JP2882355B2 - Iii −v族化合物半導体ウエハ及びその製造方法 - Google Patents

Iii −v族化合物半導体ウエハ及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はオフアングルのII
I −V族化合物半導体ウエハとその製造方法に関する。
特に基板の方位を示すためのオリエンテーションフラッ
ト(OF)を形成する方法に関する。オフアングルとい
うのは、低指数の面からずれた表面を持つという意味で
ある。低指数というのは面指数(klm)の整数の値が
小さいということである。III −V族化合物半導体とい
うのは、GaAs、InP、InAs、GaSbなどを
意味する。
【0002】
【従来の技術】GaAs結晶などIII −V族半導体の単
結晶はHB法(水平ブリッジマン法)やLEC法(液体
封止材チョクラルスキー法)、VB(垂直ブリッジマン
法)、VGF(垂直温度勾配法)によって作られる。H
B法はボートの中にGaAs多結晶の原料を入れ、その
ボートを石英管に入れ、石英管を封じ水平に炉の中に置
いて加熱し、種結晶の方から徐々に冷却して単結晶を成
長させる。LEC法はるつぼに入れた液体封止材によっ
て覆われたGaAsの原料融液に種結晶を漬けて種結晶
を回転させながら引上げる方法である。VB、VGF法
は、石英またはpBN(熱分解窒化ホウ素)るつぼに種
結晶とGaAs多結晶を原料として入れて、種結晶から
徐々に冷却させる方法である。
【0003】本発明は結晶の方位に関するので、成長結
晶の方位について初めに説明する。GaAs単結晶の上
に、GaAsを主体とするエピタキシャル層を成長させ
て何らかの素子を作る場合は、主に低指数面の(10
0)ウエハが用いられる。この面は二つの劈開面が側面
に直交した面として現れるので、素子製作上極めて好都
合であるからである。この面の上には格子整合したGa
As、AlGaAs層などをエピタキシャル成長させる
ことができる。劈開面は(0±1±1)、(±10±
1)、(±1±10)である。ここで面指数(klm)
は負数の場合、整数の上に線を引いて示すべきである
が、JISではそれができないから−1のように前に負
号を付ける。
【0004】二元の化合物であり閃亜鉛鉱構造を持つの
で、これらの劈開面は全て同等ではない。負号が奇数個
のものと偶数個のものは異なる劈開面である。単結晶薄
片から劈開面に沿って一部を折り取ることを自然劈開と
いう。GaAs円形ウエハの場合も、自然劈開し一定長
さの弦とする。長さを異ならせる事によって2種類の劈
開面を区別する。負号が偶数個である(011)、(0
−1−1)、(101)、(−1−10)などをOF
(オリエンテーションフラット)という。負号が奇数個
の(0−11)(01−1)、(−101)などをIF
(アイデンティフィケーションフラット)と呼ぶ。
【0005】(100)面を表面とする通常のウエハで
は、これに直交する2種類の劈開面が存在する。そこで
OF=(0−1−1)、IF=(0−11)として、長
さL1 、L2 の違うフラットをOF、IFに設ける。円
柱形のインゴットを薄いウエハに切り出してから、自然
劈開によってウエハの側部にOF、IFを付ける。これ
によって結晶方位と表裏を示すようにしている。
【0006】(100)面ウエハは劈開面(0±1±
1)が丁度直交する位置にあるから、ウエハ上に縦横多
数の同等のデバイスチップを作製した後、劈開面にそっ
て切断し、長方形(正方形)のチップを切り放す事がで
きた。また直交する劈開面が表面に直角であるから、劈
開面をレ−ザの反射鏡面としても使う事ができる。(1
00)面GaAs基板は最も便利なウエハである。
【0007】GaAs基板を用いたレ−ザとしては、従
来からAlGaAs系の混晶が用いられてきた。これは
広い混晶比xにおいてGaAs基板と格子整合できる。
AlGaAsレ−ザは発振閾値が下がり大出力化してき
たので、CDの光源としても広く利用される。発振波長
は830nm、780nmなど短波長化している。既に
