JP2877789B2 - 口紅形製品のための塗布ユニット - Google Patents
口紅形製品のための塗布ユニットInfo
- Publication number
- JP2877789B2 JP2877789B2 JP10029979A JP2997998A JP2877789B2 JP 2877789 B2 JP2877789 B2 JP 2877789B2 JP 10029979 A JP10029979 A JP 10029979A JP 2997998 A JP2997998 A JP 2997998A JP 2877789 B2 JP2877789 B2 JP 2877789B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compartment
- applicator
- opening
- unit according
- coating unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45D—HAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
- A45D40/00—Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
- A45D40/26—Appliances specially adapted for applying pasty paint, e.g. using roller, using a ball
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、薬学、化
粧、皮膚科楽、ヘアケア、他、の分野で用いることので
きる塗布ユニット (application unit) に関する。本発
明は特に、使用前に液体組成物に浸けられ、この液体組
成物に接触した表面が可溶化あるいはゲル化可能な固形
又は半固形のアプリケータを備えたタイプの器具に関す
る。一例として、下記の如き口紅 (lipstick) 、その中
でも、若干脆いものでかつ例えば表面を柔軟にして紅材
(lip rouge) の剥離を促進させるために表面が水に接
触されるべき口紅が挙げられる。あるいは、傷などを焼
灼するための「止血ペン (styptic pencil) 」タイプの
アプリケータも例として挙げることができる。この後者
のものにおいては、アプリケータは、例えばアルミニウ
ムとアンモニウムの混合硫酸塩等、水等の液体混合物の
存在下で可溶化する水溶性の活性物質を含んでいる。
粧、皮膚科楽、ヘアケア、他、の分野で用いることので
きる塗布ユニット (application unit) に関する。本発
明は特に、使用前に液体組成物に浸けられ、この液体組
成物に接触した表面が可溶化あるいはゲル化可能な固形
又は半固形のアプリケータを備えたタイプの器具に関す
る。一例として、下記の如き口紅 (lipstick) 、その中
でも、若干脆いものでかつ例えば表面を柔軟にして紅材
(lip rouge) の剥離を促進させるために表面が水に接
触されるべき口紅が挙げられる。あるいは、傷などを焼
灼するための「止血ペン (styptic pencil) 」タイプの
アプリケータも例として挙げることができる。この後者
のものにおいては、アプリケータは、例えばアルミニウ
ムとアンモニウムの混合硫酸塩等、水等の液体混合物の
存在下で可溶化する水溶性の活性物質を含んでいる。
【0002】本発明は、化粧効果及び治療効果を有した
製品の塗布にも適用でき、その際、化粧効果はアプリケ
ータ自体により得られ、治療効果はアプリケータが接触
する溶液によって得られる。これは例えば、膜形成剤
(film-forming agent) 又はひび割れ防止タイプの治療
用組成物に接触される口紅に関係する。あるいは、製品
としては、アンモニウム又はカリウムのステアリン酸塩
石けん、あるいは、例えばポリビニルアルコール又はグ
アールゴム (guar gum) から成る引張りスティック (te
nsioning stick) であってもよい。あるいは、製造過程
においてはスティック内部には含浸させることのできな
い皮膚軟化剤 (emollient) の如き化合物であってもよ
い。
製品の塗布にも適用でき、その際、化粧効果はアプリケ
ータ自体により得られ、治療効果はアプリケータが接触
する溶液によって得られる。これは例えば、膜形成剤
(film-forming agent) 又はひび割れ防止タイプの治療
用組成物に接触される口紅に関係する。あるいは、製品
としては、アンモニウム又はカリウムのステアリン酸塩
石けん、あるいは、例えばポリビニルアルコール又はグ
アールゴム (guar gum) から成る引張りスティック (te
nsioning stick) であってもよい。あるいは、製造過程
においてはスティック内部には含浸させることのできな
い皮膚軟化剤 (emollient) の如き化合物であってもよ
い。
【0003】要するに、本発明は、固形状又は半固形状
をした脆いアプリケータ、しかも、処置すべき表面に付
けられる前に液体組成物(この液体組成物は、該アプリ
ケータを剥離させるためのもの、及び/又は、該アプリ
ケータ内に入り込めない活性剤を含むものである)に接
触させられるアプリケータに関するものである。
をした脆いアプリケータ、しかも、処置すべき表面に付
けられる前に液体組成物(この液体組成物は、該アプリ
ケータを剥離させるためのもの、及び/又は、該アプリ
ケータ内に入り込めない活性剤を含むものである)に接
触させられるアプリケータに関するものである。
【0004】
【従来の技術】欧州特許公開公報第 612 488 号には、
塗布製品を含んだ貯蔵部と、該貯蔵部を閉塞するキャッ
プと、フォーム又は低硬度のエラストマより成り変形可
能とされた、前記製品を塗布させるために部材を支持す
るアプリケータホルダと、を備えたアプリケータが開示
されている。前記変形可能な部材は表面が荒くされてお
り、かつ良好な(大きな)形状復元性を有している。前
記製品貯蔵部は、毛細管端部の固定部によって区画され
ている。この固定部は、少なくとも一つの毛細開口によ
って穿孔されたシートが設けられた底部を有したグロー
ブの指の形状をしており、該固定部に前記変形可能な部
材が当接し、貯蔵部が前記キャップにより閉塞された際
にその位置にて変形する。
塗布製品を含んだ貯蔵部と、該貯蔵部を閉塞するキャッ
プと、フォーム又は低硬度のエラストマより成り変形可
能とされた、前記製品を塗布させるために部材を支持す
るアプリケータホルダと、を備えたアプリケータが開示
されている。前記変形可能な部材は表面が荒くされてお
り、かつ良好な(大きな)形状復元性を有している。前
記製品貯蔵部は、毛細管端部の固定部によって区画され
ている。この固定部は、少なくとも一つの毛細開口によ
って穿孔されたシートが設けられた底部を有したグロー
ブの指の形状をしており、該固定部に前記変形可能な部
材が当接し、貯蔵部が前記キャップにより閉塞された際
にその位置にて変形する。
【0005】また、口紅の分野においては、ポリマーを
含んだ液剤が存在する。この液剤は、口唇に永く留まっ
ているという利点があるが、生薬形態 (galenical for
m) のものでは、確立されている従来のスティックのよ
うに使用するわけにはいかない。
含んだ液剤が存在する。この液剤は、口唇に永く留まっ
ているという利点があるが、生薬形態 (galenical for
m) のものでは、確立されている従来のスティックのよ
うに使用するわけにはいかない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
の一つは、脆い固形状又は半固形状のアプリケータと、
剥離するのに必要な液体組成物、及び/又は、(組合せ
操作の観点から)該アプリケータに接触されるべき活性
剤と、を含んで成る塗布ユニットを提供することであ
る。
の一つは、脆い固形状又は半固形状のアプリケータと、
剥離するのに必要な液体組成物、及び/又は、(組合せ
操作の観点から)該アプリケータに接触されるべき活性
剤と、を含んで成る塗布ユニットを提供することであ
る。
【0007】本発明のその他の目的は以下の詳細な説明
によって明かとされる。
によって明かとされる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、これら
の目的は下記の塗布ユニットにより達成される。この塗
布ユニットは、第一の区画室と、第二の区画室と、取外
し可能な閉塞手段と、を備えて成る塗布ユニットであっ
て;第一の区画室は、液体組成物と接触してその表面で
可溶化又はゲル化することのできる製品を含んだアプリ
