JP2875508B2 - ミサイル試験方法 - Google Patents

ミサイル試験方法

Info

Publication number
JP2875508B2
JP2875508B2 JP8143999A JP14399996A JP2875508B2 JP 2875508 B2 JP2875508 B2 JP 2875508B2 JP 8143999 A JP8143999 A JP 8143999A JP 14399996 A JP14399996 A JP 14399996A JP 2875508 B2 JP2875508 B2 JP 2875508B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
missile
test
connector
covered
performance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8143999A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0933198A (ja
Inventor
デイビッド・ヴァン・クレブ
アール・ウインストン・モンク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HYUUZU MISAIRU SHISUTEMUZU CO
Original Assignee
HYUUZU MISAIRU SHISUTEMUZU CO
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HYUUZU MISAIRU SHISUTEMUZU CO filed Critical HYUUZU MISAIRU SHISUTEMUZU CO
Publication of JPH0933198A publication Critical patent/JPH0933198A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2875508B2 publication Critical patent/JP2875508B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F41WEAPONS
    • F41GWEAPON SIGHTS; AIMING
    • F41G7/00Direction control systems for self-propelled missiles
    • F41G7/001Devices or systems for testing or checking

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はミサイルの試験、
とくに満足すべきもしくは不満足なミサイル性能の存在
を判断し、部品レベルでの不満足なミサイル性能の原因
を隔離するための試験方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】航空機によって搭載される空対空ミサイ
ルのようなミサイルは複雑な装置であり、その部品は組
立時、運用動作の直前及び運用中にさえも入念に試験さ
れねばならない。不満足な状態が検出されるならば、余
裕のあるシステム又は代替の処理過程を用いて問題の原
因もしくは問題周辺の作業片(ワーク)のいずれかを修
理することができる。別な場合には、修理もしくは代替
の過程に実現性がなく、唯一の代替策は完全な信頼性が
求められる状態ではミサイルを使用しないこととなる。
【0003】製造工程の際の試験は、通常はよく制御さ
れた状態の下で行われ、ミサイルの全部への完全なアク
セスができる。満足なミサイルがその後一般に出荷され
て、恐らくは長時間にわたって倉庫か発射サイトの近く
に保管される。ミサイルを貯蔵庫から移動するときに、
通常は試験される。発射サイトに配備されるときに再び
試験されるのが望ましい。
【0004】貯蔵庫から移動する際、あるいは発射サイ
トでの−これを“フィールド状態”という−試験は、工
場で実行される試験よりも乏しい制御可能状態にある。
試験は、ミサイル上にある外部コネクタから得ることが
できる情報だけにアクセスするものである。さらに、フ
ィールド試験はその目的が制限されている。第1はミサ
イルが動作可能な状態にあるかどうかを判断することで
ある。第2はミサイルを動作可能な状態に置くように比
較的直接的な修理をすることであり、これはミサイルが
不満足な状態にあるときに部品モジュールを置き換える
ことなどによる。
【0005】フィールド試験を達成するための道具(ツ
ール)が使用でき、かつ動作できる。ある種の高価でな
い試験ユニットは大層機能レベルが低く、ミサイル回路
構成中に組込まれている特定の試験によってミサイルが
満足な状態にあるかどうかを示すことができるだけであ
る。こういった試験装置は一般に欠陥の原因についての
手掛かりを与えない。他のものは高度に複雑であり、何
百万ドルものコストを要し、フィールド状態での維持が
難しい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、ミサイル
のフィールド試験方法であって、満足な動作状態を表示
し、かつまたその動作状態を補正する助けとなるものが
求められている。この発明はこの求めに応じ、関係ある
利点を提供するものである。
【0007】この発明はミサイルの試験のための方法を
提供する。この発明はミサイルのフィールド試験にとく
に適している。ミサイルシステムに対する不満足な動作
状態が検出されるときは、この発明はミサイルの部分レ
ベルで問題を隔離することができる。欠陥のある部品を
検出したときは、多くの場合、それを別の部品で置き換
えるか、別な何らかの直接的な修理が実行できる。ミサ
イルはそこでその部分とミサイルシステムのレベルで再
試験されて、ミサイルの動作準備を確かなものとする。
この発明の方法は中庸の費用の装置を用いて比較的高度
の試験の徹底を達成する。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明によると、試験
方法は、運用状態で発射サイトから発射されるミサイル
とともに作動できるものである。ミサイルには少なくと
も2つの内部部品部と、その間で通じているワイヤハー
ネスとがある。少なくとも1つのカバーをとったミサイ
ルコネクタが各部品部に対してあり、ミサイルのアクセ
スカバーを取り外したときにだけアクセスできるように
している。ミサイルにはさらに外部ミサイルへその緒
(umbilical)コネクタがあり、運用動作の際には発射前
に発射サイトと通信をし、またミサイルデータリンク受
信機があって、運用動作では発射後に発射サイトからの
通信を受領する。
【0009】外部試験装置は試験制御器で成る。少なく
とも2つの試験用のカバーをとった部品レベルの試験ラ
インがあり、カバーをとったミサイルコネクタの各々に
対して1つ当てられている。カバーをとった部品レベル
の試験ラインの各々は、第1の端部として試験制御器と
通じているものと、第2の端部としてカバーをとった部
品レベルの試験ラインコネクタであって、カバーをとっ
たミサイルコネクタのそれぞれ1つとかみ合うようにさ
れているものとを備えている。試験装置はさらにへその
