JP2872954B2 - 絶対プラズマパラメータを決定する方法およびその装置 - Google Patents

絶対プラズマパラメータを決定する方法およびその装置

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    • H05H1/0006Investigating plasma, e.g. measuring the degree of ionisation or the electron temperature
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    • H05H1/0062Investigating plasma, e.g. measuring the degree of ionisation or the electron temperature using electromagnetic or particle radiation, e.g. interferometry by using microwaves
    • HELECTRICITY
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    • H05HPLASMA TECHNIQUE; PRODUCTION OF ACCELERATED ELECTRICALLY-CHARGED PARTICLES OR OF NEUTRONS; PRODUCTION OR ACCELERATION OF NEUTRAL MOLECULAR OR ATOMIC BEAMS
    • H05H1/00Generating plasma; Handling plasma
    • H05H1/0006Investigating plasma, e.g. measuring the degree of ionisation or the electron temperature
    • H05H1/0081Investigating plasma, e.g. measuring the degree of ionisation or the electron temperature by electric means

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非対称無線周波
(RF)低圧プラズマの絶対プラズマパラメータを決定
する方法に関する。更に詳しくは、本発明は、特にアー
ス電極として作用するプラズマリアクタの一部における
無線周波(RF)放電電流を測定する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】物理学においては、用語「プラズマ」の
意味は、イオン化ガスの意味である。このプロセスで
は、ガス分子はイオン化される。すなわち、ガス分子は
自由電子と正イオン(イオン化された分子)に分割され
る。このプロセスはしばしば電子衝突イオン化プロセス
である。無線周波(高周波)交番電界を供給すると、非
弾性的衝突の電子に対してエネルギの蓄積が生じる。電
子が他のガス分子に衝突すると、他のガス分子は上述し
たように再び自由電子と正イオンに分割される。プラズ
マ状態はこのプロセスにより全リアクタ内で形成され
る。電子とイオンは壁で再結合する。これは電荷キャリ
ア、すなわち自由電子と正イオンがリアクタの壁で放電
するからである。従って、ガス分子は再び形成され、最
終的にはリアクタ内に平衡状態が確立される。無線周波
交番電界は、励起または駆動無線周波(RF)電極がア
ース電極に対向して位置決めされている平行プレートに
よりプラズマリアクタ内に発生する。また、RF電極は
「ホット電極」とも呼ばれる。以下では、アースを電気
的に形成し、RF電極に直接対向し、またアースとして
作用するリアクタの壁の一部を含んでいる実電極は、
「アース電極」と呼ばれる。プラズマリアクタの電極は
通常水平に配列されている。RF電極はリアクタの底壁
または上壁に近接して平行に延出している。
【0003】以下においては、10〜100MHzの間
の励起周波数および0.1ないし100Pa、好ましく
は0.1ないし20Paの圧力を有するプラズマをRF
低圧プラズマと称する。従って、ガスはリアクタ内で所
定の一定圧力(真空)下に保持される。また、連続的に
ガスをリアクタ内に供給し、連続的にガスをリアクタか
ら放出することも可能である。
【0004】このように、プラズマ状態は真空のリアク
タ内で発生する。RF低圧プラズマは基礎研究の分野、
とりわけ半導体技術の分野で使用される。例えば、プラ
ズマエッチング(PE)、反応イオンエッチング(RI
E)、およびプラズマ強化化学蒸着(PECVD)のよ
うな方法は知られている。
【0005】次に示すプラズマ診断法は、RF低圧プラ
ズマに関して実質的に知られているものである。
【0006】光学的方法は、発光が部分的に外部から励
起される発光分光法によってとりわけ特徴づけられてい
る。この方法は、試験対象物がほとんど観察できない方
法で影響されるという利点を有するが、この方法は相対
的な測定結果のみしか正常に達成されないという欠点を
有する。質量分析法によれば、相対的な強度の決定また
はイオンエネルギ分布の質量選択決定を行うことができ
る。粒子密度または電流密度の絶対値の決定は、小さな
