JP2872115B2 - Isdn端末 - Google Patents
Isdn端末Info
- Publication number
- JP2872115B2 JP2872115B2 JP8156563A JP15656396A JP2872115B2 JP 2872115 B2 JP2872115 B2 JP 2872115B2 JP 8156563 A JP8156563 A JP 8156563A JP 15656396 A JP15656396 A JP 15656396A JP 2872115 B2 JP2872115 B2 JP 2872115B2
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- Japan
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- signal
- voltage
- isdn terminal
- transmission
- line
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- Telephonic Communication Services (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてファント
ム給電能力を持つ回線終端装置(以下、DSUとする)
と接続されると共に、送受信回線を自動的に選択する回
線自動的選択機能付きISDN(サービス総合デジタル
網)端末に関する。
ム給電能力を持つ回線終端装置(以下、DSUとする)
と接続されると共に、送受信回線を自動的に選択する回
線自動的選択機能付きISDN(サービス総合デジタル
網)端末に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のISDN端末において
は、モジュラーケーブルや2組のツイストペアーケーブ
ル等によりDSUと接続されているが、例えば配線誤り
等によりDSUの送受信回路が停止状態になるとその送
受信回線が誤って接続される場合がある。そこで、こう
した場合にはISDN端末の送受信回線を接続する際の
誤接続防止のため、ISDNテスタ等の測定器を繋いで
DSUへテスト信号として同期確立要求通知信号を送出
し、DSUから戻ってくる応答通知信号を解析すること
でDSUの状態を把握している。
は、モジュラーケーブルや2組のツイストペアーケーブ
ル等によりDSUと接続されているが、例えば配線誤り
等によりDSUの送受信回路が停止状態になるとその送
受信回線が誤って接続される場合がある。そこで、こう
した場合にはISDN端末の送受信回線を接続する際の
誤接続防止のため、ISDNテスタ等の測定器を繋いで
DSUへテスト信号として同期確立要求通知信号を送出
し、DSUから戻ってくる応答通知信号を解析すること
でDSUの状態を把握している。
【0003】因みに、こうした通信接続において適用可
能な電気的接続の検出並びに検査に関連する一般的な公
知技術としては、例えば特開昭61−280629号公
報に開示され電気接続用コネクタピンを自動的に検査す
る装置ならびに方式や、特開昭62−186382号公
報に開示された複数ピンをもつ物品のピン配列検査方式
等が挙げられる。
能な電気的接続の検出並びに検査に関連する一般的な公
知技術としては、例えば特開昭61−280629号公
報に開示され電気接続用コネクタピンを自動的に検査す
る装置ならびに方式や、特開昭62−186382号公
報に開示された複数ピンをもつ物品のピン配列検査方式
等が挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したISDN端末
の場合、DSUの停止状態にあってはDSUに対してテ
スト信号を送出したり、DSUからの応答通知信号を解
析するために必ずISDNテスタ等の測定器が必要とな
るため、こうした場合の保守点検性や操作性が優れない
という問題がある。
の場合、DSUの停止状態にあってはDSUに対してテ
スト信号を送出したり、DSUからの応答通知信号を解
析するために必ずISDNテスタ等の測定器が必要とな
るため、こうした場合の保守点検性や操作性が優れない
という問題がある。
【0005】又、上述したISDN端末の場合、ISD
N端末からのDSUへの同期確立要求に対してDSUか
ら反応が無かった場合、DSUが故障しているのか、或
いはケーブルの誤接続なのかを判断できないという不便
がある。
N端末からのDSUへの同期確立要求に対してDSUか
ら反応が無かった場合、DSUが故障しているのか、或
いはケーブルの誤接続なのかを判断できないという不便
がある。
【0006】本発明は、このような問題点を解決すべく
