JP2871563B2 - ソフトウェアのアンインストール方式 - Google Patents
ソフトウェアのアンインストール方式Info
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- JP2871563B2 JP2871563B2 JP7323622A JP32362295A JP2871563B2 JP 2871563 B2 JP2871563 B2 JP 2871563B2 JP 7323622 A JP7323622 A JP 7323622A JP 32362295 A JP32362295 A JP 32362295A JP 2871563 B2 JP2871563 B2 JP 2871563B2
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- Japan
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- software
- installation
- uninstallation
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F8/00—Arrangements for software engineering
- G06F8/60—Software deployment
- G06F8/61—Installation
- G06F8/62—Uninstallation
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F8/00—Arrangements for software engineering
- G06F8/60—Software deployment
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Software Systems (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Stored Programmes (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソフトウェアのア
ンインストール方式に関し、特にソフトウェアのインス
トール順序に依存しないアンインストール方式に関す
る。
ンインストール方式に関し、特にソフトウェアのインス
トール順序に依存しないアンインストール方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ、ワークステー
ション等の情報処理装置では、一般に、オペレーティン
グシステム(OS:operating system、以下「OS」とも
略記する)上に複数のソフトウェアをインストールして
使用するが、ハードディスク等の記憶装置の容量が有限
であるため、不要になったソフトウェアは適宜アンイン
ストールしてOS上から取り除く必要がある。
ション等の情報処理装置では、一般に、オペレーティン
グシステム(OS:operating system、以下「OS」とも
略記する)上に複数のソフトウェアをインストールして
使用するが、ハードディスク等の記憶装置の容量が有限
であるため、不要になったソフトウェアは適宜アンイン
ストールしてOS上から取り除く必要がある。
【0003】しかしながら、ソフトウェアのインストー
ル時にOSの設定に関するデータが広範囲にわたって追
加及び/又は変更される可能性があるため、ソフトウェ
アのアンインストールには専門的な知識と経験とが必要
とされる。
ル時にOSの設定に関するデータが広範囲にわたって追
加及び/又は変更される可能性があるため、ソフトウェ
アのアンインストールには専門的な知識と経験とが必要
とされる。
【0004】この種の従来のアンインストール方式とし
て、インストールの際にその操作を監視し、インストー
ル順序と逆順のアンインストールを可能にするものがあ
る(例えば、(株)アドミラルシステムから発売されて
いるアンインストーラ「WinAdviser(登録商標)」)。
て、インストールの際にその操作を監視し、インストー
ル順序と逆順のアンインストールを可能にするものがあ
る(例えば、(株)アドミラルシステムから発売されて
いるアンインストーラ「WinAdviser(登録商標)」)。
【0005】この従来のアンインストール方式は、ソフ
トウェアのインストール時に追加及び/又は変更された
OS上のデータをインストール順に記録し、ユーザが指
定したタイトル名と共にアンインストールに必要な情報
として保管していく一方で、アンインストール時には、
その保管されている情報に基づいてインストール時に追
加されたデータの削除、変更されたデータの復元、削除
されたデータの復活等を行ってインストール前の状態に
OSを戻すものである。
トウェアのインストール時に追加及び/又は変更された
OS上のデータをインストール順に記録し、ユーザが指
定したタイトル名と共にアンインストールに必要な情報
として保管していく一方で、アンインストール時には、
その保管されている情報に基づいてインストール時に追
