JP4901777B2 - ネットワーク中継装置およびネットワーク中継方法 - Google Patents

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Description

この発明は、ネットワークにおいてデータの転送を行うネットワーク中継技術に関する。
ネットワーク中継装置では、入力ポートに接続された外部装置から受信したパケットを、パケットに含まれる宛先に基づいて特定される出力ポートに転送することにより、パケットの宛先となる外部装置に中継する。この入力ポートと出力ポートとの間でのデータの転送をより高速に行うため、入力ポートを有する受信側の転送装置と、出力ポートを有する送信側の転送装置との間のデータ転送に複数のクロスバスイッチが使用される場合がある。クロスバスイッチを用いるネットワーク中継装置では、一般に、受信したパケットを所定のデータ長のセルに分割し、分割されたセルがクロスバスイッチにより転送される。
このようにパケットを分割したセルを複数のクロスバスイッチで転送した場合、互いに異なるクロスバスイッチを経由して転送されたセルの送信側転送装置への到達順序は、受信側転送装置からクロスバスイッチへの転送順序とは必ずしも一致しない。セルの到達順序が保証されない場合、セルの順序の入れ替わりにより、セルからパケットを適正に復元し得なくなる。そこで、従来のネットワーク中継装置は、受信側転送装置においてクロスバスイッチによるセルの宛先ごとにセルシリアル番号(CSN)を付加し、送信側転送装置においてCSN順にセルを並べ替える整列処理が行われる。
特開2005−045626号公報
しかしながら、セル宛先ごとにCSNを付加する場合、送信側転送装置の数が増えるにしたがってCSNを付加するためのCSN付加回路等の数が増加し、ネットワーク中継装置の回路規模が増大する。特に、クロスバスイッチにおいて単一のセルを複数の送信側転送装置に転送するマルチキャスト転送を行う場合、送信側転送装置の増加にしたがって、CSN付加回路等の数が急激に増加する。なお、この問題は、パケットをセルに分割して転送する場合に限らず、パケットやセルなどの単位データの転送順序を維持することが求められる場合一般に共通する。
本発明は、上述した従来の課題を解決するためになされたものであり、複数のクロスバスイッチを使用するネットワーク中継装置において、ネットワーク中継装置の回路規模の増大を抑制することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
ネットワーク中継装置であって、
所定の形式の単位データを転送する複数のクロスバスイッチと、
ネットワークから受信したデータを前記単位データごとに前記複数のクロスバスイッチに転送する受信側転送部と、
前記複数のクロスバスイッチから転送されてきたデータを前記ネットワークに送信する複数の送信側転送部と、
を備えており、
前記受信側転送部は、
前記単位データに、前記単位データの前記クロスバスイッチによる転送先が同一であるか否かにかかわらず、前記クロスバスイッチへの転送順に連続するシリアル番号を付加するシリアル番号付加部と、
前記シリアル番号が付加された単位データを、前記複数のクロスバスイッチに分散して転送する分散処理部と、
を有し、
前記複数の送信側転送部のそれぞれは、
前記複数のクロスバスイッチのそれぞれに対応して、各クロスバスイッチから転送されてきた前記単位データを蓄積する複数のキューと、
前記複数のキューの全てに前記単位データが蓄積された場合に、前記複数のキューの先頭に蓄積された単位データのうちの前記シリアル番号が最小の単位データを抽出する単位データ抽出部と、
を有している、
ネットワーク中継装置。
この適用例では、単位データには、単位データのクロスバスイッチによる転送先が同一であるか否かにかかわらず、クロスバスイッチへの転送順に連続するシリアル番号が付加される。そのため、送信側転送部の数が増えた場合においても、シリアル番号付加部の数の増加が抑制できるので、ネットワーク中継装置の回路規模の増大を抑制することが可能になる。なお、送信側転送部は、複数のキューの全てに単位データが蓄積された場合に、複数のキューの先頭に蓄積された単位データのうちのシリアル番号が最小の単位データを抽出する。これにより、単位データの抽出順序は、受信側転送部からクロスバスイッチへの転送順序に一致させることが可能となる。
[適用例2]
適用例1記載のネットワーク中継装置であって、
前記受信側転送部は、前記複数の送信側転送部のうちの特定の送信側転送部に転送するデータが所定の時間以上受信されない場合に、前記特定の送信側転送部に対して単位データの抽出を実行させるための同期単位データを転送する、
ネットワーク中継装置。
この適用例では、特定の送信側転送部に転送するデータが所定の時間以上受信されない場合に、特定の送信側転送部に対して単位データの抽出を実行させるための同期単位データが転送される。そのため、複数のキューの全てに単位データが蓄積されていない状態でデータが受信されていない場合であっても、より確実に順序が保証された単位データを抽出することができる。
[適用例3]
適用例1または2記載のネットワーク中継装置であって、
前記シリアル番号付加部は、前記シリアル番号にラップアラウンドが生じた場合に、前記複数の送信側転送部にラップアラウンドの発生を通知するためのラップアラウンド通知単位データを生成する、ネットワーク中継装置。
この適用例では、シリアル番号にラップアラウンドが生じた場合に、ラップアラウンド通知単位データが送信側転送部に転送される。そのため、シリアル番号が最小の単位データを抽出する単位データ抽出部において、ラップアラウンドの発生により誤った単位データが抽出されることを抑制することがより容易となる。
[適用例4]
適用例1ないし3のいずれか記載のネットワーク中継装置であって、
前記受信側転送部は、前記ネットワーク中継装置が受信するパケットを前記単位データに分割し、前記シリアル番号付加部に前記パケット単位で前記単位データを転送するパケット分割部を有し、
前記複数の送信側転送部のそれぞれは、前記クロスバスイッチから転送されてきた前記単位データから前記パケットを復元するパケット復元部を有する、
ネットワーク中継装置。
この適用例によれば、受信側転送部は、一般的にクロスバスイッチでの転送に適した所定のデータ長のセルが生成される。そのため、クロスバスイッチによるデータ転送をより適切なものにすることが可能となる。
[適用例5]
適用例4記載のネットワーク中継装置であって、
前記パケット分割部は、前記単位データの前記パケット内での位置を示す、型識別子を付加する型識別子付加部を有し、
前記パケット復元部は、前記単位データの前記型識別子に基づいて、前記パケットが適正に復元されたか否かを判断する型識別子判定部を有する、
