JP2869315B2 - 表示装置の駆動回路 - Google Patents

表示装置の駆動回路

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JP2869315B2 JP29710393A JP29710393A JP2869315B2 JP 2869315 B2 JP2869315 B2 JP 2869315B2 JP 29710393 A JP29710393 A JP 29710393A JP 29710393 A JP29710393 A JP 29710393A JP 2869315 B2 JP2869315 B2 JP 2869315B2
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裕司 山本
光慶 瀬尾
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置等の表示
装置、特にアクティブマトリクス型表示装置に於いて階
調表示駆動を行うために用いられる表示装置の駆動回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル画像データに基づく表示を行う
アクティブマトリクス型液晶表示装置は、表示パネルと
駆動回路とを備えている。該表示パネルは、一対のガラ
ス基板の間に液晶層を挟んで構成され、複数のゲートラ
インと複数のデータラインとがガラス基板上に形成さ
れ、画像の表示を行う。駆動回路は、該表示パネルの液
晶層に駆動電圧を印加する。前記駆動回路は、表示パネ
ルに於ける各画素毎に配置され、ゲートラインとデータ
ラインとに接続されている複数のスイッチ素子のいずれ
か一つを個別に選択するためのゲート駆動回路と、選択
されたスイッチ素子を介して、画素電極に画像に対応し
た画像信号を供給するデータ駆動回路とを含んでいる。
【0003】図18は、従来技術のデジタル画像データ
が入力される駆動回路の前記データ駆動回路のブロック
図である。図18の構成は、単一のデータラインに画像
信号を出力するデータ駆動回路の一部分の構成を示して
いる。従って、前記データ駆動回路は、図18に示され
る構成を、表示パネルのデータラインの数と同数だけ有
している。以下に於いて、説明を簡単にするために、画
像データが3ビット(D0,D1,D2)で構成されて
いる場合を例示する。即ち、画像信号データは、0〜7
の8つの値を持ち、各画素に与えられる信号電圧はV0
〜V7の8レベルの中のいずれかとなる。
【0004】該データ駆動回路は、画像信号データの各
ビット(D0,D1,D2)毎に設けられ、サンプリン
グ動作用に用いられる第1段目のD型フリップフロップ
SM Pと、ホールド動作用に用いられる第2段目のD型
フリップフロップMHと、1個のデコーダDECと、そ
れに8種の外部電源電圧V0〜V7とデータラインOn
との間に各々設けられたアナログスイッチASW0〜A
SW7とを含んで構成される。アナログスイッチASW
0〜ASW7に於いて、8種類の階調用電圧V0〜V7
と、前記デコーダDECからの制御信号S0〜S7とが
入力される。
【0005】このデータ駆動回路は次のように動作す
る。画像信号データD0、D1、D2は、第n番目の画
素に対応するサンプリングパルスTsmpnの立ち上がり時
点でサンプリングフリップフロップMsmpに取り込ま
れ、そこで保持される。1水平期間のサンプリングが終
了した時点で、出力タイミングパルスOEがホールドフ
リップフロップMHに与えられ、サンプリングフリップ
フロップMSMPに保持されていた画像信号データD0、
D1、D2は、ホールドフリップフロップMHに取り込
まれると共に、デコーダDECに出力される。
【0006】デコーダDECはこの3ビットの画像信号
データD0、D1、D2をデコードし、その値(0〜
7)に応じてアナログスイッチASW0〜ASW7のい
ずれか1個を導通状態として、8種の外部電圧V0〜V
7のいずれかをデータラインOnに出力する。例とし
て、ホールドフリップフロップMHに保持されている画
像信号データの値が3のとき、アナログスイッチASW
3がオン状態となり、該データ駆動回路に入力される8
種の階調用電圧V0〜V7の内の階調用電圧V3が選択
されて、対応するデータラインに出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このデジタル画像信号
に対してサンプリングを行うデータ駆動回路は、以下の
ように、構成が複雑且つ大型になるという課題を有して
いる。これは、デジタル画像信号が4ビットの場合、階
調用電圧として16種が必要であり、画像信号が6ビッ
ト、8ビットと増大するに従い、階調用電圧として64
種、256種と、その種類が増大するからである。言い
替えると、階調数と同数の階調用電圧が必要である。こ
のため、このような多数の階調用電圧を作製する電源回
路の構成が複雑且つ大型になり、また、該電源回路と前
記アナログスイッチとの接続配線も複雑になる。
【0008】このため、前記従来技術のデータ駆動回路
は、画像信号が3ビットあるいは4ビットの場合に用い
られるのが限度であるのが実際であり、画像信号を多ビ
ット化した場合に、階調表示を行う駆動回路を構成する
ことが困難であるという課題を有している。
【0009】このような従来技術に対し、本願出願人
は、外部から与えられた複数の階調用電圧の間の階調を
補間する方法を発明し、特願平4ー129164、特開
平4ー136983及び特開平4ー140787を含む
特許出願を行っている。
【0010】図1は、このような本願出願人による前記
出願の一つに記載されているデジタル画像データが入力
される駆動回路の前記データ駆動回路のブロック図であ
る。図1のデータ駆動回路は、本願発明の基礎となる構
成であり、本願発明に対する公知技術ではない。図1の
構成も、単一のデータラインに画像信号を出力するデー
タ駆動回路の一部分の構成を示している。従って、デー
タ駆動回路は、図1に示される構成を、表示パネルのデ
ータラインの数と同数だけ有している。以下に於いて、
画像データが6ビット(D0,D1,D2,D3,D
4,D5)で構成されている場合を例示する。即ち、画
像信号データは、0〜63の64種類の値を有してお
り、各画素に与えられる信号電圧は、階調用電圧V0,
V8,V16,V24,V32,V40,V48,V5
6,V64の9レベル及び後述するように、前記各階調
用電圧V0,V8,V16,V24,V32,V40,
V48,V56,V64の内のいずれか一対の階調電圧
から作成される該一対の階調用電圧の間の複数の階調用
電圧のいずれかとなる。
【0011】このデータ駆動回路は、画像信号データの
各ビット(D0,D1,D2,D3,D4,D5)毎に
