JP2874141B2 - 窯業系板材表面の加工設備 - Google Patents

窯業系板材表面の加工設備

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JP2874141B2
JP2874141B2 JP7618293A JP7618293A JP2874141B2 JP 2874141 B2 JP2874141 B2 JP 2874141B2 JP 7618293 A JP7618293 A JP 7618293A JP 7618293 A JP7618293 A JP 7618293A JP 2874141 B2 JP2874141 B2 JP 2874141B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は窯業系板材表面の加工
設備に関し、詳しくは無機質板材などの表面に研削加工
する場合に有用な窯業系板材表面の加工設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築用板材として窯業系板材が非
常に広く使用されている。この種窯業系板材は装飾性を
持たせるため表面に煉瓦積様の目地模様や、種々の幅の
目地溝を研削加工する場合がある。これらの目地は外観
上直線性が要求されるので、ロールプレスや板状プレス
による成形は、材料の逃げに起因する障害が著しく従っ
て一旦養生硬化させた後に研削装置による加工に頼らざ
るを得ない。
【0003】ところで、窯業系板材表面に縦横に煉瓦積
あるいはタイル貼り様の目地溝を切削により成形する場
合、従来では加工テーブル上に窯業系板材を固定し、そ
の表面にNC旋盤などの切削機械で、研削刃を縦横に走
らせて切削成形することが行われていた。
【0004】
【従来技術の問題点】しかしながら、上記切削行程にお
ける各行程の設備配列態様は、板材供給部と加工装置、
及び加工済み板材の排出部とが直線的に配列された状態
とされることが多く、加工板材の受け渡しが上記切削行
程で分断され、例えば製品移送用パレットの需給搬送に
無駄が生じる問題があった。さらに、上記切削装置によ
る切削加工は板材一枚ごとの加工となるので、作業がバ
ッチシステム的となり流れ作業的な加工とはならず生産
効率が悪いといった問題もあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記問題
点に鑑み、製品の加工行程における流れをスムーズにす
ると共に製品移送用パレットの有効利用を図ることので
きる窯業系板材表面の加工設備を提供することを目的と
してなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明の窯業系
板材表面の加工設備Aは、窯業系板材等の板状体Gの供
給パレット載置場所と、該パレット載置場所1から一枚
づつ板状体Gを支持して移載する移載装置2と、該移載
装置2より板状体Gを受けて前記板状体を固定支持して
移送する第一の加工テーブル3Aと、この移送過程にお
いて前記板状体G表面に切削加工を施す第一の切削装置
4Aと、第一の加工テーブル3Aの終点より該第一の加
工テーブルの移送方向に対し直角方向に移送可能とされ
た第二の加工テーブル3Bと、前記第一の加工テーブル
3Aから第二の加工テーブル3Bへ板状体Gを移載する
移載装置5と、該第二の加工テーブル3Bの移送過程に
おいて前記板状体G表面に切削加工を施す第二の切削装
置4Bと、前記第二の加工テーブル4Bの終点近傍であ
って、前記第一の加工テーブル3A側に配置された排出
パレット載置場所6と、該排出パレット載置場所6に加
工済み板状体を移載する移載装置7と、前記供給パレッ
ト載置場所1から排出パレット載置場所6へパレットを
順次移送する移送装置8とからなることを特徴とするも
のである。
【0007】
【実施例】次にこの発明の実施例を説明する。図1はこ
の発明の実施例の平面図、図2〜図4はこの発明の実施
例の作動状態を示す平面図である。
【0008】この発明の窯業系板材表面の加工設備A
は、窯業系板材等の板状体Gを多数枚積層して移送する
供給パレット載置場所1と、パレット載置場所1から一
枚づつ板状体Gを、例えば吸着盤などにより支持して移
載する移載装置2と、移載装置2より板材を受けて板状
体Gを例えば空気吸引孔よりの負圧を利用して固定支持
して移送する第一の加工テーブル3Aと、この移送過程
において板状体G表面に目地溝などを切削加工するす第
一の切削装置4Aと、第一の加工テーブル3Aの終点よ
り第一の加工テーブル3Aの移送方向に対し直角方向に
移送可能とされた第二の加工テーブル3Bと、第一の加
工テーブル3Aから第二の加工テーブル3Bへ板状体G
を移載する、前記移載装置2と同様な構造の移載装置5
と、第二の加工テーブル3Bの移送過程において板状体
G表面に切削加工を施す第二の切削装置4Bと、第二の
加工テーブル3Bの終点近傍であって、前記第一の加工
テーブル3A側に配置された排出パレット載置場所6
と、排出パレット載置場所6に加工済み板状体Gを移載
する移載装置7と、供給パレット載置場所1から排出パ
レット載置場所6へパレットを順次移送する、例えば台