ケータのためのハウジングを形成しており、かつ、この
第一の区画室内には、アプリケータが第一の開口部から
取り外すことができるように設けられており;第二の区
画室は、第一の区画室とは独立しており、液体組成物が
含浸された部材を含んでおり、アプリケータが第二の開
口部を介してこの第二の区画室内に挿入されて前記部材
の回復面に載せられた際にはアプリケータに所定量の液
体組成物が回復させられ、また、この部材は液体組成物
が第二の開口部から流れ出さないようにストッパを形成
しており;前記閉塞手段は、第一の開口部及び第二の開
口部をそれぞれ密閉して成るものである。第二の区画室
内に収納された前記部材は、液体が重力によって第二の
開口部から流れ出さないように保持する「封鎖」材とし
て作用するものであるが、アプリケータがこの部材状に
載せられた際にはアプリケータに対して液体を回復させ
ることができる。
の目的は下記の塗布ユニットにより達成される。この塗
布ユニットは、第一の区画室と、第二の区画室と、取外
し可能な閉塞手段と、を備えて成る塗布ユニットであっ
て;第一の区画室は、液体組成物と接触してその表面で
可溶化又はゲル化することのできる製品を含んだアプリ
ケータのためのハウジングを形成しており、かつ、この
第一の区画室内には、アプリケータが第一の開口部から
取り外すことができるように設けられており;第二の区
画室は、第一の区画室とは独立しており、液体組成物が
含浸された部材を含んでおり、アプリケータが第二の開
口部を介してこの第二の区画室内に挿入されて前記部材
の回復面に載せられた際にはアプリケータに所定量の液
体組成物が回復させられ、また、この部材は液体組成物
が第二の開口部から流れ出さないようにストッパを形成
しており;前記閉塞手段は、第一の開口部及び第二の開
口部をそれぞれ密閉して成るものである。第二の区画室
内に収納された前記部材は、液体が重力によって第二の
開口部から流れ出さないように保持する「封鎖」材とし
て作用するものであるが、アプリケータがこの部材状に
載せられた際にはアプリケータに対して液体を回復させ
ることができる。
【0009】この含浸部材は、複数の開口セル (open c
ells) 又は半開口セル (half-opencells) を有したフォ
ームブロック、又はフェルトタイプの芯を形成する部
材、又は焼結部材、又は開口セル又は半開口セルを有し
た低硬度のエラストマ、又はこれらの部材の組合せによ
り形成することができる。ここで、低硬度のエラストマ
とは、ショアA硬さが15ないし70の範囲にある硬度
を有したエラストマを意味するものである。都合よく、
前記部材の回復面 (restoring surface) はフロック加
工されたコーティング、又は熱可塑性プラスチックから
成る穿孔フィルム、又はプラスチック、又はフェルト
層、又は織物、によってカバーされている。このように
回復面をカバーしてあるため、とりわけ、アプリケータ
に向かう該含浸部材の回復能力を実質的に変更すること
及び/又は回復面の荒さを変更することによって、アプ
リケータに移動する液体の量を調節することができる。
ells) 又は半開口セル (half-opencells) を有したフォ
ームブロック、又はフェルトタイプの芯を形成する部
材、又は焼結部材、又は開口セル又は半開口セルを有し
た低硬度のエラストマ、又はこれらの部材の組合せによ
り形成することができる。ここで、低硬度のエラストマ
とは、ショアA硬さが15ないし70の範囲にある硬度
を有したエラストマを意味するものである。都合よく、
前記部材の回復面 (restoring surface) はフロック加
工されたコーティング、又は熱可塑性プラスチックから
成る穿孔フィルム、又はプラスチック、又はフェルト
層、又は織物、によってカバーされている。このように
回復面をカバーしてあるため、とりわけ、アプリケータ
に向かう該含浸部材の回復能力を実質的に変更すること
及び/又は回復面の荒さを変更することによって、アプ
リケータに移動する液体の量を調節することができる。
【0010】前記液体組成物は、その全部が前記部材の
内部に含まれるように与えることができる。このような
構成とした場合には、製品が不用意に流出する恐れを減
少させることができ、しかも該器具の適切な自給性を保
証している。
内部に含まれるように与えることができる。このような
構成とした場合には、製品が不用意に流出する恐れを減
少させることができ、しかも該器具の適切な自給性を保
証している。
【0011】本発明の一実施形態によれば、この部材
は、前記第二の開口部の近傍に第一の端部を有し、かつ
第一の端部と反対側の端部に第二の端部を有し、さらに
該部材は、少なくとも前記第一の端部において、前記第
二の区画室の断面内面と実質的に等しい断面形状を有し
ている。かかる構成により、開口部を、貯蔵部の底部に
存在する可能性のある液体から絶縁することができる。
さらに、前記含浸部材が弾性変形可能な部材である場合
には、この含浸部材は、アプリケータがその上面に載せ
られた際に区画室内で軸方向にガイドされる。アプリケ
ータを引き抜く前に、開口セル又は半開口セルを有した
かかる弾性変形可能な部材上に支持させると、まず前記
開口セル又は半開口セルの少なくとも一部が圧縮された
後、次いでこれらセルの圧縮が解除され、これにより、
この含浸部材の回復面に向かって液体が吸い上げられ
る。
は、前記第二の開口部の近傍に第一の端部を有し、かつ
第一の端部と反対側の端部に第二の端部を有し、さらに
該部材は、少なくとも前記第一の端部において、前記第
二の区画室の断面内面と実質的に等しい断面形状を有し
ている。かかる構成により、開口部を、貯蔵部の底部に
存在する可能性のある液体から絶縁することができる。
さらに、前記含浸部材が弾性変形可能な部材である場合
には、この含浸部材は、アプリケータがその上面に載せ
られた際に区画室内で軸方向にガイドされる。アプリケ
ータを引き抜く前に、開口セル又は半開口セルを有した
かかる弾性変形可能な部材上に支持させると、まず前記
開口セル又は半開口セルの少なくとも一部が圧縮された
後、次いでこれらセルの圧縮が解除され、これにより、
この含浸部材の回復面に向かって液体が吸い上げられ
る。
【0012】液体組成物を含んだ該部材の第二の端部は
実質的に底部に接触することができる。第二の区画室の
底部近傍には、都合よく、前記部材を囲む環状空間が形
成されている。この環状空間は、前記部材に供給するた
めの液体組成物を貯留することのできる容積部を形成し
ており、前記部材はその貯留部から液体組成物を吸い上
げることができる。
実質的に底部に接触することができる。第二の区画室の
底部近傍には、都合よく、前記部材を囲む環状空間が形
成されている。この環状空間は、前記部材に供給するた
めの液体組成物を貯留することのできる容積部を形成し
ており、前記部材はその貯留部から液体組成物を吸い上
げることができる。
【0013】あるいは、前記第二の端部は底部と第二の
開口部との間の固定中間位置に位置しており、これによ
り、底部と第二の端部との間に、前記部材に供給される
液体組成物を貯留しておくことのできる容積部を形成し
ており、前記部材がこの貯留部から液体組成物を吸い上
げることが可能となっている。貯留部内の液体の前記部
材への接触は、特に該塗布ユニットを完全に又は途中ま
でひっくり返すことにより成される。かかる操作は、特
に該ユニットがユーザのハンドバッグ内で携帯される場
合には極めて自然になされる。あるいは、前記液体の貯
留部内に浸漬される芯の形態をした部材を設けることも
できる。この部材は毛細管現象により液体を吸い上げ
る。
開口部との間の固定中間位置に位置しており、これによ
り、底部と第二の端部との間に、前記部材に供給される
液体組成物を貯留しておくことのできる容積部を形成し
ており、前記部材がこの貯留部から液体組成物を吸い上
げることが可能となっている。貯留部内の液体の前記部
材への接触は、特に該塗布ユニットを完全に又は途中ま
でひっくり返すことにより成される。かかる操作は、特
に該ユニットがユーザのハンドバッグ内で携帯される場
合には極めて自然になされる。あるいは、前記液体の貯
留部内に浸漬される芯の形態をした部材を設けることも
できる。この部材は毛細管現象により液体を吸い上げ
る。
【0014】アプリケータは、化粧用ファンデーショ
ン、ポリビニルアルコール(PVA)、グアールゴム、
又は皮膚治療剤から成る止血ペン、又は棒状口紅とする
ことができる。
ン、ポリビニルアルコール(PVA)、グアールゴム、
又は皮膚治療剤から成る止血ペン、又は棒状口紅とする
ことができる。
【0015】前記液体組成物は、水又はその他の溶媒、
及び/又は防腐剤、及び/又は膜形成要素、及び/又は
皮膚軟化剤、及び/又は活性化合物、を含んでいてもよ
い。
