JP2868464B2 - 半導体記憶装置およびそのリフレッシュ制御方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびそのリフレッシュ制御方法

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JP2868464B2 JP8137156A JP13715696A JP2868464B2 JP 2868464 B2 JP2868464 B2 JP 2868464B2 JP 8137156 A JP8137156 A JP 8137156A JP 13715696 A JP13715696 A JP 13715696A JP 2868464 B2 JP2868464 B2 JP 2868464B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶装置およ
びそのリフレッシュ制御方法に関し、特に読み出し/書
き込み可能なDRAMとして形成される半導体記憶装置
およびそのリフレッシュ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体記憶装置におけるメモリ容
量の増大傾向に対応して、メモリの消費電力の低減が重
要な課題となっており、特にメモリの内でもコストと容
量との比率の大きいDRAMの場合においては、前述の
消費電力の低減は必要不可欠な課題となっている。一般
に、DRAMにおいては、メモリ素子のゲート部の寄生
容量に、記憶情報が電荷の形で保持されているために、
所定の時間を経過すると、当該寄生容量における漏洩電
流により記憶情報が失われてしまうことになる。従っ
て、一定時間ごとにメモリセル内の情報を増幅して再生
する所謂リフレッシュ動作が必要となる。このリフレッ
シュ動作は、DRAMの全記憶セルに対して行われるた
めに、当該リフレッシュ動作を伴なう情報保持時におけ
る消費電力量は極めて大きい量となる。
【0003】図7は、従来のDRAMを示すブロック図
である。図7に示されるように、本従来例は、クロック
・ジェネレータ2と、カウンタ27と、ロウアドレス・
バッファ8と、カラムアドレス・バッファ9と、ロウデ
コーダ10と、カラムデコーダ11と、センスアンプ1
2と、メモリセルアレイ13と、データ入出力バッファ
14とを備えて構成される。本従来例において、メモリ
セルアレイ13をリフレッシュする際には、クロック・
ジェネレータ2において、外部からのロウアドレス・ス
トローブ信号101、カラムアドレス・ストローブ信号
102およびライト・イネーブル信号103の入力を受
けて、リフレッシュ要求信号106がアクティブ・レベ
ルにて出力され、カウンタ27に入力されるとともに、
ロウアドレス・バッファ8に対して、ロウアドレス・バ
ッファ制御信号111がアクティブ・レベルにて出力さ
れる。また、ロウデコーダ10に対しては、ロウデコー
ダ制御信号104がアクティブ・レベルにて出力され
る。カウンタ27においては、リフレッシュ要求信号1
06がアクティブ・レベルで入力されると、リフレッシ
ュ・ロウアドレス114が生成されて、対応するロウア
ドレス・バッファ8に入力されるとともに、対応するロ
ウデコーダ10を介して、DRAMのリフレッシュ・ロ
ウアドレスにより指定されるセンスアンプ12を駆動さ
せることにより、当該DRAMのメモリセルアレイ13
の全メモリセルに対するリフレッシュ動作が行われる。
【0004】このように、DRAMにおけるリフレッシ
ュ動作時においては、メモリセルアレイを構成する全メ
モリセルに対して一様にリフレッシ動作が行われる。こ
のために、当該DRAMを情報保持状態に維持する際に
は、リフレッシュ動作のために消費電力は多大な量とな
り、DRAMの情報保持時間維持に対する大きな障害要
因となる。この問題に対処するために、リフレッシュ動
作時の消費電力低減手法としては、例えば、特開昭60
ー175294号公報、特開昭60ー175295号公
報および特開昭60ー175296号公報等において開
示されているように、DRAM内における未使用のメモ
リバンクを検出することによってリフレッシュ動作の対
象メモリセル領域を抑制し、これにより消費電力を低減
する手法が提案されている。以下に、特開昭60ー17
5296号公報に記載されている従来技術について説明
する。
【0005】図8は、一般的なDRAMに対応するアク
セス装置の1例を示すブロック図であり、図9は、前記
