JP2874872B2 - 監視装置 - Google Patents

監視装置

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JP2874872B2
JP2874872B2 JP63142053A JP14205388A JP2874872B2 JP 2874872 B2 JP2874872 B2 JP 2874872B2 JP 63142053 A JP63142053 A JP 63142053A JP 14205388 A JP14205388 A JP 14205388A JP 2874872 B2 JP2874872 B2 JP 2874872B2
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茂勝 堀井
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えば、海峡、空港、銀行、金融関連、
危険物を取扱う建物等において、実時間で暗闇中を監視
する監視装置に関する。
(従来の技術) 一般に暗闇中の監視装置は、高感度の暗視用カメラ
(例えば赤外線カメラ)を使用して画像入力し、その画
像を例えば33m秒毎に入力される1フレームの画像を濃
度変換(明るさの変換)することにより、コントラスト
のある見易い画像をモニタ装置に送るようになってい
る。
しかし、濃度変換を行なっても原画像のS/N(信号対
雑音比)を上げることはできない。S/Nの低い画像の場
合、モニタ装置で画像を見ると全体がざらさらした画像
となり、対象物を判別しにくい。したがって、特に画像
の中で何かを特定する場合はある一定以上のS/Nを確保
しておく必要がある。
S/Nを向上させる方法として、さらに高性能のビデオ
カメラを使用し、画像処理でフレーム加算する方法があ
る。この方法によれば、静止画像の場合、対象物に位置
ずれがないため1つのカメラからとり込んだ画像を1フ
レームずつ加算していくので、加算数の平方根に比例し
てS/Nを向上させることができる。ところが、対象物が
移動物体の場合、速度によっても異なるが、対象物画像
が刻々と変化するためフレーム加算を行なってもその効
果はあまり期待できず、やはり対象物の判別は困難であ
る。
(発明が解決しようとする課題) 以上述べたように従来の監視装置では、対象が移動物
体の場合、実時間でS/Nを向上させることができず、対
象物の判別が困難であった。
そこでこの発明は上記の欠点を除去すべくなされたも
ので、対象が移動物体であっても実時間で画像のS/Nを
向上することができる監視装置を提供することを目的と
する。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するためにこの発明に係る監視装置
は、互いに近接配置され、監視対象となる同一領域を撮
像するように取り付けられる複数のビデオカメラと、予
め前記複数のビデオカメラそれぞれから出力される画像
の撮像範囲を比較して取り付け位置による互いのずれ量
を求め、それぞれのビデオカメラについて前記ずれ量に
相当する補正係数を計算して記憶しておく記憶手段と、
運用時に前記複数のビデオカメラそれぞれの出力画像を
同時に取り込み、前記記憶手段に記憶された補正係数に
基づいて各画像を幾何補正して撮像範囲を一致させる補
正手段と、この補正手段で補正された複数の画像を加算
する加算手段とを具備して構成される。
(作用) 上記構成による監視装置では、まず複数のビデオカメ
ラを監視対象領域に向けて近接配置し、予め各ビデオカ
メラから出力される画像の撮像範囲を比較して取り付け
位置による互いのずれ量を求め、それぞれのビデオカメ
ラについて前記ずれ量に相当する補正係数を計算して記
憶しておき、運用時には各ビデオカメラそれぞれの出力
画像を同時に取り込み、記憶しておいた補正係数に基づ
いて各画像を幾何補正することで撮像範囲を一致させ、
その上で各画像を加算処理するので、対象が移動物体で
あっても出力画像のS/N比向上が可能となる。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図はその構成を示すもので、ホスト計算機11は全
構成機器に対して制御を行なうものである。ビデオカメ
ラ121〜12Nは同一箇所を撮像するように取付けられ、ホ
スト計算機11によって同時に画像を出力するように制御
される。各画像はビデオカメラインタフェース装置131
〜13Nでデジタル信号に変換され、分割されてプロセッ
サ141〜14Nに入力される。
プロセッサ141〜14Nは共に同一構成であり、第2図に
示すようにホスト計算機インターフェースA、デジタル
・シグナル・プロセッサ(DSP)B、記憶部C、データ