設けられ、サンプリング動作用に用いられる第1段目の
D型フリップフロップMSMPと、ホールド動作用に用い
られる第2段目のD型フリップフロップMHと、選択制
御回路SCOLと、それに階調電圧V0,…,V64を
出力する9種の外部電源とデータラインOnとの間に各
々設けられたアナログスイッチASW0〜ASW8とを
含んで構成される。アナログスイッチASW0〜ASW
8に於いて、9種類の前記階調用電圧V0,…,V64
と、前記選択制御回路SCOLからの制御信号S0,S
8,S16,S24,S32,S40,S48,S5
6,S64とが入力される。
【0012】図1において、選択制御回路SCOLに
は、図19に示されるように、t1,t2,t3,t4の
4つの異なるデューティー比をもった振動信号が与えら
れている。選択制御回路SCOLの論理表を下記表1に
示す。
【0013】
【表1】
【0014】画像信号データの値が8の倍数の時には、
前記外部から入力される階調用電圧V0,…,V64の
いずれか一つが、データラインOnに出力される。画像
信号データの値が8の倍数以外の時には、前記外部から
入力される階調用電圧V0,…,V64のいずれか一対
の階調用電圧の間を振動し、かつ表1の論理表に示され
るように選択される振動信号t1,t2,t3,t4のい
ずれかの組合せによるデューティーで振動する振動電圧
が、データラインOnに出力される。このようにして、
9レベルの階調用電圧から、64階調の表示レベルが得
られる。
【0015】下記の各式は、前記表1に示される画像信
号データ(D0,D1,D2,D3,D4,D5)及び
振動信号t1,t2,t3,t4と制御信号S0,S8,
S16,S24,S32,S40,S48,S56,S
64との関係を規定する論理式である。
【0016】
【数1】
【0017】
【数2】
【0018】
【数3】
【0019】以下、同様にして、制御信号S24、S3
2、S40、S48が定義され、更に、下記のように、
制御信号S56、S64が定義される。
【0020】
【数4】
【0021】
【数5】
【0022】前記図18に示した第1の従来技術に於い
て、64階調を実現しようとすると、64個の階調用電
源が必要となるため、前述したようにデータ駆動回路を
構成することが困難であった。一方、既に出願している
図1に示す発明によって、9種の階調用電圧によって6
4階調を実現することができる。
【0023】図20及び図21は、前記式1〜式5で規
定される図1の選択制御回路SCOLの内部構成を示す
回路図である。図20の論理回路によって、6ビットの
画像信号データ(D0,D1,D2,D3,D4,D
5)から、64種類の階調選択データ{0}〜{63}
が作成される。これらの階調選択データ{0}〜{6
3}と、振動信号t1,t2,t3,t4とから、前記制
御信号S0,S8,S16,S24,S32,S40,
S48,S56,S64のいずれか一つが出力され、ア
ナログスイッチASW0〜ASW8の対応する一つを、
選択された振動信号の周波数で駆動する。
【0024】このようなデータ駆動回路は、隣接した一
対の階調用電圧の間に、前記振動電圧による7つの補間
階調(中間電圧)を作成し、外部から入力されている9
種の階調用電圧と併せて64の階調を実現している。
【0025】このような、既に出願された本願出願人の
発明は、前記従来技術に於ける問題点を解決している。
但し、本願出願人は、該データ駆動回路の構成を更に簡
略化するべく開発を行っている。実際のデータ駆動回路
は、図20および図21の構成を、データ信号ラインの
数だけ必要とするので、該選択制御回路SCOLの回路
規模の大小は、データ駆動回路を構成する集積回路素子
のチップ寸法に大きく影響する。従って、選択制御回路
SCOLの回路規模が大きくなると、該集積回路素子の
コストを増大すると共に、データ駆動回路を用いる表示
装置の構成を大型にする。また、高精細な画像を実現す
るために、更に画像信号データのビット数を増大しよう
とすると、前記データ駆動回路の回路規模が更に増大
し、前記集積回路の大型化とコストの上昇、該集積回路
素子を用いる表示装置の大型化を更に進行させてしま
う。
【0026】本発明は、このような問題点を解消しよう
としてなされたものであり、簡略化され且つ小型の構成
を有し、多ビットの画像信号の階調表示を実現すること
ができる表示装置の駆動回路を提供することを目的とす
る。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明の駆動回路は、複
数の画素と前記複数の画素に電圧を印加するためのデー
タラインとを含み、複数のビットからなる映像データに
応じて複数の階調で画像を表示する表示装置を駆動する
駆動回路であって、前記駆動回路は、前記複数のビット
から選択されたビットからなる第1映像データに応じ
て、複数の所定の振動信号のうちの1つを選択すること
により、または、前記複数の所定の振動信号のうちの2
以上を組み合わせることにより、振動信号を生成する振
動信号生成手段と、前記振動信号を反転することによ
り、反転された振動信号を生成する反転手段と、前記複
数のビットのうち前記選択されたビット以外のビットか
らなる第2映像データに応じて、階調電圧供給手段から
供給される複数の階調電圧のうち第1階調電圧と第2階
調電圧とを選択する階調電圧選択信号を生成する階調電
圧選択手段と、前記振動信号と前記反転された振動信号
とに応じて、1出力期間中に複数回振動する振動成分を
有する電圧信号が前記データラインに出力されるよう
に、前記第1階調電圧と前記第2階調電圧とを前記デー
タラインに出力する出力手段とを備えており、これによ
り、上記目的が達成される。 前記複数の所定の振動信号
のうち少なくとも1つは、前記複数の所定の振動信号の
うち他の振動信号を反転することによって得られる反転
された信号であってもよい。 前記映像データは、(x+
y)ビットからなり、xおよびyはそれぞれ正の整数で
あり、前記階調電圧選択手段は、前記複数の階調電圧か
ら2 x 対の第1階調電圧と第2階調電圧とを選択するた
めの(2 x +1)種類の階調電圧選択信号を生成し、前
記振動信号生成手段は、2 y 種類の振動信号を生成し、
これにより、互いに異なるレベルを有する(2 y −1)
個の中間電圧が、前記階調電圧選択手段によって選択さ
れた前記第1階調電圧と前記第2階調電圧との間に生成
され、2 (x+y) 階調で画像が表示されてもよい。 前記複
数の所定の振動信号のそれぞれは、第1レベルと第2レ
ベルとの間を振動し、1サイクルにおいて前記複数の所
定の振動信号が前記第1レベルとなる期間は互いに異な
っており、前記複数の所定の振動信号が前記第1レベル
となる期 間の長さは、前記映像データの前記複数のビッ
トのうち対応するビットに応じて重みづけられていても