及び/又は防腐剤、及び/又は膜形成要素、及び/又は
皮膚軟化剤、及び/又は活性化合物、を含んでいてもよ
い。
【0016】本発明によるアプリケータでは、第二の区
画室を、第一の区画室に対して分離可能に取り付ける手
段を備えていてもよい。かかる構成のものでは、該アプ
リケータと、液体組成物を含んだ容器とを別個に販売す
ることも可能である。また、ユーザの希望に応じて、一
つのスティックをいくつかの種類の異なる液体組成物と
組み合わせて用いることも可能となる。
画室を、第一の区画室に対して分離可能に取り付ける手
段を備えていてもよい。かかる構成のものでは、該アプ
リケータと、液体組成物を含んだ容器とを別個に販売す
ることも可能である。また、ユーザの希望に応じて、一
つのスティックをいくつかの種類の異なる液体組成物と
組み合わせて用いることも可能となる。
【0017】 別の実施形態では、二つの区画室が同一
の軸線上に並んで頭部及び尾部に配され、かつ第一及び
第二の開口部が互いに対向した方向に位置するように配
置されている。この構成では、サイズが減少し、また、
ユニット形状を、一般的なスティックに似たものとする
ことができる。この場合でも、二つの区画室を互いに分
離可能に構成することもできる。
の軸線上に並んで頭部及び尾部に配され、かつ第一及び
第二の開口部が互いに対向した方向に位置するように配
置されている。この構成では、サイズが減少し、また、
ユニット形状を、一般的なスティックに似たものとする
ことができる。この場合でも、二つの区画室を互いに分
離可能に構成することもできる。
【0018】第二の区画室は、含浸部材を第二の部材の
内部に取り付けるため、あるいは、含有液体組成物を使
い切った後にその含浸部材を交換するために、軸方向に
開口した開口部を有していてもよい。また、この軸方向
開口部は、第二の区画室に液体を追加するのにも用いら
れる。この軸方向開口部を密閉・閉塞するために取り外
し可能な手段が設けられている。
内部に取り付けるため、あるいは、含有液体組成物を使
い切った後にその含浸部材を交換するために、軸方向に
開口した開口部を有していてもよい。また、この軸方向
開口部は、第二の区画室に液体を追加するのにも用いら
れる。この軸方向開口部を密閉・閉塞するために取り外
し可能な手段が設けられている。
【0019】前記アプリケータは、好ましくは、前記第
一の開口部を密閉する部材をつまむことにより持たれ
る。このため、把持部材には円錐形状部が形成されてお
り、この円錐形状部は、第一の開口部における相補的な
形状と共働できるようになっている。一方、別の調合剤
(formula) に対しては、ある種の物質が蒸発ができる
よう、かつ、必要であれば、その調合剤が蒸発できるよ
うに、アプリケータは第一の区画室内に密閉状態には設
けられていない。このユニットには取外し可能なカバー
キャップを随意設けることもできる。
一の開口部を密閉する部材をつまむことにより持たれ
る。このため、把持部材には円錐形状部が形成されてお
り、この円錐形状部は、第一の開口部における相補的な
形状と共働できるようになっている。一方、別の調合剤
(formula) に対しては、ある種の物質が蒸発ができる
よう、かつ、必要であれば、その調合剤が蒸発できるよ
うに、アプリケータは第一の区画室内に密閉状態には設
けられていない。このユニットには取外し可能なカバー
キャップを随意設けることもできる。
【0020】前記把持部材は、都合よく、前記アプリケ
ータが第二の区画室内に入れられる際の挿入量を規制す
る手段を有している。例えば、把持部材の部分に肩部が
形成されている。これにより、フォームブロックに加え
られる支持力を制限することができる。実際、アプリケ
ータを、液体組成物の含浸された部材に過剰に支持させ
ることは、その両者にとって好ましくない。ただし、ア
プリケータの移動、並びにフォームブロックの位置及び
高さは、該アプリケータのための製品の消費具合に因ら
ず、アプリケータがフォームブロック上で支持されるよ
うに選択しなければならない。
ータが第二の区画室内に入れられる際の挿入量を規制す
る手段を有している。例えば、把持部材の部分に肩部が
形成されている。これにより、フォームブロックに加え
られる支持力を制限することができる。実際、アプリケ
ータを、液体組成物の含浸された部材に過剰に支持させ
ることは、その両者にとって好ましくない。ただし、ア
プリケータの移動、並びにフォームブロックの位置及び
高さは、該アプリケータのための製品の消費具合に因ら
ず、アプリケータがフォームブロック上で支持されるよ
うに選択しなければならない。
【0021】好ましくは、アプリケータは、前記把持部
材に支持されたカップ内に設けられ、かつ型成形又は押
出し成形により形成される。
材に支持されたカップ内に設けられ、かつ型成形又は押
出し成形により形成される。
【0022】第二の開口部は、取外し可能なキャップに
取り付けられかつ該第二の開口部の相補形状部と共働と
されたリップ部又は円錐形部材により密閉される。この
取外し可能なキャップは、第二の開口部のみを密閉する
ように構成してもよい。このキャップは、第一の区画室
に対向してアプリケータに配された前記カバーキャップ
と同一部分により形成すると都合よい。
取り付けられかつ該第二の開口部の相補形状部と共働と
されたリップ部又は円錐形部材により密閉される。この
取外し可能なキャップは、第二の開口部のみを密閉する
ように構成してもよい。このキャップは、第一の区画室
に対向してアプリケータに配された前記カバーキャップ
と同一部分により形成すると都合よい。
【0023】第二の区画室を完全シール状態に閉じるよ
うに、第二の開口部の内側に、エラストマ材料から成る
環状片形態とされたシール部材を設けてもよい。このシ
ール部材は、前記含浸部材の軸方向の動きを制限するよ
うに設けられると都合よく、この含浸部材が第二の開口
部から飛び出るを防止する。
うに、第二の開口部の内側に、エラストマ材料から成る
環状片形態とされたシール部材を設けてもよい。このシ
ール部材は、前記含浸部材の軸方向の動きを制限するよ
うに設けられると都合よく、この含浸部材が第二の開口
部から飛び出るを防止する。
【0024】アプリケータの断面形状は任意である。例
えば、アプリケータは、円形、三角形、正方形、楕円
形、又は長円形、その他の断面形状を有している。第二
の区画室の内断面はアプリケータの形状に適合したもの
となっている。
えば、アプリケータは、円形、三角形、正方形、楕円
形、又は長円形、その他の断面形状を有している。第二
の区画室の内断面はアプリケータの形状に適合したもの
となっている。
【0025】
【発明の実施の形態】上述した構成とは別に、本発明は
その他のいくつかの構成を有して構成されている。以
下、本発明の実施形態を添付図面を参照して説明する。
ただし、本発明はこの実施形態の例に限定はされない。
その他のいくつかの構成を有して構成されている。以
下、本発明の実施形態を添付図面を参照して説明する。
ただし、本発明はこの実施形態の例に限定はされない。
【0026】図1ないし図3は本発明の一実施形態によ
る塗布ユニットを示している。図4ないし図6は図1な
いし図3に示した実施形態の変形例を示している。図7
及び図8は本発明の他の実施形態による塗布ユニットを
示している。
る塗布ユニットを示している。図4ないし図6は図1な
いし図3に示した実施形態の変形例を示している。図7
及び図8は本発明の他の実施形態による塗布ユニットを
示している。
【0027】初めに参照する図1ないし図3は、本発明
の第一の実施形態に係る器具1を示している。図1に斜
視図で示すように、該器具は、ほぼ平行六面体形を呈す
ケース2の形状を成し、ヒンジピンAに回動自在に取り
付けられた蓋3により閉じられる。かかるケースは、該
ケースが収納する製品と化学的反応を生じない一種又は
複数の熱可塑性プラスチック材料の型成形により得られ
る。例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチ
レン、塩化ビニル、等を用いることができる。
の第一の実施形態に係る器具1を示している。図1に斜
視図で示すように、該器具は、ほぼ平行六面体形を呈す
ケース2の形状を成し、ヒンジピンAに回動自在に取り
付けられた蓋3により閉じられる。かかるケースは、該
ケースが収納する製品と化学的反応を生じない一種又は
複数の熱可塑性プラスチック材料の型成形により得られ
る。例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチ
レン、塩化ビニル、等を用いることができる。
【0028】図2の断面図により詳細に示すように、該
ケースの本体には、互いに分離した二つの区画室4,5
が形成されている。第一の区画室は、カップ7の内部に
