JP2876774B2 - インパクトドットヘッド - Google Patents

インパクトドットヘッド

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JP2876774B2
JP2876774B2 JP28623690A JP28623690A JP2876774B2 JP 2876774 B2 JP2876774 B2 JP 2876774B2 JP 28623690 A JP28623690 A JP 28623690A JP 28623690 A JP28623690 A JP 28623690A JP 2876774 B2 JP2876774 B2 JP 2876774B2
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尚 淺田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、インパクトドットプリンタの印字ヘッドに
関する。
〔従来の技術〕
第12図(a)に示すように従来のインパクトドットヘ
ッドに於ては、複数コア5をリング状の平板a上にほぼ
円周配列し内外周端部b、cを同一方向に直立させたフ
レーム4に対し、その外周端部b上にヨークA11、ヨー
クB12が、その内周端部c上にはスプリングホルダ8が
当接積層されている。レバーホルダ10は、その外周端部
eをヨークBに当接しており、固定バネ力によってその
中央部を、スプリングホルダ対抗面jがスプリングホル
ダに当接するように撓み量δだけたわまれている。又支
点押えバネ7は、レバーホルダ10の支点押えバネ受け面
Jとレバー支点部3に挟まれることでレバー支点部3に
所定の荷重を与えつつ保持されている。
従ってヨークA11・ヨークB12はレバーホルダ10とフレ
ーム4に挟まれ第12図中のXで示す軸方向の位置決めが
なされていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら印字速度の向上や高い耐久能力が要求さ
れる昨今、レバー1の印字動作のさらなる安定性が必要
不可欠となる。そのためには支点押えバネ力を大きくす
る必要があるが、従来の構造では第12図(b)に示す様
に、支点押えバネ7の反力によるレバーホルダ10にかか
るモーメントM1が、固定バネ15によってレバーホルダ10
が間隙δ分弾性変形していることによって生じているモ
ーメントM2より、大きくなってしまい結果としてレバー
ホルダ10の外周端部eがヨークB上面gからはなれてし
まうことになる。従って、ヨークA11及びヨークB12はX
方向の位置決めがなされなくなり、フレーム4に当接し
ないため必要な磁束を得られず印字品質が低下したり、
振動することによる摩耗によって著しい耐久能力の低下
を生じる。この問題を解決するためにはレバーホルダ10
の剛性を上げてモーメントM2を大きくしてM1<M2とすれ
ばよいが、所定の間隙δだけたわませる必要性から固定
バネ力を大きくしなければならず、その結果過大な固定
バネ力に耐えうる様に、ノーズ・スプリングホルダ等の
剛性アップが必要となり、ヘッドの大型化やコストアッ
プの弊害を生ずることになる。
本発明はかかる従来の問題点を解決し、安価に、しか
も大型化することなく、支点押えバネ力を増大させるこ
とにより、格段に印字速度及び耐久性能を向上させたイ
ンパクトドットヘッドを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のインパクトドットヘッドは、かかる従来の課
題を解決するために、 支点部を有する複数のレバーと、磁気回路を構成する
複数のコアを有し該コアと同一方向に直立した壁部を設
けたフレームと、フレームと共に磁気回路を構成するヨ
ークと、複数のレバーの支点部を弾性保持する支点押え
バネと、支点押えバネを保持するレバーホルダとを有す
るインパクトドットヘッドに於て、 支点押えバネをヨークに当接させ弾性的にフレームに
押し当て保持する様に構成したことを特徴とする。
〔実 施 例〕
第1図、第2図に本発明の第1の実施例を示す。ヨー
クA11はリング状板材の外周部に各レバーに対応した凹
部を設け、フレーム外周端部cに当接されている。ヨー
クB12はレバー1を挟み込む様に、角状のヨーク部nを
放射状に配置して中央部の連結部oにて一体化されてい
る。又、第1図に示すようにレバー1との干渉を避ける
為に、ヨークB12の連結部oはヨーク部nより上にヨー
ク部nを絞り上げる様に位置している。ヨークB12は、
ヨークA11に当接される。支点押えバネ7は、各レバー
支点部3を押さえるバネ部pとそれらを一体化するリン
グ状の連結部qより構成されている。支点押えバネは、
組み込まれた状態に於ては、レバー支点部3とレバーホ
ルダ10の支点押えバネ受け面iの2箇所に当接して保持
されている。又、支点押えバネ受け面iを有するレバー
ホルダ10はその中央部jが固定バネ15によってスプリン
グホルダ8に当接している。この第1の実施例に於て
は、支点押えバネ7のリング状連結部qの内周端rを少
なくともヨークB12の連結部上端面sに対向させるまで
延ばしている。支点押えバネ7は、第1図に示す様に、
レバーホルダ10の支点押えバネ受け面iとレバー支点部
3間での強制変位によってたわまれる。ここに於ける支
点押えバネ7のリング状連結部qの内周端rはx方向に
たわむことを利用して、内周端rをヨークB12を押圧さ
せてヨークB12をx方向に保持する。即ち支点押えバネ
7の板厚・形状・強制変位量によって予め計算されうる
x方向たわみ量を、部品組立寸法上の支点押えバネ7と
ヨークB12連結部上端面sとの距離より小さくなるよう
にヨークA及びヨークBの高さ・レバーホルダの支点押
えバネ受け面高さ・スプリングホルダの高さ・支点押え