緒ラインを有し、その第1の端部は試験制御器と通じ、
第2の端部は外部ミサイルへその緒コネクタとかみ合う
ようにされた試験装置へその緒コネクタを備えている。
試験装置はまた、試験制御器と通じている試験装置デー
タリンク送信機と、電源及び制御回路で、運用動作中に
発射サイトから試験制御器に対してミサイルが使用でき
る電力レベルを供給するものと、試験制御器によって制
御できる気圧供給源とを備えている。気圧供給源はミサ
イルの電気機械的部品の動作のロックを気圧によって解
くことができる。
【0010】試験装置はカバーをつけた試験シーケンス
を第1に実行することにより使用される。オペレータは
試験装置へその緒コネクタを外部ミサイルへその緒コネ
クタに接続し、試験装置データリンク送信機をミサイル
データリンク受信機と通信するための位置に位置決めす
る。指令があると、試験制御器はミサイル組込み試験の
性能をへその緒ラインとミサイルデータリンク受信機と
を介して励起し、ミサイル組込み試験の結果を評価して
不満足なミサイル試験性能の存在を判断する。
【0011】不満足なミサイル性能を検出した場合は、
カバーをとった試験シーケンスが実行される。オペレー
タはミサイルアクセスカバーを取り外し、カバーをとっ
た部品レベルの試験ラインコネクタの各々をそれぞれの
カバーをとったミサイルコネクタに接続する。試験制御
器はへその緒ラインとミサイルデータリンク受信機とを
介してミサイル組込み試験の性能を励起し、この時に試
験装置カバー取り外し部品レベル試験ラインを介してデ
ータを収集し、ミサイル組込み試験の結果を評価して部
品レベルで不満足なミサイル性能の原因を隔離する。
【0012】多くの場合、カバーをとった試験は部品又
はワイヤハーネスの1つの故障の隔離ができるようにす
る。不満足な状態の原因は使用できる資源を用いること
ができる場合は修繕される。試験装置はその後は上述の
試験装置とは逆の順序シーケンスで使われる:まず、第
2のカバーをとった試験が行われてミサイル部品が作動
することを確かめ、次に、アクセスカバーを再び閉じた
後に、ミサイル性能が満足なものであることを確かめる
ために第2のカバーをつけた試験が行われる。
【0013】この発明のやり方は使用できる組込みミサ
イル試験の最適使用と他の試験を選択する際の融通性と
を組合わせるようにしている。基本的なミサイルの機能
性は、予めプログラムされてミサイル内に配線されてい
る組込み試験で判断される。これらの試験は、発射サイ
トがミサイルの機能性をその発射前の状態ではミサイル
のへその緒を介して、また発射後の状態ではデータリン
クを介して試験できるように設計されている。
【0014】この発明の方法は、ミサイルの発射前組込
み試験を、アクセスカバーを閉じた状態でこれに関する
発射サイト動作をシュミレートすることによって励起す
るものである。もし問題が見つかると、アクセスカバー
が開かれて、付加の接続がミサイル内の内部コネクタに
作られて、2つの組込み試験が繰返される。付加のデー
タが得られることで、修理の可能な程度の不満足な動作
の原因が隔離される。
【0015】この発明はカバーをとった試験で各種の追
加のデータが得られるようにしている。典型的なミサイ
ルは誘導部と制御部、そしてこの2部を接続し、外部の
へその緒コネクタと通じているワイヤハーネスとを有し
ている。例えば、誘導部における多くの問題は組込み試
験の際にテレメータ試験データを監視することによって
検出できる。制御部における典型的な問題は、ミサイル
の制御サーフェスのロックを解き、移動させる(気圧供
給源からの気圧と試験制御器からの制御信号を用いてす
る)ことにより、制御サーフェスの位置表示器を監視し
ながら識別することができる。ワイヤハーネスはある位
置で接続が解かれることがあり、誘導部と制御部との間
の連続性試験はこの問題の位置決めができる。発射での
外部通信は発射サイクルをシュミレートすることにより
評価することができる。もっとも有用な特定形式のデー
タがミサイル部品の不満足な動作に対して収集されて解
析される。選ばれる特定のデータは解析されるミサイル
システムとそのミサイルシステム内の色々な形の欠陥の
相対的確率とに依存することになる。
【0016】この発明はこうして試験装置と、その使用
の方法とを提供し、比較的手頃なコストで高い試験の完
全性を達成できるようにしている。この発明の特徴と利
点とは以下に詳述する実施例と付属の図面とから明らか
になろう。
【0017】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の方法の好ましい
実施例を示し、図2はミサイル及び試験装置と、試験の
際のその相互接続モードを示す。ミサイル50が用意さ
れる(20)。その正常な運用時には、ミサイルは発射
サイトから発射され、発射サイトは航空機、地上基地も
しくは海艇となり得る。ミサイル50にはミサイル本体
52と、その中に収納された内部構造とを含む。ミサイ
ル内部には多数のサブシステムがあるが、この発明の理
解のために、ミサイルは誘導部54、制御部56、そし
て2部54,56の間に延在するワイヤハーネス58と
をもつとしてミサイルをとらえることとする。誘導部5
4はミサイルの鼻の中のターゲット探査器と、発射サイ
トもしくは別な場所と通信するのに必要とされるエレク
トロニクスを含む。制御部はロケットモータのような推
力用エンジンと可動制御サーフェス60で気圧式アクチ
ュエータのロックを解き、ミサイル50の方向を案内す
るための刺激を用意することにより回転することができ
るものとを含む。ワイヤハーネス58は2つの部分5
4,56の間を電気的に結んでいる。
【0018】少なくとも1つ、一般には数個のカバーを
とったミサイルの電気コネクタ61が各部品部に備えて
ある。カバーをとったミサイルコネクタは物理的にはミ
サイル50の本体52の内部にあり、ミサイルアクセス
カバー63により保護されている。好ましくは、単一の
アクセスカバー63が拡がっていてミサイルの前部で誘
導部コネクタを覆い、ワイヤハーネスを覆い、またミサ
イルの後部近くで制御部コネクタを覆っているのがよ
い。カバーをとったミサイルコネクタ61にアクセスす
るにはコネクタを覆うアクセスカバー63を取り外して
行う。カバーをとったミサイルコネクタ61は各種形式
の情報とデータとの電気的通信を提供するが、後に特定
のカバーをとった試験の実施に関連して述べる。
【0019】運用段階では、発射前にミサイル50はへ
その緒(umbilical)コネクタ62でミサイル50の本体
52の側面でアクセスできるようになっているものを介
して発射サイトと通信をする。内部的には、へその緒コ
ネクタはワイヤハーネス58と通じているから、信号は
誘導部54と発射サイトとの間、及び制御部56と発射
サイトとの間で通信することができる。発射のときに
は、外部のへその緒ライン(図示せず)で発射サイトま
で延びているものがへその緒コネクタ62から分離され
る。発射後は、ミサイル50は発射サイト(もしくは情
報を受ける他の位置)からミサイルデータリンク受信機
64を介して通信を受ける。受信機64は好ましくは後
向きのアンテナと無線周波数のビーム状信号とを介して
動作するが、光ファイバ受信機もしくは他の形式の受信
機、あるいはミサイルと発射サイトとの間で2ウェイ通
信ができるトランシーバであってもよい。
【0020】外部試験装置70が用意される(22)。
