JP2873640B2 - 蒸気の質制御装置 - Google Patents

蒸気の質制御装置

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JP2873640B2 JP3328027A JP32802791A JP2873640B2 JP 2873640 B2 JP2873640 B2 JP 2873640B2 JP 3328027 A JP3328027 A JP 3328027A JP 32802791 A JP32802791 A JP 32802791A JP 2873640 B2 JP2873640 B2 JP 2873640B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種工場や生産プラント
で用いられる蒸気使用装置に供給される蒸気の湿り度ま
たは乾き度を制御する蒸気の質制御装置に関する。
【0002】蒸気は工場やプラントで生産用の熱源や駆
動源として多用されている。蒸気は通常ボイラ―で発生
させてそれぞれの蒸気使用装置に管を介して送られる。
蒸気使用装置における使用蒸気圧力は様々であり、ボイ
ラ―ではその最も高い圧力の蒸気を発生させ、それぞれ
の使用箇所で減圧して所望の圧力すなわち温度の蒸気と
して用いられている。蒸気は通常減圧することにより、
放熱が比較的少ない場合に圧力は下がっても温度があま
り下がらないいわゆる過熱蒸気となる。過熱蒸気はその
圧力における蒸気の飽和温度より高い温度の蒸気である
ために、耐熱性や温度の制御性等を考慮して飽和温度の
蒸気となるように減温される。
【0003】
【従来技術】従来の減温装置として例えば特公昭54−
14682号公報に示されたものがある。これは、蒸気
の流量を制御する制御弁と、蒸気中に冷却水を注入する
デ・ス―パヒ―タとで構成され、蒸気流量が低流量から
全流量まで変化しても、振動や騒音を発生することな
く、効果的に蒸気を減圧減温するものである。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】上記従来の減温装置
では、蒸気を効率良く減圧減温することはできるが、蒸
気の湿り度または乾き度を所望値に維持することができ
ない問題があった。すなわち、デ・ス―パヒ―タにより
冷却水を注入して蒸気を減温することはできるが、減温
した蒸気の湿り度や乾き度を検出することも、また湿り
度や乾き度を調節することもできないのである。蒸気の
湿り度とは、湿り飽和蒸気1キログラム中に含まれる液
体の質量であり、湿り度が高いと蒸気中に含まれる水滴
の量が多くなる。蒸気中に水滴が含まれると、被加熱物
を均一に加熱することができなくなったり、食品や薬品
等の場合には水損傷を起こしたり、蒸気使用装置に錆や
腐食を生じたり、さらに液体量が増えるとウォ―タハン
マ現象を起こして装置を損傷することがある。また反対
に、一部の繊維や化学製品の加熱の場合には、湿り度が
低くなり過ぎると、すなわち乾き度が高くなり過ぎる
と、対象製品にこげ等の熱損傷を生じる場合があり、蒸
気の湿り度は厳重に制御されなければならない。
【0005】従って本発明の技術的課題は、蒸気の湿り
度または乾き度を精度良く調節することにより、蒸気の
質を制御できるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の蒸気の質制御装
置の構成は次の通りである。 蒸気使用装置に供給され
る蒸気の圧力または温度を検出して、該蒸気の圧力また
は温度を制御するものにおいて、供給される蒸気の湿り
度または乾き度を検出する湿り度検出手段を配置し、該
湿り度検出手段からの検出信号と、コントローラの設定
部で設定した蒸気使用装置が必要とする所望の湿り度ま
たは乾き度の設定値とを比較し、上記検出信号と設定値
の偏差を零にするように、上記湿り度検出手段の一次側
に設けた蒸気の圧力を調節する弁または蒸気中に冷却水
を注入する弁及び蒸気と熱交換して蒸気を加熱する加熱
器を駆動する駆動信号を演算し発する演算部及び発信部
を上記コントローラに設けて、蒸気使用装置に供給され
る蒸気の湿り度または乾き度を所望値に維持するもので
ある。
【0007】
【作用】蒸気使用装置の入口側に湿り度検出手段を配置
したことにより、蒸気使用装置に供給される蒸気の湿り
度または乾き度を検出することができる。湿り度検出手
段で検出した蒸気の湿り度または乾き度の信号は、コン
