JP2881382B2 - 足首の固定具 - Google Patents

足首の固定具

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JP2881382B2 JP6225917A JP22591794A JP2881382B2 JP 2881382 B2 JP2881382 B2 JP 2881382B2 JP 6225917 A JP6225917 A JP 6225917A JP 22591794 A JP22591794 A JP 22591794A JP 2881382 B2 JP2881382 B2 JP 2881382B2
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秀喜 達城
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SANGOKU BUREESU JUGEN
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、足首を固定するための
足首の固定具に係り、足首を捻挫した場合などに足首に
巻き付けて足首が動かないよう固定するための足首の固
定具に関する。
【0002】
【従来の技術】足首を捻挫などした場合には治癒するま
で足首の関節が無闇に動かないように足首を固定する必
要があるが、石膏等で足首を固める必要がない場合に
は、包帯を何重にも巻き付けたりしている。しかしなが
ら、このように包帯を何重にも巻き付けるのでは巻き付
け及び取り外しに手間がかかるという不都合がある。そ
こで、従来、長尺のテープ状部材に面ファスナーを接着
した固定具が知られており、この固定具を用いることに
よって、固定具を足首やその周囲に巻き付けて締め付
け、面ファスナーで固定具自体を係着することによって
簡単に装着及び取り外しを行うことができるという利点
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の固定具の場合、次のような課題が生じる。すなわち、
足首に巻き付けて締め付けることで足首を固定するの
であるが、足首の動きを確実に防止することが難しい。
上記の課題を解消するために、固定具を長くして何
重にも足首に巻き付けるのでは、結局包帯を用いるよう
な場合と同様に装着や取り外しに手間がかかるようにな
ると共に、長くしてもテープ状部材を足首に巻き付けて
締め付けることで足首を固定するものであるために、足
首の動きを完全に固定することは難しい等の課題が生じ
る。
【0004】本発明は、以上のような課題に対処して創
作したものであって、その目的とする処は、足首を動か
ないように確実に固定できると共に、装着及び取り外し
を容易に行うことができる足首の固定具を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そして、上記目的を達成
するための手段としての本発明の足首の固定具は、足首
などに巻き付けて該足首を固定する足首の固定具であっ
て、前記足首に巻き付ける装着時に、該足首に接しない
外面に面ファスナーが設けられる長尺テープ状の主固定
具と、前記面ファスナーに係着される、両端部の内面に
それぞれ面ファスナーを備える短尺テープ状の固定補助
具とからなり、前記固定補助具の内面には、踝を押える
弾性を有する押え部材を備えている。
【0006】
【作用】本発明の足首の固定具は、補助固定具の押え部
材を足首の踝に当てて、主固定具を足首に巻き付けなが
ら、補助固定具を係着すると共にその押え部材を外側か
ら踝に押し付けるようにして、足首を締め付けることに
よって、押え部材にて踝が押え付けられるために足首を
確実に動かないように固定するように作用する。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明を具体化
した実施例について説明する。ここに、図1〜図13
は、本発明の一実施例を示し、図1は主固定具の外面平
面図、図2は主固定具の内面平面図、図3は図2の模式
的正面図、図4は固定補助具の外面平面図、図5は固定
補助具の内面平面図、図6は図5の模式的正面図、図7
は押え部材の斜視図、図8は押え部材の正面図、図9は
押え部材の正断面図、図10乃至図13は作用説明に供
する斜視図である。
【0008】本実施例の足首の固定具は、足首を固定す
るための固定具であって、概略すると、足に巻き付けて
締付け可能な長尺の主固定部材である主固定具1と、該
主固定具1で係止可能な短尺の固定補助具2とを有し、
この固定補助具2には足首の踝を押える押え部材3が設
けられている構成とされ、固定補助具2の押え部材3を
踝に当てて主固定具1を足首に巻き付けながら、補助固
定具2を係着すると共に押え部材3を外側から踝に押し
付けるようにして締付けることによって、足首を固定す
るようにしている。
【0009】主固定具1は、図1乃至図3に示すよう
に、長尺のテープ状に形成された樹脂製の基材11の外
面(装着時に足首に接しない側の面、以下同じ)全面に
面ファスナー12が設けられ、基材11の内面(装着時
に足首に接する側の面、以下同じ)の一端部に面ファス