ネットワーク中継装置。
この適用例によれば、受信側転送部からクロスバスイッチ、およびクロスバスイッチから送信側転送部へ、単位データが適正に転送されたか否かを判断することが可能となる。そのため、単位データからパケットが適正に復元されたか否かを判断することがより容易となる。
[適用例6]
適用例1ないし5のいずれか記載のネットワーク中継装置であって、
前記クロスバスイッチは、前記受信側転送部から供給された単一の単位データを前記複数の送信側転送部のうちの2つ以上の送信側転送部のそれぞれに対して別個の単位データとして転送することが可能に構成されている、ネットワーク中継装置。
クロスバスイッチにおいて単一の単位データを2つ以上の送信側転送部のそれぞれに対して別個の単位データとして転送する場合においても、送信側転送部の増加に伴うシリアル番号付加部の数の急激な増大を抑制することができる。そのため、この適用例によれば、ネットワーク中継装置の回路規模の増大をより抑制することができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能である。例えば、ネットワーク中継装置およびネットワーク中継方法、それらの装置および方法の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、そのコンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号、等の態様で実現することができる。
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.実施例:
B.変形例:
A.実施例:
図1は、本発明の一実施例としてのネットワーク中継装置100の概略構成を示す説明図である。本実施例において、ネットワーク中継装置100は、2つのルーティングマネージャ(RM:Routing Manager)200と、4つのパケット処理部(PPU:Packet Processing Unit)300と、クロスバスイッチ(CSW:Crossbar Switch)が搭載された3つのクロスバスイッチボード(CSW−PK)400と、を有している。なお、本明細書において、2つのルーティングマネージャ200を区別する場合には、ルーティングマネージャ200[0]あるいはルーティングマネージャ200[1]と表記する。また、図面においては、RM(0)あるいはRM(1)と表記する。パケット処理部300、クロスバスイッチボード400、およびその他の構成部についても同様に記述する。
ルーティングマネージャ200は、クロスバスイッチボード400およびパケット処理部300の動作を制御する。ルーティングマネージャ200は、また、ルーティング情報の作成および更新と、作成・更新されたルーティング情報のパケット処理部300への配布を行う。なお、本実施例では、ルーティングマネージャ200は、2重冗長系として構成されている。したがって、2つのルーティングマネージャ200[0],200[1]のいずれか一方が、現用系としてルーティングマネージャ200としての処理を実行し、残りの一方が予備系として現用系のルーティングマネージャ200での障害発生時に使用される。
本実施例では、クロスバスイッチボード400も冗長系として構成されている。具体的には、ルーティングマネージャ200は、2つのクロスバスイッチボード400[0],400[1]を現用系として稼働させ、残りのクロスバスイッチボード400[2]を予備系として非稼働状態に設定する。これにより、クロスバスイッチボード400[0],400[1]のいずれかに障害が発生した場合には、障害が発生したクロスバスイッチボード400に替えて、予備系のクロスバスイッチボード400[2]が稼働状態になる。このように、クロスバスイッチボード400に冗長性を持たせることにより、ネットワーク中継装置100の耐障害性を高めることができる。但し、クロスバスイッチボード400の運用状態は、必ずしもこの限りでない。例えば、3つのクロスバスイッチボード400の全てを稼働させ、ネットワーク中継装置100におけるデータの転送能力をより高くすることも可能である。また、ネットワーク中継装置100により中継されるデータのトラフィックに応じて、稼働させるクロスバスイッチボード400の数を変更するものとしてもよい。このようにすれば、トラフィックが少ない場合に、クロスバスイッチボード400の稼働数を低減することにより、ネットワーク中継装置100の消費電力をより低減することが可能となる。
図2は、パケット処理部300とクロスバスイッチボード400との接続状態を示す説明図である。図2の例では、クロスバスイッチボード(CSW−PK)400は、それぞれ4つのクロスバスイッチ(CSW)410を有している。なお、図2の例では、クロスバスイッチボード400には、4つのクロスバスイッチ410が設けられているが、クロスバスイッチボード400が有するクロスバスイッチ410の数は、1以上であれば任意の数とすることができる。
パケット処理部(PPU)300は、それぞれ、パケット転送部(PFP:Packet Forwarding Processor)310と、サブクロスバスイッチ302と、を備えている。サブクロスバスイッチ302は、通常、受信側サブクロスバスイッチ(SSW−R)と送信側サブクロスバスイッチ(SSW−T)とで構成されているが、図2では、図示の便宜上、単一のサブクロスバスイッチ302として描いている。但し、受信側サブクロスバスイッチ(SSW−R)および送信側サブクロスバスイッチ(SSW−T)を一体のものとして構成することも可能である。
クロスバスイッチ410のそれぞれには、4つのパケット処理部300[0]〜300[3]が接続されている。このように、単一のクロスバスイッチ410に対して、4つのパケット処理部300[0]〜300[3]が接続される構成は、「4×4」の構成と呼ばれる。図2の例では、4つのクロスバスイッチ410を別個のクロスバスイッチとして使用しているが、クロスバスイッチ410の構成によっては、2つのクロスバスイッチ410をそれぞれ単一のクロスバスイッチとして使用することも可能である。このように2つのクロスバスイッチ410を単一のクロスバスイッチとして使用することにより、クロスバスイッチに接続されるパケット処理部300の数を倍(すなわち、8×8の構成)にすることが可能となる。
図3は、ネットワーク中継装置100の各部の構成を示す説明図である。図1および図2は、ネットワーク中継装置100が、4つのパケット処理部(PPU)300と、3つのクロスバスイッチボード(CSW−PK)400と、2つのルーティングマネージャ(RM)200と、により構成されている例を示しているが、一般に、パケット処理部300とクロスバスイッチボード400との数は、適宜変更可能である。そのため、以下では、図3に示すように、パケット処理部300の数をN個とし、クロスバスイッチボード400の数をM個として説明する。
