JP2880597B2 - 使用量信号送信装置および集中検針装置 - Google Patents

使用量信号送信装置および集中検針装置

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JP2880597B2
JP2880597B2 JP32902591A JP32902591A JP2880597B2 JP 2880597 B2 JP2880597 B2 JP 2880597B2 JP 32902591 A JP32902591 A JP 32902591A JP 32902591 A JP32902591 A JP 32902591A JP 2880597 B2 JP2880597 B2 JP 2880597B2
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力、水道、ガス、販
売物などの使用量や販売量を集中検針する技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電力、水道、ガスなどの使用量
は、検針員がメータの積算値を直接読み取っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では、検針員がメータの近傍までいって、メータの
積算値を直接読み取る必要があることから、1箇所のメ
ータを検針するのに多くの時間が費やされていた。
【0004】又、メータが設置されている位置に物が置
いてあったり犬がいたりして、検針に手間取る場合があ
った。これらの結果、1日に検針できる数に限界があ
り、検針効率が極めて低いものであった。
【0005】本発明は、上記課題を解決することによ
り、検針の能率を向上することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、請求項1の発明の使用量信号送信装置
は、中継ステーションとの間で、無線通信を行って、被
計測対象の使用量を示す信号を送信する使用量信号送信
装置であって、無線通信用のアンテナと、該アンテナを
利用して、上記中継ステーションとの間で無線通信を行
う無線通信手段と、上記中継ステーションから上記無線
通信手段によって受信された使用量出力要求信号を入力
する出力要求受信手段と、上記被計測対象の使用量を計
測する使用量計測手段と、上記使用量出力要求信号を受
信したとき上記使用量の計測値データを含む使用量出
力信号を上記無線通信手段によって上記中継ステーショ
ンに送信する使用量信号送信手段とを備えることを要旨
とする。
【0007】請求項2の発明の集中検針装置は、無線通
信の中継を行う中継ステーションと、無線通信用のアン
テナと、該アンテナを利用して、上記中継ステーション
との間で無線通信を行う無線通信手段と、上記中継ステ
ーションを経由して上記無線通信手段に使用量出力要求
信号を送信する出力要求送信手段と、上記中継ステーシ
ョンから上記無線通信手段によって受信された使用量出
力要求信号を入力する出力要求受信手段と、被計測対象
の使用量を計測する使用量計測手段と、上記使用量出力
要求信号を受信したとき、上記使用量の計測値データを
含む使用量出力信号を上記無線通信手段によって上記中
継ステーションに送信する使用量信号送 信手段と、上記
中継ステーションを介して上記使用量出力信号を受信し
て、上記被計測対象の使用量を検出する使用量検出手段
とを備えることを要旨とする。
【0008】請求項3の発明の集中開閉装置は、通信の
中継を行う中継ステーションと、上記中継ステーション
との間で通信を行う通信手段と、上記中継ステーション
を経由して上記通信手段に使用量出力要求信号を送信す
る出力要求送信手段と、上記中継ステーションから上記
通信手段によって受信された使用量出力要求信号を入力
する出力要求信号受信手段と、被計測対象の使用量を計
測する使用量計測手段と、上記使用量出力要求信号を受
信したとき、上記使用量の計測値データを含む使用量出
力信号を上記通信手段を利用して上記中継ステーション
に送信する使用量信号送信手段と、上記中継ステーショ
ンを介して上記使用量出力信号を受信して、上記被計測
対象の使用量を検出する使用量検出手段と、該被計測対
象の情報に基づいて、該被計測対象の使用許可信号を出
力する使用許可信号出力手段と、上記使用許可信号を上
記通信手段を経由して受信する使用許可信号受信手段
と、該使用許可信号受信手段が受信した使用許可信号に
基づいて、被計測対象の供給を開閉する開閉手段とを備
えることを要旨とする。
【0009】請求項4の発明の集中検針装置は、通信の
中継を行う中継ステーションと、上記中継ステーション
との間で通信を行う通信手段と、上記中継ステーション
を経由して上記通信手段に使用量出力要求信号を送信す
る出力要求送信手段と、上記中継ステーションから上記
通信手段によって受信された使用量出力要求信号を入力
する出力要求受信手段と、被計測対象の使用量を計測す
る使用量計測手段と、上記出力要求信号を受信したと
き、上記使用量の計測値データを含む使用量出力信号を
上記通信手段を利用して上記中継ステーションに送信す
る使用量信号送信手段と、上記中継ステーションを介し
て上記使用量出力信号を受信して、上記被計測対象の使
用量を検出する使用量検出手段と、ホームコンピュータ
と、該ホームコンピュータの入出力信号を上記通信手段
を介して上記中継ステーションとの間で送受信するホー
ムコンピュータ接続手段とを備えることを要旨とする。
【0010】請求項5の発明の集中検針装置は、ホーム
コンピュータが火災感知器に接続された火災報知ユニッ
ト、侵入センサに接続された防犯ユニット、家電製品に
接続された家電制御ユニット、メッセージの入力用のキ
ーボードを有するメッセージ伝送ユニット、又は所望の
電子機器を接続するためのインタフェースを有するオプ
ション回線ユニットに接続され、上記中継ステーション
との間で、信号の中継を行うとしたことを特徴とする請
求項4記載の集中検針装置を要旨とする。
【0011】請求項6の発明の集中検針装置は、所望の
