JP2876859B2 - パケット交換方式 - Google Patents

パケット交換方式

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は大容量パケット交換方式
の構成技術に関する。
【0002】
【従来の技術】音声、デ−タ、画像等すべての情報をパ
ケットに変換し、かつ簡略化したプロトコルを用いて、
超高速に情報を伝送、交換するために用いる高速パケッ
ト交換方式への関心が高い。このような高速パケット交
換において数百回線を越えるような大規模なパケット交
換装置は中小規模のパケットスイッチを多段に接続する
ことによって実現している。特に発呼時の呼の経路選択
制御の簡略化するために、入力されるパケットの経路選
択をあらかじめ決定せず、初段のパケットスイッチで入
力パケットをアドレス情報に関係なく、後段のパケット
スイッチに均等に入力されるように出力し、後段のスイ
ッチにおいてパケット毎に経路選択を行う方式が198
9年電子通信学会交換研究会SSE89−173にて林
らにより発表された「大規模ATMスイッチにおける制
御方式の検討」等で示されている。これらの論文では図
9に示すような3段に交換装置を接続する構成において
初段の分散スイッチに入力するパケットは行き先に関係
なく、2段目のル−ティングスイッチへ分散するように
出力され、2段目、3段目のル−ティングスイッチによ
って所望の行き先へパケット毎に交換し、出力部におい
てパケットを一定時間遅延させることによって、パケッ
トの出力順序を整列し出力ポ−トに出力する方式を示し
ている。第9図、第10図を用いてその一例を説明す
る。本図は入出力回線が共に8本のル−ティングスイッ
チを3段に接続し、入出力回線が共に64本の交換装置
を構成し、固定長のパケットが入力してくる場合の交換
動作を示す。
【0003】最初に、タイムスタンプ付与回路900−
11〜900−88においてパケットに入力時刻を示す
タイムスタンプを付与し、分散スイッチ901−1〜9
01−8に出力する。分散スイッチ901−1〜901
−8は入力するパケットの行き先に関係なく、入力と出
力を1対1に接続し、2段目のル−ティングスイッチへ
パケットを出力する。この接続状態はパケットの入力周
期毎に変える。2段目のル−ティングスイッチ901−
1〜901−8はパケットに付与されているアドレス情
報の基づき、該パケットが所望する出力ポ−トに接続さ
れている3段目のル−ティングスイッチ903−1〜9
03−8へパケットを出力する。3段目のル−ティング
スイッチ903−1〜903−8はパケットに付与され
ているアドレス情報の基づき、該パケットが所望する出
力ポ−トに接続されているパケット順序整列回路904
−1〜904−8にパケットを出力する。パケット順序
整列回路904−1〜904−8はパケットに付与され
ているタイムスタンプに基づいて出力順序を整列した
後、出力ポ−トにパケットを出力す。
【0004】このパケットのパケット出力順序整列回路
の基本的な動作を第10図を用いて説明する。3段目の
ル−ティングスイッチより、出力されたパケットは振り
分け器1001によって空いているパケットバッファ1
003に蓄積される。パケットバッファに蓄積されたパ
ケットの中で一定時間以上滞在したパケットが存在する
場合、制御回路1002からの制御信号によりパケット
バッファに蓄積されている全パケットを勝ち残り報告機
能付ソ−タ1003に出力する。勝ち残り報告機能付ソ
−タ1004はパケットバッファ1003から出力され
たパケットの中から付与されているタイムスタンプが最
も小さいパケットを選択し、該パケットが蓄積されてい
たパケットバッファ1003にパケットを出力すべく制
御信号を送信する。制御信号を受信したパケットバッフ
ァ1003は集線器1005にパケットを出力し、集線
器1005が該パケットを出力ポ−トに出力する。この
時、パケットバッファ1003で遅延させる一定時間は
パケットが2段目、3段目のル−ティングスイッチを通
過する際の最大遅延時間と最小遅延時間の差である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のパケット交換方
式ではパケット順序整列器においてパケットが一定時間
(2段目、3段目のル−ティングスイッチを通過する際
の最大遅延時間と最小遅延時間の差)以上滞在したパケ
ットが存在する場合のみパケットの順序整列動作を行う
ため、パケットの出力順序の逆転が生じていない場合も
パケットを待たせる。そのため、パケットの遅延時間は
増大する。また、パケット順序整列器において蓄積され
ている全てのパケットのタイムスタンプを比較する必要
があり、制御が複雑である。
【0006】本発明は、従来技術のかかる問題点を解決
し、パケットの遅延時間の増大を抑えかつ制御を簡単化
するパケット交換方式の構成法を与えるものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願第1の発明は、複数
の入力ポ−トと複数の出力ポ−トを持ち、該複数の入力