なされたもので、その技術的課題は、測定器を使用せず
にDSUから通知情報を得なくても送受信回線を自動的
に選択し得るISDN端末を提供することにある。
なされたもので、その技術的課題は、測定器を使用せず
にDSUから通知情報を得なくても送受信回線を自動的
に選択し得るISDN端末を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、回線終
端装置から供給されるファントム給電に応じて自動的に
送受信回線を選択するISDN端末であって、ファント
ム給電の電圧を負荷消費した負荷消費信号を出力する疑
似負荷回路と、負荷消費信号の電圧を測定した結果を示
す電圧信号を出力する電圧計と、負荷消費信号の電流を
測定した結果を示す電流信号を出力する電流計と、電圧
信号及び電流信号に応じて消費電力を測定検出した結果
に応じて送受信回線を切り替え制御するための切替制御
信号を出力する制御部とから成る回線切替制御手段を有
するISDN端末が得られる。
端装置から供給されるファントム給電に応じて自動的に
送受信回線を選択するISDN端末であって、ファント
ム給電の電圧を負荷消費した負荷消費信号を出力する疑
似負荷回路と、負荷消費信号の電圧を測定した結果を示
す電圧信号を出力する電圧計と、負荷消費信号の電流を
測定した結果を示す電流信号を出力する電流計と、電圧
信号及び電流信号に応じて消費電力を測定検出した結果
に応じて送受信回線を切り替え制御するための切替制御
信号を出力する制御部とから成る回線切替制御手段を有
するISDN端末が得られる。
【0008】又、本発明によれば、上記ISDN端末に
おいて、制御部は消費電力の測定検出結果に応じて疑似
負荷回路における負荷設定を変更指定するISDN端末
が得られる。
おいて、制御部は消費電力の測定検出結果に応じて疑似
負荷回路における負荷設定を変更指定するISDN端末
が得られる。
【0009】更に、本発明によれば、上記ISDN端末
において、切替制御信号に応じて送受信回線の切り替え
を行う回線切替部を備えたISDN端末が得られる。
において、切替制御信号に応じて送受信回線の切り替え
を行う回線切替部を備えたISDN端末が得られる。
【0010】
【作用】一般に、ISDN端末における送受信回線に
は、DSUから供給されるファントム給電の電力能力に
応じて420mW以下の給電が可能な制限モード給電
と、1W以上の給電が可能なノーマルモード給電との2
つのモードが存在する。DSUにおいて、制限モード給
電時には送信側の電圧が受信側の電圧より高くなるが、
ノーマルモード給電時には電圧の極性が反転して受信側
の方が高くなる。
は、DSUから供給されるファントム給電の電力能力に
応じて420mW以下の給電が可能な制限モード給電
と、1W以上の給電が可能なノーマルモード給電との2
つのモードが存在する。DSUにおいて、制限モード給
電時には送信側の電圧が受信側の電圧より高くなるが、
ノーマルモード給電時には電圧の極性が反転して受信側
の方が高くなる。
【0011】本発明のISDN端末では、回線切替制御
手段において、DSUから供給されるファントム給電の
電力能力をノーマルモード給電か制限モード給電かで判
定し、そのときの電圧を確認することで送受信回線に対
する切り替えを制御するため、自動的に送受信回線を選
択して正しい方向に切り替えられる。このため、ISD
Nテスタ等の測定器が不要となり、DSUの送受信回路
が動作していなくてもその給電部が正常に動いていれ
ば、送受信回線を自動選択接続できる。
手段において、DSUから供給されるファントム給電の
電力能力をノーマルモード給電か制限モード給電かで判
定し、そのときの電圧を確認することで送受信回線に対
する切り替えを制御するため、自動的に送受信回線を選
択して正しい方向に切り替えられる。このため、ISD
Nテスタ等の測定器が不要となり、DSUの送受信回路
が動作していなくてもその給電部が正常に動いていれ
ば、送受信回線を自動選択接続できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に実施例を挙げ、本発明のI
SDN端末について、図面を参照して詳細に説明する。
SDN端末について、図面を参照して詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例に係るISDN
端末10の基本構成をDSU1を含めて回路ブロック図
により示したものである。
端末10の基本構成をDSU1を含めて回路ブロック図
により示したものである。
【0014】ここで、DSU1は、ファントム給電を供
給するための給電部5を備える他、ISDN端末10の
トランス13,14との間でそれぞれ接続されたトラン