電子機器が株式、為替、または金利などの情報サービス
機器、天気予報、ゲームソフト、またはパソコンソフト
等の配信機器、又はテレマーケッテング機器としたこと
を特徴とする請求項5記載の集中検針装置を要旨とす
る。
【0012】
【作用】請求項1の発明の使用量信号送信装置は、中継
ステーションから無線送信された使用量出力要求信号が
アンテナと、無線通信手段とを経由して、出力要求受信
手段に入力されると、使用量信号送信手段使用量計測
手段によって計測された被計測対象の使用量の計測値デ
ータを含む使用量出力信号を無線通信手段によって上記
中継ステーションに送信する
【0013】これにより、中継ステーション側から無線
によって、被計測対象の使用量が読み込める。請求項2
の発明の集中検針装置は、まず、出力要求送信手段が使
用量出力要求信号を中継ステーションから無線送信して
アンテナと、無線通信手段とを経由して、出力要求受信
手段に入力させる。次いで、使用量信号送信手段が使用
量計測手段によって計測された被計測対象の使用量の計
測値データを含む使用量出力信号を無線通信手段によっ
て上記中継ステーションに送信する。
【0014】中継ステーションに使用量出力信号が送信
させると、使用量検出手段が、被計測対象の使用量を検
出する。 これにより、中継ステーションを経由して、無
線によって、被計測対象の使用量が読み込める。
【0015】請求項3の発明の集中開閉装置は、出力要
求送信手段が使用量出力要求信号を中継ステーションを
経由して通信手段に送信して、出力要求受信手段に入力
させ、次いで、使用量信号送信手段が使用量計測手段に
よって計測された被計測対象の使用量の計測値データを
含む使用量出力信号を通信手段によって上記中継ステー
ションに送信し、この中継ステーションに使用量出力信
号が送信させると、使用量検出手段が、被計測対象の使
用量を検出する。
【0016】又、上記被計測対象の使用量などの被計測
対象の情報に基づいて、使用許可信号出力手段が、被計
測対象の使用許可信号を出力すると、この信号を使用許
可信号受信手段が、通信手段を経由して受信し、開閉手
段が、その使用許可信号に基づいて被計測対象の供給を
開閉する。
【0017】これにより、中継ステーションを経由し
て、被計測対象の使用量が読み込めるとともに、この中
継ステーション経由の経路を用いて、被計測対象の供給
を開閉することが出来る。請求項4の発明の集中検針装
置は、出力要求送信手段が使用量出力要求信号を中継ス
テーションから送信して通信手段を経由して、出力要求
受信手段に入力させ、次いで、使用量信号送信手段が使
用量計測手段によって計測された被計測対象の使用量の
計測値データを含む使用量出力信号を通信手段によって
上記中継ステーションに送信し、この中継ステーション
に使用量出力信号が送信させると、使用量検出手段が、
被計測対象の使用量を検出する。
【0018】又、ホームコンピュータ接続手段が、通信
手段を経由してホームコンピュータの入出力信号を中継
ステーションとの間で送受信する。これにより、中継ス
テーションを経由して、通信手段との間で構成した通信
経路によって、被計測対象の使用量が読み込めるととも
に、この通信経路によって ホームコンピュータの入出力
信号が中継ステーションとの間で送受信される。
【0019】
【実施例】次に本発明の第1実施例を説明する。図1は
衛星検針ユニット1の全体構成図、図2は衛星検針の説
明図、図3は衛星基地3の説明図、図4は衛星検針の説
明図、図5は衛星検針の説明図、図6は無線検針ユニッ
ト5の全体構成図、図7は衛星アンテナ7の正面図、図
8は衛星アンテナ7の構成図、図9は衛星検針ユニット
1の構成図、図10は衛星検針ユニット1のブロック
図、図11は無線検針ユニット5のブロック図、図12
は電力量計ユニット9の構成図、図13は流量計ユニッ
ト11の構成図、図14はホームコンピュータ13の構
成図である。
【0020】本実施例は、図1に示す衛星検針ユニット
1と、図2に示す人工衛星15と、図3に示す衛星基地
3と、図6に示す無線検針ユニット5と、図3に示す電
力通信基地21と、ガス通信基地23と、水道通信基地
25と、ホーム制御通信基地27と、オプション通信基
地29とを備えている。
【0021】図2に示す人工衛星15は、静止軌道上に
位置しており、太陽電池パネル31と、送信アンテナ3
3と、受信アンテナ35とを備えている。衛星基地3
は、図2に示すように、日本列島37の所定位置に配置
されている。
【0022】衛星基地3は、図2中に円弧によって示す
担当範囲3Aの検針や、通信を受け持つ。衛星基地3
は、図3に示すように、衛星アンテナ39と、制御施設
41とを備えている。衛星アンテナ39は、人工衛星1
5との間で、通信データの送受信を行うとともに、人工
衛星15の制御信号を送受信する。制御施設41は、衛
星アンテナ39を介して、人工衛星15との間で、送受
信した通信データを、電力通信基地21と、ガス通信基
地23と、水道通信基地25と、ホーム制御通信基地2
7と、オプション通信基地29とに分配するとともに、
これらから送られてきたデータを、合成して人工衛星1
5に送信する。
【0023】衛星検針ユニット1は、図1に示すよう
に、衛星アンテナ7と、制御ユニット43と、電力量計
ユニット9と、ガス流量計ユニット11Aと、水道流量
計ユニット11Bと、ホームコンピュータ13とを備え
ている。衛星アンテナ7は、図1、図7、および図8に
示すように、主反射鏡7Aと、副反射鏡7Bと、1次放
射器7Cと、送受信装置7Dとを備えている。主反射鏡
7Aには、太陽電池7Eが取り付けられている。太陽電
池7Eは、図8に示すように、電源回路45に接続され
ている。電源回路45は、蓄電池47の充電を行なうと
ともに、制御ユニット43に所定電圧の電源を供給す
る。送受信装置7Dは、図示しない大電力増幅装置、送
受信周波数変換装置、および低雑音増幅装置を備えてい
る。
【0024】制御ユニット43は、図10に示すよう
に、トランシーバ53と、通信インタフェース55、5