試験装置70は好ましくは3つの主要部品すなわち試験
制御器72、電源74、及び気圧供給源76で成る。試
験制御器72の内部部品及び回路構成はある程度は実行
すべきカバーをとった試験の正確な内容に依存し、部品
と回路とについては実施例について後に記述する。
【0021】少なくとも2つの試験用のカバーをとった
部品レベルの試験ライン78が用意され、カバーをとっ
たミサイルコネクタ61の各々に1つ当てられる。カバ
ーをとった部品レベルの試験ライン78には第1の端部
があって試験制御器72と通じており、また第2の端部
があってそこにはカバーをとった部品レベルの試験ライ
ンコネクタ80があり、コネクタ80はカバーをとった
ミサイルコネクタ61のそれぞれの1つとかみ合うよう
にされている。図2では、3つの試験ライン78,78
´,78´´が示されている。試験ライン78,78´
´は誘導部54内のそれぞれのコネクタ61,61´´
と通じており、試験ライン78´は制御部56内のそれ
が関係するコネクタ61´と通じている。試験ライン7
8,78´はシステム通信試験で使用され、試験ライン
78´´は、後に記述するように誘導制御器の詳細な評
価に使用される。さらに、試験ライン78´は制御部5
6との接続も含んでいる。
【0022】へその緒ライン82は第1の端部が試験制
御器72と通じ、第2の端部が試験装置へその緒コネク
タ84でミサイルへその緒コネクタ62とかみ合うよう
にされたもの有している。
【0023】試験装置70は試験装置データリンク送信
機86で試験制御器72と通じているものを含んでい
る。試験装置データリンク送信機86は、2つが対面す
る関係(無線周波数のビームで通信をするため)にある
とき、もしくは他の通信関係に置かれたとき、ミサイル
データリンク受信機64と通信ができるように互換性を
もつように選択されている。この形態では、データリン
ク送信機86はフード(無響性材料で裏打ちがされてい
る)内にマウントされた無線送信用アンテナを含み、ミ
サイルデータリンク受信機64のアンテナと対面する関
係に置かれている。発射サイトの発射後通信をミサイル
50とする場合は、他の手段なら光ファイバトランシー
バのようなトランシーバが適当な形式である。
【0024】電源と制御回路74とは試験制御器72に
電力を供給して試験制御器72を動作させ、ミサイル5
0の特定の試験を実行するのに試験制御器72が必要と
する電力を用意する。例えば、試験制御器72から特定
形式の電力を、へその緒ライン82を経由して、ミサイ
ル50へ送って特定の事象と試験とが生ずるようにする
必要があろう。電源及び制御回路74はすべての必要と
される電力を供給する。特別な事例については実施例に
関係して後述する。
【0025】気圧供給源76は試験制御器72によって
制御されて気体圧力をミサイル50に送って制御サーフ
ェスのロックを解く。一度ロックが解かれると、電気又
は気圧によるアクチュエーションを要する部品の試験、
とくに制御サーフェスを作動させるモータの試験が成し
遂げられる。気圧系ライン88は気圧供給源76から気
圧コネクタ90にまで延びていて、気圧コネクタ90は
ミサイル50上の整合するミサイル気圧系コネクタ92
とかみ合うようにされている。
【0026】ミサイル50は試験を完遂するためにミサ
イル支持台94に置くのが望ましいが、これは必要条件
ではない(24)。ミサイル支持台94は構造的に一番
強いところでミサイルを支持し、コネクタとカバーへの
アクセスが自由にできるようにする。代って、ミサイル
50は別の場所、例えば発射サイト(すなわち軍需品置
場)の近くとか、出荷用コンテナに格納されて試験を受
けることができる。
【0027】カバーをつけた試験が実行される(2
6)。“カバーをつけた(カバーオン)”と“カバーを
とった(カバーオフ)”とは、アクセスカバー63が取
り付けられているかと取り外されているかとを言う。カ
バーをつけた試験はすぐに実行でき、アクセスカバーが
取り付けられた状態では通常の運用で外部からアクセス
できるミサイルの接続のみが試験に使用できる。カバー
をつけた試験はミサイルが点火できる状態にあるかどう
かを全体として報告することになる。
【0028】実施例のカバーをつけた試験では、試験の
オペレータがへその緒コネクタ84をコネクタ62に接
続し、送信機86と受信機64のアンテナを通信できる
関係に位置決めする。(外部気圧系ライン88はここで
は接続されない)。試験制御器72はミサイル50を励
起して、それ自体の組込み試験(ビルトイン テスト,
BIT)を実行する。ここで“励起(stimulate)”とい
ったのは、試験制御器72が正しい外部からの刺激を送
ることによってBIT試験を実行させるようにすること
を意味する。第1のBIT(3秒BIT)で発射前の電
子回路のものは、レリーズ同意信号を不活性とするのと
同時に、400Hz電力を電源74から、試験制御器7
2を経て、へその緒ライン82を経てからミサイル50
に至るように供給する。誘導部54はこの信号の組合わ
せを認知して第1のBITの開始を呼び出す。図3を参
照して、第1のBITはCPU100(好ましくは48
6応用のマイクロコンピュータ形式のもの)はMIL標
準1553バス制御器102を指令して400Hz電力
信号とレリーズ同意信号の不在とを、へその緒ライン8
2、へその緒コネクタ84,62を経由してミサイル5
0に通信させる。
【0029】へその緒ライン82は関連する1553符
号化シリアルデータバスをバス制御器102用として備
えている。ミサイル50が第1のBITを実行すると、
CPU100はミサイル50から、へその緒ライン82
とバス制御器102とを介してミサイルの動作及び応答
を受け、それを関連するメモリ104に記憶する。もし
第1のBITが満足な結果をもたらせば、ミサイル50
の誘導部54は適切に作動し、かつワイヤハーネス58
と通じていると結論される。もし第1のBITが不満足
であれば、誘導部54が適切に作動しないか、あるいは
ワイヤハーネス58と通じていないかと結論される。
【0030】第2の組込み試験(BIT)である5秒B
ITは上述の第1のBIT(3秒BIT)を再実行し、
追加の2秒間延長で試験機がデータリンクメッセージを
送信できるようにし、一層完全なBITがミサイル性能
に行われるようにする。第2のBITは第1のBITが
満足であったときにのみ実行される。ミサイルは実際に
は発射されない。その代り、試験装置70は発射したミ
サイルの動作、主としてデータリンク受信機64の使用
をシュミレートし、航法システムがミサイル発射の前に
試験できるようにする。第2のBITの根底にある仮定
は、ミサイル50が、発射後の状態の下で受信機64を
介して後方データリンク情報を受けているということで
ある。ただし、1553バス制御器102を経由する通
信は以前として活性が保たれている。発射後のミサイル
50との通信の試験はこうしてデータリンク64/86
を用いて達成される。適切なデータリンクインターフェ
ース106が用意されている。この種のインターフェー
ス106は既知であり、通常の動作で発射サイト制御器
内で使用されて、データリンク64を経由してミサイル
と通信がされる。CPU100はミサイル50から15
53バス制御器102とインターフェース106を介し
てミサイルの動作と応答を受け、それらのことが関連す
るメモリ104に記憶される。もし第2のBITが不満