よい。 前記出力手段は、複数のスイッチング手段と前記
複数のスイッチング手段を制御する制御手段とを備えて
おり、前記複数のスイッチング手段のそれぞれには前記
電圧供給手段から前記複数の階調電圧のうち対応する1
つが供給されており、前記制御手段は、前記振動信号の
デューティー比と実質的に同一のデューティー比で振動
する第1制御信号を、前記複数のスイッチング手段のう
ち前記第1階調電圧が供給されている第1スイッチング
手段に出力し、前記反転された振動信号のデューティー
比と実質的に同一のデューティー比で振動する第2制御
信号を、前記複数のスイッチング手段のうち前記第2階
調電圧が供給されている第2スイッチング手段に出力
し、前記第1スイッチング手段は、前記第1制御信号に
従って駆動され、前記第2スイッチング手段は、前記第
2制御信号に従って駆動されてもよい。
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【作用】本発明に用いられる表示装置は、マトリクス状
に配列された複数のスイッチング手段と、該複数のスイ
ッチング手段に接続されている複数の制御信号線と、該
複数のスイッチング手段に接続され、該複数の制御信号
線と交差する方向に延びる複数のデータ信号線とを含
み、該表示装置に於いて表示駆動を行う駆動回路が備え
られている。
【0035】この駆動回路は、複数のスイッチング手段
と選択制御手段とを備えている。駆動回路に入力される
複数ビットの画像信号の内の一部分の複数ビットの第1
データに基づいて、選択制御手段は、該複数種類の階調
電圧のいずれか一対の階調電圧を指定する。また、選択
制御手段に、相互に異なる平均値(またはデューティ)
を有する複数の振動信号と、該複数ビットの画像信号の
内の他の一部分の複数ビットの第2データとが入力され
る。選択制御手段は、該第2データに基づいて、該複数
の振動信号に基づいて生成される複数の振動信号のいず
れか一つを指定し、指定された該一対の階調電圧に対応
する該複数のスイッチング手段の一対のスイッチング手
段を、該振動信号指定信号に対応するデューティで駆動
する。
【0036】また、選択制御手段は、階調電圧指定手段
と、振動信号指定手段と、スイッチング手段駆動手段と
を備えた構成の場合がある。この構成の場合は、該駆動
回路に入力される複数ビットの画像信号の内の一部分の
複数ビットの第1データが、階調電圧指定手段に入力さ
れる。該階調電圧指定手段は、該第1データに基づい
て、該複数種類の階調電圧のいずれか一対の階調電圧を
指定する階調電圧指定信号を発生する。また、振動信号
指定手段に、相互に異なる平均値(またはデューティ)
を有する複数の振動信号と、該複数ビットの画像信号の
内の他の一部分の複数ビットの第2データとが入力され
る。振動信号指定手段は、該第2データに基づいて、該
複数の振動信号に基づいて生成される複数の振動信号の
いずれか一つを指定する振動信号指定信号を発生する。
また、複数のスイッチング手段に、複数種類の階調電圧
がそれぞれ入力され、各複数のスイッチング手段の一つ
は、該複数のデータ信号線の一つに接続され、データ信
号を出力する。スイッチング手段駆動手段に、該階調電
圧指定信号と振動信号指定信号とが入力され、階調電圧
指定手段で指定された該一対の階調電圧に対応する該複
数のスイッチング手段の一対のスイッチング手段を、該
振動信号指定信号に対応するデューティで駆動するスイ
ッチング手段駆動信号を出力する。
【0037】本発明に於いて、前記複数の階調用電圧の
内の一対の階調用電圧を指定し、該複数の振動信号のい
ずれか一つを指定し、スイッチング手段から出力される
データ信号を、前記一対の階調用電圧の間で、該指定さ
れた振動信号の振動周波数で振動する信号として出力す
る。これにより、該一対の階調用電圧の間に於いて、複
数段階の階調を実現することができる。
【0038】本発明は、このような多段階の階調表示を
実現するに際して、該複数のスイッチング手段から出力
されるデータ信号が、該複数の階調用電圧がそのままの
電圧で出力される場合や、該一対の階調用電圧の間の階
調用電圧で出力される場合のいずれに於いても、選択制
御手段を用いて統一的に実現することができる。
【0039】従って、該複数のスイッチング手段から出
力されるデータ信号が、該複数の階調用電圧がそのまま
の電圧で出力される場合や、該一対の階調用電圧の間の
中間電圧で出力される場合に対応して別個の回路を用い
る必要がなく、駆動回路の構成を、簡略化、且つ小型に
することができる。
【0040】
【実施例】以下に本発明の実施例について説明する。以
下では、マトリクス型の液晶表示装置を表示装置の例に
とって説明を行うが、本発明は他の種類の表示装置にも
適用可能である。
【0041】(実施例1)図1は本発明の基礎となる構
成のデータ駆動回路の一部のブロック図であり、図2〜
図5は、本実施例のデータ駆動回路に於ける後述する選
択制御回路SCOLの内部構成を示すブロック図であ
り、図6は本実施例のデータ駆動回路が用いられるアク
ティブマトリクス液晶表示装置(以下、表示装置)のブ
ロック図である。図1は既に参照されている。本実施例
は、図1に於ける選択制御回路SCOLの内部構成に特
徴を有している。
【0042】図6に本発明に係わる表示装置のブロック
図を示す。図6において、表示部100は、M行N列に
配列されたMxN個の画素P(j,i)(j=1,2,・・・,M;i=1,
2,・・・,N)及び該画素に接続されたスイッチング素子T
(j,i)(j=1,2,・・・,M;i=1,2,・・・,N)を有する。データ駆
動回路101及びゲート駆動回路102は、表示部10
0を駆動するための駆動回路である。N本のデータライ
ンOi(i=1,2,・・・,N)は、それぞれ、該データ駆動回路
101の出力端子S(i)(i=1,2,・・・,N)と該スイッチン
グ素子T(j,i)を接続する。
【0043】M本の走査ラインLj(j=1,2,・・・,M)は、
それぞれ、該ゲート駆動回路102の出力端子G(j)(j
=1,2,・・・,M)と該スイッチング素子T(j,i)を接続す
る。スイッチング素子T(j,i)としては、薄膜トランジ
スタ(TFT;thinfilm transistor)を使用すること
ができる。また、他のスイッチング素子を使用してもよ
い。以下では、スイッチング素子は薄膜トランジスタで
あるとして説明するので、上記の走査ラインLjをゲー
トラインLjと呼ぶ。
【0044】該ゲート駆動回路102の出力端子G(j)
からゲートラインLjに、順次、ある特定の期間におい
て、その電圧レベルがハイレベルである電圧が出力され
る。以下、該特定の期間を1水平期間jH(j=1,2,・・・,
M)という。また、j=1,2,・・・,Mについて1水平期間jH