7、59、61と、CPU63と、ROM65と、RA
M67と、入出力インタフェース69とを備えている。
通信インタフェース55、57は、送受信装置7Dに接
続されており、通信インタフェース59、61は、トラ
ンシーバ53に接続されている。CPU63は、送受信
装置7Dを制御するとともに、送受信装置7Dに所定の
送信データを送信させる。又、送受信装置7Dが受信し
た受信データを入力する。
【0025】トランシーバ53は、ロッドアンテナ71
に接続されており、CPU63からの指令に基づいて、
送受信を行う。入出力インタフェース69は、電力量計
ユニット9と、ガス流量計ユニット11Aと、水道流量
計ユニット11Bと、ホームコンピュータ13とに接続
されている。
【0026】無線検針ユニット5は、図6に示すよう
に、太陽電池107と、制御ユニット143と、電力量
計ユニット9と、ガス流量計ユニット11Aと、水道流
量計ユニット11Bと、ホームコンピュータ13とを備
えている。太陽電池107は、電源回路145に接続さ
れている。電源回路145は、蓄電池147の充電を行
なうとともに、制御ユニット143に所定電圧の電源を
供給する。
【0027】制御ユニット143は、図11に示すよう
に、トランシーバ153と、通信インタフェース15
5、157と、CPU163と、ROM165と、RA
M167と、入出力インタフェース169とを備えてい
る。通信インタフェース155、157は、トランシー
バ153に接続されている。
【0028】トランシーバ153は、ロッドアンテナ1
71に接続されており、CPU163からの指令に基づ
いて、衛星検針ユニット1のトランシーバ53と送受信
を行う。これにより、無線検針ユニット5は、衛星検針
ユニット1を介して衛星基地3と通信を行う。入出力イ
ンタフェース169は、電力量計ユニット9と、ガス流
量計ユニット11Aと、水道流量計ユニット11Bと、
ホームコンピュータ13とに接続されている。
【0029】図12に示す電力量計ユニット9は、衛星
検針ユニット1、又は無線検針ユニット5に接続される
ものであって、電力量計173と、マグネットスイッチ
175と、開閉器177と、電源回路179と、電力量
センサ181と、マグネット駆動回路183とを備えて
いる。電源回路179は、電力量センサ181と、マグ
ネット駆動回路183とに電源を供給する。マグネット
スイッチ175は、配電線185に介装されており、マ
グネット駆動回路183によって、オン、オフされる。
電力量センサ181は、電力量計173の指示値に対応
するパルス信号を出力する。
【0030】図13に示す流量計ユニット11は、衛星
検針ユニット1、又は無線検針ユニット5に接続される
ものであって、ガスの流量を計測するガス流量計ユニッ
ト11Aと、水道の流量を計測する水道流量計ユニット
11Bとの2タイプがある。流量計ユニット11は、流
量計187と、電磁遮断弁189と、流量センサ191
とを備えている。
【0031】図14に示すホームコンピュータ13は、
周知のマイクロコンピュータを主要部に備えるものであ
って、火災報知ユニット193と、防犯ユニット195
と、家電制御ユニット197と、メッセージ伝送ユニッ
ト199と、オプション回線ユニット201とに接続さ
れている。
【0032】火災報知ユニット193は、図示しない火
災感知器に接続されている。防犯ユニット195は、図
示しない侵入センサに接続されている。家電制御ユニッ
ト197は、図示しない家電製品に接続されている。メ
ッセージ伝送ユニット199は、メッセージの入力用の
キーボードと、表示用のディスプレイとを有する。オプ
ション回線ユニット201は、所望の電子機器を接続す
るためのインタフェースを有する。
【0033】接続する所望の電子機器としては、株式、
為替、金利などの情報サービス機器や、天気予報、ゲー
ムソフトやパソコンソフトなどの配信機器や、テレマー
ケティング機器などがある。情報サービス機器は、株式
情報、店頭株式情報、外国為替情報、短期金利情報や、
先物情報などのデータを受信して、使用者の要望に応じ
て、株価や指標を表示するものである。
【0034】配信機器は、ゲームソフトやパソコンソフ
トなどのプログラムやショッピング情報、天気予報、ス
ポーツニュース、海洋気象情報などを受信して、コンピ
ュータグラフィックス、動画、静止画などのビジュアル
表現を行なうものである。テレマーケティング機器は、
米穀店や酒販店からの御用聞きなどを受信して、自動的
に応答したり、記録しておく機能を有するものである。
【0035】オプション回線ユニット201は、オプシ
ョン通信基地29を介して所定の通信を実行して、所定
の機能を達成する。次に、衛星基地3と衛星検針ユニッ
ト1との間の通信手順を説明する。図4に示すように、
衛星基地3と衛星検針ユニット1との間の通信は、人工
衛星15を経由して行われる。ここで行われる通信は、
制御信号CSの通信と、データ信号DSの通信とが行わ
れる。無線検針ユニット5は、衛星検針ユニット1と人
工衛星15と経由して、衛星基地3との通信を行う。制
御信号CSは、衛星基地3から送信される一次側制御信
号CSPと、衛星検針ユニット1から送信される二次側
制御信号CSSとから構成されている。データ信号DS
は、衛星基地から送信される一次側データ信号DSP
と、衛星検針ユニット1から送信される二次側データ信
号DSSとから構成されている。
【0036】一次側制御信号CSPは、図5に示すよう
に、所定時間間隔で送信されるものであって、時間信号
と、送信時間指令信号とから構成されている。この時間
信号は、衛星検針ユニット1に基準時間を与えるもので
ある。送信時間指令信号は、ID番号と送信時間とがセ
ットになっている。つまり、所定の衛星検針ユニット1
が送信する時間を指令する信号である。
【0037】二次側データ信号DSSは、図5に示すよ
うに所定の衛星検針ユニット1から所定時間送信された
データDSS1、DSS2、DSS3・・・で構成され
るものであって、各衛星検針ユニット1が一次側制御信
