JP2881408B2 - 地震用自動錠前具 - Google Patents
地震用自動錠前具Info
- Publication number
- JP2881408B2 JP2881408B2 JP8281372A JP28137296A JP2881408B2 JP 2881408 B2 JP2881408 B2 JP 2881408B2 JP 8281372 A JP8281372 A JP 8281372A JP 28137296 A JP28137296 A JP 28137296A JP 2881408 B2 JP2881408 B2 JP 2881408B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- key
- earthquake
- furniture
- automatic lock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地震その他家具を
移動する際に箪笥や机などの開き戸や抽出を自動的に施
錠し、その揺れの静止によって自動的に解錠する地震用
自動錠前具に関するものである。
移動する際に箪笥や机などの開き戸や抽出を自動的に施
錠し、その揺れの静止によって自動的に解錠する地震用
自動錠前具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の家具の耐震留め具は、ロックバー
式、チェーン式、プッシュ式、レバーラッチ式、プル把
手式、打掛け金具式、掛金式などがあるが開き戸や引き
戸や抽出を開閉する時に、その掛け外しやその解錠は人
の手によって操作するものであった。
式、チェーン式、プッシュ式、レバーラッチ式、プル把
手式、打掛け金具式、掛金式などがあるが開き戸や引き
戸や抽出を開閉する時に、その掛け外しやその解錠は人
の手によって操作するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の家具の開き防止
具や抽出の飛び出し防止具の耐震留め具はその殆どのも
のが施錠又は解錠を人の手で操作するもので、何時起き
るか予測できない地震に対して殆ど毎日開閉や出し入れ
を繰り返す家具の戸や抽出にその度に開き防止具や耐震
留め具を手で掛けたり外したりするのは面倒であり、長
い間にはその掛け外しも怠りがちになり地震のときにそ
の用をなさないことが考えられる問題点があった。また
これまでのものは、それぞれの用途や型式によって既成
の家具への取り付けも難しくその取り付けは面倒であっ
た。
具や抽出の飛び出し防止具の耐震留め具はその殆どのも
のが施錠又は解錠を人の手で操作するもので、何時起き
るか予測できない地震に対して殆ど毎日開閉や出し入れ
を繰り返す家具の戸や抽出にその度に開き防止具や耐震
留め具を手で掛けたり外したりするのは面倒であり、長
い間にはその掛け外しも怠りがちになり地震のときにそ
の用をなさないことが考えられる問題点があった。また
これまでのものは、それぞれの用途や型式によって既成
の家具への取り付けも難しくその取り付けは面倒であっ
た。
【0004】本発明は、こうした問題から人の手を煩わ
せず地震による揺れが突然起こった場合家具の開き戸や
引き戸および抽出や扉を自動的に施錠し、また揺れが治
まって正常状態に戻ったとき自動的に解錠するものであ
り、しかも家具の内部の上面や下面や天井面に容易に簡
単に既成の家具のどの位置にでも取り付けることができ
る地震用自動錠前具を提供するものである。
せず地震による揺れが突然起こった場合家具の開き戸や
引き戸および抽出や扉を自動的に施錠し、また揺れが治
まって正常状態に戻ったとき自動的に解錠するものであ
り、しかも家具の内部の上面や下面や天井面に容易に簡
単に既成の家具のどの位置にでも取り付けることができ
る地震用自動錠前具を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するもので、その要旨は中央のマウンド(6)から滑ら
かな傾斜面(7)をもつ台板(1)に積合される上板
(2)との間の積合両端部(C)に、相対向する側に斜
角裁断の壁面(8)をもつ介装板(3)を設けて形成さ
れる末広型の空間(11)内に両側面を鋸歯状(10)
に成形して該空間(11)の狭幅口(D)から広幅口
(E)に向けて挿入する進退自在な鍵(B)と該鍵