ナー12と係着可能な面ファスナー13が設けられると
共に、他端部側の所要の位置にも面ファスナー12と係
着可能な面ファスナー14が設けられている。
【0010】固定補助具2は、図4乃至図6に示すよう
に、短尺のテープ状に形成された樹脂製の基材15の外
面全面に面ファスナー16(主固定具1の面ファスナー
12と同じもの)が設けられ、内面の両端部に主固定具
1の面ファスナー12と係着可能な面ファスナー17、
18(主固定具1の面ファスナー13、14と同じも
の)が設けられると共に、面ファスナー18側端部付近
に押え部材3の一端部が鋲19にて基材15に固着され
て設けられている。
【0011】この押え部材3は、図7乃至図9に示すよ
うに、平面が略楕円形状をなす樹脂製の当て板部材20
と、この当て板部材20の内面に貼着された若干の弾力
性を有するスポンジ等からなる緩衝板材21とからな
り、当て板部材20は踝の外面に略倣うように中央部2
0aが膨らみ、両端部20b、20cが若干反り上がる
形状に形成されると共に、当て板部材20の中央部20
aには踝に倣い易くするための透孔22が形成され、端
部20b側には鋲19を挿通するための孔23が形成さ
れている。緩衝板材21にも鋲19を挿通するための孔
24が形成されている。
【0012】本実施例の足首の固定具を用いて足首を固
定する方法について図10乃至図13を参照して説明す
ると、まず図10に示すように主固定具1の面ファスナ
ー14側の端部を足首30に巻き付けて締め付けた状態
で面ファスナー14と面ファスナー12とを係着し、固
定補助具2の押え部材3の当て板部材20がその中央部
20aの透孔22が踝31の略頂部に位置するようにし
て、押え部材3を踝31に当てて足32の裏を廻し、固
定補助具2の面ファスナー18及び面ファスナー17を
主固定具1の面ファスナー12に係着し、固定補助具2
をその押え部材3が踝31を押えるようにして主固定具
1に係着する。
【0013】次いで、図11に示すように主固定具1を
固定補助具2の外側から押え部材3の略外方を通して反
対側から足32の裏を通して掛け回し、更に図12に示
すように足32の甲側で交差させて足首30の後側に廻
した後、図13に示すように、その交差部付近で面ファ
スナー13を面ファスナー12に係着して、主固定具1
を締付け固定する。
【0014】このようにして、固定補助具2の押え部材
3を足首30の踝31外側に押し当てた状態で主固定具
1を巻き付けて締め付けることによって、押え部材3で
踝31付近の動きが規制されるために、確実に足首30
を動かないように固定することができるように作用す
る。なお、取り外しは上記と逆の手順で行うことができ
る。
【0015】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲内で変
形実施できる構成を含むものである。
【0016】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の足首の固定具によれば、足首に巻き付けて締付け可能
な長尺の主固定具と、この主固定具で係止可能な短尺の
固定補助具とを有し、この固定補助具には足首の踝を押
える押え部材が設けられているので、固定補助具の押え
部材にて踝を押え付けるようにしながら主固定具を足首
に巻き付けて締め付けることによって足首を確実に固定
することができ、装着及び取り外しも容易に行えるとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す主固定具の外面平面
図である。
【図2】 主固定具の内面平面図である。
【図3】 図2の模式的正面図である。
【図4】 固定補助具の外面平面図である。
【図5】 固定補助具の内面平面図である。
【図6】 図5の模式的正面図である。
【図7】 押え部材の斜視図である。
【図8】 押え部材の正面図である。
【図9】 押え部材の正断面図である。
【図10】 作用説明に供する斜視図である。
【図11】 作用説明に供する斜視図である。
【図12】 作用説明に供する斜視図である。
【図13】 作用説明に供する斜視図である。
【符号の説明】
1・・・主固定具、2・・・固定補助具、3・・・押え
部材、11、15・・・基材、12〜14、16〜18
・・・面ファスナー、19・・・鋲、20・・・当て板
部材、20a・・・中央部、20b・・・端部、20c
・・・端部、21・・・緩衝板材、22・・・透孔、2
3・・・孔、24・・・孔、30・・・足首、31・・
・踝、32・・・足

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 足首などに巻き付けて該足首を固定する
    足首の固定具であって、 前記足首に巻き付ける装着時に、該足首に接しない外面
    に面ファスナーが設けられる長尺テープ状の主固定具
    と、 前記面ファスナーに係着される、両端部の内面にそれぞ
    れ面ファスナーを備える短尺テープ状の固定補助具とか
    らなり、 前記固定補助具の内面には、踝を押える弾性を有する押
    え部材を備えたことを特徴とする足首の固定具。
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