取り付けられたアプリケータ6(図ではスティック形状
のもの、例えば棒状口紅として示してある)を収容する
ものとなっている。カップ7は、上部が把持部材9とさ
れた部材8に支持されている。一般には、かかるアプリ
ケータ6は固形状又は半固形状のものとしてパックされ
た製品を含んだものとなっている。その製品は、例えば
皮膚への剥離性の観点から適当な液体に接触した表面が
可溶化又はゲル化できるものとなっている。好ましくは
該製品は、乾燥状態においては脆くない(non-friable)
か僅かな脆さを有するが、液体組成物に接触した際には
表面が脆くなるものである。好ましくは該製品は、上記
の可溶化又はゲル化がその表面のみで生ずるように、前
記液体を吸収又は吸い上げないものとなっている。かか
るスティックは、型成形又は押出し成形により得られ、
前記カップ内の適所に、接着又は該カップの内面への条
線の形成により保持される。
ケースの本体には、互いに分離した二つの区画室4,5
が形成されている。第一の区画室は、カップ7の内部に
取り付けられたアプリケータ6(図ではスティック形状
のもの、例えば棒状口紅として示してある)を収容する
ものとなっている。カップ7は、上部が把持部材9とさ
れた部材8に支持されている。一般には、かかるアプリ
ケータ6は固形状又は半固形状のものとしてパックされ
た製品を含んだものとなっている。その製品は、例えば
皮膚への剥離性の観点から適当な液体に接触した表面が
可溶化又はゲル化できるものとなっている。好ましくは
該製品は、乾燥状態においては脆くない(non-friable)
か僅かな脆さを有するが、液体組成物に接触した際には
表面が脆くなるものである。好ましくは該製品は、上記
の可溶化又はゲル化がその表面のみで生ずるように、前
記液体を吸収又は吸い上げないものとなっている。かか
るスティックは、型成形又は押出し成形により得られ、
前記カップ内の適所に、接着又は該カップの内面への条
線の形成により保持される。
【0029】前記部材8は、前記ケースにおいて開口部
11を形成している側に支持される肩部10を形成して
いる。この部材8は、都合よく、前記開口部11内に形
成された円錐形部13と共働可能な円錐形部12を有し
ている。この構造により、このアプリケータが前記区画
室4内にあるときに開口部11は密閉され、実質的に一
切の気化溶剤が該スティック6の組成物の内部に入り込
まないようになっている。ただし、或る形態において
は、スティック6を乾燥させるべく、非密閉形閉鎖方式
を採ることも可能である。
11を形成している側に支持される肩部10を形成して
いる。この部材8は、都合よく、前記開口部11内に形
成された円錐形部13と共働可能な円錐形部12を有し
ている。この構造により、このアプリケータが前記区画
室4内にあるときに開口部11は密閉され、実質的に一
切の気化溶剤が該スティック6の組成物の内部に入り込
まないようになっている。ただし、或る形態において
は、スティック6を乾燥させるべく、非密閉形閉鎖方式
を採ることも可能である。
【0030】ケース2はまた第二の区画室5を形成して
おり、この第二の区画室5内には、多数の開口セル又は
半開口セルのフォーム体から成るブロック14が設けら
れている。ブロック14は実質的に区画室5と同じ断面
形状を有している。また本実施形態では、このフォーム
ブロックの高さは、圧縮されていない状態(又はほんの
僅かだけ圧縮された状態)において、実質的に区画室5
の高さと同一とされている。事実、このフォームブロッ
クの第一の端部15は底部17に接触する。他端は、実
質的に開口部18の近傍に位置して、該開口18内に配
された環状部材19に当接している。都合よく、この環
状部材19は弾性材料より成っており、該区画室5のシ
ール性を保証するガスケットを形成している。この区画
室のシールは、前記蓋3に接合された部材21の一部2
0により得られている。この部分20は円錐形状を呈
し、開口18の内部に形成された円筒形状部22と共働
するものとなっている。この構成により区画室5のシー
ル性が高められている。この実施形態では、図示の如
く、蓋3は、区画室5の開口部18を密閉する手段を保
持する一方で、アプリケータ6のカバーキャップを形成
すべくケース2全体を覆うのに充分なサイズを有してい
る。蓋3は、凸条/溝タイプの手段 (furrow/groove-ty
pe means) によってケースを閉塞する位置に保持され
る。
おり、この第二の区画室5内には、多数の開口セル又は
半開口セルのフォーム体から成るブロック14が設けら
れている。ブロック14は実質的に区画室5と同じ断面
形状を有している。また本実施形態では、このフォーム
ブロックの高さは、圧縮されていない状態(又はほんの
僅かだけ圧縮された状態)において、実質的に区画室5
の高さと同一とされている。事実、このフォームブロッ
クの第一の端部15は底部17に接触する。他端は、実
質的に開口部18の近傍に位置して、該開口18内に配
された環状部材19に当接している。都合よく、この環
状部材19は弾性材料より成っており、該区画室5のシ
ール性を保証するガスケットを形成している。この区画
室のシールは、前記蓋3に接合された部材21の一部2
0により得られている。この部分20は円錐形状を呈
し、開口18の内部に形成された円筒形状部22と共働
するものとなっている。この構成により区画室5のシー
ル性が高められている。この実施形態では、図示の如
く、蓋3は、区画室5の開口部18を密閉する手段を保
持する一方で、アプリケータ6のカバーキャップを形成
すべくケース2全体を覆うのに充分なサイズを有してい
る。蓋3は、凸条/溝タイプの手段 (furrow/groove-ty
pe means) によってケースを閉塞する位置に保持され
る。
【0031】前記フォームブロック14は、水又はその
他の溶媒、及び/又は防腐剤、及び/又は膜形成要素、
及び/又は皮膚軟化剤、及び/又は活性化合物等の液体
組成物内に浸漬されている。実行可能な一つの実施形態
では、液体の体積は、該液体が全てフォームブロックに
含まれるように選択される。あるいは、区画室5の底部
17の近傍は、フォームブロックの径よりも大きい径を
有した大径部23とされている。この構成により、使用
時にフォームブロック14により吸い上げられる液体組
成物が底部近傍に貯留されるものとなっている。また、
底部近傍に設けられたこの大径部によって、初期取付け
時、あるいは含有物を使い切ったときの交換時における
フォームブロック14の抜出し及び/又は挿入が容易に
できるようになっている。そのために、底部17には開
口24が形成されている。この開口24は該ケース2の
底部に回動自在に取り付けられた蓋25によって密閉さ
れる。この蓋25と底部との間に設けられたシール手段
26によりシール性が保証されている。蓋25は、従来
の捕捉係合手段27によって閉塞位置で保持されてい
る。
他の溶媒、及び/又は防腐剤、及び/又は膜形成要素、
及び/又は皮膚軟化剤、及び/又は活性化合物等の液体
組成物内に浸漬されている。実行可能な一つの実施形態
では、液体の体積は、該液体が全てフォームブロックに
含まれるように選択される。あるいは、区画室5の底部
17の近傍は、フォームブロックの径よりも大きい径を
有した大径部23とされている。この構成により、使用
時にフォームブロック14により吸い上げられる液体組
成物が底部近傍に貯留されるものとなっている。また、
底部近傍に設けられたこの大径部によって、初期取付け
時、あるいは含有物を使い切ったときの交換時における
フォームブロック14の抜出し及び/又は挿入が容易に
できるようになっている。そのために、底部17には開
口24が形成されている。この開口24は該ケース2の
底部に回動自在に取り付けられた蓋25によって密閉さ
れる。この蓋25と底部との間に設けられたシール手段
26によりシール性が保証されている。蓋25は、従来
の捕捉係合手段27によって閉塞位置で保持されてい
る。
【0032】フォームブロック14は単に一つの好まし
い実施形態を構成するものと示したものであり、例え
ば、フェルトタイプの芯を形成する部材、又は焼結部
材、又は開口セルあるいは半開口セルを有した低硬度の
エラストマ、又はこれらの部材の組合せを用いることも
できる。総じて、本発明によれば、かかる材料として
は、液体を吸い上げること、及び、その液体を「封鎖
(sequestering)」する(すなわち、液体が一切変形しな
いように保持しておく)こと、また、液体をかかる材料
に支持された表面に戻すことのできるものであれば如何
様な材料を用いることもできる。この浸漬された部材の
自由面50は、フロック加工されたコーティング、又は
熱可塑性プラスチック製エラストマによる穿孔フィル
ム、又はプラスチック、又はフェルト層、又は織物(図