バスインターフェースDで構成される。記憶部Cは係数
メモリ及び画像メモリを有し、係数メモリには予めカメ
ラ121〜12Nの取付け位置から計算された画像間のずれ分
を補正するための補正係数が登録されている。
すなわち、各プロセッサ141〜14Nは各ビデオカメライ
ンターフェース装置131〜13Nからの画像をデータバスイ
ンターフェースDを通じて取込み、係数メモリに記憶し
ておいた補正係数を取込んだ画像に乗じて幾何補正を行
なう。そして、幾何補正した画像を一時記憶し、1フレ
ーム内の全画像の幾何補正が終了した時点で全補正画像
を加算出力するものである。尚、プロセッサの数は例え
ばNとしてあるが、このNの値は次の画像が入力される
前に加算が終了するよう選ばれる。高速なプロセッサを
用いる程、Nは小さくて済む。
上記プロセッサ141〜14Nで加算された画像は、それぞ
れモニターインタフェース装置15で加算され、さらにア
ナログ信号に変換されてモニタ装置16に送られる。
すなわち、上記構成による監視装置では、複数のビデ
オカメラ121〜12Nによる監視箇所を撮像して同時に画像
を入力する。各画像をビデオカメラインターフェース13
1〜13Nでデジタル信号に変換した後、分割して各プロセ
ッサ141〜14Nに入力し、各画像について1フレーム期間
内にカメラ取付け位置によるずれ分を補正する。1つの
カメラ位置を基準とすると、位置の補正は(N−1)
回、加算数も(N−1)回必要となる。これにより、1
フレーム期間内に監視箇所の画像を複数得ることができ
る。そこで、補正画像をプロセッサ141〜14N及びモニタ
インターフェース装置15で加算し、アナログ信号に変換
してモニタ装置16に送ることにより、S/Nの良好な監視
画像が得られる。
したがって、上記構成による監視装置は、対象が移動
物体であっても1フレーム期間内の画像を加算するので
実時間でS/Nを向上することができ、対象物の判別が極
めて容易になる。
[発明の効果] 以上述べたようにこの発明によれば、複数のビデオカ
メラを用いることにより、監視対象物の画像を同時に複
数入力でき、次の入力以前にそれらの画像間の位置ずれ
を補正し、加算することによりS/Nを向上できるプロセ
ッサを具備しているため、移動物体を対象にした画像の
S/N向上を可能とした監視装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る監視装置の一実施例を示す系統
図、第2図は同実施例のプロセッサの構成を示すブロッ
ク図である。 11……ホスト計算機、121〜12N……ビデオカメラ,131〜
13N……ビデオカメラインタフェース装置、141〜14N…
…プロセッサ、15……モニターインタフェース装置、16
……モニタ装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに近接配置され、監視対象となる同一
    領域を撮像するように取り付けられる複数のビデオカメ
    ラと、 予め前記複数のビデオカメラそれぞれから出力される画
    像の撮像範囲を比較して取り付け位置による互いの撮像
    領域のずれ量を求め、それぞれのビデオカメラについて
    前記ずれ量から撮像領域のずれをなくす補正係数を計算
    して記憶しておく記憶手段と、 運用時に前記複数のビデオカメラそれぞれの出力画像を
    同時に取り込み、前記記憶手段に記憶された補正係数に
    基づいて各画像を幾何補正して撮像範囲を一致させる補
    正手段と、 この補正手段で補正された複数の画像を加算する加算手
    段とを具備する監視装置。
JP63142053A 1988-06-09 1988-06-09 監視装置 Expired - Lifetime JP2874872B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6444296A (en) * 1987-08-12 1989-02-16 Fanuc Ltd Assist gas control system
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JP6255968B2 (ja) * 2013-12-13 2018-01-10 株式会社リコー 画像処理装置、陽炎補正方法及びプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59182688A (ja) * 1983-03-31 1984-10-17 Toshiba Corp ステレオ視処理装置

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