JP2880907B2 - エスカレーターの騒音防止装置 - Google Patents

エスカレーターの騒音防止装置

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JP2880907B2
JP2880907B2 JP6059276A JP5927694A JP2880907B2 JP 2880907 B2 JP2880907 B2 JP 2880907B2 JP 6059276 A JP6059276 A JP 6059276A JP 5927694 A JP5927694 A JP 5927694A JP 2880907 B2 JP2880907 B2 JP 2880907B2
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新八 永瀬
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B23/00Component parts of escalators or moving walkways
    • B66B23/02Driving gear
    • B66B23/026Driving gear with a drive or carrying sprocket wheel located at end portions
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H55/00Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
    • F16H55/02Toothed members; Worms
    • F16H55/30Chain-wheels
    • F16H2055/306Chain-wheels with means providing resilience or vibration damping in chain sprocket wheels

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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンベアチェーンと
駆動スプロケットとがかみ合う際に発生する振動や騒音
を防止するエスカレーターの騒音防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来、一般に運転されているエ
スカレーターの一例を示し、図において、符号1はエス
カレーターの枠体、2はこの枠体1の左右両側に立設さ
れた欄干、3は枠体1内にエスカレーターの昇降方向に
沿って無端状に設置された踏段、4は枠体1内に踏段3
と同様にエスカレーターの昇降方向に沿って無端状に設
置され、踏段3を牽引するコンベアチェーン、5は枠体
1の上端部に設置され、駆動機6によってコンベアチェ
ーン4を駆動する駆動スプロケット、そして、符号7は
コンベアチェーン4に常に一定の張力を与えるコンベア
チェーン緊張装置である。
【0003】ところで、前記のようなエスカレーターに
おいては、コンベアチェーン4と、駆動スプロケット5
とのかみ合いによって連続的に発生する振動や騒音が問
題となり、その対策が種々なされている。
【0004】図7〜図9は、この種の振動や騒音を防止
するために開発された従来のエスカレーターの騒音防止
装置の一例を示し、図において、符号5は駆動スプロケ
ット、8は駆動スプロケット5の歯5aに埋設され、駆
動スプロケット5とコンベアチェーン4とのかみ合いに
よる騒音及び振動を防止する緩衝部材である。緩衝部材
8はゴム等を円柱状にして形成され、歯5aの底部に一
個ずつ埋設されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のエスカレーター
の騒音防止装置は、以上説明したように構成され、緩衝
部材8が歯5aの底部の一番深い部分にのみ設置されて
いるので、充分な振動・騒音防止効果が得られないとい
う課題があった。
【0006】この発明は、以上の課題を解決するために
なされたもので、コンベアチェーンと駆動スプロケット
とのかみ合いによる振動や騒音を確実に防止できるよう
にしたエスカレーターの騒音防止装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエスカレ
ーターの騒音防止装置では、コンベアチェーンを駆動す
る駆動スプロケットの歯に、歯を被覆する緩衝部材が取
り付けられており、またこの緩衝部材は、前記歯の底部
を覆うひれ部と、このひれ部の裏側に突出しているとと
もに前記底部に埋設された柱状部とから構成されたもの
である。
【0008】
【実施例】
実施例1.図1〜図4は、この発明に係るエスカレータ
ーの騒音防止装置の一実施例を示し、図において、前記
従来例と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略
する。符号9は駆動スプロケット5の歯5aに取り付け
られ、コンベアチェーン4と駆動スプロケット5とのか