開口角度および不定伝達のために通常不可能である。例
えば、電子密度、イオン密度および電子エネルギのよう
な局部的なプラズマパラメータの決定は、ラングミュア
・プローブにより達成される。しかしながら、ラングミ
ュア・プローブは、非常に限定された方法で反応または
層形成プラズマについて適用し得るのみである。例え
ば、電子の平均密度のような必須のプラズマパラメータ
は、マイクロ波インターフェロメトリ(光学干渉法)に
より決定することができる。マイクロ波の周波数は、プ
ラズマ内におけるマイクロ波の伝播を可能とするために
局部的な電子プラズマ周波数より高い。この方法は、通
常、(中空導体形状の)堅固な基準ラインを必要とす
る。この方法は非常に融通のきく方法ではない。更に、
電子密度の空間分布の知識が電子の平均密度の正確な決
定には必要である。電子密度の空間分布は、例えばラン
グミュア・プローブにより追加的に決定される。また、
しかしながら、絶対に必要なプラズマパラメータは、共
振プローブにより決定することもできる。これらのプロ
ーブは、取り囲んでいる固体部分に対して境界層を含ん
でいるプラズマの共振を形成する能力を使用している。
幾何学的プラズマ共振周波数と呼ばれているプラズマ共
振周波数は、境界層の厚さに依存して、電子プラズマ周
波数よりも常に僅かに低い。共振プローブは、RF放電
に関しては使用されない。これは、放電自身が広いスペ
クトルの調和振動を発生し、共振プローブを介して外部
励起応答を重畳するからである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、絶対プラズマパラメータを高い信頼性のかつ再生可
能な方法にて決定することができる上述した方法を提供
することにある。
【0008】本発明の他の目的は、特にプラズマリアク
タの放電電流の一部を測定する装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的は、下記の工
程によって特徴づけられる非対称無線周波(RF)低圧
プラズマの絶対プラズマパラメータを決定する方法によ
って達成することができる。 a) 約10MHzと100MHzとの間の励起周波数
によってプラズマリアクタ内で無線周波交番電界を発生
させ、前記交番電界により、放電がRF電極の前の空間
電荷シースの非線形性のために放電電流の調和振動で自
励され、 b) アース電極として作用する前記プラズマリアクタ
の一部においてプラズマ内で発生する無線周波放電電流
を測定し、測定された電流をアナログ信号という形式で
電圧に変換し、 c) b)で測定された前記アナログ信号をディジタル
信号に変換し、 d) c)で得られたディジタル信号からプラズマパラ
メータを数学アルゴリズムにより評価する。
【0010】本発明は、薄く光学的にほぼ密度の高い層
に対しては感度が低い無線周波測定システムに基づいて
おり、本発明による方法は塵の蓄積、材料の層、リアク
タンス材に対して比較的感度が低い。この結果、本方法
は長期間にわたって高い安定性を保証し、また本発明の
方法によって決定された絶対プラズマパラメータの良好
な信頼性および再現性を保証している。本発明による方
法の好適実施例によれば、放電の少なくとも1つの共振
周波数は、放電電流がどのようにして適時に発生するか
に基いて決定され、放電はRF電極の前の空間電荷シー
スの非線形性によって発生する放電電流における調和振
動により共振周波数で自励する。この共振周波数は境界
層(空間電荷シース)に関係なくプラズマ自身の共振を
記述している電子プラズマ周波数(ラングミュア周波
数)ではない。しかしながら、この共振周波数は真のプ
ラズマ周波数よりも低い1つの幾何学的要因である幾何
学的共振を示している。この幾何学的共振は強い非対称
RF放電に対して明確にマークされている。強制励起、
すなわち外部励起は自励のために必要ないことは有利な
ことである。
【0011】RF電極の前の調和振動のイオンエネルギ
分布は、放電電流がどのように適時に発生するかから決
定され、測定された放電電流は全放電電流の周波数に無
関係な部分を形成し、この部分はアース電極として作用
するリアクタの一部とRF電極の面積比によって評価さ
れることが好ましい。電極の面に衝突する間のイオンの
平均イオンエネルギはプラズマとRF電極との間の一時
的な平均電位差が知られている場合に測定されたイオン
密度分布から測定されることは有利なことである。平均
イオンエネルギはRF電極の上に位置する基板、例えば
半導体プレートの処理の間においてプロセスの重要なパ
ラメータである。
【0012】プラズマの中性粒子に対する電子の衝突の
ために減衰振動するシステムの減衰定数は放電電流がど
のように適時に発生するかから決定されることは更に有
利である。また、有効電子衝突率(有効電子衝突周波数
とも呼ばれる)は減衰定数から決定でき、この衝突率は
プラズマの中性粒子に対して電子が衝突する測定値であ
る。
【0013】本発明による方法の好適実施例によれば、
RF電極または少なくともその直流部分に供給される電
位は、更に、RF電極の前の空間電荷シースの平均的厚
さの絶対値の決定および/または平均イオンエネルギの
決定のために必要である。プラズマを特徴づけ、例えば
エッチング処理に対する例示的結論を可能とする重要パ
ラメータは信頼性が高く、最終的に穏当な方法で決定さ
れる。