ポートから入力してくる固定長のパケットを該パケット
のアドレス情報に基づいて、所望の該出力ポートに出力
するパケット交換方式において、複数の入線と複数の出
線を持つ複数の1次スイッチと、複数の入線と複数の出
線を持つ複数の2次スイッチと、複数の入線と複数の出
線を持つ複数の3次スイッチとからなり、前記各入力ポ
ートは前記1次スイッチの入線と接続され、前記1次ス
イッチと前記2次スイッチと前記3次スイッチはリンク
接続され、前記3次スイッチの複数の出線は前記出力ポ
ートと接続されており、前記1次スイッチは前記入力ポ
ートから入力してくるパケットに入力部において入力時
刻情報を示すタイムスタンプを付与し、同一出線に同時
に2個以上のパケットが出力されないように入線と出線
を1対1に接続するものであり、前記2次スイッチはパ
ケットのアドレス情報にしたがって、同一出力線行きの
パケット全てに対して該パケットの入力順序に従って交
換処理を行うものであり、前記3次スイッチは入力部に
おいてパケットの前記タイムスタンプに従って、パケッ
トの順序を整えた後、該パケットの交換処理を行うもの
であることを特徴とする。
【0008】本願第2の発明は、前記1次スイッチが入
力ポートから入力してくるパケットに入力部において入
力時刻を示すタイムスタンプを付与し、同一出線に同時
に2個以上のパケットが出力されないように入線と出線
を1対1に接続し、該入線と該出線の接続関係を周期的
に変えることを特徴とする。
【0009】本願第3の発明は、前記1次スイッチが入
力ポートから入力してくるパケットに入力部において入
力時刻を示すタイムスタンプを付与し、同一出線に同時
に2個以上のパケットが出力されないように入線と出線
を1対1に接続し、該入線と該出線の接続関係をランダ
ムに変えることをを特徴とする。
【0010】本願第4の発明は、前記3次スイッチが前
記2次スイッチから入力してくるパケットを前記各2次
スイッチ毎に蓄積するパケット蓄積手段を備え、前記各
2次スイッチ毎のパケットの蓄積数が全て1以上の場合
には、前記各パケット蓄積手段に最も早く入力したパケ
ットの前記タイムスタンプの比較を行い、該パケットの
中で前記入力ポートから最も早く入力されたパケットを
選択し、交換処理を行うことを特徴とする。
【0011】本願第5の発明は、前記3次スイッチが前
記2次スイッチから入力してくるパケットを前記各2次
スイッチ毎に蓄積するパケット蓄積手段と、前記各パケ
ット蓄積手段に最も早く入力されたパケットの中から前
記入力ポ−トから入力して以来、一定時間以上経ってい
るパケットを検知する時刻比較手段を備え、前記各2次
スイッチ毎のパケットの蓄積数が全て1以上の場合、も
しくは前記入力ポ−トから入力して以来、一定時間以上
経っているパケットが検知された場合に、前記各パケッ
ト蓄積手段に最も早く入力したパケットの前記タイムス
タンプの比較を行い、該パケットの中で前記入力ポート
から最も早く入力されたパケットを選択し、交換処理を
行うことを特徴とする。
【0012】本願第6の発明は、前記3次スイッチが前
記2次スイッチから入力してくるパケットを前記各2次
スイッチ毎に蓄積するパケット蓄積手段と、最後に交換
処理を行ったパケットのタイムスタンプを記憶するタイ
ムスタンプ記憶手段と、前記各パケット蓄積手段に最も
早く入力されたパケットの中から前記入力ポ−トから入
力して以来、一定時間以上経っているパケットを検知す
る時刻比較手段を備え、前記各2次スイッチ毎のパケッ
トの蓄積数が全て1以上の場合、もしくは前記タイムス
タンプ記憶手段に記憶されているタイムスタンプと同一
のタイムスタンプを持つパケットが蓄積されている場
合、もしくは前記入力ポ−トから入力して以来、一定時
間以上経っているパケットが検知された場合に、前記各
パケット蓄積手段に最も早く入力したパケットのタイム
スタンプの比較を行い、該パケットの中で前記入力ポー
トから最も早く入力されたパケットを選択し、交換処理
を行うことを特徴とする。
【0013】本願第7の発明は、前記3次スイッチが前
記2次スイッチから入力してくるパケットを前記各2次
スイッチ毎に蓄積するパケット蓄積手段と、前記各2次
スイッチが前記3次スイッチへ出力すべきパケットが存
在するかどうか判断する空パケット判断手段を備え、前
記各2次スイッチ毎のパケットの蓄積数が全て1以上の
場合、もしくはパケットの蓄積数が0である全てのパケ
ット蓄積手段に対応する前記2次スイッチに前記3次ス
イッチに出力すべきパケットがなかった場合、前記各パ
ケット蓄積手段に最も早く入力したパケットの前記タイ
ムスタンプの比較を行い、該パケットの中で前記入力ポ
ートから最も早く入力されたパケットを選択し、交換処
理を行うことを特徴とする。
【0014】本願第8の発明は、前記3次スイッチが前
記2次スイッチから入力してくるパケットを前記各2次
スイッチ毎に蓄積するパケット蓄積手段と、最後に交換
処理を行ったパケットのタイムスタンプを記憶するタイ
ムスタンプ記憶手段を備え、前記各2次スイッチが前記