号CSPからの指令に基づいて、送信したものである。
【0038】二次側制御信号CSSは、衛星検針ユニッ
ト1から送信を要求する場合に、出力されるものであ
る。この信号が送信されると、これに反応して、一次側
制御信号CSPが作成される。一次側データ信号DSP
は、衛星基地3から所定の衛星検針ユニット1にデータ
を送信する場合に出力されるものである。
【0039】つぎに、衛星検針ユニット1(又は無線検
針ユニット5)と衛星基地3との間で実行される通信処
理を説明する。図15は衛星通信制御ルーチンのフロー
チャート、図16はデータ制御ルーチンのフローチャー
ト、図17は検針の実行ルーチンのフローチャート、図
18は遮断制御ルーチンのフローチャート、図19は要
求通信制御ルーチンのフローチャート、図20はホーム
コンピュータ制御ルーチンのフローチャート、図21は
基地局制御信号制御ルーチンのフローチャート、図22
は基地局データ制御ルーチンのフローチャート、図23
はユーザ制御ルーチンのフローチャートである。
【0040】図15に示す衛星通信制御ルーチンは、衛
星検針ユニット1のCPU63によって、所定時間毎に
実行される。このルーチンが起動されると、先ず通信要
求が有るか否かの判断が実行される(ステップ100、
以後ステップを単にSと記す。)。通信要求の有無は、
後述する図19の要求通信制御ルーチンから「通信要求
信号」が出力されているか否かによって判断される。
【0041】通信要求がないと判断された場合には、次
に受信要求が有るか否かが判断される(S110)。受
信要求の有無は、後述する図20のホームコンピュータ
制御ルーチンから「受信要求信号」が出力されたか否か
によって判断が行われる。受信要求がないと判断された
場合には、次に制御信号の受信が行われる(S12
0)。制御信号の受信では、図5に示す一次側制御信号
CSPが受信される。次いで、一次側制御信号CSPに
基づいて、定期送信時間の算出を行って(S130)、
これから得られた時間に達したとき定期データの送信を
実行する(S140)。定期データは、二次側データ信
号DSSによって送信される。
【0042】定期データの送信後、定期データの受信を
行う(S150)。定期データは、一次側データ信号D
SPから抽出する。受信した定期データは、RAM67
内の定期受信データメモリ67Eに格納される。これら
により、検針データが定期的に送信され、人工衛星15
を経由して、衛星基地3にて受信されるとともに、衛星
基地3からの通信データが受信される。
【0043】一方、S100にて通信要求が有りとされ
た場合には、次に送信要求の送信を行う(S160)。
送信要求の送信は、二次側制御信号CSSによって行わ
れる。送信要求の送信後、次に制御信号の受信を行う
(S170)。すなわち、送信を希望する信号(送信要
求)を送信し、その返答を一次側制御信号CSPによっ
て受信する。
【0044】次いで、送信許可時間の算出を行う(S1
80)。送信許可時間は、受信した一次側制御信号CS
Pから抽出する。送信許可時間の算出後、許可データの
送信を行う(S190)。許可データは、RAM67内
に設けられている許可データメモリ67Aの格納内容で
ある。許可データメモリ67Aに格納されるデータにつ
いては、後述する。
【0045】許可データの送信後、次に返送されたデー
タの受信を行う(S200)。受信したデータは、RA
M67の返送データメモリ67Bに格納する。以上のS
160〜S200により衛星検針ユニット1側からデー
タの送信を要求して、通信を行うことができる。
【0046】次に、S110にて受信要求がありとされ
た場合には、先ず制御信号の受信が実行される(S21
0)。次いで、受信要求時間の算出を行って(S22
0)、受信要求データの受信を実行する(S230)。
受信したデータはRAM67内の受信データメモリ67
Cに格納される。
【0047】これにより、衛星基地3側からの受信要求
に応答して、データを受信することができる。図16に
示すデータ制御ルーチンは、CPU63によって所定時
間毎に起動される。このルーチンが起動されると、先ず
送信要求信号が有りか否かが判断される(S300)。
送信要求信号は、ホームコンピュータ13から出力され
る信号である。ここで送信要求信号がないと判断されれ
ば、次に検針時間の算出を行う(S310)。検針時間
は、受信した一次側制御信号CSPから抽出する。
【0048】検針時間の算出後、次に検針の実行を行う
(S320)。検針の実行は、図17に示すように、先
ず電力量を計算する(S330)。電力量の計算は、電
力量センサ181の出力パルス数を計数する入出力イン
タフェース69の値から算出する。電力量の計算後、水
道使用量を計算し(S340)、次いでガス使用量を計
算する(S350)。水道使用量、およびガス使用量
は、流量センサ191の出力パルス数を計数する入出力
インタフェース69の値から算出する。
【0049】検針の実行後は、検針データの格納を行う
(S360)。検針データの格納は、RAM67内の検
針データメモリ67Dに記憶する処理を行う。これによ
り、図15のS140において、定期データを衛星基地
3へ送信するとき、直ちに送信することができる。 一
方、送信要求信号が有りか否かの判断で、有りと判断さ
れた場合には、次に通信要求出力を行う(S370)。
通信要求出力は、RAM67内の送信要求フラグをセッ
トすることによって実行される。次いで、送信データの
出力が行われる(S380)。送信データの出力は、通
信要求を出したホームコンピュータ13からデータを読
み出してRAM67内の許可データメモリ67Aに対し
て実行される。これにより、図15のS190におい
て、許可データの送信が実行されたとき、送信データが
送信される。
【0050】送信データの出力後、受信データの入力が
実行される(S390)。受信データの入力は、図15
のS200によって、RAM67内の返送データメモリ
67Bに格納されたデータをホームコンピュータ13に
対して出力することによって実行される。これにより、
