JP2879048B2 - 小径管の内面研磨装置および研磨治具 - Google Patents

小径管の内面研磨装置および研磨治具

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JP2879048B2
JP2879048B2 JP1130352A JP13035289A JP2879048B2 JP 2879048 B2 JP2879048 B2 JP 2879048B2 JP 1130352 A JP1130352 A JP 1130352A JP 13035289 A JP13035289 A JP 13035289A JP 2879048 B2 JP2879048 B2 JP 2879048B2
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grinding wheel
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wheel shaft
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雅一 小林
亮 佐藤
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は小径管の内面研磨装置および研磨治具に関す
る。
B.従来の技術 従来の技術は円管を水平状態で台車で支え、この円管
内に先端に回転砥石を取付けた棒を差し込み、台車を円
管の軸方向に往復動させて研磨していた。
C.発明が解決しようとする課題 しかしながら、小径管で円管が長くなると、砥石軸も
長くなり、その支持は、困難を極めていた。しかも、円
管はその軸回りに回転されるのでその装置は大掛かりな
ものとなっていた。
本発明は前記課題を解決し、長い砥石軸でも容易に支
持でき、しかも円管を回転させることなく円管の内面を
研磨させることができる装置および研磨治具を提供する
ことを目的とする。
D.課題を解決するための手段 この目的を達成するため、本発明の構成は次のとおり
とする。
第1構成の研磨装置は、被研磨円管内面で大略同心に
保持される円筒ケースを放射状に貫通した複数の砥石が
ばねを介して半径方向外方に付勢されてなる研磨治具
と、該研磨治具の軸方向端部に同心に先端を固定された
砥石軸が基端付近でモータで回転されるようにした研磨
治具回転部と、前記モータが設置されて前記砥石軸を管
軸方向に往復させる基端台車と、該基端台車と移動手段
と、前記砥石軸の中間部を回転自在、かつ、軸方向摺動
自在に支持する1以上の中間台車と、これらの中間台車
と前記基端台車を互いに連結する可撓性に富む連結条体
とを含むことである。
第2構成の研磨治具は、被研磨円管の軸線に同心に挿
入され、軸方向に沿って長い複数のスリットが大略等間
隔に設けられてなる円筒ケースと、該ケースのスリット
に摺動自在に嵌挿し、該ケースの中心軸線に対し放射状
に進退自在とされた平板状を呈し、前記ケースの半径方
向外側端面が該ケースの外円周面と大略平行な研磨面と
なり、前記ケースの半径方向内側端面が該ケースの軸線
に対し傾斜した楔面となった複数の砥石片と、各砥石の
前記楔面に対接する楔面を持ち、かつ、前記円筒ケース
内にその軸方向に摺動自在に嵌挿された砥石半径方向支
持部材と、該支持部材を軸方向に付勢するようにその一
端に接触配置されて、前記砥石を前記円筒ケースの半径
方向外側に付勢する圧縮ばねと、該圧縮ばねを押圧する
ように前記円筒ケースの一端に螺合されたばね押さえ
と、前記円筒ケースの他端に取付けられた端板とを含む
ことである。
第3構成の研磨治具は第2構成に加え、前記砥石半径
方向支持部材は、前記円筒ケース内にそれと同心で軸方
向に摺動自在に嵌挿された円柱本体からなり、該円柱本
体の外円周面には、軸方向に長い前記楔面を円周方向等
間隔に形成するように軸方向に長い溝が設けられたこと
である。
第4構成の研磨装置は、被研磨円管内面で大略同心に
保持される円筒ケースを放射状に貫通した複数の砥石が
ばねを介して半径方向外方に付勢されてなる研磨治具
と、該研磨治具の軸方向端部に同心に先端を固定された
砥石軸が中間軸および伝動軸を介してモータで回転され
るようにした研磨治具回転部と、前記モータが設置され
て前記砥石軸を管軸方向に往復させる基端台車とを含
み、前記砥石軸と前記モータとの接続部は、前記砥石軸
の基端部に同心穴が設けられ、該穴に一端が嵌合固定さ
れた直線状の可撓性中間軸と、該中間軸の基端を嵌合固
定する同心穴を持つ伝動軸と、前記砥石軸の中途から基