ス3,4が設けられており、更にトランス3は給電部5
及び送信回路2に,トランス4は給電部5及び受信回路
6にそれぞれ接続されている。即ち、DSU1は、送信
回路2,受信回路6を有しており、これらはそれぞれト
ランス3,4を介して送信信号及び受信信号をISDN
端末10との間で授受できるようになっている。又、D
SU1は、ISDN端末10へ電力を供給するための給
電部5を有しており、この給電部5はトランス3,4の
中点に電圧を印加している。
給するための給電部5を備える他、ISDN端末10の
トランス13,14との間でそれぞれ接続されたトラン
ス3,4が設けられており、更にトランス3は給電部5
及び送信回路2に,トランス4は給電部5及び受信回路
6にそれぞれ接続されている。即ち、DSU1は、送信
回路2,受信回路6を有しており、これらはそれぞれト
ランス3,4を介して送信信号及び受信信号をISDN
端末10との間で授受できるようになっている。又、D
SU1は、ISDN端末10へ電力を供給するための給
電部5を有しており、この給電部5はトランス3,4の
中点に電圧を印加している。
【0015】一方、ISDN端末10は、回線切替部1
6により送受信回線として自動選択により切り替えられ
る送信回路15及び受信回路11を備える他、DSU1
からのファントム給電の電圧を負荷消費した負荷消費信
号を出力する疑似負荷回路18と、負荷消費信号の電圧
を測定した結果を示す電圧信号を出力する電圧計20
と、負荷消費信号の電流を測定した結果を示す電流信号
を出力する電流計19と、電圧信号及び電流信号に応じ
てファントム給電の電圧を消費した消費電力を測定検出
すると共に、その測定検出の結果(DSU1からのファ
ントム給電が制限モード給電かノーマルモード給電か)
に応じて送受信回線を切り替えを制御するための切替制
御信号を出力する制御部17とから成る回線切替制御手
段を備えている。
6により送受信回線として自動選択により切り替えられ
る送信回路15及び受信回路11を備える他、DSU1
からのファントム給電の電圧を負荷消費した負荷消費信
号を出力する疑似負荷回路18と、負荷消費信号の電圧
を測定した結果を示す電圧信号を出力する電圧計20
と、負荷消費信号の電流を測定した結果を示す電流信号
を出力する電流計19と、電圧信号及び電流信号に応じ
てファントム給電の電圧を消費した消費電力を測定検出
すると共に、その測定検出の結果(DSU1からのファ
ントム給電が制限モード給電かノーマルモード給電か)
に応じて送受信回線を切り替えを制御するための切替制
御信号を出力する制御部17とから成る回線切替制御手
段を備えている。
【0016】ここで、制御部17は、消費電力の測定検
出結果に応じて疑似負荷回路18における負荷設定を変
更指定する。又、回線切替部16は、制御部17からの
切替制御信号に応じて正しく送信回路15及び受信回路
11を切り替える。更に、このISDN端末10では、
回線切替部16に対して並列に一対のトランス13,1
4が接続され、トランス13は疑似負荷回路18及び電
圧計20に,トランス14は電流計19に接続されてい
る。
出結果に応じて疑似負荷回路18における負荷設定を変
更指定する。又、回線切替部16は、制御部17からの
切替制御信号に応じて正しく送信回路15及び受信回路
11を切り替える。更に、このISDN端末10では、
回線切替部16に対して並列に一対のトランス13,1
4が接続され、トランス13は疑似負荷回路18及び電
圧計20に,トランス14は電流計19に接続されてい
る。
【0017】即ち、ISDN端末10ではDSU1から
のファントム給電の電圧がトランス13,14の中点に
印加されると共に、疑似負荷回路18に印加される。疑
似負荷回路18では、制御部17からの指示により40
0mW相当の負荷と1W相当の負荷とを切り替え設定す
るが、そのときの疑似負荷回路18の両端の負荷消費信
号における電圧値を電圧計20で測定し、負荷消費信号
における電流値を電流計19で測定する。測定された電
圧値及び電流値は制御部17に通知され、制御部17で
はそれらの値に基づいて消費電力の測定検出結果に応じ
て接続されるべき回線に切り替えられるように回線切替
部16へ切替制御信号を送出し、回線切替部16では受
信回路11,送信回路15を切り替える。
のファントム給電の電圧がトランス13,14の中点に
印加されると共に、疑似負荷回路18に印加される。疑
似負荷回路18では、制御部17からの指示により40
0mW相当の負荷と1W相当の負荷とを切り替え設定す
るが、そのときの疑似負荷回路18の両端の負荷消費信
号における電圧値を電圧計20で測定し、負荷消費信号
における電流値を電流計19で測定する。測定された電
圧値及び電流値は制御部17に通知され、制御部17で