の長さをすべて加算した期間を1垂直期間という。
【0045】該出力端子G(j)からゲートラインLjに出
力される電圧の電圧レベルがハイレベルであるとき、該
スイッチング素子T(j,i)はオン状態となる。該スイッ
チング素子T(j,i)がオン状態のとき、該画素P(j,i)は
該データ駆動回路101の出力端子S(i)からデータラ
インOiに出力される電圧に応じて充電される。該充電
された電圧の電圧レベルは、該1垂直期間中、一定の電
圧レベルに保たれ、該電圧レベルの電圧が該画素に印加
される。
【0046】図7は水平同期信号Hsymによって規定さ
れるj番目の1水平期間jHにおける、デジタル映像デー
タDAと、サンプリングパルスTsmpiと、及び出力パル
ス信号OEとの関係を示す。図7に示すように、サンプ
リングパルスTsmp1、Tsmp2、…、Tsmpi、…、TsmpN
が該データ駆動回路101に与えられることにより、デ
ジタル映像データDA1、DA2、…、DAi、…、DAN
がそれぞれ該データ駆動回路101に取り込まれる。該
データ駆動回路101は、出力パルス信号OEによって
規定されるj番目のパルス信号OEj(j=1,2,・・・,M)が
与えられると、それを契機として出力端子S(i)から電
圧を出力する。
【0047】図8は、垂直同期信号Vsymによって規定
される1垂直期間における、水平同期信号Hsymと、デ
ジタル映像データDAと、出力パルス信号OEと、該デ
ータ駆動回路の出力のタイミングと、及び該ゲート駆動
回路の出力のタイミングとの関係を示す。図8におい
て、SOURCE(j)は、1水平期間jHにおいて与えられたデ
ジタル映像データに応じて、図7に示したタイミングで
出力された電圧の電圧レベルを示す。ここで、該SOURCE
(j)は、該データ駆動回路101のN本の出力端子から
出力される電圧の電圧レベルをまとめて表すために斜線
で表されている。
【0048】該SOURCE(j)が該データラインOiに出力さ
れる間、該ゲート駆動回路のj番目の出力端子G(j)から
出力される電圧の電圧レベルがハイレベルとなり、j番
目のゲートラインLjに接続されたN個のスイッチング
素子T(j,i)(i=1,2,・・・,N)がすべてオン状態になる。
これにより、該画素P(j,i)は該データラインOiに出力
される電圧に応じて充電される。各j=1,2,・・・,Mに対し
てM回上記に述べたことが繰り返されることにより、1
垂直期間における映像(ノンインターレースの場合は、
この映像が1画面になる)が表示される。
【0049】以降、出力パルス信号OEにおいてj番目
のパルス信号OEjが与えられてから次のパルス信号O
Ej+1が与えられるまでの期間を1出力期間と定義す
る。1出力期間は、図8においてSOURCE(j)(j=1,2,・・
・,M)で表された各期間に一致する。
【0050】図9は、図7及び図8で示した各信号のタ
イミングに加えて、該タイミングに応じて画素P(j,i)
(j=1,2,・・・,M)に印加された電圧の電圧レベルを示
す。
【0051】図10は、本発明の駆動方法によって、1
出力期間において該データラインOiに出力される電圧
信号の波形の例を示す。従来、該データラインOiに出
力される電圧信号の電圧レベルは1出力期間中一定であ
った。これに対し本発明では、該データラインOiに出
力される電圧信号が、1出力期間中に振動する振動成分
を有する。即ち、パルス状の信号電圧は、パルスの
「1」の期間と「0」の期間との比、即ち、デューティ
ー比n:mが後述するように選択される。
【0052】図1の構成は前述したように、単一のデー
タラインOiに画像信号を出力するデータ駆動回路の一
部分の構成を示している。従って、データ駆動回路は、
図1に示される構成を、表示パネルのデータラインOi
の数と同数だけ有している。以下に於いて、画像データ
が6ビット(D0,D1,D2,D3,D4,D5)で
構成されている場合を例示する。即ち、画像信号データ
は、0〜63の64種類の値を持ち、各画素に与えられ
る信号電圧は、階調用電圧V0,V8,V16,V2
4,V32,V40,V48,V56,V64の9レベ
ル及び後述するように、前記各階調用電圧V0,V8,
V16,V24,V32,V40,V48,V56,V
64の内のいずれか一対の階調電圧から作成される該一
対の階調用電圧の間の複数の階調用電圧のいずれかとな
る。
【0053】このデータ駆動回路は、画像信号データの
各ビット(D0,D1,D2,D3,D4,D5)毎に
設けられ、サンプリング動作用に用いられる第1段目の
D型フリップフロップMSMPと、ホールド動作用に用い
られる第2段目のD型フリップフロップMHと、選択制
御回路SCOLと、それに9種の外部からの階調用電圧
V0〜V7とデータラインOnとの間に、各々設けられ
たアナログスイッチASW0〜ASW8とを含んで構成
される。アナログスイッチASW0〜ASW8に於い
て、9種類の前記階調用電圧V0,…,V64と、前記
選択制御回路SCOLからの制御信号S0,S8,S1
6,S24,S32,S40,S48,S56,S64
とが入力される。図1の構成において、選択制御回路S
COLには、図3に示されるように、t1,t2,t3,
t4の4つの異なるデューティー比をもった信号が与え
られている。
【0054】尚、本発明に於いて、前記画像信号データ
のサンプリング及びホールド動作を行う回路は、前記D
型フリップフロップMSMP、MHに限らず、サンプリング
及びホールド動作を行う広範な種類の回路素子を用いる
ことができる。
【0055】発明に於いて、画像信号データが8の倍数
の時に、外部から入力される階調用電圧V0〜V7のい
ずれか一つが選択されて、該階調用電圧が同一の電圧レ
ベルで出力される。このとき、本実施例に於て、前記デ
ューティー比n:mが、k:0あるいは0:k(kは自
然数)であると定める。このように定めると、全画像信
号データに対する出力が、外部から入力されている階調
用電圧V0,…,V64のいずれか一対を選択する上位
ビットと、振動電圧の波形を決定する下位ビットの組合
せに基づいて決定できることになる。
【0056】このようにした場合の下位3ビットの画像
信号データd2,d1,d0に対する論理表を下記表2
に示す。
【0057】
【表2】
【0058】この表2に於いて、振動信号t0〜t7
は、デューティー比がそれぞれ、8:0、7:1、6:
2、5:3、4:4、3:5、2:6、1:7のパルス
状のクロック信号であり、振動信号t5、t6、t7
は、振動信号t3、t2、t1の反転信号である。前記
表2の論理表から、下記の論理式を得る。
【0059】
【数6】
【0060】ここで、前記t0は定常的に「1」である
から、次式のように表現してもよい。
【0061】
【数7】
【0062】次に、画像信号データD0,D1,D2,
