JP2875718B2 - 歩行型桑刈取機 - Google Patents
歩行型桑刈取機Info
- Publication number
- JP2875718B2 JP2875718B2 JP22299093A JP22299093A JP2875718B2 JP 2875718 B2 JP2875718 B2 JP 2875718B2 JP 22299093 A JP22299093 A JP 22299093A JP 22299093 A JP22299093 A JP 22299093A JP 2875718 B2 JP2875718 B2 JP 2875718B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mulberry
- cutting
- wheat
- binder
- rice
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は歩行型の桑刈取機に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】桑は、稲や麦と違って灌木に属するもの
で刈取高さも高いことから、桑を刈り取るための機械に
は、高位置での刈取構造と高い走行安定性が求められ、
そのため従来は、桑刈取りのための専用の機械を用いて
いた。
で刈取高さも高いことから、桑を刈り取るための機械に
は、高位置での刈取構造と高い走行安定性が求められ、
そのため従来は、桑刈取りのための専用の機械を用いて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、1年のうち2
〜3ケ月程度しか用いない桑の刈取りのために高価な桑
刈取機の購入を農家に強いることとなる問題があった。
本発明の目的は、上記事情に鑑み、経済的な負担少なく
桑の刈り取り結束の機械化を達成できるようにすること
にある。
〜3ケ月程度しか用いない桑の刈取りのために高価な桑
刈取機の購入を農家に強いることとなる問題があった。
本発明の目的は、上記事情に鑑み、経済的な負担少なく
桑の刈り取り結束の機械化を達成できるようにすること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による歩行型桑刈
取機の特徴構成は、左右一対の車輪を備えた歩行型の稲
麦用バインダに対して、その歩行機体側方の車軸部分に
後端が外嵌するとともに前端が前記稲麦用バインダの刈
取り前処理装置の前側を支持する接地体を設けたことに
ある。
取機の特徴構成は、左右一対の車輪を備えた歩行型の稲
麦用バインダに対して、その歩行機体側方の車軸部分に
後端が外嵌するとともに前端が前記稲麦用バインダの刈
取り前処理装置の前側を支持する接地体を設けたことに
ある。
【0005】
【作用】つまり、従来から比較的広く用いられている稲
麦用バインダを用い、それに簡単な改造を施すだけで桑
刈取りのための機械を実現できるのである。そして、稲
麦用バインダの刈取前処理部の前側を接地体の前端で支
持させるから、その支持高さを高くして、簡単に、高い
位置で刈り取ることのできる構造にできる。また、接地
体を、刈取前処理部と前側とバインダの比較的後ろ寄り
にある車軸とに亘って設けてあるから、幅方向での広い
接地部を、走行機体だけでなく刈取り前処理装置を含め
た機体の前後方向を有効に使って安定的に実現できるの
である。
麦用バインダを用い、それに簡単な改造を施すだけで桑
刈取りのための機械を実現できるのである。そして、稲
麦用バインダの刈取前処理部の前側を接地体の前端で支
持させるから、その支持高さを高くして、簡単に、高い
位置で刈り取ることのできる構造にできる。また、接地
体を、刈取前処理部と前側とバインダの比較的後ろ寄り
にある車軸とに亘って設けてあるから、幅方向での広い
接地部を、走行機体だけでなく刈取り前処理装置を含め
た機体の前後方向を有効に使って安定的に実現できるの
である。
【0006】
【発明の効果】従って、稲麦用バインダを利用しなが
ら、高い刈取高さと安定した接地性を実現できる接地体
を付設するだけの簡単な改造だけで、経済的に有利に桑
刈取りの機械化を達成できるようになった。
ら、高い刈取高さと安定した接地性を実現できる接地体
を付設するだけの簡単な改造だけで、経済的に有利に桑
刈取りの機械化を達成できるようになった。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明の実施例を説
明する。
明する。
【0008】図1に示すように、稲麦用バインダXの下
方に、接地支持用の左右一対の接地体を設けて本発明の
歩行型桑刈取機を構成してある。上記稲麦用バインダX
は、図1及び図2に示すように、走行機体Bの前部に、
倒伏茎稈を引起す引起装置1、引起した茎稈の株元を切
断するバリカン型刈取装置2、刈取った茎稈を後方に凭
れさす凭れ案内板3、凭れ案内板3の茎稈を穂先搬送装
置4Aと株元搬送装置4Bとにより機体側方へ係止搬送
する横搬送装置4、横搬送されてきた茎稈を結束して放
出する結束装置5からなる刈取り前処理装置Aを備え、
その後方に、左右一対の車輪6、エンジン7、操縦ハン
ドル8を備えている。一方、前記左右一対の接地体Y
は、それぞれ、図2及び図3に示すように、走行機体B