端まで覆い、かつ、続いて前記中間軸の基端付近まで覆
い、前記砥石軸の穴を避けた中途部分で軸受けにより支
持された保護管と、該保護管の基端部に一方端部が外嵌
螺合され、他方端部が前記伝動軸で軸受けを介して支持
され、かつ、被研磨管の外部で前記基端台車に対して固
定された伝動軸支持筒とを含むことである。
第5構成の研磨装置は、被研磨円管内面で大略同心に
保持される円筒ケースを放射状に貫通した複数の砥石が
ばねを介して半径方向外方に付勢されてなる研磨治具
と、該研磨治具の軸方向端部に同心に先端を固定された
砥石軸が中間軸および伝動軸を介してモータで回転され
るようにした研磨治具回転部と、前記モータが設置され
て前記砥石軸を管軸方向に往復させる基端台車と、前記
砥石軸の中間部を回転自在、かつ、軸方向摺動自在に支
持する1以上の中間台車と、これらの中間台車と前記基
端台車を互いに連結する可撓性に富む連結条体とを含
み、前記砥石軸と前記モータとの接続部は、前記砥石軸
の基端部に同心穴が設けられ、該穴に一端が嵌合固定さ
れた直線状の可撓性中間軸と、該中間軸の基端を嵌合固
定する同心穴を持つ伝動軸と、前記砥石軸の中途から基
端まで覆い、かつ、続いて前記中間軸の基端付近まで覆
い、前記砥石軸の穴を避けた中途部分で軸受けにより支
持された保護管と、該保護管の基端部に一方端部が外嵌
螺合され、他方端部が前記伝動軸で軸受けを介して支持
され、かつ、被研磨管の外部で前記基端台車に対して固
定された伝動軸支持筒とを含むことである。
E.作用 基端台車移動手段を作動させると、基端台車は中間台
車と共に被研磨管に向かってレール上を進む。そして、
管の内側に研磨治具を収納し、該研磨治具を砥石軸を介
して、円管軸線回りに回転させながら、基端台車移動手
段の作動方向を変えて、前記全台車を往復動させる。
ここで、研磨治具が円管に対し進入方向に移動する時
は、連結条体は下方に撓み、基端台車は全中間台車を押
しながら進む。これと逆に、退出方向に移動する時は、
連結条体は引張り状態となり、基端台車は全中間台車を
引張りながら進む。
F.実施例 以下本発明の実施態様を図面に示す一実施例に基づき
説明する。
第1図において、本発明は大略的に次の通りである。
被研磨円管Aが基台B上に水平に倒れた状態で管支持具
Cを介して固定される。水平砥石軸1aの先端に研磨治具
(砥石付)Gが固定され、基端部はモータ1bに接続され
て、基端台車2bに回転自在に支持される。研磨軸1aの中
途部は、複数の中間台車(図示は2台2c,2d)で回転自
在、かつ、軸方向摺動自在に支持される。前記全台車は
ロープ2fで互いに連結される。基端台車2bはピストンシ
リンダ2eにより移動される。
第1ないし3図において、研磨治具Gは大略的に、被
研磨円管A内面で大略同心に保持される円筒ケース10を
放射状に貫通した複数の砥石20がばね40を介して半径方
向外方に付勢されてなる。
研磨治具回転部1は、研磨治具Gの円筒ケース軸方向
端部で同心に軸継手1dを介して固定された水平砥石軸1a
が伝動ギヤ1cを介してモータ1bで回転されるように構成
される。
研磨治具移動部2において、基端台車2bは前記モータ
1bおよび伝動ギヤ1cが設置され、前記砥石軸1aを軸受2g
で支持し、レール2a上を管軸方向に往復する。該基端台
車2bの移動手段として、ピストンシリンダ機構2eは基台
Bの下側で被研磨管Aの下方にシリンダ側を固定され、
ピストン棒の先端を基端台車2bの下面に固定される。
研磨治具Gは次のごとく構成される。円筒ケース10は
被研磨円管Aの軸線に同心に挿入され、軸方向に沿って
長い4個のスリット11が円周方向に大略等間隔に設けら
れている。砥石20は該ケースのスリット11に摺動自在に
嵌挿し、該ケースの中心軸線に対し大略放射状に進退自
在とされた平板状を呈する。そして、矩形本体21の前記
ケースの半径方向外側端面が該ケースの外円周面と大略
平行な研磨面21aとなり、2枚の脚部22の前記ケースの
半径方向内側端面が該ケースの軸線に対し傾斜した楔面
22aとなっている。
前記砥石半径方向支持部材30は、前記円筒ケース10内
にそれと同心で軸方向に摺動自在に嵌挿された円筒本体
31からなり、該円柱本体の外円周面には、軸方向に長い
楔面32aを軸方向に直列して複数(図示2個)、円周方
向に大略等間隔に4個形成するように、軸方向に長い軸
方向溝32が円周方向に大略等間隔に4個設けられる。
楔面32aの端部には、円柱本体31と同心なる円周溝33
および円周肩部34が形成され、円柱本体31の端面には、