足な結果を(第1のBIT試験が満足な結果を出した後
に)出したときは、ワイヤハーネス58と試験制御器7
2との間でデータリンク64を経由した通信をするデー
タリンクシステム内に欠陥が存在すると結論づけられ
る。
【0031】2つの組込み試験(BIT)自体はよく知
られた技術であり、高性能ミサイルシステム内部のハー
ドウェアとソフトウェア内で用意されて、適当な外部刺
激に応答してミサイルサブシステムの自己試験ができる
ようにしている。BITは発射サイトで励起され、ミサ
イルが発射の準備ができていることをチェックする。こ
の場合に、試験装置70がBITを励起する。BITは
非常に高速に、3−5秒でそれぞれ実行されて、BIT
の繰返しはさしたる遅延を生じさせない。この発明の効
果は、使用できるBITと一緒に動作する点にある。
【0032】BITが実行されるときは、試験制御器7
2がへその緒ライン82を介してBITの結果を受領す
る。2つのBITが満足なものであれば、それによって
ミサイルは完全に作動するものと表示され、ミサイルは
運用状態にあると判断される(28)。他方、もし性能
劣化もしくは完全な故障のいずれかの表示があると、ミ
サイルは不満足な状態にあると判断される。ある場合に
は、BITの結果を用いてその性質が判断され、BIT
により特定の故障が識別された場合には、ミサイル修理
が直ちに効果をもたらすように行われるようにする。こ
の場合、ミサイルは表示された故障部品を交換して修理
されて、カバーをつけた試験26が繰返される。
【0033】BITからの情報は、不満足状態の存在だ
けを表示してその理由の表示をしないので、別な試験を
して問題の原因を隔離して可能な修理作業ができるよう
にする必要がある。不満足な状態が検出される場合には
カバーをとった試験を実行する(30)。この試験で
は、試験のオペレータがミサイルのアクセスカバー63
を取り外し、1又は複数のコネクタ80をそれぞれのコ
ネクタ61に接続する。試験制御器72は第1及び第2
のBITの性能を励起する。(前に記述したインターフ
ェース及び性能で第1及び第2のBITに関わるものは
試験のこの部分では維持されている。)ここで、追加の
データが試験制御器72に得られることになり、カバー
をとった部品レベルの試験ラインを介してミサイル内部
の各種サブシステムの応答についてのデータが得られ
る。
【0034】カバーをとった試験で得られるデータは、
第1及び第2のBITによって得られて前に記述された
データに加えて、3つの形式があることになる。第1
は、誘導部54の特定動作が試験ライン78´´(プラ
グ80´´/61´´を介して誘導部54に接続された
もの)を経て得ることができる。第2は、連続性チェッ
クを経て、ワイヤハーネス58を通る情報の通信が得ら
れる。連続性チェックはそれぞれのコネクタ80/61
及び80´/61´を経由して機能している試験ライン
78と78´との間で実行される。例えば、もし第1の
BITが実行されて、誘導部試験ライン78´´が故障
を表示すると、システムのその部分で故障が追跡され
る。他方、試験中にある誘導部試験ライン78´´が誘
導部54の動作が適切であることを表示し、かつライン
78と78´との間の通信チェックがハーネス58を経
由しての誘導部54からの通信の欠如を表示するとき
は、システムのその部分に対して故障が追跡される。第
3のデータ形式は制御部56の動作に関係し、試験ライ
ン78´内の幾つかのラインとそれが関係するコネクタ
80´/61´を介して得られる。この形式のデータに
は、例えば、各種の制御サーフェス60に対して電気的
な駆動の発動ができるようにする位置制御器と、制御サ
ーフェス60の動きの実際量を検知する位置センサのも
のが含まれている。これらの制御器とセンサとは通常は
ミサイル制御部の一部となっている。
【0035】図3を参照して、制御器のチェックはCP
U100により実行され、誘導部インターフェース10
8を経て誘導部54から情報を受けて行われる。インタ
ーフェース108は誘導部54と通信をするのに標準シ
リアル・インターフェース・カード、試験ライン78´
´及びそれが関係するプラグ80´´/61´´を経由
している。CPU100は通信インターフェース110
を用いて通信チェックを実行し、通信インターフェース
110は、試験ライン78,78´との間でそれぞれの
プラグ80/61,80´/61´を通って試験信号を
効果的に供給している。試験信号には2つの形式があ
る。その1は電圧であり連続性を判断するために単に加
えられ、例えばワイヤハーネス内部で電線又はコネクタ
の非接触による欠陥があるかどうかだけを判断する。別
な場合は、符号化したディジタル信号が送られて、連続
性がある場合について、ワイヤハーネス58とその関連
の内部コネクタを通って通信されるディジタル信号の形
状又は振幅の劣化を生じさせているある種の故障がある
かどうかが判断される。
【0036】制御部56のチェックはCPU100によ
って達成され、CPU100は気圧供給源76を作動さ
せて制御サーフェス60のロックを解き、かつ電気的指
令を制御サーフェスドライブに送って制御サーフェスを
動かす。制御サーフェス60の位置は帰還電圧(一般に
はシャフト位置に比例する)として検知され、CPU1
00に戻って通信され、そのときに制御部インターフェ
ース112が介在し、試験ライン78´とコネクタ80
´/61´内のラインが動作する。制御サーフェス位置
制御器は一般にアナログ信号で、制御器インターフェー
ス112にはディジタル対アナログ変換器があって、こ
れらの信号をアナログ形態に変換する。こうして、例え
ば試験の論理にしたがい、もし指令信号が特定の制御サ
ーフェスドライブに到達していながらシャフトが動かな
いというのであれば、その故障はドライブの動作から隔
離される。
【0037】特定形式の追加のデータであって、誘導部
試験(試験ライン78´´)を経て得られるものは、特
定のミサイル形式での一番ありそうな故障モードについ
ての経験に依存することになる。特定のミサイルシステ
ムは誘導部54に極めて故障に陥り易い部品を有するこ
とがあり、誘導部試験過程はこういったよくありそうな
故障が発生したかどうかを評価するように選ばれてい
る。この発明の効果として、よくありそうな故障状態と
事象の組合わせとについての特定の試験がCPU100
内にプログラムされていて、ライン78´´とコネクタ
80´´/61´´内の特定のピン接続を介して試験で
きるようにしていることが挙げられる。ある種のミサイ
ルでよく試験されるような幾つかの例を挙げることがで
きる。誘導部54内のテレメータBITデータ流が監視
され、符号化したデータ流としてCPU100に送られ
る。この試験データは不満足な状態が誘導部内の特定の
部品によって生じ、その特定の部品が問題を生じさせて
いるかどうかを識別するために一層有力な基礎を提供す
る。同様に、制御部56の特定の試験が制御サーフェス
60での特定の動きを試みることにより行われる。この
ときは気圧供給源76の動作を指令し、電気的な刺激を
与え、制御サーフェスが、前に述べたように所望の位置
まで動いたかどうかを測定することが行われる。
【0038】カバーをとった試験の1つである発射サイ
クル試験は、大層な気配りと注意とを要する。この点で
記述する試験には、ミサイルが現実に点火されたり、あ
るいはその状態が非可逆的に変化するような信号の試験