3次スイッチへ出力すべきパケットが存在するかどうか
判断する空パケット判断手段を備え、前記各2次スイッ
チ毎のパケットの蓄積数が全て1以上の場合、もしくは
パケットの蓄積数が0である全てのパッケト蓄積手段に
対応する前記2次スイッチに前記3次スイッチに出力す
べきパケットがなかった場合、もしくは前記タイムスタ
ンプ記憶手段に記憶されているタイムスタンプと同一の
タイムスタンプを持つパケットが蓄積されている場合
に、前記各パケット蓄積手段に最も早く入力したパケッ
トのタイムスタンプの比較を行い、該パケットの中で前
記入力ポートから最も早く入力されたパケットを選択
し、交換処理を行うことを特徴とする。
【0015】本願第9の発明は、前記3次スイッチが前
記パケット蓄積手段に蓄積されているパケットのタイム
スタンプに基づいて、該蓄積されているパケットの中か
ら、前記入力ポートから最も早く入力されたパケットを
選択し、該パケットの交換処理を行う動作を前記入力ポ
ートからのパケットの入力速度の整数倍の速度で行うこ
とを特徴とする。
【0016】本願第10の発明は、前記2次スイッチが
前記入力ポートからのパケットの入力速度の整数倍の速
度で前記3次スイッチへパケットを出力することを特徴
とする。
【0017】
【作用】本発明はパケット順序整列に要する時間を小さ
くし、パケットの遅延時間の増大を抑えかつ制御を簡単
化するパケット交換方式を提供する。
【0018】複数の入力ポ−トから入力されたパケット
を該パケットに付与されたアドレス情報にもとづき複数
の出力ポ−トのいづれかに出力するパケットスイッチを
3段にリンク接続し、初段目のパケットスイッチはパケ
ットのアドレス情報に関係なく、入力パケットを複数の
出力にランダムに出力し、2段目、3段目のスイッチに
おいて該入力パケットに付与されたアドレス情報にもと
づき交換処理を行うパケットスイッチ網において、前記
2段目のパケットスイッチで同一出力ポ−ト行きのパケ
ットを入力順序に従って、該順序を入れ替えることなく
該パケットの交換処理および出力を行うことにより、各
2段目のパケットスイッチから出力されてくるパケット
はタイムスタンプの順序に従って出力されてくるので、
前記3段目のパケットスイッチの入力部で、前記2段目
のパケットスイッチから出力されるパケットを蓄積し、
各2段目のパケットスイッチから最も早く入力したパケ
ットのタイムスタンプのみ比較すればよく制御が簡単に
なる。
【0019】前記入力ポートから入力してから一定時間
以上経っているパケットが蓄積されている場合に出力す
る場合だけでなく、各2段目のパケットスイッチ毎のパ
ケットの蓄積数が全て1以上の場合、もしくは最後に選
択されたパケットのタイムスタンプと同一のタイムスタ
ンプを持つパケットが蓄積されている場合に該蓄積され
ているパケットの中から、該パケットに付与されている
タイムスタンプに基づいて、前記入力ポートから最も早
く入力されたパケットを選択し、該パケットの交換処理
をすることによって、一定時間以上待たせたパケットが
存在しない場合でも、タイムスタンプが最小なパケット
を常に選択することができ、パケットの遅延時間を減ら
すことができる。
【0020】また、各2次スイッチ毎のパケットの蓄積
数が全て1以上の場合、もしくは蓄積数が0を示す全て
の2次スイッチに該3次スイッチに出力すべきパケット
がなかった場合、もしくは前記記憶手段に記憶されてい
るタイムスタンプと同一のタイムスタンプを持つパケッ
トが蓄積されている場合に、蓄積されているパケットの
タイムスタンプに基づいて、該蓄積されているパケット
の中から、前記入力ポートから最も早く入力されたパケ
ット選択し、該パケットの交換処理を行うことによっ
て、一定時間待つことなくパケットの交換処理を行うこ
とができ、パケットの遅延時間を減らすことができるこ
とに加えて、パケットが入力ポ−トから入力して以来、
経過した時間を判断する必要なく、より制御を簡単にで
きる。
【0021】また、パケットのタイムスタンプを比較
し、入力ポートから最も早く入力されたパケットを選択
し、パケットの交換処理を行う動作を入力ポートからの
パケットの入力速度の整数倍の速度で行うことにより、
パケットの順序整列の効率を上げることができ、パケッ
トの遅延時間を減らすことができる。
【0022】また、2段目のパケットスイッチからの出
力速度を入力ポ−トからのパケットの出力速度の整数倍
にすることによって2段目でのパケットスイッチおよび
3段目のパケットスイッチの入力部における遅延時間を
減らすことができる。
【0023】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。以下の図面では説明がない限り、各
段は8個のスイッチからなり、各段のスイッチは8本の
入力ポ−トおよび8本の出力ポ−トを持つを持つ場合を
示し、パケット長は固定とする。
【0024】図1は本発明の原理を実現するための第1
の実施例の基本的な構成例である。各入力ポ−トに対応
して設置され、入力が各入力ポ−トと接続されているタ
イムスタンプ付与回路100−11〜100−18と、
