JP2882883B2 - 温度記録装置 - Google Patents

温度記録装置

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JP2882883B2
JP2882883B2 JP3005361A JP536191A JP2882883B2 JP 2882883 B2 JP2882883 B2 JP 2882883B2 JP 3005361 A JP3005361 A JP 3005361A JP 536191 A JP536191 A JP 536191A JP 2882883 B2 JP2882883 B2 JP 2882883B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、海上コンテナ用冷凍装
置の庫内温度記録装置等として用いられる温度記録装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、海上コンテナ用冷凍装置の庫内
温度記録装置として用いられる従来の自動平衡型温度記
録装置を示す図である。図6に示すように、この温度記
録装置は、温度センサ10の信号を増幅するアンプ1
と、このアンプ1の出力が直接又は積分回路3を介して
サーボアンプ2に入力するように切換回路7の信号に応
じて切換作動する切換スイッチ6と、サーボアンプ2か
らの偏差出力を供給され、記録ペン(不図示)を駆動す
るサーボモータ4と、このサーボモータ4に連結され、
記録ペンの位置を示す信号をサーボアンプ2にフィード
バックするポテンショメータ5と、上記切換回路7に時
限回路8を介して、あるいは直接に制御信号を与えるコ
ントローラ9とから構成されている。コントローラ9
は、冷凍庫内の温度がその設定温度範囲内にあるか否か
の信号及び冷凍装置がデフロスト運転を開始した信号に
基づいた制御信号9aと、デフロスト運転の終了信号に
基づいた制御信号9bを送出する。これらの信号に基づ
き切換回路7が作動し、切換スイッチ6を切換えるよう
になっている。
【0003】かくして冷凍装置の運転開始時点等のよう
に、庫内が設定温度の範囲外にある場合には、コントロ
ーラ9からの制御信号に応動する切換回路7の指令によ
り、切換スイッチ6は接点a側に接続される。このため
温度センサ10の信号はアンプ1で増幅された後サーボ
アンプ2に直接送られる。そうすると、このサーボアン
プ2はアンプ1からの信号と記録ペンの位置を示すポテ
ンショメータ5からのフィードバック信号とを入力とし
て偏差信号を出力し、サーボモータ4を駆動する。サー
ボモータ4により記録ペンが駆動され、サーボアンプ2
の偏差信号が指示する位置まで移動すると、サーボアン
プ2の偏差出力は零となる。従って記録ペンはサーボア
ンプ2の偏差信号が指示する位置で停止する。
【0004】他方、庫内が冷却されて設定温度の範囲内
にある場合には、コントローラ9からの制御信号に応動
する切換回路7の指令により、切換スイッチ6は接点b
側に接続される。このため温度センサ10の信号はアン
プ1で増幅された後、積分回路3で積分され、しかる後
サーボアンプ2へ送られる。以下前述の場合と同様に記
録ペンが駆動される。
【0005】ところで切換スイッチ6が接点a側に接続
された場合には、アンプ1とサーボアンプ2とが直接接
続されるために、記録ペンは例えば時定数20秒の速い
応答速度で駆動される。他方、切換スイッチ6が接点b
側に接続された場合には、アンプ1とサーボアンプ2と
は積分回路3を介して接続されるため、記録ペンは例え
ば時定数20分の遅い応答速度で駆動されることとな
る。かくして冷凍装置の運転開始時等の如く、庫内温度
が急変する状態が適確に記録されると共に、庫内が設定
温度範囲内にある場合には、変動の少ない安定した記録
が行なわれる。
【0006】また冷凍装置が定常運転の後、除霜運転を
開始すると、その開始信号に基づく制御信号9aがコン
トローラ9から切換回路7に出力される。このため切換
回路7からの指令に基づいて切換スイッチ6は接点a側
に接続される。次いで除霜運転を終了すると、この終了
信号に基づく制御信号9bがコントローラ9から時限回
路8に出力される。従って時限回路8が作動し、その出
