JP2871782B2 - 麺線の切断方法 - Google Patents

麺線の切断方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、麺の加工工程において麺線を所定の長さ
に切断する方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、麺の加工は、第6図に示す工程に追って行われ
ていた。すなわち、まず、小麦粉や水などの麺の材料を
混練し、これを幅方向に並列する多数の麺線に加工する
とともに、これを熱した油が満たされたフライパン内に
通過させて油揚げし、これをカッタを用いて所定の長さ
に切断して、一食分の麺線にしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、麺線は油揚げすると固くなるととも
に、麺内部がポーラス状となって脆くなる。そして、上
記の麺の加工工程のように麺線を油揚げしてから切断し
ようとすると、カッタが当接して麺線に力が加わった際
に、その切断位置以外のところでも折れてしまい、よっ
て切断位置の周辺が細かく砕けてしまうなどして、きれ
いに切断できず、切断片の長さが一定に揃わないという
問題点があった。
一方、予め麺線を切断した後に、これら切断片をネッ
トコンベヤに乗せ、フライパンを通過させて油揚げしよ
うとすると、これら切断片の一部がネットの編み目から
こぼれてしまうほか、ばらばらになっている各切断片は
熱により変形してしまうという問題点があった。
そこで、この発明は、油揚げする前に麺線を切断する
ことなく、油揚げの後に所定の位置で切断することがで
き、もって切断片の長さの揃ったものとすることができ
る麺線の切断方法を提案することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、第1図に示すように、混練した麺の材料
を線状の麺線に加工し、この麺線を油揚げした後に、所
定の長さの切断片に切断する麺の加工工程において、前
記麺線を油揚げする前にこの麺線の厚み及び幅の少なく
とも一方を長さ方向の一部において薄くした切断用折り
目を所定間隔に形成し、油揚げした後にこの折り目に力
を加えて麺線を折り切り麺線の切断方法を提案して、上
記の課題を解決している。
〔作用〕
麺線には、切断すべき所定の間隔で切断用折り目を形
成していき、油揚げされた後、この折り目部分に力を加
えるように麺線を折り曲げ、この部分で麺線を折り切る
ことにより切断していく。
この際、切断用折り目の部分は、麺線の少なくとも厚
さ又は幅のいずれかが薄くなっており、他の部分に比べ
て強度が小さいために、麺線はこの折り目にしたがって
容易に折れて、所定の長さの切断片に切断される。
なお、麺線は、切断されることなく油揚げされるため
に、油揚げする際、麺線がばらばらになって一部がフラ
イパン内に脱落することはなく、さらに麺線が変形する
こともない。
〔実施例〕
この発明の実施例を第2図乃至第4図に基づいて説明
する。
第2図は本実施例の加工装置を示す説明図である。同
図に示すように、この加工装置1は、即席食品の具とし
て使用される油揚げ麺を製造する装置であり、以下、麺
の加工工程の順番にしたがって、本実施例を説明する。
まず、混練機2により、麺の原料となる小麦粉,塩,
水等を図示しないミキサブレードで混練して、麺の生地
3を製造し、この生地3を複合機4により複合して麺帯
5とする。この麺帯5は、さらに数組の圧延ローラから
なる圧延機6により所定の厚さに圧延した後、スリッタ
7を通過させて、麺帯5を長さ方向に平行に切断し且つ
幅方向に所定の間隔をあけて、並列する多数の麺線8を
加工する。この時、麺線8のそれぞれの一本は、例えば
幅1.5mm,厚さ1mm程度の太さとなる。そして、この麺線
8は折り目形成機9へ搬送されて、所定の間隔に切断用
折り目を付けていく。
第3図に、折り目形成機の斜視図を示す。同図に示す
ように、折り目形成機9は、麺線8の上側に配置される
折り目付けローラ10と麺線8の下側に配置される受けロ
ーラ11とからなる。
この折り目付けローラ10は、円筒体である本体10aの
両端を図示しない機枠に枢支して、麺線8をその進行方
向と直角に横断するように配置しており、この本体10a
の周側面には90度の間隔で4枚のブレード10bを放射状
に取りつけてある。また、受けローラ11もその両端が機
枠に枢支されることにより折り目付けローラ10と平行に
配置されている。そして、ブレード10b先端が最も下が
った場合の最下位置と、受けローラ11周側面の間には麺
線8の厚さ以下の所定の間隔が確保されており、両者は
当接することはない。なお、この間隔は加工する麺線8
の種類によって決定されるが、通常は麺線8の厚さの1/
4から3/4程度の深さに切断用折り目Cが付くように調節
されることが望ましい。
そして、折り目付けローラ10は、麺線8の搬送に連動
して回転し、麺線8をそのブレード10bの先端と受けロ
ーラ11の側面との間に挟み込んで、麺線8の上面に所定
の間隔、例えば25mm程度の間隔をもって切断用折り目C
を形成していく。
上記のように切断用折り目Cを形成した麺線8は、再
び第2図に図に説明するように、スチーマー12を通過さ
せてスチーミングした後に、味付機13により着味して油
揚げ準備を整える。そして、さらにこの麺線8をフライ
ヤー14のフライパン内の油中を図示しないネットコンベ
ヤに乗せ、所定時間をかけて通過させることにより油揚
げし、冷却機13により麺線8の温度を下げた後に、切断
機16により切断する。なお、油揚げされた後、冷却され
て低温になった麺線8は、油揚げの際の熱により内部の
水分が蒸発して、外部に向けての通気路ができてポーラ
ス状となるため、脆くなるとともに、加熱されたことに