特開昭60ー175296号公報に記載されている従来
のDRAMのロウアドレス・ストローブ信号に対するデ
コーダの内部構成を示すブロック図である。図8に示さ
れるように、当該アクセス装置は、バンク構成されたD
RAM40と、CPU28と、DRAM40に印加する
アドレス130およびリフレッシュ・アドレス信号13
1の切替用として機能するマルチプレクサ30と、リフ
レッシュ・アドアレスジェネレータ31と、リフレッシ
ュ・タイマ32と、CPU28より出力されるコマンド
信号とリフレッシュ・タイマ32において生成されるリ
フレッシュ要求信号との切替用として機能するアービタ
33と、タイミング・ジェネレータ35と、ライトイネ
ーブル・バッファ36と、カラムアドレス・ストローブ
・バッファ37と、ロウアドレス・ストローブ・デコー
ダ38と、バンクアドレス信号用のラッチ34と、デー
タ・バッファ39とを備えて構成される。
【0006】図8において、CPU28より出力される
アドレス信号130は、8ビットづつのアドレス信号に
区分されてマルチプレクサ30に入力される。このマル
チプレクサ30の出力は、タイミング・ジェネレータ3
5より供給されるSL信号133により制御されて、そ
れぞれ交互にDRAM40の対応するアドレス端子に入
力される。アービタ33においては、リフレッシュ動作
が行われている時間帯以外の期間においては、CPU2
8から出力されるコマンド信号が受け入れられて、タイ
ミング・ジェネレータ35からはライト・イネーブル信
号134、カラムアドレス・ストローブ信号135およ
びロウアドレス・ストローブ信号136が出力される。
ライトイネーブル信号134は、バッファ36を介して
DRAM40に入力され、ライトアクセスの際にイネー
ブル信号として用いられる。カラムアドレス・ストロー
ブ信号135は、バッファ37を介してDRAM40に
入力され、カラムアドレス・ストローブ信号として用い
られる。また、ロウアドレス・ストローブ信号136
は、デコード38においてDRAM40におけるバンク
選択の論理がとられた後に当該DRAM40に入力さ
れ、ロウアドレス・ストローブ信号として用いられる。
【0007】次に、DRAM40に対するリフレッシュ
動作について説明する。リフレッシュ要求信号が、アー
ビタ33およびタイミング・ジェネレータ35を介して
デコーダ38に入力されると、当該デコーダ38から
は、DRAM40に対してロウアドレス・ストローブ信
号がアクティブ・レベルにて出力される。その際に、当
該ロウアドレス・ストローブ信号は、DRAM40内部
の全てのバンクに対して出力されるために、リフレッシ
ュ動作は、これらの全バンクに対して一括して行われて
しまう状態となる。以下に、図9を参照して、従来技術
について敷延して説明する。なお、DRAM40に対す
るアクセス装置としては、上述の図8に示されるものと
同一構成であるこのとする。
【0008】図9において、DRAM40は、バンクA
58、バンクB59、バンクC60およびバンクD61
を含む4つのDRAMにより構成されている。拡張アド
レス信号138および139(図8の拡張アドレス信号
137に含まれる)の入力を受けて、デコーダ41より
出力されるバンク選択信号140、141、142およ
び143が、それぞれ対応するNANDゲート50、5
1、52および53の一方の入力端子入力される。これ
らのNANDゲート50、51、52および53の他方
の入力端子には、タイミング・ジェネレータ35(図8
参照)より送られてくるロウアドレス・ストローブ信号
149が入力されており、NANDゲート50、51、
52および53から出力される論理積出力は、それぞれ
対応するNORゲート54、55、56および57の一
方の入力端子に入力される。他方において、デコーダ4
1より出力される前記バンク選択信号140、141、
142および143は、バンクアドレス・ラッチ42、
43、44および45にも入力されている。これらのバ
ンクアドレス・ラッチ42、43、44および45は、
それぞれリセット信号144、145、146および1
47によりリセットされ、当該リセットが解除された後
においては、前記バンク選択信号140、141、14
2および143の1番目の立ち下がりが個別にラッチさ
れて、当該ラッチ内容は、次の各リセット信号144、
145、146および147が入力されるまで保持され
る。これらのバンクアドレス・ラッチ42、43、44
および45の出力は、NANDゲート46、47、48
および49の一方の入力端子に入力され、これらのNA