トロ―ラに入力される。コントロ―ラで検出した湿り度
または乾き度と所望の湿り度または乾き度が比較され、
両者の偏差が零となるように、湿り度検出手段の一次側
に設けられた、蒸気減圧弁や冷却水注入弁や蒸気熱交換
器等を駆動する駆動信号が発せられ、蒸気使用装置に供
給される蒸気の湿り度または乾き度が制御される。
【0008】ボイラ―から送気される高圧蒸気は通常1
00パ―セントの乾き蒸気ではなく、いくらかの、一般
的には数パ―セントの、湿り度を有している。蒸気を弁
等の絞り部を通過させることにより蒸気は減圧される。
減圧が等温変化として行なわれると、減圧前の蒸気に含
まれていた数パ―セントの水滴は減圧度合に応じて再蒸
発することにより、蒸気の湿り度は低下し、乾き度は上
昇する。また、過熱蒸気中に冷却水を注入することによ
り過熱度は低減され、乾き飽和蒸気に冷却水を注入する
ことにより湿り度が上昇する。また、湿り飽和蒸気を加
熱することにより湿り度は低下し乾き度は上昇すると共
に、乾き飽和蒸気を加熱することにより過熱度が上昇す
る。このように、蒸気を減圧したり、冷却水を注入した
り、熱交換することにより、蒸気の湿り度または乾き
度、さらには過熱度をも調節することができる。
【0009】
【実施例】図示の実施例を詳細に説明する。 第1実施例(図1乃至図4参照)。 蒸気使用装置1と、装置1の入口側に配置した湿り度検
出手段2と、コントロ―ラ3と、コントロ―ラ3からの
信号により駆動する冷却水注入弁4と圧力調節弁5と、
ボイラ―6からの蒸気を再度加熱する加熱器7とで蒸気
の質制御装置を形成する。ボイラ―6には、燃料を供給
するボイラ―燃料供給弁8と給水を行う給水弁9を接続
する。蒸気使用装置1の入口直近には自動開閉弁10を
取り付ける。参照番号11は蒸気の圧力や温度等を検出
する検出器、参照番号12は蒸気使用装置1でドレン化
した復水を排出するスチ―ムトラップである。
【0010】湿り度検出手段2の具体的な構成を図2か
ら図4に示す。図2は蒸気の等エンタルピ変化を利用し
た所謂絞り式の蒸気湿り度検出装置である。測定対象の
蒸気管20に導入通路21を介して順次減圧弁22と受
熱または放熱手段23と測定部24と抽気ポンプ25を
接続し、測定部24に温度センサ―26を取り付け、受
熱または放熱手段23に受熱・放熱量を演算表示する熱
量表示部27を取り付け、蒸気管20に圧力センサ―2
8を取り付けたものである。測定対象の湿り蒸気を減圧
弁22で絞り、測定部24において過熱蒸気化して、各
温度と圧力、およびモリエ―ル線図または飽和蒸気表や
過熱蒸気表を用いて蒸気の湿り度を算出するものであ
る。抽気ポンプ25で測定部24を低圧状態にし、比較
的湿り度の高い蒸気でも過熱蒸気化できるようにして、
湿り度を算出することができるようにしたものである。
また、受熱・放熱手段23により、さらに湿り度の高い
蒸気でも所定の熱量を供給することにより飽和蒸気化す
ることができ、湿り度を測定することができるものであ
り、同様に所定の熱量を消費することにより飽和液化す
ることができ湿り度を測定することができるようにした
ものである。
【0011】図3および図4は焦電素子を用いて、所定
波長の赤外線が水滴に吸収されることを利用した蒸気の
湿り度検出手段2を示したものである。図3において、
蒸気管20に管内の赤外線を受光する光ファイバ―30
を取り付け、光ファイバ―30の他端を湿り度計測部3
1に接続したものである。湿り度計測部31には、焦電
素子32と、モ―タ33により回転される回転板34を
設ける。回転板34は光ファイバ―30の他端と焦電素
子32とを結ぶ軸線上に配置し、この軸線と直行する面
で回転する回転面を有し、この回転面に図4に示すよう
な、それぞれ等間隔に且つ異なる個数で設けた貫通孔3
5ならびに水滴に吸収される波長、例えば1.9マイク
ロメ―トルの近赤外線のみを通すフィルタレンズ36を
配置する。図3における焦電素子32に順次、増幅回路
37、フィルタ回路38、整流回路39、A/D変換器
40、CPU41、湿り度表示部42を接続する。
【0012】この湿り度検出手段2は、熱量を有する全
てのものは赤外線を発していること、また略1.9マイ
クロメ―トルの波長の赤外線が水滴に非常に良く吸収さ
れることを利用したものであり、蒸気管20中の水滴の
量により吸収される赤外線の量が変化することによっ
て、湿り度を測定するものである。
【0013】上記に示した図2から図4までの湿り度検