を含めないこととしている。発火状態とするアーミング
プラグ96は、ミサイルの発射と飛翔とを動作する運用
装置へ指令信号を接続することによりミサイルの動作が
物理的にできるようにする。この指令信号の例としてス
キブ(squib)パルス(電池点火及び発射器作動用のパル
ス)とロケットモータ点火指令とが含まれる。
【0039】発射サイクル試験を実施するためには、各
アーミングプラグ96はミサイルから取り外され、試験
制御器72内のレセプタクル98内に挿入される。試験
制御器72からの信号はBITの性能を励起するもので
あるが、ここでは発射シーケンスを励起するものであ
り、しかも信号は運用装置からではなく試験制御器72
によって受領される点が異なる。試験制御器72内にア
ーミングプラグ96を設置することはミサイルの実際の
発射を回避する。
【0040】図3を参照すると、CPU100は発射サ
イクル制御器114の動作を指令する。発射サイクル
ンターフェース(制御器114はアーミングプラグレ
セプタクル98を含み、そこにアーミングプラグ96が
物理的に挿入されなければ発射サイクル試験は実施でき
ない。アーミングプラグ96がミサイル50から取り外
されると、内部の発射指令の回路が開かれるから、実際
の発射は起こり得ない。アーミングプラグ96がレセプ
タクル98内に挿入されると、発射サイクル制御器はC
PU100の指令の下に発射同意信号を発生する。第1
及び第2のBITは400Hz電力の印加と発射同意
(しかし発射指令はミサイル内にアーミングプラグがな
いことにより物理的に阻止されている)とによって実行
され、発射同意なしに前に実行されたところとなる。発
射同意が存在すると、次のような追加のミサイル動作特
徴がチェックできるようになる。すなわち、ミサイルの
電池、ファイヤ内部スキブ、及びミサイルのロケットモ
ータのファイヤを可能とする信号上の電圧のチェックで
ある。
【0041】実施例では、試験制御器72は標準のVX
I構造にしたがって動作し、前に述べた機能と部品とを
動作可能とし、その解析ができるようにするために使わ
れる使用可能な支援機能が用いられる。CPU100は
実施例ではプログラマブル486計算機であり、動作及
び/又はデータ処理のための遠隔端末120を備えるこ
とができるようにしている。もし望むならば、全試験工
程を遠隔制御することができ、あるいはデータの解析が
CPU100内部でされ得るよりももっと詳細に遠隔地
点で実行できるようにデータを送信することもできる。
事象検知カード(イベント・センス・カード)122に
は事象の相対的なタイミングを検知する時計が含まれて
いて、ミサイルの発射に必要とされるような時間シーケ
ンスを検知し、また事象の時間的な相互関係を判断する
ための時間的なタグ付与(タイム・タギング)ができる
ようにしている。事象の実際の検知は前に述べたように
誘導インターフェース108を介して達成されるが、事
象検知カードはタイミング相互関係が評価できるように
している。TTL I/O論理カード124は事象を達
成するのにCPUとインターフェースとによって必要と
される離散的な信号を発生する。この離散的な信号は、
例えば電源74によって送出された電圧レベルを変調し
て、へその緒ライン82を通ってミサイルに送るために
使用される。リレースイッチングカード126はCPU
100によって動作されて通信インターフェース110
から電圧を測定するディジタルマルチメータ128への
連続性チェック信号を切替える。これらの電圧は次に評
価のためにCPU100に送り戻される。
【0042】カバーをとった試験はシーケンスをもって
実行され、まずBIT試験が繰返しされ、次に発射サイ
クル試験、制御部試験、連続性試験と続き、不満足な性
能の原因が見つかるまで続けられていく。故障がこれら
の試験の1つで検出されたときは、その先の試験は問題
が正されるまでは保留される。何も原因が識別されない
か、識別された原因が入手できる処理資源で救済(補
修)されないときには、その、ミサイルは運用外とされ
る(32)。他方、カバーをとった試験が問題の根源を
識別し、その根源が入手できる機能により補正し得るも
のであるときは、そのミサイルは修理される(34)。
修理はときとして欠陥のあるモジュール又はカードを除
去し、それを機能するモジュール又はカードと交換する
作業を含む。
【0043】第2のカバーをとった試験が実施される
(36)。第2のカバーをとった試験36は、実施され
る試験に関してはカバーをとった試験30と同じであ
る。第2のカバーをとった試験をする目的は不満足な状
態が救済(補修)されたことを、ミサイルアクセスカバ
ー63がまだ取り外されたままで、検証することであ
る。不満足な状態は複数の欠陥部品が原因で生じたこと
もあるし、またある問題が他の問題に隠れていたことも
あり得る。カバーをとった試験を繰返すと、こういった
状態が識別される。もしBITがさらなる不満足がない
状態にあるときは、オペレータはコネクタ80と61と
を外し、ミサイルにアーミングプラグ96を再び設置し
て、ミサイルアクセスカバー63を再びはめる。
【0044】第2のカバーをつけた試験が実施される
(38)。BITは試験制御器72によって励起され
る。この試験結果が満足であれば、へその緒ライン82
が外され、データリンク送信用アンテナ86とフードと
が取り除かれてミサイルは運用にかけられる(40)。
もし試験結果が満足するものでなければ、ミサイルは運
用から外され(42)、検出され得ない問題があり、現
段階では修理できない問題があるとされる。
【0045】
【発明の効果】この発明の効果は課題、解決手段のとこ
ろでも触れたところであるが、さらに次のことが指摘で
きる。この発明は特定のミサイル形式に対するシュミレ
ーションの実行を変え、特に故障モードと故障確率とが
知られている形式のAMRAAM(最新式中距離空対空
ミサイル)用のシュミレーションに適したものとした。
比較的中庸のコストで簡単に持ち運びのできる試験装置
70も全試験の92%を実行できることが見積もられて
いる。さらに複雑な試験装置でコストがその10倍でも
っと小型のもので、95%の実行ができると推定してい
る。こうしてこの発明はほとんど完全な試験が良く行
え、しかも価格と信頼性の面で大きな前進がみられる。
【0046】発明の特定の実施例について記述したが、
いろいろな変形や性能の強化はこの発明の思想の範囲で
可能であり、その範囲は特許請求の範囲に記載したとこ
ろである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の方法を示す構成図である。
【図2】この発明の装置の模式図である。
【図3】試験制御器の模式図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アール・ウインストン・モンク アメリカ合衆国、アリゾナ州 85715、 タクソン、イー・プラチタ・カスケーダ 9421 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F42B 15/08 F42B 15/01 F42B 35/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運用動作の際に発射サイトから発射され
    るミサイルの動作性能を試験する方法であって: (1)発射サイトから運用状態で発射されるミサイルを