ホームコンピュータ13側からデータの送受信が可能に
なる。
【0051】図18に示す遮断制御は、CPU63によ
って、所定時間毎に起動される。このルーチンが起動さ
れると、先ず電力使用許可/中止の判断を行う(S40
0)。電力使用許可/中止は、定期受信データメモリ6
7Eの格納内容から抽出する。ここで、電力使用中止と
判断した場合は、次にブレーカ「オフ」を実行する(S
410)。ブレーカ「オフ」は、入出力インタフェース
69を介して、マグネット駆動回路183にブレーカ
「オフ」信号を出力することにより行う。一方、電力使
用許可であると判断した場合には、ブレーカ「オン」を
実行する(S420)。ブレーカ「オン」は、ブレーカ
「オン」信号を出力することにより行う。
【0052】次に水道使用許可/中止の判断を定期受信
データメモリ67Eの内容に基づいて行い(S43
0)、水道使用の中止と判断した場合には、弁「閉」を
実行し(S440)、水道使用の許可と判断した場合に
は、弁「開」を実行する(S450)。弁「閉」は、電
磁遮断弁189に「閉」信号を出力することにより行
う。弁「開」は、電磁遮断弁189に「開」信号を出力
することにより行う。
【0053】次いで、ガス使用許可/中止の判断を上述
と同様に行い(S460)、ガス使用の中止と判断した
場合には、弁「閉」を実行し(S470)、ガス使用の
許可と判断した場合には、弁「開」を実行する(S48
0)。これにより、衛星基地3からの信号によって、電
力、水道、又はガスの使用の許可/中止を制御すること
ができる。
【0054】図19に示す要求通信制御は、CPU63
によって所定時間毎に起動される。この処理では先ず受
信要求信号が入力されたか否かが判断される(S50
0)。受信要求信号は、ホームコンピュータ13から出
力されるものである。ここで、受信要求信号がなけれ
ば、本ルーチンを一旦終了し、受信要求信号が有れば次
に送信データの格納を行う(S510)。送信データの
格納は、ホームコンピュータ13から送信データを読み
込んで、RAM67内の許可データメモリ67Aに格納
する処理である。
【0055】次いで、通信要求の出力を行う(S52
0)。通信要求の出力は、通信要求信号を出力すること
により行われる。これにより、既述した図15の処理
で、S510にて格納した送信データが許可データとし
て衛星基地3に向けて送信されることになる。この送信
が完了したと判断されると(S530)、受信データを
ホームコンピュータ13に出力する処理を実行する(S
540)。この処理は、図15のS200にて受信され
返送データメモリ67Bに格納されたデータをホームコ
ンピュータ13に送る処理である。
【0056】これによりホームコンピュータ13から衛
星基地3を介する通信要求が出力された場合に、通信デ
ータの送受信を実行することができる。図20に示すホ
ームコンピュータ制御処理は、ホームコンピュータ13
によって、所定時間毎に実行される。先ず、受信要求デ
ータがあるか否かを判断する(S600)。受信要求デ
ータは、衛星基地3から送信されてきたデータであっ
て、S540にて出力されたデータである。受信要求デ
ータがない場合には、次に送信要求信号が発生したか否
かが判断される(S610)。送信要求信号は、所定の
送信事由が発生したときにホームコンピュータ13内で
発生されるものである。例えば、火災発生や防犯等の理
由により発生される信号である。ここで、送信要求信号
が発生していないと判断した場合には、本ルーチンを一
旦終了し、送信要求信号が発生していれば次に送信デー
タの格納を行う(S620)。送信データの格納は、送
信要求信号を発生した部分からの送信データを送信デー
タメモリ13Aに格納する処理である。例えば、火災発
生内容や不審侵入位置などのデータが格納される。次い
で、通信要求が出力される(S630)。通信要求は、
衛星検針ユニット1に受信要求信号が出力される。これ
により、図15の処理によって、ホームコンピュータ1
3から通信要求が出されていることが検出され、衛星基
地3に通信データの送信が実行される。
【0057】通信要求後、通信完了まで待って(S64
0)、受信データを出力する処理を実行する(S65
0)。受信データの出力は、衛星検針ユニット1に受信
され、返送データメモリ67Bに格納されたデータをホ
ームコンピュータ13内の送信要求信号を発生した部分
に出力することにより行われる。
【0058】これにより、ホームコンピュータの所定の
部位から衛星基地3にデータの送受信を行うことができ
る。一方、S600にて、受信要求データが有りと判断
された場合には、受信要求データに基づいて制御、又は
データ出力を行う(S660)。受信要求データは、衛
星検針ユニット1の受信データメモリ67Cから送信さ
れてくるものである。例えば、家電製品の動作を開始さ
せる信号や住宅内の状態をモニタする信号が送られてく
る。これにより、ホームコンピュータ13は、この受信
要求データに基づいて、予めプログラムされている処理
を実行する。
【0059】図21に示す基地局制御信号制御処理は、
衛星基地3において、所定時間毎に起動される。この処
理では、先ず定期データ用制御信号の作成処理が実行さ
れる(S700)。定期データ用制御信号は、所定の衛
星検針ユニット1を特定するID番号と、検針時間と、
定期送信時間とを含むものである。これは、図15のS
120において受信されるものである。ID番号は、各
衛星検針ユニット1の特定に用いられる。検針時間は、
各衛星検針ユニット1が使用量の検針を行う時間の指示
用に用いられる。定期送信時間は、各衛星検針ユニット
1が検針結果を送信する時間の指示用に用いられる。
【0060】定期データ用制御信号の作成後、次に受信
要求用制御信号の作成が実行される(S710)。受信
要求用制御信号は、図15のS210において受信され
るものである。これは、衛星基地3側から通信データを
送信したいときに、受信を求めるために用いられる。
【0061】次に、送信許可用制御信号の作成を行う
(S720)。これは、S170にて受信されるもので
あって、衛星検針ユニット1側からの要求に応じて作成
される。上述した各制御信号の作成後、次に制御信号の
送信を行う(S730)。
【0062】これにより、各衛星検針ユニット1は、衛
星基地3から指示された時間に通信を実行する。図22
の基地局データ制御は、衛星基地3によって、所定時間
毎に実行される。 先ず、送信データを入力する処理が
実行される(S750)。送信データの入力は、電力通
信基地21、ガス通信基地23、水道通信基地25、ホ
ーム制御通信基地27、又はオプション通信基地29か
ら送られてきた通信データを衛星基地3のメモリ内に格
納する処理である。この送信データには、送信先のID
番号と通信データとが含まれている。
【0063】次いで、送信データに基づいて送信制御デ
ータを作成する。これは、入力した送信データを、図2
1にて作成された各制御信号に基づいて、送信制御デー
タに変換するものである。つまり、送受信に対応した順
に並べ返る処理を行う。送信制御データの作成後、デー
タの送信を実行する(S770)。
【0064】上述したS750〜S770の処理を実行
するとともに、受信データを行き先別に出力する処理が
実行される(S780)。この処理は、各衛星検針ユニ
ット1から送信されてきたデータを、所定の行き先に出
力する処理である。これらにより、衛星基地3と各衛星
検針ユニット1との間で、送受信ができる。
【0065】図23に示すユーザ制御処理は、電力通信
基地21、ガス通信基地23、水道通信基地25、ホー
ム制御通信基地29、又はオプション通信基地29にお
いて所定時間毎に起動される。この処理が起動される
と、先ずデータ受信が実行される(S800)。データ
受信は、衛星基地3から送られてきた通信データを入力
する処理である。次に、契約番号の抽出格納を行う(S
810)。契約番号の抽出は、受信したデータに含まれ
るID番号に基づいて算出する。次に、検針データの抽
出格納を行う(S820)。検針データの抽出は、受信
したデータから行う。格納は、S810で格納した契約
番号に対応させて行う。
【0066】データを格納した後、使用許可/中止信号
の送信を実行する(S830)。使用許可/中止は、所
定の規則に基づいて、各契約者毎に使用の許可/中止を
判断して、その結果に則って、衛星基地3を介して各衛
星検針ユニット1に、ID番号とともに通信データを送
信することにより達成される。
【0067】上述したように、各通信基地21〜29か
ら所定の衛星検針ユニット1に対して、検針や、データ
の通信、および制御を行うことができる。以上に説明し
たように本実施例によれば、人工衛星15を介して、日
本列島37上に配置されている衛星検針ユニット1との
間で送受信を行うことと、衛星検針ユニット1に接続さ
れているメータ類の検針を行なうことができる。この結
果、衛星基地3を介して集中して検針を行うことができ
ることから、検針の工数を低減することができる。ま
た、配線工事が不要なことから設置工事の工数が低減さ
れる。
【0068】次に第2実施例を説明する。図24は中継
検針システム301の全体構成の説明図、図25は無線
型中継装置303のブロック図、図26は中継基地30
5のブロック図、図27は光線型中継装置307のブロ
ック図である。中継検針システム301は、図24に示
すように、中継基地305と、複数の中継装置303、
307とを備えている。中継基地305は、図26に示
すように、準ミリ波帯用のアンテナ311と、送受信機
313と、通信制御装置315と、ロッドアンテナ31
7と、送受信機319と、通信制御装置321と、通信
データ処理装置323とを備えている。通信データ処理
装置323には、電力通信基地325と、ガス通信基地
327と、水道通信基地329と、ホーム制御通信基地
331と、オプション通信基地333とが接続されてい
る。
【0069】通信データ処理装置323は、各通信基地
325〜333から通信データを入力して通信制御装置
315、又は321に出力するとともに、通信制御装置
315、又は321から送られてきた通信データを各通
信基地325〜333に出力する。通信制御装置315
は、送受信機313を制御するとともに、送受信機31
3に通信データを出力、又は送受信機313から通信デ
ータを入力する。送受信機313は、準ミリ波帯用アン
テナ311を介して、中継装置303との間で、通信を
行う。
【0070】通信制御装置321は、送受信機319を
制御するとともに、送受信機319に通信データを出
力、又は送受信機319から通信データを入力する。送
受信機319は、ロッドアンテナ317を介して図6に
示した無線検針ユニット5とほぼ同様の構成を有する無
線検針ユニット335(図24参照)との間で通信デー
タの送受信を行う。
【0071】つまり、中継基地305は、図24に2点
破線で示すように、中継装置303との間で幹線データ
通信ネットワーク337を構成するとともに、無線検針
ユニット335との間で実線で示す末端データ通信ネッ
トワーク339を構成する。図25に示す中継装置30
3は、準ミリ波帯用アンテナ341、343と、送受信
機345、347と、ロッドアンテナ349と、送受信
機351と、中継制御装置353とを備えている。
【0072】中継装置303は、中継基地305、およ
び他の中継装置303との間で、幹線データ通信ネット
ワーク337を構成するとともに、無線検針ユニット3
35との間で末端データ通信ネットワーク339を構成
する。中継制御装置353は、送受信機345、34
7、および351の制御を行うとともに、幹線データ通
信ネットワーク337と、末端データ通信ネットワーク
339との間のデータインタフェースを行う。
【0073】図27に示す中継装置307は、中継装置
303とともに用いられるものであって、レーザ送信機
355、357と、レーザ受信機359、361と、ロ
ッドアンテナ363と、送受信機365と、信号変換装
置367、369と、中継制御装置371と、太陽電池
373と、電源装置375とを備えている。レーザ送信
