JP2875462B2 - ネガキャリア - Google Patents
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- G03B27/32—Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
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- G03B27/62—Holders for the original
- G03B27/6271—Holders for the original in enlargers
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- G—PHYSICS
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- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
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- G03B27/80—Controlling or varying light intensity, spectral composition, or exposure time in photographic printing apparatus in dependence upon automatic analysis of the original
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- G03B2217/24—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film
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- G03B2217/247—Bar codes
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Projection-Type Copiers In General (AREA)
- Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
- Sheet Holders (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば写真焼付け用の
プリンターなどに用いられるネガキャリアに関するもの
で、特にネガフイルムのDXコード及びフレームナンバ
ーコードを検出するセンサの構成に関する。
プリンターなどに用いられるネガキャリアに関するもの
で、特にネガフイルムのDXコード及びフレームナンバ
ーコードを検出するセンサの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、ネガキャリアが用いられる写真焼
付け用プリンターの例を、図3を参照しながら概略的に
説明する。図3において、写真焼付け用プリンター本体
1は上部に印画紙ロール2の装着部12を有し、ロール
2から引き出された印画紙3は垂直方向の露光部13で
露光されたあと貯留部14に一時的に貯留され、次に、
現像、定着等の処理部16を定速で搬送されつつ処理さ
れ、カッター17で所定のサイズに切断されてトレー1
8で受けられる。上記印画紙ロール装着部12の下方に
は、下から順に光源4、カラーフィルター5、光拡散筒
6、テーブル7、ネガキャリア8、結像レンズ9、シャ
ッター10、ミラー11が配置されている。ネガキャリ
ア8によって保持された原稿としてのネガフイルムの1
駒が光源4によりカラーフィルター5、光拡散筒6を介
して照明され、ネガフイルムの1駒の画像が結像レンズ
9によりミラー11を経て印画紙3に写し込まれる。こ
のときの露光時間はシャッター10の開放時間によって
決められる。
付け用プリンターの例を、図3を参照しながら概略的に
説明する。図3において、写真焼付け用プリンター本体
1は上部に印画紙ロール2の装着部12を有し、ロール
2から引き出された印画紙3は垂直方向の露光部13で
露光されたあと貯留部14に一時的に貯留され、次に、
現像、定着等の処理部16を定速で搬送されつつ処理さ
れ、カッター17で所定のサイズに切断されてトレー1
8で受けられる。上記印画紙ロール装着部12の下方に
は、下から順に光源4、カラーフィルター5、光拡散筒
6、テーブル7、ネガキャリア8、結像レンズ9、シャ
ッター10、ミラー11が配置されている。ネガキャリ
ア8によって保持された原稿としてのネガフイルムの1
駒が光源4によりカラーフィルター5、光拡散筒6を介
して照明され、ネガフイルムの1駒の画像が結像レンズ