    準備して、ミサイルには、 (a)少なくとも2つの内部部品部と、それらの間を結
    ぶワイヤハーネスと、少なくとも1つのカバーをとった
    ミサイルコネクタとを備え、該ミサイルコネクタは、ミ
    サイルアクセスカバーを外したときだけアクセスできる
    ようにした部品部の各々に備えるようにし、かつ (b)運用動作中で発射の前に発射サイトと通信をす
    、該ワイヤハーネスに接続された、外部ミサイルへそ
    の緒コネクタと、 (c)運用動作中で発射の後に発射サイトと通信をする
    ミサイルデータリンク受信機とを備え; (2)(a)試験制御器と、 (b)少なくとも2つの試験カバーをとった部品レベル
    の試験ラインであって、カバーをとったミサイルコネク
    タの各々に1つ宛あり、各カバーをとった部品レベルの
    試験ラインは第1の端部が試験制御器と通じており、ま
    た第2の端部がカバーをとった部品レベルの試験ライン
    コネクタを有しておりこのコネクタはカバーをとった
    ミサイルコネクタのそれぞれの1つとかみ合うようにさ
    れた試験ラインと、 (c)第1の端部が試験制御器と通じており、第2の端
    部が外部のミサイルへその緒コネクタとかみ合うように
    された試験装置のへその緒コネクタを有するへその緒ラ
    インと、 (d)試験制御器と通じている試験装置データリンク送
    信機と、 (e)運用動作の際に発射サイトからミサイルに対して
    使用できる試験制御器電力レベルを供給する電源と、 (f)試験制御器によって制御される気圧供給源であっ
    て、ミサイルの電気機械部品に対して気圧によりロック
    を解きまた動作可能とする気圧供給源とで成る外部試験
    装置を準備する段階と; (3)カバーをつけた試験シーケンスを、 (a)オペレータが試験装置データリンク送信機を外部
    ミサイルへその緒コネクタに接続し、 (b)オペレータが試験装置データリンク送信機をミサ
    イルデータリンク受信機と通信する位置に置き、 (c)試験制御器がへその緒ラインとミサイルデータリ
    ンク受信機を介してミサイル組込み試験の性能を励起
    し、 (d)試験制御器がミサイル組込み試験の結果を評価し
    て不満足なミサイル試験性能の存在を判断することによ
    り実行する段階と;不満足なミサイル性能を検出する場
    合には (4)(a)オペレータがミサイルのアクセスカバーを
    外し、 (b)オペレータが各カバーをとった部品レベルの試験
    ラインコネクタをそれぞれカバーをとったミサイルコネ
    クタに接続し、 (c)試験制御器がへその緒ラインとミサイルデータリ
    ンク受信機とを介してミサイル組込み試験の性能を励起
    して、カバーをとった部品レベルの試験ラインを介して
    データを収集し、 (d)試験制御器がミサイル組込み試験の結果を評価し
    て、部品レベルにおける不満足なミサイル性能の原因を
    判断するためにカバーをとった試験シーケンスを実行す
    る段階とで構成されるミサイルの動作性能を試験する方
    法。
  2. 【請求項2】 カバーをとった試験シーケンスを実行す
    る段階の後に、オペレータが少なくとも1つのミサイル
    の部品を修理する追加の段階を含む請求項1記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 前記オペレータが修理する段階の後に、
    追加の段階として、試験制御器がへその緒ラインとミサ
    イルデータリンク受信機とを介してミサイル組込み試験
    の性能を励起し、かつ試験装置のカバーをとった部品レ
    ベルの試験ラインを介してデータを収集し、ミサイル組
    込み試験の結果を評価して、不満足なミサイル性能の原
    因が部品レベルで補正されたかを判断し、もし不満足な
    ミサイル性能の原因が部品レベルで補修された場合に
    は、 オペレータが各カバーをとった部品レベルの試験ライ
    ンコネクタとそれぞれのカバーをとったミサイルコネク
    タとの接続を解き、かつミサイルアクセスカバーを再び
    置くことで成る第2のカバーをとった試験シーケンスを
    実行する段階を含む請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記第2のカバーをとった試験シーケン
    スを実行する段階の後に、追加の段階として、 試験制御器が、へその緒ラインとミサイルデータリンク
    受信機とを介してミサイル組込み試験の性能を励起し、
    かつミサイル組込み試験の結果を評価して不満足な試験
    性能の原因が補正されたかどうかを判断し、不満足なミ
    サイル試験性能の原因が補正された場合には、前記 オペレータが、試験装置へその緒コネクタと外部ミ
    サイルへその緒コネクタとの接続を解き、かつ試験装置
    データリンク送信機をミサイルデータリンク受信機と通
    信をするための位置から移動させることによって第2の
    試験シーケンスを実行する段階を含む請求項3記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 ミサイルを用意する段階は、誘導部と制
    御部とそれらの間にのびているワイヤハーネスとを有す
    るミサイルを用意する段階を含む請求項1記載の方法
  6. 【請求項6】 カバーをとった試験シーケンスを実行す
    る段階は、誘導部からテレメータ組込み試験データ流を
    監視する段階を含む請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 カバーをとった試験シーケンスを実行す
    る段階は発射サイトをシュミレートする段階を含む請求
    項5記載の方法。
  8. 【請求項8】 カバーをとった試験シーケンスを実行す
    る段階は、気圧供給源を利用して制御部の制御サーフェ
    スのロックを解く段階を含む請求項5記載の方法。
  9. 【請求項9】 カバーをとった試験シーケンスを実行す
    る段階はワイヤハーネスの連続性試験を実行する段階を
    含む請求項5記載の方法。
  10. 【請求項10】 ミサイルを用意する段階は、航空機か
    ら発射される運用状態のミサイルを用意する段階を含む
    請求項1記載の方法。
JP8143999A 1995-06-07 1996-06-06 ミサイル試験方法 Expired - Lifetime JP2875508B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/478,148 US5721680A (en) 1995-06-07 1995-06-07 Missile test method for testing the operability of a missile from a launch site
US478148 2000-01-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0933198A JPH0933198A (ja) 1997-02-07
JP2875508B2 true JP2875508B2 (ja) 1999-03-31