力信号が切換回路7に与えられる。かくして切換スイッ
チ6は切換回路7の指令に基づき除霜運転の終了時から
一定時間経過するまでの間は接点a側に保持される。上
記一定時間経過した後は、庫内温度が設定温度範囲内に
あるか否かの信号に基づいたコントローラ9からの制御
信号に応動する切換回路7の指令に従って、切換スイッ
チ6は接点b側又は接点a側に切換え接続される。かく
して除霜運転の開始時点から除霜運転終了後の一定時間
経過後までの間は記録ペンは速い応答速度で駆動され、
除霜運転による急激な温度変化が適確に記録される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】海上コンテナ用冷凍装
置は、被冷却物の内容に応じて庫内の設定温度が変更さ
れ、各種の態様での運転が行なわれる。たとえば庫内を
0℃に冷却するチルド態様、庫内を−20℃に冷却する
フローズン態様等での運転が行なわれる。従って各々の
設定温度範囲内における実際の庫内温度の変動状態や、
除霜運転終了時から各々の設定温度範囲内に到達する所
要時間等は運転態様毎に異なる。しかるに従来の温度記
録装置にあっては、運転態様の如何に拘らず積分回路の
時定数及び時限回路の時限は同じ値に設定されていた。
このため除霜運転終了後の温度記録に関し、運転態様に
よっては図7に例示するように、時限回路8の設定時限
Tが過大となる。このため庫内温度が設定温度範囲内に
到達した後の大きな温度変動をも記録してしまう。その
結果、運転員に無用な不安感を与えていた。
【0008】本発明の目的は、運転態様の如何に拘ら
ず、除霜運転が終了して設定温度範囲内に到達した後の
庫内温度の記録に際し、庫内温度変動に伴なう温度記録
の変動が小さく、安定した記録を行なうことができ、運
転員に無用な不安感を与えることのない温度記録装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明においては次のような手段を講
じた。
【0010】(1)温度センサからの信号を増幅するア
ンプと、このアンプの出力に基づいて記録ペン駆動用の
サーボモータを作動させるサーボアンプと、このサーボ
アンプと前記温度センサ出力信号増幅用のアンプとの間
に介挿可能に設けられた時定数の異なる複数の積分回路
と、除霜運転の終了時を起点として運転態様に応じて設
定された時限を有する時限回路と、この時限回路からの
時限出力信号と、運転態様の切換信号,除霜運転の終了
信号及び庫内温度が設定温度範囲内にあるか否かの信号
とに応動し、前記積分回路を、前記温度センサ出力信号
増幅用アンプと前記サーボアンプとの間に選択的に切換
え介挿する切換手段とを備えるようにした。
【0011】(2)上記(1)に記載の温度記録装置に
おいて、除霜運転開始時の庫内温度を記憶する記憶回路
を備え、時限回路で設定された時限が経過するまでの間
は、上記記憶回路に記憶された温度を記録するようにし
た。
【0012】
【作用】(1)の手段を講じた結果、次のような作用が
生じる。
【0013】冷凍装置が任意の運転態様に切換えられる
と、この切換信号が時限回路及び切換回路に入力され
る。上記運転態様による定常運転の後、除霜運転を開始
し、次いでこの除霜運転が終了すると、この終了信号に
基づいた制御信号が時限回路及び切換回路に入力され
る。そうすると除霜運転の終了時点から、時限回路にお
いて運転態様に応じて設定された時限が経過する時点ま
での間は、切換回路からの指令に基づいて、また設定時
限が経過した後は、庫内温度が設定範囲内にあるか否か
の信号に応動する切換回路からの指令に基づいて、各々
積分回路が選択されて温度センサ出力信号増幅用アンプ
とサーボアンプとの間に介挿される。従って時限回路の
時限が運転態様に応じて適正に設定される。そしてこの
設定時限が経過するまでの間は運転態様に対応した時定
数の積分回路が選択され、次いで設定時限の経過後は運
転態様及び庫内温度が設定範囲内にあるか否かに各々対
応した時定数の積分回路が選択され、適正な速度での応
答が行なわれる。その結果、運転態様の如何に拘らず、
除霜運転が終了して設定温度範囲内に到達した後の庫内
温度記録に際し、庫内温度変動に伴なう温度記録の変動
が小さくなり、安定した記録を行なえる。