(B)に噛合する鋸歯状(9)の端面をもちかつ下面に
対応する台板(1)の傾斜面(7)のいずれか一側また
は両側に回転子(5)を突設して介装板(3)の斜角裁
断の壁面(8)に沿って摺動しかつ揺動する錠前子
(4)を設けて構成した地震用自動錠前具である。
するもので、その要旨は中央のマウンド(6)から滑ら
かな傾斜面(7)をもつ台板(1)に積合される上板
(2)との間の積合両端部(C)に、相対向する側に斜
角裁断の壁面(8)をもつ介装板(3)を設けて形成さ
れる末広型の空間(11)内に両側面を鋸歯状(10)
に成形して該空間(11)の狭幅口(D)から広幅口
(E)に向けて挿入する進退自在な鍵(B)と該鍵
(B)に噛合する鋸歯状(9)の端面をもちかつ下面に
対応する台板(1)の傾斜面(7)のいずれか一側また
は両側に回転子(5)を突設して介装板(3)の斜角裁
断の壁面(8)に沿って摺動しかつ揺動する錠前子
(4)を設けて構成した地震用自動錠前具である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の外観斜視図を示
し、図2は鍵(B)が地震用自動錠前具(A)の末広形
の空間(11)内に進入した解錠の状態の内部を透視し
た斜視図を示し、図3および図4は本発明の分解斜視図
を示す。図1で示す地震用自動錠前具(A)は図3およ
び図4で示す台板(1)と上板(2)との間に介装板
(3)を挟み込んだ積合体とその内部に形成される末広
形の空間(11)に錠前子(4)と回転子(5)とを組
み合わせて内蔵させた本体と、進退自在な鍵(B)との
一対で構成して本発明の目的を成すものである。
ながら詳細に説明する。図1は本発明の外観斜視図を示
し、図2は鍵(B)が地震用自動錠前具(A)の末広形
の空間(11)内に進入した解錠の状態の内部を透視し
た斜視図を示し、図3および図4は本発明の分解斜視図
を示す。図1で示す地震用自動錠前具(A)は図3およ
び図4で示す台板(1)と上板(2)との間に介装板
(3)を挟み込んだ積合体とその内部に形成される末広
形の空間(11)に錠前子(4)と回転子(5)とを組
み合わせて内蔵させた本体と、進退自在な鍵(B)との
一対で構成して本発明の目的を成すものである。
【0007】図3および図4で示す台板(1)は下面を
平らにし、上面中央にマウンド(6)を成形して、その
中央から後方へ及びその中央から左右の両側へ向けて滑
らかな傾斜面(7)を形成し、中央から前方に向けての
一角は下面と同じ平行面にして、滑らかな傾斜面(7)
は回転子(5)に載った錠前子(4)が自然的かつ滑ら
かに後方左右の定位置に戻るために成形されたもので、
また中央から前方に向けての一角の平行面は進退自由な
鍵(B)の鋸歯状(10)の部分が支障なく平行に進入
できるようにしたものである。台板(1)の傾斜面
(7)の勾配を大きく取れば回転子(5)を錠前子
(4)に構成しなくても大地震では自動的に施錠できる
が、本発明では微震でも敏感に作動し施錠できるように
錠前子(4)は鍵(B)に噛合する鋸歯状(9)の端面
をもちかつ下面に対応する台板(1)の傾斜面(7)の
いずれか一側または両側に回転子(5)を突設して介装
板(3)の斜角裁断の壁面(8)に沿って摺動しかつ揺
動するように設けられている。本発明において回転子
(5)とは、球やローラーなどのような回転するものが
使用される。
平らにし、上面中央にマウンド(6)を成形して、その
中央から後方へ及びその中央から左右の両側へ向けて滑
らかな傾斜面(7)を形成し、中央から前方に向けての
一角は下面と同じ平行面にして、滑らかな傾斜面(7)
は回転子(5)に載った錠前子(4)が自然的かつ滑ら
かに後方左右の定位置に戻るために成形されたもので、
また中央から前方に向けての一角の平行面は進退自由な
鍵(B)の鋸歯状(10)の部分が支障なく平行に進入
できるようにしたものである。台板(1)の傾斜面
(7)の勾配を大きく取れば回転子(5)を錠前子
(4)に構成しなくても大地震では自動的に施錠できる
が、本発明では微震でも敏感に作動し施錠できるように
錠前子(4)は鍵(B)に噛合する鋸歯状(9)の端面
をもちかつ下面に対応する台板(1)の傾斜面(7)の
いずれか一側または両側に回転子(5)を突設して介装
板(3)の斜角裁断の壁面(8)に沿って摺動しかつ揺