NDゲート46、47、48および49において、リフ
レッシュ・タイマ32(図8参照)より送られてくるリ
フレッシュ要求信号148との論理積がとられて、その
出力は前述のNORゲート54、55、56および57
の他方の入力端子に入力される。NORゲート54、5
5、56および57においては、上述のNANDゲート
50、51、52および53との論理和がとられ、その
論理和出力は、それぞれDRAM40に含まれるバンク
A58、バンクB59、バンクC60およびバンクD6
1のロウアドレス・ストローブ端子に入力される。これ
により、DRAM40に対するバンク選択制御が行わ
れ、各部の動作を介しDRAM40に対するリフレッシ
ュ制御が行われる。
【0009】次に、当該従来例におけるリフレッシュ動
作について説明する。図9において、電源が投入される
と、リセット信号144、145、146および147
が一斉に入力されて、バンクアドレス・ラッチ42、4
3、44および45は同時にリセットされる。その後
に、当該リセット動作が解除されることにより、バンク
アドレス・ラッチ42、43、44および45は、全て
ラッチ動作可能な状態となり、デコーダ41より出力さ
れるバンク選択信号140、141、142および14
3の1番目の立ち下がりが、それぞれ個別にラッチされ
る。前述したように、この立ち下がりが一旦ラッチされ
ると、前記ラッチ内容は、次の各リセット信号144、
145、146および147が入力されるまでは、その
まま保持されている。
【0010】今、DRAM40において、バンクA5
8、バンクB59、バンクC60およびバンクD61の
順序に従ってアクセスが行われる場合には、バンクA5
8に対するライト・アクセスが開始される前に、バンク
A58に対応した拡張アドレス信号138および139
(図8の拡張アドレス信号137に含まれる)がデコー
ダ(図8のデコーダ38に対応する)41に入力されて
デコードされる。この結果、バンクA58に対するバン
ク選択信号140のみが“L”レベルにて出力される。
バンクアドレス・ラッチ42においては、このバンク選
択信号140の立た下がりがラッチされ、その内容は、
次のリセット信号144が入力されるまで保持される。
これにより、バンクアドレス・ラッチ42の出力のみが
“L”レベルにて出力されて、NANDゲート46に入
力される。NANDゲート46においては、リフレッシ
ュ要求信号148が入力される場合においてのみ“L”
レベルの信号が出力され、NORゲート54を介してバ
ンクA58のロウアドレス・ストローブ端子に入力され
る。即ち、この時点においては、バンクA58について
のみリフレッシュ動作を行わせることが可能な状態とな
る。この状態において、バンクA58に対するライト・
アクセスが、バンクA58についての最初のライト・ア
クセスであるのか否かが検索される。
【0011】この検索の結果において最初のライト・ア
クセスである場合には、まずリフレッシュ要求信号14
8を適宜入力することにより、バンクA58に対して8
回程のリフレッシュ・ダミーサイクルが実行される。こ
の場合に、情報のライト/リードを目的としないダミー
サイクルは、このリフレッシュ・ダミーサイクルにより
代用される。このダミーサイクルが終了することによ
り、バンクA58の全アドレス領域は、始めてライト・
アクセスを行うことが可能な状態となる。その後に、ロ
ウアドレス・ストローブ信号、カラムアドレス・ストロ
ーブ信号、ライト・イネーブル信号およびアドレス信号
130等を適宜加えることにより、バンクA58に対す
るライト/リード等のアクセス動作が、対応するアドレ
スの順序に従って行われてゆく。また、このメモリ・ア
クセスの期間においては、例えば、15.6μsごとに
行われる通常のリフレッシュ動作が実行されてはいる
が、この場合においては、リフレッシュされるのはバン
クA58のみである。
【0012】ここにおいて、バンクA58に対するアク
セスが終了したものとすると、当該バンクA58のメモ
リ内容が保持状態にあるか否かが検索される。保持が不
要である場合には、バンクアドレス・ラッチ42にリセ
ット信号144が入力され、これにより、バンクアドレ
ス・ラッチ42はリセットされリフレッシュ不可能な状
態となる。また、保持状態が必要である場合には、バン
クアドレス・ラッチ42はリセットされることなくリフ
レッシュ可能な状態に維持される。以下、同様にして、
バンクB59、バンクC60およびバンクD61に対す
