JP2880369B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2880369B2
JP2880369B2 JP5091567A JP9156793A JP2880369B2 JP 2880369 B2 JP2880369 B2 JP 2880369B2 JP 5091567 A JP5091567 A JP 5091567A JP 9156793 A JP9156793 A JP 9156793A JP 2880369 B2 JP2880369 B2 JP 2880369B2
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政雄 宮座
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力手段にて読み込ん
だ原稿の画像データに所定の処理を施した後、用紙上に
出力する複写機、ファクシミリおよびスキャナ・プリン
タ等の画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像処理装置である例えば複写機におい
ては、近年、拡大や縮小機能を備えたものが普及してい
る。このような複写機は、原稿画像に対して所望の倍率
の複写画像を容易に得ることができるものであり、地
図、あるいは機械もしくは建築の設計図等の複写に頻繁
に使用されている。
【0003】また、この種の複写機としては、走査され
た原稿画像を撮像素子である例えばCCD(Charge Cou
pled Device)センサにて読み取り、その画像データを画
像メモリに格納した後、画像データに対して拡大あるい
は縮小処理を施して出力する、いわゆるディジタル複写
機も普及している。このような装置では、原稿の画像デ
ータを画像メモリに一旦格納しているので、画像データ
に対しての上記の拡大および縮小の処理が容易になって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ディジタル複写機では、例えば、拡大あるいは縮小複写
に関しては、単に、画像全体を拡大あるいは縮小するの
みであって、画像データに対しての処理が容易であると
いう利点を備えながらも機能が低く、従って付加価値が
低いものとなっている。
【0005】そこで、上記の複写機等の画像処理装置に
おいて、以下のような問題を解決し得る機能を備え、装
置の付加価値を向上し得る構成の開発が望まれている。
【0006】例えば、機械や建築の設計図面は、実寸法
または正確な倍率で拡大あるいは縮小されて作成されて
いるものの、例えば複写機によりコピーした場合は、コ
ピー画像が、実寸法に対して同寸なのか、拡大や縮小が
されているのかの判断が非常に困難である。また、拡大
や縮小を繰り返した場合には、図面の倍率が中途半端な
ものになり易い。また、図面を実寸法に戻そうとした場
合、図面以外の部分も拡大や縮小されてしまうので、指
定の用紙サイズに収まらなかったり、小さすぎたりする
という不具合も招来する。
【0007】また、例えば地図に記された道路の指定区
間の距離を知りたい場合は、従来、、定規により地図上
の寸法を測り、その数値に地図の縮尺値を乗じること
で、指定区間の距離を求めているものの、このような方
法では、長さを測ったり、縮尺数を乗じたりという甚だ
手間のかかる作業が必要である。また、地図上で長さを
図るため、正確な距離が得られないことにもなる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1の発明の画像処理装置は、原稿の画像を
読み取る入力手段と、この入力手段にて読み取られた原
稿の画像データを記憶する記憶手段と、記憶手段に格納
された画像データから、原稿画像中に記された区間指定
マークを認識し、この区間指定マークによる指定区間の
長さを求めるとともに、原稿画像中に記された画像の倍
率表示を認識し、この倍率表示に基づいて、先に求めた
指定区間の長さを倍率が1倍のときの長さに換算し、こ
の換算値を示すデータを画像データに合成する換算値算
出合成手段と、上記換算値算出合成手段にて合成された
画像データを可視化して出力する画像出力手段とを備え
ていることを特徴としている。
【0009】また、請求項2の発明の画像処理装置は、
原稿の画像を読み取る画像入力手段と、この画像入力手
段にて読み取られた原稿の画像データを記憶する記憶手
段と、原稿画像中における任意の領域を指定するための
指定領域入力手段と、原稿画像中における任意の区間を
指定するための指定区間入力手段と、この指定区間入力
手段による指定区間の長さを入力する指定区間長さ入力
手段と、上記の指定区間入力手段による指定区間の原稿
画像上における長さを認識し、この原稿画像上長さと上
記の指定区間長さ入力手段による入力長さとから、原稿