9によりミラー11を経て印画紙3に写し込まれる。こ
のときの露光時間はシャッター10の開放時間によって
決められる。
【0003】上記写真焼付け用のプリンターのネガキャ
リア8では、ネガフイルムが予め定められた所定の向き
にセットされ、所定の向きに1駒分ずつ搬送され、1駒
の画像が印画紙3に写し込まれる。ネガフイルムにはそ
の幅方向両側縁部にそれぞれDXコードとフレームナン
バーコードが付されている。DXコードは、フイルムメ
ーカー、フイルムタイプ等をコード化してバーコードで
表示したものであり、フレームナンバーコードは1駒ご
とに順番に番号を振り付け、これをバーコードで表示し
たものである。ネガキャリア側にはネガフイルム通路の
幅方向両側にそれぞれDXコード検出用センサとフレー
ムナンバーコード検出用センサとが1個ずつ配置され、
DXコード検出用センサによる検出信号に基づきそれに
適した露光、現像処理等がなされ、また、フレームナン
バーコード検出用センサによる検出信号に基づいて1駒
ごとに露光が行われる。
リア8では、ネガフイルムが予め定められた所定の向き
にセットされ、所定の向きに1駒分ずつ搬送され、1駒
の画像が印画紙3に写し込まれる。ネガフイルムにはそ
の幅方向両側縁部にそれぞれDXコードとフレームナン
バーコードが付されている。DXコードは、フイルムメ
ーカー、フイルムタイプ等をコード化してバーコードで
表示したものであり、フレームナンバーコードは1駒ご
とに順番に番号を振り付け、これをバーコードで表示し
たものである。ネガキャリア側にはネガフイルム通路の
幅方向両側にそれぞれDXコード検出用センサとフレー
ムナンバーコード検出用センサとが1個ずつ配置され、
DXコード検出用センサによる検出信号に基づきそれに
適した露光、現像処理等がなされ、また、フレームナン
バーコード検出用センサによる検出信号に基づいて1駒
ごとに露光が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記写真焼付け用プリ
ンターのDXコード検出用センサとフレームナンバーコ
ード検出用センサは共にバーコードセンサであるから、
ネガフイルムが長手方向に表裏反転しても、各センサに
よってDXコードとフレームナンバーコードを逆向きに
読み取ることができるし、ネガフイルムが幅方向に表裏
反転しても、DXコードセンサによってフレームナンバ
ーコードを、フレームナンバーコードセンサによってD
Xコードをそれぞれあいまいながらも読み取ることがで
きる。従って、DXコード検出用センサとフレームナン
バーコード検出用センサの出力に基づいてネガフイルム
が裏返しのまま焼付けられることがあるので、プリンタ
ーのオペレーターは、常にネガフイルムの表裏を確認し
なければならないという煩わしさがある。
ンターのDXコード検出用センサとフレームナンバーコ
ード検出用センサは共にバーコードセンサであるから、
ネガフイルムが長手方向に表裏反転しても、各センサに
よってDXコードとフレームナンバーコードを逆向きに
読み取ることができるし、ネガフイルムが幅方向に表裏
反転しても、DXコードセンサによってフレームナンバ
ーコードを、フレームナンバーコードセンサによってD
Xコードをそれぞれあいまいながらも読み取ることがで
きる。従って、DXコード検出用センサとフレームナン
バーコード検出用センサの出力に基づいてネガフイルム
が裏返しのまま焼付けられることがあるので、プリンタ
ーのオペレーターは、常にネガフイルムの表裏を確認し
なければならないという煩わしさがある。
【0005】また、ネガフイルムが同一面内で前後が反
転しただけで乳剤面が表裏反転していない場合は、焼付
けしても一向に差し支えないのであるが、DXコード検
出用センサ及びフレームナンバーコード検出用センサに
よって検出される信号がそれぞれ予定されていない信号
であることから、所定の処理を行うことができず、能率
が低下するという難点がある。
転しただけで乳剤面が表裏反転していない場合は、焼付
けしても一向に差し支えないのであるが、DXコード検
出用センサ及びフレームナンバーコード検出用センサに
よって検出される信号がそれぞれ予定されていない信号
であることから、所定の処理を行うことができず、能率
が低下するという難点がある。
【0006】本発明は、このような従来技術の問題点を
解消するためになされたもので、ネガフイルムが表裏反
転して挿入された場合、これを直ちに判断することがで
き、また、ネガフイルムが同一面内で前後が逆向きにな
っただけで乳剤面が表裏反転していない場合は、所定の
処理を続行することができるようにして処理能率の向上
を図ることができるネガキャリアを提供することを目的
とする。
解消するためになされたもので、ネガフイルムが表裏反
転して挿入された場合、これを直ちに判断することがで