D3,D4,D5の上位3ビットD5,D4,D3と、
選択制御回路SCOLから出力される制御信号S0,S
8,S16,S24,S32,S40,S48,S5
6,S64との関係を、上記変数Tを用いて、下記の表
3に示す。
【0063】
【表3】
【0064】この表3から、下記の各論理式を得る。
【0065】
【数8】
【0066】
【数9】
【0067】
【数10】
【0068】
【数11】
【0069】
【数12】
【0070】
【数13】
【0071】
【数14】
【0072】
【数15】
【0073】
【数16】
【0074】前記各論理式に基づいて、図2〜図5に示
される回路が得られる。図2の回路に於いて、画像信号
データの下位ビットD2、D1、D0及び反転回路IN
0〜INV2によるこれらの反転信号とが、2進法の0
〜7を構成する組合せで、複数のAND回路AG0〜A
7に入力され、各AND回路AG0〜AG7から、振動
信号指定信号(0)〜(7)がそれぞれ出力される。
【0075】図3に於いて、前記振動信号指定信号
(0)〜(7)と、前述した振動信号t 1〜t7とが、図
3に示すように複数のAND回路BG1〜BG7にそれぞ
れ入力され、各AND回路BG1〜BG7の出力は、OR
回路CGに入力される。図3の回路の出力として、OR
回路CGの出力である振動信号指定信号Tと、反転回路
INV3による該出力Tの反転信号である振動信号指定
信号“T”とが得られる。
【0076】図4の回路は、前記画像信号データの上位
ビットD5、D4、D3、及び反転回路INV4〜IN
6によるこれらの反転信号とが、2進法の0〜7を構
成する組合せで、複数のAND回路DG0〜DG7に入力
され、各AND回路DG0〜DG7から、階調用電圧指定
信号[0]、[8]、[16]、[24]、[32]、
[40]、[48]、[56]がそれぞれ出力される。
【0077】図5の回路に於いて、前記8種の階調用電
圧指定信号[0]〜[56]と、前記振動信号指定信号
Tとは、前記AND回路EG0、EG2、EG4、EG6
EG8、EG10、EG12、EG14にそれぞれ入力され
る。また、前記8種の階調用電圧指定信号[0]〜[5
6]と、前記振動信号指定信号“T”とは、前記AND
回路EG1、EG3、EG5、EG7、EG9、EG11、E
13、EG15にそれぞれ入力される。AND回路E
1、EG2;EG3、EG4;EG5、EG6;EG7、E
8;EG9、EG10;EG11、EG12;EG13、EG14
の各対の出力は、それぞれOR回路FG1〜FG7に入力
される。
【0078】AND回路EG1、OR回路FG1〜FG7
及びAND回路EG15の各出力が、前記各アナログスイ
ッチASW0〜ASW8に、各アナログスイッチASW
0〜ASW8の導通状態及び遮断状態を切り換える制御
信号S0、S8、S16、S24、S32、S40、S
48、S56、S64として、入力される。
【0079】本実施例に於いて、画像信号データの値が
8の倍数のときであっても、画像信号データの値が8の
倍数でないときであっても、階調用電圧V0,V8,V
16,V24,V32,V40,V48,V56,V6
4の隣接する一対の階調用電圧の組の指定と、該指定さ
れた一対の階調用電圧の間で、複数の補間階調を実現す
るために外部から入力される振動信号t1,t2,t3,
t4のいずれかの指定とを、画像信号データD0〜D5
の上位ビットと下位ビットとでそれぞれ実現することが
できる。なお、上述のような振動する電圧が表示装置の
データ線に与えられた場合、データ線と絵素との間に存
在する抵抗成分や容量成分に基づく低周波数通過フィル
タの特性によって交流成分が抑圧され、絵素自信には1
周期の平均値に相当する電圧が与えられ、駆動回路が直
流電圧を出力した場合と同様の結果が得られることにな
る。
【0080】従って、前記従来技術に於ける問題点が解
消され、本実施例に於いて、64階調の表示を実現する
に際して、外部から入力される階調用電圧は9種類でよ
い。従って、簡便な構成によって、多階調の表示を実現
することができる。また、図6に示す一つのデータライ
ン当りのデータ駆動回路の部分の構成を、本願出願人に
より既に出願された発明に於ける構成よりも、更に簡略
化することができる。また、本来必要な振動信号t1,
t2,t3,t4,t5,t6,t7のうちのt5,t6,t
7に、t1,t2,t3の反転信号を用いるので、その振
動信号を選択制御回路へ送るための配線を少なくでき
る。このとき、反転する信号の数は1以上としても、反
転した信号の数だけ配線を減少させることが可能とな
る。
【0081】実際のデータ駆動回路は、図2〜図5の構
成を、データラインOiの数だけ必要とするので、該選
択制御回路SCOLの回路規模の大小は、データ駆動回
路を構成する集積回路素子のチップ寸法に大きく影響す
る。
【0082】本実施例に於いて、選択制御回路SCOL
の回路規模は、前記本発明の基礎となる構成と比較し
て、格段に簡略化及び小型化することができる。従っ
て、選択制御回路SCOLを含む集積回路回路素子を大
幅に小型化することができ、該集積回路素子のコストを
削減すると共に、データ駆動回路を用いる表示装置の構
成を小型にすることができる。また、高精細な画像を実
現するために、画像信号データのビット数を増大しよう
とした場合に於いて、前記データ駆動回路の回路規模の
削減効果が更に増大し、前記集積回路素子の小型化とコ
ストの削減、該集積回路素子を用いる表示装置の小型化
を更に図ることができる。
【0083】上記実施例においては、6ビットの画像信
号データD0,D1,D2,D3,D4,D5の上位3
ビットD5,D4,D3に基づいて、複数種類の階調電
圧のいずれか一対の階調電圧を指定する。また、その指
定された一対の階調電圧に対応する一対のアナログスイ
ッチを下位3ビットD0,D1,D2に基づいたデュー
ティで駆動するが、本発明はこれに限られない。例え
ば、(x+y)(x、y:正の整数)ビットの画像信号
データに基づいて2x・2yの階調で表示を行う場合に
は、以下のようにすることができる。即ち、複数のアナ
ログスイッチの各々に、上位xビットで表される数字の
種類数に1を足した数でレベルを異ならせた階調用電圧
を各々供給する。上位xビットで表される数字の種類数
に基づいて前記選択制御回路にて一対の階調電圧を指定
し、指定された一対の階調電圧の間に、下位yビットで
表される数字の種類数から1を引いた数でレベルを異な
らせた中間電圧を、一対の階調電圧に対応する一対のス
イッチング手段のデューティ駆動により得るようにする
ことができる。
【0084】したがって、上述した64階調の実施例の
場合には、x=3、y=3であり、xビットで表される
数字の種類数である8に1を足した数である9の階調電