パケット処理部300は、パケット転送部(PFP)310と、受信側サブクロスバスイッチ(SSW−R)320と、送信側サブクロスバスイッチ(SSW−T)330と、ルーティングコントローラ340と、バス選択部350と、を備えている。パケット処理部300の内部において、バス選択部350は、パケット転送部310と、受信側サブクロスバスイッチ320と、送信側サブクロスバスイッチ330と、ルーティングコントローラ340と、に接続されている。なお、図3の例では、個々のパケット処理部300に対して1つのパケット転送部310が設けられているが、パケット処理部300に設けられるパケット転送部310の数は、1以上の任意の数とすることができる。
クロスバスイッチボード400は、クロスバスイッチ410と、バス選択部420と、を備えている。クロスバスイッチボード400の内部において、バス選択部420は、クロスバスイッチ410に接続されている。上述のように、クロスバスイッチボード400に設けられるクロスバスイッチ410の数は、1以上の任意の数とすることができる。そこで、以下では、1つのクロスバスイッチボード400には、1つのクロスバスイッチ410が設けられているものとして説明する。
ルーティングマネージャ(RM)200は、それぞれ、CPU210を備えている。CPU210は、ルーティングマネージャ200に設けられたメモリ(図示しない)に格納されたコンピュータプログラムを実行することにより、ルーティングマネージャ200としての機能を実現する。2つのルーティングマネージャ200[0],200[1]は、それぞれ、別個のバスBUS0,BUS1に接続されている。パケット処理部300およびクロスバスイッチボード400に設けられたバス選択部350,420は、2つのバスBUS0,BUS1のうちの現用系のルーティングマネージャ200に接続されたバスを通して、ルーティングマネージャ200との間のデータの授受を仲介する。
パケット処理部300のルーティングコントローラ340は、ルーティングマネージャ200から供給されるルーティング情報をパケット転送部310に受け渡す。パケット転送部310は、図示しない外部ポートから転送対象のパケットを受信する。受信されたパケットは、パケット転送部310においてセル(後述する)に分割され、パケット転送部310から受信側サブクロスバスイッチ320に受け渡される。パケット転送部310から受信側サブクロスバスイッチ320に受け渡されるセルには、その宛先としてパケット処理部300を特定するセル宛先が付加されている。セル宛先は、パケット転送部310が、ルーティングコントローラ340から取得したルーティング情報に基づいて決定される。
受信側サブクロスバスイッチ320は、受け取ったセルをM個のクロスバスイッチ410に分散して転送する。クロスバスイッチ410は、セル宛先に従ってセルを送信側サブクロスバスイッチ330に転送する。送信側サブクロスバスイッチ330は、セルからパケットを復元し、復元したパケットをパケット転送部310に受け渡す。パケット転送部310は、受け取ったパケットを、ルーティングコントローラ340から取得したルーティング情報に基づいて特定される外部ポートから送信する。このようにして、ある外部ポートに転送されてきたパケットは、ルーティング情報に基づいて特定された外部ポートに転送され、ネットワーク中継装置100におけるパケットの転送が行われる。
このように、パケット転送部(PFP)310と受信側サブクロスバスイッチ(SSW−R)320は、クロスバスイッチ(CSW)410にネットワークから受信したデータを転送する機能を有している。そのため、パケット転送部310と受信側サブクロスバスイッチ320とは、併せて、「受信側転送部」とも呼ぶことができる。また、パケット転送部310と送信側サブクロスバスイッチ(SSW−T)330は、クロスバスイッチ410から転送されてきたデータをネットワークに送信する機能を有している。そのため、パケット転送部310と送信側サブクロスバスイッチ330とは、併せて、「送信側転送部」とも呼ぶことができる。
図4は、パケット転送部(PFP)310において、受信されたパケットがセルに分割される様子を示す説明図である。図4(a)は、パケット転送部310において、パケットをセルに分割する機能の構成を示すブロック図である。パケット転送部310は、パケットをセルに分割する分割処理部312と、セルに付加されるセル宛先を決定するセル宛先決定部314と、分割されたセルにセル宛先を付加して、受信側サブクロスバスイッチ(SSW−R)320に転送するセルを生成するセル生成部316と、を備えている。なお、これらの各部312,314,316は、パケットを分割してセルを生成する回路であるので、あわせて「パケット分割回路」とも呼ぶことができる。パケット分割回路で生成されたセルは、キュー318に蓄積され、キュー318から受信側サブクロスバスイッチ320に転送される。なお、キュー318は、単一のパケット処理部(PPU)300への転送(ユニキャスト転送)と、複数のパケット処理部300への転送(マルチキャスト転送)と、のそれぞれに対して別個に設けられるのが好ましい。このようにすれば、受信側サブクロスバスイッチ320においてユニキャストとマルチキャストとで異なる処理を行うことが容易となる。さらに、キュー318は、セルの転送パターン(データフロー)毎に、あるいはセルの転送パターン(データフロー)を複数束ねたフロー毎に、別個に設けられるのがより好ましい。このようにすれば、受信側サブクロスバスイッチ320においてセルの転送パターン(データフロー)毎に異なる処理を行うことが容易となる。
図4(b)は、インターネットプロトコル(IP:Internet Protocol)に準拠した形式のパケット(IPパケット)からセルが生成される様子を示している。但し、セルの生成に用いられるパケットは、必ずしもIPパケットでなくとも良く、ネットワーク中継装置100が対応するプロトコルに応じて適宜変更される。なお、図4(b)において、データ転送は、矢印で示すように、図の右から左の方向の順序で行われる。
IPパケットには、宛先IPアドレスなどが登録されたIPヘッダと、IPパケットにより転送されるデータ(IPデータグラム)とが含まれている。分割処理部312は、受け取ったIPパケットを複数のセルデータに分割する。IPパケットの分割数は、予め定められているセルのデータ長(例えば、32バイトや128バイト)に応じて決定される。図4(b)の例では、IPパケットは4つに分割されている。なお、図4(b)では、IPヘッダを含むIPパケット全体からセルデータが生成されているが、IPヘッダを除去したIPデータグラムからセルデータを生成するものとしてもよい。