き、また、ネガフイルムが同一面内で前後が逆向きにな
っただけで乳剤面が表裏反転していない場合は、所定の
処理を続行することができるようにして処理能率の向上
を図ることができるネガキャリアを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、請求項1に記載されているように、DX
コードデータとDXコードタイミングマークよりなるD
Xコードと、フレームナンバーコードとが縁部に付され
てなるネガフイルムを用い、このネガフイルムが移動す
るネガフイルム通路を有するネガキャリアであって、上
記ネガフイルム通路の幅方向の一側にそれぞれDXコー
ドデータとDXコードタイミングマークを検出すること
ができる二つのセンサを設け、上記ネガフイルム通路の
幅方向の他方側にはフレームナンバーコードを検出する
ことができる二つのセンサを設けたことを特徴とする。
請求項2記載の発明のように、上記ネガフイルム通路を
移動するネガフイルムが前後に反転されて搬送され、あ
るいは幅方向に反転されて搬送される際、上記DXコー
ドデータとDXコードタイミングマークを検出する二つ
のセンサがフレームナンバーコードを検出し、上記フレ
ームナンバーコードを検出する二つのセンサがそれぞれ
DXコードデータとDXコードタイミングマークを検出
するように各センサを配置するとよい。
めに本発明は、請求項1に記載されているように、DX
コードデータとDXコードタイミングマークよりなるD
Xコードと、フレームナンバーコードとが縁部に付され
てなるネガフイルムを用い、このネガフイルムが移動す
るネガフイルム通路を有するネガキャリアであって、上
記ネガフイルム通路の幅方向の一側にそれぞれDXコー
ドデータとDXコードタイミングマークを検出すること
ができる二つのセンサを設け、上記ネガフイルム通路の
幅方向の他方側にはフレームナンバーコードを検出する
ことができる二つのセンサを設けたことを特徴とする。
請求項2記載の発明のように、上記ネガフイルム通路を
移動するネガフイルムが前後に反転されて搬送され、あ
るいは幅方向に反転されて搬送される際、上記DXコー
ドデータとDXコードタイミングマークを検出する二つ
のセンサがフレームナンバーコードを検出し、上記フレ
ームナンバーコードを検出する二つのセンサがそれぞれ
DXコードデータとDXコードタイミングマークを検出
するように各センサを配置するとよい。
【0008】
【作用】ネガフイルム通路の幅方向両側のそれぞれ2ヵ
所に設置されたセンサは、共にDXコード及びフレーム
ナンバーコードを検出することができる。ネガフイルム
が正規の向きに挿入された場合は各センサからの正規の
検出信号に基づいて所定の処理が行われる。ネガフイル
ムの前後が逆で表裏反転していない場合は、フレームナ
ンバーコード検出用のセンサからDXコードが順序を逆
にして検出され、DXコード検出用センサからはフレー
ムナンバーコードが順番を逆にして検出されるが、この
場合は支障なしとして処理を続行する。ネガフイルムが
長手方向に表裏反転している場合は、DXコード検出用
のセンサからDXコードが逆向きに検出され、フレーム
ナンバーコード検出用のセンサからはフレームナンバー
コードが逆向きに検出されるので、ネガフイルムが表裏
逆であると判断する。また、ネガフイルムが幅方向に表
裏反転している場合は、DXコード検出用のセンサから
フレームナンバーコードが正規の向きに検出され、フレ
ームナンバーコード検出用のセンサからはDXコードが
正規の向きに検出されるので、ネガフイルムが表裏逆で
あると判断する。
所に設置されたセンサは、共にDXコード及びフレーム
ナンバーコードを検出することができる。ネガフイルム
が正規の向きに挿入された場合は各センサからの正規の
検出信号に基づいて所定の処理が行われる。ネガフイル
ムの前後が逆で表裏反転していない場合は、フレームナ
ンバーコード検出用のセンサからDXコードが順序を逆
にして検出され、DXコード検出用センサからはフレー
ムナンバーコードが順番を逆にして検出されるが、この
場合は支障なしとして処理を続行する。ネガフイルムが
長手方向に表裏反転している場合は、DXコード検出用
のセンサからDXコードが逆向きに検出され、フレーム
ナンバーコード検出用のセンサからはフレームナンバー
コードが逆向きに検出されるので、ネガフイルムが表裏
逆であると判断する。また、ネガフイルムが幅方向に表
裏反転している場合は、DXコード検出用のセンサから
フレームナンバーコードが正規の向きに検出され、フレ
ームナンバーコード検出用のセンサからはDXコードが
正規の向きに検出されるので、ネガフイルムが表裏逆で
あると判断する。
【0009】
【実施例】本発明にかかるネガキャリアの実施例につい
て説明する前に、ネガフイルムの各種コード表示の例に
ついて図2を参照しながら説明する。図2において、ネ