Family

ID=23898737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8143999A Expired - Lifetime JP2875508B2 (ja) 1995-06-07 1996-06-06 ミサイル試験方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5721680A (ja)
EP (1) EP0747656A3 (ja)
JP (1) JP2875508B2 (ja)
AU (1) AU673794B1 (ja)
CA (1) CA2177211C (ja)
IL (1) IL118498A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101937729B1 (ko) 2017-11-02 2019-01-11 주식회사 한화 유도탄 케이블 검증용 기폭 시험 장치 및 방법

Families Citing this family (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5992290A (en) * 1997-04-09 1999-11-30 Cubic Defense Systems, Inc. Aircraft interface device and crossover cable kit
US6006145A (en) * 1997-06-30 1999-12-21 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Method and apparatus for directing a pursuing vehicle to a target with intelligent evasion capabilities
SE513330C2 (sv) * 1998-05-15 2000-08-28 Saab Ab Metod för att simulera en verklig robot medelst en robotsimulator vid utprovning av ett flygplanssystem innefattande ett vapensystem
DE19857894A1 (de) * 1998-12-15 2000-06-21 Bodenseewerk Geraetetech Flugkörper
US6519554B1 (en) * 1999-05-17 2003-02-11 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Computer implemented system and method for evaluating gas generator launchers
US20040034824A1 (en) * 2002-08-14 2004-02-19 The Boeing Company System, method and computer program product for receiving and displaying store delivery system built-in-test data
US6896220B2 (en) * 2003-05-23 2005-05-24 Raytheon Company Munition with integrity gated go/no-go decision
US6796213B1 (en) * 2003-05-23 2004-09-28 Raytheon Company Method for providing integrity bounding of weapons
US6941850B1 (en) * 2004-01-09 2005-09-13 Raytheon Company Self-contained airborne smart weapon umbilical control cable
DE102004042990B4 (de) * 2004-09-06 2008-11-20 Michael Grabmeier Verfahren und Vorrichtung zum Test eines operationellen Marschflugkörpers in verschiedenen Prüfzenarien mittels Betriebsart Wartung
US7183970B1 (en) * 2005-01-31 2007-02-27 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Missile time-space-position-information unit test software
US20070243505A1 (en) * 2006-04-13 2007-10-18 Honeywell International Inc. System and method for the testing of air vehicles
US7643893B2 (en) * 2006-07-24 2010-01-05 The Boeing Company Closed-loop feedback control using motion capture systems
US7813888B2 (en) * 2006-07-24 2010-10-12 The Boeing Company Autonomous vehicle rapid development testbed systems and methods
DE102006041140B4 (de) * 2006-09-01 2009-11-26 Lfk-Lenkflugkörpersysteme Gmbh Verfahren zur Überprüfung der Funktionsfähigkeit von unbemannten, bewaffneten Flugkörpern
US7885732B2 (en) * 2006-10-25 2011-02-08 The Boeing Company Systems and methods for haptics-enabled teleoperation of vehicles and other devices
DE102006054340A1 (de) * 2006-11-17 2008-05-21 Lfk-Lenkflugkörpersysteme Gmbh Verfahren zur Überprüfung der Interaktionsfähigkeit zwischen einem Luftfahrzeug und einem mit diesem koppelbaren bewaffneten, unbemannten Flugkörper
DE102007022672C5 (de) * 2007-05-15 2010-09-09 Lfk-Lenkflugkörpersysteme Gmbh Verfahren zur Zustandsüberwachung einer intelligenten Waffe und intelligente Waffe
KR100873430B1 (ko) 2007-05-23 2008-12-11 한국과학기술원 유연 우주 발사체 지상 시험 장치 및 적응 제어기
US20090319096A1 (en) * 2008-04-25 2009-12-24 The Boeing Company Control and monitor heterogeneous autonomous transport devices
US8068983B2 (en) * 2008-06-11 2011-11-29 The Boeing Company Virtual environment systems and methods
US8731745B2 (en) * 2008-07-01 2014-05-20 Aerojet Rocketdyne Of De, Inc. Sequence diagram system
US7881887B2 (en) * 2008-07-14 2011-02-01 Sikorsky Aircraft Corporation Wireless wireharness testing system
DE102008054264B4 (de) * 2008-10-31 2012-09-13 Lfk-Lenkflugkörpersysteme Gmbh Multifunktionale Service- und Testeinrichtung für unbemannte Flugkörper
WO2012005786A2 (en) * 2010-04-09 2012-01-12 Bae Systems Information And Electronic Systems Integration Inc. Automatic re-initialization of resonant sensors in rocket and missile guidance systems
CN103357137A (zh) * 2013-07-25 2013-10-23 成都陵川特种工业有限责任公司 用于检测灭火发射器的装置
CN105403111B (zh) * 2015-12-18 2016-10-19 中国人民解放军63908部队 免维护导弹静态性能检测装置
US10156426B2 (en) 2016-06-21 2018-12-18 The United States Of America, As Represented By The Secretary Of The Navy Apparatus and methods for parallel testing of devices
CN106546134A (zh) * 2016-12-05 2017-03-29 航天恒星科技有限公司 一种导弹监控系统仿真验证平台及验证方法
RU2661414C2 (ru) * 2016-12-19 2018-07-16 Российская Федерация, От Имени Которой Выступает Министерство Промышленности И Торговли Российской Федерации Имитатор ракет
RU2668010C2 (ru) * 2017-05-12 2018-09-25 Константин Федорович Заренок Способ определения возможности дальнейшей эксплуатации зенитной ракеты на основе автоматизированного учёта информации о состоянии её бортовой аппаратуры
CN110749253B (zh) * 2019-10-24 2021-11-30 中国人民解放军32181部队 导弹测试系统用导弹性能测试单元
KR102361169B1 (ko) * 2020-10-27 2022-02-14 엘아이지넥스원 주식회사 유도탄 보관 장치
TWI806012B (zh) * 2021-03-10 2023-06-21 國家中山科學研究院 起爆信號處理測試系統與方法
CN114739241A (zh) * 2022-03-16 2022-07-12 上海机电工程研究所 面向测试岛的导弹无线测试系统及测试方法
CN116608741B (zh) * 2023-07-20 2023-10-03 东方空间技术(山东)有限公司 一种火箭的火工品时序测试系统、方法及设备