セル宛先決定部314は、IPヘッダに含まれる宛先IPアドレスに従って、セル宛先を決定する。具体的には、ルーティングコントローラ340(図3)から供給されるルーティング情報に基づいて、宛先IPアドレスに対応するパケット処理部300を特定する。そして、特定されたパケット処理部300に基づいてセル宛先を決定する。このセル宛先は、クロスバスイッチ410からのセルの転送先を特定する情報である。セル宛先としては、クロスバスイッチ410におけるセルの転送パターン(データフロー)を表すNビットのビットマップ、すなわちクロスバスイッチの接続状態を表すビットマップとして与えることができる。また、後述するように、データフローに対応づけられた番号(データフロー番号)をセル宛先としても良い。
セル生成部316は、分割処理部312とにより生成されたセルデータに、セル宛先を含むセルヘッダを付加する。図4(b)に示すように、セルヘッダには、セル宛先と、セルシリアル番号(CSN:Cell Serial Number)が含まれるが、セル生成部316においてはCSNは設定されない。この場合、CSNの値としては、例えば0が設定されるが、他の任意の値としても良く、また、不定値であっても良い。セル生成部316において生成されたセルは、キュー318に蓄積された後、受信側サブクロスバスイッチ320に転送される。なお、パケット転送部310から受信側サブクロスバスイッチ320へのセルの転送は、分割前のパケット単位で行われる。
セル生成部316は、また、宛先となるパケット処理部300(宛先PPU)に転送されるIPパケットが途切れた場合(すなわち、所定の時間、特定の宛先のパケットが受信されていない場合)、IPパケットの途切れを通知するための同期セル(ダミーセル)を生成し、受信側サブクロスバスイッチ320に転送する。同期セルは、通常のセルと区別可能であれば任意の形式とすることができる。例えば、セルヘッダに同期セルか否かを表すフラグを設け、同期セルに対しては、そのフラグを立てるものとしてもよい。
図5は、受信側サブクロスバスイッチ(SSW−R)320から送信側サブクロスバスイッチ(SSW−T)330にセルが転送される様子を示す説明図である。受信側サブクロスバスイッチ320は、CSN付加回路322と、セル分散回路324と、を有している。送信側サブクロスバスイッチ(SSW−T)330は、セル整列回路332と、パケット復元回路334と、を有している。図5に示すように、パケット転送部(PFP)310から受信側サブクロスバスイッチ320に転送されてきたセルは、CSN付加回路322、セル分散回路324、クロスバスイッチ(CSW)410、セル整列回路332、およびパケット復元回路334を介して、パケット転送部310に転送される。なお、これらの各部322,324,410,332,334における処理の内容については、後述する。
図6は、CSN付加回路322において個々のセルにCSNが付加される様子を示す説明図である。図6(a)に示すように、CSN付加回路322は、パケット転送部(PFP)310から転送されてきたCSN未設定のセルに対し、転送順に連続したCSNを付加し、CSNが付加されたセルをセル分散回路324に受け渡す。
図6(b)は、セルにCSNが付加される様子を示している。図6(b)において、データ転送は、矢印で示すように、図の右から左の方向の順序で行われる。なお、図6(b)において、セル宛先は単なる数字として表し、CSNはナンバ記号(#)を付した数字として表している。本実施例においては、CSNは、セル宛先にかかわらず、セルの転送順に連続した番号が付加される。なお、セルヘッダにおいてCSNに割り当てられているビット数は、予め定められている。この場合、CSNが割当ビット数で表すことができる数を超えた場合には、CSNは0に戻される(「ラップアラウンド」と呼ばれる)。このようにラップアラウンドが発生した場合には、CSN付加回路322は、ラップアラウンドの発生を通知するためのセルを生成する。
このように転送順にCSNが付加されたセルは、図3に示すように、クロスバスイッチ(CSW)410を介して宛先PPUに転送される。このとき、宛先PPUでは、図6(c)に示すように、受信したセルのCSNは連続番号とはならない。そこで、本実施例では、後述するように、送信側サブクロスバスイッチ(SSW−T)330に、送信元のパケット処理部(送信元PPU)300のそれぞれに対応するセル整列回路332を設けている。そして、個々のセル整列回路332に、クロスバスイッチ410に対応したキューを設ける。キューに蓄積されたセルからCSNが最小のセルを取り出すことにより、整列されたセルが取得される。なお、このように、セルの整列を行うための具体的な構成およびその機能については、後述する。
図7は、比較例としての従来のCSN付加回路322aにおいて個々のセルにCSNが付加される様子を示す説明図である。従来のCSN付加回路322aは、セル宛先を検出する宛先検出回路612と、宛先別CSN付加回路614と、セル順序維持回路616と、を有している。宛先検出回路612は、CSN未設定セルのセル宛先を検出し、セル宛先に対応した宛先別CSN付加回路614に当該セルを転送する。宛先別CSN付加回路614のそれぞれは、転送されてきたセルに対し、別個の連続番号をCSNとして設定する。セル順序維持回路616は、宛先別CSN付加回路614から転送されてきたセルを、CSN付加回路322aへの受入順にセル分散回路324(図5)に転送する。これにより、従来のCSN付加回路322aでは、セル宛先毎に連続するCSNがセルに設定される。
後述するように、セルの転送先である送信側サブクロスバスイッチ(SSW−T)においては、セル宛先に対応する数のセル整列回路が設けられる。そして、個々のセル整列回路に、クロスバスイッチ410のそれぞれに対応するキューを設ける。このキューの先頭に蓄積されたセルのCSNは、連続した番号となる。そこで、整列されたセルを抽出する度に1ずつインクリメントされるCSN期待値(以下、単に「期待値」とも呼ぶ)と、キュー先頭のセルのCSNとを比較し、CSNが期待値となっているセルを抽出することにより、セルを整列させることができる。
しかしながら、このように宛先毎に連続するCSNをセルに付加する場合、宛先別CSN付加回路614とセル整列回路との数は、パケット処理部300の数が増加するにしたがって急激に増大する。図8は、パケット処理部300の数が8である場合に、セルの転送パターン(データフロー)の全てにセル宛先を割り当てた様子を示している。
図8に示すように、クロスバスイッチ410(図5)におけるマルチキャスト転送を可能にする場合、データフローは、パケット処理部300の数をNとして、2N−1種類となる。そのため、データフロー毎にセル宛先を割り当てると、セル宛先に対応する宛先別CSN付加回路614とセル整列回路とは、それぞれ、2N−1個必要となる。例えば、パケット処理部300の数を8とした場合、宛先別CSN付加回路614とセル整列回路とは、それぞれ255個必要となる。