入力が各タイムスタンプ付与回路100−11〜100
−18の出力に接続されている複数の1次スイッチ10
1−1〜101−8と、入力が各1次スイッチ101−
1〜101−8の出力とクロスにリンク接続されている
2次スイッチ102−1〜102−8と、入力が各2次
スイッチ102−11〜102−18の出力とクロスに
リンク接続されている3次スイッチ103−1〜103
−8とからなる。
【0025】図2に本発明の基本的な動作例を示す。本
図は図1において、タイムスタンプ付与回路100−1
に対応する入力ポ−トから入力するパケット203−
1、203−2のみに注目し、それぞれのパケットの出
力先は同一の場合を示す。入力パケット203−1、2
03−2は1次スイッチ200−1においてパケット2
03−1、203−2の行き先に関係なく、2次スイッ
チ201−1、201−8へ出力される。2次スイッチ
201−1、201−8はパケットのアドレス情報に従
い、パケットの交換処理を行う。このとき、2次スイッ
チ201−8にパケットが多量に蓄積されている場合、
パケット203−2がパケット203−1より遅れて出
力される場合がある。このとき、3次スイッチ202−
1においてパケットの出力順序を整列した後にパケット
のアドレス情報に従い、パケットの交換処理を行い所望
の出力ポ−トへ出力する。
【0026】図3は本発明におけるタイムスタンプ付与
回路の基本的な構成例をである。本タイムスタンプ付与
回路300はタイムスタンプを生成するタイムスタンプ
生成回路301と、入力ポ−トとタイムスタンプ生成回
路301に接続され、タイムスタンプ生成回路301で
生成されたタイムスタンプを入力ポ−トから入力してく
るパケットに付与する付与回路302からなる。タイム
スタンプ生成回路はパケットに付与するタイムスタンプ
をパケットの入力周期毎に更新する。入力ポ−トから入
力してくるパケットは付与回路に入力され、タイムスタ
ンプを付与され、1次スイッチへ出力される。
【0027】図4は本発明における1次スイッチの基本
的な構成例をである。本1次スイッチ400は入力が入
力ポ−ト対応のタイムスタンプ付与回路に接続され、各
タイムスタンプ付与回路から入力してくるパケットを各
々、別の2次スイッチへ出力する空間スイッチ401
と、空間スイッチ401の制御入力に接続され、空間ス
イッチの入力と出力の接続関係を制御する接続制御回路
402からなる。接続制御回路402は空間スイッチの
入力と出力の接続関係をメモリ等に記憶し、その接続関
係をランダムもしくは周期的に読み出すことによって、
空間スイッチ401の接続関係を制御する。ランダムに
接続関係を変化させる場合はランダムパタ−ン発生器に
よって空間スイッチ401の入力と出力の接続関係を決
定してもよい。
【0028】図5は本発明における同一出力ポ−ト行き
のパケットを入力された順序に従って、その順序を入れ
替えることなく交換処理および出力を行う2次スイッチ
の基本的な構成例である。
【0029】2次スイッチ500は各1次スイッチの出
力に接続され、1次スイッチから入力してくるパケット
の時分割多重を行う時分割多重バス501と、各入力が
時分割多重バス501に接続され、時分割多重バス50
1から出力されたパケットのアドレス情報を識別し、該
当するパケットを受信する各出線に対応したアドレスフ
ィルタ502−1〜502−8と、入力がアドレスフィ
ルタ502−1〜502−8の出力と接続され、アドレ
スフィルタ502−1〜502−8が受信したパケット
の蓄積および3次スイッチへの出力を行うパケットメモ
リ(FIFO)508−1〜508−8からなる。本パ
ケットスイッチはパケットメモリ(FIFO)508−
1〜508−8に出力すべきパケットが存在しない場
合、パケットが存在しないことを示す空パケットを出力
する。本パケットスイッチは各出力ポ−ト対応にパケッ
トメモリを持つ出力バッファ形のパケットスイッチであ
るが、その他、順序を入れ替えることなくパケットの交
換処理および出力を行うパケットスイッチであれば各出
力ポ−ト対応にパケットメモリを全出力ポ−トで共有す
る共有バッファ形スイッチ、入力ポ−ト対応にバッファ
を持つ入力バッファ形スイッチおよび入力および出力の
各クロスポイントにバッファを持つクロスポイント形ス
イッチいずれでもでも効果は変わらない。また、パケッ
トメモリ(FIFO)508−1〜508−8からのパ
ケットの出力速度は入力ポ−トからのパケットの入力速
度の整数倍である。
【0030】図6は本発明における3次スイッチの第1
の構成例である。3次スイッチ600は入力が2次スイ
ッチの出力に接続され、2次スイッチから入力されたパ
ケットの蓄積を行う2次スイッチ対応の順序整列メモリ
601−1〜601−8と、入力が順序整列メモリ60
1−1〜601−8に接続され、順序整列メモリ601
−1〜601−8から出力されたパケットを多重する多
重回路605と、入力が順序整列メモリ601−1〜6
01−8に接続され、各順序整列メモリ601−1〜6