示せず)によりカバーすることができる。
い実施形態を構成するものと示したものであり、例え
ば、フェルトタイプの芯を形成する部材、又は焼結部
材、又は開口セルあるいは半開口セルを有した低硬度の
エラストマ、又はこれらの部材の組合せを用いることも
できる。総じて、本発明によれば、かかる材料として
は、液体を吸い上げること、及び、その液体を「封鎖
(sequestering)」する(すなわち、液体が一切変形しな
いように保持しておく)こと、また、液体をかかる材料
に支持された表面に戻すことのできるものであれば如何
様な材料を用いることもできる。この浸漬された部材の
自由面50は、フロック加工されたコーティング、又は
熱可塑性プラスチック製エラストマによる穿孔フィル
ム、又はプラスチック、又はフェルト層、又は織物(図
示せず)によりカバーすることができる。
【0033】図3は本発明による器具の作用を示してい
る。ユーザは、蓋3を開け、アプリケータ6の把持部材
9を持つ。次に、そのアプリケータを、前記フォーム・
ブロックを有した前記第二の区画室5内に入れ、そのア
プリケータを前記自由面50で支持させる。フォーム
は、アプリケータの挿入深さに応じた圧縮を受けること
になる。ただし、アプリケータ6の室5内への軸方向の
挿入は、前記部材8の肩部10が開口部18の縁部に当
接することにより制限される。従って、アプリケータ
は、液体の染み込んだフォームブロックに支持されてい
る間、その表面が可溶化又はゲル化され、また、その液
体組成物内に存在する活性剤が随意充填されることにな
る。このアプリケータは処置すべき表面に実質的に接触
させることができ、その表面が剥離することができる。
フォームブロック14は、該フォームブロック14の上
面に向かって液体を吸い込むことにより区画室5内で元
の形状に復帰する。
る。ユーザは、蓋3を開け、アプリケータ6の把持部材
9を持つ。次に、そのアプリケータを、前記フォーム・
ブロックを有した前記第二の区画室5内に入れ、そのア
プリケータを前記自由面50で支持させる。フォーム
は、アプリケータの挿入深さに応じた圧縮を受けること
になる。ただし、アプリケータ6の室5内への軸方向の
挿入は、前記部材8の肩部10が開口部18の縁部に当
接することにより制限される。従って、アプリケータ
は、液体の染み込んだフォームブロックに支持されてい
る間、その表面が可溶化又はゲル化され、また、その液
体組成物内に存在する活性剤が随意充填されることにな
る。このアプリケータは処置すべき表面に実質的に接触
させることができ、その表面が剥離することができる。
フォームブロック14は、該フォームブロック14の上
面に向かって液体を吸い込むことにより区画室5内で元
の形状に復帰する。
【0034】図4に示す実施形態では、フォームブロッ
ク14が該容器の底部までには達していない。その下端
は、底部17と開口部18との間の中間位置に軸方向に
保持されている。従って、底部と浸漬部材の下端との間
には液体の貯留部が形成されている。該部材14の含浸
は、液体中に浸漬された芯(図示せず)により、あるい
は、液体が該部材14に接触するようにパッケージユニ
ットを単にひっくり返すことによってなされる。この操
作は、該ユニットが特にハンドバッグ内に入れられて運
ばれている時などには極めて自然になされる。液体が使
用し尽くされたときには、区画室5の底部に設けられた
前記開口24から貯蔵部に液体を再充填することが可能
である。この実施形態では、例えば水またはその他の溶
媒が含浸されたフォームブロック90が都合よく区画室
4の底部に設けられており、該区画室内を湿った雰囲気
とし、スティックが早く乾燥してしまうのを防止してい
る。このフォームブロック90はスティック6には接触
しないことが好ましい。
ク14が該容器の底部までには達していない。その下端
は、底部17と開口部18との間の中間位置に軸方向に
保持されている。従って、底部と浸漬部材の下端との間
には液体の貯留部が形成されている。該部材14の含浸
は、液体中に浸漬された芯(図示せず)により、あるい
は、液体が該部材14に接触するようにパッケージユニ
ットを単にひっくり返すことによってなされる。この操
作は、該ユニットが特にハンドバッグ内に入れられて運
ばれている時などには極めて自然になされる。液体が使
用し尽くされたときには、区画室5の底部に設けられた
前記開口24から貯蔵部に液体を再充填することが可能
である。この実施形態では、例えば水またはその他の溶
媒が含浸されたフォームブロック90が都合よく区画室
4の底部に設けられており、該区画室内を湿った雰囲気
とし、スティックが早く乾燥してしまうのを防止してい
る。このフォームブロック90はスティック6には接触
しないことが好ましい。
【0035】図5に示す実施形態では、各区画室が個別
に設けられた蓋32,33により閉塞される。蓋32は
液体組成物を含む区画室を閉塞するもので、該蓋32の
内面に形成された円錐形部分20によって該区画室を密
閉する。第二の蓋33はアプリケータを収納する区画室
のためのカバーキャップとして機能する。これら双方の
蓋は、実質的に各区画室の開口間に位置したヒンジピン
に回動自在に取り付けられている。
に設けられた蓋32,33により閉塞される。蓋32は
液体組成物を含む区画室を閉塞するもので、該蓋32の
内面に形成された円錐形部分20によって該区画室を密
閉する。第二の蓋33はアプリケータを収納する区画室
のためのカバーキャップとして機能する。これら双方の
蓋は、実質的に各区画室の開口間に位置したヒンジピン
に回動自在に取り付けられている。
【0036】図6に示す実施形態では、第一の区画室が
第二の区画室に対し着脱自在となっている。そのため
に、溝/摺動手段34,35が該ケースの上部に形成さ
れる。これらの手段は、随意、該ケースの底部に形成し
た別の係合手段36,37と組み合わされる。この実施
形態では、液体組成物を収納した区画室5の底部に開口
部は形成されていない。従って使用者は、区画室5の内
容物が使用し尽くされた際には、この区画室5を区画室
4より分離して別のものと付け替える。この構成ではさ
らに、単一のアプリケータによって種類の異なる液体組
成物を組み合わせて使用することが可能となる。該器具
のその他の部分は先の図を参照して説明したものと同じ
であり、それについての詳細な説明は省略する。図5に
示した実施形態のものと同様に、各区画室は蓋32,3
3によって個々に密閉されるもので、蓋32が開口18
を、また蓋33が凹所38をそれぞれ閉塞する。凹所3
8は区画室4の上部に形成されたもので、その内部にア
プリケータ6の把持部材9が突出している。これら二つ
の蓋は固定手段47,48によって閉塞位置に保持され
る。これら固定手段は、各蓋の周囲部に配され、かつ各
区画室4,5に設けられた図示しない相補的手段と共働
するものとなっている。
第二の区画室に対し着脱自在となっている。そのため
に、溝/摺動手段34,35が該ケースの上部に形成さ
れる。これらの手段は、随意、該ケースの底部に形成し
た別の係合手段36,37と組み合わされる。この実施
形態では、液体組成物を収納した区画室5の底部に開口
部は形成されていない。従って使用者は、区画室5の内
容物が使用し尽くされた際には、この区画室5を区画室
4より分離して別のものと付け替える。この構成ではさ
らに、単一のアプリケータによって種類の異なる液体組
成物を組み合わせて使用することが可能となる。該器具
のその他の部分は先の図を参照して説明したものと同じ
であり、それについての詳細な説明は省略する。図5に
示した実施形態のものと同様に、各区画室は蓋32,3
3によって個々に密閉されるもので、蓋32が開口18
を、また蓋33が凹所38をそれぞれ閉塞する。凹所3
8は区画室4の上部に形成されたもので、その内部にア
プリケータ6の把持部材9が突出している。これら二つ
の蓋は固定手段47,48によって閉塞位置に保持され
る。これら固定手段は、各蓋の周囲部に配され、かつ各
区画室4,5に設けられた図示しない相補的手段と共働
するものとなっている。
【0037】図7及び図8は他の実施形態によるもの
で、この実施形態では、二つの区画室が並列的にではな
く、縦方向に配列されている。実際は、この実施形態で
は、二つの区画室4,5は互いに対向した方向を向いて
おり、また、共通の中心軸Xに沿って配列されている。
アプリケータを収納する区画室4の開口11はアプリケ
ータの把持部材9によって密閉される。把持部材9は、
ケース2の断面外形と実質的に同じ断面外形を有した側
部スカート40を有しており、該側部スカートの上部に
交差側部41が形成されている。側方スカート40の自
由端内面には、アプリケータを区画室4の軸方向におけ
る適所に固定すべく、ケース2の上縁に設けられた相補