画像上長さを入力長さに変換するための原稿画像の変倍
率を求め、この変倍率にて指定領域を変倍する一方、こ
の変倍された指定領域とこの指定領域以外の非指定領域
とが所定サイズの用紙に収まるように非指定領域を変倍
するとともに、これら指定領域の画像と非指定領域の画
像とを合成する領域別変倍合成手段と、上記領域別変倍
合成手段にて合成された画像データを可視化して出力す
る画像出力手段とを備えていることを特徴としている。
【0010】
【作用】請求項1の構成によれば、原稿画像中に予め区
間指定マークを記載しておくことにより、換算値算出合
成手段では、上記の区間指定マークを認識し、この区間
指定マークによる指定区間の長さを求めるとともに、原
稿画像中に記された画像の倍率表示を認識し、この倍率
表示に基づいて、先に求めた指定区間の長さを倍率が1
倍のときの長さに換算し、この換算値を示すデータを画
像データに合成する。従って、画像出力手段を経て得ら
れる画像には、上記の区間指定マークによって指定され
た区間の実際上の長さが記されることになる。
【0011】これにより、例えば地図上の所定区間にお
ける実際の距離を知りたい場合、定規により地図上の長
さを測り、その値に縮尺値の逆数を乗じるといった煩雑
な作業が不要となる。しかも正確に、距離を求めること
ができる。この結果、本画像処理装置は付加価値が高い
ものとなる。
【0012】請求項2の構成によれば、指定領域入力手
段により原稿画像中における所望の領域を指定し、この
領域内の所定の区間を指定区間入力手段により指定し、
さらに、この指定区間入力手段による指定区間の長さ、
例えば実寸法を指定区間長さ入力手段にて入力すること
により、領域別変倍合成手段では、上記の指定区間入力
手段による指定区間の原稿画像上における長さを認識
し、この原稿画像上長さと上記の指定区間長さ入力手段
による入力長さとから、原稿画像上長さを入力長さに変
換するための原稿画像の変倍率を求め、この変倍率にて
指定領域を変倍する。さらに、領域別変倍合成手段で
は、この変倍された指定領域とこの指定領域以外の非指
定領域とが所定サイズの用紙に収まるように非指定領域
を変倍するとともに、これら指定領域の画像と非指定領
域の画像とを合成する。従って、画像出力手段からは、
例えば図面の原稿において、所定の領域のみが所望の倍
率、例えば実寸に変倍され、他の領域が用紙サイズに応
じた倍率に変倍された画像を得ることができる。
【0013】これにより、原稿に記された図面の画像が
実寸法に対して同寸であるか、あるいは拡大や縮小がさ
れているのかの判断に迷うこと、および拡大や縮小が繰
り返されて図面の倍率が中途半端になってしまう事態を
解消することができ、明確な倍率に設定された良好な画
像を得ることができる。この結果、本画像処理装置は付
加価値が高いものとなる。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図7に
基づいて説明すれば、以下の通りである。本実施例の画
像処理装置であるデジタル複写機は、図2に示すよう
に、複写機本体26の上端部に硬質の透明ガラス等から
なる原稿載置台27を備えている。また、複写機本体2
6の上面には、原稿載置台27に隣接して、図3に示す
ような操作パネル部39が設けられており、この操作パ
ネル部39は、テンキー(指定区間長さ入力手段)3
7、コピースタートキー38、クリアキー40、液晶表
示パネル41等を有している。液晶表示パネル41は、
タッチセンサを備えたタッチパネルからなり、本体装置
からの各種情報を表示すると共に、上記タッチパネルに
よりモード設定等の指示を後述の画像処理系に備えられ
た画像処理CPU74に送ることができるようになって
いる。尚、テンキー37は、後述の領域別変倍合成処理
モードが指定された際の、指定区間の実寸法の入力に使
用される。
【0015】さらに、原稿載置台27の上面には、原稿
台カバーの機能を兼ね備えたダブレット形式の座標入力
部(指定領域入力手段・指定区間入力手段)100が設
けられている。この座標入力部100は、ダブレットボ
ード100aと、ポイントペン100bとを有してお
り、ポイントペン100bにてダブレットボード100
a上のポイント(点)を押圧することで、押圧したポイ
ントの座標を、後述の画像処理CPU74へと出力する
ようになっている。この座標入力部100は、後述の領
域別変倍合成処理モードが指定された際の、指定領域及
び指定区間の入力に使用される。
【0016】一方、原稿載置台27の下方には、図2に
示すように、ランプユニット1、ミラー2・3・4、レ
ンズユニット5、及びCCD(Charge Coupled Device)
センサ6等を有するスキャナユニット(入力手段・画像
入力手段)22が設けられている。原稿載置台27上に
載置された原稿(図示せず)をランプユニット1で照射
することによって得られた反射光は、ミラー2・3・4