出手段以外の検出手段としては、例えば、細径の電極を
対向して複数組配置し、水滴があれば電極が導通し、蒸
気であれば導通しないようにすることにより、おおよそ
の湿り度を検出することもできる。
【0014】図1における冷却水注入弁4は、圧力調節
弁5の下端部に連通して調節弁5内で蒸気中に冷却水を
注入できるようにする。加熱器7は、ボイラ―6の燃焼
排ガスにより蒸気を加熱するもので、図示しないが蒸気
と熱交換する排ガス量を調節することにより、所定の熱
量を蒸気に供給することができるものである。コントロ
―ラ3内には同じく図示はしないが、所望の蒸気の湿り
度または乾き度を設定するための設定部、設定部からの
設定値と湿り度検出手段2からの検出値とを比較する比
較部、比較の結果両者の偏差を零にするために必要なそ
れぞれの弁の開度あるいは加熱部7での必要な排ガス量
等を演算する演算部、演算の結果をそれぞれのアクチュ
エ―タ部に発信する発信部、および、上記検出結果や比
較結果や演算結果等を表示する表示部を設ける。
【0015】次に作用を説明する。蒸気使用装置1に供
給される蒸気は湿り度検出手段2によりその湿り度また
は乾き度が検出される。コントロ―ラ3内に設定された
蒸気使用装置1が必要とする湿り度と、上記検出値とが
異なればその差異分を無くすように、冷却水注入弁4や
圧力調節弁5や加熱器7、あるいは、燃料供給弁8や給
水弁9や自動開閉弁10等が駆動され、蒸気使用装置1
に供給される蒸気の湿り度が所望値に維持される。
【0016】圧力や温度の検出器11での検出値を基
に、上記それぞれの弁や加熱器を制御することにより、
供給蒸気の湿り度のみならず過熱度をも制御することが
できる。
【0017】第2実施例(図5及び図6参照)。 本実施例は、湿り度検出手段2として第1実施例におい
て説明した絞り式湿り度検出手段を用い、第1実施例に
おける加熱器7に代えて加熱と冷却水の注入を同時に行
うことのできる加熱冷却器50を用いた例を示す。蒸気
管51に、駆動部としてのモ―タ52とスチ―ムトラッ
プ53を組合せた自動設定減圧弁54を配置し、二次側
に加熱冷却器50と圧力・温度の検出器11と湿り度検
出手段2と蒸気使用装置1とを連設する。
【0018】加熱冷却器50は図6に示す通り、ケ―シ
ング55で入口56と気液分離部57と出口58を形成
する。気液分離部57は、二重の円筒部材59,60を
配置し、円筒部材59,60で形成される環状空間61
をスクリ―ン62を介して入口56と連通する。環状空
間61に入口56からの流体を旋回する旋回羽根63を
設けると共に、内側の円筒部材60の下端をすそ広がり
の形状にして水切り部65とする。内側の円筒部材60
の内部に加熱器としてのコイル状パイプ66を取り付け
る。パイプ66の上端に熱媒の供給口67を設けて、熱
媒供給管68と接続する。パイプ66の下端に同じく熱
媒の排出口69を設けて排出管70と接続する。パイプ
66は径が順次異なるコイル状にし、出口58に至る蒸
気がパイプ66とより接触しやすくする。
【0019】入口56と旋回羽根63の間に冷却水注入
ノズル71を取り付けて、冷却水注入弁4を介して冷却
水管72と接続する。本実施例においては注入ノズル7
1を1個設けたものを示したが複数設けることもでき
る。また、注入ノズル71は冷却水を噴霧状態で注入で
きるノズル形状とすることが望ましい。
【0020】水切り部65の下方に液溜め室73を連通
し、内部にのフロ―ト弁74を自由状態で配置する。フ
ロ―ト弁74の下部に弁口75を貫通した弁座部材76
を取り付ける。弁口75は液体排出孔77により系外と
連通する。フロ―ト弁74の外周に、フロ―ト弁74の
動揺を防止するためのフロ―トカバ―78を設け、フロ
―トカバ―78上部には貫通孔79を設ける。
【0021】湿り度検出手段2の入口側には、図2にお
ける減圧弁22に相当するモ―タ80を設けた自動設定
減圧弁81を設け、出口側は自動三方弁82を介して抽
気ポンプとしてのエゼクタ式組み合せポンプ83を連通
する。組み合せポンプ83は、エゼクタ84とタンク8
5と渦巻きポンプ86とで構成し、渦巻きポンプ86に
よりタンク85内の循環水がエゼクタ84を通過して吸
引作用を生じることにより、湿り度検出手段2内を所定
の低圧に維持するものである。タンク85にはタンク水
冷却弁87を取り付けて冷却水を供給する。また、渦巻
きポンプ86とエゼクタ84の間には余剰水排出弁88
を取り付ける。