的な掛止手段と共働するように掛止手段45が設けられ
ている。前記交差側部41の内面には軸方向ダクト42
が設けられている。この軸方向ダクト42は延出して円
錐形部43となっており、開口11のためのシールを形
成することができる。この円錐形部はさらに延出して、
より小径なる端部であるスカート44となっており、ア
プリケータ6のためのカップを形成している。部材9の
反対側に位置した区画室は含浸部材14を収納してお
り、掛止手段48を備えた蓋32により密閉される。こ
の器具のその他の部分は上述したものと同様であるため
説明を省略する。
で、この実施形態では、二つの区画室が並列的にではな
く、縦方向に配列されている。実際は、この実施形態で
は、二つの区画室4,5は互いに対向した方向を向いて
おり、また、共通の中心軸Xに沿って配列されている。
アプリケータを収納する区画室4の開口11はアプリケ
ータの把持部材9によって密閉される。把持部材9は、
ケース2の断面外形と実質的に同じ断面外形を有した側
部スカート40を有しており、該側部スカートの上部に
交差側部41が形成されている。側方スカート40の自
由端内面には、アプリケータを区画室4の軸方向におけ
る適所に固定すべく、ケース2の上縁に設けられた相補
的な掛止手段と共働するように掛止手段45が設けられ
ている。前記交差側部41の内面には軸方向ダクト42
が設けられている。この軸方向ダクト42は延出して円
錐形部43となっており、開口11のためのシールを形
成することができる。この円錐形部はさらに延出して、
より小径なる端部であるスカート44となっており、ア
プリケータ6のためのカップを形成している。部材9の
反対側に位置した区画室は含浸部材14を収納してお
り、掛止手段48を備えた蓋32により密閉される。こ
の器具のその他の部分は上述したものと同様であるため
説明を省略する。
【0038】以上、本発明を、好ましい実施形態を例に
詳細に説明した。ただし、クレームに記載した如き本発
明の精神を逸脱しない範囲において種々の変形が可能で
あることは勿論である。
詳細に説明した。ただし、クレームに記載した如き本発
明の精神を逸脱しない範囲において種々の変形が可能で
あることは勿論である。
【図1】 本発明の一実施形態による塗布ユニットを示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】 図1に示した塗布ユニットの断面図である。
【図3】 図1に示した塗布ユニットを蓋の開いた状態
で示す断面図である。
で示す断面図である。
【図4】 本発明の他の実施形態による塗布ユニットを
示す断面図である。
示す断面図である。
【図5】 本発明の別の実施形態による塗布ユニットを
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図6】 本発明のさらに別の実施形態による塗布ユニ
ットを示す断面図である。
ットを示す断面図である。
【図7】 本発明のさらに別の実施形態による塗布ユニ
ットを示す斜視図である。
ットを示す斜視図である。
【図8】 図7に示した塗布ユニットの断面図である。
1 塗布ユニット 3 蓋(閉塞手段) 4 第一の区画室 5 第二の区画室 6 アプリケータ 7 カップ 8 部材(閉塞手段) 9 把持部材(閉塞手段) 10 肩部 11 第一の開口部 12 円錐形状部 13 相補形状部 14 フォームブロック 15 第二の端部 16 第一の端部 17 底部 18 第二の開口部 19 シール部材 20 円錐形部材(閉塞手段) 22 相補形状部 23 環状空間 24 軸方向開口部 25 蓋 32,33(閉塞手段) 34,35 溝/摺動手段 36,37 係合手段 44 スカート(カップ) 50 回復面 90 フォームブロック 112 穿孔フィルム
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B05C 7/00 - 21/00 A45D 34/04 A45D 40/18 B65D 83/00
Claims (21)
- 【請求項1】 第一の区画室(4)と、第二の区画室
(5)と、取外し可能な閉塞手段(3,8,9,20,
32,33)と、を備えて成る塗布ユニット(1)であ
って、 前記第一の区画室(4)は、液体組成物と接触してその
表面で可溶化又はゲル化することのできる製品を含んだ
アプリケータ(6)のためのハウジングを形成してお
り、かつ、該第一の区画室(4)内には、前記アプリケ
ータが第一の開口部(11)から取り外すことができる
ように設けられており、 前記第二の区画室(5)は、前記第一の区画室とは独立
しており、前記液体組成物が含浸された部材(14)を
含んでおり、前記アプリケータ(6)が第二の開口部
(18)を介して該第二の区画室内に挿入されて前記部
材(14)の回復面(50)に載せられた際には前記ア
プリケータに所定量の前記液体組成物が回復させられ、 前記閉塞手段(3,8,9,20,32,33)は、前
記第一の開口部(11)及び第二の開口部(18)をそ
れぞれ密閉して成る、塗布ユニット。 - 【請求項2】 請求項1記載の塗布ユニットにおいて、
前記部材(14)は、複数の開口セル又は半開口セルを
有したフォームブロック、又はフェルトタイプの芯を形
成する部材、又は焼結部材、又は開口セル又は半開口セ
ルを有した低硬度のエラストマ、又はこれらの部材の組
合せ、により形成されていることを特徴とする塗布ユニ
ット。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の塗布ユニットにお
いて、前記部材(14)の前記回復面(50)はフロッ
ク加工されたコーティング、又は熱可塑性プラスチック
から成る穿孔フィルム(112)、又はプラスチック、
又はフェルト層、又は織物、によってカバーされている
ことを特徴とする塗布ユニット。 - 【請求項4】 請求項1ないし3の何れかに記載の塗布
ユニットにおいて、前記液体組成物は、実質的にその全
てが前記部材(14)の内部に含まれていることを特徴
とする塗布ユニット。 - 【請求項5】 請求項1ないし4の何れかに記載の塗布
ユニットにおいて、前記部材は、前記第二の開口部(1
8)の近傍に第一の端部(16)を有し、かつ該第一の
端部(16)と反対側の端部に第二の端部(15)を有
し、さらに該部材は、少なくとも前記第一の端部におい
て、前記第二の区画室(5)の断面内面と実質的に等し
い断面形状を有していることを特徴とする塗布ユニッ
ト。 - 【請求項6】 請求項5記載の塗布ユニットにおいて、
前記第二の区画室(5)は底部(17)を有し、前記第
二の端部(15)が実質的に該底部に接触していること
を特徴とする塗布ユニット。 - 【請求項7】 請求項6記載の塗布ユニットにおいて、
前記底部(17)の近傍において、前記第二の区画室は
前記フォームブロック(14)を囲む環状空間(23)
を形成しており、該環状空間は前記部材(14)のため
の前記液体組成物を貯留しておくことのできる容積部を
有しており、前記部材(14)が該貯留部から前記液体
組成物を吸い上げることが可能に構成されていることを
特徴とする塗布ユニット。 - 【請求項8】 請求項5記載の塗布ユニットにおいて、
前記第二の端部(15)は前記底部(17)と前記第二
の開口部(18)との間の中間位置に位置しており、こ
れにより、前記底部と前記第二の端部との間に、前記部
材に供給する前記液体組成物を貯留しておくことのでき
る容積部を形成しており、前記部材(14)が該貯留部
から前記液体組成物を吸い上げることが可能に構成され
ていることを特徴とする塗布ユニット。 - 【請求項9】 請求項1ないし8の何れかに記載の塗布
ユニットにおいて、前記アプリケータ(6)は、化粧用
ファンデーション、ポリビニルアルコール、グアールゴ
ム、又は皮膚治療剤から成る、止血ペン又は棒状口紅で
あることを特徴とする塗布ユニット。 - 【請求項10】 請求項1ないし9の何れかに記載の塗
布ユニットにおいて、前記液体組成物は、水又はその他
の溶媒、及び/又は防腐剤、及び/又は膜形成要素、及
び/又は皮膚軟化剤、及び/又は活性化合物、を含むこ
とを特徴とする塗布ユニット。 - 【請求項11】 請求項1ないし10の何れかに記載の
塗布ユニットにおいて、前記第二の区画室(5)を前記
第一の区画室(4)に対して分離可能に取り付けるため
の手段(34〜37)を備えていることを特徴とする塗
布ユニット。 - 【請求項12】 請求項1ないし11の何れかに記載の
塗布ユニットにおいて、前記二つの区画室(4,5)
は、一つの軸(X)に沿って配列され、かつ、前記第一
及び第二の開口部(11,18)が互いに反対側に位置
するよう配されていることを特徴とする塗布ユニット。 - 【請求項13】 請求項1ないし12の何れかに記載の