このような問題を回避するため、データフロー数よりも少ない数のセル宛先を設定し、各セル宛先に対しデータフローを登録することも可能である。図9は、K個のセル宛先にデータフローを登録した一例を示している。
このようなデータフローの登録は、例えば、K個のデータ領域(エントリ)を有するコンテンツアドレサブルメモリ(CAM:Contents Addressable Memory)に、使用するデータフローを割り付けることにより行うことができる。この場合、既にエントリ数のデータフローが登録されており、CAMに登録されていない新たなデータフローを使用する場合、新たなデータフローは、最も使用頻度の低いデータフローのエントリに登録される。但し、このようにデータフローの登録を行う場合、宛先別CSN付加回路614とセル整列回路との間でデータフローの登録状態を同期することが必要となる。したがって、同期のために処理が複雑化するとともに、オーバーヘッドが増加するおそれがある。
このように、従来のネットワーク中継装置において、クロスバスイッチ410におけるマルチキャスト転送を行うと、パケット処理部300の増加にしたがってセル宛先数が急激に増加する。したがって、従来のネットワーク中継装置では、宛先別CSN付加回路614の数と、セル整列回路の数との増加を抑制するため、クロスバスイッチ410におけるマルチキャスト転送を行うことなくセルを複数の宛先PPUに転送することが行われている。この場合、マルチキャストのセルを予め複製することにより、マルチキャストを単一の転送先へのユニキャストに変換することが行われる。
図10は、クロスバスイッチ410におけるマルチキャスト転送の様子を示す説明図である。図11および図12は、マルチキャストをユニキャストに変換した場合のセルの転送の様子を示す説明図である。
図10に示すように、クロスバスイッチ(CSW)410[0]は、単一の受信側サブクロスバスイッチ(SSW−R)320[0]から転送されてきたセルを、複数の送信側サブクロスバスイッチ(SSW−T)330[0]〜330[2]に転送することが可能である。そのため、図10の例に示すように、クロスバスイッチ410[0]においてマルチキャスト転送を行うことにより、単一のクロスバスイッチ410[0]を使用していても、受信側サブクロスバスイッチ320[0]とクロスバスイッチ410[0]との間のトラフィックの増加を抑制することができる。
一方、図11に示すように、受信側サブクロスバスイッチ(SSW−R)320[0]においてセルを複製し、複製したセルを単一のクロスバスイッチ410[0]に転送すると、受信側サブクロスバスイッチ320[0]とクロスバスイッチ410[0]との間でのトラフィックが増大する。また、図12に示すように、複製したセルを複数のクロスバスイッチ410[0]〜410[2]に転送すると、複製のクロスバスイッチ410[0]〜410[2]が占有される。このように、従来のネットワーク中継装置で宛先別CSN付加回路614等の数を抑制するため、マルチキャストからユニキャストへの変換を行うと、受信側サブクロスバスイッチ320とクロスバスイッチ410との間のトラフィックの増大や、クロスバスイッチ410の占有により、セルの転送速度が低下するおそれがある。
図13は、セル分散回路324においてセルがM個のクロスバスイッチ(CSW)に分散される様子を示す説明図である。個々のクロスバスイッチ410に分散されたセルは、セル分散回路324とクロスバスイッチ410との間に設けられたキュー(CSW宛キュー)に蓄積され、CSW宛キューの先頭から順次クロスバスイッチ410に転送される。セルの転送先のクロスバスイッチは、ラウンドロビン等の種々の分散方法を用いて決定することができる。セル転送先のクロスバスイッチは、図5の受信側サブクロスバスイッチ(SSW−R)320および送信側サブクロスバスイッチ(SSW−T)330に設けられた種々のキューの状態に応じて決定するのがより好ましい。この場合、セルの転送先は、例えば、以下の順にしたがって決定することができる。
1:CSW宛キューのセル蓄積数が所定の閾値よりも少ないクロスバスイッチ410。
2:宛先PPUの送信側サブクロスバスイッチ(SSW−T)から転送の制限を受けていない(バックプレッシャがかかっていない)クロスバスイッチ410。
3:クロスバスイッチ410のラウンドロビン。
なお、転送されるセルがユニキャストとマルチキャストとのいずれかに応じて、転送先のクロスバスイッチ410を分けるものとしてもよい。このようにクロスバスイッチ410を使い分けることにより、マルチキャスト転送の帯域を確保することがより容易になる点でより好ましい。
図13の例では、クロスバスイッチ410に対するラウンドロビンによって、セルの転送先が決定されている。そのため、CSN付加回路322から供給されたセルは、順番にクロスバスイッチ410[0]からクロスバスイッチ410[M−1]に転送されている。
図14は、クロスバスイッチ410の内部構成を示す説明図である。クロスバスイッチ410は、セルの転送先であるN個の送信側サブクロスバスイッチ(SSW−T)のそれぞれに対応して、N個のスイッチバッファ510を備えている。スイッチバッファ510には、セルの転送元であるN個の受信側サブクロスバスイッチ(SSW−R)に対応して、N個の内部キュー512と、内部キュー512に蓄積されたセルを選択し、送信側サブクロスバスイッチに転送する転送セル選択回路514とが設けられている。
スイッチバッファ510のそれぞれには、受信側サブクロスバスイッチ(SSW−R)から転送されてきたセルが、転送先の送信側サブクロスバスイッチ(SSW−T)に応じて振り分けられる。各スイッチバッファ510に振り分けられたセルは、転送元毎に別個に設けられた内部キュー512に蓄積される。
転送セル選択回路514は、転送元に対するセル単位のラウンドロビンによって転送されるセルを選択し、選択したセルを転送先の送信側サブクロスバスイッチ(SSW−T)に送出する。なお、後述するように、送信側サブクロスバスイッチ(SSW−T)のセル整列回路332(図5)には、転送元のパケット処理部300(すなわち、受信側サブクロスバスイッチ320)毎に別個のキューが設けられている。そこで、送信側サブクロスバスイッチのキューへのセルの蓄積量に応じて転送するセルを選択するのが、セル整列回路332へのセル転送をより効率的に行える点でより好ましい。なお、図14に示すクロスバスイッチ410の構成から分かるように、クロスバスイッチ410では、特定の入力ポートから出力ポートに転送されるセルは、その転送順序が維持される。