側方の車軸9部分に後端に付設のボスが外嵌するととも
に、前端が前記刈取り前処理装置Aの前側を支持するフ
レームYaの下部に、接地用の橇体Ybを付設して構成
してある。そして、図1に示すように、この左右一対の
接地体Yのそれぞれの前端部分において、刈取り前処理
装置Aに連設のボス10に、ピン11の抜き差しによる
固定高さ9調節可能に、接地体YのフレームYa先端を
挿入してあり、刈取り前処理装置Aの対地高さの変更で
刈取高さを変更できるように構成してある。
方に、接地支持用の左右一対の接地体を設けて本発明の
歩行型桑刈取機を構成してある。上記稲麦用バインダX
は、図1及び図2に示すように、走行機体Bの前部に、
倒伏茎稈を引起す引起装置1、引起した茎稈の株元を切
断するバリカン型刈取装置2、刈取った茎稈を後方に凭
れさす凭れ案内板3、凭れ案内板3の茎稈を穂先搬送装
置4Aと株元搬送装置4Bとにより機体側方へ係止搬送
する横搬送装置4、横搬送されてきた茎稈を結束して放
出する結束装置5からなる刈取り前処理装置Aを備え、
その後方に、左右一対の車輪6、エンジン7、操縦ハン
ドル8を備えている。一方、前記左右一対の接地体Y
は、それぞれ、図2及び図3に示すように、走行機体B
側方の車軸9部分に後端に付設のボスが外嵌するととも
に、前端が前記刈取り前処理装置Aの前側を支持するフ
レームYaの下部に、接地用の橇体Ybを付設して構成
してある。そして、図1に示すように、この左右一対の
接地体Yのそれぞれの前端部分において、刈取り前処理
装置Aに連設のボス10に、ピン11の抜き差しによる
固定高さ9調節可能に、接地体YのフレームYa先端を
挿入してあり、刈取り前処理装置Aの対地高さの変更で
刈取高さを変更できるように構成してある。
【0009】上述のように、稲麦用バインダーを用い、
左右一対の接地体Yを敷設するだけの簡単な改造で経済
的に有利に桑用の刈取機を実現してあり、しかも、接地
体Yを介して稲麦用バインダXを高い位置で支持するこ
とによって桑の刈取りに適した高い刈取り位置を実現す
るとともに、刈取り前処理装置Aも含めた機体の前後方
向を大きく用いての安定的な接地構造を実現している。
左右一対の接地体Yを敷設するだけの簡単な改造で経済
的に有利に桑用の刈取機を実現してあり、しかも、接地
体Yを介して稲麦用バインダXを高い位置で支持するこ
とによって桑の刈取りに適した高い刈取り位置を実現す
るとともに、刈取り前処理装置Aも含めた機体の前後方
向を大きく用いての安定的な接地構造を実現している。
【0010】一方、図1及び図2に示すように、刈取り
前処理装置Aにおいて、左右一対のデバイダ12を設け
てある。これら両デバイダ12は、何れも、刈取り前処
理装置Aの前側部分に枢着されて前方に突出する支持桿
12aと、その支持桿12aの前端に一端が枢支連結さ
れるとともに他端が刈取り前処理装置Aの後上方部分に
セットボルト13の締付けで位置固定できる状態で前後
方向に出退自在に取り付けられたデバイダ本体12bと
から構成してあり、このデバイダ本体12bの出退でデ
バイダ12の姿勢を上下に変更して、刈取り対象の桑の
受入れ高さを変更できるように構成してある。
前処理装置Aにおいて、左右一対のデバイダ12を設け
てある。これら両デバイダ12は、何れも、刈取り前処
理装置Aの前側部分に枢着されて前方に突出する支持桿
12aと、その支持桿12aの前端に一端が枢支連結さ
れるとともに他端が刈取り前処理装置Aの後上方部分に
セットボルト13の締付けで位置固定できる状態で前後
方向に出退自在に取り付けられたデバイダ本体12bと
から構成してあり、このデバイダ本体12bの出退でデ
バイダ12の姿勢を上下に変更して、刈取り対象の桑の
受入れ高さを変更できるように構成してある。
【0011】尚、図中14は、結束後に放出する茎稈束
の中央部分を受け止める中間ガイド、図中15は、その
放出茎稈束の上端部分を受け止める頂部ガイドであり、
この頂部ガイド15は、比較的重量の大きい桑の放出茎
稈束をその自重を利用してスムースに放出させるべく、
放出側となる側方に向けて次第に下方で受け止めるよう
に折り曲げてある。
の中央部分を受け止める中間ガイド、図中15は、その
放出茎稈束の上端部分を受け止める頂部ガイドであり、
この頂部ガイド15は、比較的重量の大きい桑の放出茎
稈束をその自重を利用してスムースに放出させるべく、
放出側となる側方に向けて次第に下方で受け止めるよう
に折り曲げてある。
【0012】〔別実施例〕稲麦用バインダXにおいて刈
取り条数の変更等具体的構成の変更が可能である。
取り条数の変更等具体的構成の変更が可能である。
【0013】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】全体側面図
【図2】全体正面図
【図3】車軸部分の断面図
6 車輪 9 車軸 A 刈取り前処理装置 B 走行機体 X 稲麦用バインダ Y 接地体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内海 瑞穂 宮城県名取市田高字原182番地の1 株 式会社クボタアグリ東北内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01D 45/00 A01D 37/00
Claims (1)
- 【請求項1】 左右一対の車輪(6)を備えた歩行型の