動するように設けられている。本発明において回転子
(5)とは、球やローラーなどのような回転するものが
使用される。
【0008】図1と図3および図4で示す上板(2)は
上面を平らにし、下面は台板(1)の傾斜面(7)と同
一の勾配で前方から後方へ、更に左右の中央から両横側
へ向けて傾斜を成形して、この下面前方に細長の凹部と
その後方に三角形の凹部をそれぞれ末広形に設け、下面
の傾斜は積合両端部(C)に介装板(3)を付け、台板
(1)と積合したときに同一勾配の末広形の空間(1
1)を形成するものであり前方の細長の凹部は、これに
錠前子(4)の前方の突起が入り該錠前子(4)の前方
部分の揺動の範囲をコントロールし、後方の三角形の凹
部は、これに錠前子(4)の後方の突起が入り該錠前子
(4)の後方部分の揺動の範囲をコントロールする。
上面を平らにし、下面は台板(1)の傾斜面(7)と同
一の勾配で前方から後方へ、更に左右の中央から両横側
へ向けて傾斜を成形して、この下面前方に細長の凹部と
その後方に三角形の凹部をそれぞれ末広形に設け、下面
の傾斜は積合両端部(C)に介装板(3)を付け、台板
(1)と積合したときに同一勾配の末広形の空間(1
1)を形成するものであり前方の細長の凹部は、これに
錠前子(4)の前方の突起が入り該錠前子(4)の前方
部分の揺動の範囲をコントロールし、後方の三角形の凹
部は、これに錠前子(4)の後方の突起が入り該錠前子
(4)の後方部分の揺動の範囲をコントロールする。
【0009】図3および図4で示す介装板(3)は斜角
裁断の壁面(8)を成形し、台板(1)の積合両端部
(C)と上板(2)の積合両端部(C)の相対向する部
分の位置に在って、地震用自動錠前具(A)の内部に末
広形の空間(11)を形成し、斜角裁断の壁面(8)は
該空間(11)内に在る錠前子(4)が斜角裁断の壁面
(8)に沿って摺動し、錠前子(4)が鍵(B)に引っ
張られて施錠となるとき斜角裁断の壁面(8)が鍵前子
(4)を受け止める。
裁断の壁面(8)を成形し、台板(1)の積合両端部
(C)と上板(2)の積合両端部(C)の相対向する部
分の位置に在って、地震用自動錠前具(A)の内部に末
広形の空間(11)を形成し、斜角裁断の壁面(8)は
該空間(11)内に在る錠前子(4)が斜角裁断の壁面
(8)に沿って摺動し、錠前子(4)が鍵(B)に引っ
張られて施錠となるとき斜角裁断の壁面(8)が鍵前子
(4)を受け止める。
【0010】図3および図4で示す錠前子(4)は鍵
(B)のもつ鋸歯状(10)に噛合する鋸歯状(9)の
端面を成形して、錠前子(4)の上面の前方と後方に上
板(2)の下面に在る細長と三角形の凹部に入る突起を
設け、下面に回転子(5)に被せて該回転子(5)が自
由に転がる大きさの凹部を前方に一箇所と後方に二箇所
設ける。
(B)のもつ鋸歯状(10)に噛合する鋸歯状(9)の
端面を成形して、錠前子(4)の上面の前方と後方に上
板(2)の下面に在る細長と三角形の凹部に入る突起を
設け、下面に回転子(5)に被せて該回転子(5)が自
由に転がる大きさの凹部を前方に一箇所と後方に二箇所
設ける。
【0011】図3および図4で示す回転子(5)は地震
やその他の揺れや傾きのとき台板(1)の傾斜面(7)
上をその時の揺れ傾きに沿って自由に転がり、載った錠
前子(4)をマウンド(6)に向けて自在に素早く動か
す。
やその他の揺れや傾きのとき台板(1)の傾斜面(7)
上をその時の揺れ傾きに沿って自由に転がり、載った錠
前子(4)をマウンド(6)に向けて自在に素早く動か
す。
【0012】図1と図2および図3と図4で示す進退自
在な鍵(B)は地震用自動錠前具(A)の内部の末広形
の空間(11)内に進入する部分の両側面に錠前子
(4)のもつ鋸歯状(9)に噛合する鋸歯状(10)を
成形する。
在な鍵(B)は地震用自動錠前具(A)の内部の末広形
の空間(11)内に進入する部分の両側面に錠前子
(4)のもつ鋸歯状(9)に噛合する鋸歯状(10)を
成形する。
【0013】本発明の地震用自動錠前具(A)を開き戸
の家具に取りつける場合、開き戸に進退自在な鍵(B)
を取り付け固定し、また収納棚の開き戸側に自動錠前具
(A)を取り付け固定して使用する。
の家具に取りつける場合、開き戸に進退自在な鍵(B)
を取り付け固定し、また収納棚の開き戸側に自動錠前具
(A)を取り付け固定して使用する。