及びレンズユニット5を介して、CCDセンサ6の受光
面に導かれ、電気信号として取り込まれるようになって
いる。
【0017】このスキャナユニット22の下方には、レ
ーザドライバユニット7が設けられている。上記CCD
センサ6により電気信号として取り込まれた原稿の画像
データは、画像処理系に備えられたメインメモリ(記憶
手段)73に一旦記憶され、この画像処理系において所
定の処理が施された後、このレーザドライバユニット7
に送られるようになっている。レーザドライバユニット
7は、入力された画像データに応じてレーザ光を出射す
る半導体レーザ、レーザ光を等角速度偏向するポリゴン
ミラー、および等角速度偏向されたレーザ光が感光体ド
ラム10上で等角速度偏向されるように補正するf−θ
レンズ等を有している。
【0018】レーザドライバユニット7から出射された
レーザ光は、光路上に配設されたミラー8・9により反
射されて、図中矢印A方向に回転可能に設けられた感光
体ドラム10に照射され、感光体ドラム10上に静電潜
像を形成するようになっている。また、感光体ドラム1
0の周囲には、レーザドライバユニット7による露光に
先立って感光体ドラム10表面を所定の電位に帯電させ
る帯電器16が設けられ、さらに、この帯電器16から
感光体ドラム10の回転方向に向かって、感光体ドラム
10上の静電潜像にトナーを供給し、トナー像を形成す
る現像装置28、感光体ドラム10上のトナー像が中間
転写される転写ベルト17、感光体ドラム10に残留し
たトナーを除去するクリーニング装置21、及び次の帯
電に先立って感光体ドラム10の残留電位を除去する除
電ランプ15等がこの順に配置されている。
【0019】上記現像装置28は、ブラック現像槽1
1、イエロー現像槽12、マゼンタ現像槽13、及びシ
アン現像槽14を備えており、各現像槽11〜14に
は、該当する色のトナーがそれぞれ収納されている。転
写ベルト17は、無端ベルト状に形成され、図中矢印B
方向に移動可能に設けられており、その一部が感光体ド
ラム10に圧接されることで、感光体ドラム10のトナ
ー像が転写されるようになっている。
【0020】また、転写ベルト17に対する給紙側に
は、用紙を所定のタイミングで転写ベルト17に供給す
るレジストローラ19、用紙を収納する給紙カセット2
0、及び用紙が載置される給紙トレイ23が設けられ、
これら給紙カセット20及び給紙トレイ23付近には、
用紙を搬送するための給紙ローラ24や、搬送ローラ2
5等が設けられている。転写ベルト17の下方には、レ
ジストローラ19から送られた用紙を転写ベルト17に
圧接し、転写ベルト17上のトナー像を用紙に転写させ
る転写ローラ18が設けられている。
【0021】転写ベルト17に対する出紙側には、トナ
ー転写後の用紙を搬送する搬送ベルト30、トナー像を
用紙に加熱定着する定着装置31、及び定着後の用紙を
機外に排出する排出ローラ32等が設けられている。
尚、上記レーザドライバユニット7、感光体ドラム1
0、帯電機16、転写ベルト17、クリーニング装置2
1、除電ランプ15、ブラック現像槽11、イエロー現
像槽12、マゼンタ現像槽13、シアン現像槽14、及
び給紙カセット20等にて、画像出力手段が構成されて
いる。
【0022】上記の構成において、カラーコピー(3 col
or copy)は、以下の動作手順で行われる。まず、帯電器
16が、感光体ドラム10表面を均一に帯電すると、前
記スキャナユニット22が1回目のスキャンを行い、C
CDセンサ6により読み込まれた画像データが、前記画
像処理系を経て、レーザドライバユニット7からイエロ
ーデータのレーザ光として出力され、感光体ドラム10
表面を露光し、露光部にイエロー用の静電潜像を形成す
る。次いで、画像領域の静電潜像にイエロー現像槽12
からのイエロートナーを供給し、同色のトナー像を形成
する。
【0023】次に、上記のイエロートナー像を、感光体
ドラム10に圧接されている転写ベルト17に転写す
る。このとき、感光体ドラム10の表面には、転写に寄
与しない一部のトナーが残留するが、この残留トナー
を、クリーニング装置21が掻き落とす。また、除電ラ
ンプ15が、感光体ドラム10表面の残留電荷を除電す
る。
【0024】上記の工程を終了すると、帯電器16が再
度感光体ドラム10表面を均一に帯電し、スキャナユニ
ット22が2回目のスキャンを行い、得られた画像デー
タが、上記の画像処理系を経てマゼンタデータとしてレ
ーザ光により感光体ドラム10を露光し、マゼンタ用の
静電潜像を形成する。次いで、マゼンタ現像槽13から
マゼンタトナーを供給し、同色のトナー像を形成する。
そして、このトナー像を転写ベルト17に転写し、像重
ねを行う。
【0025】その後、クリーニング装置21および除電
ランプ15が、先と同様の処理を行うと、帯電器16
が、感光体ドラム10を均一に帯電して、スキャナユニ
