JP2876458B2 - 遠心式基板乾燥装置 - Google Patents

遠心式基板乾燥装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウエハ等の被処
理基板を収容するキャリアをロータに収容保持し、この
ロータを回転して遠心力により被処理基板の液切り乾燥
を行う遠心式基板乾燥装置に関し、特に回転軸を横軸と
した遠心式基板乾燥装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】このような遠心式基板乾燥装置として図
4に示すものが知られている。図4は遠心式基板乾燥装
置に具えられたロータの側断面図を示しており、ロータ
26は半導体ウエハ等の被処理基板27を複数枚収容す
るキャリア28を載置するキャリア載置部29と、この
キャリア載置部29と対となりキャリア28およびキャ
リア28内の被処理基板27を保持する可動基板保持部
材30、31を具えており、遠心式基板乾燥装置はこの
ロータ26を高速回転し、回転による遠心力によって被
処理基板27の付着する水滴を分離させ乾燥させるもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな遠心式基板乾燥装置では、ロータの回転中にキャリ
アと被処理基板が擦れて少量の粉塵が発生したり、さら
に回転中の遠心力により被処理基板がキャリアに食い込
みキャリアが変形しまうといった問題が発生していた。
本発明の目的とするところは以上の問題を鑑み、被処理
基板とキャリアの摩擦による発塵を無くし、さらにキャ
リアの変形を押さえることの出来る遠心式基板乾燥装置
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の遠心式基板乾燥
装置は、一対の側板と、この一対の側板間に架せられ被
処理基板を複数枚収容するキャリアを載置するキャリア
載置部と、前記一対の側板間に可動自在に架せられ、こ
れを閉じたときに前記キャリア載置部と対になりキャリ
アを保持するキャリア保持部とキャリアに収容された被
処理基板と当接する基板保持部を具えた可動基板保持部
材とを有するロータをその回転軸が水平方向となるよう
に設け、このロータを高速回転させて被処理基板の乾燥
をおこなう遠心式基板乾燥装置において、可動基板保持
部材の基板保持部と対になり被処理基板を挟持し被処理
基板をキャリアから離れた位置に保持する基板保持部材
を有することを特徴としている。
【0005】
【作用】本発明の遠心式基板乾燥装置は、可動基板保持
部材を閉じたときに、キャリアをキャリア載置部と可動
基板保持部材のキャリア保持部とで保持し、被処理基板
を基板保持部材と可動基板保持部材の基板保持部とでキ
ャリアから離れた位置に保持する。これにより、ロータ
の回転中にキャリアと被処理基板が接触しないように出
来る。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図より説明する。図1は本
発明の遠心式基板乾燥装置の正面断面図で、図2は第1
図のA−A’断面図で、図3はキャリア装着時での遠心
式基板乾燥装置の側断面図である。
【0007】遠心式基板乾燥装置1は、内部にチャンバ
2を具えており、このチャンバ2上部には開閉自在のフ
タ3が、下部には排水口4が、内部には横軸受式のロー
タ5が設けられている。
【0008】ロータ5は複数枚の被処理基板6を平行に
並べて収容するキャリア7を収容保持するもので、一対
の側板8、9と、この側板8、9を連結するキャリア載
置部10と複数のシャフト11と、側板8、9間に回動
自在に架せられた回動軸12、13、14と、回動軸1
2に固設された可動基板保持部材15と、回動軸13に
固設された可動基板保持部材16と、回動軸14に固設
され前記可動基板保持部材15、16を閉じた状態で固
定するのロック部材17と、側板8、9の内側に位置し
シャフト11に固設され、キャリア7の横方向の位置決
めをする内側板18、19とによってその概要を構成さ
れている。
【0009】ロック部材17と可動基板保持部材15と
はテンションバー20により連結され、可動基板保持部
材15と可動基板保持部材16とは連動杆21で連結さ
れており、ロック部材17を図3に示す状態から矢印A
方向に回動すると、可動保持部材15および可動保持部
材16がこれに連動して、それぞれ矢印B、C方向に回
動し、図2に示すように可動基板保持部材15の係合ピ
ン151が可動基板保持部材16の係合面161と係合
するようになっている。
【0010】さらにロック部材17をテンションバー2
0の抵抗に抗して矢印A方向に回動させ、ロック部材1