【0014】図2で示すように平常時は地震用自動錠前
具(A)の末広形の空間(11)内の錠前子(4)が台
板(1)の滑らかな傾斜面(7)の最下点位置(最も低
い位置)で待機しているため閉戸又は開戸の際に該空間
(11)内に進入又は退出する鍵(B)の鋸歯状(1
0)と錠前子(4)の鋸歯状(9)とが噛み合う事がな
く家具の戸を自由に開閉することができる。
具(A)の末広形の空間(11)内の錠前子(4)が台
板(1)の滑らかな傾斜面(7)の最下点位置(最も低
い位置)で待機しているため閉戸又は開戸の際に該空間
(11)内に進入又は退出する鍵(B)の鋸歯状(1
0)と錠前子(4)の鋸歯状(9)とが噛み合う事がな
く家具の戸を自由に開閉することができる。
【0015】予期しない突然の地震、その他の揺れや傾
きのときの台板(1)の滑らかな傾斜面(7)の最下点
位置(最も低い位置)で待機している左右の錠前子
(4)が、既に家具の戸を閉ざして末広形の空間(1
1)に進入している鍵(B)の鋸歯状(10)の現存す
るマウンド(6)に向かって鍵(B)よりも素早く移動
し、鍵(B)が地震用自動錠前具(A)本体の該空間
(11)から抜け出ようとするとき、両側の錠前子
(4)の鋸歯状(9)と鍵(B)の両側の鋸歯状(1
0)が噛合して引っ掛かり、介装板(3)の斜角裁断の
壁面(8)が錠前子(4)の背面を受け止めて施錠し家
具の戸が堅く閉ざされる。
きのときの台板(1)の滑らかな傾斜面(7)の最下点
位置(最も低い位置)で待機している左右の錠前子
(4)が、既に家具の戸を閉ざして末広形の空間(1
1)に進入している鍵(B)の鋸歯状(10)の現存す
るマウンド(6)に向かって鍵(B)よりも素早く移動
し、鍵(B)が地震用自動錠前具(A)本体の該空間
(11)から抜け出ようとするとき、両側の錠前子
(4)の鋸歯状(9)と鍵(B)の両側の鋸歯状(1
0)が噛合して引っ掛かり、介装板(3)の斜角裁断の
壁面(8)が錠前子(4)の背面を受け止めて施錠し家
具の戸が堅く閉ざされる。
【0016】この錠前子(4)が鍵(B)に引っ張られ
たとき、台板(1)の上面の前後左右に傾斜があるた
め、この錠前子(4)が平行になろうとしてわずかに浮
き上がり、そのとき錠前子(4)の下面にある円形の凹
部の中の回転子(5)が、その円形の凹部の位置の下方
に自然に転び下り、今度は地震又は揺れ等が治まり家具
が正常状態に戻り鍵(B)の引っ張りが緩んだとき、錠
前子(4)が再度回転子(5)の上に載って該回転子
(5)が更に傾斜面(7)の下方に自然に転び下り地震
用自動錠前具(A)を取り付けた家具がある程度正常状
態にあれば地震用自動錠前具(A)の内部に在る左右の
錠前子(4)は鍵(B)の鋸歯状(10)から自然に離
れて傾斜面(7)を滑り下り元の待機位置に移動して自
動解錠となり再度家具の戸の開閉が自由になる。本発明
はこのように自動的に家具の揺れを感知して、施錠及び
解錠を自動的にする地震用自動錠前具である。
たとき、台板(1)の上面の前後左右に傾斜があるた
め、この錠前子(4)が平行になろうとしてわずかに浮
き上がり、そのとき錠前子(4)の下面にある円形の凹
部の中の回転子(5)が、その円形の凹部の位置の下方
に自然に転び下り、今度は地震又は揺れ等が治まり家具
が正常状態に戻り鍵(B)の引っ張りが緩んだとき、錠
前子(4)が再度回転子(5)の上に載って該回転子
(5)が更に傾斜面(7)の下方に自然に転び下り地震
用自動錠前具(A)を取り付けた家具がある程度正常状
態にあれば地震用自動錠前具(A)の内部に在る左右の
錠前子(4)は鍵(B)の鋸歯状(10)から自然に離
れて傾斜面(7)を滑り下り元の待機位置に移動して自
動解錠となり再度家具の戸の開閉が自由になる。本発明
はこのように自動的に家具の揺れを感知して、施錠及び
解錠を自動的にする地震用自動錠前具である。
【0017】また平常時は家具の開閉の都度、その開き
戸や扉や抽出を閉める時のそのかすかな打撃に地震用自
動錠前具(A)の内部に在る回転子(5)と、その上の
錠前子(4)がわずかに動くためにこれらが固着する事
なく半永久的に、何時でも揺れに作動してその用を為
す。
戸や扉や抽出を閉める時のそのかすかな打撃に地震用自
動錠前具(A)の内部に在る回転子(5)と、その上の
錠前子(4)がわずかに動くためにこれらが固着する事
なく半永久的に、何時でも揺れに作動してその用を為