圧を、9つのアナログスイッチの各々に供給する。ま
た、xビットで表される数字の種類数(8)に基づいて
一対の階調電圧を指定し、指定された一対の階調電圧の
間に、yビットで表される数字の種類数(8)から1を
引いた数(7)でレベルを異ならせた中間電圧を得る構
成となっている。また、振動信号の数としては、yビッ
トで表される数字の種類数(8)から1を引いた数
(7)が必要となるが、そのうち反転可能な3つの振動
信号については反転させてあり、実質的には4つとして
ある。
【0085】また、256階調が得られるようにする場
合には、x=3、y=5とし、xビットで表される数字
の種類数である8に1を足した数である9の階調電圧
を、9つのアナログスイッチの各々に供給する。また、
xビットで表される数字の種類数(8)に基づいて一対
の階調電圧を指定し、指定された一対の階調電圧の間
に、yビットで表される数字の種類数(32)から1を
引いた数(31)でレベルを異ならせた中間電圧を得る
構成とすればよい。
【0086】(実施例2)本実施例は、更に振動信号を
選択制御回路へ与えるための配線の数を減少させる場合
である。詳細には、選択制御手段の前段に、オン期間を
0から2yで各々変化させたオン:オフのデューティ比
の異なる複数の信号の総てまたは一部を組み合わせて所
定のデューティ比を持つ振動信号を得る振動信号作成回
路を設け、振動信号作成回路が得た信号に基づいて、選
択された2つのスイッチング素子をオン・オフ制御させ
る構成とする。
【0087】図11は、本実施例に係る、8ビットの映
像信号に対応した駆動回路の1出力対応の回路構成図を
示す。図12に、用いる振動信号(t0、t1、t2、
t3、t4)と画像信号データを構成する8ビットのう
ちの下位5ビット(d0、d1、d2、d3、d4)で
振動信号指定信号を作成する振動信号作成回路を示す。
この振動信号作成回路は、AND回路FG0〜FG4とO
R回路FG5とを有し、振動信号(t0、t1、t2、
t3、t4)は、それぞれ対応するデータの各ビットが
1である時のみAND回路FG0〜FG4を通過する。通
過した振動信号はOR回路FG5によって加算され、振
動信号指定信号T、“T”が作成される。
【0088】ところで、振動信号t0〜t4は、それぞ
れ1:32、2:32、4:32、8:32、16:3
2のデューティ比を持っており、その位相関係は高(h
igh)の部分が重ならないようになっている。すなわ
ち、全ての振動信号が選択制御回路に与えられた場合、
その電圧の平均値は1周期を持っていることになる。図
13に、上記振動信号(t0、t1、t2、t3、t
4)の波形と位相の関係の例を示す。振動信号は、対応
したビットに対応した重みを持った波形であることと、
振動信号の高の部分の時限が重なり合わないような位相
関係となっていることが必要である。
【0089】このような振動信号の内、ゲートを通過し
て有効となった振動信号のみが加算されたならば、それ
ぞれ下位5ビットのデータの値に応じた平均値を持った
波形が合成されることとなる。なお、これらの振動信号
は、低の部分により決定してもよい。
【0090】図14に、下位5ビット(d0〜d4)の
データに対応して作成される振動信号の波形を示す。な
お、d0〜d4が全て0の場合は、平均値が0の振動波
形と見なしている。
【0091】このように本実施例2によって、平均値が
0/32、1/32、2/32、3/32〜28/3
2、29/32、30/32、31/32を持った振動
波形が容易に得られることになる。
【0092】表4は、上述のようにして得られる振動信
号指定信号Tを媒介変数として表した選択制御回路の論
理表である。
【0093】
【表4】
【0094】なお、振動信号指定信号Tは、以下の式で
表される。
【0095】T=d0t0+d1t1+d2t2+d3
t3+d4t4 この論理表を実際の回路に展開することによって、補間
されるデータに対しては、表5に示すようにV32nと
V32(n+1)の2つの電位の間を周期的に振動する
電圧を出力8ビット駆動回路が実現できることになる。
【0096】
【表5】
【0097】このように本実施例2によって、実施例1
の方法では表4のように膨大となった論理表が表5のよ
うな簡単な1つの論理表で記述可能となる。
【0098】アナログスイッチの制御信号s0、s3
2、〜、s224、s256は、表4より以下の式で表
される。
【0099】
【数17】
【0100】
【数18】
【0101】
【数19】
【0102】
【数20】
【0103】
【数21】
【0104】
【数22】
【0105】
【数23】
【0106】
【数24】
【0107】
【数25】
【0108】ただし、[ ]=d7・d6・d5の順
で、例えば[32]=“d7”・“d6”・d5となる
ことを表す。
【0109】図12、図15および図16は、これらの
式を論理回路に直したものである。図12は前述した振
動信号作成回路であって、この回路に於いて、画像信号
データの下位ビットD4、D3、D2、D1、D0及び
振動信号t0〜t4が、複数のAND回路FG0〜FG4
に各々入力され、各AND回路FG0〜FG4の出力は、
OR回路FG5に入力される。図12の回路の出力とし
て、OR回路FG5の出力である振動信号指定信号T
と、反転回路INV5による該出力Tの反転信号である
振動信号指定信号“T”とが得られる。
【0110】図15の回路は、前記画像信号データの上
位ビットD7、D6、D5の種々の[ ]が、複数のA
ND回路GG0〜GG7に入力され、各AND回路GG0
〜GG7から、階調用電圧指定信号[0]、[32]、
[64]、[96]、[128]、[160]、[19
2]、[224]がそれぞれ出力される。
【0111】図16の回路に於いて、前記8種の階調用
電圧指定信号[0]〜[224]と、前記振動信号指定
信号“T”とは、AND回路HG0、HG2、HG4、H
6、HG8、HG10、HG12、HG14にそれぞれ入力さ
れる。また、前記8種の階調用電圧指定信号[0]〜
[224]と、前記振動信号指定信号Tとは、前記AN
D回路HG1、HG3、HG5、HG7、HG9、HG11
HG13、HG15にそれぞれ入力される。AND回路HG
1、HG2;HG3、HG4;HG5、HG6;HG7、HG8
HG9、HG10;HG11、HG12;HG13、HG14の各
対の出力は、それぞれOR回路IG1〜IG7に入力され
る。
【0112】AND回路HG1、OR回路IG1〜IG7
及びAND回路HG15の各出力が、前記各アナログスイ
ッチASW0〜ASW8に、各アナログスイッチASW
0〜ASW8の導通状態及び遮断状態を切り換える制御
信号S0、S32、S64、S96、S128、S16
0、S192、S224、S255として、入力され
る。実際のLSI化に当たっては、図12、図15及び