ガフイルム20は、その長手方向に一定の縦横寸法の複
数の画像部50を一定間隔で有すると共に、フイルム2
0の幅方向両側縁部には、画像部50の外側においてパ
ーフォレーション48が一定間隔で形成されている。図
2において上側を奥側、下側を手前側とすると、フイル
ム20の奥側の縁部にはDXコード40が形成されてい
る。DXコード40は、フイルムメーカー、フイルムタ
イプその他をバーコードで表示するもので、フイルム2
0の縁に沿ってバーコードで表示されたDXコードデー
タ44と、その内側にバーコードで表示されたDXコー
ドタイミングマーク45とからなる。DXコードタイミ
ングマーク45の前端にはスタートマーク46が、後端
にはエンドマーク47が表示されている。
て説明する前に、ネガフイルムの各種コード表示の例に
ついて図2を参照しながら説明する。図2において、ネ
ガフイルム20は、その長手方向に一定の縦横寸法の複
数の画像部50を一定間隔で有すると共に、フイルム2
0の幅方向両側縁部には、画像部50の外側においてパ
ーフォレーション48が一定間隔で形成されている。図
2において上側を奥側、下側を手前側とすると、フイル
ム20の奥側の縁部にはDXコード40が形成されてい
る。DXコード40は、フイルムメーカー、フイルムタ
イプその他をバーコードで表示するもので、フイルム2
0の縁に沿ってバーコードで表示されたDXコードデー
タ44と、その内側にバーコードで表示されたDXコー
ドタイミングマーク45とからなる。DXコードタイミ
ングマーク45の前端にはスタートマーク46が、後端
にはエンドマーク47が表示されている。
【0010】フイルム20の手前側の縁部にはフレーム
ナンバーコード42がバーコードによって表示されてい
る。フレームナンバーコード42は上記各画像部50を
順番に表示する。フレームナンバーコード42のフイル
ム幅方向の寸法は、上記DXコードデータトラック44
とDXコードタイミングマーク45を合わせたDXコー
ド40のフイルム幅方向の寸法と略同じである。
ナンバーコード42がバーコードによって表示されてい
る。フレームナンバーコード42は上記各画像部50を
順番に表示する。フレームナンバーコード42のフイル
ム幅方向の寸法は、上記DXコードデータトラック44
とDXコードタイミングマーク45を合わせたDXコー
ド40のフイルム幅方向の寸法と略同じである。
【0011】図1は上記のようなネガフイルム20を搬
送しかつフイルム20の画像を印画紙に焼き付けるため
の写真焼付け用プリンターのネガキャリア8の実施例を
示す。ネガキャリア8はネガフイルム20を図1の左側
から右側に向かって搬送するためのフイルム通路22を
有しており、フイルム通路22の上にはこれを幅方向に
横切って3個の送りローラ23,24,25が配置され
ている。左端の送りローラ23はパルスモータ26によ
って回転駆動される。他の送りローラ24,25もパル
スモータ26の回転に同期して回転駆動される。送りロ
ーラ24,25間が焼付け位置になっていて、フイルム
20の画像部50と略同じ大きさの焼付け枠28がフイ
ルム通路22内に設けられている。焼付け枠28の中心
30が図3に示す引き伸ばしレンズ9の光軸中心と一致
している。
送しかつフイルム20の画像を印画紙に焼き付けるため
の写真焼付け用プリンターのネガキャリア8の実施例を
示す。ネガキャリア8はネガフイルム20を図1の左側
から右側に向かって搬送するためのフイルム通路22を
有しており、フイルム通路22の上にはこれを幅方向に
横切って3個の送りローラ23,24,25が配置され
ている。左端の送りローラ23はパルスモータ26によ
って回転駆動される。他の送りローラ24,25もパル
スモータ26の回転に同期して回転駆動される。送りロ
ーラ24,25間が焼付け位置になっていて、フイルム
20の画像部50と略同じ大きさの焼付け枠28がフイ
ルム通路22内に設けられている。焼付け枠28の中心
30が図3に示す引き伸ばしレンズ9の光軸中心と一致
している。
【0012】上記フイルム通路22には送りローラ23
の近くに、かつ、送りローラ23よりもフイルム送り方
向上流側にフイルムセンサ32が配置されている。フイ
ルム通路22にはまた、送りローラ23,24間におい
て一組のセンサS5,S6と別の一組のセンサS7,S
8が配置され、これらのセンサと送りローラ24との間
には画面センサ34が配置されている。一組のセンサS
5,S6はフイルム通路22の奥側に配置され、フイル
ム20が正規の向きに挿入され搬送されてきたとき、セ
ンサS5は前記DXコードデータ44と対向し、センサ
S6は前記DXコードタイミングマーク45と対向す
る。別の一組のセンサS7,S8はフイルム通路22の
手前側に配置され、フイルム20が正規の向きに挿入さ
れ搬送されてきたとき、センサS7,S8は共に前記フ