加されたデータの削除、変更されたデータの復元、削除
されたデータの復活等を行ってインストール前の状態に
OSを戻すものである。
【0006】図5は、従来のアンインストール方式を説
明するための模式図である。
明するための模式図である。
【0007】図5を参照して、従来のアンインストール
方式による処理の流れを具体的に説明する。
方式による処理の流れを具体的に説明する。
【0008】従来のアンインストール方式によれば、
X、Yという二つのソフトウェアをインストールする際
に、OSの状態がA2(初期設定)→A9→A10とい
うように順に変更されるため、(1)ソフトウェアYを
アンインストールすること(A10→A9)、(2)ソ
フトウェアYをアンインストールした上で(A10→A
9)、ソフトウェアXをアンインストールすること(A
9→A2)は可能である。
X、Yという二つのソフトウェアをインストールする際
に、OSの状態がA2(初期設定)→A9→A10とい
うように順に変更されるため、(1)ソフトウェアYを
アンインストールすること(A10→A9)、(2)ソ
フトウェアYをアンインストールした上で(A10→A
9)、ソフトウェアXをアンインストールすること(A
9→A2)は可能である。
【0009】しかしながら、X、Yという二つのソフト
ウェアがインストールされた後の設定A10の状態か
ら、ソフトウェアYのみがインストールされた設定A1
1の状態を再現することができないため、ソフトウェア
Xを先にアンインストールすることはできない。
ウェアがインストールされた後の設定A10の状態か
ら、ソフトウェアYのみがインストールされた設定A1
1の状態を再現することができないため、ソフトウェア
Xを先にアンインストールすることはできない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、前記従来
のアンインストール方式では、OS上にインストールさ
れたそれぞれのソフトウェアのインストール前後の状態
のみを記録しているため、インストールされた順序の逆
順でしか確実なアンインストールを行うことができない
という問題がある。
のアンインストール方式では、OS上にインストールさ
れたそれぞれのソフトウェアのインストール前後の状態
のみを記録しているため、インストールされた順序の逆
順でしか確実なアンインストールを行うことができない
という問題がある。
【0011】従って、本発明は前記問題点に鑑みてなさ
れたものであり、OS上にインストールされた複数のソ
フトウェアのうちの任意の一又は複数のソフトウェアを
インストール順序に依存することなく適宜取り除くこと
ができるソフトウェアのアンインストール方式を提供す
ることを目的とする。
れたものであり、OS上にインストールされた複数のソ
フトウェアのうちの任意の一又は複数のソフトウェアを
インストール順序に依存することなく適宜取り除くこと
ができるソフトウェアのアンインストール方式を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、所定のオペレーティングシステム上にイ
ンストールされた複数のソフトウェアから任意の一又は
複数のソフトウェアを取り除くソフトウェアのアンイン
ストール方式において、ソフトウェアのインストール直
前の状態を一時的に退避させる手段と、前記所定のオペ
レーティングシステムのインストール直後の状態(以下
「初期設定」という)を再現する手段と、該手段が再現
した前記初期設定に対してソフトウェアのインストール
により加えられる変更内容を保持する手段と、該手段が
保持している一又は複数の変更内容と前記初期設定とか
ら任意の一又は複数のソフトウェアのアンインストール
後の状態を計算する手段と、を含むことを特徴とするソ
フトウェアのアンインストール方式を提供する。
め、本発明は、所定のオペレーティングシステム上にイ
ンストールされた複数のソフトウェアから任意の一又は
複数のソフトウェアを取り除くソフトウェアのアンイン
ストール方式において、ソフトウェアのインストール直
前の状態を一時的に退避させる手段と、前記所定のオペ
レーティングシステムのインストール直後の状態(以下
「初期設定」という)を再現する手段と、該手段が再現
した前記初期設定に対してソフトウェアのインストール
により加えられる変更内容を保持する手段と、該手段が
保持している一又は複数の変更内容と前記初期設定とか
ら任意の一又は複数のソフトウェアのアンインストール
後の状態を計算する手段と、を含むことを特徴とするソ
フトウェアのアンインストール方式を提供する。
【0013】また、本発明のソフトウェアのアンインス
トール方式は、好ましくは、前記アンインストール後の
状態を計算する手段が、所定のソフトウェアのインスト
ールにより前記初期設定に対して加えられる変更内容
と、退避される該所定のソフトウェアのインストール直
前の状態と、から該所定のソフトウェアのインストール
後の状態を計算するようにしたことを特徴とする。
トール方式は、好ましくは、前記アンインストール後の
状態を計算する手段が、所定のソフトウェアのインスト
ールにより前記初期設定に対して加えられる変更内容
と、退避される該所定のソフトウェアのインストール直
