JP2883752B2 - シリコンウェーハの製造方法 - Google Patents
シリコンウェーハの製造方法Info
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- JP2883752B2 JP2883752B2 JP3205395A JP20539591A JP2883752B2 JP 2883752 B2 JP2883752 B2 JP 2883752B2 JP 3205395 A JP3205395 A JP 3205395A JP 20539591 A JP20539591 A JP 20539591A JP 2883752 B2 JP2883752 B2 JP 2883752B2
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Description
造方法、特に高酸素濃度のMCZウェーハに所定の熱処
理を施すことにより、シリコンウェーハの強度を向上さ
せ、かつ、不純物のゲッタリング能力を増大したシリコ
ンウェーハの製造方法に関する。
いてDRAM等の半導体素子の高集積化が要求され、シ
リコンウェーハについてもより一層の高品質化が要望さ
れている。
は、CZ法が知られていた。このCZ法で成長させたシ
リコン単結晶は、導電型、抵抗率を決定するために添加
されるドーパント以外にも、不純物として酸素を10
17〜1018cm−3程度の濃度で含んでいた。この
酸素は、結晶成長時に多結晶シリコンを溶融する容器で
ある石英るつぼから融液中に溶出し、成長した単結晶シ
リコンに含まれるものである。CZ法の結晶では酸素が
デバイス製造プロセスで用いる通常の熱処理温度では過
飽和となり、その熱処理中に析出し、結晶欠陥の原因と
なっている。一方、この結晶欠陥が素子形成領域から離
れて結晶の内部に存在する場合は、その表面付近の重金
属等の汚染を除去するゲッタリング中心として働くもの
である。
は、ゲッタリング能力を増大させるため、含まれる酸素
濃度を高めることが行われていた。例えばその酸素濃度
[Oi]を、[Oi]≧1018cm−3としていた。
この結果、デバイス熱処理によりシリコンウェーハ中に
は結晶欠陥が多く存在することとなる。
ゲッタリング能力を高めたシリコンウェーハにあって
は、このシリコンウェーハ中に表面領域、内部領域を問
わずその全域に多数の結晶欠陥が略均一に分布すること
となっていた。このため、このシリコンウェーハの機械
的強度が弱いという問題が生じていた。そこで、CZ法
により低酸素濃度のシリコンウェーハとして、ゲッタリ
ング能力をある程度犠牲にして機械的強度を高めていた
ものである。
を引き上げ高酸素濃度のシリコンウェーハとし、これに
酸素析出物形成用の熱処理を施すことにより、結晶欠陥
の高濃度析出領域が縞状に形成されることを知見し、こ
れによりこのシリコンウェーハの機械的強度を高めると
ともに、高ゲッタリング能力を有するシリコンウェーハ
の製造方法を案出したものである。
めるとともに、高ゲッタリング能力を有するシリコンウ
ェーハを得るためのシリコンウェーハの製造方法を提供
することである。また、他の目的は、さらに、デバイス
形成時の収率(歩留まり)を高めたシリコンウェーハの
製造方法を提供することである。
は、シリコン単結晶の成長を強磁界中で行うMCZ法に
より1018cm−3以上の高酸素濃度を有するシリコ
ンウェーハを作製する工程と、このシリコンウェーハの
内部に酸素を縞状に析出させるための酸素析出熱処理を
施す工程と、この酸素析出熱処理の後、このシリコンウ
ェーハの内部に欠陥領域を形成するためのIG熱処理を
施す工程とを備えたシリコンウェーハの製造方法であ
る。
−3程度以上の高酸素濃度を有するシリコンウェーハを
作製し、まず、このシリコンウェーハの内部に酸素を析
出させるための熱処理として、例えば800℃に加熱
後、1000℃に加熱する。この結果、シリコンウェー
ハにあっては、結晶欠陥が高濃度に析出した部分と、そ
うでない部分とが縞状に分布する。そして、この酸素析
出熱処理後、シリコンウェーハの内部に欠陥領域を形成
するためのIG熱処理を行う。例えば、まず、このシリ
コンウェーハに1100℃〜1200℃の高温熱処理を
施す結果、酸素の外方拡散によりシリコンウェーハの表
面近傍の酸素濃度を低下させる。次に、600℃〜90
0℃程度の低温熱処理を行い、微小な酸素析出核を形成
する。そして、950℃〜1000℃迄加熱する高温処
理を行う。これにより、欠陥を成長させ、内部に欠陥領
域を形成する。よって、シリコンウェーハの表面の素子
形成領域に無欠陥層(DZ)が、そのバルク内部に縞状
の酸素高析出領域が形成される。その結果、シリコンウ
ェーハの機械的強度が従来に比較して高められ、ゲッタ
リング能力は増大するとともに、素子形成の場合の収率
も高められる。
明する。図1〜図5はこの発明に係るシリコンウェーハ
の製造方法の第1実施例を説明するためのものである。
シリコンウェーハは径が5インチ、面方位(100)、
酸素濃度として1.73×1018cm−3のMCZシ
リコンウェーハを用いている。また、析出物形成用の熱
処理としては、800℃×4時間、その後、1000℃
×16時間の熱処理を行う。また、IG熱処理として
は、ます、1150℃×5時間、次に、900℃×1時
