JP2873941B2 - 圧縮機 - Google Patents
圧縮機Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05C—INDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
- F05C2201/00—Metals
- F05C2201/04—Heavy metals
- F05C2201/0469—Other heavy metals
- F05C2201/0475—Copper or alloys thereof
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05C—INDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
- F05C2253/00—Other material characteristics; Treatment of material
- F05C2253/12—Coating
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- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Description
縮機に関する。
等各種の制御機構の駆動源として圧縮空気が使用されて
いる。現在この供給源として、一般的なクランク機構が
採用され、かつ、シリンダ室に潤滑油が供給されてピス
トンリング等が潤滑される往復動圧縮機が使用されてい
る。
中で冬季には凍結する危険がある。このため、圧縮空気
と水分とを分離する必要がある。現在採用されている空
気と水分の分離方法は、高圧の空気中の水分を多孔質の
水吸収剤に吸収させた後、急速に減圧して水吸収剤から
水を大気中に放出するものである。この方法は、圧縮空
気に潤滑油が混じると、分離性能が低下する欠点があ
る。
より圧縮機の吸入、吐出弁近辺で潤滑油が炭化する傾向
がある。吐出弁にスラッジが付着すると、弁の作動が不
完全になって、圧縮空気の温度が益々上昇するので、炭
化が一層促進されるようになる。
いようにすることが望まれる。
が存在する。この種のもので最も一般的なものは、クラ
ンク部分にボールベアリングを、ピストンとピストンピ
ンの部分にニードルベアリングを使用し、これらの軸受
にグリースを入れて密封し、シリンダ室に潤滑油が入ら
ないようにしたものである。
受構造によると、軸受部分が大きくなり、車載に適さな
い大きさとなる。
ンロッドを駆動し、ピストンロッドの中央部でオイルシ
ールを行うものがある。この構造で実用化できたもの
は、ピストンストロークが20mm以下と小さく、中大
型トラック用の圧縮機には採用できない。
部の機械に使用されている。これは、往復動するロッド
と、これに固定され、往復動可能に支承されたスライダ
フレームと、スライダフレームの運動方向に対して直角
方向に移動可能にスライダフレームに支承されたスライ
ダと、スライダが回転可能に連結されたクランクシャフ
トとからなっている。この機構をピストンに接続する
と、サイドスラストが作用しないピストンが得られる
が、通常のクランク機構に比べると成立の条件に制約が
あるので、往復動圧縮機に使用された例はない。まし
て、ピストンロッドの中間部でオイルシールする圧縮機
は存在しなかった。
しかも圧縮空気に潤滑油が混入しないようにすることに
ある。また、本発明の別の目的は、無潤滑でもシールリ
ング(ピストンリング)とシリンダの耐久性を維持でき
るようにすることにある。さらに、本発明の目的は、ス
ライダとスライダフレームの摺動特性の向上を図ること
にある。
によってピストンがシリンダ内を往復動する圧縮機にお
いて、前記クランク機構がクロススライダクランク機構
によって構成されていることを特徴とする。
に連結固定されているピストンロッドと、ピストンロッ
ドに連結固定され、往復動可能に支持されているスライ
ダフレームと、スライダフレームの運動方向に対して直
角方向に摺動可能にスライダフレームの窓孔に装着され
ているスライダと、スライダが回転可能に装着されてい
るクランクシャフトとを備えている。
るクランク機構として、クロススライダクランク機構を
採用しているので、下記の作用を奏する。
運動を行い、従来のクランク機構に付随する高次の振動
成分がない。したがって、騒音の発生を抑制でき、ピス
トンに装着されるシールリング(ピストンリング)とシ
リンダの耐久性も増す。
ピストンロッドの中間部でオイルシールを容易に行え
る。その結果、シリンダ内とクランクケース内を容易に
シールすることができ、シリンダ内を容易に無潤滑油状