稲麦用バインダ(X)に対して、その走行機体(B)側
方の車軸(9)部分に後端が外嵌するとともに前端が前
記稲麦用バインダ(X)の刈取り前処理装置(A)の前
側を支持する接地体(Y)を設けてある歩行型桑刈取
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22299093A JP2875718B2 (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | 歩行型桑刈取機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22299093A JP2875718B2 (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | 歩行型桑刈取機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0775426A JPH0775426A (ja) | 1995-03-20 |
JP2875718B2 true JP2875718B2 (ja) | 1999-03-31 |
Family
ID=16791079
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22299093A Expired - Lifetime JP2875718B2 (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | 歩行型桑刈取機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2875718B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006048853A (ja) | 2004-08-06 | 2006-02-16 | Sony Corp | 電気機器およびデータ記録再生装置 |
JP2011177164A (ja) * | 2010-03-01 | 2011-09-15 | Toyokazu Fujitake | 野菜収穫用移動コンテナ−台 |
CN103609255B (zh) * | 2013-12-12 | 2016-04-27 | 广西科技大学 | 一种皮带往复式驱动桑叶收割机 |
CN103609256B (zh) * | 2013-12-12 | 2016-04-27 | 广西科技大学 | 一种摇杆式驱动桑叶自动采摘机的桑枝拨动定位装置 |
CN106034536B (zh) * | 2016-07-20 | 2018-03-09 | 山东农业大学 | 一种割茬高度可调的杂交桑收割机 |
-
1993
- 1993-09-08 JP JP22299093A patent/JP2875718B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0775426A (ja) | 1995-03-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8292328B2 (en) | Agricultural header transport assembly | |
JPH0527364B2 (ja) | ||
JP2875718B2 (ja) | 歩行型桑刈取機 | |
JPH11225541A (ja) | 葉物野菜刈取機 | |
ES248460Y (es) | Dispositivo de recepcion de la hierba cortada por una corta-dora de cesped | |
JP2883977B2 (ja) | 野菜の刈取器 | |
CN213638908U (zh) | 一种新型手推式秸秆收割机 | |
US2097921A (en) | Tangle cutter for reapers and similar agricultural implements | |
US2817943A (en) | Tilting, raising and lowering mechanism for windrow harvester platforms | |
JPS6021947Y2 (ja) | バインダ | |
JP2581216Y2 (ja) | 2条刈バインダの刈取結束部の底部構造 | |
JP2813650B2 (ja) | 全稈投入型コンバインの刈取部構造 | |
JPH0454755Y2 (ja) | ||
JPS6222114Y2 (ja) | ||
JPS6224438Y2 (ja) | ||
JPS6235310Y2 (ja) | ||
JPS6235306Y2 (ja) | ||
JPH0110993Y2 (ja) | ||
JPS6131014A (ja) | 往復刈式コンバイン | |
JPS6072125U (ja) | 携帯用草刈機による豆茎稈刈取機 | |
JPS6235307Y2 (ja) | ||
JPH0755868Y2 (ja) | インゲン豆収穫作業車 | |
JPS6026587Y2 (ja) | コンバイン | |
JPH0217128B2 (ja) | ||
JPS5828493Y2 (ja) | 軸流型コンバイン |