それと同心なる小径穴35および大径穴36が設けられる。
圧縮ばね40は支持部材30を軸方向に付勢するようにそ
の一端に接触配置されて、前記砥石20を前記円筒ケース
10の半径方向外側に付勢する。該圧縮ばね40を押圧する
ように前記円筒ケース10の一端にばね押さえ50を介して
抜止ねじ60が螺合される。前記円筒ケース10の他端に端
板70が取付けられる。
以上において、本発明の一実施例の作動状態を説明す
る。第1図において、ピストンシリンダ機構2eを作動さ
せると、基端台車2bは中間台車2c,2dと共に被研磨管A
に向かってレール2a上を進む。そして、管Aの内側に研
磨治具Gを収納し、該研磨治具Gを砥石軸1aを介して、
円管軸線回りに回転させながら、ピストンシリンダ機構
2eのピストン移動方向を変えて、前記全台車を往復動さ
せる。
ここで、研磨治具Gが円管Aに対し進入方向に移動す
る時は、ロープ2fは下方に撓み、基端台車2bは全中間台
車2c,2dを押しながら進む。これと逆に、退出方向に移
動する時は、ロープ2fは引張り状態となり、基端台車2b
は全中間台車を引張りながら進む。
以上述べた本発明の一実施例の作用・効果は次の通り
である。
研磨治具について (a)乾式ホーニング加工方法としたので設備費が安価
となった。
(b)ホーニング砥石20が治具回転軸線に対し円周方向
に複数(2〜8程度)個設けられたので、能率向上に寄
与した。
(c)楔面22a,32aとばね40によって砥石20が治具回転
軸線に対し半径方向外側に付勢されるので、砥石はその
摩耗、管内面の微小な変化に対しても円滑に応答し、常
に一定の砥石押圧力での内面研磨が可能となった。
(d)砥石押圧力はばね40の圧縮代の調整により、自由
に選定可能となった。
(e)研磨治具Gの構造が簡単で、セットや組立作業が
容易にでき、かつ、故障等に対する保全性も大きく向上
した。
装置全体について (f)研磨治具Gは回転及び往復動の2動作を行うの
で、安定した品質の製品が効率的に製造出来るようにな
った。
(g)研磨治具Gの回転速度・往復動速度・粒度および
ばね40の圧縮力の種々の組合せにより、広範囲の仕様の
研磨面が得られる。
(h)砥石軸1aの中途部が1または複数の中間台車によ
り支持されるので、砥石軸1aの心振れが防止され、研磨
面の品質が向上した。
(i)基端台車2bのピストンシリンダ機構2eを自動制御
することにより、研磨作業の無人化が可能となった。
なお、前記連結条体2fとして、ロープのほかに網など
の撚条体、1本のワイヤなどの単条体および鎖条体など
が適用される。
ここで、前記研磨治具Gと前記モータ1bとの接続部80
の他の実施態様を第4,5図に示す一実施例に基づき説明
する。
先端に研磨治具Gを同心に固定した砥石軸82の基端部
に同心穴82cが設けられる。該穴に可撓性中間軸832の一
端が嵌合固定され、他端が同心穴を持つ伝動軸84に嵌合
固定される。伝動軸84にモータ1bが接続される。ここ
で、前記可撓軸83は公知のコイル可撓軸が用いられ、1
本のワイヤ上に数層のワイヤを巻き付けて製作され、そ
れぞれの層は数本のワイヤを一層ごとに巻き方向を逆に
され、かつ外層になる程太いワイヤが巻かれている。そ
して、ワイヤ層はばねのように働きがあり、最外層を巻
き締める(細くする)方向に回転させるのが正常な使い
方である。
保護管85は、前記砥石軸82の中途から基端まで覆い、
かつ、続いて前記中間軸83の基端付近まで覆い、前記砥
石軸82の穴82を避けた中途部分で軸受けにより支持され
る。保護管85は管継手86により複数が接続される。この
とき、管継手86の外径が保護管85のそれと同じか、それ
より小径となるように、保護管の接続部分が他部分より
小径とされている。
伝動軸支持筒87は、保護管85の基端部に内ねじ87aを
介して外嵌螺合されて前記伝動軸84の基端部付近で軸受
けを介して支持される。また、前記伝動軸支持筒87は基
端台車2bの上面に支持部材を介して固定される。
上記の接続部80により、次の作用・効果がある。
(a)小径ワイヤ中間軸83によって保護管85も小径とな
る。従って、小径管の内面研磨が可能となる。しかも、
長尺となっても保護管85の振動・撓みは少ない。
(b)中間軸83と保護管85を長くしたために長尺物研磨
が一方向だけから可能となり、能率の大幅な向上が可能
となり、かつ品質の安定性が向上した。
(c)中間軸83は直線状であるため、大なる可撓性を要
求されず、硬い材料(ばね鋼)が用いられ、寿命が長
い。
(d)組立の簡素化・保全性を考慮して、保護管85が先
端・中央部・後端と、3分割できる構造とした。
(e)特に保護管85の後端で伝動軸支持筒87の内ねじの
螺合長さ変更により、中間軸83の張り調整が容易に可能
となった。
(f)伝動軸支持筒87及び伝動軸84は既存設備との互換
性に優れる。
本発明は前記した実施例や実施態様に限定されず、特
許請求の範囲の精神および範囲を逸脱せずに種々の変形
を含む。
G.発明の効果 本発明の第1構成により、ホーニング砥石が治具回転
軸線に対し円周方向に複数個設けられたので、能率向上
に寄与した。また、砥石押圧力はばねの圧縮代の調整に
より、自由に選定可能となった。しかも、研磨治具の回
転速度・往復動速度・粒度およびばねの圧縮力の種々の
組合せにより、広範囲の仕様の研磨面が得られる。更
に、研磨軸の中途部が1または複数の中間台車により支
持されるので、砥石軸の心振れが防止され、研磨面の品
質が向上した。
第2構成により、楔面とばねによって砥石が治具回転
軸線に対し半径方向外側に付勢されるので、砥石はその
摩耗、管内面の微小な変化に対しても円滑に応答し、常
に一定の砥石押圧力での内面研磨が可能となった。ま
た、研磨治具の構造が簡単で、セットや組立作業が容易
にでき、かつ、故障等に対する保全性も大きく向上し
た。
第3構成により、第2構成の効果に加え、砥石半径方
向支接部材の加工が容易・高精度・かつ、安価に行わ
れ、しかも複数の砥石が確実に同時に作動される。
第4構成により第1構成の効果に加え、または、第5
構成により第1構成の効果に加え、中間軸として直線状
の可撓性軸が用いられ、保護管に螺合された伝動軸支持
筒により前記中間軸の張力が調節されるので、中間軸の
非常に細いものが使用でき、これにより非常に細い保護
管が使用できる。従って、60.5φ以下の小径管の内面研
磨も可能となった。しかも、中間軸・保護管が長くでき
るので、長尺管の研磨が両端面の一方側から可能とな
り、能率の大幅な向上が可能となり、かつ、品質の安定
性が向上できる。そのうえ、中間軸・保護管が長くなっ
ても、被研磨管内でそれらの撓み量が極めて少なくな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法・装置の一実施例の概略正面図、第
2図は研磨治具の一部切欠断面図、第3図はそのIII−I
II断面図、第4図、第5図は軸接続部の他の実施例を示
し、第4図は軸接続部の先端部の断面図、第5図はその
後端部の断面図である。 A……被研磨円管、B……基台、C……管支持部 1……研磨治具回転部 1a……砥石軸 1b……モータ 1c……伝動ギヤ 1d……軸継手 2……研磨治具移動部 2a……レール 2b……基端台車 2c……中間台車 2d……中間台車 2e……基端台車移動手段 2f……連結条体 2g……軸受け G……研磨治具 10……円筒ケース 11……スリット 20……砥石 21……本体 21a……研磨面 22……脚部 22a……楔面 30……砥石半径方向支持部材 31……円柱本体 32……軸方向溝 32a……楔面 33……円周溝 34……円周肩部 35……小径穴 36……大径穴 40……圧縮ばね 50……ばね押さえ 60……抜け止めねじ 70……端板 80……軸接続部 82……砥石軸 82a……本体 82b……大径部 82c……穴 83……中間軸 84……伝動軸 84a……本体 84b……フランジ 84c……穴 85……保護管 85a……外ねじ 86……管継手 87……伝動軸支持筒 87a……内ねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−2654(JP,A) 実開 昭57−9455(JP,U) 実公 昭52−13032(JP,Y2) 実公 昭56−36604(JP,Y2) 実公 昭41−11664(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B24B 33/02 B24B 33/08 B24B 5/40

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被研磨円管内面で大略同心に保持される円
    筒ケースを放射状に貫通した複数の砥石がばねを介して
    半径方向外方に付勢されてなる研磨治具と、該研磨治具
    の軸方向端部に同心に先端を固定された砥石軸が基端付
    近でモータで回転されるようにした研磨治具回転部と、
    前記モータが設置されて前記砥石軸を管軸方向に往復さ
    せる基端台車と、該基端台車の移動手段と、 前記砥石軸の中間部を回転自在、かつ、軸方向摺動自在