み合いによる振動及び騒音を防止するための緩衝部材で
ある。緩衝部材9は、シート状に形成され、歯5aを覆
うひれ部9aと、このひれ部9aの裏側の略中央部に柱
状に突設され、かつ歯5aの一番深い底部に埋設された
柱状部9bとを備え、合成ゴム等の比較的軟質の弾性素
材より一体的に形成されている。また、緩衝部材9はひ
れ部9a及び柱状部5bを歯5aに接着剤で接着する等
して必要に応じて簡単に付け替えられるように取り付け
られている。
【0009】このような構成において、コンベアチェー
ン4と駆動スプロケット5とは、緩衝部材9のひれ部9
aを介してかみ合い、しかも、ひれ部9aは歯5aを被
覆するように取り付けられていることにより、コンベア
チェーン4と駆動スプロケット5とは直接ぶつかること
がないので、コンベアチェーン4と駆動スプロケット5
とのかみ合いによる連続的な振動及び騒音は発生しなく
なる。また、緩衝部材9を定期的に交換することにより
振動・騒音防止効果は長期にわたって維持される。
【0010】更に、緩衝部材9の柱状部9bが駆動スプ
ロケット5の歯5aに埋設されているので、緩衝部材9
がエスカレーターの運転中に取れてしまい、その部分で
振動や騒音が発生するようなこともない。
【0011】実施例2.図5は、この発明に係るエスカ
レーターの騒音防止装置の他の実施例を示し、図におい
て、符号9は駆動スプロケット5の歯5aに取り付けら
れ、コンベアチェーン4と駆動スプロケット5とのかみ
合いによる振動及び騒音を防止する緩衝部材である。
【0012】緩衝部材9は、シート状に形成され、歯5
aを覆うひれ部9aと、このひれ部9aの裏側の片側に
柱状に突設され、かつ歯5aの一番深い底部より少しず
れた部分に埋設された柱状部9bとを備え、合成ゴム等
の比較的軟質の弾性素材により一体的に形成されてい
る。また、緩衝部材9はひれ部9a及び柱状部9bを歯
5aに接着剤で接着する等して必要に応じて簡単に付け
替えられるように取り付けられている。その他の構成
は、実施例1と同様の効果を有する。
【0013】この実施例においても、コンベアチェーン
4と駆動スプロケット5とは、緩衝部材9のひれ部9a
を介してかみ合い、しかもひれ部9aは歯5aを被覆す
るように取り付けられていることにより、コンベアチェ
ーン4と駆動スプロケット5とが直接ぶつかることがな
いので、コンベアチェーン4と駆動スプロケット5との
かみ合いによる連続的な振動及び騒音は発生しなくな
る。また、緩衝部材9を定期的に交換することにより振
動・騒音防止効果を長期にわたって維持される。
【0014】更に、緩衝部材9の柱状部9bが駆動スプ
ロケット5の歯5aに埋設されているので、緩衝部材9
がエスカレーターの運転中に取れ、その部分で振動や騒
音が発生するようなこともない。
【0015】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成さ
れ、コンベアチェーンを駆動する駆動スプロケットの歯
に、歯を被覆するように緩衝部材が取り付けられてお
、かつこの緩衝部材は、歯の底部を覆うひれ部と、こ
のひれ部の裏側に突出しているとともに前記底部に埋設
された柱状部とから構成されたので、コンベアチェーン
と駆動スプロケットとはこの緩衝部材を介してかみ合
い、直接ぶつかることがなく、コンベアチェーンと駆動
スプロケットとのかみ合いによる連続的な振動及び騒音
を防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るエスカレーターの騒音防止装置
の一実施例を示すエスカレーター全体の縦断面図であ
る。
【図2】緩衝部材の取付状態を示す駆動スプロケットの
正面図である。
【図3】図2に示す駆動スプロケットの歯の一部斜視図
である。
【図4】図2におけるa−a線断面図である。
【図5】この発明に係るエスカレーターの騒音防止装置
の他の実施例を示す駆動スプロケットの一部側面図であ
る。
【図6】従来のエスカレーターの騒音防止装置の一例を
示すエスカレーター全体の縦断面図である。
【図7】緩衝部材の取付状態を示す駆動スプロケットの
正面図である。
【図8】図7に示す駆動スプロケットの歯の一部斜視図
である。
【図9】図7におけるb−b線断面図である。
【符号の説明】
4 コンベアチェーン 5 駆動スプロケット 5a 駆動スプロケットの歯 9 緩衝部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端状に設置され、踏段を牽引するコン
    ベアチェーンと、このコンベアチェーンを巻き掛け、こ
    のコンベアチェーンを駆動する駆動スプロケットとを備
    えてなるエスカレーターの騒音防止装置において、前記
    駆動スプロケットの歯に、歯を被覆する緩衝部材が取り
    付けられており、この緩衝部材は、前記歯の底部を覆う
    ひれ部と、このひれ部の裏側に突出しているとともに前
    記底部に埋設された柱状部とから構成されたことを特徴
    とするエスカレーターの騒音防止装置。
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