【0014】(2)の手段を講じた結果、次のような作
用が生じる。
【0015】冷凍装置が除霜運転を開始すると、この開
始時点の庫内温度が記憶回路に記憶される。次いで除霜
運転が終了すると、この除霜運転終了時点から時限回路
において設定された時限が経過するまでの間は、記憶回
路に記憶された温度が記録される。また設定時限が経過
した後は、庫内温度が設定範囲内にあるか否かの信号に
応動する切換回路からの指令に基づいて、運転態様に対
応した積分回路が選択されて温度センサ出力増幅用アン
プとサーボアンプとの間に介挿される。従って除霜運転
終了時点から設定時限の経過時点までは、除霜運転開始
時の温度が一定直線状に記録され、次いで設定時限の経
過後は運転態様及び庫内温度が設定範囲内にあるか否か
に各々対応した時定数の積分回路が選択され、適正な速
度で応答が行なわれる。その結果、(1)と同様に運転
態様の如何に拘らず、除霜運転が終了して設定温度範囲
内に到達した後の庫内温度記録に際し、庫内温度変動に
伴なう温度記録の変動が小さくなり、安定した記録を行
なうことができる。
【0016】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例に係る温度記録
装置の構成を示すブロック図である。なお図6と同一部
分には同一符号を付して、詳しい説明は省略する。21
は時限回路であり、この時限回路21には冷凍装置に付
属するコントローラ9から運転態様の切換信号及び除霜
運転の終了信号に基づく制御信号が入力される。時限回
路21には除霜運転の終了時を起点として、運転態様に
対応した時限がそれぞれ設定されている。22は第1の
切換回路であり、コントローラ9から運転態様の切換信
号に基づいた制御信号を入力し、第1の切換スイッチ2
3へ切換作動を指令するようになっている。この第1の
切換スイッチ23は、チルド態様の場合には接点C側
へ、フローズン態様の場合には接点F側へ切換え接続さ
れる。24は第2の切換回路であり、コントローラ9か
ら運転態様の切換信号,除霜運転の開始信号と終了信
号,及び庫内温度が設定温度範囲内にあるか否かの信号
に基づいた制御信号をそれぞれ入力すると共に、時限回
路21からの信号を入力して第2の切換スイッチ25へ
切換作動を指令するようになっている。26,27,2
8はそれぞれ所定の運転態様(本実施例ではチルド態
様)に属する積分回路、29及び30は他の運転態様
(本実施例ではフローズン態様)に属する積分回路であ
る。各積分回路26〜30に定められている各時定数τ
26〜τ30は、たとえばτ26=τ29<τ30<τ27<τ28の
関係を有しており、時定数τの値が小さくなるに従って
速い速度で応答する。これら各積分回路26〜30は、
第1の切換スイッチ23及び第2の切換スイッチ25の
切換作動によって択一的に選択され、アンプ1とサーボ
アンプ2との間に介挿されるようになっている。
【0017】かくして冷凍装置が任意の運転態様による
定常運転を行なった後、除霜運転を開始すると、第2の
切換回路24の指令によって第2の切換スイッチ25が
切換作動する。その結果、チルド態様にあっては積分回
路26が、またフローズン態様にあっては積分回路29
が、各々アンプ1とサーボアンプ2との間に介挿され
る。従って共に時定数τの値が最小の積分回路26もし
くは29により、応答の速い瞬時記録が行なわれる。
【0018】次いで除霜運転が終了すると、終了信号に
基づいた制御信号がコントローラ9から時限回路21及
び第2の切換回路24に入力する。時限回路21に設定
された時限が経過するまでの間は、第2の切換回路24
の指令に基づき第2の切換スイッチ25の接点は除霜運
転開始時点の状態に保持されている。このためチルド態
様及びフローズン態様のいずれにおいても瞬時記録が行
なわれる。なお時限回路21には除霜運転の終了時点か
らそれぞれの設定温度範囲内に到達する時間に対応した
時限が設定されており、チルド態様はフローズン態様に
比べて短時間の時限が設定されている。
【0019】上記時限回路21による設定時限が経過す
ると、この時限回路21からの信号と、コントローラ9
から出力される制御信号、すなわち庫内温度が設定範囲
内にあるか否かを示す信号に基づいた制御信号が第2の