態に維持することができる。
トンスラップを生じないので、無潤滑でも、ピストンに
装着されるシールリング(ピストンリング)とシリンダ
の耐久性を維持できる。
トンスラップを生じないので、振動・騒音の発生を抑制
できる。
がないことにより、ピストンロッドの内部を通じてピス
トンの内部に潤滑油を容易に供給することができるた
め、ピストンの油冷却を簡単に行える。
クランク機構のスライダとスライダフレームの摺動特性
の向上を図るために、次の構成を備えていることを特徴
とする。
摺動する面にCrめっきが被覆されている。
望ましい。
する面に油溝を形成するのが望ましい。
望ましく、さらには表面加工により、平滑度、表面粗度
およびポア率を改善するのがよい。
は、ピストンロッドの中間部にオイルシールを装着する
ことで行うことができ、シリンダ内を無潤滑油状態とす
ることにより、シリンダ内で圧縮された空気に潤滑油が
混入されるのを防止することができる。
を示し、図1は圧縮機の一部断面正面図、図2は(a)
が圧縮機の一部分を示す一部断面右側面図、(b)がス
ライダの平面図、図3はクランクケース部分を示す一部
断面平面図である。
を往復動する空気圧縮機である。シリンダ1の上面には
ヘッド部2が固定されており、ヘッド部2には空気の吸
入口3と圧縮空気の吐出口4とが設けられている。吸入
口3と吐出口4はそれぞれ空気通路によってシリンダ1
内と連通しており、吸入弁と吐出弁とが所定位置にそれ
ぞれ配設されている。
おり、ピストン5の外周面に形成されている2本のリン
グ溝にそれぞれピストンリング6,7が装着され、シリ
ンダ1の内壁1aとのシールを行う。ピストン5の底面
の中央部にはピストンロッド8の一端が固定されてお
り、ピストン5はクロススライダクランク機構によって
シリンダ1内を往復動するように構成されている。
されて支持され、底付円筒9はクランクケース10の上
面に固定されている。シリンダ1は鋳鉄材で形成する
他、鋳鉄スリーブをアルミニウムで鋳包みすることによ
って全体重量の軽減、熱伝達の向上を図ることもでき
る。
ト11がピストン5の運動方向(以下、上下方向とす
る。)に対して直角方向に配されて両端部を軸受12に
よって回転自在に支持されている。クランクシャフト1
1は一端がクランクケース10から外側に突出してお
り、図示外の駆動源によって回転駆動されるように構成
されている。
0内に一対のクランクアーム13を有しており、一対の
クランクアーム13の間に連結されているクランクピン
14にスライダ15が回転可能に取り付けられている。
スライダ15はクランクシャフト11方向に見て略正方
形形状のブロック体で、上下に2分割されており、中央
部に形成されているピン孔の内周にメタル16が固定さ
れて、クランクピン14に回転自在に組み付けられてい
る。
17が配置されている。スライダフレーム17はクラン
クシャフト11方向に見て横長の長方形形状の枠体であ
り、横長の長方形の窓孔18は高さがスライダ15の高
さと略同じで、横幅はスライダ15の横幅よりも長い寸
法を有している。このスライダフレーム17の窓孔18
にクランクピン14に取り付けられているスライダ15
が窓孔18内をピストン5の運動方向に対して直角方向
(以下、左右方向とする。)に摺動可能に装着されてい
る。
動する面すなわちスライダフレーム17の窓孔18を形
成する上下面にはポーラスCrめっき19が被覆されて
いる。このCrめっき19の表面はCrめっき後、表面
加工により、平滑度、表面粗度およびポア率を改善する
のが望ましい。スライダ15はねずみ鋳鉄等の鋳鉄材で
形成されている。
0内を上下方向に往復動可能に一対のガイド棒20,2
1によって支持されている。一対のガイド棒20,21
はクランクケース10内を上下方向に延びてクランクケ
ース10に固定されており、スライダフレーム17の長
手方向における両端部に上下方向に形成されているガイ
ド棒挿通孔22,23をそれぞれ挿通している。スライ
ダフレーム17は一対のガイド棒挿通孔22,23の各
上下端部にそれぞれブシュ24,25を装着して有して
おり、ブシュ24,25が各ガイド棒20,21を摺動
可能に支持している。
ピストンロッド8は、シリンダ1の下端から底付円筒9
の底部とクランクケース10の上面部とに形成されてい
る貫通孔26,27を挿通して、クランクケース10内
のスライダフレーム17の上面中央部に連結固定されて
いる。
とピストンの冷却について説明する。
8が形成されている。この油供給路28はクランクシャ
フト11の一端面からクランクアーム13を通ってクラ
ンクピン14を軸方向に中央部まで延び、さらに、半径
方向に延びてクランクピン14の外周まで貫通してい