ット22が3回目のスキャンを行い、シアンデータとし
てレーザ光を露光することにより、感光体ドラム10上
にシアン用の静電潜像を形成する。そして、シアン現像
槽14から感光体ドラム10にシアントナーを供給し、
同色のトナー像を形成して、このトナー像を転写ベルト
17に転写することにより、最終的な像重ねを行う。
【0026】次に、像重ねした転写ベルト17上のトナ
ー像を用紙に転写し、定着装置31において、トナー像
を用紙に加熱定着した後、排出ローラ32が用紙を機外
に排出する。
【0027】尚、上記したプロセスは、3色カラーにお
けるプロセスであり、4色カラープロセスの場合は、上
記の工程に、ブラック現像槽11に収納されたブラック
トナーを用いた処理が加えられる。一方、白黒コピー
は、感光体ドラム10の静電潜像に上記ブラック現像槽
11からのブラックトナーが供給され、このトナー像を
転写ベルト17を介して、用紙に転写することにより行
われる。
【0028】次に、上記CCDセンサ6により読み込ま
れた画像データに所定の処理を施してレーザドライバユ
ニット7に出力する画像処理系の構成および機能等につ
いて図4に基づいて説明する。
【0029】画像処理系は、原稿に応じた色再現を行っ
たり、後述の角処理モードが指定された際に、画像の合
成等を行うようになっており、図のように、画像データ
入力部70、画像処理部71、画像データ出力部72、
RAM(Random Access Memory)等からなるメインメモリ
73、画像処理CPU (Central Processing Unit)7
4、マーキング判定回路80を備えている。
【0030】画像データ入力部70は、CCD部70
a、ヒストグラム処理部70b、誤差拡散処理部70c
を備えており、CCDセンサ6から読み込まれた原稿の
画像データを2値化変換して、2値のデジタル量として
ヒストグラムをとりながら、誤差拡散法により画像デー
タを処理して、前述したメインメモリ73に一旦記憶す
るようになっている。
【0031】この画像データ入力部70における画像デ
ータの処理についてさらに詳細に説明すると、まず、C
CD部70aでは、画像データの各画素濃度に応じたア
ナログ電気信号が、A/D変換された後、MTF補正、
白黒補正またはガンマ補正され、 256階調(8ビット)
のデジタル信号としてヒストグラム処理部70bに出力
される。
【0032】次に、ヒストグラム処理部70bでは、C
CD部70aから出力されたデジタル信号が 256階調の
画素濃度別に加算され、濃度情報(ヒストグラムデー
タ)として得られると共に、必要に応じて得られた濃度
情報は画像処理CPU74に送られると共に、画素デー
タとして誤差拡散処理部70cに送られる。
【0033】さらに、誤差拡散処理部70cでは、擬似
中間調処理の一種である誤差拡散法、すなわち2値化の
誤差を隣接画素の2値化判定に反映させる方法により、
CCD部70aから出力された8ビット/画素のデジタ
ル信号が1ビット(2値)に変換され、原稿における局
所領域濃度を忠実に再現するための再配分演算が行われ
る。
【0034】前記の画像処理部71は、多値化処理部7
1a・71b、合成処理部71c、濃度変換処理部71
d、変倍処理部71e、画像プロセス部71f、誤差拡
散処理部71g、圧縮処理部71h、並びに文字認識部
71iを備えている。
【0035】この画像処理部71は、入力された画像デ
ータをオペレータが希望する画像データに変換する処理
部であり、最終的に変換された出力画像データとしてメ
インメモリ73に記憶されるまで、この処理部で処理す
るようになっている。ただし、画像処理部71に含まれ
ている上述の各処理部は必要に応じて機能するものであ
り、機能しない場合もある。
【0036】画像処理部71における各処理部の機能に
ついて詳細に説明すると、まず、多値化処理部71a・
71bでは、前記の誤差拡散処理部70cで2値化され
たデータが再度 256階調に変換される。合成処理部71
cでは、画素毎の論理演算、すなわち論理和、論理積、
または排他的論理和の演算が選択的に行われる。これら
の演算の対象となるデータは、メインメモリ73に記憶
されている画素データおよび予め設定された語句やシン
ボルを記憶するパターンジェネレータ(P.G.)からのビッ
トデータである。
【0037】次に、濃度変換処理部71dでは、 256階
調のデジタル信号に対して、所定の階調変換テーブルに
基づいて入力濃度に対する出力濃度の関係が任意に設定
される。また、変倍処理部71eでは、指示された変倍
率に応じて、入力される既知データにより補間処理を行
うことによって、変倍後の対象画素に対する画素データ
(濃度値)が求められ、副走査が変倍された後に主走査
が変倍処理される。
【0038】文字認識部71iでは、入力された画像デ
ータが、内部に備えられた図示しないメモリ内に取り込