バネの板厚を設定すれば、支点押えバネ7がそのバネ部
pでレバー支点部3を押圧すると共に、支点押えバネ7
のリング状連結部qの内周端rがヨークB12の連結部上
端面sを押圧してヨークB12・ヨークA11はフレーム外周
端cに押し当てられて保持されることになる。従って、
レバーホルダ10の支点押えバネ受け面iにかかる荷重に
よってレバーホルダ10の外周端eがヨークB12と接触及
び押圧しなくとも、上述した様に支点押えバネ7がヨー
クB12及びヨークA11を保持することが可能となる。
第3図(a)、(b)に第2の実施例を示す。ここで
は、支点押えバネ7のリング状連結部qのたわみ量を大
きくとれる様にリング状連結部qからバネ部tが突出し
ている。このバネ部tは、連結部の内周端より大きなた
わみ量が得られ確実にヨークB12の連結部上端gを抑え
ることが可能となる。
第4図には第3の実施例を示す。ここでは、支点押え
バネ7のリング状連結部3の剛性を枝状バネ部pのバネ
力を落とさない範囲にて、部分的に切り込みを設けてい
る。これにより、切り込み部分uは、局所的に他の連結
部の内周端rより大きなたわみ量が得られ、第2の実施
例同様にさらに確実にヨークB12の連結部上端gを押圧
することができる。
第5図(a)、(b)及び第6図(a)、(b)には
第4及び第5の実施例を示す。ここでは、支点押えバネ
7の枝状バネ部pの間よりヨークB12を押圧するための
複数のバネ部vをリング状連結部qより、枝状バネ部p
と同方向又は逆方向に設け、ヨークB12の上端面gを押
圧する構造としたものである。
第7図(a)、(b)及び第8図(a)、(b)に
は、第6及び第7の実施例を示している。第1から第4
迄の実施例に於いては、支点押えバネ7の材料を薄板の
バネ部材としていたが、第6、7の実施例ではゴム部材
を用いた例である。第6の実施例では、ヨークB12の連
結部上端面gに対向する支点押えバネ7の連結部qの肉
厚をレバーホルダ10の支点押えバネ受け面iからヨーク
B12の連結部上端面s迄の間隙より大としてヨークB12の
連結部上端面sを押圧している。第7の実施例に於いて
は、レバー支点部3を押圧する突出バネ部pと同方向に
ヨークB12の上端面gを押圧する突出バネ部vを設けた
例である。
第9図に、第8の実施例を示す。ここでは、支点押え
バネ7のリング状連結部からバネ部zを突出させ枝状バ
ネ部pと同方向に折り曲げてある。バネ部zは、ヨーク
B12の上面gを押圧して、ヨークを保持している。本実
施例に於けるヨークB12は枝状ヨーク部nの連結部oを
第1から第7の実施例で示した例と異なり、外周状に位
置させている。
第10図、第11図は、支点押えバネ7の形状を第4の実
施例と同様としているが、第9図はヨークBが存在しな
い場合を、又第10図はヨークAとヨークBを一体部品に
した場合を示している。何れの場合もヨーク上端面wを
支点押えバネで押圧してヨーク部材のxで示す位置決め
を行い、本発明の機能を有する。
〔発明の効果〕
本発明のインパクトドットヘッドは、支点部を有する
複数のレバーと、磁気回路を構成する複数のコアを有し
コアと同一方向に直立した壁部を設けたフレームと、フ
レームと共に磁気回路を構成するヨークと、複数のレバ
ーの支点部を弾性保持する支点押えバネと、支点押えバ
ネを保持するレバーホルダとを有するインパクトドット
ヘッドに於て、前記支点押えバネでヨークをフレームに
押圧保持する様に構成したことを特徴とする。
本発明により、安価にしかも大型化することなく支点
押えバネ力を増大することにより、格段に印字速度及び
耐久性を向上させる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1の実施例を示す断面図。 第2図は、本発明の第1の実施例を示す分解斜視図。 第3図(a)は、本発明の第2の実施例を示す断面図。 第3図(b)は同第2の実施例の支点押えバネを示す斜
視図。 第4図は、本発明の第3の実施例を示す斜視図。 第5図(a)は、本発明の第4の実施例を示す断面図。 第5図(b)は、同第4の実施例を示す斜視図。 第6図(a)は、本発明の第5の実施例を示す断面図。 第6図(b)は、同第5の実施例を示す斜視図。 第7図(a)は、本発明の第6の実施例を示す断面図。 第7図(b)は、同第6の実施例を示す斜視図。 第8図(a)は、本発明の第7の実施例を示す断面図。 第8図(b)は、同第7の実施例を示す斜視図。 第9図は、本発明の第8の実施例を示す断面図。 第10図は、本発明の第9の実施例を示す断面図。 第11図は、本発明の第10の実施例を示す断面図。 第12図(a)、(b)は、従来例を示す断面図。 1……レバー 2……アーマチュア 3……レバー支点部 4……フレーム 5……コア 6……ワイヤ 7……支点押えバネ 8……スプリングホルダ 9……復帰バネ 10……レバーホルダ 11……ヨークA 12……ヨークB 13……ノーズ 14……補強板 15……固定バネ 16……電磁石 17……ダンパ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持部を有する複数のレバーと、磁気回路
    を構成する複数のコアを有するとともに、該コアと同一
    向きに立設した壁部を備えたフレームと、該フレームと
    共に磁気回路を構成するヨークと、前記レバーの支点部
    を弾性保持する支点押さえバネと、該支点押えバネを保
    持するレバーホルダとを備えるインパクトドットヘッド
    において、 前記支点押さえバネにより、前記ヨークを前記フレーム
    に押圧保持したことを特徴とするインパクトドットヘッ
    ド。
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