レームナンバーコード42と対向する。画面センサ34
はフイルム20のフレーム画像を検出するもので、この
画面センサ34がフレーム画像を検出した時点からフイ
ルム20を所定量搬送して停止させることにより、フレ
ーム画像の中心が光軸30にほぼ一致した位置でフイル
ム20がセットされる。
の近くに、かつ、送りローラ23よりもフイルム送り方
向上流側にフイルムセンサ32が配置されている。フイ
ルム通路22にはまた、送りローラ23,24間におい
て一組のセンサS5,S6と別の一組のセンサS7,S
8が配置され、これらのセンサと送りローラ24との間
には画面センサ34が配置されている。一組のセンサS
5,S6はフイルム通路22の奥側に配置され、フイル
ム20が正規の向きに挿入され搬送されてきたとき、セ
ンサS5は前記DXコードデータ44と対向し、センサ
S6は前記DXコードタイミングマーク45と対向す
る。別の一組のセンサS7,S8はフイルム通路22の
手前側に配置され、フイルム20が正規の向きに挿入さ
れ搬送されてきたとき、センサS7,S8は共に前記フ
レームナンバーコード42と対向する。画面センサ34
はフイルム20のフレーム画像を検出するもので、この
画面センサ34がフレーム画像を検出した時点からフイ
ルム20を所定量搬送して停止させることにより、フレ
ーム画像の中心が光軸30にほぼ一致した位置でフイル
ム20がセットされる。
【0013】上記各センサ32,S5,S6,S7,S
8,34は受光素子で構成されている。センサS5は本
来はDXコードデータ44の検出用であるが、フイルム
20が幅方向に反転しているときフレームナンバーコー
ド42と対向してこれを検出することができる。同様
に、センサS6は本来はDXコードタイミングマーク4
5の検出用であるが、フイルム20が幅方向に反転して
いるときフレームナンバーコード42を検出することが
できる。センサS7は本来はフレームナンバーコード4
2の検出用であるが、フイルム20が幅方向に反転して
いるときDXコードタイミングマーク45と対向してこ
れを検出することができる。同様に、センサS8も本来
はフレームナンバーコード42の検出用であるが、フイ
ルム20が幅方向に反転しているときDXコードデータ
44を検出することができる。
8,34は受光素子で構成されている。センサS5は本
来はDXコードデータ44の検出用であるが、フイルム
20が幅方向に反転しているときフレームナンバーコー
ド42と対向してこれを検出することができる。同様
に、センサS6は本来はDXコードタイミングマーク4
5の検出用であるが、フイルム20が幅方向に反転して
いるときフレームナンバーコード42を検出することが
できる。センサS7は本来はフレームナンバーコード4
2の検出用であるが、フイルム20が幅方向に反転して
いるときDXコードタイミングマーク45と対向してこ
れを検出することができる。同様に、センサS8も本来
はフレームナンバーコード42の検出用であるが、フイ
ルム20が幅方向に反転しているときDXコードデータ
44を検出することができる。
【0014】いま、図1に示すように、ネガフイルム2
0がオペレータの手動操作等によってキャリア8のフイ
ルム通路22に沿って左側から正規の向きに挿入された
とする。フイルム20の挿入によってその前端がセンサ
32を横切り、センサ32がフイルム20で遮蔽される
ことにより信号を出力し、この信号によってパルスモー
タ26が起動され、送りローラ23,24,25が回転
駆動される。送りローラ23の回転によりフイルム20
が図1において右に向かって引き込まれ、さらに送りロ
ーラ24,25の回転駆動によって右に向かって搬送さ
れる。この搬送中にセンサS5がフイルム20のDXコ
ードデータ44を、センサS6がDXコードタイミング
マーク45を、センサS7,S8が共にフレームナンバ
ーコード42を検出する。この各センサの検出態様は、
予定されている正規の検出態様であるから、フイルム2
0が表裏を正規の向きにして搬送されているものとし
て、写真焼付け用プリンターとしての正規の動作を行わ
せる。
0がオペレータの手動操作等によってキャリア8のフイ
ルム通路22に沿って左側から正規の向きに挿入された
とする。フイルム20の挿入によってその前端がセンサ
32を横切り、センサ32がフイルム20で遮蔽される
ことにより信号を出力し、この信号によってパルスモー
タ26が起動され、送りローラ23,24,25が回転
駆動される。送りローラ23の回転によりフイルム20
が図1において右に向かって引き込まれ、さらに送りロ
ーラ24,25の回転駆動によって右に向かって搬送さ
れる。この搬送中にセンサS5がフイルム20のDXコ
ードデータ44を、センサS6がDXコードタイミング
マーク45を、センサS7,S8が共にフレームナンバ
ーコード42を検出する。この各センサの検出態様は、
