運転を停止する場合、ヒーター通電時の
電流値から推定されたヒーターの温度と設定温度との差
によって、運転停止後に送風機を運転させる時間を変更
するようにしたものである。
【0007】また、フィルター目詰まり検出手段で検出
される空気調和機のフィルターの目詰まり状態により、
送風機の風量を変更するようにしたものである。
【0008】さらに、ヒーター温度推定手段に、送風状
態検出手段により検出されるヒーター通電状態の空気調
和機の運転中の風量により、ヒーターの温度を補正する
温度補正手段を設けたものである。
【0009】また、ヒーター温度推定手段に、熱交換器
温度検出手段により検出されるヒーター通電状態の空気
調和機の運転中の熱交換器温度により、ヒーターの温度
を補正する温度補正手段を設けたものである。
【0010】また、ヒーター温度推定手段に、フィルタ
ー目詰まり検出手段により検出される空気調和機のフィ
ルターの目詰まり状態により、ヒーターの温度を補正す
る温度補正手段を設けたものである。
【0011】
【作用】本発明は、上記構成において、ヒーター通電状
態の空気調和機の運転を停止する場合、ヒーター通電時
の電流値から推定されたヒーターの温度と設定温度との
差によって、運転停止後に送風機を運転させる時間を変
更することにより、ヒーター温度に応じた最適な余熱排
除が可能となる。
【0012】また、フィルター目詰まり検出手段で検出
される空気調和機のフィルターの目詰まり状態により、
送風機の風量を変更することで、フィルター目詰まりに
よる風量の低下を補正し、最適な余熱排除が可能とな
る。
【0013】さらに、空気調和機の運転中の風量によ
り、ヒーターの温度を補正する温度補正手段を設けるこ
とにより、送風状態によって変化するヒーターの温度を
正確に推定することができる。
【0014】また、ヒーター温度推定手段に、熱交換器
温度検出手段により検出されるヒーター通電状態の空気
調和機の運転中の熱交換器温度により、ヒーターの温度
を補正する温度補正手段を設けることにより、熱交換器
を通過する空気の温度の影響を受けることなく、ヒータ
ーの温度を正確に推定することができる。
【0015】また、ヒーター温度推定手段に、フィルタ
ー目詰まり検出手段により検出される空気調和機のフィ
ルターの目詰まり状態により、ヒーターの温度を補正す
る温度補正手段を設けることにより、フィルターの目詰
まりによる風量の低下を考慮したヒーター温度の推定が
可能となる。
【0016】
【実施例】以下に、本発明の一実施例について図1およ
び図2を参照しながら説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施例における空気調
和機の制御装置のブロック図を示したものである。1は
ヒーター電流検出手段、2はヒーター温度推定手段、3
は温度比較手段、4は運転制御手段、5はフィルター目
詰まり検出手段、6は送風状態検出手段、7は熱交換器
温度検出手段である。図2は、本発明の一実施例におけ
る室内ユニットの概略側断面図である。8は室内ユニッ
ト、9は熱交換器を通過した空気を加熱するためのヒー
ター、10は送風機、11は室内熱交換器、12はフィ
ルターである。
【0018】(実施例1)図1および図2をもとに、第
1の実施例について説明する。
【0019】ヒーター通電状態の空気調和機を停止する
場合、ヒーター通電時の電流値をヒーター電流検出手段
1により検出しておく。この検出した電流値から、ヒー
ター温度推定手段2により電流値に対応したヒーター9
の温度を推定する。こうして推定されたヒーター温度
と、あらかじめ設定されたヒーター9の温度とを温度比
較手段3で比較する。その結果、推定温度が設定温度よ
り高い場合は、運転停止後の送風機10の運転時間を長
く、低い場合は送風機10の運転時間を短くする。こう
して決定された運転停止後の送風機10の運転時間に基
づき、運転制御手段4にて送風機10の制御信号を出力
し、余熱排除を行う。
【0020】また、空気調和機の前面に設置されたフィ
ルター12の目詰まり状態をフィルター目詰まり検出手
段5で検出する。その結果、フィルター目詰まり状態で
あった場合、運転制御手段4で目詰まりによる風量低下
を補正した送風機10の風量を決定し、余熱排除を行
う。
【0021】これらにより、ヒーター9の温度や空気調
和機の風量に応じた最適な余熱排除が可能となる。
【0022】(実施例2)次に、第2の実施例について
説明する。
【0023】前述のように、ヒーター9の温度は、ヒー
ター9を流れる電流により推定される。しかし、ヒータ
ー9部分を通過する空気の量や温度が異なると、その影
響によりヒーター9の温度が変化する。従って、正確な
ヒーター温度を推定するためには、各種条件により温度
補正をする必要がある。
【0024】そこで、空気調和機運転中の送風機10の
風量を、送風状態検出手段6により検出する。その結
果、風量が多いときは標準のヒーター推定温度より低め
に、風量が少ないときには標準のヒーター推定温度より
高めに、ヒーター温度推定手段2に設けられた温度補正
手段でヒーター温度を補正し、正確なヒーター温度を推
定する。
【0025】また、空気調和機運転中の室内熱交換器1
1の温度を、熱交換器温度検出手段7により検出する。
その温度からヒーター9部分を通過する空気の温度を推
定し、空気温度が低いときは標準のヒーター推定温度よ
り低めに、空気温度が高いときには標準のヒーター推定
温度より高めに、ヒーター温度推定手段2に設けられた