はそれらの値に基づいて消費電力の測定検出結果に応じ
て接続されるべき回線に切り替えられるように回線切替
部16へ切替制御信号を送出し、回線切替部16では受
信回路11,送信回路15を切り替える。
【0018】そこで、以下はISDN端末10及びDS
U1に係るシステムの動作を具体的に説明する。先ずD
SU1からISDN端末10へ電力供給としてファント
ム給電を供給するが、このとき、DSU1がノーマルモ
ード給電の場合、給電部5は最低1W以上のファントム
給電が可能であり、電圧の低い方がDSU1の送信回路
2の側である。
U1に係るシステムの動作を具体的に説明する。先ずD
SU1からISDN端末10へ電力供給としてファント
ム給電を供給するが、このとき、DSU1がノーマルモ
ード給電の場合、給電部5は最低1W以上のファントム
給電が可能であり、電圧の低い方がDSU1の送信回路
2の側である。
【0019】ISDN端末10では、DSU1からのフ
ァントム給電の電圧がトランス13,14の中点及び疑
似負荷回路18に印加されるため、制御部17からの指
示により疑似負荷回路18において1W相当の負荷を接
続して電圧計20で疑似負荷回路18の両端の電圧を測
定し、そのときの負荷消費信号における電圧を測定した
結果を制御部17へ通知する。制御部17では、ノーマ
ルモード給電電圧の規格値42Vから32Vの範囲に入
っているか否か確認し、規格値内の場合はノーマルモー
ド給電をDSU1が供給していると判断し、受信回路1
1を電圧の低い方に接続するように切替制御信号として
回線切替部16に指示する。回線切替部16ではその旨
の切替制御信号を受けると、受信回路11を電圧の低い
方に接続し、送信回路15を電圧の高い方に接続する。
ァントム給電の電圧がトランス13,14の中点及び疑
似負荷回路18に印加されるため、制御部17からの指
示により疑似負荷回路18において1W相当の負荷を接
続して電圧計20で疑似負荷回路18の両端の電圧を測
定し、そのときの負荷消費信号における電圧を測定した
結果を制御部17へ通知する。制御部17では、ノーマ
ルモード給電電圧の規格値42Vから32Vの範囲に入
っているか否か確認し、規格値内の場合はノーマルモー
ド給電をDSU1が供給していると判断し、受信回路1
1を電圧の低い方に接続するように切替制御信号として
回線切替部16に指示する。回線切替部16ではその旨
の切替制御信号を受けると、受信回路11を電圧の低い
方に接続し、送信回路15を電圧の高い方に接続する。
【0020】次に、DSU1が制限モード給電の場合、
疑似負荷回路18に1Wの負荷を接続すると、電圧計2
0では規格値42Vから32Vの範囲を下回ってしま
う。そこで、電圧計20での電圧値が規格値以下の場
合、制御部17は疑似負荷回路18に対して400mW
の負荷に切り換えるよう指示を出す。これにより、電圧
計20で400mWの負荷に切り替わった疑似負荷回路
18の両端の電圧を測定し、且つ電流計19で電流を測
定し、そのときの負荷消費信号における電圧値と電流値
とを制御部17に通知する。
疑似負荷回路18に1Wの負荷を接続すると、電圧計2
0では規格値42Vから32Vの範囲を下回ってしま
う。そこで、電圧計20での電圧値が規格値以下の場
合、制御部17は疑似負荷回路18に対して400mW
の負荷に切り換えるよう指示を出す。これにより、電圧
計20で400mWの負荷に切り替わった疑似負荷回路
18の両端の電圧を測定し、且つ電流計19で電流を測
定し、そのときの負荷消費信号における電圧値と電流値
とを制御部17に通知する。
【0021】制御部17では、電流値及び電圧値を乗じ
た値(消費電力値)が400mW以上であり、且つ電圧
値が規程値42Vから32Vの範囲内であることを確認
することにより、DSU1が制限モード給電であること
を判定し、回線切替部16に受信回路11を電圧の高い
方に制御するように切替制御信号として回線切替部16
に指示する。回線切替部16ではその旨の切替制御信号
を受けると、受信回路11を電圧の高い方に接続し、送
信回路15を電圧の低い方に接続する。
た値(消費電力値)が400mW以上であり、且つ電圧
値が規程値42Vから32Vの範囲内であることを確認
することにより、DSU1が制限モード給電であること
を判定し、回線切替部16に受信回路11を電圧の高い
方に制御するように切替制御信号として回線切替部16
に指示する。回線切替部16ではその旨の切替制御信号
を受けると、受信回路11を電圧の高い方に接続し、送
信回路15を電圧の低い方に接続する。
【0022】このような切り替え制御を行うことによ
り、自動的にDSU1の送受信回線(送信回路2,受信
回路6)に合わせた送受信回線(送信回路15,受信回