る。
る。この油孔29はスライダフレーム17と摺動する上
下の摺動面からそれぞれ上下方向に貫通して形成されて
いる。そしてスライダ15のスライダフレーム17と摺
動する上下の各摺動面にはそれぞれ油溝30が形成され
ている。油溝30は摺動面を表面から見て王形状に形成
されており、その中央部に油孔29の開口が臨んでい
る。
1の油供給路28とスライダ15の油孔29とを連通さ
せる油供給路31が形成されている。この油供給路31
はメタル16の内周に形成されクランクシャフト11の
油供給路28に連通している環状溝と、環状溝の底部か
らスライダ15の油孔29と連通する油孔とから構成さ
れている。
から圧縮機内に供給された潤滑油は、一方のガイド棒2
0の内部に形成されている油供給路33、一方のガイド
棒20とガイド棒挿通孔22との間で形成されている油
供給路34を順次通って、一方のガイド棒20とブシュ
24との摺動部を潤滑しながら、次に、スライダフレー
ム17に形成されている油供給路35に流入するように
構成されている。
35に流入した潤滑油は、途中で、もう一方のガイド棒
21側と、ピストンロッド8側とに分岐する。もう一方
のガイド棒21側に流れた潤滑油はガイド棒21とガイ
ド棒挿通孔23との間で形成されている油供給路36に
流入し、ガイド棒21とブシュ25との摺動部を潤滑し
た後、上下端からクランクケース10に落下する。
ストンロッド8に形成されている油供給路37に流入
し、ピストン5の内部に形成されている冷却室に入り、
ピストン5を内側から冷却した後、ピストンロッド8に
形成されている油排出路38を通って、下端の開口から
クランクケース10内に排出されるように構成されてい
る。
構には潤滑、冷却油路が形成されている。
態にされている。すなわち、シリンダ1下方の底付円筒
9の貫通孔26の周囲の底部内面に形成されている環状
凹部39にオイルシール40が装着され、オイルシール
40の内周がピストンロッド8の外周に接触されてシー
ルし、クランクケース10内の潤滑油がシリンダ1内に
供給されないようにしている。したがって、ピストンリ
ング6,7は無潤滑でシリンダ内壁1aと摺動する。
11が図示外の駆動源によって回転駆動されると、クラ
ンクピン14に装着されたスライダ15がクランクシャ
フト11の中心回りに円軌道を描いて移動する。この
際、スライダ15が円軌道を移動することによって、ス
ライダ15はスライダフレーム17の窓孔18内を摺動
し、これに伴ってスライダフレーム17は上下方向(ピ
ストン5の運動方向)に正弦による直線運動を行う。
ライダ15と摺動する面にはCrめっき19が被覆され
ており、スライダ15は鋳鉄材で形成されているため、
スライダ15とスライダフレーム17との摺動特性すな
わち耐摩耗性、耐焼き付き性は良好である。
れている油供給口41からクランクシャフト11の油供
給路28に供給された潤滑油は、クランクシャフト11
内を通ってクランクピン14部に至り、一部はメタル1
6の油供給路31を通じてクランクピン14とメタル1
6との摺動面に供給され、一部はメタル16の油供給路
31およびスライダ15の油孔29を通って、スライダ
15の油溝30に流入し、スライダ15とスライダフレ
ーム17との摺動面に供給される。
方向に直線運動を行うと、スライダフレーム17に連結
固定されているピストンロッド8を介してピストン5が
シリンダ1内を往復運動し、ピストン5の下降によって
空気が吸入口3から吸入弁を通ってシリンダ1内に吸入
され、その空気はピストン5の上昇によって圧縮され、
圧縮された空気は吐出弁を通って吐出口4から吐出され
る。
摺動部分は潤滑されるが、シリンダ1内はオイルシール
40によってシールされ、無潤滑油状態になっているた
め、圧縮空気に潤滑油が混入するのが防止される。
り、クランクシャフト11の回転によって駆動されるピ
ストンロッド8が純粋な正弦による直線運動を行うの
で、従来のクランク機構に付随する高次の振動成分がな
い。したがって、騒音の発生を抑制でき、ピストンリン
グ6,7とシリンダ1の耐久性も増す。また、ピストン
スラップを生じないので、無潤滑でもピストンリング
6,7とシリンダ1の耐久性を維持できる。また、ピス
トンスラップを生じないので、振動・騒音の発生を抑制
できる。また、ピストン5とピストンロッド8の相対的
運動がないので、ピストンロッド8の内部を通じて潤滑
油をピストン5の内部に容易に供給することができるた
め、ピストン5の油冷却を簡単に行える。
を説明する。
ボンファイバーおよびグラファイトの混合樹脂 合い口形状:ステップ形状 シリンダ1 材質:ねずみ鋳鉄 内周表面粗度:鏡面仕上げ0.8μm スライダフレーム17の材質 AC4C(Si:6.5〜7.5wt%、不可避不純
