JP2878656B2 - 印鑑照合方法及び装置 - Google Patents

印鑑照合方法及び装置

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JP2878656B2 JP26201096A JP26201096A JP2878656B2 JP 2878656 B2 JP2878656 B2 JP 2878656B2 JP 26201096 A JP26201096 A JP 26201096A JP 26201096 A JP26201096 A JP 26201096A JP 2878656 B2 JP2878656 B2 JP 2878656B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印鑑同志を自動的
に照合するための印鑑照合方法及び印鑑照合装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】銀行の窓口等では、本人であることを確
認する方法として、書類等に捺印されている印鑑と予め
登録されている登録印鑑とを照合する方法が用いられて
いる。従来の印鑑照合方法は、係員が、氏名、住所等か
ら対応するカ−ドを検索し、検索したカ−ドに捺印され
ている登録印鑑と被照合印鑑とを重ね合せる等によって
目で照合し、照合終了後カ−ドを保管場所に収納すると
いうものであった。このため、カ−ドを検索する作業及
びカ−ドを収納する作業等が必要であった。そこで、予
め登録印鑑を記憶装置に記憶させておき、印鑑照合を行
う時には、記憶装置から対応する登録印鑑を読み出して
表示装置に表示させあるいはプリンタ等に出力させるこ
とによって被照合印鑑と登録印鑑とを照合する方法が開
発されている。この方法を用いれば、カ−ドの検索作業
及びカ−ドの収納作業等が不要となる。しかしながら、
印鑑照合作業は依然として目で確認して判断するもので
あるため、熟練が必要であり、また、照合ミスの恐れも
ある。この印鑑照合作業を機械で自動的に行う印鑑照合
装置も開発されてはいるが、被照合印鑑と登録印鑑の画
像信号を比較して照合を行うものであるため、印鑑照合
のための処理時間が長いという問題点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決するために創案されたものであり、短時間に、正
確に印鑑照合を行うことができる印鑑照合方法及び印鑑
照合装置を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、印鑑の画像信号を取得す
る段階と、取得した印鑑の画像信号から印鑑の外周形状
情報及び外周線分と文字線分との交点の座標、文字線分
同士の交点の座標、文字線分の端点から該文字線分に沿
って引いた直線と他の文字線分との交点の座標の特徴点
情報を抽出する段階と、抽出した外周形状情報及び特徴
点情報に基づいて印鑑照合を行う段階とにより印鑑照合
方法を構成する。前記請求項1に記載の印鑑照合方法を
用いれば、外周形状情報及び特徴点情報に基づいて印鑑
照合を行うので、短時間に、正確に印鑑照合を行うこと
ができる。また、請求項2に記載の発明は、印鑑を撮像
する撮像手段と、前記撮像手段の出力から印鑑の外周形
状情報及び外周線分と文字線分との交点の座標、文字線
分同士の交点の座標、文字線分の端点から該文字線分に
沿って引いた直線と他の文字線分との交点の座標の特徴
点情報を抽出し、抽出した外周形状情報及び特徴点情報
に基づいて印鑑照合を行う照合手段とにより印鑑照合装
置を構成する。前記請求項2に記載の印鑑照合装置を用
いれば、外周形状情報及び特徴点情報に基づいて印鑑照
合を行うので、短時間に、正確に印鑑照合を行うことが
できる。また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記
載の印鑑照合装置において、前記照合手段は、前記撮像
手段の出力から印鑑の画像信号を識別し、前記印鑑の画
像信号の中心点の座標を抽出するとともに、X−Y座標
上で前記中心点を中心に前記印鑑の画像信号を回転さ
せ、X軸に平行な文字線分及びY軸に平行な文字線分の
割合が最も高くなる角度を判別し、判別した角度に対応
する印鑑の画像信号から前記特徴点情報を抽出するよう
に構成する。前記請求項3に記載の印鑑照合装置を用い
れば、照合手段は、所定条件を満足する角度を判別し、
判別した角度に対応する印鑑の画像信号から特徴点情報
を抽出する。これにより、画像信号を比較する従来の印