車などの移送装置8とから構成されている。
【0009】上記実施例において、第一の切削装置4A
及び第二の切削装置4Bはいずれも固定とされ、第一の
加工テーブル3A及び第二の加工テーブル3Bがそれぞ
れの加工装置4A、4Bに相対移動することにより表面
に条溝などの切削を行うように構成されている。
【0010】
【作用】この発明の窯業系板材表面の加工設備1におい
て、板状体Gは多数枚パレット上に積み重ねられて供給
パレット載置場所1に置かれる。そして図2に示すよう
に板状体Gは上から一枚毎移載装置2により第一の加工
テーブル3A上へ移載される。板状体Gはこの第一の加
工テーブル3A上に固定され、そのまま第一の切削装置
4A方向へ移送され、相対移動を利用して板状体G表面
に直線的な条溝が切削加工される。
【0011】第一の加工テーブル3Aが終点に至れば、
図3に示すように板状体Gはそのままの姿勢で移載装置
5により第二の加工テーブル3Bへ移載される。移載が
終了すれば第一の加工テーブル3Aは元の位置へ復帰走
行すると共に、第二の加工テーブル3Bは第二の切削装
置4B方向へ移動する。そして第二の加工テーブル3B
の第二の切削装置4Bに対する相対移動により板状体G
表面に直線的な条溝が切削加工される。
【0012】このとき、板状体Gの姿勢は変化なく、そ
の移送方向だけが直角に変化するので、相対移動による
切削装置4A、4Bによる条溝は直交する状態となり、
縦横の条溝が順次流れ作業的に設けられていく。
【0013】図4に示すように第二の加工テーブル4B
が終点に至れば、移載装置7により板状体Gは排出パレ
ット載置場所6に予め配置されたパレット上に積み重ね
て配置されていく。この排出パレット載置場所6のパレ
ットは、供給パレット載置場所1に置かれていたパレッ
トをそのまま使用され、これらパレット載置場所1、6
の間のパレット移動は、ベルトコンベヤ8A及び台車8
Bなどを組み合わせたパレット移送装置8により行われ
る。
【0014】従って、板状体Gの加工開始位置と加工終
了位置が近接した位置となり、パレット供給のための移
動距離が非常に少なく、また移送方向を変化させるだけ
で順次縦横の条溝が切削加工されていく。
【0015】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように、窯業
系壁板表面に縦横の条溝を切削加工する場合、切削装置
を移動させるのではなく、板状体を移送させて加工を施
し、しかも条溝の方向に従って板状体の移送方向を変化
させるので、板状体の供給位置と加工終了後の排出位置
を近づけることができ、その管の製品搬送用パレットの
移送距離も非常に短くでき、効率の良い生産が可能とな
り、また設備全体の所要面積も小さくできるといった効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の平面図である。
【図2】この発明の実施例の作動状態を示す平面図であ
る。
【図3】この発明の実施例の作動状態を示す平面図であ
る。
【図4】この発明の実施例の作動状態を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
A…窯業系板材表面の加工設備 G…窯業系板材等の板状体 1…供給パレット載置場所 2…移載装置 3A…第一の加工テーブル 3B…第二の加工テーブル 4A…第一の切削装置 4B…第二の切削装置 5…移載装置 6…排出パレット載置場所 7…移載装置 8…移送装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窯業系板材等の板状体Gの供給パレット
    載置場所1と、該パレット載置場所1から一枚づつ板状
    体Gを支持して移載する移載装置2と、該移載装置2よ
    り板状体Gを受けて前記板状体Gを固定支持して移送す
    る第一の加工テーブル3Aと、この移送過程において前
    記板状体G表面に切削加工を施す第一の切削装置4A
    と、第一の加工テーブル3Aの終点より該第一の加工テ
    ーブルの移送方向に対し直角方向に移送可能とされた第
    二の加工テーブル3Bと、前記第一の加工テーブル3A
    から第二の加工テーブル3Bへ板状体Gを移載する移載
    装置5と、該第二の加工テーブル3Bの移送過程におい
    て前記板状体G表面に切削加工を施す第二の切削装置4
    Bと、前記第二の加工テーブル4Bの終点近傍であっ
    て、前記第一の加工テーブル3A側に配置された排出パ
    レット載置場所6と、該排出パレット載置場所6に加工
    済み板状体を移載する移載装置7と、前記供給パレット
    載置場所1から排出パレット載置場所6へパレットを順
    次移送する移送装置8とからなることを特徴とする窯業
    系板材表面の加工設備。
JP7618293A 1993-03-09 1993-03-09 窯業系板材表面の加工設備 Expired - Fee Related JP2874141B2 (ja)

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