JP2876717B2 - 密閉形鉛蓄電池の製造方法 - Google Patents
密閉形鉛蓄電池の製造方法Info
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- JP2876717B2 JP2876717B2 JP2152023A JP15202390A JP2876717B2 JP 2876717 B2 JP2876717 B2 JP 2876717B2 JP 2152023 A JP2152023 A JP 2152023A JP 15202390 A JP15202390 A JP 15202390A JP 2876717 B2 JP2876717 B2 JP 2876717B2
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/30—Arrangements for facilitating escape of gases
- H01M50/317—Re-sealable arrangements
- H01M50/325—Re-sealable arrangements comprising deformable valve members, e.g. elastic or flexible valve members
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、密閉形鉛蓄電池の製造方法に関し、とくに
その電槽化成の改良に関する。
その電槽化成の改良に関する。
従来の技術 密閉形鉛蓄電池は最近VTRなどの小形電子機器などの
需要が急増し、生産方法の合理化の進展とともに性能面
でも著しく向上している。
需要が急増し、生産方法の合理化の進展とともに性能面
でも著しく向上している。
従来、この種の電槽化成は、第１図に示すような構成
で実施されている。第１図において、極板群１を、電槽
２に組み込んだ後電解液を注入し、次にゴム製の安全弁
３の内天面に当接する面４に気密性を確保するとともに
安全弁３の開閉弁圧を安定させるためにシリコンオイル
を塗布した後、安全弁３を装着してから電槽化成を実施
し、電槽化成終了から１週間のエージング後に最終工程
で安全弁３の減圧状態を確認して気密性の保持をチェッ
クしていた。減圧状態はゴム製の安全弁３の天面が、内
圧が減少することより凹状態にへこむことを目視で確認
していた。
で実施されている。第１図において、極板群１を、電槽
２に組み込んだ後電解液を注入し、次にゴム製の安全弁
３の内天面に当接する面４に気密性を確保するとともに
安全弁３の開閉弁圧を安定させるためにシリコンオイル
を塗布した後、安全弁３を装着してから電槽化成を実施
し、電槽化成終了から１週間のエージング後に最終工程
で安全弁３の減圧状態を確認して気密性の保持をチェッ
クしていた。減圧状態はゴム製の安全弁３の天面が、内
圧が減少することより凹状態にへこむことを目視で確認
していた。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、電槽化成に発生するガス
や水蒸気、さらには熱により、安全弁３に接していた潤
滑剤が流出してしまい、それが原因で電槽化成終了から
１週間のエージングの後に最終工程で安全弁３の減圧状
態を確認した際、気密不良の発生率が高くかつ安全弁３
の開弁圧のばらつきが大きいという問題点があった。
や水蒸気、さらには熱により、安全弁３に接していた潤
滑剤が流出してしまい、それが原因で電槽化成終了から
１週間のエージングの後に最終工程で安全弁３の減圧状
態を確認した際、気密不良の発生率が高くかつ安全弁３
の開弁圧のばらつきが大きいという問題点があった。
本発明はこのような問題点を解決するもので、安全弁
の気密不良の発生率を低減させ、開弁圧のばらつきを小
さくし、信頼性の高い密閉形鉛蓄電池を提供できる密閉
形蓄電池の製造方法を得ることを目的とする。
の気密不良の発生率を低減させ、開弁圧のばらつきを小
さくし、信頼性の高い密閉形鉛蓄電池を提供できる密閉
形蓄電池の製造方法を得ることを目的とする。
課題を解決するための手段 以上の目的を達成するために本発明の密閉形鉛蓄電池
の製造方法には、未化成極板からなる極板群を電槽内に
組み込み、安全弁を装着した状態で、前記電槽内で化成
を行なう電槽化成において、前記電槽化成の終了後48時
間以内に前記安全弁を取りはずし、安全弁の内部天面に
当接する面に潤滑剤を塗布した後、前記安全弁を再度装
着するものである。
の製造方法には、未化成極板からなる極板群を電槽内に
組み込み、安全弁を装着した状態で、前記電槽内で化成
を行なう電槽化成において、前記電槽化成の終了後48時
間以内に前記安全弁を取りはずし、安全弁の内部天面に
当接する面に潤滑剤を塗布した後、前記安全弁を再度装
着するものである。
作用 この構成により、安全弁の内部天面に当接する面に塗
布される潤滑油は、電槽化成終了後に塗布されるため、
電槽化成中に発生するガス，水蒸気および熱の影響を受
けることがない。
布される潤滑油は、電槽化成終了後に塗布されるため、
電槽化成中に発生するガス，水蒸気および熱の影響を受
けることがない。
実施例 以下本発明の一実施例の密閉形鉛蓄電池の製造方法に
ついて図面を参照しながら説明する。
ついて図面を参照しながら説明する。
第１図において、３はネオプレンゴム製の安全弁であ
り、電槽材料（中蓋５および電槽２）はABS製である。
電槽化成開始前にシリコンオイルを塗布せずに安全弁３
を装着して電槽化成を行ない、電槽化成終了後に安全弁
３を取りはずし、安全弁３の内部天面に当接する面４に
シリコンオイルを塗布した後、安全弁３を再度装着し
た。この製造方法による電池の、電槽化成終了からシリ
コンオイルを塗布するまでの時間と、電槽化成終了ら１
週間エージング後の安全弁３の気密不良の発生率の関係
を第２図に示した。一方、電槽化成開始前に安全弁３の
内部天面に当接する面４にシリコンオイルを塗布する従
来例の安全弁の気密不良の発生率は、0.15％であった。
第２図の結果から、電槽化成終了後、48時間以内にシリ
コンオイルを塗布すると安全弁３の気密不良の発生率を
大幅に低減することができることがわかる。電槽化成終
了後、48時間をこえると安全弁３から外気が進入し、外
気中の酸素により負極板が不活性化されてしまうので、
それ以降シリコンオイルを塗布しても効果はない。ま
た、電槽化成後シリコンオイルを塗布した電池と従来例
の電池の安全弁開弁圧を第１表に示す。なお、測定時の
流量は100ml/分である。
り、電槽材料（中蓋５および電槽２）はABS製である。
電槽化成開始前にシリコンオイルを塗布せずに安全弁３
を装着して電槽化成を行ない、電槽化成終了後に安全弁
３を取りはずし、安全弁３の内部天面に当接する面４に
シリコンオイルを塗布した後、安全弁３を再度装着し
た。この製造方法による電池の、電槽化成終了からシリ
コンオイルを塗布するまでの時間と、電槽化成終了ら１
週間エージング後の安全弁３の気密不良の発生率の関係
を第２図に示した。一方、電槽化成開始前に安全弁３の
内部天面に当接する面４にシリコンオイルを塗布する従
来例の安全弁の気密不良の発生率は、0.15％であった。
第２図の結果から、電槽化成終了後、48時間以内にシリ
コンオイルを塗布すると安全弁３の気密不良の発生率を
大幅に低減することができることがわかる。電槽化成終
了後、48時間をこえると安全弁３から外気が進入し、外
気中の酸素により負極板が不活性化されてしまうので、
それ以降シリコンオイルを塗布しても効果はない。ま
た、電槽化成後シリコンオイルを塗布した電池と従来例
の電池の安全弁開弁圧を第１表に示す。なお、測定時の
流量は100ml/分である。
第１表のデータより、電槽化成終了後、シリコンオイ
ルを塗布すると、オイルを塗布した時間に関係なく開弁
圧は従来例の電池に比べてばらつきが小さく安定してい
ることがわかった。
ルを塗布すると、オイルを塗布した時間に関係なく開弁
圧は従来例の電池に比べてばらつきが小さく安定してい
ることがわかった。
また、実施例では、安全弁の形状をキャップ形とした
が、安全弁の形状に関係なく同様な効果が得られる。
が、安全弁の形状に関係なく同様な効果が得られる。
発明の効果 以上の実施例の説明で明らかなように本発明の密閉形
鉛蓄電池の製造方法によれば、電槽化成終了後48時間以
内に安全弁を取りはずし、安全弁内部天面に当接する面
に潤滑剤を塗布した後安全弁を再度装着することによ
り、気密不良の発生率を低減させ、安全弁の開弁圧のば
らつきを小さくすることができ、信頼性の高い密閉形鉛
蓄電池を提供することができる密閉形鉛蓄電池の製造方
法を得ることができる。
鉛蓄電池の製造方法によれば、電槽化成終了後48時間以
内に安全弁を取りはずし、安全弁内部天面に当接する面
に潤滑剤を塗布した後安全弁を再度装着することによ
り、気密不良の発生率を低減させ、安全弁の開弁圧のば
らつきを小さくすることができ、信頼性の高い密閉形鉛
蓄電池を提供することができる密閉形鉛蓄電池の製造方
法を得ることができる。
第１図は従来および本発明の一実施例の密閉形鉛蓄電池
の製造方法による電池の要部を切り欠いて示す斜視図、
第２図は本発明の一実施例の密閉形鉛蓄電池の製造方法
による電池の安全弁の気密不良の発生率を示すグラフで
ある。 １……極板群、２……電槽、３……安全弁、４……安全
弁の内部天面に当接する面。
の製造方法による電池の要部を切り欠いて示す斜視図、
第２図は本発明の一実施例の密閉形鉛蓄電池の製造方法
による電池の安全弁の気密不良の発生率を示すグラフで
ある。 １……極板群、２……電槽、３……安全弁、４……安全
弁の内部天面に当接する面。
Claims (1)
- 【請求項１】未化成極板からなる極板群を電槽内に組み
込み、安全弁を装着した状態で、前記電槽内で化成を行
なう電槽化成において、電気電槽化成の終了後48時間以
内に前記安全弁を取りはずし、安全弁の内部天面に当接
する面に潤滑剤を塗布した後、前記安全弁を再度装着す
る密閉形鉛蓄電池の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2152023A JP2876717B2 (ja) | 1990-06-11 | 1990-06-11 | 密閉形鉛蓄電池の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2152023A JP2876717B2 (ja) | 1990-06-11 | 1990-06-11 | 密閉形鉛蓄電池の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0443554A JPH0443554A (ja) | 1992-02-13 |
| JP2876717B2 true JP2876717B2 (ja) | 1999-03-31 |
Family
ID=15531372
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2152023A Expired - Lifetime JP2876717B2 (ja) | 1990-06-11 | 1990-06-11 | 密閉形鉛蓄電池の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2876717B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005222757A (ja) * | 2004-02-04 | 2005-08-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | リチウムイオン二次電池の仕上げ充放電ガス排出方法 |
| JP6305943B2 (ja) * | 2015-01-23 | 2018-04-04 | プライムアースＥｖエナジー株式会社 | 開弁圧検査装置及び開弁圧検査方法 |
-
1990
- 1990-06-11 JP JP2152023A patent/JP2876717B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0443554A (ja) | 1992-02-13 |
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Legal Events
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