路11)の選択切り替え接続を行わせることができる。
り、自動的にDSU1の送受信回線(送信回路2,受信
回路6)に合わせた送受信回線(送信回路15,受信回
路11)の選択切り替え接続を行わせることができる。
【0023】
【発明の効果】以上に述べた通り、本発明のISDN端
末によれば、DSUにおける送受信信号を使用せずにフ
ァントム給電の電圧及び消費電力を測定検出して給電モ
ードを判定することで送受信回線の向きを容易に設定し
て自動的に接続すべき送受信回線を切り替え選択してい
るので、特別なISDNテスタ等の試験器を要すること
無く、DSUの給電部が正常であれば、DSUの送受信
回路が動作していなくても(DSUから通知情報が得ら
れなくても)、誤接続無く、正しく送受信回路を自動的
に選択切り替え接続できるようになる。
末によれば、DSUにおける送受信信号を使用せずにフ
ァントム給電の電圧及び消費電力を測定検出して給電モ
ードを判定することで送受信回線の向きを容易に設定し
て自動的に接続すべき送受信回線を切り替え選択してい
るので、特別なISDNテスタ等の試験器を要すること
無く、DSUの給電部が正常であれば、DSUの送受信
回路が動作していなくても(DSUから通知情報が得ら
れなくても)、誤接続無く、正しく送受信回路を自動的
に選択切り替え接続できるようになる。
【図1】本発明の一実施例に係るISDN端末の基本構
成をDSUを含めて示した回路ブロック図である。
成をDSUを含めて示した回路ブロック図である。
1 DSU 2,15 送信回路 3,4,13,14 トランス 5 給電部 6,11 受信回路 10 ISDN端末 16 回線切替部 17 制御部 18 疑似負荷回路 19 電流計 20 電圧計
Claims (3)
- 【請求項1】 回線終端装置から供給されるファントム
給電に応じて自動的に送受信回線を選択するISDN端
末であって、前記ファントム給電の電圧を負荷消費した
負荷消費信号を出力する疑似負荷回路と、前記負荷消費
信号の電圧を測定した結果を示す電圧信号を出力する電
圧計と、前記負荷消費信号の電流を測定した結果を示す
電流信号を出力する電流計と、前記電圧信号及び前記電
流信号に応じて前記消費電力を測定検出した結果に応じ
て前記送受信回線を切り替え制御するための切替制御信
号を出力する制御部とから成る回線切替制御手段を有す
ることを特徴とするISDN端末。 - 【請求項2】 請求項1記載のISDN端末において、
前記制御部は、前記消費電力の測定検出結果に応じて前
記疑似負荷回路における負荷設定を変更指定することを
特徴とするISDN端末。 - 【請求項3】 請求項1記載のISDN端末において、
前記切替制御信号に応じて前記送受信回線の切り替えを
行う回線切替部を備えたことを特徴とするISDN端
末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8156563A JP2872115B2 (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | Isdn端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8156563A JP2872115B2 (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | Isdn端末 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH104463A JPH104463A (ja) | 1998-01-06 |
JP2872115B2 true JP2872115B2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=15630528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8156563A Expired - Lifetime JP2872115B2 (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | Isdn端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2872115B2 (ja) |
-
1996
- 1996-06-18 JP JP8156563A patent/JP2872115B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH104463A (ja) | 1998-01-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981209 |