01−8に蓄積されているパケットの中から各2次スイ
ッチより最も早く入力されたパケットに付与されている
タイムスタンプを受信し、そのタイムスタンプからパケ
ットが入力されてからの遅延時間がある一定時間(2次
スイッチでとりえる最大遅延時間)以上かどうか判断す
る時刻比較回路602と、入力が多重回路605に接続
され、多重回路605から最後に出力されたパケットの
タイムスタンプを記憶する記憶回路604と、入力が各
順序整列メモリ601−1〜601−8と時刻比較回路
602と記憶回路604に接続され、各順序整列メモリ
601−1〜601−8に蓄積されている各2次スイッ
チから最も早く出力されたパケットに付与されているタ
イムスタンプを受信し、時刻比較回路602と記憶回路
604からの制御信号にしたがって、該受信したタイム
スタンプから最も小さいタイムスタンプを選択し、その
最小のタイムスタンプを持つパケットを出力するように
順序整列メモリ601−1〜601−8を制御するメモ
リ出力制御回路603と、入力が多重回路605に接続
され、多重回路605から出力されたパケットのアドレ
ス情報を識別し、該当するパケットを受信する各出力ポ
−トに対応したアドレスフィルタ606−1〜606−
8と、入力がアドレスフィルタ606−1〜606−8
の出力と接続され、アドレスフィルタ606−1〜60
6−8が受信したパケットの蓄積および出力ポ−トへの
出力を行うパケットメモリ(FIFO)607−1〜6
07−8からなる。
【0031】図7は3次スイッチの第1の構成例で使用
されるメモリ出力回路の構成例である。メモリ出力制御
回路700は入力が順序整列メモリと記憶回路に接続さ
れ、記憶回路に記憶されているタイムスタンプと順序整
列メモリからのタイムスタンプを比較し、一致するタイ
ムスタンプの有無を検知する比較回路702と、入力が
順序整列メモリと時刻比較回路と比較回路702に接続
され、全ての順序整列メモリにパケットが存在し、全て
の順序整列回路からタイムスタンプが送出された場合、
もしくは時刻比較回路において一定時間以上経過してい
るパケットが検知された場合、もしくは比較回路702
において一致するタイムスタンプが検知された場合に順
序整列メモリから出力されたタイムスタンプの中から最
も小さいタイムスタンプを選択し、その最小のタイムス
タンプを持つパケットを出力するように順序整列メモリ
へ制御信号を出力する最小値検知回路701からなる。
本3次スイッチの入力部においてパケットの順序整列を
行うのでパケットを一定時間待たせる時間は2次スイッ
チでの最大遅延時間だけでよい。また、単に一定時間待
たせる場合のみ最小のタイムスタンプを持つパケットを
選択するだけでなく、順序整列メモリ全てにパケットが
存在する場合、もしくは最後に選択したパケットのタイ
ムスタンプと同一のタイムスタンプを持つパケットを選
択することによって、パケットの遅延時間を減らすこと
ができる。
【0032】図8は本発明における3次スイッチの第2
の構成例である。本3次スイッチ800は入力が2次ス
イッチの出力に接続され、2次スイッチから入力された
パケットを受信し、空パケットかどうかを識別し、空パ
ケットの場合には空パケットが入力されたことを記憶
し、空パケットでない場合にはそのパケットを出力する
2次スイッチ対応の空パケット検知回路801−1〜8
01−8と、入力が空パケット検知回路801−1〜8
01−8に接続され、空パケット検知回路801−1〜
801−8から出力されたパケットを蓄積する空パケッ
ト検知回路801−1〜801−8対応の順序整列メモ
リ802−1〜802−8と、入力が順序整列メモリ8
02−1〜802−8に接続され、順序整列メモリ80
2−1〜802−8から出力されたパケットを多重する
多重回路806と、入力が空パケット検知回路801−
1〜801−8と順序整列メモリ802−1〜802−
8に接続され、空パケット検知回路801−1〜801
−8において記憶されている空パケットの入力の有無を
示す情報と順序整列メモリ802−1〜802−8内の
パケットの有無を示す情報により、パケットが存在しな
い全ての順序整列メモリ802−1〜802−8に対応
する2次スイッチから最後に出力されたパケットが空パ
ケットであることを検知する空バッファ検知回路803
と、入力が順序整列メモリに接続され、順序整列メモリ
802−1〜802−8から最後に出力されたパケット
のタイムスタンプを記憶する記憶回路805と、入力が
各順序整列メモリ802−1〜802−8と空バッファ
検知回路803と記憶回路805に接続され、各順序整
列メモリ802−1〜802−8に蓄積されているパケ
ットの中から、各2次スイッチから最も早く出力された
パケットに付与されているタイムスタンプを受信し、空
バッファ検知回路803と記憶回路805からの制御信
号にしたがって、該受信したタイムスタンプから最も小
さいタイムスタンプを選択し、その最小のタイムスタン
プを持つパケットを出力するように順序整列メモリ80
2−1〜802−8を制御するメモリ出力制御回路80