るアクセスにおいても、上述したようなリフレッシュ動
作が行われる。例えば、バンクB59を使用する際に
は、バンクB59については常時ダミーサイクルを経過
させた後に、通常のリフレッシュ動作が行われるが、既
に使用されているバンクA58については、記憶内容の
保持が必要である場合には、ダミーサイクルを経過させ
てリフレッシュ動作が行われ、記憶内容の保持が不要で
ある場合には、ダミーサイクルおよびリフレッシュ動作
は実行されない。
【0013】以上説明したようなリフレッシュ動作を行
うことにより、バンクごとのリフレッシュ制御が可能と
なっている。即ち、従来技術の場合には、バンクA、バ
ンクB、バンクCおよびバンクDの順序に従ったバンク
の使用状態に対応して、記憶内容の保持の必要なバンク
および現在使用中のバンクについてのみダミーサイクル
を経過させた後に、通常のリフレッシュ動作が行われて
いる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の半導体
記憶装置およびそのリフレッシュ制御方法においては、
メモリセルの記憶情報保持のために、当該半導体記憶装
置を形成するDRAMのリフレッシュ動作を行う際に
は、当該DRAMの全メモリセルに対してリフレッシュ
動作が行われるために、リフレッシュ動作時の消費電力
が増大するという欠点があり、また、当該リフレッシュ
動作時においては過大な電流がDRAMに流入する動作
状態となり、ノイズ発生の要因になるという欠点があ
る。
【0015】また、前述の特開昭60ー175296号
公報に記載されてる従来技術の場合には、メモリシステ
ムが複数のDRAMによりバンク構成されており、これ
らのバンクごとにリフレッシュ制御を個別に行っている
に過ぎず、システム全体を統合したリフレッシュ制御が
行われていないために、前記メモリシステム全体の消費
電力については低減効果が少ないという欠点がある。
【0016】
【課題を解決するための手段】第1の発明の半導体記憶
装置は、メモリセルアレイおよびロウデコーダ、カラム
デコーダ、センスアンプおよびデータ入出力手段等を備
え、読み込み/書き込み可能な半導体記憶装置におい
て、ライトサイクル時に、所定のロウアドレス・ストロ
ーブ信号、カラムアドレス・ストローブ信号、ライト・
イネーブル信号およびリフレッシュ動作の対象とする領
域であるか否かを判定する未使用領域判定信号の入力を
受けて、ロウデコーダ/カラムデコーダ制御信号、リ
レッシュ要求信号、最上位ロウアドレス・ラッチ制御信
号、ロウアドレス・ラッチ制御信号およびアドレスバッ
ファ制御信号等を出力するアクセス制御手段と、前記
イトサイクルの発生に対応して、前記ロウアドレス・ラ
ッチ制御信号の入力を受けて、入力されるロウアドレス
をラッチする第1のロウアドレス・ラッチ手段と、前記
最上位ロウアドレス・ラッチ制御信号の入力を受けて、
前記第1のロウアドレス・ラッチ手段においてラッチさ
れたロウアドレスを入力し、最上位のロウアドレスとし
てラッチする第2のロウアドレス・ラッチ手段と、前記
ライトサイクルの発生に対応して、前記第1のロウアド
レス・ラッチ手段にラッチされているロウアドレスと、
前記第2のロウアドレス・ラッチ手段にラッチされてい
る最上位ロウアドレスとを比較して、前記第1のロウア
ドレス・ラッチ手段にラッチされているロウアドレス
が、前記第2のロウアドレス・ラッチ手段にラッチされ
ている最上位ロウアドレスよりも上位であるか否かを判
定する最上位判定信号を出力する比較手段と、前記リフ
レッシュ要求信号を入力し計数してリフレッシュ・ロウ
アドレスを生成して出力するとともに、このリフレッシ
ュ・ロウアドレスと前記第2のロウアドレス・ラッチ手
段より出力される最上位ロウアドレスの入力とを比較し
て前記未使用領域判定信号を出力するリフレッシュ制御
手段と、前記リフレッシュ・ロウアドレスの入力を受け
て、前記アドレス・バッファ制御信号により制御され、
所定のクロック信号を介して前記ロウデコーダに対する
ロウアドレスを出力するロウアドレス・バッファと、を
少なくとも備え、前記リフレッシュ制御手段は、前記第
2のロウアドレス・ラッチ手段にラッチされた最上位ロ
ウアドレスと前記リフレッシュ・ロウアドレスとを比較
して、前記リフレッシュ・ロウアドレスが前記最上位ロ
ウアドレスよりも下位である場合に出力される前記未使
用領域判定信号を介して、前記ロウデコーダ/カラムデ
コーダ制御信号により前記ロウデコーダを活性化すると
ともに、前記アドレスバッファ制御信号により前記アド