大量の780nmAlGaAsレ−ザが製造され使用さ
れている。
【0008】しかし、これは波長がなお長すぎる。可視
光ではないから人間の目には見えない。半導体レ−ザを
作る試みは数多くなされており、幾多のレ−ザが提案さ
れている。InP基板を用いるInGaAsP系のレ−
ザも提案されている。しかしこれらのレ−ザが発する光
はなお赤外光である。
【0009】1985年GaAs基板の上にこれに格子
整合するAlGaInP系のレ−ザが室温連続発振する
ことが確かめられた。これは3族元素、Al、Ga、I
nの3元と、5族のPとよりなる四元の混晶である。基
板はGaAsを用いる。AlGaAsレ−ザは680n
mの可視光を発する事ができる。3族の半分はInであ
り、のこりの半分がGaとAlよりなる。混晶比xをパ
ラメータとして、(AlX Ga1-X0.5 In0.5 Pに
よって表現する事ができる。GaAsとの整合条件から
0.5という値が決まる。パラメータxの広い範囲でG
aAs基板と整合する事ができる。Alの比率xが増え
るとバンドギャップが増える。ために発振波長が下が
る。
【0010】このような発見があり、AlGaInPの
多重量子井戸を用いた赤色半導体レ−ザの研究開発が盛
んに行われている。GaInP/AlGaInPの層を
多層重ねて形成し活性層としている。これらの結晶はバ
ルク結晶としては製造できない。それでGaAs基板の
上にエピタキシャル成長させてこれらの混晶薄膜を作っ
ている。
【0011】可視半導体レ−ザができれば、人間の目に
見えるという事で用途が広がる。それだけでなく波長が
短いのでCDなどの光源に使うと記録密度が素晴らしく
向上する。従来行われていた試みにおいて、基板は(1
00)GaAsウエハである。これにMBE、MOVP
E法によってAlGaInP層などをエピタキシャル成
長させる。
【0012】これまで最も普通に利用されていたGaA
sウエハは(100)面を表面に持つものである。(1
00)面は劈開面が直交2面にあり、様々の点で優れて
いるからである。レ−ザの共振器として劈開面を利用で
きるし、チップに切り出す時に自然劈開によることがで
きる。デバイス作製という点では最も好都合の面であ
る。図1に上面を(100)とした場合の化合物半導体
ウエハの各面の方位を図式的に示す。
【0013】しかしGaAs基板の上に、四元混晶のA
lGaInP薄膜をエピタキシャル成長させる場合、
(100)面ウエハが必ずしも最適の方位でないことに
気づきつつある。(100)のように低面指数のウエハ
では再現性良く4元混晶を成長させる事ができないので
ある。3族元素がAl、Ga、Inと3つもある。これ
ら元素はGaAs面上でPとの反応速度が違う。原料ガ
スの配分によって所望のAl:Ga:Inの比を実現し
ようとする。しかし目的どおりの混晶比にはならず、ま
た比率が場所によってばらついてしまう。
【0014】本発明者等は低面指数GaAsウエハに所
望の比率のAlGaInP混晶を作るのが難しい原因に
ついて考察し、(100)からかなり大きい角度傾いた
面を持つGaAsウエハがむしろ適当であるということ
を知った。(100)から(1−1−1)方向、(11
1)方向、(1−11)方向或いは(11−1)方向に
15゜傾けたウエハが好適のようである。15゜の前
後、5゜〜30゜の傾きを持つウエハが、AlGaIn
P四元混晶の基板に向いていることが分かってきた。
【0015】傾斜の方向は以上の4つの方向のいずれで
もよいのである。これを(1±1±1)と表現する事が
できる。しかし4つの場合全てを含むように述べると記
述が複雑になる。以後の説明に於いて、傾きの方向を
(1−1−1)とする。これ以外の傾きの場合をも含む
が、その場合は正負の負号を適当に変える必要がある。
OF面は(0−1−1)、IF面は(0−11)とす
る。これは相対的な定義であって、反対に定義しても良
い。化合物半導体では二つのフラットによって結晶方位
を示すことができる。しかし以後の説明ではOF=(0
−1−1)、IF=(0−11)とする。
【0016】(1−1−1)面は(100)より54.