【0014】更に、上述した目的は、特にアース電極と
して作用するプラズマリアクタの一部における無線周波
放電電流を測定する装置によって解決される。本発明の
装置は、計測電極(測定電極とも呼ばれている)がその
周面に電気的絶縁物を有し、該計測電極はアース電極の
少なくとも一部として作用するリアクタ壁のフランジま
たは凹部に位置決めされ、絶縁物は計測電極とリアクタ
の壁との間に少なくとも構成され、計測電極の前面はリ
アクタの内部空間に向けられているリアクタの内壁にほ
ぼ一致しており、計測電極の前面は計測電極によるリア
クタのRF電位がプラズマとアース電極との間の電位に
比較して無視し得るほど小さいような大きさに形成され
ているという点において特徴づけられている。
【0015】本発明によれば、計測電極はリアクタの壁
の放電電流を測定することができ、計測電極は壁の実際
上の部分を形成している。本発明によれば、計測電極に
おけるRF電位はプラズマと計測電極との間の電位に対
して十分小さい。上述したRF電位は約5と100mV
との間、好ましくは10と20mVとの間にある。RF
電位はプラズマ電位とそのRF電位以下の数桁のもので
ある。
【0016】本発明による好適実施例の装置によれば、
計測電極は電気的に絶縁された真空フィードスルーによ
ってリアクタに固定されている。計測電極はリアクタの
外側でアースに接続された棒状の導体を有する。この導
体は測定電流から電圧を発生する変流器に接続されてい
る。本実施例は簡単な構成を有し、通常の商用の真空フ
ィードスルーを使用することができる本発明による第1
の実施例の装置を表している。可能な大きな表面の電極
のために、この計測電極は比較的高い感度を有する。
【0017】電気的に絶縁された真空フィードスルーに
よりリアクタに固定されたプローブが設けられていると
いう別の利点があり、このプローブは計測電極に接続さ
れた内側導体、この内側導体の周囲を取り囲んでいる絶
縁本体、計測電極の絶縁物、およびリアクタの壁に接続
された外側導体を有する。外側導体はフランジ内にリア
クタの壁の内側にできる限り接近して設けられることが
好ましい。このプローブは本発明による装置の第2の実
施例を表している。このプローブは測定されるべき周波
数に対して高い帯域幅を有しているという別の利点があ
る。この帯域幅はプラズマの励起周波数、例えば13.
56MHzから開始し、300MHz以上約500MH
zまでの周波数を有する放電電流を測定することができ
るように幾何学的なプラズマの共振周波数よりも高くな
る。
【0018】本発明による装置の上述した第2の実施例
の真空フィードスルーは、内側導体、絶縁本体および外
側導体に接続される対応する反対接続部に接続可能な同
軸接続部を両側に備えている。可能な限り広い上述した
帯域幅を達成するために、実際の計測電極に到るリアク
タにおいてさえ同軸ケーブルのようなプローブを形成す
ることができる。プローブは計測電極に直接接続される
「カットオフ」同軸ケーブルにより簡単で穏当な方法で
表される。計測電極と真空フィードスルーの分離は同軸
接続により容易に可能であり、プローブの構成要素は所
望により迅速に取り換えることができる。
【0019】本発明の内容の実施例についての次に示す
詳細な説明を添付図面とともに閲読することにより本発
明をより良く理解することができるであろう。
【0020】
【発明の実施の形態】非対称無線周波(RF)低圧プラ
ズマの絶対プラズマパラメータを決定する装置1が図3
に示されている。
【0021】電極3は、以下においてプラズマリアクタ
と呼ばれるリアクタ2内に配設されている。電極3は、
リアクタ2の上壁4に平行に該上壁4からある距離離れ
て水平に配置されている。電極3は上壁に電気的に接続
されている。リアクタ2は更に側壁5,6を有し、これ
らの側壁は一方においては上壁4に接続され、他方にお
いては底壁7に接続されている。
【0022】無線周波(RF)電極10は底壁7に近接
かつ平行に水平方向に配置されている。電極10は導体
11を介して収容ネットワーク12に電気的に接続され
るとともに、別の導体13を介して発電機14に電気的
に接続されている。発電機14は正弦波の電圧を発生す
る。導体11は少なくとも底壁7を貫通するリード貫通
部に絶縁物15を有し、RF電極10および導体11は
底壁7に電気的に接続されていない。上述したように、
リアクタ2の壁4,5,6および7を含む電極3は、以
下においてアース電極と記載される。リアクタ2におい
て、プラズマ17はRF電極10と電極3との間の領域
16内に存在する。図3においては、領域16は図示の
ためにまっすぐな線で強調して示されている。
【0023】プローブ20が側壁5に取り付けられてい
る。このプローブ20により、無線周波放電電流の一
部、すなわち側壁5に設けられている計測電極21に流
れる電流の一部が測定される。プローブ20は例えばデ
ィジタル蓄積式オシロスコープのようなアナログ/ディ
ジタル(A/D)変換器22に接続されている。A/D
変換器22は例えばパーソナルコンピュータのようなデ
ータ処理装置23に接続されている。
【0024】プローブ20で測定されたアナログ信号は
導体24を介してA/D変換器22に供給され、このA
/D変換器22はアナログ信号(データ)をディジタル
信号に変換し、このディジタル信号を導体25を介して
データ処理装置23に送出する。A/D変換器22の制
御は導体26を介してデータ処理装置23により行われ
る。収容ネットワーク12をRF電極10に接続してい
る導体11は、分圧器27(好ましくはプローブ)に導
体30を介してA/D変換器22に接続されている。
【0025】次に、本発明の方法について図1〜図3を
参照して詳細に説明する。無線周波交番電界を供給する
と、リアクタ2内に存在するガス分子はイオン化され
る。すなわち、ガス分子は自由電子と正イオンに分割さ
れる。プラズマの状態において、対称軸に対して半径方
向および軸方向の成分を有するストリームライン31が
リアクタ2内に形成される。より良く観察し得るよう
に、図3においては2つのストリームライン31のみが
に示されている。ストリームライン31はRF電極10
からアース電極(電極3、上壁4、側壁5,6、底壁
7)に流れる。これらはアース電極のそれぞれの部分上
のみならず、RF電極10上にも垂直に存在している。
簡単化のため、図3ではストリームライン31は領域1
6内にのみ示されている。
【0026】無線周波放電電流の一部、すなわち計測電
極21に当たる放電電流の一部はプローブ20の計測電
極21によって測定される。図1には、放電電流Ipの
この測定された部分が正規化時間に対して示されてい
る。次式は正規化時間に対して有効である。 ψ=ω0 ・t ここで、ω0 は励起周波数[1/s]を示し、tは時間
[s]を示している。この計算は10Paの圧力および
13.56MHzの励起周波数に対して有効である。
【0027】更に、図1は正規化時間に対する電極電位
Uを示している。この電位UはRF電極10および電極
3に供給される。
【0028】図1は、正規化時間にわたって測定された
放電電流の発振に重ね合わされた鋸歯状の波形を示して
いる。このような波形はまず第1に1つの発振期間内で
測定電流の急峻な立ち上がりが発生し、次の期間で測定
電流が漸次低下することを意味している。この鋸歯状の
波形は、RF電極10の前側の(図3においてRF電極
10上の)空間電荷シース33の非線形性のために生じ
る非線形歪の結果である。空間電荷シース33の非線形
性により、調和振動が放電電流に発生する。空間電荷シ
ース33の厚さはプラズマとRF電極10との間の電位
差に依存しているので、空間電荷シース33は非線形容
量として作用する。空間電荷シース33の非線形作用
は、RF電極10の前側の空間電荷シース33の密度分
布によってかなり影響される。
【0029】図1に示す正規化時間に対する電極電位U
は、ほぼ正弦振動の波形を示している。より良く理解す
るために、この正弦波形に近似する波形は、図1におい
て点線で示されている。
【0030】プラズマ本体および空間電荷シース33か
らなる放電は、一方の側においてはプラズマとアース電
極との間および他方の側においてはプラズマとRF電極
10との間の空間電荷シース33の電界に対する復元力
および電子の不活性質量のために振動システムを表して
いる。振動システムの固有周波数は、電子プラズマ周波
数(ラングミュア周波数とも呼ばれる)以下である。こ
のシステムはガスの中性分子に電子が衝突することによ
り減衰し、最終的に振動は減衰する。
【0031】RF電極10の前の空間電荷シース33の
上述した非線形性およびその結果生じる放電電流におけ
る調和振動により、プラズマは共振周波数の付近の発振
数波数で自励される。図2には測定値の個別のスペクト
ルが示されている。この結果、図2のフーリェスペクト
ルに示されている測定された放電電流は、ほぼ第10な
いし第11調和振動領域において最大であることを示し
ている。図2において、フーリェスペクトルは正規化周
波数ω/ω0 より上を示しているので、共振周波数ω0
は当然励起周波数ω0 より約10倍大きくなる。上述し
た共振周波数は、電子プラズマ周波数ωpeに対応しない
ことが強調される。
【0032】図1によれば、約10回の重畳振動が1振
動期間内に達成される。この結果は共振周波数が第10
と第11調和振動の間の領域に発生している図2に示す
ものにおおよそ対応している。
【0033】システムの上述した自励は、非対称の程度
が非常に顕著な無線周波放電の場合には、異なる態様と
なる。このような放電の間、RF電極10の前の空間電
荷シース33は最も重要である。アース電極の前の空間
電荷シース33は無視することができる。自励は少なく
とも第10調和振動まで伸びているので、システムの外
部励起は必要ない。
【0034】本発明によれば、無線周波放電電流は、ア
ース電極として作用するリアクタ2の一部において、プ
ローブ20の計測電極21によりアナログ信号の形で測
定される。無線周波放電電流は、導体24を介してA/
D変換器22に供給される。ここで、測定されたアナロ
グ信号はディジタル信号に変換される。このディジタル
信号は、導体25を介してデータ処理装置23に供給さ
れる。プラズマパラメータは、A/D変換器から出力さ
れる信号から数学的アルゴリズムにより数値が求められ
る。
【0035】数学的アルゴリズムは、システムを記述し
ている微分方程式における電極表面の変位フラックスに
応じた、RF電極10の前の空間電荷シース33上の電
圧降下の適当な表示に基づいている。また、後者は電子
の不活性質量、電子とガスの中性分子との衝突、壁(ア
ース電極)またはRF電極10へのイオン電流を考慮し
ている。次に続くフーリェ変換により、決定すべきパラ
メータを含む一組のパラメータが代数変換により得られ
る。
【0036】更に詳細には、電子の不活性質量はインダ
クタンスとして扱われ、膨張したシース33内の電力吸
収を含む中性分子との衝突は抵抗として扱われる。最終
的には、非線形容量として作用するシース33が存在す
る。従って、プラズマは減衰直列発振回路と見なされ
る。非線形シース容量は、プラズマ周波数(ラングミュ
ア周波数)以下の幾何学的共振周波数に近い減衰振動に
調和振動を与えることにより、プラズマを励起する。シ
ース電圧u[V]の一時的な偏差、シース幅s[m]、
および変位電流i[A]の関係を示す下記の式(1)
は、シースの非線形特性を示している。
【0037】
【数1】
【0038】ここで、A0 はRF電極10の面積
〔m2 〕である。電子の動作に流体力学的方法を使用
し、「コールド」プラズマの誘電率ε[As/(V
m)]の周知の式は、下記の式(2)で示される。
【0039】
【数2】
【0040】ここで、ε0 は自由空間(真空)の誘電率
[As/(Vm)]、ωe は(電子)プラズマの周波数
[1/s]、νは衝突周波数[1/s]、eは初期電荷
[As]、nは電子プラズマ密度 [1/m3 ] 、me
電子の質量[kg]である。消失する衝突周波数νのた
めに、上記式(2)はECCLES関係と呼ばれる。プ
ラズマの導電性は下記の式(3)のように記述される。
【0041】
【数3】
【0042】プラズマの電位降下は、下記の式(4)に
示すとおりである。
【0043】
【数4】
【0044】シース33における電子およびイオンの導
電電流を無視すると、プラズマの電位降下は、RF電極
10における電圧urfによって駆動される全放電に対し
て得られる。
【0045】
【数5】
【0046】上記の式(5)は2次の非線形不均質微分
方程式である。上式の右辺には、小さな減衰を有するプ
ラズマの幾何学的共振周波数ωe 2 =ωe 2 s/lを有
する線形発振項がある。ここで、lはプラズマの幾何学
的長さを示している。
【0047】変位電流に対するシース幅sの依存性は特
殊な方法を必要とし、上記の通常微分方程式(5)の数
値解を必要とする。
【0048】この微分方程式は等価回路を使用して解明
することができる。一方の側に外部励起があり、マッチ
ボックスはRF発生器を有している。放電は上記式
(5)の右辺によって示されるような減衰発振回路とし
て取り扱われる。
【0049】最後に、変位電流に依存する内部励起とし
て電圧源によって表され、別の非線形作用としてバイア
ス電圧によって表される上記式(5)の右辺の第2項に
よって与えられる非線形現象が残る。上記式(1)によ
って与えられるシースの非線形性は調和振動を生じ、発
振回路は特に放電電流の別の共振を生じる。
【0050】微分方程式および測定された放電電流を使
用して、未知の係数を決定することができる。電子プラ
ズマ密度、衝突周波数、プラズマ抵抗、およびプラズマ
本体に消散する電力を計算することができる。
【0051】上述した少なくとも1つの共振周波数は、
測定された放電電流が好機にどのように発生するかによ
り決定され、放電はRF電極10の前の空間電荷シース
33の非線形性により発生する放電電流の調和振動によ
り前記共振周波数で自励する。いくつかの共振周波数が
電流の伝導の2次元成分(図3の各ストリームライン3
1は軸方向および半径方向の成分を有する)および空間
電荷シース33の非線形性により現れる。更に、RF電
極10の前の調和振動のイオン密度分布は放電電流が好
機にどのように発生するかにより決定され、ここで測定
された放電電流は全放電電流の一部を形成し、該部分は
周波数に無関係である。全放電電流の周波数に無関係な
部分は、アース電極として作用するリアクタ2の部分と
RF電極10との面積比により第1の方法で評価され
る。また、数理モデルに関しては、前記部分はRF電極
10の前の電気的空間電荷シース33の厚さおよび電流
分割要因の測定により評価される。更に、減衰振動シス
テムの減衰定数は放電電流が好機にどのように発生する
かにより決定される。電位がRF電極に供給される限り
において、すなわち少なくともその直流部分が例えば図
3のリアクタ2の外側の位置34で付加的に測定される
限りにおいて、RF電極10の前の空間電荷シース33
の平均的厚さの絶対値および平均イオンエネルギが付加
的に決定される。
【0052】上述した方法により、重要なプラズマパラ
メータはリアクタの作動状態を明確に特徴づける絶対値
で決定される。重要なプラズマパラメータの1つである
体積全体にわたって平均化した電子密度は、電子プラズ
マ周波数(ラングミュア周波数とも呼ばれる)からまた
は幾何学的共振周波数から容易に決定される。これらの
パラメータにより、プラズマの状態および用途の真のケ
ース、例えば半導体ウエーハのエッチング処理について
結論が得られる。そして、非対称無線周波低圧プラズマ
は、再現性、すなわち信頼性および迅速性をもって特徴
づけられることが可能である。従って、プラズマパラメ
ータの“適正”なチェックが本発明の方法により可能で
ある。約0.1mm以下の計測電極21上の塵の蓄積ま
たは堆積は無線周波電流の単なる測定のために意味のあ
るエラーを生じない。また、本発明の方法は組み合わせ
られた励起、すなわちRF励起とマイクロ波による励起
を有するプラズマに関連して使用される。これは約2.
45GHzのマイクロ波の励起周波数が、通常、上述し
たRF励起よりも実質的に高いからである。
【0053】次に、本発明の装置についていくつかの好
適実施例を参照して説明する。本発明の装置はアース電
極として作用するプラズマリアクタの一部における無線
周波電流を測定するのに特に適している。
【0054】プラズマリアクタ2における無線周波放電
電流を測定する装置35は、例えば図4ないし図6に示
されており、ここで図6による実施例は、また、図3に
概念的に示されている。
【0055】本発明によれば、計測電極21はその周面
36上に電気的絶縁物37を有する。この絶縁物37
は、好ましくはリング状に形成されている。計測電極2
1は、アース電極3ないし7の一部として作用するリア
クタ壁5のフランジまたは凹部40に位置決めされ、絶
縁物37は少なくとも計測電極21とリアクタ2の壁5
との間に設けられ、計測電極21の前面41はリアクタ
2の内壁43に一致している。この内壁43は、リアク
タ2の内部空間42に向けられている。そして、計測電
極21と絶縁物37はリアクタ2の壁5の一部を形成し
ている。本発明によれば、計測電極21の前面41は、
計測電極21によるリアクタ2のRF電位が、プラズマ
17とアース電極3ないし7の間の電位に対して無視し
得るほど小さいような大きさに設定されている。
【0056】装置35の第1の実施例が図4に示されて
いる。計測電極21は、点線によって図4に示されてい
る電気的に絶縁された真空フィードスルー44によりリ
アクタ2の壁5に取り付けられている。計測電極21
は、リアクタ2から外部にアースされている棒状導体4
5を有する。導体45は変流器46に接続され、この変
流器46は測定電流Iから電圧Uを発生する。変流器4
6は導体47を介して再びアース、すなわちリアクタ2
の壁5に接続されている。上述したように、この電圧U
は入力値としてA/D変換器22に供給され、該A/D
変換器からディジタル信号としてデータ処理装置23に
供給され、更に処理される。
【0057】構造が簡単であり、普通の商用の真空フィ
ードスルー44を使用することができることは本発明の
本実施例の利点である。第1の実施例の装置は、本実施
例に使用されている電極の大きな表面のために比較的高
い感度を有する。本装置の帯域幅は約150MHzまで
の漂遊容量のみならず変流器46の上限周波数およびフ
ィードラインの寄生インダクタンスにより制限されてい
る。
【0058】本発明の他の実施例(図示せず)によれ
ば、図4の変流器46を好ましくは50オームの例えば
図5に示す終端抵抗50で置き換えることができる。真
空フィードスルー44の内部空間およびリアクタ2の内
部空間42は真空であることが強調されている。これら
の空間は周囲環境に対して密閉されている。本発明の別
の実施例の装置35が図5に一部断面として図示されて
いる。同図では、同じまたは同様な構成要素は図4の第
1の実施例と同じ符号で示されている。
【0059】この実施例においては、プローブ20が設
けられ、このプローブ20は真空フィードスルー44に
よりリアクタ2の壁5上に取り付けられている。プロー
ブ20は、計測電極21に接続されている内側導体5
1、内側導体51の周囲を取り囲んでいる絶縁本体5
2、計測電極21の絶縁物37、およびリアクタ2の壁
5に接続されている外側導体53を有する。外側導体5
3は、リアクタの壁5の内側にできるだけ近接してフラ
ンジまたは凹部40内に設けられることが好ましい。こ
のプローブ20は、好ましくは50オームの一定特性波
インピーダンスを有する同軸ケーブルに対応し、プロー
ブ20は上述した同軸ケーブルとほぼ同じ構造を有す
る。内側導体51は、計測電極21で測定した電流Iを
真の終端抵抗50に供給する。この抵抗50は、導体4
7を介して外側導体53およびリアクタの壁5(アー
ス)に電気的に接続されている。内側および外側導体5
1,53の電流は同じ値を有する。外部磁界はこのよう
なプローブの接続には現れない。
【0060】図5によると、プローブ20は同軸ケーブ
ル54に接続されている。しかしながら、この接続は、
図5では詳細に図示されていないが、例えば所謂BNC
コネクタ、ブッシング/コネクタ構造(メイル/フィメ
イル接続)である。更に、真空フィードスルー44はプ
ローブ20の外側端部まで延出し、プローブ20をシー
ルすることが可能である。絶縁物37および絶縁本体5
2はテフロン(PTFE)で構成されることが好まし
い。
【0061】図3によると、図5および図6に示されて
いるプローブ20は、内側導体51、絶縁本体52、お
よび外側導体53からなる同軸ケーブル54を介して、
50オームであることが好ましい終端抵抗50を有する
A/D変換器22に接続されている。前記同軸ケーブル
の特性波インピーダンスはプローブ20および終端抵抗
50の特性波インピーダンスに対応する。
【0062】本発明による装置35は同軸ケーブル54
(図5参照)として実際の計測電極21に形成されるの
で、測定すべき放電電流の周波数に対して広い帯域幅が
このプローブ20によって達成され得る。広い帯域幅を
有する測定信号の伝送は計測電極21から例えばA/D
変換器22の入力への反射なく達成される。終端抵抗5
0がケーブルの特性波インピーダンスに対応する例えば
50オームを有する場合には、プローブ20の入力抵抗
はプラズマに対する計測電極21の空間電荷容量のリア
クティブインピーダンスに比較して小さく、計測電極2
1によるリアクタ2のRF電位はプラズマとアース電極
との間の電位に比較して無視し得るほど小さい。50M
Hz以下のここに使用されている技術的なプラズマおよ
び励起周波数の場合、計測電極21の直径は約5mmで
ある。
【0063】本発明による他の好適実施例の装置35が
図6に一部断面として示されている。ここに図示されて
いる真空フィードスルー44は、カバープレート55を
備えている。このカバープレート55は詳細には図示さ
れていないクランプ56によりシールリング57を介し
て真空フィードスルー44の自由端部においてフランジ
形状の肩部60に確実に連結されている。カバープレー
ト55は両側に同軸コネクタ61を有し、この同軸コネ
クタ61の一端はコネクタ(メイル)のように形成さ
れ、他端はブッシング(フィメイル)のように形成され
ていることが好ましい。リアクタの壁5に向けられてい
る同軸コネクタ61は、図6には詳細に図示されていな
い対応するカウンターコネクタ62に接続されている。
この接続の構成要素(内側導体51、絶縁本体52およ
び外側導体53)は、図5の実施例のものに対応してい
る。この結果、内側導体51は実際の計測電極21に電
気的に直接接続され、外側導体53は壁要素63を介し
てリアクタ2の壁5に電気的に接続されている。絶縁本
体52および絶縁物37は一方においては内側導体51
および計測電極21の間に延出し、他方においては外側
導体53と壁要素63との間に延出している。絶縁本体
52、絶縁物37およびカバープレート55はテフロン
で構成されることが好ましい。図6によれば、真空フィ
ードスルー44の円筒形部分はリアクタの側壁5に溶接
されている。
【0064】本発明の最後に説明した実施例において
は、放電電流は計測電極21から内側導体51および図
3に示されている導体24を介してA/D変換器22に
流れるとともに、この変換器22からまた同軸ケーブル
として形成されている導体24、外側導体53、壁要素
63を介してアース電極の一部として作用するリアクタ
2の側壁5に流れる。シールリング57が真空シールの
ように形成され、電気的接触が壁要素63の周面とリア
クタの側壁5との間に存在することは明らかである。放
電電流の励起は本発明の最後に説明した実施例による装
置によって約500MHzまでの広い帯域幅で測定する
ことができる。この測定はプローブ20とA/D変換器
22との間の距離に比較的無関係である。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、塵の蓄積,材料の層,
リアクタンス材に対して比較的感度が低いため、長期に
わたって高い安定性を得ることができ、本発明の方法に
て決定された絶対プラズマパラメータの良好な信頼性お
よび再現性を保証することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】正規化された時間に対する放電電流の測定部分
を示す図である。
【図2】正規化された周波数に対する測定電流のフーリ
ェスペクトルを示す図である。
【図3】絶対プラズマパラメータを決定する本発明の装
置の構成を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施例によるリアクタにおける
無線周波放電電流を測定する装置の部分断面図である。
【図5】本発明の第2の実施例によるリアクタにおける
無線周波放電電流を測定する装置の部分断面図である。
【図6】本発明の第3の実施例によるリアクタにおける
無線周波放電電流を測定する装置の部分断面図である。
【符号の説明】
1 絶対プラズマパラメータの決定装置 2 リアクタ 3 電極 4 上壁 5,6 側壁 7 底壁 10 無線周波電極 17 プラズマ 20 プローブ 21 計測電極 22 アナログ/ディジタル(A/D)変換器 23 データ処理装置 35 装置 41 真空フィールドスルー 50 終端抵抗 51 内側導体 52 絶縁本体 53 外側導体 54 同軸ケーブル 61 同軸コネクタ 62 カウンターコネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−94898(JP,A) 特開 平7−326489(JP,A) 特開 平7−326490(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05H 1/00 H05H 1/46

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非対称無線周波(RF)低圧プラズマの
    絶対プラズマパラメータを決定する方法において、 a) 約10MHzと100MHzとの間の励起周波数
    によってプラズマリアクタ内で無線周波交番電界を発生
    させ、前記交番電界により、放電がRF電極の前の空間
    電荷シースの非線形性のために放電電流の調和振動で自
    励され、 b) アース電極として作用する前記プラズマリアクタ
    の一部においてプラズマ内で発生する無線周波放電電流
    を測定し、測定された電流をアナログ信号という形式で
    電圧に変換し、 c) b)で測定された前記アナログ信号をディジタル
    信号に変換し、 d) c)で得られたディジタル信号からプラズマパラ