よりしなやかさを失って固くなる。
第4図に切断機16の斜視図を示す。同図に示すよう
に、この切断機16は、麺線8の端部と対向する位置に配
置される曲げローラ17と、麺線8の端部付近の中途部を
上下から挟み込んで支持する支持具18とからなる。
曲げローラ17は、円筒体の本体17aが麺線8の搬送方
向に対して直角となるように、その両端を図示しない機
枠に枢支しており、この本体17aの周側面には、4枚の
ブレード17bが90度の間隔において放射状に固定されて
いる。一方、支持具18は、下側で麺線8を案内する下部
支持板18aと、上側から麺線8を抑え付ける上部支持板1
8bとを平行に重ねてなる。なお、支持具18と曲げローラ
17の本体17aとの間は、麺線8の隣接する折り目C間の
距離より若干長い距離を有している。
この曲げローラ17は麺線8が隣合う切断用折り目C間
の距離を搬送される毎に90度回転し、ブレード17bが麺
線8の端部の上側に当接する。そして、曲げローラ17が
さらに回転すると、ブレード17bが麺線8を下側に折り
曲げ、この折り曲げ力が一定の値を超えると、麺線8は
切断用折り目Cから折れ、切断片8aとなって下方に落下
する。この時、この切断位置より搬送方向手前の麺線8
は、上下の支持具18により固定されるために、折れ曲が
ることはなく、従って、所定の折り目C以外の位置で麺
線8が折り切られてしまうことはない。なお、切断用折
り目Cに効率よく折り曲げ力を集中させるには、この折
り目Cが下部支持板18aの曲げローラ17の側端部を通過
した直後に、ブレード17bが麺線8を折り曲げるべくタ
イミングを取ることが望ましい。
そして、麺線8の先端は次のブレード17bが降りてく
る前に、曲げローラ17付近に進出し、上記作業が繰り返
されることによって、麺線8を自動的に順次、所定の長
さの切断片に切断していく。
第2図に示すように、このように折り切られた麺線の
切断片8aは、切断機16の下方に配置される搬送コンベヤ
19上に落下して、計量、梱包等の次の工程へ搬送され
る。
以上のように、本実施例の加工装置1によっては、切
断用折り目Cを定速回転する折り目付けローラ10のブレ
ード10bによって形成していくために、折り目Cを所定
の間隔で容易に形成していくことができる。また、麺線
8の折り切り作業も、切断すべき折り目Cより後の麺線
8を支持具18が支持するために、他の部分に力が集中し
て折れてしまうことを防止することができる。
なお、上記の折り目付けローラ10、ならびに曲げロー
ラ17のそれぞれのブレード10b,17bの枚数は、必ずしも
4枚に限られることはなく、麺線8の搬送速度等の条件
にしたがって最適な枚数に増減すればよい。
特に、油揚げした麺線8が容易に折れるものである場
合は、切断装置16を、第5図に示すように、曲げローラ
の替わりに、周側面に多数の突条20aを形成した回転ロ
ーラ20を配置した構成することもでき、麺線8の進行方
向をこの回転ローラ20により曲げることによって麺線8
を折り切る構造とすることもできる。
また、本実施例えは、折り目形成機10及び切断機16
は、いずれもブレードを有するローラにより構成した
が、他に、例えばカム機構やシリンダにより上下に昇降
する昇降機構を用いてこれら装置を構成してもよいこと
は勿論である。
また、本実施例では、折り目形成機9をスリッタ7と
スチーマー12との間に配置したが、この形成機9はスリ
ッタ7とフライヤー14間の任意の位置に配置することが
でき、例えば味付機13とフライヤー14との間に配置して
もよい。
さらに、本実施例は、ウエーブを形成しない麺線の加
工装置としたが、ウエーブ形成機を第2図のAまたはB
の位置に設け、ウエーブ麺の加工装置としてもよい。
加えて、本実施例の加工装置1は麺線8の加工を麺帯
5をスリッタ7で切断することにより行っているが、加
工装置はこれに限られるものではなく、麺の生地を射出
成形することによって麺線8を形成する加工装置であっ
てもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の、麺線を切断方法によ
っては、切断位置に折り目を形成するのみで、油揚げす
る前に麺線を切断すことはないため、油揚げする際に麺
線がばらばらになって、一部がフライパン内に脱落して
しまうことはなく、麺線が油揚げの際、変形してしまう
こともない。
さらに、本発明の方法によっては、麺線を形成された
切断用折り目に従って所定の位置で切断して、もって切
断片を長さの揃ったものとし、歩留りのよいものとする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の麺の加工工程の説明図、第2図は実施
例の加工装置の説明図、第3図は折り目形成装置の斜視
図、第4図は折り切り装置の斜視図、第5図は他の構造
の切断機の斜視図、第6図は従来の麺の加工工程の説明
図である。 1……加工装置、2……混練機、5……麺帯、6……圧
延機、7……スリッタ、8……麺線、9……折り目形成
機、14……フライヤー、16……切断機

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】混練した麺の材料を線状の麺線に加工し、
    この麺線を油揚げした後に、所定の長さの切断片に切断
    する麺の加工工程において、前記麺線を油揚げする前に
    この麺線の厚み及び幅の少なくとも一方を長さ方向の一
    部において薄くした切断用折り目を所定間隔に形成し、
    油揚げした後にこの折り目に力を加えて麺線を折り切る
    ことを特徴とする麺線の切断方法。
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