7゜傾いている。さらにこれを越えて存在する低指数面
は(0−1−1)で、(100)より90゜傾いてい
る。であるから(100)より(1−1−1)へ5゜〜
30゜傾いたウエハは低い面指数によって表現すること
ができない。
【0017】そこで(100)を基準として表現する。
(100)から角度Θだけ傾いたウエハの場合、傾き角
Θをオフアングルと呼ぶ。ウエハはオフアングルウエハ
という。さらに角度を指定して、Θオフアングルウエハ
ということもある。さらに傾斜の方向をも含め、(10
0)Θオフ(1−1−1)ウエハという場合もある。
【0018】このような基板であっても、側辺に方位を
示すフラットが必要である。レ−ザを作るのであるか
ら、ストライプの方向、共振器などは結晶方位に合わせ
て決定されるべきである。OFは本来(0−1−1)で
あるが、これは基板表面と直角にならず、90゜からオ
フアングルΘだけずれる。IFは(0−11)であり、
これは基板表面に直交する。図2に基板の側辺に付した
OF、IFを示す。何れも劈開面の方向を代表する。オ
フアングルの表面を持つウエハの場合、表面に直交する
OF、IFは劈開面そのものではなく、劈開面と表面の
交線でウエハを表面に直角に切った面ということにな
る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】(100)から(0−
1−1)方向オフのウエハにおいて、(0−1−1)方
向、(0−11)方向を示すためにOF、IFを付ける
必要がある。この場合にOF、IFの円周方向の誤差が
十分に小さくなくてはならない。しかし(100)ウエ
ハにおいては有効であった自然劈開によるOF、IFの
作製法は、オフアングルウエハにおいては誤差が大きく
なる。オフアングルが大きいウエハになると自然劈開法
では、誤差が0.1゜以上にもなってしまう。
【0020】これでは基板の上に多くのエピタキシャル
層を成長させデバイスを作製した時の製品歩留まりが悪
くなる。オフアングル化合物半導体ウエハにおいてより
高精度にOF、IFを与える方法を提案することが本発
明の第1の目的である。高精度のOF、IFを持つオフ
アングル化合物半導体ウエハを提供することが本発明の
第2の目的である。AlGaAsレ−ザよりも波長の短
いAlGaInPレ−ザの基板として好適なオフアング
ルGaAsウエハを提案することが本発明の第3の目的
である。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は(100)面か
ら(0−1−1)面に5゜〜90゜傾いた面を持つオフ
アングルの化合物半導体ウエハの結晶方位を示すOF、
IFを付すために、単結晶インゴットの状態でX線回折
によって劈開面方向を求め、直交する劈開面方向にO
F、IFになるべき平坦面をインゴットの軸方向に機械
研削する。その後、結晶を軸に直角方向あるいは斜め方
向に切断して、所望のオフアングルウエハを製作するよ
うにする。円柱形に研削したインゴットの周面軸方向に
OF、IFとなるべき面を帯状に機械研削したものの斜
視図を図6に示す。このように機械研削でOF、IFを
付けてからウエハに切り出す。
【0022】(100)面から5゜〜30゜(1−1−
1)方向に傾いたGaAsオフアングル基板はAlGa
InPレ−ザの基板として有用である。そのようなレ−
ザ基板のOF、IFを正確に与える方法として本発明は
極めて有用である。30゜〜90゜オフアングルのGa
As基板には特に用途はない。またGaAs以外のIn
P、InAs、GaPのオフアングルウエハには今のと
ころ用途は見いだされていない。しかしそのような化合
物半導体オフアングルウエハにおいても本発明は、極め
て正確に、OFやIFを与えることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】III −V族化合物半導体単結晶イ
ンゴットを製作する方法は、公知の方法を使う。LEC