物:1.7〜11.9wt%、残部Al)
理とスライダ15の材質、および試験結果 表1に示す。
1に示されているように、スライダフレーム17の摺動
面の表面処理がCrめっきで、スライダ15の材質が鋳
鉄の場合、耐摩耗性、耐焼き付き性とも優れていること
が確認された。
は、小型で車載可能にでき、しかも圧縮空気に潤滑油が
混入するのを防止することができる。また、無潤滑で
も、ピストンに装着されるシールリング(ピストンリン
グ)とシリンダの耐久性を維持できる。また、振動、騒
音の発生を抑制できる。さらに、クロススライダクラン
ク機構におけるスライダとスライダフレームとの摺動特
性の向上を図ることができる。
正面図である。
図、(b)はスライダの平面図である。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 クランク機構によってピストンがシリン
ダ内を往復動する圧縮機において、 前記クランク機構が、ピストンに連結固定されているピ
ストンロッドと、ピストンロッドに連結固定され、往復
動可能に支持されているスライダフレームと、スライダ
フレームの運動方向に対して直角方向に摺動可能にスラ
イダフレームの窓孔に装着されているスライダと、スラ
イダが回転可能に装着されているクランクシャフトとを
備えているクロススライダクランク機構であり、 前記スライダフレームのスライダと摺動する面にCrめ
っきが被覆されていることを特徴とする圧縮機。 - 【請求項2】 前記スライダが鋳鉄で形成されているこ
とを特徴とする請求項1記載の圧縮機。 - 【請求項3】 前記スライダのスライダフレームと摺動
する面に油溝が形成されていることを特徴とする請求項
1または2記載の圧縮機。 - 【請求項4】 前記CrめっきはポーラスCrめっきで
あり、表面加工により、平滑度、表面粗度およびポア率
を改善されていることを特徴とする請求項1記載の圧縮
機。 - 【請求項5】 シリンダ内とクランクケース内とがピス
トンロッドの中間部に装着されたオイルシールでシール
されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
記載の圧縮機。
Priority Applications (3)
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---|---|---|---|
JP27560896A JP2873941B2 (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 圧縮機 |
EP19970307552 EP0833054B1 (en) | 1996-09-26 | 1997-09-26 | Compressor |
DE69724064T DE69724064T2 (de) | 1996-09-26 | 1997-09-26 | Kompressor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27560896A JP2873941B2 (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10103224A JPH10103224A (ja) | 1998-04-21 |
JP2873941B2 true JP2873941B2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=17557825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27560896A Expired - Fee Related JP2873941B2 (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2873941B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7512017B2 (ja) * | 2019-04-26 | 2024-07-08 | 株式会社神戸製鋼所 | ピストンリング、往復動圧縮機及びピストンリングの選定方法 |
-
1996
- 1996-09-26 JP JP27560896A patent/JP2873941B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10103224A (ja) | 1998-04-21 |
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