間、さらに、1000℃×5時間の熱処理である。ま
た、上記MCZ法にあっては、石英るつぼに印加する磁
界強度は所定の範囲とし、低過ぎると(500ガウス程
度)対流の抑止効果が作用せず、高すぎると(5000
ガウス程度)酸素濃度が低くなり過ぎる。よって、上記
酸素濃度を得るのに十分な範囲の磁界強度を印加するも
のとする。
MCZシリコンウェーハの断面、(110)面を示す。
図2は上記IG熱処理を行った場合のMCZシリコンウ
ェーハのそれを示している。図3、図4は共にCZシリ
コンウェーハのそれについての断面である。これらの図
からわかるように、シリコンウェーハの深さ方向に直線
状に延びる高析出領域がシリコンウェーハの半径方向に
縞状に形成されている。これは高酸素MCZシリコンウ
ェーハについて析出物形成用の上記熱処理によるもので
ある。また、IG熱処理によりMCZシリコンウェーハ
の表面から所定深さ、例えば50μm程度のDZ領域が
形成されている。このDZ領域が素子形成領域として使
用される。
ウェーハの欠陥解析装置によるBMD(不純物)測定の
結果を模式的に示すグラフである。3種類の方法、すな
わち、画像処理装置、光顕微鏡、レーザトモグラフによ
る測定結果である。この場合のDZ領域は30μm程度
である。画像処理装置による方法は、ウェーハ欠陥解析
装置(三菱化成株式会社製「GX−11」)を用い、欠
陥エッチングを上記シリコンウェーハ断面に施した後に
測定したものである。また、光顕微鏡による場合も欠陥
エッチングが必要である。これに対して、レーザトモグ
ラフによる場合は欠陥エッチングは不必要である。
Z領域と高析出領域との隣接部分において、DZ領域が
短くなる。これは、析出物再固溶の不均一性によるもの
と考えられる。また、CZ結晶の場合、IG処理化によ
り形成されるDZ領域中に析出物が残る。これは、成長
に関する変動因子がIG処理により取り除けていないか
らであるものと考えられる。
機械的強度が高められる。かつ、そのゲッタリング能力
が増大する。さらに、素子形成の場合の収率も高められ
る。
場合のMCZシリコンウェーハの金属組織を示す図面代
用写真である。
た場合のMCZシリコンウェーハの金属組織を示す図面
代用写真である。
リコンウェーハの金属組織を示す図面代用写真である。
ウェーハの金属組織を示す図面代用写真である。
Z領域の検出結果を示すグラフである。
Claims (1)
- 【請求項1】 シリコン単結晶の成長を強磁界中で行う
MCZ法により10 18 cm −3 以上の高酸素濃度を有
するシリコンウェーハを作製する工程と、 このシリコンウェーハの内部に酸素を縞状に析出させる
ための酸素析出熱処理を施す工程と、 この酸素析出熱処理の後、 このシリコンウェーハの内部
に欠陥領域を形成するためのIG熱処理を施す工程とを
備えたシリコンウェーハの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3205395A JP2883752B2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | シリコンウェーハの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3205395A JP2883752B2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | シリコンウェーハの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0529326A JPH0529326A (ja) | 1993-02-05 |
| JP2883752B2 true JP2883752B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=16506119
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3205395A Expired - Fee Related JP2883752B2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | シリコンウェーハの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2883752B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60140716A (ja) * | 1983-12-27 | 1985-07-25 | Nec Corp | シリコンウエ−ハ |
| JPH04175300A (ja) * | 1990-11-06 | 1992-06-23 | Toshiba Ceramics Co Ltd | シリコン単結晶の熱処理方法 |
-
1991
- 1991-07-22 JP JP3205395A patent/JP2883752B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0529326A (ja) | 1993-02-05 |
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