5と、入力が多重回路806に接続され、多重回路60
5から出力されたパケットのアドレス情報を識別し、該
当するパケットを受信する各出力ポ−トに対応したアド
レスフィルタ807−1〜807−8と、入力がアドレ
スフィルタ807−1〜807−8の出力と接続され、
アドレスフィルタ807−1〜807−8が受信したパ
ケットの蓄積および出力ポ−トへの出力を行うパケット
メモリ(FIFO)808−1〜808−8からなる。
【0033】3次スイッチの第2の構成例で用いるメモ
リ出力制御回路は第1の構成例で用いるメモリ出力制御
回路と同様に図8で示すような構成をとる。ただし、最
小値検知回路は空バッファ検知回路と記憶回路と順序整
列メモリに接続され、全ての順序整列メモリにパケット
が存在し、全ての順序整列回路からタイムスタンプが送
出された場合、もしくはパケットが存在しない全ての順
序整列メモリに対応する2次スイッチから最後に出力さ
れたパケットが空パケットである場合、もしくは比較回
路において一致するタイムスタンプが検知された場合に
順序整列メモリから出力されたタイムスタンプの中から
最も小さいタイムスタンプを選択し、その最小のタイム
スタンプを持つパケットを出力するように順序整列メモ
リへ制御信号を出力する。
【0034】3次スイッチは一定時間以上パケットを遅
延させることなく、全ての順序整列メモリにパケットが
存在する場合、もしくはパケットが存在しない全ての順
序整列メモリに対応する2次スイッチから最後に出力さ
れたパケットが空パケットである場合、もしくは比較回
路において一致するタイムスタンプが検知された場合に
最小のタイムスタンプを持つパケットを選択するのでパ
ケットの遅延時間を減らすことができる。また、パケッ
トの遅延時間を調べる必要はなく、制御も簡単にでき
る。
【0035】3次スイッチの第1、第2の実施例におい
て最小のタイムスタンプを持つパケットを選択する動作
を入力ポ−トからのパケットの入力速度の整数倍の速度
で行うことにより、パケットの順序整列の効果をあげる
ことができ、パケットの遅延時間を減らすことができ
る。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明のパケット交
換方式は、複数の入力ポ−トから入力されたパケットを
該パケットに付与されたアドレス情報にもとづき複数の
出力ポ−トのいづれかに出力するパケットスイッチを3
段にリンク接続し、初段目のパケットスイッチはパケッ
トのアドレス情報に関係なく、入力パケットを複数の出
力にランダムに出力し、2段目、3段目のスイッチにお
いて該入力パケットに付与されたアドレス情報にもとづ
き交換処理を行うパケットスイッチ交換方式において、
2段目のパケットスイッチとして同一出力ポ−ト行きの
パケットを入力順序に従って、該順序を入れ替えること
なく該パケットの交換処理および出力を行うパケットス
イッチを用い、前記3段目のパケットスイッチの入力部
において、各2段目のパケットスイッチから最も早く出
力されたパケットに付与されているタイムスタンプの比
較動作および最も小さいタイムスタンプが付与されてい
るパケットの交換処理を適切なタイミングに行うことに
よってパケットの遅延時間を減らすことができる。ま
た、2段目のパケットスイッチからのパケットの出力順
序がタイムスタンプの順序にしたがって出力されるの
で、各2段目のパケットスイッチから最も早く出力され
たパケットのタイムスタンプの比較を行うだけでよく、
制御を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパケット交換方式の実施例の基本構成
例である。
【図2】図1に示した基本構成例の基本的な動作を説明
するための図である。
【図3】本発明の基本構成例に用いるタイムスタンプ付
与回路の基本構成例を説明するための図である。
【図4】本発明の基本構成例に用いる1次スイッチの基
本構成例を説明するための図である。
【図5】本発明の基本構成例に用いる2次スイッチの基
本構成例を説明するための図である。
【図6】本発明の基本構成例に用いる3次スイッチの第
1の実施例の基本構成例を説明するための図である。
【図7】図6に示した3次スイッチの第1の実施例に用
いるパケット順序整列回路の基本構成例を説明するため
の図である。
【図8】本発明の基本構成例に用いる3次スイッチの第
2の実施例の基本構成例を説明するための図である。
【図9】従来のパケット交換方式で用いられるパケット
交換装置を説明するための図である。
【図10】従来のパケット交換装置で用いられるパケッ
ト順序整列回路を説明するための図である。
【符号の説明】
100−11〜100−88、300、900−11〜
900−88 タイムスタンプ付与回路 101−1〜101−8、200−1、400 1次ス
イッチ 102−1〜102−8、201−1、201−8、5
00 2次スイッチ 103−1〜103−8、202−1、600、800
3次スイッチ 302 付与回路 301 タイムスタンプ生成回路 401 空間スイッチ 402 接続制御回路 501 時分割多重バス 502−1〜502−8、606−1〜606−8、8