    に支持する1以上の中間台車と、これらの中間台車と前
    記基端台車を互いに連結する可撓性に富む連結条体とを
    含むことを特徴とする小径管の内面研磨装置。
  2. 【請求項2】被研磨円管の軸線に同心に挿入され、軸方
    向に沿って長い複数のスリットが大略等間隔に設けられ
    てなる円筒ケースと、該ケースのスリットに摺動自在に
    嵌挿し、該ケースの中心軸線に対し放射状に進退自在と
    された平板状を呈し、前記ケースの半径方向外側端面が
    該ケースの外円周面と大略平行な研磨面となり、前記ケ
    ースの半径方向内側端面が該ケースの軸線に対し傾斜し
    た楔面となった複数の砥石片と、各砥石の前記楔面に対
    接する楔面を持ち、かつ、前記円筒ケース内にその軸方
    向に摺動自在に嵌挿された砥石半径方向支持部材と、該
    支持部材を軸方向に付勢するようにその一端に接触配置
    されて、前記砥石を前記円筒ケースの半径方向外側に付
    勢する圧縮ばねと、該圧縮ばねを押圧するように前記円
    筒ケースの一端に螺合されたばね押さえと、前記円筒ケ
    ースの他端に取付けられた端板とを含むことを特徴とす
    る小径管の内面研磨治具。
  3. 【請求項3】前記砥石半径方向支持部材は、前記円筒ケ
    ース内にそれと同心で軸方向に摺動自在に嵌挿された円
    柱本体からなり、該円柱本体の外円周面には、軸方向に
    長い前記楔面を円周方向等間隔に形成するように軸方向
    に長い溝が設けられたことを特徴とする請求項2記載の
    小径管内面研磨治具。
  4. 【請求項4】被研磨円管内面で大略同心に保持される円
    筒ケースを放射状に貫通した複数の砥石がばねを介して
    半径方向外方に付勢されてなる研磨治具と、該研磨治具
    の軸方向端部に同心に先端を固定された砥石軸が中間軸
    および伝動軸を介してモータで回転されるようにした研
    磨治具回転部と、前記モータが設置されて前記砥石軸を
    管軸方向に往復させる基端台車とを含み、前記砥石軸と
    前記モータとの接触部は、前記砥石軸の基端部に同心穴
    が設けられ、該穴に一端が嵌合固定された直線状の可撓
    性中間軸と、該中間軸の基端を嵌合固定する同心穴を持
    つ伝動軸と、前記砥石軸の中途から基端まで覆い、か
    つ、続いて前記中間軸の基端付近まで覆い、前記砥石軸
    の穴を避けた中途部分で軸受けにより支持された保護管
    と、該保護管の基端部に一方端部が外嵌螺合され、他方
    端部が前記伝動軸で軸受けを介して支持され、かつ、被
    研磨管の外部で前記基端台車に対して固定された伝動軸
    支持筒とを含むことを特徴とする小径管の内面研磨装
    置。
  5. 【請求項5】被研磨円管内面で大略同心に保持される円
    筒ケースを放射状に貫通した複数の砥石がばねを介して
    半径方向外方に付勢されてなる研磨治具と、該研磨治具
    の軸方向端部に同心に先端を固定された砥石軸が中間軸
    および伝動軸を介してモータで回転されるようにした研
    磨治具回転部と、前記モータが設置されて前記砥石軸を
    管軸方向に往復させる基端台車と、前記砥石軸の中間部
    を回転自在、かつ、軸方向摺動自在に支持する1以上の
    中間台車と、これらの中間台車と前記基端台車を互いに
    連結する可撓性に富む連結条体とを含み、前記砥石軸と
    前記モータとの接続部は、前記砥石軸の基端部に同心穴
    が設けられ、該穴に一端が嵌合固定された直線状の可撓
    性中間軸と、該中間軸の基端を嵌合固定する同心穴を持
    つ伝動軸と、前記砥石軸の中途から基端まで覆い、か
    つ、続けて前記中間軸の基端付近まで覆い、前記砥石軸
    の穴を避けた中途部分で軸受けにより支持された保護管
    と、該保護管の基端部に一方端部が外嵌螺合され、他方
    端部が前記伝動軸で軸受けを介して支持され、かつ、被
    研磨管の外部で前記基端台車に対して固定された伝動軸
    支持筒とを含むことを特徴とする小径管の内面研磨装
    置。
JP1130352A 1989-05-23 1989-05-23 小径管の内面研磨装置および研磨治具 Expired - Lifetime JP2879048B2 (ja)

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