機355、357は、他の中継装置307のレーザ受信
機359、361に通信データを送信し、レーザ受信機
359、361は、他の中継装置307のレーザ送信機
355、357からの通信データを受信する。信号変換
装置367、369は、レーザ送受信機355〜361
と、中継制御装置371との間のインタフェースを行
う。電源装置375は、太陽電池373の発生した電力
を蓄えるとともに、中継装置307各部に電源を供給す
る。
【0074】以上に説明した中継検針システム301
は、第1実施例の衛星基地3に代えて設けられた中継基
地305と、人工衛星15に代えた中継装置303、お
よび307と、衛星検針ユニット1に代えた無線検針ユ
ニット335とにより、使用量の検針、および相互通信
を行うことができる。
【0075】なお、中継基地305、および中継装置3
03、307は、各通信基地325〜333と、無線検
針ユニット335との間のデータ通信を行う構成で有れ
ばどの様な構成としてもよい。例えば、中継基地305
と、中継装置307との間をマイクロ波空間伝送方式、
ミリ波空間伝送方式、光空間伝送方式で連絡したり、或
いは光ファイバ伝送方式で連絡してもよい。
【0076】又、中継装置を低高度軌道を周回する複数
の人工衛星に搭載し、各無線検針ユニットをアクセスす
る構成としてもよい。
【0077】
【発明の効果】請求項1の発明の使用量信号送信装置
は、中継ステーション側から無線によって、被計測対象
の使用量が読み込める。これにより、広範囲の使用量を
集中的に検出でき、検針能率が向上されるという極めて
優れた効果を奏する。
【0078】請求項2の発明の集中検針装置は、中継ス
テーションを経由して、無線によって、被計測対象の使
用量が読み込める。これにより、広範囲の使用量を集中
的に検出でき、検針能率が向上されるという極めて優れ
た効果を奏する。請求項3の発明の集中開閉装置は、中
継ステーションを経由して、被計測対象の使用量が読み
込めるとともに、この中継ステーション経由の経路を用
いて、被 計測対象の供給をこの被計測対象の情報に基づ
いて開閉することが出来る。これにより、広範囲の使用
量を集中的に検出でき、検針能率が向上されるととも
に、広範囲に位置している被計測対象の開閉を遠隔制御
で実行でき、保守管理経費を低減できるという極めて優
れた効果を奏する。
【0079】請求項4の発明の集中検針装置は、中継ス
テーションを経由して、通信手段との間で構成した通信
経路によって、被計測対象の使用量が読み込めるととも
に、この通信経路によってホームコンピュータの入出力
信号が中継ステーションとの間で送受信される。これに
より、広範囲の使用量を集中的に検出でき、検針能率が
向上されるととともに、この検針経路がホームコンピュ
ータの情報送受信経路に活用され、通信経路の有効活用
が図れるという極めて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】衛星検針ユニットの全体構成図である。
【図2】衛星検針の説明図である。
【図3】衛星基地の説明図である。
【図4】衛星検針の説明図である。
【図5】衛星検針の説明図である。
【図6】無線検針ユニットの全体構成図である。
【図7】衛星アンテナの正面図である。
【図8】衛星アンテナの構成図である。
【図9】衛星検針ユニットの構成図である。
【図10】衛星検針ユニットのブロック図である。
【図11】無線検針ユニットのブロック図である。
【図12】電力量計ユニットの構成図である。
【図13】流量計ユニットの構成図である。
【図14】ホームコンピュータの構成図である。
【図15】衛星通信制御ルーチンのフローチャートであ
る。
【図16】データ制御ルーチンのフローチャートであ
る。
【図17】検針の実行ルーチンのフローチャートであ
る。
【図18】遮断制御ルーチンのフローチャートである。
【図19】要求通信制御ルーチンのフローチャートであ
る。
【図20】ホームコンピュータ制御ルーチンのフローチ
ャートである。
【図21】基地局制御信号制御ルーチンのフローチャー
トである。
【図22】基地局データ制御ルーチンのフローチャート
である。
【図23】ユーザ制御ルーチンのフローチャートであ
る。
【図24】中継検針システムの全体構成の説明図であ
る。
【図25】中継装置のブロック図である。
【図26】中継基地のブロック図である。
【図27】中継装置のブロック図である。
【符号の説明】
1…衛星検針ユニット、3…衛星基地、5…無線検針ユ
ニット、7…衛星アンテナ、7A…主反射鏡、7B…副
反射鏡、7C…1次放射器、7D…送受信装置、7E…
太陽電池、9…電力量計ユニット、11…流量計ユニッ
ト、11A…ガス流量計ユニット、11B…水道流量計
ユニット、13…ホームコンピュータ、15…人工衛
星、21…電力通信基地、23…ガス通信基地、25…
水道通信基地、27…ホーム制御通信基地、29…オプ
ション通信基地、29…ホーム制御通信基地、31…太
陽電池パネル、33…送信アンテナ、35…受信アンテ
ナ、37…日本列島、39…衛星アンテナ、41…制御
施設、43…制御ユニット、45…電源回路、47…蓄
電池、53…トランシーバ、55…通信インタフェー
ス、59…通信インタフェース、69…入出力インタフ
ェース、71…ロッドアンテナ、107…太陽電池、1
43…制御ユニット、145…電源回路、147…蓄電
池、153…トランシーバ、155…通信インタフェー
ス、169…入出力インタフェース、171…ロッドア
ンテナ、173…電力量計、175…マグネットスイッ
チ、177…開閉器、179…電源回路、181…電力
量センサ、183…マグネット駆動回路、185…配電
線、187…流量計、189…電磁遮断弁、191…流
量センサ、193…火災報知ユニット、195…防犯ユ
ニット、197…家電制御ユニット、199…メッセー
ジ伝送ユニット、201…オプション回線ユニット、3
01…中継検針システム、303…中継装置、305…
中継基地、307…中継装置、311…アンテナ、31
1…準ミリ波帯用アンテナ、313…送受信機、313