(液体封止CZ)法、HB(水平ブリッジマン)法、V
B(垂直ブリッジマン)法、VGF(垂直温度勾配)法
など任意である。(100)から(1−1−1)方向に
オフアングルΘの基板を作るには二つの方法がある。一
つはオフアングルのインゴットを成長させる方法であ
る。もう一つは(100)インゴットを成長させ斜めに
スライスしてオフアングルウエハを切り出す方法であ
る。
【0024】[(1)オフアングルインゴット法(図
3)]インゴット自体をオフアングルのものとする方法
である。(100)から(1−1−1)に向かってΘオ
フアングルであるウエハが目的のウエハであるとする。
図3に示すように、初めから(100)から(1−1−
1)に向けてΘ傾いた単結晶を、LEC法、VB法、V
GF法またはHB法によって成長させる。これを円柱形
に研削する。
【0025】X線回折によって、(0−1−1)面と、
(0−11)面を求める。これらの面方位とインゴット
側面の接線の方向を決めて、一定の幅でインゴット軸方
向にOFとIFに当たるフラットを機械研削する。この
後インゴットを軸と直角の方向で、(100)から(1
−1−1)に向かってΘだけオフアングルであるウエハ
を切り出す。このウエハは円形で、側周に既にOFとI
Fが付いている。ウエハにした後自然劈開をしない。機
械研削したOFとIFをそのまま用いる。
【0026】IF=(0−11)であり、結晶の傾きの
方向は(0−1−1)であるから、IFはウエハ面に垂
直であり得る。B面を厳密な(0−11)として定義す
る。IFの精度はB面からの円周方向のズレ角δによっ
て評価する事ができる。しかし(0−1−1)面は、ウ
エハ表面と垂直でない。垂直からΘだけ傾いている。そ
こで、(0−1−1)面から(−1−1−1)方向にΘ
だけ傾いた面をA面として定義する。A面はウエハ表面
と直角であり、しかも(0−1−1)面との交線がウエ
ハ表面に平行である。OFの精度はA面からの円周方向
のズレΔによって評価できる。
【0027】この方法はオフアングル単結晶の成長が難
しいという問題がある。しかしLEC法、VB法、VG
F法、HB法によってオフアングルの単結晶を成長させ
る技術が開発されている。得られるウエハは円形であ
り、OF、IFは面に垂直であるから取扱い容易であ
る。
【0028】[(2)(100)インゴット法(図
4)]図4に示すように、インゴット自体は(100)
方向のものとする。つまりΘ=0の(100)ジャスト
の単結晶を製造する。これは製造容易である。これを円
柱形或いは楕円柱形に研削する。X線回折によって、
(0−1−1)面と、(0−11)面を求める。これら
の方位はインゴットの側面直交2方向に存在する。これ
らの面方位を示す一定幅の平坦部OF、IFをインゴッ
ト軸方向に機械研削する。
【0029】この後インゴットを(100)から(1−
1−1)に向けてΘだけ傾いた面でインゴットを薄片に
切り出す。これにより(100)から(1−1−1)に
向かってΘだけオフアングルであるウエハを切り出すこ
とができる。このウエハは楕円形または円形である。側
周には既にOFとIFが付いている。ウエハにした後自
然劈開をしない。機械研削したOFとIFをそのまま用
いる。ただしOFは表面とΘ+90゜の角度をなす。
【0030】IF=(0−11)であり、結晶の傾きの
方向は(0−1−1)であるから、IFはウエハ面に垂
直であり得る。B面を厳密な(0−11)として定義す
る。IFの精度はB面からの円周方向のズレ角によって
評価する事ができる。しかし(0−1−1)面は、ウエ
ハ表面と垂直でない。(0−1−1)面をA’面として
定義する。これはウエハ表面と垂直でないが劈開面であ
る。OFの精度はA’面からの円周方向のズレΔによっ
て評価できる。
【0031】この方法は単結晶の成長が容易であるとい
う利点がある。しかしウエハの形状に問題がある。円柱
形のインゴットから出発すると楕円形のウエハになる。