まれるようになっており、ここで、メモリ内の文字画像
に対して文字列が抽出され、一文字単位に切り出され、
切り出された文字の特徴が抽出され、分類辞書を参照し
て最も近い文字が選択されて、画像プロセス部71f及
び画像処理CPU74に送られるようになっている。即
ち、この文字認識部7iにて、換算値算出合成処理モー
ドが指定された際、スキャナユニット22で読み取られ
た画像データから、○で囲まれた部分の縮尺率が文字認
識されるようになっている。
【0039】画像プロセス部71fでは、入力された画
素データに対して様々な画像処理が行われ、また、特徴
抽出等データ列に対する情報収集が行われる。誤差拡散
処理部71gでは、前記画像データ入力部70の誤差拡
散処理部70cと同様の処理が行われる。
【0040】圧縮処理部71hでは、ランレングスとい
う符号化により2値データが圧縮される。また、画像デ
ータの圧縮に関しては、最終的な出力画像データが完成
した時点で最後の処理ループにおいて圧縮が機能する。
【0041】前記の画像データ出力部72は、復元部7
2a、多値化処理部72b、誤差拡散処理部72c、お
よびレーザ出力部72dを備えており、圧縮状態でメモ
リ73に記憶されている画像データを復元し、元の 256
階調に再度変換し、2値データより滑らかな中間調表現
となる4値データの誤差拡散を行い、レーザ出力部72
dへデータを転送するようになっている。
【0042】すなわち、復元部72aでは、前記の圧縮
処理部71hによって圧縮された画像データが復元され
る。多値化処理部72bでは、前記の画像処理部71の
多値化処理部71a・71bと同様な処理が行われる。
誤差拡散処理部72cでは、前記の画像データ入力部7
0の誤差拡散処理部70cと同様な処理が行われる。
【0043】レーザ出力部72dでは、プリンタ部制御
用CPU79からの制御信号に基づき、デジタル画素デ
ータがレーザのON/OFF信号に変換され、レーザが
ON/OFF状態となる。なお、画像データ入力部70
および画像データ出力部72において扱われるデータ
は、メインメモリ73の容量の削減のため、基本的には
2値データの形でメインメモリ73に記憶されている
が、画像データの劣化を考慮して4値のデータの形で処
理することも可能である。
【0044】上記マーキング判定回路80は、CCDセ
ンサ6から読み込まれた画像データから、画像中のマー
キングされている部分の領域を検出し、この信号を、画
像処理CPU74に出力するようになっている。
【0045】上記画像処理CPU74には、上記マーキ
ング判定回路80と共に、前述のパネル操作部39、文
字認識部71i、座標入力部100からの信号が入力さ
れるようになっており、これらの信号に応じて、以下の
ように、換算値算出合成処理及び領域別変倍合成処理を
行うようになっている。即ち、上記マーキング判定回路
80と、前述の文字認識部71iと、画像処理CPU7
4とで、本発明の換算値算出合成手段が構成され、画像
処理CPU74にて、領域別変倍合成手段が構成されて
いる。
【0046】次に、本実施例のデジタル複写機におけ
る、換算値算出合成処理を行う際の処理手順について、
図1のフローチャートに基づいて説明する。
【0047】換算値算出合成処理モードを選択する際、
図5(a)に示すように、予め地図等の原稿50に、距
離を測定したい区間をマーキングしておくと共に、縮尺
数が記載されている部分を○で囲っておく。
【0048】上記原稿50が原稿載置台27上にセット
され、操作パネル部39から換算値算出合成処理モード
が選択されると(S1)、マーキングされた原稿50を
スキャンし(S2)、CCDセンサ6から読み込んだ画
像データをメインメモリ73に記憶する一方、縮尺数を
文字認識部71iにて文字認識すると共に、マーキング
判定回路80にてマーキング部分を認識する(S3)。
尚、上記文字認識部71iにおいては、『1:150
0』のような縮尺数の表示方法のものだけでなく、『1
/1500』や、『1500分の1』等の表示方法にて
表示されている縮尺数においても文字認識可能である。
【0049】原稿スキャンが終了すると、マーキング部
分が認識されているか否かを判定し(S4)、マーキン
グ部分が認識されている場合は、縮尺数が認識されてい
るか否かを判定し(S5)、縮尺数も認識されている場
合は、認識されているマーキング部分とメインメモリ7
3内の画像データとを合成して、マーキング部分の領域
を抽出し(S6)、抽出された領域の主走査、副走査の
画素数から、マーキング部分の寸法を求める(S7)(図
5(b)参照)。
【0050】尚、S4において、マーキング部分が認識
されていないと判定された場合、及びS5において、縮
尺数が文字認識されていないと判定された場合は、換算
値算出合成処理が実行できないことを警告表示し(S1
1)、動作を中止する。
【0051】S8においては、上記S7にて求めた寸法