図16を更に縮小化すればよい。なお、上記表5は本実
施例2で得られる階調と階調用電圧との関係を示す。
【0113】したがって、本実施例2による場合には、
256階調の表示を実現するに際して、外部から入力さ
れる階調用電圧は9種類でよい。従って、本願出願人に
より既に出願された発明に於ける構成はもちろんのこ
と、実施例1による場合よりも、更に簡略化することが
できる。また、一対の階調用電圧の間に作成する中間電
圧が31個も必要であるが、その中間電圧を僅か5つの
信号t0〜t4で作成することができ、その信号を選択
制御回路へ送るための配線を少なくできる。
【0114】なお、本実施例2においては図13に示す
ように1:32、2:32、4:32、8:32、1
6:32のデューティ比を各々持つ信号t0〜t4を使
用しているが、本発明はこれに限らず、信号t0〜t4
のうちの一部を省略し、残った信号を複数回使用して、
その省略した信号を作成するようにしてもよい。また、
用いる信号は上記デューティ比を各々持つ信号に限られ
ず、他のデューティ比を持つ信号を使用することもでき
る。
【0115】(実施例3)次に、8ビットにおける最大
値である255に対する出力を次式で表される補間出力
ではなく、基準電源V256をそのまま出力するように
論理を追加したものの場合を説明する。
【0116】この場合の媒介変数Tは、次式で表され
る。
【0117】T=バー[255](d0t0+d1t1
+d2t2+d3t3+d4t4)+[255] 但し、[255]=d7・d6・d5・d4・d3・d
2・d1・d0 本実施例3の場合においては、データが255のとき
は、Tの値は1となるから、表4よりs256のみ1と
なり、V256がそのまま出力される。このことによっ
て、階調255と254との差を明確にでき、コントラ
スト(最大階調/最小階調)を上げることができる。
【0118】図17はこの式を論理回路に置き換えたも
のである。
【0119】以上詳述したように、本発明にあっては、
本実施例3でも示したように、上述の実施例2に基づく
振動信号の削減効果は8ビット駆動回路のような高多階
調のものに適用した場合は大きな効果を発揮する。
【0120】また、本実施例2、3の場合、振動信号は
従来の設計思想では16個必要であったものが、僅か5
個の振動信号t0〜t5で済んでいる。ところで、この
振動信号は、駆動回路の全ての選択制御回路に供給され
る必要があるから、その線路は駆動回路を構成するLS
I全体に引き回されることになる。したがって、この本
数が大きく減ることは、それ自体でチップ寸法の小型化
に寄与することになる。つまり、選択制御回路を驚異的
に縮小する効果と比較すると僅かな程度ではあるが、効
果は確実である。更に、これらの信号は、常時動作して
いる信号であるため、その本数が大きく減ることは消費
電力削減の効果も得られる。なお、この実施例2、3に
基づく振動信号数は、6ビット駆動回路では実施例1の
4本から3本へと削減される。
【0121】また、実施例2で説明した、最終的な振動
信号を簡単な論理計算により作成すること(第1の特
徴)と、振動信号を媒介変数を用いて論理回路を設計す
ること(第2の特徴)とを併せることにより、駆動回路
の選択制御回路全体の論理回路を著しく縮小する効果が
ある。その効果を、実施例を基に再度具体的に説明す
る。
【0122】8ビットの場合の図12、図15および図
16と、6ビットの場合の図20〜図21を比較する
と、振動信号指定信号線Tの作成回路(第1の特徴に基
づく部分)以外はまったく同一の回路構成となる。これ
は、双方の論理表、前述した表4と、以下に示す表6
(図20〜図21の回路の場合)とが同一形式になるこ
とからも明かである。なお、これは、階調用電圧が同一
個数の場合に言えることであり、本実施例では9本であ
る。すなわち、本発明によると本来、6ビットに比較し
て少なくとも数倍の大きさになる筈の8ビット駆動回路
の選択制御回路が、殆ど同じ大きさで実現できることが
分かる。
【0123】
【表6】
【0124】しかも、その6ビットの場合においても、
図12、図15および図16に基づいて回路を作成する
と、従来の回路図である図20、図21と比較すれば分
かるように、僅かではあるものの小さく、コンパクにな
るのである。特に、8ビットのように高多階調の駆動回
路に適用された場合、本発明の効果が如何に顕著である
か容易に理解されるであろう。なお、駆動回路は各出力
毎に選択制御回路を必要とするから、この効果は駆動回
路全体としては、極めて大きく、コストを大幅に低下さ
せることが可能となる。
【0125】また、例えば8ビットのドライバの場合、
従来の設計思想の延長では、実質的に合理的な価格での
データドライバの製造は困難であったが、本発明により
合理的価格での製造が可能となる。
【0126】なお、以上の各実施例は全て階調0を出発
点として階調1から補間を開始しているが、逆にしても
よい。例えば、階調255を出発点として階調254か
ら補間を開始してもよい。この場合、実施例3はデータ
の値が0のときに、実施例3で実際に説明した階調25
6と同様にすべきことは言うまでもない。
【0127】
【発明の効果】本発明によれば、与えられた電圧源から
供給される電圧から、1つ以上の補間電圧を得ることが
できる。これにより、従来、駆動回路の構成上必要であ
った電圧源の数を大幅に削減することができる。電圧源
を駆動回路の外部に設ける場合には、駆動回路の入力端
子数を少なくすることができ、駆動回路をLSIで構成
する場合には、このLSIの入力端子数を削減すること
もできる。従って、従来例によれば、端子数の増加のた
めに、実際上実現不可能であった多階調表示の駆動用L
SIを実現することが可能となる。また、本発明に於い
て、(1)表示装置及び駆動回路の製作コストを大幅に
低減可能、(2)従来チップサイズ又はLSI実装上の
問題から事実上製作が不可能であった多階調用の駆動回
路を容易に製作可能、(3)多数の電圧源が不要となる
ので消費電力が小さくなる、という効果を実現すること
ができる。
【0128】更に、本発明による場合には、選択制御回
路に与えられる振動信号の数を少なくすることが可能と
なり、それに伴って、その振動信号を送るための配線の
数も少なくすることができ、回路構成の簡略化や小型化
をより十分に図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基礎となるデータ駆動回路の一部分の
ブロック図である。
【図2】データ駆動回路に於ける本発明の一実施例の内
部構成の一部分を示すブロック図である。
【図3】データ駆動回路に於ける本発明の一実施例の内
部構成の他の一部分を示すブロック図である。
【図4】データ駆動回路に於ける本発明の一実施例の内