鑑照合装置では照合する両印鑑の画像信号を同一角度か
ら正確に撮像する必要があったが、本発明では撮像手段
に対して印鑑を正確に位置決めする必要がなく、操作が
容易である。また、請求項4に記載の発明は、請求項2
又は3に記載の印鑑照合装置において、前記照合手段
は、前記外周形状情報及び特徴点情報の照合結果と任意
に設定可能な判定基準とを比較するように構成する。前
記請求項4に記載の印鑑照合装置を用いれば、照合結果
と任意に設置可能な判定基準とを比較して照合判定を行
うので、照合判定基準を任意に設定することができ、汎
用性が向上する。また、請求項5に記載の発明は、請求
項2〜4のいずれかに記載の印鑑照合装置において、外
周形状情報及び特徴点情報を記憶する記憶手段を備え、
前記照合手段は、印鑑の画像信号から抽出した外周形状
情報及び特徴点情報を前記記憶手段に記憶されている情
報と比較するように構成する。前記請求項5に記載の印
鑑照合装置を用いれば、例えば、中央の管理装置に登録
印鑑の情報を記憶させておくことにより、任意の場所で
登録印鑑の情報を読み出して印鑑照合を行うことができ
るので、利便性が向上する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の携帯を図
面を用いて説明する。図1は 本発明の印鑑照合装置の
一実施の携帯の概略図である。図1において、10は、
書類13等に捺印された印鑑14を撮影して画像情報を
出力する撮像装置である。撮像装置10は、書類を載置
する基台11と、基台11に対して上下方向にスライド
可能に装着された撮像手段12とにより構成されてい
る。なお、撮像手段12は、基台11から取り外して印
鑑14を撮影することもできる。コンピュ−タ(中央処
理装置CPU)20には、撮像装置10、指令信号やデ
−タ等を入力するキ−ボ−ド22、印鑑画像等を表示す
るCRT等の表示装置21、中央の管理装置等との間で
電話回線等を介して情報を伝送するモデム30が接続さ
れている。なお、コンピュ−タ20には、図示していな
いが、プログラムが格納されているROMやデ−タ等を
格納するRAM等の記憶手段、プリンタ等の出力手段も
接続されている。また、コンピュ−タ20を動作させる
プログラムは、フロッピ−ディスクやCDROM等の記
憶媒体から記憶手段に転送して記憶させるようにしても
よい。
【0006】図1に示した撮像手段12の構成図を図2
に示す。図2aは撮像手段12の断面図、図2bは下か
ら見た図である。撮像手段12は、ケ−ス51と、LE
D等のランプ55と、ミラ−56及び57と、撮像した
画像を光電変換して画像情報を出力するCCD等の撮像
素子58と、撮像素子58の画像情報をコンピュ−タ2
0に出力するモデム59等により構成されている。ケ−
ス51の下部には開口部52が形成されており、この開
口部52に書類23上に捺印されている印鑑を位置させ
る。そして、開口部52の上方には孔54が形成されて
いる支持枠53が設けられており、この支持枠53の孔
54の周囲には開口部52を照射するLED等のランプ
55が設けられている。ここで、印鑑は通常朱肉で捺印
されるので、朱色の印鑑の画像を識別し易い黄緑色のL
EDを用いると好適である。なお、ランプ55の色は黄
緑色に限定されず、種々の色のものが使用可能である。
ランプ55から照射された光は、書類23で反射した後
支持枠53の孔54を通過し、ミラ−56、57を介し
てCCD等の撮像素子58に供給される。撮像素子58
は、入力された光を光電変換し、画像情報をモデム59
を介してコンピュ−タ20に出力する。
【0007】以上のような構成の印鑑照合装置を用いて
印鑑照合を行う動作を以下に説明する。まず、印鑑を登
録する登録処理を説明する。この場合、キ−ボ−ド22
等によってコンピュ−タ20を印鑑登録モ−ドに設定し
た後、登録する印鑑を撮像手段12の下方に置くと、撮
像手段12により撮影された画像が表示装置21の表示
画面上に表示される。そして、表示画面上のX軸線及び
Y軸線を参照しながら、図3aに示すように印鑑の画像
が所定の向き、例えば印鑑の正面中心線がY軸とほぼ平
行になるように印鑑の位置を調整した後、読み込み指令
を入力する。コンピュ−タ20は、読み込み指令が入力
されると、その時点の画像情報から印鑑の画像信号を識
別し、識別した印鑑の画像信号を解析して、円形、正方
形、楕円形等の印鑑の外周形状Aを示す外周形状情報及
び中心点Bの座標を抽出する。印鑑の画像信号は図4に
示すように各線分が太さを持っているので、外周形状情