に、文字認識されている縮尺数を乗じて、マーキング部
分の距離を算出する。例えば、S7にて求められたマー
キング部分の寸法が200mmであった場合は、「20
0×1500=300000mm」を一旦計算し、これ
を1000で除して300mに換算する。
【0052】このようにして、求められた距離値『30
0m』が、マーキング部分の近辺に挿入されるようメイ
ンメモリ73内の画像データと合成し(S9)、コピー
する(S10)。上記S9においては、マーキング部分
の付近に空白部分があれば、空白部分に『300m』が
打ち出されるように合成し、空白部分がなければ、『3
00m』の文字が、濃く、太く打ち出されるように合成
する。
【0053】これにて、図5(c)に示すようなコピー
画像51が得られ、換算値算出合成処理モーードが終了
する。
【0054】このように、換算値算出合成処理モードを
複写機に設けることで、地図等の所定の区間の実際の距
離を測定したい場合、地図上に定規等を当てて寸法を読
み、これを縮尺数に乗じる等の手間をかけることなく、
原稿上の区間部分と縮尺数とをマーキングし、換算値算
出合成処理モードを指定してコピーするだけで、簡単
に、正確な距離数を求めることができる。尚、縮尺数に
ついては、○で囲う等のマーキングを行うことなく、文
字認識させることも可能である。
【0055】次に、本実施例のデジタル複写機におけ
る、領域別変倍合成処理を行う際の処理手順について、
図6のフローチャートに基づいて説明する。
【0056】まず、処理モード等の指定に先立って、操
作パネル部39から用紙サイズが指定される(S2
1)。尚、特に指定されなかった場合は、原稿サイズと
同じサイズが用紙サイズとして設定される。また、この
とき同時に、用紙サイズの自由選択の可否等も指定され
る。
【0057】用紙サイズの指定に引き続き、操作パネル
部39から、領域別変倍合成処理モードが指定され(S
21)、複写機本体26の上面に備えられた座標入力部
100のダブレットボード100aの上に、図7(a)
に示す原稿52が上向きにセットされる。原稿52がセ
ットされると、指定領域及び指定区間が、座標入力部1
00から指定される(S23・S24)。指定領域、指
定区間を指定する際は、ダブレットボード100aの上
にセットされた原稿52の上から、実寸法に戻したい領
域(方形)の対角となる2点A,Bを、ポイントペン1
00bにて押圧し、次いで、先に指定された点A,Bを
対角とする図中一点鎖線で示される方形内の、実寸法が
既知である区間を示す2点C,Dを押圧することで指定
する。
【0058】次いで、パネル操作部39におけるテンキ
ー37を用いて、先に入力した指定区間であるC−D間
の実寸法が入力されると(S25)、所定の演算処理を
行い、原稿倍率(R)を計算する(S26)。即ち、S
2にて入力された2点C,Dの座標からC−D間の寸法
を計算し、これとS25にて入力された実寸法と比較し
て、実寸法に対するC−D間の比率を算出することで、
原稿52の倍率を算出する。
【0059】原稿倍率Rが算出されると、R=1か否か
を判定し(S27)、R=1の場合は、倍率が100
%、即ち、原稿52は実寸法であると判断し、領域別変
倍合成処理モードを解除して(S28)、コピーする
(S29)。
【0060】一方、R=1でない場合は、原稿52は変
倍された画像であると判断し、Rの逆数を、点A,Bに
て指定された領域内の変倍率、即ち領域内処理倍率Eと
設定する(S30)。
【0061】領域内処理倍率Eが設定されると、ここ
で、原稿載置台27上に、原稿52がセットされている
か否かを判定し(S31)、原稿52がセットされてい
る場合は、原稿をスキャンし(S32)、CCDセンサ
6から読み込んだ画像データをメインメモリ73に記憶
する(S33)。
【0062】スキャンが終了すると、先にS21にて指
定されている用紙サイズと、S30にて求めた領域内処
理倍率Eにて指定領域内を変倍処理して得られる画像デ
ータのサイズとを比較して、残コピー領域を計算し、得
られた残コピー領域と、指定領域外の画像データとか
ら、領域外処理倍率を計算する(S34)。尚、上述し
たように、S21にて用紙サイズが指定されなかった場
合は、原稿の大きさを用紙サイズとして計算する。
【0063】このようにして、領域外処理倍率が算出さ
れると、この領域外処理倍率が、複写機における変倍可
能な範囲に入っているか否かを判定し、これにより、指
定の用紙サイズでOKか否かを判定する(S35)。
【0064】S35にて、領域外処理倍率が変倍可能な
範囲を逸脱しており、用紙サイズが適切ではないと判定
した場合は、用紙サイズを自動的に選択することが可能
か否かを判定し(S38)、S21による用紙サイズの
指定時に、用紙サイズの自動選択が指定されておらず自
動選択ができない場合は、領域別変倍合成処理が実行で