図15は、送信側サブクロスバスイッチ330(図5)に設けられた、セル整列回路332の内部構成を示す説明図である。セル整列回路332は、セルの送信元であるN個のパケット処理部(送信元PPU)に対応して、N個のセル整列バッファ520を備えている。セル整列バッファ520のそれぞれには、セルの転送元であるM個のクロスバスイッチ410に対応して、M個の内部キュー522と、内部キュー522に蓄積されたセルから最も先頭のセルを選択し、パケット復元回路334(図5)に転送するCSN最小値検出回路524とが設けられている。
図16は、CSN最小値検出回路524がセルを整列する処理の流れを示すフローチャートである。このセル整列処理は、ネットワーク中継装置100の稼働中、CSN最小値検出回路524により常時実行されている。
ステップS110において、CSN最小値検出回路524は、全ての内部キュー522にセルが存在するか否かを判断する。全ての内部キュー522にセルが存在する場合、処理はステップS120に進む。内部キュー522のいずれかにセルが存在していない場合、処理はステップS110に戻され、全ての内部キュー522にセルが存在するようになるまで、ステップS110が繰り返し実行される。
ステップS120において、CSN最小値検出回路524は、内部キュー522の先頭のセルのうちの、CSNが最小のセル(CSN最小セル)を検索する。次いで、ステップS130において、ステップS120で検索されたCSN最小セルを、パケット復元回路334(図5)に転送する。CSN最小セルのパケット復元回路334への転送の後、処理は、ステップS110に戻され、ステップS110〜S130が繰り返し実行される。
図15の例では、クロスバスイッチ410[0]〜410[M−2]に対応する内部キュー522[0]〜522[M−2]には、それぞれセルが蓄積されている。クロスバスイッチ410[M−1]に対応する内部キュー522[M−1](ハッチングで示す)に、CSNが#5のセルが蓄積されると、全ての内部キュー522[0]〜522[M−1]にセルが存在していると判断される(ステップS110)。これにより、CSNが最小のセルが検索され(ステップS120)、検索されたCSNが#0のセルが、パケット復元回路334に転送される(ステップS130)。
なお、本実施例では、パケット処理部300へのパケットの転送が途切れた場合、上述のように、同期セルの転送が行われる。そのため、同期セルが内部キュー522に蓄積されているかを判断することによって、パケット復元回路334にセルを転送すべきか否かを判断することができる。しかしながら、同期セルを使用せず、最後にセルを受け取ってからの時間が予め定められた時間となった場合に、セルの転送を行うものとしてもよい。但し、CSN最小値検出回路524における処理がより容易となる点で、同期セルを使用するのがより好ましい。
また、本実施例では、CSNのラップアラウンドが発生した場合、上述のように、その旨を伝達するセルの転送が行われる。そのため、CSN最小値検出回路524が、ラップアラウンドの発生により誤ったセルを抽出して転送することが抑制される。しかしながら、セルの転送ではなく、ラップアラウンドの発生の通知を別途受け付けるものとしてもよい。但し、ラップアラウンドの発生タイミングについて、CSN付加回路322とCSN最小値検出回路524との間での同期がより容易となる点で、セルの転送によりラップアラウンドの通知をするのがより好ましい。
図17は、比較例としての従来のセル整列回路332aの内部構成を示す説明図である。セル整列回路332aは、CSN最小値検出回路524に替えて期待値一致検出回路524aが使用されている点で、図15に示す本実施例のセル整列回路332と異なっている。他の点は、本実施例のセル整列回路332と同様である。なお、図17のセル整列回路332aには、N個のセル宛先に対応して、N個のセル整列バッファ520が設けられている。したがって、図17のセル整列回路332aを使用する場合、クロスバスイッチ410においてマルチキャスト転送を行うことができない。上述のように、クロスバスイッチ410においてマルチキャスト転送を行う場合、セル整列回路332aには、N個よりも多くのセル整列バッファ520aが設けられる。
図18は、期待値一致検出回路524aがセルを整列する処理の流れを示すフローチャートである。このセル整列処理も、図16に示す本実施例のセル整列処理と同様に、ネットワーク中継装置100の稼働中、期待値一致検出回路524aにより常時実行されている。
ステップS210において、期待値一致検出回路524aは、CSN期待値を0に設定する。次いで、ステップS220において、期待値一致検出回路524aは、CSNが期待値に一致するセル(以下、「期待値一致セル」とも呼ぶ)が、内部キュー522の先頭に存在するか否かを判断する。期待値一致セルが内部キュー522の先頭に存在する場合、処理はステップS230に進む。一方、期待値一致セルが内部キュー522の先頭に存在しない場合、処理はステップS220に戻され、期待値一致セルが内部キュー522の先頭に存在するようになるまで、ステップS220が繰り返し実行される。
ステップS230において、期待値一致検出回路524aは、期待値一致セルをパケット復元回路334(図5)に転送する。次いで、ステップS240において、期待値一致検出回路524aは、期待値を1だけインクリメントする。期待値のインクリメントの後、処理はステップS220に戻され、ステップS220〜S240が繰り返し実行される。
図17の例は、CSN期待値が0の状態において、クロスバスイッチ410[0]〜410[M−2]に対応する内部キュー522[0]〜522[M−2]に、期待値(#0)よりもCSNが大きいセルが蓄積されている状態を示している。ここで、クロスバスイッチ410[M−1]に対応する内部キュー522[M−1](ハッチングで示す)に、CSNが期待値(#0)のセルが蓄積されると、期待値一致セルが内部キュー522の先頭に存在すると判断される(ステップS220)。これにより、内部キュー522[M−1]から期待値一致セル(CSN=0)がパケット復元回路334に転送される(ステップS230)。
このように、従来技術では、CSNとして、セル宛先毎に連続した番号が割り当てられる。そのため、セル整列回路332aは、期待値一致セルをパケット復元回路334に転送する度にCSN期待値を1ずつインクリメントすることにより、次に転送すべきセルのCSNを特定することができる。そのため、パケット処理部300(図5)へのパケットの転送が途切れた場合や、CSNにラップアラウンドが発生した場合においても、適正にセルをパケット復元回路334に転送することができる。但し、上述のように、クロスバスイッチ410においてマルチキャスト転送を行う場合、セル整列回路332aに設けられるセル整列バッファ520aの数は、本実施例よりも多くなる。また、従来技術では、IPパケットを分割したセルの一部の消失(セル抜け)が発生した場合に、期待値一致検出回路524aは期待するCSNを検出することが不可能となるため、ステップS220にて停止する。そのため、期待値一致検出回路524aは、例えばセル整列バッファ522の状態と、ステップS220にて停止している時間に基づいて、CSN期待値を1だけインクリメントする処理が必要となる。一方、本実施例では、IPパケットを分割したセルの一部の消失(セル抜け)が発生した場合にも、CSN最小値検出回路524は停止することなく消失したセルの処理を省略することが可能となる。