報を抽出する際には、印鑑の外周を形成している外周線
分の中心線を判別し、その中心線の形状に基づいて外周
形状を判断する。以上の方法は、公知であるので、詳述
は省略する。公知文献としては、例えば、米国特許第5
140642号明細書、米国特許第5392367号明
細書、台湾特許第42092号明細書、台湾特許619
28号明細書等がある。
【0008】次に、コンピュ−タ20は、抽出した中心
点を中心に印鑑の画像信号をX−Y座標上で回転させ、
所定条件を満足する角度を判別する。これは、後述する
特徴点情報に基づいて印鑑照合を行う場合、異なる角度
の印鑑の画像信号から特徴点情報を抽出すると特徴点情
報に含まれているX−Y座標上の座標点が相違して正確
な照合を行うことができないので、同じ角度に対応する
印鑑の画像信号から特徴点情報を抽出させるために行う
ものである。所定条件を満足する角度を判別する処理を
以下に説明する。この所定条件としては、種々の条件を
用いることができるが、本実施の形態では、直角な文字
成分の割合を用いた。まず、読み込み指令が入力された
時点の印鑑の画像信号をX軸及びY軸に平行な走査線X
1〜X7及びY1〜Y6により走査して印鑑の文字を形
成している文字線分の中からX軸に平行な文字線分及び
Y軸に平行な文字線分を検索し、その割合、例えば検索
した文字線分の数等を求める。なお、走査線間隔は任意
である。次に、図3bに示すように、X−Y座標上で中
心点Bを中心にして印鑑の画像信号を所定角度回転させ
る。所定角度は任意である。そして、前記と同様の方法
でその角度におけるX軸に平行な文字線分及びY軸に平
行な文字線分の割合を求める。このような処理を所定角
度回転させる毎に行う。そして、X軸に平行な文字線分
及びY軸に平行な文字線分の割合が最も高い角度を判別
し、判別した角度に対応する印鑑の画像信号を当該印鑑
の画像信号として記憶手段に記憶する。なお、X軸に平
行な文字線分とY軸に平行な文字線分とが同数の場合に
は90度回転毎にX軸に平行な文字線分及びY軸に平行
な文字線分の割合が等しくなり、正確な角度を判別し難
いので、印鑑の画像信号の回転は読み込み指令が入力さ
れた時点の角度に対して±45度の範囲内で行うのが好
ましい。本実施の形態では、±22.5度の範囲内で回
転させている。以上のように、読み込み指令が入力され
て印鑑の画像信号を識別した後、印鑑の画像信号を回転
させて所定条件を満足する角度を判別するので、読み込
み時に印鑑を撮像手段に対して正確に位置決めする必要
がなく、操作が非常に容易である。
【0009】次に、以上のようにして判別した角度に対
応する印鑑の画像信号から、特徴点情報を抽出する。こ
の特徴点情報の抽出方法を図4を用いて説明する。ま
ず、外周線分と文字線分との交点を抽出する。例えば、
外周線分Aの中心線A1と文字線分Oの中心線O1との
交点C1の座標を求める。同様の方法で、外周線分Aと
文字線分との交点C2〜C7の座標を求める。次に、文
字線分同志の交点を抽出する。本実施の形態では、文字
線分同志の交点として、X軸に平行な文字線分とY軸に
平行な文字線分との交点を抽出している。例えば、X軸
に平行な文字線分Pの中心線P1とY軸に平行な文字線
分Qの中心線Q1との交点D1の座標を求める。同様に
して、X軸に平行な文字線分とY軸に平行な文字線分と
の交点D2〜D5を求める。この場合、交点D1、D
2、D3、D4をT字形交点として、交点D5を十字形
交点として抽出すると、より正確に印鑑照合を行うこと
ができる。次に、文字線分の端点から該文字線分に沿っ
て引いた直線と他の文字線分との交点を抽出する。本実
施の形態では、文字線分の端点から該文字線分に沿って
引いた直線と他の文字線分との交点として、X軸あるい
はY軸に平行な文字線分の端点から該文字線分に沿って
引いた直線と他の文字線分との交点を抽出している。例
えば、X軸に平行な文字線分Sの端点S2から文字線分
Sの中心線S1に沿って引いた直線S3と文字線分Oの
中心線O1との交点E1の座標を求める。同様にして、
X軸あるいはY軸に平行な文字線分の端点から該文字線
分に沿って引いた直線と他の文字線分との交点E2、E
3、E4の座標を求める。この場合、X軸に平行な文字
線分との交点あるいはY軸に平行な文字線分との交点と
して抽出すると、より正確に印鑑照合を行うことができ
る。
【0010】以上のようにして抽出した、外周線分と文
字線分との交点の座標、文字線分同志の交点の座標、文
字線分の端点から該文字線分に沿って引いた直線と他の
文字線分との交点の座標等の特徴点情報を印鑑の画像信
号と共に記憶手段に記憶する。これにより、印鑑が登録
される。この時、印鑑を登録した登録者のIDコ−ド、
氏名、住所、生年月日、電話番号等のパ−ソナルデ−タ
をキ−ボ−ド等から入力し、記憶手段に当該登録印鑑の
情報に対応させて記憶する。
【0011】次に、印鑑照合を行う処理を説明する。こ
の場合、キ−ボ−ド22等によってコンピュ−タ20を
印鑑照合モ−ドに設定し、照合率を設定するとともに、
記憶手段に記憶されている登録印鑑のパ−ソナルデ−タ
を入力する。そして、印鑑の画像が表示画面上に所定の
向きで表示されるように撮像手段12に対して照合印鑑
の位置を調整した後、印鑑照合指令を入力する。コンピ
ュ−タ20は、印鑑照合指令が入力されると、印鑑を登
録する場合と同様の方法で被照合印鑑の画像信号、外周
形状情報及び中心点の座標を抽出するとともに、所定の
条件を満足する角度に対応する印鑑の画像信号から外周
線分と文字線分との交点の座標、文字線分同志の交点の
座標、文字線分の端点から該文字線分に沿って引いた直
線と他の文字線分との交点の座標等の特徴点情報を抽出
する。次に、パ−ソナルデ−タに対応する登録印鑑の外
周形状情報及び特徴点情報を記憶手段から読み出し、登
録印鑑の外周形状情報及び特徴点情報と被照合印鑑の外
周形状情報及び特徴点情報とを照合し、照合結果を出力
する。例えば、外周形状情報の照合率及び特徴点情報の
照合率が共に設定された照合率以上である場合には「O
K」の表示を行い、いずれか一方の照合率が設定された
照合率以下である場合には「NG」の表示を行う。照合
率を求める方法としては、例えば、登録印鑑の特徴点の
位置座標と一致する被照合印鑑の特徴点の数の割合を照
合率とする方法や、登録印鑑の特徴点の位置座標と被照
合印鑑の特徴点の位置座標との差を求め、各特徴点につ
いての差の平均値を照合率とする方法等種々の方法が可
能である。
【0012】なお、必要があれば、被照合印鑑の外周形
状情報及び特徴点情報を登録印鑑のサイズに合わせて、
例えば外周円の半径が一致するように修正し、修正後の
被照合印鑑の外周形状情報及び特徴点情報と登録印鑑の
外周形状情報及び特徴点情報との照合を行うようにして
もよい。また、登録印鑑の画像信号、外周形状情報、特
徴点情報等を中央の管理装置内の記憶手段に記憶させて
おき、印鑑照合を行う場合には電話回線等を介して中央
の管理装置内の記憶手段から登録印鑑の情報を読み出す
ようにしてもよい。この場合には、登録印鑑の情報が中
央の管理装置内の記憶手段に記憶されているので、中央
の管理装置と電話回線で接続可能であれば任意の場所で
登録印鑑との印鑑照合を行うことができる。
【0013】以上の実施の携帯では、、文字線分同志の
交点としてX軸に平行な文字線分とY軸に平行な文字線
分との交点を抽出するようにしたが、交点を抽出する文
字線分はX軸に平行な文字線分あるいはY軸に平行な文
字線分に限定されない。また、文字線分の端点から該文
字線分に沿って引いた直線と他の文字線分との交点とし
てX軸あるいはY軸に平行な文字線分の端点から該文字
線分に沿って引いた直線と他の文字線分との交点を抽出
するようにしたが、他の文字線分との交点を抽出する線
分はX軸に平行な文字線分あるいはY軸に平行な文字線
分に限定されない。また、外周形状情報の照合率及び特
徴点情報の照合率が共に設定された照合率以上であるか
否かを判別するようにしたが、外周形状情報の照合率や
特徴点情報の照合率を表示するようにしてもよい。ま
た、パ−ソナルデ−タに対応する登録印鑑の外周形状情
報及び特徴点情報と被照合印鑑の外周形状情報及び特徴
点情報とを照合するようにしたが、被照合印鑑の外周形
状情報及び特徴点情報と記憶手段に記憶されている登録
印鑑の外周形状情報及び特徴点情報とを比較し、両者の
照合率が設定された照合率以上である登録印鑑、あるい
は最も照合率の高い登録印鑑を判別するようにしてもよ
い。また、照合率が設定された照合率以下の時には、そ
の時の被照合印鑑の情報を記憶手段に記憶するようにし
てもよい。このようにすると、後で照合不一致の原因の
解析等を行うことができる。また、外周形状情報及び特
徴点情報のいずれか一つまたは二つを照合するようにし
てもよい。
【0014】以上は、照合結果を表示するようにした
が、画面上に被照合印鑑と登録印鑑とを表示させること
により、両印鑑の照合状態を目で確認することもでき
る。これを図5により説明する。図5aは、被照合印鑑
K1の画像と登録印鑑L1の画像を重ね合わせて表示す
る方法である。なお、被照合印鑑K1と登録印鑑L1と