塗布ユニットにおいて、前記第二の区画室(5)は、前
記第二の開口(18)と反対側に、前記部材(14)を
交換するため、あるいは前記第二の区画室(5)に前記
液体組成物を再充填するための軸方向開口部(24)を
有しており、さらに、該軸方向開口部(24)を密閉す
るための取外し可能な手段(25)が設けられているこ
とを特徴とする塗布ユニット。 - 【請求項14】 請求項1ないし13の何れかに記載の
塗布ユニットにおいて、前記アプリケータ(6)が把持
部材(9)により支持されており、該把持部材(9)に
よって前記第一の開口部(11)のシールが保証されて
いることを特徴とする塗布ユニット。 - 【請求項15】 請求項14記載の塗布ユニットにおい
て、前記把持部材(9)は、前記第一の開口部(11)
の相補形状部(13)と共働可能な円錐形状部(12)
を有していることを特徴とする塗布ユニット。 - 【請求項16】 請求項14又は15記載の塗布ユニッ
トにおいて、前記把持部材(9)が、前記アプリケータ
(6)が前記第二の区画室(5)内に入れられる際の挿
入量を規制する手段(10)を有していることを特徴と
する塗布ユニット。 - 【請求項17】 請求項14ないし16の何れかに記載
の塗布ユニットにおいて、前記アプリケータ(6)は、
前記把持部材(9)に支持されたカップ(7,44)内
に設けられており、かつ、前記アプリケータ(6)は型
成形又は押出し成形により形成されていることを特徴と
する塗布ユニット。 - 【請求項18】 請求項1ないし17の何れかに記載の
塗布ユニットにおいて、前記第二の開口部(18)は、
取外し可能なカップ(3,32)により支持されかつ前
記第二の開口部(18)の相補形状部(22)と共働可
能な円錐形部材(20)により密閉されることを特徴と
する塗布ユニット。 - 【請求項19】 請求項18記載の塗布ユニットにおい
て、前記第二の開口部(18)の内部にシール部材(1
9)が設けられており、しかも該シール部材は、前記部
材(14)が前記第二の開口部から突出するのを防止す
べく設けられていることを特徴とする塗布ユニット。 - 【請求項20】 請求項1ないし19の何れかに記載の
塗布ユニットにおいて、前記アプリケータ(6)が、円
形、三角形、正方形、楕円形、又は長円形、その他の断
面形状を有していることを特徴とする塗布ユニット。 - 【請求項21】 請求項1ないし20の何れかに記載の
塗布ユニットにおいて、前記第一の区画室の底部に、水
又は他の溶媒に浸漬された部材(90)を備え、かつ、
該部材(90)は前記アプリケータ(6)に接触してい
ないことを特徴とする塗布ユニット。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9701683 | 1997-02-13 | ||
FR9701683A FR2759262B1 (fr) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | Ensemble d'application pour produit de type rouge a levres |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10230207A JPH10230207A (ja) | 1998-09-02 |
JP2877789B2 true JP2877789B2 (ja) | 1999-03-31 |
Family
ID=9503672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10029979A Expired - Fee Related JP2877789B2 (ja) | 1997-02-13 | 1998-02-12 | 口紅形製品のための塗布ユニット |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5895162A (ja) |
EP (1) | EP0860124B1 (ja) |
JP (1) | JP2877789B2 (ja) |
CA (1) | CA2226649C (ja) |
DE (1) | DE69809309T2 (ja) |
ES (1) | ES2187902T3 (ja) |
FR (1) | FR2759262B1 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2806273B1 (fr) * | 2000-03-16 | 2002-10-04 | Oreal | Dispositif de conditionnement et d'application d'un produit cosmetique ou de soin |
FR2814444B1 (fr) * | 2000-09-28 | 2002-12-13 | Oreal | Dispositif de conditionnement et d'application comportant un element d'application solidaire d'un element de support pivotant |
EP1354722A3 (en) * | 2002-04-17 | 2007-02-14 | Avery Dennison Corporation | Self-sealing retractable writing instrument |
JP2004275743A (ja) * | 2003-02-26 | 2004-10-07 | Nishikawa Rubber Co Ltd | 化粧用塗布具 |
US20060147249A1 (en) * | 2004-12-30 | 2006-07-06 | Fuller Edward A | Sealable sampling swab |
US20130121748A1 (en) * | 2011-11-15 | 2013-05-16 | Sandra Kay Ramirez | Lip Product |
US20150189973A1 (en) * | 2014-01-08 | 2015-07-09 | Martine Swain | Lipstick Container with Detachable Applicator |
Family Cites Families (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1193433A (en) * | 1916-08-01 | Mucilage bottle and bbush | ||
US545949A (en) * | 1895-09-10 | Carroll w | ||
FR742193A (ja) * | 1933-02-28 | |||
US711678A (en) * | 1900-11-19 | 1902-10-21 | August N Ritz | Paste receptacle and brush. |
US711679A (en) * | 1902-02-12 | 1902-10-21 | August N Ritz | Paste-receptacle. |
GB274880A (en) * | 1926-07-26 | 1927-11-24 | William Friedman | Improvements in lip-stick and other like make-up devices |
BE488843A (ja) * | 1948-05-04 | |||
US2620499A (en) * | 1950-02-11 | 1952-12-09 | Rollinson W Poucher | Marking device |
US2796875A (en) * | 1956-03-30 | 1957-06-25 | Anastasia Angelo | Combination tooth brush and dentifrice container |
US3480371A (en) * | 1968-05-07 | 1969-11-25 | Dymo Industries Inc | Marking apparatus including marking pen and ink-dispensing receptacle |
GB1521173A (en) * | 1977-03-30 | 1978-08-16 | Eylure Ltd | Make-up containers |
JPS6017276A (ja) * | 1983-07-08 | 1985-01-29 | Minoru Koyakata | 気体圧縮機 |