07−1〜807−8アドレスフィルタ 503−1〜503−8、607−1〜607−8、8
08−1〜808−8パケットメモリ(FIFO) 601−1〜601−8、802−1〜802−8 順
序整列メモリ(FIFO) 602 時刻比較回路 603、804 メモリ出力制御回路 604、805 記憶回路 605、806 多重回路 701 最小値検知回路 702 比較回路 801−1〜801−8 空パケット検知回路 901−1〜901−8 分散スイッチ 902−11〜902−28 ル−ティングスイッチ 903−11〜900−88 パケット順序整列回路 1001 パケット振り分け器 1002 制御回路 1003 パケットバッファ 1005 パケット集線器 1004 勝ち残り機能付きソ−タ 203−1、203−2 パケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−195758(JP,A) 特開 平5−130142(JP,A) 特開 平3−162031(JP,A) 信学技報 SSE89−173 信学技報 SSE91−111 信学技報 SSE92−54 信学技報 SSE90−127 電子情報通信学会論文誌,Vol.J 75−B−1 No.9 p.698−709 1992年電子情報通信学会春季大会 B −455 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/56 H04L 12/28

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の入力ポートと複数の出力ポートを
    持ち、該複数の入力ポートから入力してくる固定長のパ
    ケットを該パケットのアドレス情報に基づいて、所望の
    該出力ポートに出力するパケット交換方式において、 複数の入線と複数の出線をもつ複数の1次スイッチと、
    複数の入線と複数の出線を持つ複数の2次スイッチと、
    複数の入線と複数の出線を持つ複数の3次スイッチとか
    らなり、 各入力ポートは前記1次スイッチの入線と接続され、前
    記1次スイッチと前記2次スイッチと前記3次スイッチ
    はリンク接続され、前記3次スイッチの複数の出線は前
    記出力ポートと接続されており、 前記1次スイッチは前記入力ポートから入力してくるパ
    ケットに入力部において入力時刻情報を示すタイムスタ
    ンプを付与し、リンクの負荷を分散するためにパケット
    を複数の出線に振り分けるスイッチであり、 前記2次スイッチはパケットのアドレス情報にしたがっ
    て、同一出力線行きのパケット全てに対して該パケット
    の入力順序でパケットの交換処理を行うスイッチであ
    り、 前記3次スイッチは入力部においてパケットの前記タイ
    ムスタンプに従って、パケットの順序を整えた後、該パ
    ケットのアドレス情報に従ってパケットの交換処理を行
    スイッチであることを特徴とするパケット交換方式。
  2. 【請求項2】 前記1次スイッチが入力ポートから入力
    してくるパケットに入力部において入力時刻を示すタイ
    ムスタンプを付与し、同一出線に同時に2個以上のパケ
    ットが出力されないように入線と出線を1対1に接続
    し、該入線と該出線の接続関係を周期的に変えることを
    特徴とする請求項1に記載のパケット交換方式。
  3. 【請求項3】 前記1次スイッチが入力ポートから入力
    してくるパケットに入力部において入力時刻を示すタイ
    ムスタンプを付与し、同一出線に同時に2個以上のパケ
    ットが出力されないように入線と出線を1対1に接続
    し、該入線と該出線の接続関係をランダムに変えること
    を特徴とする請求項1に記載のパケット交換方式。
  4. 【請求項4】 前記3次スイッチが前記2次スイッチか
    ら入力してくるパケットを前記各2次スイッチ毎に蓄積
    するパケット蓄積手段を備え、 前記各2次スイッチ毎のパケットの蓄積数が全て1以上
    の場合には、前記各パケット蓄積手段に最も早く入力し
    たパケットの前記タイムスタンプの比較を行い、該パケ
    ットの中で前記入力ポートから最も早く入力されたパケ
    ットを選択し、交換処理を行うことを特徴とする請求項
    1、2または3に記載のパケット交換方式。
  5. 【請求項5】 前記3次スイッチが前記2次スイッチか
    ら入力してくるパケットを前記各2次スイッチ毎に蓄積
    するパケット蓄積手段と、前記各パケット蓄積手段に最
    も早く入力されたパケットの中から前記入力ポートから
    入力して以来、前記第2次スイッチでの最大遅延時間に
    相当する一定時間以上経っているパケットを検知する時
    刻比較手段を備え、 前記各2次スイッチ毎のパケットの蓄積数が全て1以上
    の場合、もしくは前記入力ポートから入力して以来、