7の係合凹部171を可動基板保持部材15の係合部1
51に係合させると可動基板保持部材15、16が閉じ
た状態に維持されるようになっている。
【0011】また、可動基板保持部材15、16には、
これを閉じたときにキャリア7の上部に接するキャリア
保持部152、162と、被処理基板6の上部に接する
基板保持部153、163とが備えられている。
【0012】内側板18、19間には基板保持部材2
2、23、24、25が架せられており、この基板保持
部材22、23、24、25は、キャリア載置板10に
載置された状態のキャリア7に収容される被処理基板6
と接触し、図2に示すように可動基板保持部材15、1
6を閉じたときに基板保持部153、163と合わせて
被処理基板6をキャリア7から離れた位置に保持してい
る。なお、この時のキャリア7は可動基板保持部材1
5、16のキャリア保持部152、162と、キャリア
載置部10と内側板18、19によって固定されてい
る。
【0013】この基板保持部材22、23、24、25
および可動基板保持部材15、16の基板保持部15
3、163の材質としては、耐薬品性および摩耗による
発塵を抑えるため耐摩耗性を考慮すべきであり、さらに
簡単な形状でよいので加工性をあまり考慮する必要がな
いので、フッ素樹脂が適しており、さらにより固い材質
のものが適している。本実施例でもこれを使用してい
る。
【0014】次に、本実施例の作動について説明する。
まずキャリア7のロータ5への装着は、例えばロボット
アームによって行われ、このとき図3に示すようにフタ
3は開けられており、可動基板保持部材15、16は開
けられ、ロック部材17は係合ピン151への係合を解
除した状態となっている。
【0015】キャリア載置板10にキャリア7が載置さ
れたら、ロック部材17を回動させる。これに連動して
可動基板保持部材15、16も回動し、図2に示すよう
に可動基板保持部材15、16が閉じ、図示しないがロ
ック部材17の係合凹部171が係合ピン151と係合
し、可動基板保持部材15、16のロックが行なわれ
る。
【0016】キャリア7がロータ5内に固定され、フタ
3が閉じられたら、ロータ5を高速回転させ被処理基板
20の乾燥処理がされる。このとき図2に示すようにキ
ャリア7はキャリア載置板10と可動基板保持部材1
5、16のキャリア保持部152、162とによって、
被処理基板6は基板保持部材22、23、24、25と
可動基板保持部材15、16の基板保持部153、16
3とによってそれぞれロータ5内に保持されいるので、
ロータ回転中に被処理基板6とキャリア7とが接触する
ことがなくなっている。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な構成で被処理基
板とキャリアとを離した位置に保持することができ、こ
れによってロータ回転中に被処理基板とキャリアとが接
触することがなくなり、被処理基板とキャリアの摩擦に
よる発塵を無くし、さらに回転中に被処理基板がキャリ
アに食い込むことがない遠心式基板乾燥装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の遠心式基板乾燥装置の正面断面図
【図2】図1のA−A’断面図
【図3】キャリア装着時での遠心式基板乾燥装置の側断
面図
【図4】従来の遠心式基板乾燥装置のロータの側断面図
【符合の説明】
1 遠心式基板乾燥装置 2 チャンバ 5 ロータ 6 被処理基板 7 キャリア 10 キャリア載置部 15、16 可動基板保持部材 152、162 キャリア保持部 153、163 基板保持部 22、23、24、25 基板保持部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の側板と、この一対の側板間に架せ
    られ被処理基板を複数枚収容するキャリアを載置するキ
    ャリア載置部と、前記一対の側板間に可動自在に架せら
    れ、これを閉じたときに前記キャリア載置部と対になり
    キャリアを保持するキャリア保持部とキャリアに収容さ
    れた被処理基板と当接する基板保持部を具えた可動基板
    保持部材とを有するロータをその回転軸が水平方向とな
    るように設け、このロータを高速回転させて被処理基板
    の乾燥をおこなう遠心式基板乾燥装置において、可動基
    板保持部材の基板保持部と対になり被処理基板を挟持し
    被処理基板をキャリアから離れた位置に保持する基板保
    持部材を有することを特徴とする遠心式基板乾燥装置。
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