US4726387A (en) * | 1986-09-26 | 1988-02-23 | Pfizer Inc. | Cosmetic case and applicator |
FR2617693B1 (fr) * | 1987-07-10 | 1989-12-01 | Oreal | Dispositif pour l'application d'un produit liquide, notamment pour l'application de vernis a ongles |
FR2633498B1 (fr) * | 1988-06-30 | 1992-03-06 | Oreal | Ensemble applicateur destine au maquillage des cils comportant un pain de mascara et un element de distribution humidifie |
NL8900169A (nl) | 1989-01-24 | 1990-08-16 | Douwe Egberts Tabaksfab | Doseerpot. |
FR2701818B1 (fr) * | 1993-02-22 | 1995-06-16 | Oreal | Applicateur. |
DE4335633C1 (de) * | 1993-10-19 | 1994-10-27 | Dieter Erlhoefer | Vorrichtung zum Auftragen von in granulatförmiger Form vorliegendem lösbarem Körperpflegemittel |
FR2715916B1 (fr) | 1994-02-04 | 1996-05-15 | Oreal | Dispositif pour distribuer un produit liquide ou pulvérulent. |
FR2720238B1 (fr) | 1994-05-24 | 1996-08-30 | Oreal | Dispositif d'application à piston perforé d'un produit notamment de maquillage et/ou de soin. |
JPH081515A (ja) * | 1994-06-16 | 1996-01-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | アブレーシブ型ウォータジェットのノズル構造 |
DE4434793A1 (de) | 1994-09-29 | 1996-04-04 | Katz Otto | Auftragvorrichtung für pastöse Stoffe |
JPH08140733A (ja) * | 1994-11-25 | 1996-06-04 | Kao Corp | 口紅容器 |
FR2754458B1 (fr) | 1996-10-15 | 1998-11-27 | Oreal | Ensemble d'application d'un produit apte a se solubiliser ou se gelifier en surface au contact d'une composition liquide |
-
1997
- 1997-02-13 FR FR9701683A patent/FR2759262B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-01-21 EP EP98400112A patent/EP0860124B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1998-01-21 ES ES98400112T patent/ES2187902T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1998-01-21 DE DE69809309T patent/DE69809309T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1998-01-30 US US09/016,735 patent/US5895162A/en not_active Ceased
- 1998-02-12 CA CA002226649A patent/CA2226649C/fr not_active Expired - Fee Related
- 1998-02-12 JP JP10029979A patent/JP2877789B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-04-19 US US09/837,732 patent/USRE38016E1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69809309T2 (de) | 2003-03-20 |
FR2759262A1 (fr) | 1998-08-14 |
FR2759262B1 (fr) | 1999-03-19 |
CA2226649A1 (fr) | 1998-08-13 |
EP0860124B1 (fr) | 2002-11-13 |
US5895162A (en) | 1999-04-20 |
USRE38016E1 (en) | 2003-03-04 |
JPH10230207A (ja) | 1998-09-02 |
DE69809309D1 (de) | 2002-12-19 |
EP0860124A1 (fr) | 1998-08-26 |
ES2187902T3 (es) | 2003-06-16 |
CA2226649C (fr) | 2003-04-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3503027B2 (ja) | 液体、特に化粧品組成物の塗布器アセンブリ | |
JP3292722B2 (ja) | 塗布キャップおよびこれを備えた塗布装置 | |
US8356952B2 (en) | Compact container for liquid cosmetic | |
US7810510B2 (en) | Packaging and applicator assembly for mascara and its use in applying mascara | |
US20020057939A1 (en) | Device, system, and method for applying a product | |
US7186046B2 (en) | Binary applicator | |
US20060222445A1 (en) | Dispenser head for fluid container | |
JP2002159329A (ja) | 半液体粘度の化粧品またはケア製品包装用ケース | |
JPH11504555A (ja) | 収納塗布装置および該装置用替え容器 | |
KR101836208B1 (ko) | 다수의 공간으로 구획된 화장품 용기 | |
JP2877789B2 (ja) | 口紅形製品のための塗布ユニット | |
KR200456107Y1 (ko) | 액체를 토출시키는 액체 저장부가 설치된 화장품 용기 | |
CA1157425A (en) | Roll-on dispensing device | |
KR101784737B1 (ko) | 탄성 재질의 내용물용기가 구비된 화장품 용기 | |
KR200370306Y1 (ko) | 휴대용 액상 화장품 용기 | |
KR101565774B1 (ko) | 화장용 파우더 용기 | |
US6694987B2 (en) | Applicator unit | |
KR101904722B1 (ko) | 밀폐력이 개선된 화장품 용기 | |
KR101922710B1 (ko) | 내용물 용기 | |
KR20190115582A (ko) | 퍼프지지부를 구비한 화장품 용기 | |
US6386210B1 (en) | Cosmetic device in a shape of a telephone handset | |
JPH0585311U (ja) | 揮発性高粘度液体用塗布具 | |
JP7564757B2 (ja) | 容器 | |
KR200306854Y1 (ko) | 화장품 케이스 | |
KR102005788B1 (ko) | 편리성이 증대된 추가 도포부재가 구비된 화장품 용기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |