JP2872693B2 - 乾板の露光装置 - Google Patents

乾板の露光装置

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  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 乾板の露光装置に関し、 裏面に反射防止用の膜を設けた乾板を用いる必要がな
く、安価なバックコートレスの乾板を用いて鮮明な像を
容易に形勢することが可能な露光装置を提供することを
目的とし、 表面に感光層を設けた乾板を支持する支持手段と、当
該感光層を露光するための露光手段とを有した乾板の露
光装置であって、前記支持手段が、前記乾板を透過した
光を吸収する軟質部材と当該乾板の支持部に配した支持
台と、前記軟質部材を前記乾板の裏面に密着させるため
の負圧源とを備えてなることを特徴として構成される。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、乾板の露光装置に関し、特にホログラムパ
ターンなどの微細な形成に利用される。
乾板(写真乾板)は、現像などの処理による寸法変化
や変形が極めて少ないので、写真像の正確な大きさ又は
高解像度が要求される工業用の写真感光材料として用い
られており、乾板による写真像形成の低コスト化及び容
易化が要望されている。
〔従来の技術〕
一般に、露光装置は、表面に感光層を設けたガラス板
からなる乾板を固定するための支持台と、支持された乾
板の感光層を所望の像に対応させて露光する露光手段と
を主要部として構成されている。
通常、乾板は、感光層を露光手段側に向けて支持台に
挟持部材などによって固定される。つまり、支持台には
乾板の裏面が対向する。
露光手段は、光源、及びレンズやミラーなどの光学部
材を有し、原画像からの透過光又は反射光を乾板に入射
させるように構成されるか、又は光源からの光ビームを
偏向して感光層を露光するように構成される。
このような露光装置を用い、特に鮮明な写真像を感光
像に写し込もうとする場合には、乾板の裏面に塗料など
からなる反射防止用の被膜(バックコート)が設けられ
る。これにより、乾板の表面側から入射して感光層及び
ガラス板を透過した光が、被膜によって吸収され、支持
台の支持面などでの反射光による裏面側からの感光層の
露光が防止されるので、多重露光による像の重なりが無
くなる。
被膜は、通常は、露光後に感光層を現像する以前又は
現像時に除去される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のように、従来では、写真像の形成に際し、裏面
に反射防止用の被膜を設けた特別の乾板を用意する必要
があった。このため、乾板が高価なものとなり、また、
反射防止膜の除去工程が必要であることにより写真像の
形成工程が複雑化するといった問題があった。
本発明は、上述の問題に鑑み、裏面に反射防止用の膜
を設けた乾板を用いる必要がなく、安価なバックコート
レスの乾板を用いて鮮明な像を容易に形成することが可
能な露光装置を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上述の課題を解決するため、第1図に示す
ように、表面に感光層31を設けた乾板3を支持する支持
手段10と、当該感光層31を露光するための露光手段20と
を有した乾板の露光装置1であって、前記支持手段10
が、前記乾板3を透過した光を吸収する軟質部材12を当
該乾板3の支持部11aに配した支持台11と、前記軟質部
材12を前記乾板3の裏面に密着させるための負圧源13と
を備えてなることを特徴として構成される。
〔作用〕
表面に感光層31を設けた乾板3は、支持台11によっ
て、支持台11の支持台11aに配した軟質部材12を介して
支持される。
負圧源13は、吸引により軟質部材12を乾板3の裏面に
密着させる。
露光手段20は、乾板3の感光層31を露光する。
軟質部材12は、乾板3を透過した光を吸収する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明に係る露光装置1の要部を模式的に示
す図、第2図は露光手段20の概略の構成を示す図であ
る。
露光装置1は、ガラス板30の表面に感光層31を設けた
乾板3を支持する支持部10と、乾板3と対向するように
配置されて感光層31を露光するためのレーザービムLBを
射出する露光手段20とを有している。
支持部10は、支持面11aに軟質ゴム板12を取り付けた