す。
【0018】本発明の地震用自動錠前具(A)本体は上
面と下面が同一平行面であり、この上面を上にして、上
面又は下面の何れ側の面を接して家具内に取り付けても
地震用自動錠前具(A)の内部の傾斜面(7)の勾配や
錠前子(4)の待機位置は変わらず、地震用自動錠前具
(A)の末広形の空間(11)内への鍵(B)の鋸歯状
(10)部分の進入、退出に支障はなく戸の開閉が自由
にできる。従って家具の内部の底面や収納棚や天井面に
取り付け可能で、例えば地震用自動錠前具(A)を家具
内部の天井面に取り付けて使用する場合進退自由な鍵
(B)の取り付け部を上下逆にして開閉する戸に取り付
けて固定し使用する。
面と下面が同一平行面であり、この上面を上にして、上
面又は下面の何れ側の面を接して家具内に取り付けても
地震用自動錠前具(A)の内部の傾斜面(7)の勾配や
錠前子(4)の待機位置は変わらず、地震用自動錠前具
(A)の末広形の空間(11)内への鍵(B)の鋸歯状
(10)部分の進入、退出に支障はなく戸の開閉が自由
にできる。従って家具の内部の底面や収納棚や天井面に
取り付け可能で、例えば地震用自動錠前具(A)を家具
内部の天井面に取り付けて使用する場合進退自由な鍵
(B)の取り付け部を上下逆にして開閉する戸に取り付
けて固定し使用する。
【0019】本発明の地震用自動錠前具(A)本体は前
後左右の側面が平行で、末広形の空間(11)の狭幅口
(D)の前部上下に鍵(B)の幅とその厚みの深さの切
り込みを設け、閉戸の際この切り込みに鍵(B)のその
部分が入り込み地震用自動錠前具(A)の前面と鍵
(B)の背面が同一面となるため、開き戸式の戸棚に地
震用自動錠前具(A)本体と鍵(B)を取り付ける場
合、地震用自動錠前具(A)本体を開き戸の開閉する側
の戸の端の位置する棚の手前端側に置き、開き戸を閉め
ながらこの開き戸が閉め止まる位置まで押し込み、その
戸を開けて地震用自動錠前具(A)をその儘その位置に
取り付けて固定し、次に鍵(B)を戸への取り付け面に
両面接着テープを付けて末広形の空間(11)の狹幅口
(D)に挿入して再度開き戸を閉め、内側にある鍵
(B)の接着テープ面にその開き戸を少し強めに押し当
て、開き戸を再度開けると鍵(B)が開き戸に接着して
付いて出てくるのでこれをそのまま取り付け固定する。
後左右の側面が平行で、末広形の空間(11)の狭幅口
(D)の前部上下に鍵(B)の幅とその厚みの深さの切
り込みを設け、閉戸の際この切り込みに鍵(B)のその
部分が入り込み地震用自動錠前具(A)の前面と鍵
(B)の背面が同一面となるため、開き戸式の戸棚に地
震用自動錠前具(A)本体と鍵(B)を取り付ける場
合、地震用自動錠前具(A)本体を開き戸の開閉する側
の戸の端の位置する棚の手前端側に置き、開き戸を閉め
ながらこの開き戸が閉め止まる位置まで押し込み、その
戸を開けて地震用自動錠前具(A)をその儘その位置に
取り付けて固定し、次に鍵(B)を戸への取り付け面に
両面接着テープを付けて末広形の空間(11)の狹幅口
(D)に挿入して再度開き戸を閉め、内側にある鍵
(B)の接着テープ面にその開き戸を少し強めに押し当
て、開き戸を再度開けると鍵(B)が開き戸に接着して
付いて出てくるのでこれをそのまま取り付け固定する。
【0020】
【発明の効果】この地震用自動錠前具(A)は地震のと
きに戸棚や冷蔵庫及び箪笥や机の戸や抽出を自動的に施
錠させて中の収納物の飛散や散乱を防ぎ、被災の際の非
難の安全に役立つ。
きに戸棚や冷蔵庫及び箪笥や机の戸や抽出を自動的に施
錠させて中の収納物の飛散や散乱を防ぎ、被災の際の非
難の安全に役立つ。
【0021】従来の地震による被災の場合、戸棚等の食
器及びその他の収納物が飛び出して破損しその破損した
陶器やガラスの破片が散乱した中を素足で歩き回ること
が考えられ更に危険であるが本発明の地震用自動錠前具
(A)は、このような収納物の飛び出しや飛散を自動的
に防止するので突然の地震での被災の際に室内にガラス
食器や陶器の破片が散乱せずにかなり安全に避難するこ
とができる。
器及びその他の収納物が飛び出して破損しその破損した
陶器やガラスの破片が散乱した中を素足で歩き回ること
が考えられ更に危険であるが本発明の地震用自動錠前具
(A)は、このような収納物の飛び出しや飛散を自動的
に防止するので突然の地震での被災の際に室内にガラス