図19は、パケット復元回路334の内部構成を示す説明図である。パケット復元回路334は、送信元別パケット復元回路532と、パケット選択回路534と、を有している。図19に示すように、パケット復元回路334には、N個のセル整列バッファ520(図17)に対応して、N個の送信元別パケット復元回路532が設けられている。
送信元別パケット復元回路532は、それぞれ、セル整列バッファ520から転送されてきた整列済のセルから、分割前のIPパケット(図4)を復元する。具体的には、セルからセルヘッダを除去し、セルデータを転送順に組み立てることによりIPパケットの復元が行われる。なお、IPパケットを分割したセルの一部の消失(セル抜け)が発生したか否かは、組み立てたIPパケットを構成したセルのCSNの連続性、およびIPパケットに含まれるエラー訂正コードを参照することにより判断することができる。この場合、セル抜けが発生したと判断されるIPパケットは、IPパケット単位で廃棄する。
パケット選択回路534は、個々の送信元別パケット復元回路532から、送信元PPUに対するラウンドロビン等の方法によって、パケット転送部310(図1)に転送するパケットを選択し、パケット転送部310に転送する。パケット転送部310は、送信側サブクロスバスイッチ330から転送されてきたパケットを、ルーティングコントローラ340(図3)から供給されるルーティング情報に基づいて、パケット転送部310に設けられた図示しないポートに転送する。ネットワーク中継装置100は、このように、特定のポートから受信したパケットをルーティング情報に基づいて決定されたポートに転送することにより、パケットの中継を行うことができる。
このように、本実施例では、セル宛先にかかわらず転送順にCSNを付加することにより、単一のCSN付加回路322によりCSNをセルに付加することができるとともに、セル整列回路332の数を送信元PPUの数に抑えることができる。そのため、ネットワーク中継装置100の回路規模の増大を抑制することが可能となる。特に、クロスバスイッチ410におけるマルチキャスト転送を行う場合、CSN付加回路322およびセル整列回路332の数の急激な増大を抑制することができる。そのため、クロスバスイッチ410におけるマルチキャスト転送をより容易に行うことができ、受信側サブクロスバスイッチ320とクロスバスイッチ410との間のトラフィックの低減がより容易となる。
B.変形例:
なお、この発明は上記実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
B1.変形例1:
上記実施例では、図4に示すように受信側サブクロスバスイッチ(SSW−R)320には、IPパケットを分割したセルが転送され、受信側サブクロスバスイッチ320から供給されたセルがクロスバスイッチ410(図5)により転送される。但し、クロスバスイッチにより転送されるデータは、送信側において転送順序の保証が要求されているデータであれば、必ずしもセルでなくとも良く、IPパケットなどの所定の形式の単位データであっても良い。但し、一般にクロスバスイッチ410は、所定のデータ長のセルを転送するのに適している。そのため、クロスバスイッチ410においては、パケットを分割したセルを転送するのがより好ましい。
B2.変形例2:
上記実施例では、転送セル選択回路514(図14)における転送セルの決定や、パケット選択回路534(図19)における転送パケットの決定において、ラウンドロビン等の選択手段を用いているが、上記実施例に記載した方法の他に、データ転送のサービス品質(QoS:Quality of Service)に基づいて転送するセルやパケットを決定するものとしてもよい。この場合、QoSの要求レベルが高いセルやパケットを優先的に選択し、その他のセルやパケットについては、所定の時間の経過後に転送が中止(タイムアウト)される。
B3.変形例3:
上記実施例では、送信元別パケット復元回路532(図19)において、IPパケットを分割したセルの一部の消失(セル抜け)が発生したか否かは、組み立てたIPパケットを構成したセルのCSNの連続性、およびIPパケットに含まれるエラー訂正コードを参照することにより判断しているが、上記実施例に記載した方法の他に、セルヘッダに分割されたIPパケット内の位置を示す、型識別子を設け、この型識別子を参照することによりIPパケットが適正に復元されたか否かを判断するとしてもよい。
図20は本変形例の型識別子を付加したセルヘッダを示す例である。具体的には、セルヘッダに、IPパケットの先頭を示すフラグと、IPパケットの末尾を示すフラグと、IPパケット内部の連続したセル番号を記憶する領域、からなる型識別子を有し、セル生成部316(図4)において型識別子を生成し、送信元別パケット復元回路532(図19)において、型識別子を参照することにより、IPパケットが適正に復元されたか否かを判断する。
この場合、IPパケットの全体を参照せずに転送順にセルヘッダを順次参照すればよく、IPパケットが適正に復元されたか否かを判断することがより容易となる。なお、変形例3では、IPパケット内のセルのCSNの連続性が必ずしも必要ないため、セルの転送先に重複がない場合は、パケット転送部310(図3)から受信側サブクロスバスイッチ320(図3)へのセル転送は分割前のパケット単位でなくともよい。
ネットワーク中継装置の概略構成を示す説明図。 パケット処理部(PPU)とクロスバスイッチボード(CSW−PK)との接続状態を示す説明図。 ネットワーク中継装置の各部の構成を示す説明図。 受信されたパケットがセルに分割される様子を示す説明図。 受信側サブクロスバスイッチから送信側サブクロスバスイッチにセルが転送される様子を示す説明図。 CSN付加回路において個々のセルにCSNが付加される様子を示す説明図。 従来のCSN付加回路において個々のセルにCSNが付加される様子を示す説明図。 データフロー毎にセル宛先を与えた様子を示す説明図。 データフロー数よりも少ない数のセル宛先にデータフローを登録した様子を示す説明図。 クロスバスイッチにおいてマルチキャスト転送を行う様子を示す説明図。 マルチキャストをユニキャストに変換した場合のセルの転送の様子を示す説明図。 マルチキャストをユニキャストに変換した場合のセルの転送の様子を示す説明図。 セル分散回路においてセルがM個のクロスバスイッチに分散される様子を示す説明図。 クロスバスイッチの内部構成を示す説明図。 セル整列回路の構成を示す説明図。 CSN最小値検出回路がセルを整列する処理の流れを示すフローチャート。 比較例としての従来のセル整列回路の内部構成を示す説明図。 期待値一致検出回路がセルを整列する処理の流れを示すフローチャート。 パケット復元回路の内部構成を示す説明図。 型識別子を付加したセルヘッダの構成を示す説明図。