支持台11、真空ポンプ13、方向制御弁14、加圧ポンプ1
5、及び配管部材16,17,18から構成されている。支持台1
1の内部には、支持面11aに開口部をもつ通気孔11bが設
けられている。
軟質ゴム板12は、レーザービームLBの波長帯域の光を
吸収する色及び表面状態の軟質ゴムからなり、この軟質
ゴム板12には、通気孔11bと連通する透孔12aが設けられ
ている。
以上のように構成された露光装置1は、例えば、バー
コード読み取り装置に組み込まれるホログラム板ガラス
の作製に用いられる。すなわち、乾板3を露光装置1に
装着し感光層31を露光した後、感光層31を現像すること
により、例えば200mm×260mm角のガラス板30の表面に所
定のホログラムパターンを設けたホログラム板ガラスが
作製される。
ホログラム板ガラスとなる乾板3の裏面には、反射防
止用の被膜は形成されていない。つまり、乾板3はバッ
クコートレスである。
乾板3を支持台11に装着するときは、その裏面を支持
台11側に向けて透孔12aを塞ぐようにセットし、真空ポ
ンプ13により軟質ゴム板12と乾板3との間隙内の空気を
吸引する。これにより、乾板3の裏面と軟質ゴム板12と
が密着し、乾板3が吸着により支持台11に固定される。
第2図において、露光手段20は、例えば、波長が488n
mのレーザービームLbを射出するアルゴンガスレーザー2
1、ビームシャッター22、ミラー23,24、ハーフミラー2
5、及びレンズ26,27から構成されている。
アルゴンガスレーザー21から射出されたレーザービー
ムLBは、ハーフミラー25によってビームLBaとビームLBb
とに分岐され、各ビームLBa,LBbがそれぞれレンズ26,27
を介して乾板3に入射するようになっている。すなわ
ち、乾板3の感光層31は、2方向から入射するビームLB
a,LBbによって、干渉縞からなる所定のホログラムパタ
ーンが形成されるように露光される。
このとき、感光層31及びガラス板30を透過して乾板3
の裏面から射出したビームLBa,LBbは、軟質ゴム板12に
よって吸収される。すなわち、乾板3の裏面に密着した
軟質ゴム板12は、従来において乾板の裏面に設けられた
反射防止膜と同様の作用を奏し、感光層31が乾板3の裏
面側から露光されるのを防止する。
このように、表面側からのみ入射するビームLBa,LBb
によって露光された乾板3は、支持台11から取り外され
て現像工程へ送られる。乾板3を取り外すときは、方向
制御弁14の切り替えによって通気孔11bは加圧ポンプ15
との接続され、乾板3と軟質ゴム板12との間に空気が強
制的に流入される。なお、通気孔11bを大気解放とする
ことによって、乾板3と軟質ゴム板12との吸着状態を解
除することもできるが、乾板3の取り外しの迅速化を図
る上で、加圧ポンプ15を用いるのが望ましい。
上述の実施例によると、裏面に反射防止用の被膜を形
成した高価な乾板を用いる必要がない。つまり、乾板3
の作製にあたっては、ガラス板30の表面に感光層31を形
成するだけでよい。また、露光後に被膜を除去する必要
もない。したがって、ホログラム板ガラスのコトスダウ
ンを図ることができる。
〔発明の効果〕
本発明によると、裏面に反射防止用の膜を設けた乾板
を用いる必要がなく、安価なバックコートレスの乾板を
用いて鮮明な像を容易に形成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る露光装置の要部を模式的に示す
図、 第2図は露光手段の概略の構成を示す図である。 図において、 1は露光装置、3は乾板、10は支持部(支持手段)、11
は支持台、11aは支持面(支持部)、12は軟質ゴム板
(軟質部材)、13は真空ポンプ(負圧源)、20は露光手
段、31は感光層である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に感光層(31)を設けた乾板(3)を
    支持する支持手段(10)と、当該感光層(31)を露光す
    るための露光手段(20)とを有した乾板の露光装置
    (1)であって、 前記支持手段(10)が、 前記乾板(3)を透過した光を吸収する軟質部材(12)
    を当該乾板(3)の支持部(11a)に配した支持台(1
    1)と、 前記軟質部材(12)を前記乾板(3)の裏面に密着させ
    るための負圧源(13)と を備えてなる ことを特徴とする乾板の露光装置。
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