食器や陶器の破片が散乱せずにかなり安全に避難するこ
とができる。
【0022】更に震災時に箪笥やその他の家具が傾いた
り横倒しになったままでは戸や抽出が開かず着物や洋服
なども露出しないため、被災時の避難中のその収納物の
盗難予防にも役立つ。
り横倒しになったままでは戸や抽出が開かず着物や洋服
なども露出しないため、被災時の避難中のその収納物の
盗難予防にも役立つ。
【0023】大地震で被災し家具が傾いたり横倒しにな
った場合箪笥や戸棚の戸や抽出が開かないが衣類や食
品、食器等の収納物を出したいとき、物が倒れたりして
散乱した中でこの箪笥や戸棚を正常に起こすのは困難で
あるが、その箪笥や戸棚の背面を下にして更に倒すこと
は容易であり、左右をある程度平行して倒すことによっ
て地震用錠前具は解錠するので中の必要な物を取り出す
ことができる。
った場合箪笥や戸棚の戸や抽出が開かないが衣類や食
品、食器等の収納物を出したいとき、物が倒れたりして
散乱した中でこの箪笥や戸棚を正常に起こすのは困難で
あるが、その箪笥や戸棚の背面を下にして更に倒すこと
は容易であり、左右をある程度平行して倒すことによっ
て地震用錠前具は解錠するので中の必要な物を取り出す
ことができる。
【0024】また引っ越しやその他で、家具や冷蔵庫等
移動させるときにもその開き戸や抽出や扉が自動施錠さ
れ、開き戸や扉が開いたり抽出が飛び出したりしないの
で持ち運び運搬がしやすく地震以外のときでも便利であ
る。
移動させるときにもその開き戸や抽出や扉が自動施錠さ
れ、開き戸や扉が開いたり抽出が飛び出したりしないの
で持ち運び運搬がしやすく地震以外のときでも便利であ
る。
【0025】本発明の地震用自動錠前具(A)は取り付
け場所を家具の内部に取り付けることを主の目的として
いるので家具の持つ美的外観やその意匠も損なうことが
ない利点がある。
け場所を家具の内部に取り付けることを主の目的として
いるので家具の持つ美的外観やその意匠も損なうことが
ない利点がある。
【0026】本発明の地震用自動錠前具(A)は鍵
(B)を壁に取り付けて固定し地震用自動錠前具(A)
本体を家具の外部上面に取り付けて固定して地震の時の
転倒防止留め具としても使用できる。
(B)を壁に取り付けて固定し地震用自動錠前具(A)
本体を家具の外部上面に取り付けて固定して地震の時の
転倒防止留め具としても使用できる。
【図1】地震用自動錠前具(A)本体と進退自在な鍵
(B)の斜視図である。
(B)の斜視図である。
【図2】地震用自動錠前具(A)本体に、進退自在な鍵
(B)を挿入した状態の実施例を示す透視図である。
(B)を挿入した状態の実施例を示す透視図である。
【図3】上板(2)と錠前子(4)と介装板(3)の下
面の斜視図と、台板(1)と錠前子(4)と介装板
(3)と回転子(5)の上面の斜視図と進退自在な鍵
(B)の斜視図である。
面の斜視図と、台板(1)と錠前子(4)と介装板
(3)と回転子(5)の上面の斜視図と進退自在な鍵
(B)の斜視図である。
【図4】地震用自動錠前具(A)の分解斜視図と進退自
在な鍵(B)の斜視図である。
在な鍵(B)の斜視図である。
A 地震用自動錠前具 B 進退自在な鍵 C 積合両端部 D 空間の狭幅口 E 空間の広幅口 1 台板 2 上板 3 介装板 4 錠前子 5 回転子 6 マウンド 7 傾斜面 8 介装板(3)の斜角裁断の壁面 9 錠前子(4)の鋸歯状 10 鍵(B)の鋸歯状 11 末広形空間
Claims (1)
- 【請求項1】 中央のマウンド(6)から滑らかな傾斜
面(7)をもつ台板(1)に積合される上板(2)との
間の積合両端部(C)に、相対向する側に斜角裁断の壁
面(8)をもつ介装板(3)を設けて形成される末広形
の空間(11)内に両側面を鋸歯状(10)に成形して
該空間(11)の狭幅口(D)から広幅口(E)に向け
て挿入する進退自在な鍵(B)と該鍵(B)に噛合する
鋸歯状(9)の端面をもちかつ下面に対応する台板
(1)の傾斜面(7)のいずれか一側または両側に回転
子(5)を突設して介装板(3)の斜角裁断の壁面
(8)に沿って摺動しかつ揺動する錠前子(4)を設け