前の状態と、から該所定のソフトウェアのインストール
後の状態を計算するようにしたことを特徴とする。
【0014】さらに、本発明は、所定のオペレーティン
グシステムのインストール直後の状態(以下「初期設
定」という)を退避保持する手段と、前記所定のオペレ
ーティングシステムの初期設定に対して前記ソフトウェ
アのインストールにより加えられる変更内容を逐次保持
する手段と、前記保持されている一又は複数の変更内容
と前記初期設定とに基づいて、前記インストールされた
複数のソフトウェアから任意の一又は複数のソフトウェ
アのアンインストール後の状態を計算する手段と、を含
むことを特徴とするソフトウェアのアンインストール方
式を提供する。
グシステムのインストール直後の状態(以下「初期設
定」という)を退避保持する手段と、前記所定のオペレ
ーティングシステムの初期設定に対して前記ソフトウェ
アのインストールにより加えられる変更内容を逐次保持
する手段と、前記保持されている一又は複数の変更内容
と前記初期設定とに基づいて、前記インストールされた
複数のソフトウェアから任意の一又は複数のソフトウェ
アのアンインストール後の状態を計算する手段と、を含
むことを特徴とするソフトウェアのアンインストール方
式を提供する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
て図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施形態に係るアンイ
ンストール方式の構成を示すブロック図である。
ンストール方式の構成を示すブロック図である。
【0017】図1を参照すると、本実施形態に係るアン
インストール方式は、ソフトウェアのインストール直前
の状態を一時的に退避させる設定退避部1と、OS(例
えば、マイクロソフト社のWindows(登録商標))のイ
ンストール直後の状態(以下「初期設定」ともいう)を
再現する初期設定再現部2と、ソフトウェアに付属して
いるインストーラを呼び出すインストーラ呼び出し部3
と、インストール又はアンインストール後の状態を計算
する差分計算部4と、ソフトウェアのインストールによ
り初期設定に加えられる変更内容を保持する設定保持部
5と、差分計算部4で計算された状態と初期設定とから
インストール後の状態を計算し実際にOSをその状態に
設定する設定部6と、アンインストールする際に、不要
なディレクトリやファイルを削除したり、過去にあるソ
フトウェアをインストールした際に不要となり削除され
ていたファイルを復活したりする削除部7と、から構成
される。
インストール方式は、ソフトウェアのインストール直前
の状態を一時的に退避させる設定退避部1と、OS(例
えば、マイクロソフト社のWindows(登録商標))のイ
ンストール直後の状態(以下「初期設定」ともいう)を
再現する初期設定再現部2と、ソフトウェアに付属して
いるインストーラを呼び出すインストーラ呼び出し部3
と、インストール又はアンインストール後の状態を計算
する差分計算部4と、ソフトウェアのインストールによ
り初期設定に加えられる変更内容を保持する設定保持部
5と、差分計算部4で計算された状態と初期設定とから
インストール後の状態を計算し実際にOSをその状態に
設定する設定部6と、アンインストールする際に、不要
なディレクトリやファイルを削除したり、過去にあるソ
フトウェアをインストールした際に不要となり削除され
ていたファイルを復活したりする削除部7と、から構成
される。
【0018】次に、本実施形態に係るアンインストール
方式の動作について説明する。
方式の動作について説明する。
【0019】図2は、本発明の一実施形態に係るアンイ
ンストール方式のインストール時の動作を説明するため
の図である。図2の左側は処理の流れを示し、右側はO
Sの状態(設定)の変遷を示している。
ンストール方式のインストール時の動作を説明するため
の図である。図2の左側は処理の流れを示し、右側はO
Sの状態(設定)の変遷を示している。
【0020】図1及び図2を参照すると、あるソフトウ
ェアをインストールする際には、まず、設定退避部1に
より現在の設定A1を設定保持部5に退避する(ステッ
プB1)。
ェアをインストールする際には、まず、設定退避部1に
より現在の設定A1を設定保持部5に退避する(ステッ
プB1)。
【0021】次に、初期設定再現部2により初期設定A
2を呼び出し、OSの状態を一旦初期設定A2に戻す
(ステップB2)。ここで、初期設定A2はOS上に最
初に何らかのソフトウェアをインストールした際に設定
退避部1が退避した設定に他ならない。設定保持部5
は、この最初に退避した設定を恒久的に保持している。
2を呼び出し、OSの状態を一旦初期設定A2に戻す
(ステップB2)。ここで、初期設定A2はOS上に最
初に何らかのソフトウェアをインストールした際に設定
退避部1が退避した設定に他ならない。設定保持部5
は、この最初に退避した設定を恒久的に保持している。
【0022】そして、インストーラ呼び出し部3は、ソ
フトウェアに付属しているインストーラを呼び出し(ス
テップB3)、その呼び出されたインストーラがソフト
ウェアのインストールを実行する(ステップB4)。