きないことを警告表示して(S41)、動作を中止す
る。
【0065】一方、S38にて、S21による用紙サイ
ズの指定時に、用紙サイズの自動選択が指定されてお
り、自動選択が可能な場合は、指定の用紙サイズより大
きなもの、もしくは小さなものを、領域外処理倍率に基
づいて選択し、その選択したサイズの用紙がセットされ
ているか等を判定し(S39)、選択したサイズの用紙
がセットされておらず、用紙サイズを変更できない場合
は、上記と同様、領域別変倍合成処理が実行できないこ
とを警告表示して(S41)、動作を中止する。
【0066】一方、S39にて、選択したサイズの用紙
がセットされており、用紙サイズの変更が可能であると
判定した場合は、用紙サイズを変更し(S40)、再
び、S34に戻り、S35において、領域外処理倍率が
適当で、用紙サイズがOKであると判定されるまで、S
34、S38、S39、S40の動作を繰り返し行う。
【0067】そして、S35にて、用紙サイズがOKで
あると判定した場合は、領域内の画像データを領域内処
理倍率Eにて変倍した画像データと、領域外の画像デー
タを領域外処理倍率にて変倍した画像データとを合成し
(S36)、コピーする(S37)。
【0068】これにて、図7(b)に示すように、指定
した領域のみが実寸法に戻され、それ以外の領域が、用
紙サイズに合わせて、適当に縮小されたコピー画像53
が得られ、領域別変倍合成処理モードを終了する。尚、
上記においては、原稿倍率Rが1より小さく、実寸法よ
り縮小された原稿52を、領域別変倍合成処理モードに
てコピーしたため、指定領域外は縮小されたが、反対
に、原稿倍率Rが1より大きく、実寸法より拡大された
原稿52を、領域別変倍合成処理モードにてコピーした
場合は、指定領域外は拡大処理されるようになる。ま
た、上記においては、S25にて、指定区間の実寸法を
入力したため、指定領域が実寸法にコピーされたが、例
えば、実寸法の整数倍の数値をS25にて入力すること
により、指定領域が実寸法の整数倍にて変倍されたコピ
ーを得ることも可能である。
【0069】また、S27において、R=1か否かを判
定し、R=1の場合は、S28にて領域別変倍合成処理
モードを解除するようになっているが、特にS28にて
解除せず、以降の処理工程が行われるようにしてもよ
い。
【0070】さらに、指定区間、及び指定領域の指定
を、座標入力部100にて行うようになっているが、パ
ネル操作部39に設けられたテンキー37や、数値をア
ップダウンさせるキー等を使用して、座標入力する構成
も可能である。
【0071】これにより、原稿に記された図面の画像が
実寸法に対して同寸であるか、あるいは拡大や縮小がさ
れているのかの判断に迷うこと、および拡大や縮小が繰
り返されて図面の倍率が中途半端になってしまう事態を
解消することができ、明確な倍率に設定された良好な画
像を得ることができる。
【0072】尚、上記のような各機能を備えた画像処理
装置としては、本実施例のデジタル複写機に限定される
ものではなく、例えばデジタルプリンタ、ファクシミ
リ、スキャナ・プリンタ等にも適用可能である。
【0073】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明の画像処
理装置は、原稿の画像を読み取る入力手段と、この入力
手段にて読み取られた原稿の画像データを記憶する記憶
手段と、記憶手段に格納された画像データから、原稿画
像中に記された区間指定マークを認識し、この区間指定
マークによる指定区間の長さを求めるとともに、原稿画
像中に記された画像の倍率表示を認識し、この倍率表示
に基づいて、先に求めた指定区間の長さを倍率が1倍の
ときの長さに換算し、この換算値を示すデータを画像デ
ータに合成する換算値算出合成手段と、上記換算値算出
合成手段にて合成された画像データを可視化して出力す
る画像出力手段とを備えている構成である。
【0074】これにより、本装置を使用すれば、例えば
地図上の所定区間における実際の距離を知りたい場合、
原稿画像中に予め区間指定マークを記載しておくだけよ
く、定規により地図上の長さを測り、その値に縮尺値の
逆数を乗じるといった煩雑な作業が不要となる。しかも
正確に、距離を求めることができる。この結果、本画像
処理装置は付加価値を向上することができるという効果
を奏する。
【0075】また、請求項2の発明の画像処理装置は、
原稿の画像を読み取る画像入力手段と、この画像入力手
段にて読み取られた原稿の画像データを記憶する記憶手
段と、原稿画像中における任意の領域を指定するための
指定領域入力手段と、原稿画像中における任意の区間を
指定するための指定区間入力手段と、この指定区間入力
手段による指定区間の長さを入力する指定区間長さ入力
手段と、上記の指定区間入力手段による指定区間の原稿
画像上における長さを認識し、この原稿画像上長さと上