予定されている正規の検出態様であるから、フイルム2
0が表裏を正規の向きにして搬送されているものとし
て、写真焼付け用プリンターとしての正規の動作を行わ
せる。
【0015】また、フイルム20が表裏反転することな
く、しかし、前後が反転して挿入されたとする。この場
合は、センサS5,S6が共にフイルム20のフレーム
ナンバーコード42を逆向きに、センサS7がDXコー
ドタイミングマーク45を逆向きに、センサS8がDX
コードデータ44を逆向きに検出する。これら各センサ
の検出出力から、フイルム20が表裏反転することなく
前後が反転して搬送されていることを判別することがで
きるが、フイルム20の表裏が反転していない場合は、
焼付け、現像処理等を行っても差し支えがないため、写
真焼付け用プリンターとしての正規の動作を行わせる。
く、しかし、前後が反転して挿入されたとする。この場
合は、センサS5,S6が共にフイルム20のフレーム
ナンバーコード42を逆向きに、センサS7がDXコー
ドタイミングマーク45を逆向きに、センサS8がDX
コードデータ44を逆向きに検出する。これら各センサ
の検出出力から、フイルム20が表裏反転することなく
前後が反転して搬送されていることを判別することがで
きるが、フイルム20の表裏が反転していない場合は、
焼付け、現像処理等を行っても差し支えがないため、写
真焼付け用プリンターとしての正規の動作を行わせる。
【0016】次に、フイルム20が幅方向に表裏反転し
て挿入されたとする。この場合は、センサS5,S6が
共にフイルム20のフレームナンバーコード42を正規
の向きに、センサS7がDXコードタイミングマーク4
5を正規の向きに、センサS8がDXコードデータ44
を正規の向きに検出する。これら各センサの検出出力か
ら、フイルム20が幅方向に表裏反転した状態で搬送さ
れていることを判別することができるので、例えば警報
を発し、あるいは送りローラ23,24,25を逆向き
に回転駆動してフイルム20を逆向きに搬送するという
ような手段により、フイルム20の表裏を正規の向きに
して再び挿入することを促す。
て挿入されたとする。この場合は、センサS5,S6が
共にフイルム20のフレームナンバーコード42を正規
の向きに、センサS7がDXコードタイミングマーク4
5を正規の向きに、センサS8がDXコードデータ44
を正規の向きに検出する。これら各センサの検出出力か
ら、フイルム20が幅方向に表裏反転した状態で搬送さ
れていることを判別することができるので、例えば警報
を発し、あるいは送りローラ23,24,25を逆向き
に回転駆動してフイルム20を逆向きに搬送するという
ような手段により、フイルム20の表裏を正規の向きに
して再び挿入することを促す。
【0017】また、フイルム20が前後方向に表裏反転
して挿入されたとする。この場合は、センサS5がDX
コードデータ44を逆向きに、センサS6がDXコード
タイミングマーク45を逆向きに、センサS7,S8が
共にフレームナンバーコード42を逆向きに検出する。
これら各センサの検出出力から、フイルム20が前後方
向に表裏反転した状態で搬送されていることを判別する
ことができるので、上記のように警報を発したり、送り
ローラ23,24,25を逆向きに回転駆動してフイル
ム20を逆向きに搬送したりして、フイルム20の表裏
を正規の向きにして再び挿入することを促す。
して挿入されたとする。この場合は、センサS5がDX
コードデータ44を逆向きに、センサS6がDXコード
タイミングマーク45を逆向きに、センサS7,S8が
共にフレームナンバーコード42を逆向きに検出する。
これら各センサの検出出力から、フイルム20が前後方
向に表裏反転した状態で搬送されていることを判別する
ことができるので、上記のように警報を発したり、送り
ローラ23,24,25を逆向きに回転駆動してフイル
ム20を逆向きに搬送したりして、フイルム20の表裏
を正規の向きにして再び挿入することを促す。
【0018】このように、上記実施例によれば、DXコ
ード40及びフレームナンバーコード42を検出するこ
とができるセンサS5,S6,S7,S8をネガフイル
ム通路22の幅方向両側のそれぞれ2ヵ所に設置したた
め、ネガフイルム20がその表裏を正規の向きにして挿
入されているか、表裏が反転されて挿入されているかを
上記各センサS5,S6,S7,S8の検出出力から判
別することができ、表裏が反転されて挿入されている場
合は警告を発するなどしてフイルム20の表裏を正規の
向きに向けなおすことを促すことができる。また、フイ
ルム20の前後が反転していても表裏が反転していない
場合も判別することができ、その場合は所定の処理を続
行しても差し支えないため、所定の処理を続行すること
として処理能率の向上を図ることができる。
ード40及びフレームナンバーコード42を検出するこ