切換回路24に入力する。このため第2の切換回路24
が作動し、同回路24からの指令に基づいて第2の切換
スイッチ25が切換作動する。かくして各積分回路26
〜30が選択されてアンプ1とサーボアンプ2との間に
介挿される。即ちチルド態様の場合には、設定時限経過
後において庫内温度が設定範囲外にあるときは積分回路
26が介挿される。また設定範囲内にあるときは時定数
τの値の大きい積分回路28が介挿される。他方フロー
ズン態様の場合には、設定時限経過後、庫内温度が設定
範囲外にあるときは積分回路29が介挿され、設定範囲
内にあるときは積分回路28よりも時定数τの値の小さ
い積分回路30が介挿される。
【0020】従って、庫内温度が共にそれぞれの設定範
囲内にある場合には、実際の温度変動が緩慢なチルド態
様にあっては応答の比較的遅い温度記録が行なわれ、実
際の温度変動が急激なフローズン態様にあっては応答の
比較的速い温度記録が行なわれる。
【0021】かくして除霜運転の終了時以降における庫
内の温度記録は、運転態様に応じて時限回路21の適正
な時限設定と、さらに運転態様及び庫内温度が設定範囲
内にあるか否かに各々対応して第1の切換回路22及び
第2の切換回路24を経て、適正な時定数τの積分回路
26〜30の内の一つが選択され、アンプ1とサーボア
ンプ2との間に介挿される。このため、図2,図3に示
すように、チルド態様及びフローズン態様いずれの場合
においても、除霜運転終了後の急激な温度変動が適確に
記録されると共に、設定温度範囲内に到達した後は略直
線状の安定した温度が記録される。
【0022】なお本実施例の時限回路21における時限
は、運転態様に拘らず同じ値に設定されていてもよい。
例えば時限回路21の時限がフローズン態様に対応した
値に設定されている場合、チルド態様にあっては、設定
時限が経過するまでに庫内温度が設定温度範囲内に到達
されることとなる。これに対して除霜運転終了時から設
定時限が経過するまでの間は、積分回路26よりも時定
数τの値の大きい積分回路27を選択して若干遅く応答
させることによって、設定温度範囲内に到達後の安定し
た温度記録を行なうことができる。
【0023】図4は、本発明の第2実施例に係る温度記
録装置の構成を示すブロック図である。なお図1と同一
部分には同一符号を付して、詳しい説明は省略する。3
1は記憶回路であり、除霜運転開始時の庫内温度を記憶
する。除霜運転開始信号に対応する制御信号がコントロ
ーラ9から記憶回路31に入力されると、記憶回路31
はこの開始時点の庫内温度を読取り一旦これを記憶す
る。次いで除霜運転が終了すると、その終了信号に対応
する制御信号が、コントローラ9から時限回路21,第
2の切換回路24及び記憶回路31に出力される。そう
すると第2の切換回路24の指令に基づいて開閉スイッ
チ32が「切」となり、アンプ1とサーボアンプ2との
間が遮断される。同時に、記憶回路31からサーボアン
プ2に記憶回路31に予め記憶されていた温度情報が出
力される。このため、除霜運転の終了時点から時限回路
21で設定された時限が経過するまでの間、記憶回路3
1に記憶された温度が記録される。次いで設定時限の経
過後は、時限回路21からの信号及びコントローラ9か
らの制御信号(設定温度範囲内にあるか否かを示す信
号)をそれぞれ入力した第2の切換回路24の指令に基
づいて開閉スイッチ32が「入」とされる。同時に、第
2の切換スイッチ25が切換作動することによって、選
択された積分回路26〜30の内の一つがアンプ1とサ
ーボアンプ2との間に介挿される。この選択された積分
回路26〜30の内の一つの時定数τに応じた応答速度
で温度が記録される。
【0024】かくして図5に示すように、設定時限が経
過した時点で庫内温度が設定温度範囲内に達している場
合でも、この設定時限経過時までは除霜運転開始時の温
度が一定直線状に記録され、次いで設定時限の経過後は
選択された積分回路を介して適正な速度で応答される。
これによって、設定温度範囲内に到達後の安定した温度
記録を行なうことができる。
【0025】なお本発明は前記各実施例に限定されるも
のではない。例えば、各実施例の時限回路21、切換回
路22,24、切換スイッチ23,25及び記憶回路3
1等を、マイクロコンピュータに代替させてもよい。こ
のほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施
可能であるのは勿論である。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が期待
できる。
【0027】請求項1に示す構成によれば、時限回路の
時限が運転態様に応じて適正に設定され、並びに除霜運
転の終了時点から上記設定時限が経過するまでの間は運
転態様に応じた時定数の積分回路が選択され、次いで設
定時限の経過後は運転態様及び庫内温度が設定範囲内に
あるか否かに各々対応した時定数の積分回路が選択され
てアンプとサーボアンプとの間に介挿される。このた
め、適正な応答速度で庫内温度の記録が行なわれる。
【0028】請求項2に示す構成によれば、除霜運転の
終了時点から時限回路の設定時限が経過するまでの間
は、記憶回路に記憶された除霜運転開始時の庫内温度が
一定直線状に記録され、次いで設定時限の経過後は運転
態様及び庫内温度が設定範囲内にあるか否かに各々対応
した時定数の積分回路が選択されてアンプとサーボアン
プとの間に介挿される。このため、適正な応答速度で庫
内温度の記録が行なわれる。
【0029】かくして運転態様の如何に拘らず、除霜運
転が終了して設定温度範囲内に到達した後の庫内温度記
録に際し、庫内温度変動に伴なう温度記録の変動が少な
く、安定した記録を行なうことができ、運転員に無用な
不安感を与えることのない温度記録装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る温度記録装置の構成
を示すブロック図。
【図2】第1実施例に係るチルド態様の温度特性を示す
図。
【図3】第1実施例に係るフローズン態様の温度特性を
示す図。
【図4】本発明の第2実施例に係る温度記録装置の構成
を示すブロック図。
【図5】第2実施例に係る温度特性を示す図。
【図6】従来の温度記録装置の構成を示すブロック図。
【図7】上記従来装置に係る温度特性を示す図。
【符号の説明】
1…アンプ、2…サーボアンプ、3…積分回路、4…サ
ーボモータ、5…ポテンショメータ、6…切換スイッ
チ、7…切換回路、8,21…時限回路、9…コントロ
ーラ、10…温度センサ、22…第1の切換回路、23
…第1の切換スイッチ、24…第2の切換回路、25…
第2の切換スイッチ、26〜30…時定数の各異なる積
分回路、31…記憶回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平57−187797(JP,A) 実開 平1−105828(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01K 7/00 G01K 1/02 F25D 23/00 301

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度センサからの信号を増幅するアンプ
    と、このアンプの出力に基づいて記録ペン駆動用のサー
    ボモータを作動させるサーボアンプと、このサーボアン
    プと前記温度センサ出力信号増幅用のアンプとの間に介
    挿可能に設けられた時定数の異なる複数の積分回路と、
    除霜運転の終了時を起点として運転態様に応じて設定さ
    れた時限を有する時限回路と、この時限回路からの時限
    出力信号と、運転態様の切換信号,除霜運転の終了信号
    及び庫内温度が設定温度範囲内にあるか否かの信号とに
    応動し、前記積分回路を前記温度センサ出力信号増幅用
    アンプと前記サーボアンプとの間に選択的に切換え介挿
    する切換手段とを備えたことを特徴とする温度記録装
    置。
  2. 【請求項2】 除霜運転開始時の庫内温度を記憶する記
    憶回路を備え、時限回路で設定された時限が経過するま
    での間は、上記記憶回路に記憶された温度を記録するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1に記載の温度記録装
    置。
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