を区別し易くするために両者の画像の色を変えて表示す
る。図5bは、指示された2点を結ぶ線によって被照合
印鑑及び登録印鑑の画像をの切り離し、その線の両側に
被照合印鑑と登録印鑑の画像を表示する方法である。す
なわち、被照合印鑑K1の画像が表示されている画面上
でM1及びM2の2点を指示すると、指示点M1とM2
を結ぶ線を境界にして、一方の側に被照合印鑑K1の画
像が表示され、他方の側に登録印鑑L1の画像が表示さ
れる。図5cは、指示されたX軸とY軸とによって被照
合印鑑及び登録印鑑の画像を十文字の線で切り離し、そ
の線の両側に被照合印鑑と登録印鑑の画像を表示する方
法である。すなわち、被照合印鑑K1の画像が表示され
ている画面上でX軸N1及びY軸N2を指示すると、X
軸N1及びY軸N2とによって形成される十文の線を境
界にして、一方の側に被照合印鑑K1の画像が表示さ
れ、他方の側に登録印鑑L1の画像が表示される。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
印鑑照合方法を用いれば、短時間に、正確に印鑑照合を
行うことができる。また、請求項2に記載の印鑑照合装
置を用いれば、短時間に、正確に印鑑照合を行うことが
できる。また、請求項3に記載の印鑑照合装置を用いれ
ば、操作が容易である。また、請求項4に記載の印鑑照
合装置を用いれば、汎用性が向上する。また、請求項5
に記載の印鑑照合装置を用いれば、利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印鑑照合装置の一実施の携帯の概略図
である。
【図2】撮像装置の一実施の携帯の構成図である。
【図3】印鑑の画像信号の角度を判別する処理を説明す
るための図である。
【図4】印鑑の画像信号から特徴点情報を抽出する処理
を説明するための図である。
【図5】被照合印鑑及び登録印鑑の画像を画面上に表示
させる処理を説明するための図である。
【符号の説明】
10 撮像装置 14 印鑑 20 コンピュ−タ 21 表示手段 55 LED 56、57 ミラ− 58 撮像素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06T 7/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印鑑の画像信号を取得する段階と、取得
    した印鑑の画像信号から印鑑の外周形状情報及び外周線
    分と文字線分との交点の座標、文字線分同士の交点の座
    標、文字線分の端点から該文字線分に沿って引いた直線
    と他の文字線分との交点の座標の特徴点情報を抽出する
    段階と、抽出した外周形状情報及び特徴点情報に基づい
    て印鑑照合を行う段階とを備えることを特徴とする印鑑
    照合方法。
  2. 【請求項2】 印鑑を撮像する撮像手段と、前記撮像手
    段の出力から印鑑の外周形状情報及び外周線分と文字線
    分との交点の座標、文字線分同士の交点の座標、文字線
    分の端点から該文字線分に沿って引いた直線と他の文字
    線分との交点の座標の特徴点情報を抽出し、抽出した外
    周形状情報及び特徴点情報に基づいて印鑑照合を行う照
    合手段とを備えることを特徴とする印鑑照合装置。
  3. 【請求項3】 前記照合手段は、前記撮像手段の出力か
    ら印鑑の画像信号を識別し、前記印鑑の画像信号の中心
    点の座標を抽出するとともに、X−Y座標上で前記中心
    点を中心に前記印鑑の画像信号を回転させ、X軸に平行
    な文字線分及びY軸に平行な文字線分の割合が最も高く
    なる角度を判別し、判別した角度に対応する印鑑の画像
    信号から前記特徴点情報を抽出することを特徴とする請
    求項2に記載の印鑑照合装置。
  4. 【請求項4】 前記照合手段は、前記外周形状情報及び
    特徴点情報の照合結果と任意に設定可能な判定基準とを
    比較することを特徴とする請求項2又は3に記載の印鑑
    照合装置。
  5. 【請求項5】 印鑑の外周形状情報及び特徴点情報を記
    憶する記憶手段を備え、前記照合手段は、印鑑の画像信
    号から抽出した外周形状情報及び特徴点情報を前記記憶
    手段に記憶されている印鑑の外周形状情報及び特徴点情
    報と比較することを特徴とする請求項2〜4のいずれか
    に記載の印鑑照合装置。
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