フトウェアに付属しているインストーラを呼び出し(ス
テップB3)、その呼び出されたインストーラがソフト
ウェアのインストールを実行する(ステップB4)。
【0023】その後、差分計算部4は、その時点におけ
るOSの設定A3の初期設定A2からの変更部分のみを
取り出したA4を求め、この求められたA4を設定保持
部5へコピーする(ステップB5)。なお、このA4の
ような、インストールされたソフトウェアにより初期設
定A2に加えられた変更内容は、設定保持部5が逐次保
持していく。
るOSの設定A3の初期設定A2からの変更部分のみを
取り出したA4を求め、この求められたA4を設定保持
部5へコピーする(ステップB5)。なお、このA4の
ような、インストールされたソフトウェアにより初期設
定A2に加えられた変更内容は、設定保持部5が逐次保
持していく。
【0024】最後に、設定部6は、差分計算部4が求め
た設定A4と、対象となっているソフトウェアのインス
トール直前の設定A1とから、インストール後に実現さ
れるべき設定A5を求め、OSの状態を設定A5に変更
する(ステップB6)。
た設定A4と、対象となっているソフトウェアのインス
トール直前の設定A1とから、インストール後に実現さ
れるべき設定A5を求め、OSの状態を設定A5に変更
する(ステップB6)。
【0025】図3は、本発明の一実施形態に係るアンイ
ンストール方式のアンインストール時の動作を説明する
ための図である。図3の左側は処理の流れを示し、右側
はOSの状態(設定)の変遷を示している。
ンストール方式のアンインストール時の動作を説明する
ための図である。図3の左側は処理の流れを示し、右側
はOSの状態(設定)の変遷を示している。
【0026】図1、図2及び図3を参照して、図2に示
した動作に従ってインストールされた複数のソフトウェ
アのうちのいずれか一つ又は二つ以上をアンインストー
ルして、その結果、一つ以上のソフトウェアのみを残す
場合について説明する。なお、設定保持部5は、過去に
インストールされた全てのソフトウェアについて、その
それぞれにより初期設定A2に加えられた変更内容を保
持しているものとする。
した動作に従ってインストールされた複数のソフトウェ
アのうちのいずれか一つ又は二つ以上をアンインストー
ルして、その結果、一つ以上のソフトウェアのみを残す
場合について説明する。なお、設定保持部5は、過去に
インストールされた全てのソフトウェアについて、その
それぞれにより初期設定A2に加えられた変更内容を保
持しているものとする。
【0027】まず、差分計算部4は、初期設定A2と、
アンインストール後に残されるソフトウェアのそれぞれ
により初期設定A2に加えられた変更内容の集合A7
と、から、アンインストール後に実現されるべき設定A
8を計算する(ステップB7)。
アンインストール後に残されるソフトウェアのそれぞれ
により初期設定A2に加えられた変更内容の集合A7
と、から、アンインストール後に実現されるべき設定A
8を計算する(ステップB7)。
【0028】削除部7は、差分計算部4が求めた設定A
8と、その時点での設定A6と、を比較して、不要なデ
ィレクトリやファイルを削除したり、アンインストール
の対象となっているソフトウェアをインストールした際
に削除されたファイルを復活したりする(ステップB
8)。このようにして目標の設定A8になったときに、
アンインストールを完了する。なお、この時点で設定保
持部5は初期設定A2及び初期設定A2に加えられた変
更内容の集合A7を保持している。
8と、その時点での設定A6と、を比較して、不要なデ
ィレクトリやファイルを削除したり、アンインストール
の対象となっているソフトウェアをインストールした際
に削除されたファイルを復活したりする(ステップB
8)。このようにして目標の設定A8になったときに、
アンインストールを完了する。なお、この時点で設定保
持部5は初期設定A2及び初期設定A2に加えられた変
更内容の集合A7を保持している。
【0029】図4は、本発明の一実施形態に係るアンイ
ンストール方式を説明するための模式図である。
ンストール方式を説明するための模式図である。
【0030】図4を参照して、本実施形態に係るアンイ
ンストール方式による処理の流れを具体的に説明する。
ンストール方式による処理の流れを具体的に説明する。
【0031】本実施形態に係るアンインストール方式に
よれば、X、Yという二つのソフトウェアをインストー
ルする際に、OSの状態がA2(初期設定)→A9→A
2→A11→A10と変更されるため、(1)ソフトウ
ェアYをアンインストールすること(A10→A9)だ
けでなく、(2)ソフトウェアXを先にアンインストー
ルすること(A10→A11)も可能である。
よれば、X、Yという二つのソフトウェアをインストー
ルする際に、OSの状態がA2(初期設定)→A9→A
2→A11→A10と変更されるため、(1)ソフトウ
ェアYをアンインストールすること(A10→A9)だ
けでなく、(2)ソフトウェアXを先にアンインストー
ルすること(A10→A11)も可能である。
【0032】また、X、Y、Zという三つのソフトウェ
アをインストールする際に、OSの状態がA2(初期設