レスバッファを活性化することを特徴としている。
【0017】なお、前記リフレッシュ制御手段は、前記
リフレッシュ要求信号を入力して計数して、前記リフレ
ッシュ・ロウアドレスを生成して出力するカウンタと、
前記リフレッシュ・ロウアドレスと前記第2のロウアド
レス・ラッチ手段より出力される最上位ロウアドレスと
を比較して、前記未使用領域判定信号を出力する比較器
とを備えて構成してもよく、前記アクセス制御手段は、
前記ロウアドレス・ストローブ信号、カラムアドレス・
ストローブ信号およびライト・イネーブル信号の入力を
受けて、少なくとも前記ロウデコーダ制御信号、リフレ
ッシュ要求信号およびロウアドレス・バッファ制御信号
を生成して出力するクロック・ジェネレータと、前記未
使用領域判定信号および最上位判定信号の入力を受け
て、少なくとも前記最上位ロウアドレス・ラッチ制御信
号およびロウアドレス・ラッチ制御信号を生成して出力
するラッチ制御回路とを備えて構成してもよい。
【0018】また、第2の発明の構成は、前記半導体記
憶装置をDRAMとし、そのリフレッシュ動作時のリフ
レッシュ制御方法において、そのリフレッシュ動作時
に、ロウアドレス・ストローブ信号、カラムアドレス・
ストローブ信号およびライト・イネーブル信号の入力タ
イミング調整により、当該DRAMをテストモードに設
定する第1のステップと、前記DRAMの任意のアドレ
スに対するリードアクセスを実行することによって、前
記第2のロウアドレス・ラッチ手段にラッチされた最上
位ロウアドレスを更新する第2のステップと、前記第2
のステップにおいて更新された最上位のロウアドレス・
ラッチに対応して、前記第2のロウアドレス・ラッチ手
段により、前記リードアクセス時に入力されている前記
任意のアドレスのロウアドレスをラッチする第のステ
ップと、を少なくとも有することを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0020】図1は本発明の1実施形態を示すブロック
図である。図1に示されるように、本実施形態は、クロ
ック・ジェネレータ2およびラッチ制御回路3を含み、
外部からのロウアドレス・ストローブ信号101、カラ
ムアドレス・ストローブ信号102およびライト・イネ
ーブル信号103、未使用領域判定信号105の入力を
受けて、ロウ・デコーダ制御信号104、リフレッシュ
要求信号106、最上位ロウアドレス・ラッチ制御信号
107、最上位ロウアドレス・ラッチ・リセット信号1
08、ロウアドレス・ラッチ制御信号109およびロウ
アドレス・バッファ制御信号111を生成して出力する
アクセス制御回路1と、ロウアドレスをラッチするロウ
アドレス・ラッチ4と、最上位ロウアドレスをラッチす
るロウアドレス・ラッチ5と、ロウアドレス・ラッチ4
にラッチされているロウアドレスとロウアドレス・ラッ
チ5にラッチされている最上位ロウアドレスとを比較す
る比較記6と、リフレッシュ制御回路7と、ロウアドレ
ス・バッファ8と、カラムアドレス・バッファ9と、ロ
ウデコーダ10と、カラムデコーダ11と、センスアン
プ12と、メモリセルアレイ13と、データ入出力バッ
ファ14とを備えて構成されている。
【0021】なお、上記の構成要素の内、特にアクセス
制御回路1、ロウアドレス・ラッチ4および5、比較器
6、リフレッシュ制御回路7、ロウアドス・バッファ8
およびカラムアドレス・バッファ9は、本実施形態の半
導体記憶装置のリフレッシュ制御方式を形成している。
また、図2は、上記のリフレッシュ制御回路7の内部構
成を示すブロック図であり、アクセス制御回路1に含ま
れるクロック・ジェネレータ2より出力されるリフレッ
シュ制御信号106に同期して、リフレッシュ・ロウア
ドレス114を生成して出力するカウンタ15と、この
リフレッシュ・ロウアドレス114とロウアドレス・ラ
ッチ5より出力される既にライトアクセスされた最上位
ロウアドレスとを比較する比較器16とを備えて構成さ
れる。
【0022】次に、図1および図2を参照して、リフレ
ッシュ動作について説明する。電源が投入されると、最
初のライトアクセスが実行されるまでは、ラッチ制御回
路3からは、最上位ロウアドレス・ラッチ・リセット信
号108が“H”レベルにて出力され、またリフレッシ
ュ要求信号106が“L”レベルにて出力される。ロウ
アドレス・ラッチ5においては、この最上位ロウアドレ
ス・ラッチ・リセット信号108の入力を受けてリセッ
トされ、リフレッシュ制御回路7においては、“L”レ