【0022】蒸気使用装置1の出口側にはスチ―ムトラ
ップ12と自動三方弁90を取り付ける。自動三方弁9
0の1つの出口を管91を介して組み合せポンプ83の
エゼクタ84部と連通する。自動三方弁90を操作する
ことにより、スチ―ムトラップ12から排出される復水
を系外に排出したり、組み合せポンプ83で吸引するこ
とにより蒸気使用装置1内を大気圧以下をも含む低圧状
態に維持することができる。
【0023】次に作用を説明する。蒸気使用装置1に供
給される蒸気は、湿り度検出手段2により湿り度が検出
され、図示しないコントロ―ラ部で設定湿り度と比較さ
れ演算され、それぞれの弁や加熱冷却器50が操作さ
れ、所望の湿り度に制御される。加熱冷却器50におい
ては、入口56から流入してきた蒸気は冷却水注入ノズ
ル71からの冷却水と混合し、スクリ―ン62を通過し
て気液分離部57に至る。環状空間61の旋回羽根63
により、蒸気と冷却水の混合流体は旋回され、質量の大
きな冷却水は遠心力により外側に振り出され、質量の小
さな蒸気は環状空間61の内側を旋回することにより気
液が分離される。液体を分離された蒸気は、水切り部6
5の下端から内側の円筒部材60の内周に至る。加熱器
としてのパイプ66内に所定の熱媒を流下することによ
り、蒸気を所望の温度に調節することができる。温度調
節された蒸気は出口58から圧力・温度検出器11に流
下する。
【0024】加熱冷却器50内で外側に振り出された液
体はケ―シング内壁を伝って液溜め室73内に流下して
溜る。所定量の液体が溜るとフロ―ト弁74が浮力によ
り浮上して弁口75を開口することにより液体は系外に
排除される。
【0025】本実施例においては、蒸気を減温して湿り
度を高めるために冷却水を注入し、蒸気を加熱して乾き
度を高めるために間接の熱交換器を用いた例を示した
が、いずれの場合においても直接あるいは間接の熱交換
により蒸気の質を制御することができる。また、本実施
例においては、蒸気の圧力は減圧する例のみを示した
が、コンプレッサ―等を用いることにより増圧して、湿
り度を高めたり、乾き度を低めたりすることもできる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、蒸気使用装置に供給さ
れる蒸気の湿り度を検出し、所望の湿り度または乾き度
となるように、蒸気を減圧したり冷却水を注入したり熱
交換することにより、供給蒸気の湿り度を精度良く調節
することができ、被加熱物の不均一な加熱や、錆や腐食
の発生や、生産物や蒸気使用装置の損傷等を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蒸気の質制御装置の実施例の構成図で
ある。
【図2】本発明の蒸気の質制御装置に用いる湿り度検出
手段を示す構成図である。
【図3】本発明の蒸気の質制御装置に用いる他の湿り度
検出手段を示す構成図である。
【図4】図3における湿り度検出手段の回転板の側面図
である。
【図5】本発明の蒸気の質制御装置の他の実施例を示す
構成図である。
【図6】図5における加熱冷却器の断面図である。
【符号の説明】
1 蒸気使用装置 2 湿り度検出手段 3 コントロ―ラ 4 冷却水注入弁 5 圧力調節弁 6 ボイラ― 7 加熱器 50 加熱冷却器 54 自動設定減圧弁 82 自動三方弁 84 エゼクタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸気使用装置に供給される蒸気の圧力ま
    たは温度を検出して、該蒸気の圧力または温度を制御す
    るものにおいて、供給される蒸気の湿り度または乾き度
    を検出する湿り度検出手段を配置し、該湿り度検出手段
    からの検出信号と、コントローラの設定部で設定した蒸
    気使用装置が必要とする所望の湿り度または乾き度の設
    定値とを比較し、上記検出信号と設定値の偏差を零にす
    るように、上記湿り度検出手段の一次側に設けた蒸気の
    圧力を調節する弁または蒸気中に冷却水を注入する弁及
    び蒸気と熱交換して蒸気を加熱する加熱器を駆動する駆
    動信号を演算し発する演算部及び発信部を上記コントロ
    ーラに設けて、蒸気使用装置に供給される蒸気の湿り度
    または乾き度を所望値に維持することを特徴とする蒸気
    の質制御装置。
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