温度補正手段でヒーター温度を補正し、正確なヒーター
温度を推定する。
【0026】さらに、フィルター12の目詰まり状態
を、フィルター目詰まり検出手段5で検出し、目詰まり
による風量低下がヒーター温度に与える影響を考慮し
て、目詰まりが多いときはヒーター推定温度を高めに、
ヒーター温度推定手段2に設けられた温度補正手段でヒ
ーター温度を補正し、正確なヒーター温度を推定する。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明
は、ヒーター通電状態の空気調和機の運転を停止する場
合、ヒーター通電時の電流値から推定されたヒーターの
温度と設定温度との差によって、運転停止後に送風機を
運転させる時間を変更することにより、ヒーター温度に
応じた最適な余熱排除が可能となる。また、フィルター
目詰まり検出手段で検出される空気調和機のフィルター
の目詰まり状態により、送風機の風量を変更すること
で、フィルター目詰まりによる風量の低下を補正し、最
適な余熱排除が可能となる。
【0028】これらにより、ヒーターの出力が可変とな
った場合やヒーター部分を通過する空気の量や温度が変
化した場合、フィルターの目詰まりにより風量が低下し
た場合などの影響を受けることがなくなり、ヒーターの
余熱によるヒーターの劣化や室内ユニットの変形を防止
することができる。
【0029】さらに、空気調和機の運転中の風量や熱交
換器温度、フィルターの目詰まり状態により、ヒーター
の温度を補正する温度補正手段を設けることで、あらゆ
る条件下でも正確なヒーター温度の推定が可能となり、
より最適な余熱排除を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における空気調和機の制御装
置のブロック図
【図2】本発明の一実施例における室内ユニットの概略
側断面図
【符号の説明】
1 ヒーター電流検出手段 2 ヒーター温度推定手段 3 温度比較手段 4 運転制御手段 5 フィルター目詰まり検出手段 6 送風状態検出手段 7 熱交換器温度検出手段 8 室内ユニット 9 ヒーター 10 送風機 11 室内熱交換器 12 フィルター

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内熱交換器を通過した空気を加熱する
    ためのヒーターと、前記ヒーターの電流を検出するヒー
    ター電流検出手段と、検出した電流値からヒーターの表
    面温度を推定するヒーター温度推定手段と、推定された
    温度と設定温度を比較する温度比較手段と、室内ユニッ
    トの送風機の運転状態を検出する送風状態検出手段と、
    室内熱交換器の温度を検出する熱交換器温度検出手段
    と、室内熱交換器前面に設置されたフィルターの目詰ま
    り状態を検出するフィルター目詰まり検出手段と、空気
    調和機の運転を制御する運転制御手段を備え、ヒーター
    通電状態の空気調和機の運転を停止する場合、ヒーター
    通電時の電流値から推定されたヒーターの温度と設定温
    度との差によって、運転停止後に送風機を運転させる時
    間を変更するようにした空気調和機の制御装置。
  2. 【請求項2】 フィルター目詰まり検出手段で検出され
    る空気調和機のフィルターの目詰まり状態により、送風
    機の風量を変更するようにした請求項1記載の空気調和
    機の制御装置。
  3. 【請求項3】 ヒーター温度推定手段に、送風状態検出
    手段により検出されるヒーター通電状態の空気調和機の
    運転中の風量により、ヒーターの温度を補正する温度補
    正手段を設けた請求項1または2記載の空気調和機の制
    御装置。
  4. 【請求項4】 ヒーター温度推定手段に、熱交換器温度
    検出手段により検出されるヒーター通電状態の空気調和
    機の運転中の熱交換器温度により、ヒーターの温度を補
    正する温度補正手段を設けた請求項1,2,3のいずれ
    かに記載の空気調和機の制御装置。
  5. 【請求項5】 ヒーター温度推定手段に、フィルター目
    詰まり検出手段により検出される空気調和機のフィルタ
    ーの目詰まり状態により、ヒーターの温度を補正する温
    度補正手段を設けた請求項1から4のいずれかに記載の
    空気調和機の制御装置。
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US9816710B2 (en) 2014-08-26 2017-11-14 Haier Us Appliance Solutions, Inc. Air conditioner unit and method for operating same
US9816711B2 (en) 2014-08-26 2017-11-14 Haier Us Appliance Solutions, Inc. Air conditioner unit and method for operating same
US9784461B2 (en) 2014-08-26 2017-10-10 Haier US Applicance Solutions, Inc. Air conditioner heater control based on power supply cord parameters
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