部構成の更に他の一部分を示すブロック図である。
【図5】データ駆動回路に於ける本発明の一実施例の内
部構成の更に他の一部分を示すブロック図である。
【図6】本発明に係わる表示装置のブロック図である。
【図7】1水平期間における入力データと、サンプリン
グパルスと、出力パルスとの関係を示すタイミングチャ
ートである。
【図8】1垂直期間における入力データと、出力パルス
と、出力電圧と、ゲートパルスとの関係を示すタイミン
グチャートである。
【図9】1垂直期間における入力データと、出力パルス
と、出力電圧と、ゲートパルスと、絵素に印加される電
圧との関係を示すタイミングチャートである。
【図10】1出力期間中に振動する出力電圧を示す波形
図である。
【図11】本発明のデータ駆動回路の一部分のブロック
図である。
【図12】図11のデータ駆動回路に於ける本発明の一
実施例の内部構成の他の一部分を示すブロック図であ
る。
【図13】図11のデータ駆動回路において使用する振
動信号の波形を示す図である。
【図14】図11のデータ駆動回路において作成される
振動信号の波形を示す。
【図15】図11のデータ駆動回路に於ける本発明の一
実施例の内部構成の他の一部分を示すブロック図であ
る。
【図16】図11のデータ駆動回路に於ける本発明の一
実施例の内部構成の他の一部分を示すブロック図であ
る。
【図17】データ駆動回路に於ける本発明の他の実施例
の内部構成の一部分を示すブロック図である。
【図18】従来技術のデータ駆動回路のブロック図であ
る。
【図19】本発明の基礎となる構成の動作を示すタイム
チャートである。
【図20】従来技術のデータ駆動回路の一部分のブロッ
ク図である。
【図21】従来技術のデータ駆動回路の他の一部分のブ
ロック図である。
【符号の説明】
D0〜D7 デジタル画像信号 MSMP サンプリング用フリップフロップ回路 MH ホールド用フリップフロップ回路 On ソースライン ASW0〜ASW8 アナログスイッチ V0〜V8,V16,V24,V32,V40,V4
8,V56,V64,V96,V128,V160,V
192,V224,V256 階調用電圧 SCOL 選択制御回路 t0〜t7 振動信号
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G09G 3/20 641 G09G 3/20 641C 641K (72)発明者 田中 邦明 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−136983(JP,A) 特開 平2−281291(JP,A) 特開 昭62−262030(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G09G 3/36 G02F 1/133

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画素と前記複数の画素に電圧を印
    加するためのデータラインとを含み、複数のビットから
    なる映像データに応じて複数の階調で画像を表示する表
    示装置を駆動する駆動回路であって、 前記駆動回路は、 前記複数のビットから選択されたビットからなる第1映
    像データに応じて、複数の所定の振動信号のうちの1つ
    を選択することにより、または、前記複数の所定の振動
    信号のうちの2以上を組み合わせることにより、振動信
    号を生成する振動信号生成手段と、 前記振動信号を反転することにより、反転された振動信
    号を生成する反転手段と、 前記複数のビットのうち前記選択されたビット以外のビ
    ットからなる第2映像データに応じて、階調電圧供給手
    段から供給される複数の階調電圧のうち第1階調電圧と
    第2階調電圧とを選択する階調電圧選択信号を生成する
    階調電圧選択手段と、 前記振動信号と前記反転された振動信号とに応じて、1
    出力期間中に複数回振動する振動成分を有する電圧信号
    が前記データラインに出力されるように、前記第1階調
    電圧と前記第2階調電圧とを前記データラインに出力す
    る出力手段と を備えている、駆動回路。
  2. 【請求項2】 前記複数の所定の振動信号のうち少なく
    とも1つは、前記複数の所定の振動信号のうち他の振動
    信号を反転することによって得られる反転された信号で
    ある、請求項1に記載の駆動回路。
  3. 【請求項3】 前記映像データは、(x+y)ビットか
    らなり、xおよびyはそれぞれ正の整数であり、 前記階調電圧選択手段は、前記複数の階調電圧から2 x
    対の第1階調電圧と第2階調電圧とを選択するための
    (2 x +1)種類の階調電圧選択信号を生成し、 前記振動信号生成手段は、2 y 種類の振動信号を生成
    し、 これにより、互いに異なるレベルを有する(2 y −1)
    個の中間電圧が、前記階調電圧選択手段によって選択さ
    れた前記第1階調電圧と前記第2階調電圧との 間に生成
    され、2 (x+y) 階調で画像が表示される、請求項1に記
    載の駆動回路。
  4. 【請求項4】 前記複数の所定の振動信号のそれぞれ
    は、第1レベルと第2レベルとの間を振動し、 1サイクルにおいて前記複数の所定の振動信号が前記第
    1レベルとなる期間は互いに異なっており、前記複数の
    所定の振動信号が前記第1レベルとなる期間の長さは、
    前記映像データの前記複数のビットのうち対応するビッ
    トに応じて重みづけられている、請求項1に記載の駆動
    回路。
  5. 【請求項5】 前記出力手段は、 複数のスイッチング手段と 前記複数のスイッチング手段
    を制御する制御手段と を備えており、 前記複数のスイッチング手段のそれぞれには前記電圧供
    給手段から前記複数の階調電圧のうち対応する1つが供
    給されており、 前記制御手段は、前記振動信号のデューティー比と実質
    的に同一のデューティー比で振動する第1制御信号を、
    前記複数のスイッチング手段のうち前記第1階調電圧が
    供給されている第1スイッチング手段に出力し、前記反
    転された振動信号のデューティー比と実質的に同一のデ
    ューティー比で振動する第2制御信号を、前記複数のス
    イッチング手段のうち前記第2階調電圧が供給されてい
    る第2スイッチング手段に出力し、 前記第1スイッチング手段は、前記第1制御信号に従っ
    て駆動され、前記第2スイッチング手段は、前記第2制
    御信号に従って駆動される、請求項1に記載の駆動回
    路。
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