それを見越して楕円形のインゴットに研削するとウエハ
を円形にできるが、楕円研削は円柱研削よりも難しいの
で、通常楕円ウエハから、OF、IFの精度(機械研削
面)を維持したまま、チャンファ機により円形ウエハ加
工する。しかし、OFが、表面に対して直角でない。傾
斜するという問題がある。
【0032】
【実施例】
[例 3゜オフの比較例]LEC法により、(10
0)3゜オフ(1−1−1)のGaAs単結晶インゴッ
トを育成した。円筒研削し3インチ径とした。これを本
発明の方法に従ってX線回折法によって(0−1−1)
方向と(0−11)方向を正確に求めた。[0−1−
1]方向と結晶表面の直交する部分を機械研削によっ
て、長さ22mmのOFを付けた。さらに(0−11)
面にも機械研削により短いIFをつけた。これを内周刃
スライサーによってウエハに切りだした。
【0033】ウエハは表面に直角で互いに直交する方向
にOFとIFを持つ。IFは劈開面に平行であり得る
が、OFは劈開面からオフアングル分だけ傾く。ウエハ
毎に側辺のOFの厳密なA面からの円周方向のズレΔを
測定した。図2にズレの定義を示す。ずれの測定値は
0.011゜であった。ここでA面というのは、(0−
1−1)から(1−1−1)に向かって3゜傾いた面と
して定義される。円周方向というのは[0−11]、
[01−1]を指す。
【0034】X線回折によって同じ円筒形インゴットの
(0−1−1)、(0−11)方位を調べ、インゴット
の周面に印をつけ、これをウエハに切りだした後、印に
従って自然劈開した。これによってOFとIFを付け
た。自然劈開であるからOFは表面に直角でなくオフア
グルだけ傾く。自然劈開したもののOFの円周方向のズ
レ角度δを測定した。δの平均値は0.013゜であっ
た。
【0035】[例 5゜オフの実施例]LEC法によ
り、(100)から(1−1−1)5゜オフのGaAs
単結晶インゴットを育成した。円筒研削し3インチ径の
円柱インゴットとした。X線回折法によって(0−1−
1)方向と(0−11)方向を正確に求めた。[0−1
−1]方向と結晶表面の直交する部分を機械研削によっ
て、長さ22mmのOFを付けた。
【0036】さらに(0−11)面にも機械研削により
短いIFをつけた。その後ウエハに切りだした。ウエハ
毎に側辺のOFの厳密なA面からの円周方向のズレΔを
測定した。円周方向ずれの測定値の平均は0.016゜
であった。ここでA面というのは、(0−1−1)から
(1−1−1)に向かって5゜傾いた面として定義され
る。
【0037】同じ円筒形インゴットをX線回折によって
(0−1−1)、(0−11)方位を調べ、インゴット
の周面に印をつけ、これをウエハに切りだした後、印に
従って自然劈開した。これによってOFとIFを付け
た。IFは表面に直角であるが、オフは表面から5゜傾
く。自然劈開したもののOFの円周方向のズレ角度δを
測定した。δの平均値は0.055゜であった。本発明
の場合は、OF方位が自然劈開に比べて約1/3の誤差
に減っている。機械研削の方が厳密な方位を与えること
ができる。
【0038】[例 10゜オフの実施例]VB法によ
り、<100>方向に延びるGaAs単結晶インゴット
を育成した。円筒研削し3インチ径の円柱インゴットと
した。X線回折法によって(0−1−1)方向と(0−
11)方向を正確に求めた。(0−1−1)方向の結晶
表面を機械研削し長さ22mmのOFを付けた。さらに
(0−11)面にも機械研削により短いIFをつけた。
【0039】その後(100)から(1−1−1)方向
に10゜傾いた面に平行にインゴットを切りだした。こ
れにより(100)から(1−1−1)方向に10゜オ
フの楕円形ウエハを得た。IFはウエハ面に直角であ
る。しかしOFはウエハ表面に対して10゜の角度をな
す。A’面を厳密な(0−1−1)面として定義する。
ウエハ毎に側辺のOFの厳密なA’面からの円周方向の
ズレΔを測定した。円周方向ずれの測定値の平均は0.
008゜であった。
【0040】同じように[100]方向に引き上げた円
筒形インゴットをX線回折によって(0−1−1)、
(0−11)方位を調べ、インゴットの周面に印をつ
け、これを(100)から(1−1−1)方向に10゜
傾いた方向に切断することにより楕円形ウエハに切りだ
した後、印に従って自然劈開した。これによってOFと
IFを付けた。OFは表面から10゜傾く。自然劈開し
たOFのA’面との円周方向のズレ角度δを測定した。
δの平均値は0.084゜であった。本発明の場合は、
OF方位が自然劈開に比べて約1/10の誤差に減って
いる。機械研削の方がはるかに厳密な方位を与えること
ができる。
【0041】[例 15゜オフの実施例]VB法によ
り、<100>方向に延びるGaAs単結晶インゴット
を育成した。楕円形状に研削し短径が3インチ径の楕円
柱インゴットとした。X線回折法によって(0−1−
1)方向と(0−11)方向を正確に求めた。(0−1
−1)方向の結晶表面を機械研削し長さ22mmのOF
を付けた。さらに(0−11)面にも機械研削により短
いIFをつけた。その後(100)から(1−1−1)
方向に15゜傾いた面に平行にインゴットを切りだし
た。これにより(100)から(1−1−1)方向に1
5゜オフの略円形ウエハを得た。図5にそのウエハの断
面図を示す。
【0042】IFはウエハ面に直角である。しかしOF
はウエハ表面に対して15゜の角度をなす。A’面を厳
密な(0−1−1)面として定義する。ウエハ毎に側辺
のOFの厳密なA’面からの円周方向のズレΔを測定し
た。円周方向ずれの測定値の平均は0.019゜であっ
た。
【0043】同じように<100>方向に引き上げたイ
ンゴットを楕円形に研削した。X線回折によって(0−
1−1)、(0−11)方位を調べ、インゴットの周面
に印をつけた。これを(100)から(1−1−1)方
向に15゜傾いた方向に切断することにより楕円形ウエ
ハに切りだした後、印に従って自然劈開した。これによ
ってOFとIFを付けた。OFは表面に対して直角な面
から15゜傾く。自然劈開したOFのA’面との円周方
向のズレ角度δを測定した。δの平均値は0.168゜
であった。本発明の場合は、OF方位が自然劈開に比べ
て約1/8の誤差に減っている。自然劈開よりも本発明
の機械研削の方が厳密な方位を与えることができる。
【0044】[例 54.6゜オフの実施例]HB法
により、<1−1−1>方向に延びるGaAs単結晶イ
ンゴットを育成した。これはボートの形状を写しD型の
断面形状を持つ。円筒研削し円筒形状のインゴットとす
る。X線回折法によって(0−1−1)方向と(0−1
1)方向を正確に求めた。(0−1−1)から54.6
傾いた方向の結晶表面を機械研削し長さ22mmのOF
を付けた。さらに(0−11)面にも機械研削により短
いIFをつけた。インゴット軸に直角に(1−1−1)
面ウエハを切りだした。これにより(100)から(1
−1−1)方向に54.6゜オフの略円形ウエハを得
た。OFとIFが直角の方向に形成されて劈開面でな
い。
【0045】A面を(0−1−1)面から54.6の角
度をなす面として定義する。ウエハ毎に側辺のOFの厳
密なA面からの円周方向のズレΔを測定した。円周方向
ずれの測定値の平均は0.011゜であった。
【0046】同じように<1−1−1>方向にHB法に
よって成長させたインゴットを円柱形に研削した。X線
回折によって(0−1−1)、(0−11)方位を調
べ、インゴットの周面に印をつけた。これを軸に直角に
((1−1−1)方向に)切断することにより円形ウエ
ハに切りだした後、印に従って自然劈開した。これによ
ってOFとIFを付けた。OFは表面から35.4゜傾
く。自然劈開したOFのA’面(0−1−1)との円周
方向のズレ角度δを測定した。δの平均値は0.251
゜であった。
【0047】本発明の場合は、OF方位の誤差が自然劈
開に比べて約1/20に減っている。自然劈開よりも本
発明の機械研削の方が厳密な方位を与えることができ
る。このようにオフアングルが大きくなると、本発明の
優れていることがより顕著に分かる。
【0048】[例 90゜オフの実施例]VB法によ
り、<0−1−1>方向に延びるGaAs単結晶インゴ
ットを育成した。これを円筒研削し円筒形状のインゴッ
トとする。X線回折法によって(0−11)方向を正確
に求めた。ここに於いて、結晶表面を機械研削し長さ2
2mmのIFを付けた。インゴット軸に直角に(0−1
−1)面ウエハを切りだした。これにより(100)か
ら(1−1−1)方向に90゜オフ、つまり(0−1−
1)の略円形ウエハを得た。IFが表面と直角の方向に
形成されている。B面を(0−11)面として定義す
る。ウエハ毎に側辺のIFの厳密なB面からの円周方向
のズレΔを測定した。円周方向ずれの測定値の平均は
0.014゜であった。
【0049】同じように<0−1−1>方向にVB法に
よって成長させたインゴットを円柱形に研削した。X線
回折によって(0−11)方位を調べ、インゴットの周
面に印をつけた。これを軸直角に切断することにより円
形ウエハに切りだした後、印に従って自然劈開した。こ
れによってIFを付けた。自然劈開したOFのB面(0
−11)との円周方向のズレ角度δを測定した。δの平
均値は0.302゜であった。
【0050】本発明の場合は、OF方位の誤差が自然劈
開に比べて約1/20に減っている。自然劈開よりも本
発明の機械研削の方が厳密な方位を与えることができ
る。このようにオフアングルが大きくなると、本発明の
優れていることがより顕著に分かる。
【0051】
【発明の効果】(100)から(1−1−1)方向へ5
゜〜90゜オフGaAsウエハにおいて、本発明はイン
ゴットの状態で、X線回折法によってOF、IFの方向
を決めインゴットの側面を機械研削し、その後でインゴ
ットを所望の方位に切断しウエハとする。通常のウエハ
のように自然劈開したものに比較してOF、IFの円周
方向の誤差が小さい。機械研削してフラットを付けたも
のは自然劈開に比べて誤差が1/3〜1/20になる。
オフアングルが大きいものほど本発明の優越性が明確に
なる。本発明は自然劈開に頼らず機械研削するので、3
゜〜90゜のオフアングルにおいて厳密な面からのズレ
を常に0.1゜以下にすることができる。
【0052】AlGaInP薄膜をエピタキシャル成長
させる場合、オフアングルのGaAs基板が有効である
ことが分かりつつある。オフアングルGaAs基板とい
う場合、OF、IFを従来のように自然劈開によって与
えると、円周方向の角度誤差が大きくなる。本発明はイ
ンゴットの状態でX線回折で方位を決めインゴット周面
を軸方向に機械研削することによりOF、IFを与え
る。これにより自然劈開によるよりも正確にIF、OF
を決定できる。AlGaInPレ−ザ用のGaAs基板
の製造方法として有効である。
【0053】GaAsウエハ以外に、InP、InS
b、GaPなどIII −V族化合物半導体ウエハのOF、
IFの形成の手段として広く使うことができる。ただし
オフアングルのウエハに明確な用途があるのは、現在の
ところGaAsウエハだけである。InPウエハ、Ga
Pウエハなどをオフアングルにした場合、何に利用でき
るか?ということは分からない。GaAs以外の化合物
半導体のオフアングルウエハの用途は未だ見いだされて
いない。本例ではすべて(0±1±1)方向にIFをつ
けた例を扱ったが、これは角度さえ正確に分かっていれ
ばどの部分につけてもよい。実際には角度が正確であれ
ば、(00±1)方向や(0±11)方向につけても構
わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】化合物半導体の結晶面方位を説明的に示す(1
00)を上面とする平面図。
【図2】化合物半導体ウエハの側周2箇所にOFとIF
を付したものの斜視図。
【図3】(100)から(1−1−1)方向にオフアン
グルΘを持つように単結晶成長させて得た円柱形のイン
ゴットの側面の劈開面にOFとIFの平坦面を軸方向に
研削し、インゴットを軸に垂直な方向に切断し、(10
0)Θオフアングル(1−1−1)のウエハを製作する
様子を説明するためのインゴットの斜視図。
【図4】(100)方向に単結晶成長させて得た円柱形
のインゴットの側面の劈開面にOFとIFの平坦面を軸
方向に研削し、インゴットを(100)から(1−1−
1)方向にオフアングルΘだけ傾斜した方向に切断し、
(100)Θオフアングル(1−1−1)のウエハを製
作する様子を説明する為のインゴットの斜視図。
【図5】図4のインゴットをオフアングルΘだけ斜めに
切りとって作製したウエハの断面図。
【図6】円柱形のインゴットに劈開面を示すOF、IF
になるべき面を帯状に機械研削した状態のインゴット斜
視図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/66 H01L 21/66 P 33/00 33/00 A H01S 3/18 H01S 3/18 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C30B 28/00 - 35/00 H01L 21/02 H01L 21/205 H01L 21/304 311 H01L 21/304 331 H01L 21/66 H01L 33/00 H01S 3/18

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (100)面から(0±1±1)面方向
    に5゜〜90゜傾いた面を持つオフアングルの化合物半
    導体ウエハの製造方法であって、(100)方向から
    (0±1±1)方向に所望のオフアングルΘ(5゜≦Θ
    ≦90゜)だけ傾斜した方向に単結晶を成長させ、結晶
    の劈開方向をしめすOF、IFを付すために単結晶イン
    ゴットの状態でX線回折によって劈開面方向を求め、直
    交する劈開面方向にOF、IFになるべき平坦面をイン
    ゴットの軸方向に機械研削し、結晶を軸に直角方向に切
    断して、OF、IFを有する所望のオフアングルウエハ
    を製造する事を特徴とするIII −V族化合物半導体ウエ
    ハの製造方法。
  2. 【請求項2】 (100)面から(0±1±1)面方向
    に5゜〜90゜傾いた面を持つオフアングルの化合物半
    導体ウエハの製造方法であって、(100)方向に単結
    晶を成長させ、結晶の劈開方向をしめすOF、IFを付
    すために単結晶インゴットの状態でX線回折によって劈
    開面方向を求め、直交する劈開面方向にOF、IFにな
    るべき平坦面をインゴットの軸方向に機械研削し、結晶
    を軸に対して(0±1±1)の方向に所望のオフアング
    ルΘ(5゜≦Θ≦90゜)だけ傾斜した方向に切断し
    て、OF、IFを有する所望のオフアングルウエハを製
    造する事を特徴とするIII −V族化合物半導体ウエハの
    製造方法。
  3. 【請求項3】 結晶の劈開方向をしめすOF、IFが機
    械研削によってウエハ周辺に付されていて、(100)
    面から(0±1±1)面方向に5゜〜90゜傾いた面を
    持つことを特徴とする化合物半導体ウエハ。
  4. 【請求項4】 GaAsウエハであって、結晶の劈開方
    向をしめすOF、IFが機械研削によってウエハ周辺に
    付されていて、(100)面から(0±1±1)面方向
    に5゜〜30゜傾いた面を持つ事を特徴とする化合物半
    導体ウエハ。
  5. 【請求項5】 AlGaInPレ−ザの基板となる請求
    項4に記載の化合物半導体ウエハ。
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