ベルのリフレッシュ要求信号106の入力を受けて非活
性化されて、本実施形態におけるリフレッシュ動作は停
止状態となっている。
【0023】この状態において、最初のライトアクセス
が発生すると、ラッチ制御回路3からはロウアドレス・
ラッチ制御信号109が“H”レベルにて出力されて、
ロウアドレス・ラッチ4に入力される。ロウアドレス・
ラッチ4においては、その時点において入力されている
ロウアドレスがラッチされて保持される。その際、ロウ
アドレス・ラッチ4においてラッチされたロウアドレス
は、即ロウアドレス・ラッチ5に出力されて、ラッチ制
御回路3より送られてくる最上位ロウアドレス・ラッチ
制御信号107を介して、最上位ロウアドレスとして当
該ロウアドレス・ラッチ5にラッチされる。そして次の
ライトアクセス・サイクルが発生すると、ロウアドレス
・ラッチ4においては、上記と同様に、その時点におい
て入力されているロウアドレスがラッチされるととも
に、ラッチされた当該ロウアドレスは、ロウアドレス・
ラッチ5および比較器6に出力される。比較器6におい
ては、ロウアドレス・ラッチ4においてラッチされたロ
ウアドレスと、ロウアドレス・ラッチ5にラッチされて
いる既にライトアクセスされた最上位ロウアドレスとし
て保持されている最上位ロウアドレスとが比較照合され
る。この比較照合において、ロウアドレス・ラッチ4に
おいてラッチされたロウアドレスが、ロウアドレス・ラ
ッチ5においてラッチされている最上位ロウアドレスよ
りも下位のロウアドレスである場合には、比較器6から
は最上位判定信号110が“L”レベルにて出力されて
ラッチ制御回路3に入力される。また逆にロウアドレス
・ラッチ4においてラッチされたロウアドレスが、ロウ
アドレス・ラッチ5においてラッチされている最上位ロ
ウアドレスよりも上位のロウアドレスである場合には、
比較器6からは最上位判定信号110が“H”レベルに
て出力されてラッチ制御回路3に入力される。ラッチ制
御回路3においては、最上位判定信号110が“H”レ
ベルで入力される場合には、最上位ロウアドレス・ラッ
チ制御信号107が“H”レベルにて出力されてロウア
ドレス・ラッチ5に入力される。
【0024】以降のライトアクセス・サイクルにおいて
は、上記に説明した動作が繰返して実行され、これによ
りロウアドレス・ラッチ5には、ライトアクセス時にお
ける最上位ロウアドレスが常時ラッチされている状態が
継続される。次いで、ロウアドレス・ラッチ5にラッチ
されている最上位ロウアドレス113は、リフレッシュ
制御回路7に出力されて、当該リフレッシュ制御回路7
内の比較器16に入力される。他方において、リフレッ
シュ制御回路7内のカウンタ15に対しては、アクセス
制御回路1に含まれるクロック・ジェネレータ2より出
力されるリフレッシュ要求信号106が入力されてお
り、このリフレッシュ要求信号106が“H”レベルに
て入力されることにより、リフレッシュ・ロウアドレス
114が生成されて出力され、前述のように、ロウアド
レス・バッファ8の出力されるとともに比較器16に入
力される。比較器16においては、このリフレッシュ・
ロウアドレス114と、ロウアドレス・バッファ5より
入力される前記最上位ロウアドレス113とが比較され
て、リフレッシュ・ロウアドレス114が、最上位ロウ
アドレス113よりも下位のロウアドレスである場合に
は、比較器16からは、未使用領域判定信号105が
“L”レベルにて出力されてラッチ制御回路3に入力さ
れる。また逆にリフレッシュ・ロウアドレス114が、
最上位ロウアドレス113よりも上位のロウアドレスで
ある場合には、比較器16からは、未使用領域判定信号
105が“H”レベルにて出力されてラッチ制御回路3
に入力される。
【0025】ラッチ制御回路3においては、上記の未使
用領域判定信号105が“L”レベルで入力される場合
には、対応するロウアドレスのメモリ領域がリフレッシ
ュを必要とする領域、即ち、情報保持を必要とするメモ
リ領域であるものと判定されて、リフレッシュ動作時に
対応して、ロウデコーダ10を活性化するためのロウデ
コーダ制御信号104およびロウアドレス・バッファ8
を活性化するためのロウアドレス・バッファ制御信号1
11が、それぞれ“H”レベルにて出力されて、対応す
るロウデコーダ10およびロウアドレス・バッファ8に
入力されて、それぞれが活性化される。また比較器16
より出力される未使用領域判定信号105が“H”レベ
ルで入力される場合には、リフレッシュ動作を必要とし