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4031806A (en) * 1976-09-01 1977-06-28 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Internal umbilical connector for missiles
IL74952A0 (en) * 1984-05-04 1985-08-30 Gould Inc Method and system for improving the operational reliability of electronic systems formed of subsystems which perform different functions
US4745840A (en) * 1987-02-24 1988-05-24 Varo, Inc. Modified missile launcher
US4935881A (en) * 1987-04-14 1990-06-19 Jeffrey Lowenson Method and apparatus for testing missile systems
CA2049270A1 (en) * 1990-11-01 1992-05-02 Robert W. Petty Integrated fiber optic missile test system
US5224860A (en) * 1991-03-01 1993-07-06 Electronics & Space Corp. Hardware-in-the-loop tow missile system simulator
US5490093A (en) * 1991-04-22 1996-02-06 Hughes Aircraft Company Method for enhancing computer controlled missile performance
US5294078A (en) * 1992-07-07 1994-03-15 Gurr John W Integrated system and method for assembling, and then transporting and supporting a launch vehicle
CA2100156C (en) * 1992-07-13 1998-07-28 Ronald W. Monk Method and apparatus for missile interface testing
US5591031A (en) * 1994-05-31 1997-01-07 Hughes Electronics Missile simulator apparatus
US5520115A (en) * 1995-01-25 1996-05-28 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Timing and safety module to sequence events in missiles

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101937729B1 (ko) 2017-11-02 2019-01-11 주식회사 한화 유도탄 케이블 검증용 기폭 시험 장치 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
AU673794B1 (en) 1996-11-21
EP0747656A2 (en) 1996-12-11
IL118498A0 (en) 1996-09-12
EP0747656A3 (en) 1998-11-25
IL118498A (en) 1999-06-20
CA2177211A1 (en) 1996-12-08
CA2177211C (en) 1999-03-23
US5721680A (en) 1998-02-24
JPH0933198A (ja) 1997-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2875508B2 (ja) ミサイル試験方法
CA2169672C (en) Method and system for aircraft weapon station testing
JP2569264B2 (ja) ミサイルインターフェイス試験の方法および装置
US5034686A (en) Weapon interface system evaluation apparatus and method
JP3488318B2 (ja) ミサイルシミュレータ装置
US4825151A (en) Weapon interface system evaluator
US20100050855A1 (en) Automatic connector system
US7613963B1 (en) Wireless method and apparatus for testing armament circuits
US8370101B2 (en) Circuit card assembly testing system for a missile and launcher test set
US7869385B2 (en) Interactivity with a bus interface card
JPH11287600A (ja) 異なるタイプの複数のミサイル管制システムおよび独立発射システム
US10168382B2 (en) Sensitive, dangerous, vulnerable, or expendable installed equipment item(s) safe programmable and expandable resource electronic test equipment apparatuses and related methods for testing and interfacing with multiple classes or types of systems under test with or without the sensitive, dangerous, vulnerable, or expendable item(s) installed
KR101577011B1 (ko) 휴대형 장거리 발사체계 점검장치
US20050030006A1 (en) Test adapter for a weapon store test set
CN110440642B (zh) 一种靶弹测发控系统
AU597944B2 (en) Weapon interface system evaluator
US7055435B2 (en) Spacecraft ordnance system and method for self-test
RU2475696C1 (ru) Способ контроля электрических параметров системы вооружений и автоматизированный комплекс для его осуществления
RU2377649C2 (ru) Способ имитации электрического и информационного взаимодействия ракеты с аппаратурой носителя и устройство для его реализации
KR102557480B1 (ko) 공대공 유도탄의 모의 발사 시스템 및 이를 위한 방법
EP3469485B1 (en) Test apparatus for ground testing avionics equipment
CN116989621B (zh) 一种运载火箭分离试验系统及方法
EP3258379A1 (en) Avioncis ground test rig system
RU2086902C1 (ru) Учебно-тренировочный снаряд
KR100417949B1 (ko) 인공위성의 온도센서 체크장치

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080114

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090114

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100114

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110114

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110114

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120114

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130114

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130114

Year of fee payment: 14

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term