符号の説明
100…ネットワーク中継装置
200…ルーティングマネージャ
210…CPU
300…パケット処理部
302…サブクロスバスイッチ
310…パケット転送部
312…分割処理部
314…セル宛先決定部
316…セル生成部
318…キュー
320…受信側サブクロスバスイッチ
322,322a…CSN付加回路
324…セル分散回路
330…送信側サブクロスバスイッチ
332,332a…セル整列回路
334…パケット復元回路
340…ルーティングコントローラ
350…バス選択部
400…クロスバスイッチボード
410…クロスバスイッチ
420…バス選択部
510…スイッチバッファ
512…内部キュー
514…転送セル選択回路
520,520a…セル整列バッファ
522…内部キュー
524…最小CSN検出回路
524a…期待値一致検出回路
532…送信元別パケット復元回路
534…パケット選択回路
612…宛先検出回路
614…宛先別CSN付加回路
616…セル順序維持回路

Claims (7)

  1. ネットワーク中継装置であって、
    所定の形式の単位データを転送する複数のクロスバスイッチと、
    ネットワークから受信した転送データを前記単位データに分割し、分割された前記単位データごとに前記複数のクロスバスイッチに転送する複数の受信側転送部と、
    前記複数のクロスバスイッチから転送されてきたデータを前記ネットワークに送信する複数の送信側転送部と、
    を備えており、
    前記複数の受信側転送部のそれぞれは、
    前記単位データに、前記単位データの前記クロスバスイッチによる転送先が同一であるか否かにかかわらず、前記クロスバスイッチへの転送順に連続するシリアル番号を付加するシリアル番号付加部と、
    前記シリアル番号が付加された単位データを、前記複数のクロスバスイッチに分散して転送する分散処理部と、
    を有し、
    前記複数の送信側転送部のそれぞれは、
    前記複数の受信側転送部のそれぞれに対応する複数の単位データ整列部を有し、
    前記複数の単位データ整列部のそれぞれは、
    前記複数のクロスバスイッチのそれぞれに対応して、各クロスバスイッチから転送されてきた前記単位データを蓄積する複数のキューと、
    前記複数のキューの全てに前記単位データが蓄積された場合に、前記複数のキューの先頭に蓄積された単位データのうちの前記シリアル番号が最小の単位データを抽出する単位データ抽出部と、
    を有している、
    ネットワーク中継装置。
  2. 請求項1記載のネットワーク中継装置であって、
    前記受信側転送部は、前記複数の送信側転送部のうちの特定の送信側転送部に転送するデータが所定の時間以上受信されない場合に、前記特定の送信側転送部に対して単位データの抽出を実行させるための同期単位データを転送する、
    ネットワーク中継装置。
  3. 請求項1または2記載のネットワーク中継装置であって、
    前記シリアル番号付加部は、前記シリアル番号にラップアラウンドが生じた場合に、前記複数の送信側転送部にラップアラウンドの発生を通知するためのラップアラウンド通知単位データを生成する、ネットワーク中継装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか記載のネットワーク中継装置であって、
    前記単位データは、所定のデータ長のセルであって、
    前記受信側転送部は、前記ネットワーク中継装置が受信するパケットを前記セルに分割し、前記シリアル番号付加部に前記パケット単位で前記単位データを転送するパケット分割部を有し、
    前記複数の送信側転送部のそれぞれは、前記クロスバスイッチから転送されてきた前記セルから前記パケットを復元するパケット復元部を有する、
    ネットワーク中継装置。
  5. 請求項4記載のネットワーク中継装置であって、
    前記パケット分割部は、前記単位データの前記パケット内での位置を示す、型識別子を付加する型識別子付加部を有し、
    前記パケット復元部は、前記単位データの前記型識別子に基づいて、前記パケットが適正に復元されたか否かを判断する型識別子判定部を有する、
    ネットワーク中継装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか記載のネットワーク中継装置であって、
    前記クロスバスイッチは、前記受信側転送部から供給された単一の単位データを前記複数の送信側転送部のうちの2つ以上の送信側転送部のそれぞれに対して別個の単位データとして転送することが可能に構成されている、ネットワーク中継装置。
  7. 所定の形式の単位データを転送する複数のクロスバスイッチを用いてネットワークにおけるデータを中継するネットワーク中継方法であって、
    (a)前記ネットワークから受信した転送データを前記単位データごとに前記複数のクロスバスイッチに転送する工程と、
    (b)前記単位データごとに前記複数のクロスバスイッチから転送されてきたデータを前記ネットワークに送信する工程と、
    を備えており、
    前記工程(a)は、
    複数の受信側転送部が実行し、
    前記複数の受信側転送部のそれぞれが実行する以下の
    前記単位データに、前記単位データの前記クロスバスイッチによる転送先が同一であるか否かにかかわらず、前記クロスバスイッチへの転送順に連続するシリアル番号を付加する工程と、
    前記シリアル番号が付加された単位データを、前記複数のクロスバスイッチに分散して転送する工程と、
    を含み、
    前記工程(b)は、
    前記複数の受信側転送部のそれぞれに対応する複数の単位データ整列部が実行し、
    前記複数の単位データ整列部のそれぞれが実行する以下の
    前記複数のクロスバスイッチのそれぞれに対応して、各クロスバスイッチから転送されてきた前記単位データを蓄積する工程と、
    前記複数のクロスバスイッチの全てに対して前記単位データが蓄積された場合に、前記蓄積した単位データのうちの前記シリアル番号が最小の単位データを抽出する工程と、
    を含んでいる、
    ネットワーク中継方法。
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