定)→A9→A2→A11→A10→A2→A12→A
13と変更されるため、(1)ソフトウェアZをアンイ
ンストールすること(A13→A10)だけでなく、
(2)ソフトウェアXを先にアンインストールすること
(A13→A14)や、(3)ソフトウェアYを先にア
ンインストールすること(A13→A15)も可能であ
る。これは、設定A14が初期設定A2と設定A11と
設定A12とから、また設定A15が初期設定A2と設
定A9と設定A12とから、それぞれ求められるためで
ある。なお、正確には、設定A11、A12、A9自体
を用いるのではなく、設定保持部5に保持されている設
定A11、A12、A9の初期設定A2からの変更内容
を用いる。
アをインストールする際に、OSの状態がA2(初期設
定)→A9→A2→A11→A10→A2→A12→A
13と変更されるため、(1)ソフトウェアZをアンイ
ンストールすること(A13→A10)だけでなく、
(2)ソフトウェアXを先にアンインストールすること
(A13→A14)や、(3)ソフトウェアYを先にア
ンインストールすること(A13→A15)も可能であ
る。これは、設定A14が初期設定A2と設定A11と
設定A12とから、また設定A15が初期設定A2と設
定A9と設定A12とから、それぞれ求められるためで
ある。なお、正確には、設定A11、A12、A9自体
を用いるのではなく、設定保持部5に保持されている設
定A11、A12、A9の初期設定A2からの変更内容
を用いる。
【0033】同様にして、(4)ソフトウェアX、Yを
同時にアンインストールすること(A13→A12)、
(5)ソフトウェアY、Zを同時にアンインストールす
ること(A13→A9)、(6)ソフトウェアX、Zを
同時にアンインストールすること(A13→A11)も
可能である。
同時にアンインストールすること(A13→A12)、
(5)ソフトウェアY、Zを同時にアンインストールす
ること(A13→A9)、(6)ソフトウェアX、Zを
同時にアンインストールすること(A13→A11)も
可能である。
【0034】以上、本発明の一実施形態について説明し
てきたが、本発明はこのような実施の形態に限定される
ことなく、本発明の原理に準ずる各種の実施の形態を含
む。
てきたが、本発明はこのような実施の形態に限定される
ことなく、本発明の原理に準ずる各種の実施の形態を含
む。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のソフトウ
ェアのアンインストール方式によれば、ソフトウェアを
インストールする際に所定のオペレーティングシステム
のインストール直後の初期設定に対してそのソフトウェ
アのインストールにより加えられる変更内容を逐次保持
しておくため、インストールしたソフトウェアが不要と
なった際にインストール順序に依存することなく適宜任
意のソフトウェアをアンインストールすることができ
る。
ェアのアンインストール方式によれば、ソフトウェアを
インストールする際に所定のオペレーティングシステム
のインストール直後の初期設定に対してそのソフトウェ
アのインストールにより加えられる変更内容を逐次保持
しておくため、インストールしたソフトウェアが不要と
なった際にインストール順序に依存することなく適宜任
意のソフトウェアをアンインストールすることができ
る。
【0036】また、本発明のソフトウェアのアンインス
トール方式によれば、複数のソフトウェアのそれぞれの
インストールにより初期設定に加えられる変更内容を全
て保持しておくため、それらの変更内容と初期設定とか
ら複数のソフトウェアをインストールした場合の全ての
組み合わせについての状態を求めることができ、複数の
ソフトウェアを同時にアンインストールすることができ
る。
トール方式によれば、複数のソフトウェアのそれぞれの
インストールにより初期設定に加えられる変更内容を全
て保持しておくため、それらの変更内容と初期設定とか
ら複数のソフトウェアをインストールした場合の全ての
組み合わせについての状態を求めることができ、複数の
ソフトウェアを同時にアンインストールすることができ
る。
【図1】本発明の一実施形態に係るアンインストール方
式の構成を示すブロック図である。
式の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るアンインストール方
式の動作(インストール時)を説明するための図であ
る。
式の動作(インストール時)を説明するための図であ
る。
【図3】本発明の一実施形態に係るアンインストール方
式の動作(アンインストール時)を説明するための図で
ある。
式の動作(アンインストール時)を説明するための図で
ある。
【図4】本発明の一実施形態に係るアンインストール方
式を説明するための模式図である。
式を説明するための模式図である。
【図5】従来のアンインストール方式を説明するための
模式図である。
模式図である。
1 設定退避部 2 初期設定再現部 3 インストーラ呼び出し部 4 差分計算部 5 設定保持部 6 設定部 7 削除部
Claims (3)
- 【請求項1】所定のオペレーティングシステム上にイン
ストールされた複数のソフトウェアから任意の一又は複