…送受信装置、315…通信制御装置、317…ロッド
アンテナ、319…送受信機、319…送受信装置、3
21…通信制御装置、323…通信データ処理装置、3
25…電力通信基地、327…ガス通信基地、329…
水道通信基地、331…ホーム制御通信基地、333…
オプション通信基地、335…無線検針ユニット、33
7…幹線データ通信ネットワーク、339…末端データ
通信ネットワーク、341…準ミリ波帯用アンテナ、3
45…送受信機、349…ロッドアンテナ、351…送
受信機、353…中継制御装置、355…レーザ送信
機、359…レーザ受信機、363…ロッドアンテナ、
365…送受信機、367…信号変換装置、371…中
継制御装置、373…太陽電池、375…電源装置、C
S…制御信号、CSP…一次側制御信号、CSS…二次
側制御信号、DS…データ信号、DSP…一次側データ
信号、DSS…二次側データ信号、DSS1…データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G08C 17/00 G08C 15/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中継ステーションとの間で、無線通信を
    行って、被計測対象の使用量を示す信号を送信する使用
    量信号送信装置であって、 無線通信用のアンテナと、 該アンテナを利用して、上記中継ステーションとの間で
    無線通信を行う無線通信手段と、 上記中継ステーションから上記無線通信手段によって受
    信された使用量出力要求信号を入力する出力要求受信手
    段と、 上記 被計測対象の使用量を計測する使用量計測手段と、上記使用量 出力要求信号を受信したとき上記使用量の
    計測値データを含む使用量出力信号を上記無線通信手段
    によって上記中継ステーションに送信する使用量信号送
    信手段とを備える使用量信号送信装置。
  2. 【請求項2】 無線通信の中継を行う中継ステーション
    と、 無線通信用のアンテナと、 該アンテナを利用して、上記中継ステーションとの間で
    無線通信を行う無線通信手段と、 上記中継ステーションを経由して上記無線通信手段に使
    用量出力要求信号を送信する出力要求送信手段と、 上記中継ステーションから上記無線通信手段によって受
    信された使用量出力要求信号を入力する出力要求受信手
    段と、 被計測対象の使用量を計測する使用量計測手段と、 上記使用量出力要求信号を受信したとき、上記使用量の
    計測値データを含む使用量出力信号を上記無線通信手段
    によって上記中継ステーションに送信する使用量信号送
    信手段と、 上記中継ステーションを介して上記使用量出力信号を受
    信して、上記 被計測対象の使用量を検出する使用量検出
    手段とを備える集中検針装置。
  3. 【請求項3】 通信の中継を行う中継ステーションと、 上記中継ステーションとの間で通信を行う通信手段と、 上記中継ステーションを経由して上記通信手段に使用量
    出力要求信号を送信する出力要求送信手段と、 上記中継ステーションから上記通信手段によって受信さ
    れた使用量出力要求信号を入力する出力要求信号受信手
    段と、 被計測対象の使用量を計測する使用量計測手段と、 上記使用量出力要求信号を受信したとき、上記使用量の
    計測値データを含む使用量出力信号を上記通信手段を利
    用して上記中継ステーションに送信する使用量信号送信
    手段と、 上記中継ステーションを介して上記使用量出力信号を受
    信して、上記被計測対象の使用量を検出する使用量検出
    手段と、 該被計測対象の情報に基づいて、該被計測対象の使用許
    可信号を出力する使用許可信号出力手段と、 上記使用許可信号を上記通信手段を経由して受信する使
    用許可信号受信手段と、 該使用許可信号受信手段が受信した使用許可信号に基づ
    いて、被計測対象の供給を開閉する開閉手段とを備える
    集中開閉装置。
  4. 【請求項4】 通信の中継を行う中継ステーションと、 上記中継ステーションとの間で通信を行う通信手段と、 上記中継ステーションを経由して上記通信手段に使用量
    出力要求信号を送信する出力要求送信手段と、 上記中継ステーションから上記通信手段によって受信さ
    れた使用量出力要求信号を入力する出力要求受信手段
    と、 被計測対象の使用量を計測する使用量計測手段と、 上記出力要求信号を受信したとき、上記使用量の計測値
    データを含む使用量出力信号を上記通信手段を利用して
    上記中継ステーションに送信する使用量信号送 信手段
    と、 上記中継ステーションを介して上記使用量出力信号を受
    信して、上記被計測対象の使用量を検出する使用量検出
    手段と、 ホームコンピュータと、 該ホームコンピュータの入出力信号を上記通信手段を介
    して上記中継ステーションとの間で送受信するホームコ
    ンピュータ接続手段とを備える集中検針装置。
  5. 【請求項5】 ホームコンピュータが火災感知器に接続
    された火災報知ユニット、侵入センサに接続された防犯
    ユニット、家電製品に接続された家電制御ユニット、メ
    ッセージの入力用のキーボードを有するメッセージ伝送
    ユニット、又は所望の電子機器を接続するためのインタ
    フェースを有するオプション回線ユニットに接続され、
    上記中継ステーションとの間で、信号の中継を行うとし
    たことを特徴とする請求項4記載の集中検針装置。
  6. 【請求項6】 所望の電子機器が株式、為替、または金
    利などの情報サービス機器、天気予報、ゲームソフト、
    またはパソコンソフト等の配信機器、又はテレマーケッ
    テング機器としたことを特徴とする請求項5記載の集中
    検針装置。
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