記の指定区間長さ入力手段による入力長さとから、原稿
画像上長さを入力長さに変換するための原稿画像の変倍
率を求め、この変倍率にて指定領域を変倍する一方、こ
の変倍された指定領域とこの指定領域以外の非指定領域
とが所定サイズの用紙に収まるように非指定領域を変倍
するとともに、これら指定領域の画像と非指定領域の画
像とを合成する領域別変倍合成手段と、上記領域別変倍
合成手段にて合成された画像データを可視化して出力す
る画像出力手段とを備えている構成である。
【0076】これにより、簡単な操作により、原稿に記
された図面の画像が実寸法に対して同寸であるか、ある
いは拡大や縮小がされているのかの判断に迷うこと、お
よび拡大や縮小が繰り返されて図面の倍率が中途半端に
なってしまう事態を解消することができ、明確な倍率に
設定された良好な画像を得ることができる。この結果、
本画像処理装置は付加価値を向上することができるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるデジタル複写機にお
いて、換算値算出合成処理モードの動作を示すフローチ
ャートである。
【図2】上記デジタル複写機の概略の構成を示す模式図
である。
【図3】上記デジタル複写機に備えられた操作パネル及
び座標入力部の斜視図である。
【図4】上記デジタル複写機に備えられた制御系の構成
を示すブロック図である。
【図5】(a)は上記の換算値算出合成処理モードにて
処理される原稿の画像の状態を示す模式図で、(b)は
上記画像からマーキング部分を抽出した状態を示す模式
図で、(c)は換算値算出合成処理モードにてコピーさ
れた画像の状態を示す模式図である。
【図6】上記デジタル複写機において、領域別変倍合成
処理モードの動作を示すフローチャートである。
【図7】(a)は上記の領域別変倍合成処理モードにお
ける、原稿に対して領域、及び距離を座標入力する際に
押圧する点を示す模式図で、(b)は領域別変倍合成処
理モードにてコピーされた画像の状態を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
7 レーザドライバユニット(画像出力手段) 10 感光体ドラム(画像出力手段) 16 帯電器(画像出力手段) 20 給紙カセット(画像出力手段) 22 スキャナユニット(入力手段・画像入力手段) 37 テンキー(指定区間長さ入力手段) 71i 文字認識部(換算値算出合成手段) 73 メインメモリ(記憶手段) 74 画像処理CPU(換算値算出合成手段、領域別
変倍合成手段) 80 マーキング判定回路(換算値算出合成手段) 100 座標入力部(指定領域入力手段、指定区間入力
手段)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿の画像を読み取る入力手段と、 この入力手段にて読み取られた原稿の画像データを記憶
    する記憶手段と、 記憶手段に格納された画像データから、原稿画像中に記
    された区間指定マークを認識し、この区間指定マークに
    よる指定区間の長さを求めるとともに、原稿画像中に記
    された画像の倍率表示を認識し、この倍率表示に基づい
    て、先に求めた指定区間の長さを倍率が1倍のときの長
    さに換算し、この換算値を示すデータを画像データに合
    成する換算値算出合成手段と、 上記換算値算出合成手段にて合成された画像データを可
    視化して出力する画像出力手段とを備えていることを特
    徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】原稿の画像を読み取る画像入力手段と、 この画像入力手段にて読み取られた原稿の画像データを
    記憶する記憶手段と、 原稿画像中における任意の領域を指定するための指定領
    域入力手段と、 原稿画像中における任意の区間を指定するための指定区
    間入力手段と、 この指定区間入力手段による指定区間の長さを入力する
    指定区間長さ入力手段と、 上記の指定区間入力手段による指定区間の原稿画像上に
    おける長さを認識し、この原稿画像上長さと上記の指定
    区間長さ入力手段による入力長さとから、原稿画像上長
    さを入力長さに変換するための原稿画像の変倍率を求
    め、この変倍率にて指定領域を変倍する一方、この変倍
    された指定領域とこの指定領域以外の非指定領域とが所
    定サイズの用紙に収まるように非指定領域を変倍すると
    ともに、これら指定領域の画像と非指定領域の画像とを
    合成する領域別変倍合成手段と、 上記領域別変倍合成手段にて合成された画像データを可
    視化して出力する画像出力手段とを備えていることを特
    徴とする画像処理装置。
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