とができるセンサS5,S6,S7,S8をネガフイル
ム通路22の幅方向両側のそれぞれ2ヵ所に設置したた
め、ネガフイルム20がその表裏を正規の向きにして挿
入されているか、表裏が反転されて挿入されているかを
上記各センサS5,S6,S7,S8の検出出力から判
別することができ、表裏が反転されて挿入されている場
合は警告を発するなどしてフイルム20の表裏を正規の
向きに向けなおすことを促すことができる。また、フイ
ルム20の前後が反転していても表裏が反転していない
場合も判別することができ、その場合は所定の処理を続
行しても差し支えないため、所定の処理を続行すること
として処理能率の向上を図ることができる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、DXコードデータとD
XコードタイミングマークよりなるDXコードと、フレ
ームナンバーコードとが縁部に付されてなるネガフイル
ムを用い、このネガフイルムが移動するネガフイルム通
路を有するネガキャリアにおいて、上記ネガフイルム通
路の幅方向の一側にそれぞれDXコードデータとDXコ
ードタイミングマークを検出することができる二つのセ
ンサを設け、上記ネガフイルム通路の幅方向の他方側に
はフレームナンバーコードを検出することができる二つ
のセンサを設けたため、ネガフイルムがその表裏を正規
の向きにして挿入されているか、表裏が反転されて挿入
されているかを各センサの検出出力から判別することが
でき、表裏が反転されて挿入されている場合は警告を発
するなどしてフイルムの表裏を正規の向きに向けなおす
ことを促すことができる。また、フイルムの前後が反転
していても表裏が反転していない場合も判別することが
でき、その場合は所定の処理を続行しても差し支えない
ため、所定の処理を続行することとして処理能率の向上
を図ることができる。
XコードタイミングマークよりなるDXコードと、フレ
ームナンバーコードとが縁部に付されてなるネガフイル
ムを用い、このネガフイルムが移動するネガフイルム通
路を有するネガキャリアにおいて、上記ネガフイルム通
路の幅方向の一側にそれぞれDXコードデータとDXコ
ードタイミングマークを検出することができる二つのセ
ンサを設け、上記ネガフイルム通路の幅方向の他方側に
はフレームナンバーコードを検出することができる二つ
のセンサを設けたため、ネガフイルムがその表裏を正規
の向きにして挿入されているか、表裏が反転されて挿入
されているかを各センサの検出出力から判別することが
でき、表裏が反転されて挿入されている場合は警告を発
するなどしてフイルムの表裏を正規の向きに向けなおす
ことを促すことができる。また、フイルムの前後が反転
していても表裏が反転していない場合も判別することが
でき、その場合は所定の処理を続行しても差し支えない
ため、所定の処理を続行することとして処理能率の向上
を図ることができる。
【図1】本発明にかかるネガキャリアの実施例を示す平
面図。
面図。
【図2】一般的なネガフイルムの例と本発明にかかるネ
ガキャリアの各センサとの位置関係を示す平面図。
ガキャリアの各センサとの位置関係を示す平面図。
【図3】本発明にかかるネガキャリアが用いられる写真
焼付け用プリンターの例を概略的に示す光学配置図。
焼付け用プリンターの例を概略的に示す光学配置図。
8 ネガキャリア 20 ネガフイルム 22 フイルム通路 40 DXコード 42 フレームナンバーコード S5 センサ S6 センサ S7 センサ S8 センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C03B 27/32 C03B 27/80
Claims (2)
- 【請求項1】 DXコードデータとDXコードタイミン
グマークよりなるDXコードと、フレームナンバーコー
ドとが縁部に付されてなるネガフイルムを用い、このネ
ガフイルムが移動するネガフイルム通路を有するネガキ
ャリアであって、上記ネガフイルム通路の幅方向の一側にそれぞれDXコ
ードデータとDXコードタイミングマークを検出するこ
とができる二つのセンサが設けられ、 上記ネガフイルム通路の幅方向の他方側にはフレームナ
ンバーコードを検出することができる二つのセンサが設
けら れていることを特徴とするネガキャリア。 - 【請求項2】 上記ネガフイルム通路を移動するネガフ
イルムが前後に反転されて搬送され、あるいは幅方向に
反転されて搬送される際、上記DXコードデータとDX
コードタイミングマークを検出する二つのセンサがフレ
ームナンバーコードを検出し、上記フレームナンバーコ
ードを検出する二つのセンサがそれぞれDXコードデー
タとDXコードタイミングマークを検出することを特徴