ない領域、即ち、情報保持を必要としないメモリ領域で
あるものと判定されて、前記ロウデコーダ制御信号10
4および前記ロウアドレス・バッファ制御信号111が
共に“L”レベルにて出力されて、ロウデコーダ10お
よびロウアドレス・バッファ8は非活性化され、これに
より、対応するロウアドレスのメモリ領域に対するリフ
レッシュ動作は行われない。
【0026】次に、第2の発明のリフレッシュ制御方法
の1実施形態について説明する。図3は、当該1実施形
態に対応するシステム機能の主要部を示す構成図であ
る。図3に示されるように、本実施形態に対応するシス
デム機能は、CPU17と、メモリ制御回路18と、D
RAM(A)19、DRAM(B)20、DRAM
(C)21およびDRAM(D)22とを備えて構成さ
れる。また、図4は本実施形態におけるメモリ・マップ
を示す図であり、図5は本実施形態におけるDRAMテ
ストモード時のタイミング図、図6は本実施形態におけ
るメモリ制御手順の主要部分のフローチャートを示す図
である。以下、第2の発明の本実施形態について、図
1、図2、図3、図4、図5および図6を参照して説明
するものとする。
【0027】図4に示されるメモリ・マップにおいて、
ROM領域として形成されるシステム領域(1)23
は、オペレーティング・システムが常駐する領域であ
り、未使用領域26は、システム上、メモリがマッピン
グされていない領域である。また、ダイナミック・メモ
リ(DRAM)領域であるシステム領域(3)25は、
アプリケーションによりワーク領域として使用される領
域であり、システム領域(2)24は、オペレーティン
グ・システムによりワーク領域として使用される領域で
ある。通常、当該システムが起動されると、前記システ
ム領域(1)23に格納されているオペレーティング・
システムが起動され、システムのセットアップが行われ
る。その際に、システム上に搭載されている全てのダイ
ナミック・メモリ(DRAM)が正常に動作するか否か
を確認するためのメモリチェック・プログラムが実行さ
れる。このメモリチェック・プログラムにおいては、D
RAM(A)19、DRAM(B)20、DRAM
(C)21およびDRAM(D)22の全領域に対し
て、ライトアクセスが実行された後にリードアクセスが
実行されて、全メモリセルの内容が正常であるか否かが
判定される。
【0028】次に、図3のシステム機能構成図、図4の
メモリ・マップ、図5(a)、(b)および(c)のタ
イミング図および図6のフローチャートを参照して、テ
ストモード時の動作手順について敷延して説明する。な
お、図4のメモリ・マップにおいては、説明の都合上、
アプリケーション1およびアプリケーション2は、任意
の領域にマッピングされている。アプリケーションの実
行は、最初にアプリケーション1が実行され、当該アプ
リケーション1の実行終了後に、アプリケーション2が
実行されるものとする。まずステップS1 (図6参照)
においてシステムが起動されると、システム領域(3)
25およびシステム領域(2)24にマッピングされて
いるDRAM(A)19、DRAM(B)20、DRA
M(C)21およびDRAM(D)22に対するメモリ
チェックが行われる。このメモリチェックが終了する
と、DRAM(A)19、DRAM(B)20、DRA
M(C)21およびDRAM(D)22のそれぞれに対
応する最上位のロウアドレス・ラッチ5(図1参照)に
ラッチされている最上位ロウアドレスは、それぞれ最大
値となるため、これらのDRAM(A)19、DRAM
(B)20、DRAM(C)21およびDRAM(D)
22に対するリフレッシュ動作が実行される。ここにお
いて、DRAM(A)19、DRAM(B)20、DR
AM(C)21およびDRAM(D)22は未使用状態
にある。
【0029】次いで、ステップS2 (図6参照)におい
て、前記メモリチェック・プログラムが実行されると、
最上位のロウアドレス・ラッチ5にラッチされている最
上位ロウアドレスは最大値であるため、当該ロウアドレ
ス・ラッチ5にラッチされている最上位ロウアドレスを
更新することが必要となる。この最上位ロウアドレスの
更新は、次記の手順により実行される。図3において、
まず、DRAM(A)19に対して.CPU17によ
り、当該DRAMのテストモードが実行される。なお、
このテストモードの実行に当っては、図4のメモリ・マ
ップにおいて、テストモード専用(未使用領域)の任意
のアドレス(以下、TEST番地と云う)を設定してお