    メータを数学アルゴリズムにより評価する、 工程を有することを特徴とする非対称無線周波低圧プラ
    ズマの絶対プラズマパラメータを決定する方法。
  2. 【請求項2】 放電の少なくとも1つの共振周波数が、
    放電電流がどのようにして適時に発生するかに基づいて
    決定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 RF電極の前の調和振動におけるイオン
    密度分布が、放電電流がどのようにして適時に発生する
    かに基づいて決定され、測定された放電電流が全放電電
    流の一部によって形成され、その一部が周波数に対して
    ほぼ無関係であることを特徴とする請求項1または2に
    記載の方法。
  4. 【請求項4】 周波数に無関係である全放電電流の前記
    一部が、アース電極として作用するリアクタの一部とR
    F電極の面積比によって第1アプローチで評価されるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 プラズマの中性粒子に対する電子の衝突
    のために減衰振動するシステムの減衰定数が、放電電流
    がどのようにして適時に発生するかに基づいて求められ
    ることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載
    の方法。
  6. 【請求項6】 RF電極または少なくともその直流部分
    の電位はRF電極の前の空間電荷シースの平均の厚さの
    絶対値の決定および/または平均イオンエネルギの決定
    のために測定されることを特徴とする請求項1乃至5の
    何れか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 アース電極(3〜7)として作用するプ
    ラズマリアクタ(2)の一部における無線周波放電電流
    を測定する装置であって、 計測電極(21)は周面(36)に電気的絶縁物を有
    し、前記計測電極(21)は前記アース電極(3〜7)
    の少なくとも一部として作用するリアクタ壁(5)のフ
    ランジまたは凹部(40)に位置決めされ、前記絶縁物
    (37)が計測電極(21)とリアクタ(2)の壁
    (5)の間に少なくとも設けられ、前記計測電極(2
    1)の前面(41)がリアクタ(2)の内部空間(4
    2)に向けられているリアクタ(2)の内壁(43)と
    ほぼ一致しており、 前記計測電極(21)の前面(41)が、計測電極(2
    1)により達成されるリアクタ(2)内のRF電位が、
    プラズマ(17)とアース電極(3〜7)に比較して無
    視できるほど小さく作成されることを特徴とする装置。
  8. 【請求項8】 前記計測電極(21)が、電気的に絶縁
    された真空フィードスルー(44)によりリアクタ
    (2)に取り付けられ、前記計測電極(21)が、リア
    クタ(2)外部でアースされている棒状導体(45)を
    有し、この棒状導体(45)が、測定された電流(I)
    から電圧(U)を発生させる変流器(46)に接続され
    ていることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 プローブ(20)が電気的に絶縁された
    真空フィードスルー(44)によりリアクタ(2)に設
    けられ、前記プローブ(20)が、計測電極(21)に
    接続された内側導体(51)、この内側導体(51)の
    周囲を取り囲んでいる絶縁本体(52)、前記計測電極
    (21)の絶縁物(37)、およびリアクタ(2)の壁
    (5)に接続された外側導体(53)をそれぞれ有し、
    前記外側導体(53)はフランジまたは凹部内でリアク
    タ壁(5)の内側にできる限り接近して設けられ、前記
    計測電極(21)の同軸構造が特性波インピーダンスが
    好ましくは50オームであるように設計されていること
    を特徴とする請求項7に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記プローブ(20)が、内側導体
    (51)、絶縁本体(52)および外側導体(53)を
    有する同軸ケーブル(54)を介して、好ましくは50
    オームの終端抵抗(50)を有するアナログーディジタ
    ル変換器(22)に接続され、前記同軸ケーブル(5
    4)の特性波インピーダンスが、前記プローブ(20)
    および終端抵抗(50)のそれぞれのインピーダンスに
    対応していることを特徴とする請求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記真空フィードスルー(44)が両
    側に同軸コネクタ(61)を具備し、前記同軸コネクタ
    (61)は、前記内側導体(51)、絶縁本体(52)
    および外側導体(53)に接続されているカウンターコ
    ネクタ(62)に接続されていることを特徴とする請求
    項9または10に記載の装置。
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