とする請求項1記載のネガキャリア。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5261639A JP2875462B2 (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | ネガキャリア |
KR1019940021558A KR950009344A (ko) | 1993-09-24 | 1994-08-30 | 네가티브 필름 캐리어 |
ITMI941915A IT1269988B (it) | 1993-09-24 | 1994-09-21 | Supporto per pellicola negativa |
FR9411315A FR2710423B1 (fr) | 1993-09-24 | 1994-09-22 | Support de film négatif. |
DE4434087A DE4434087A1 (de) | 1993-09-24 | 1994-09-23 | Negativfilmträger |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5261639A JP2875462B2 (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | ネガキャリア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07104387A JPH07104387A (ja) | 1995-04-21 |
JP2875462B2 true JP2875462B2 (ja) | 1999-03-31 |
Family
ID=17364695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5261639A Expired - Lifetime JP2875462B2 (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | ネガキャリア |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2875462B2 (ja) |
KR (1) | KR950009344A (ja) |
DE (1) | DE4434087A1 (ja) |
FR (1) | FR2710423B1 (ja) |
IT (1) | IT1269988B (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE68915813T2 (de) * | 1988-02-27 | 1994-09-15 | Fuji Photo Film Co Ltd | Verfahren und Vorrichtung zum Lesen eines Strichcodes auf einem photographischen Film und Verfahren zur Bestimmung der Orientierung des photographischen Films. |
-
1993
- 1993-09-24 JP JP5261639A patent/JP2875462B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-08-30 KR KR1019940021558A patent/KR950009344A/ko not_active Application Discontinuation
- 1994-09-21 IT ITMI941915A patent/IT1269988B/it active IP Right Grant
- 1994-09-22 FR FR9411315A patent/FR2710423B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1994-09-23 DE DE4434087A patent/DE4434087A1/de not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07104387A (ja) | 1995-04-21 |
IT1269988B (it) | 1997-04-16 |
FR2710423A1 (fr) | 1995-03-31 |
ITMI941915A1 (it) | 1996-03-21 |
DE4434087A1 (de) | 1995-03-30 |
FR2710423B1 (fr) | 1996-04-26 |
ITMI941915A0 (it) | 1994-09-21 |
KR950009344A (ko) | 1995-04-21 |
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