    記第2次スイッチでの最大遅延時間に相当する一定時間
    以上経っているパケットが検知された場合に、前記各パ
    ケット蓄積手段に最も早く入力したパケットの前記タイ
    ムスタンプの比較を行い、該パケットの中で前記入力ポ
    ートから最も早く入力されたパケットを選択し、交換処
    理を行うことを特徴とする請求項1、2または3に記載
    のパケット交換方式。
  6. 【請求項6】 前記3次スイッチが前記2次スイッチか
    ら入力してくるパケットを前記各2次スイッチ毎に蓄積
    するパケット蓄積手段と、最後に交換処理を行ったパケ
    ットのタイムスタンプを記憶するタイムスタンプ記憶手
    段と、前記各パケット蓄積手段に最も早く入力されたパ
    ケットの中から前記入力ポートから入力して以来、前記
    第2次スイッチでの最大遅延時間に相当する一定時間以
    上経っているパケットを検知する時刻比較手段を備え、 前記各2次スイッチ毎のパケットの蓄積数が全て1以上
    の場合、もくしは前記タイムスタンプ記憶手段に記憶さ
    れているタイムスタンプと同一のタイムスタンプを持つ
    パケットが蓄積されている場合、もくしは前記第2次ス
    イッチでの最大遅延時間に相当する一定時間以上経って
    いるパケットを検知された場合に、前記各パケット蓄積
    手段に最も早く入力したパケットのタイムスタンプの比
    較を行い、該パケットの中で前記入力ポートから最も早
    く入力されたパケットを選択し、交換処理を行うことを
    特徴とする請求項1、2、または3記載のパケット交換
    方式。
  7. 【請求項7】 前記3次スイッチが前記2次スイッチか
    ら入力してくるパケットを前記各2次スイッチ毎に蓄積
    するパケット蓄積手段と、前記各2次スイッチが前記3
    次スイッチへ出力すべきパケットが存在するかどうか判
    断する空パケット判断手段を備え、 前記各2次スイッチ毎のパケットの蓄積数が全て1以上
    である場合、もしくはパケットの蓄積数が0である全て
    のパケット蓄積手段に対応する前記2次スイッチに前記
    3次スイッチに出力すべきパケットがなかった場合、 前記各パケット蓄積手段に最も早く入力したパケットの
    前記タイムスタンプの比較を行い、該パケットの中で前
    記入力ポートから最も早く入力されたパケットを選択
    し、交換処理を行うことを特徴とする請求項1、2また
    は3に記載のパケット交換方式。
  8. 【請求項8】 前記3次スイッチが前記2次スイッチか
    ら入力してくるパケットを前記各2次スイッチ毎に蓄積
    するパケット蓄積手段と、最後に交換処理を行ったパケ
    ットのタイムスタンプを記憶するタイムスタンプ記憶手
    段と、前記各2次スイッチが前記3次スイッチへ出力す
    べきパケットが存在するかどうか判断する空パケット判
    断手段を備え、 前記各2次スイッチ毎のパケットの蓄積数が全て1以上
    である場合、もしくはパケットの蓄積数が0である全て
    のパケット蓄積手段に対応する前記2次スイッチに前記
    3次スイッチに出力すべきパケットがなかった場合、も
    しくは前記タイムスタンプ記憶手段に記憶されているタ
    イムスタンプと同一のタイムスタンプを持つパケットが
    蓄積されている場合に、 前記各パケット蓄積手段に最も早く入力したパケットの
    前記タイムスタンプの比較を行い、該パケットの中で前
    記入力ポートから最も早く入力されたパケットを選択
    し、交換処理を行うことを特徴とする請求項1、2また
    は3に記載のパケット交換方式。
  9. 【請求項9】 前記3次スイッチが前記パケット蓄積手
    段に蓄積されているパケットのタイムスタンプに基づい
    て、該蓄積されているパケットの中から、前記入力ポー
    トから最も早く入力されたパケットを選択し、該パケッ
    トの交換処理を行う動作を前記入力ポートからのパケッ
    トの入力速度の整数倍の速度で行うことを特徴とする請
    求項4、5、6、7、または8に記載のパケット交換方
    式。
  10. 【請求項10】 前記2次スイッチが前記入力ポートか
    らのパケットの入力速度の整数倍の速度で前記3次スイ
    ッチへパケットを出力することを特徴とする請求項1、
    2、3、4、5、6、7、8または9記載のパケット交
    換方式。
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1992年電子情報通信学会春季大会 B−455
信学技報 SSE89−173
信学技報 SSE90−127
信学技報 SSE91−111
信学技報 SSE92−54
電子情報通信学会論文誌,Vol.J75−B−1 No.9 p.698−709

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