て構成したことを特徴とする地震用自動錠前具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8281372A JP2881408B2 (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 地震用自動錠前具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8281372A JP2881408B2 (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 地震用自動錠前具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10102876A JPH10102876A (ja) | 1998-04-21 |
JP2881408B2 true JP2881408B2 (ja) | 1999-04-12 |
Family
ID=17638214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8281372A Expired - Lifetime JP2881408B2 (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 地震用自動錠前具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2881408B2 (ja) |
-
1996
- 1996-10-02 JP JP8281372A patent/JP2881408B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10102876A (ja) | 1998-04-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8534206B2 (en) | Bedding mounting system for a safe | |
US5901589A (en) | Quick opening hand gun safe | |
US5325685A (en) | Portable auxiliary door lock | |
US8931422B2 (en) | System, method and apparatus for securing valuables | |
US9459074B2 (en) | System, method and apparatus for securing valuables | |
US3084008A (en) | Automatic locking key safe | |
JP2881408B2 (ja) | 地震用自動錠前具 | |
US6173593B1 (en) | Concealed locking mechanism and method for use with drawers or cabinet doors or the like | |
JPH08184236A (ja) | セキュリティボックスの施錠装置 | |
US20210244191A1 (en) | Combination Outdoor Furniture and Locking Package Storage and Ice Chest | |
JP3208088B2 (ja) | 自動解施錠具及び自動解施錠具付開き戸家具 | |
JP3111278B2 (ja) | 地震用自動施開錠具付開き戸家具 | |
JPH09268828A (ja) | 扉施錠装置 | |
JPH07109878A (ja) | 宅配受け付きドア | |
JP3031809U (ja) | 引出し装置付き耐震性家具 | |
JP7492352B2 (ja) | クローゼットの構造 | |
JP2007146564A (ja) | 引き戸及び引き戸用のロック装置 | |
JPH0690831A (ja) | 家 具 | |
JPH0422670Y2 (ja) | ||
GB2420075A (en) | Clothing storage system | |
JP3264476B2 (ja) | 扉の自然開放防止装置 | |
JP2002327565A (ja) | 鍵付きロッカー | |
JP3102452U (ja) | 引出しロック装置 | |
JPS60108008A (ja) | 家具装置 | |
KR940003457B1 (ko) | 비밀서랍이 내장된 장농 |