数のソフトウェアを取り除くソフトウェアのアンインス
トール方式において、 ソフトウェアのインストール直前の状態を一時的に退避
させる手段と、 前記所定のオペレーティングシステムのインストール直
後の状態(以下「初期設定」という)を再現する手段
と、 該手段が再現した前記初期設定に対してソフトウェアの
インストールにより加えられる変更内容を保持する手段
と、 該手段が保持している一又は複数の変更内容と前記初期
設定とから任意の一又は複数のソフトウェアのアンイン
ストール後の状態を計算する手段と、 を含むことを特徴とするソフトウェアのアンインストー
ル方式。 - 【請求項2】前記アンインストール後の状態を計算する
手段が、所定のソフトウェアのインストールにより前記
初期設定に対して加えられる変更内容と、退避される該
所定のソフトウェアのインストール直前の状態と、から
該所定のソフトウェアのインストール後の状態を計算す
るようにしたことを特徴とする請求項1記載のソフトウ
ェアのアンインストール方式。 - 【請求項3】情報処理装置における所定のオペレーティ
ングシステム上にインストールされたソフトウェアのア
ンインストール方式において、 前記所定のオペレーティングシステムのインストール直
後の状態(以下「初期設定」という)を退避保持する手
段と、 前記所定のオペレーティングシステムの初期設定に対し
て前記ソフトウェアのインストールにより加えられる変
更内容を逐次保持する手段と、前記 保持されている一又は複数の変更内容と前記初期設
定とに基づいて、前記インストールされた複数のソフト
ウェアから任意の一又は複数のソフトウェアのアンイン
ストール後の状態を計算する手段と、を含むことを特徴
とするソフトウェアのアンインストール方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7323622A JP2871563B2 (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | ソフトウェアのアンインストール方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7323622A JP2871563B2 (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | ソフトウェアのアンインストール方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09146764A JPH09146764A (ja) | 1997-06-06 |
JP2871563B2 true JP2871563B2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=18156798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7323622A Expired - Lifetime JP2871563B2 (ja) | 1995-11-17 | 1995-11-17 | ソフトウェアのアンインストール方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2871563B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4608923B2 (ja) * | 2004-03-24 | 2011-01-12 | 富士ゼロックス株式会社 | アンインストールシステム |
JP2007053556A (ja) * | 2005-08-17 | 2007-03-01 | Fuji Xerox Co Ltd | 複合機 |
JP4407595B2 (ja) * | 2005-08-17 | 2010-02-03 | 富士ゼロックス株式会社 | 複合機 |
JP5335622B2 (ja) | 2009-08-31 | 2013-11-06 | レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド | 設定情報データベースを管理するコンピュータ・プログラム |
JP5847552B2 (ja) * | 2011-11-17 | 2016-01-27 | キヤノン株式会社 | 管理装置、情報処理システムおよび管理方法 |
-
1995
- 1995-11-17 JP JP7323622A patent/JP2871563B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
「日経オープンシステム」No.30(1995−9)日経BP社,P.253−256 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09146764A (ja) | 1997-06-06 |
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Legal Events
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981208 |