くことが必要となる。ステップS3 (図6参照)におい
て、CPU17(図3参照)により前記TEST番地に
対するアクセスが行われると、メモリ制御回路18から
は、図5(a)、(b)および(c)に示されるような
ロウアドレス・ストローブ信号119−1、カラムアド
レス・ストローブ信号120−1およびライト・イネー
ブル信号121−1が出力されて、対応するDRAM
(A)19に入力され、これにより、図5に示されるテ
ストモード・スタートのタイミングにおいて、DRAM
(A)19はテスト・モードに設定される。次いで、ス
テップS4 において、CPU17によりSYS−STA
RT番地(図4参照)に対するリードアクセスが行われ
る。
【0030】以上説明した動作手順により、DRAM
(A)19は、図1に示されるラッチ制御回路3より、
最上位ロウアドレス・ラッチ制御信号107が“H”レ
ベルで出力されて、ロウアドレス・ラッチ5に入力され
る。ロウアドレス・ラッチ5においては、前記ステップ
S4 におけるリードアクセス時に入力されているSYS
−SRART番地のロウアドレス(最小値)をラッチす
るために、DRAM(A)19の全記憶セルに対するリ
フレッシュ動作は行われない状態となる。そして最後
に、ステップS5 において、CPU17によりダミー・
フレッシュサイクルが実行されて、通常のアクセスを
行うことが可能な状態となる。なおDRAM(B)2
0、DRAM(C)21およびDRAM(D)22に対
しても、上記のDRAM(A)19の場合と同様の動作
手順により、これらのDRAMの全メモリセルに対する
リフレッシュ動作は行われない状態となる。
【0031】次に、DRAM(A)19、DRAM
(B)20、DRAM(B)21およびDRAM(D)
22までの領域を、オペレーティング・システム(ワー
ク)領域およびアプリケーション領域として使用する場
合について説明する。図4のメモリ・マップにおいて、
システム領域2がオペレーティング・システムによって
使用されている場合には、DRAM(A)19において
は、ライトアクセスされている最上位のロウアドレスが
ロウアドレス・ラッチ5にラッチされているために、当
該DRAM(A)19のSYS−END番地までの領域
のみが、リフレッシュ動作が行われている領域となる。
次に、START(1)番地からEND(1)番地まで
の領域がアプリケーション1によって使用されている場
合には、DRAM(A)19は、オペレーティング・シ
ステムとアプリケーション1により、その全領域が使用
されているために、その全メモリセルに対するリフレッ
シュ動作が実行される。またDRAM(B)20におい
ては、END(1)番地までの領域のみが使用されてい
るに過ぎないために、先頭番地からEND(1)番地ま
でのリフレッシュ動作のみが行われる。
【0032】ここにおいて、実行されるアプリケーショ
ンが、アプリケーション1からアプリケーション2に切
替えられる場合、即ち、使用する領域がアプリケーショ
ン1の領域からアプリケーション2の領域に切替えられ
る場合には、アプリケーション1の領域は使用されなく
なるために、DRAM(A)19およびDRAM(B)
20のアプリケーション1の領域に対するリフレッシュ
動作は不要となる。この場合には、DRAM(A)19
においては、既に説明したようなテストモードの実行後
に、SYSーEND番地に対してリードアクセスを実行
することにより、SYSーSTART(1)番地からS
YSーEND番地までのリフレッシュ動作のみが行われ
る状態となる。また、DRAM(B)20は未使用領域
になるため、前記テストモードの実行後に、DRAM
(B)20の先頭番地に対してリードアクセスを実行す
ることにより、DRAM(B)20においては、全記憶
セルに対するリフレッシュ動作が行われない状態とな
る。アプリケーション2の実行が終了した場合において
も、前記アプリケーション1において説明したような動
作を行うことにより、使用領域の解放が行われて不要な
リフレッシュ動作が抑制される。
【0033】以上説明したように、第2の発明の実施形
態においては、DRAMのテストモードを使用すること
により、リフレッシュ動作の制御を行うことが可能にな
るために、対応するDRAMにおける消費電力を低減す
ることができる。例えば、DRAMの使用率を50%、
一定時間内のリフレッシュ回数を1024回と想定した
場合、リフレッシュ動作の回数は1/2の512回のリ
フレッシュ動作で済むために、消費電力としては、当該
リフレッシュ動作512回分の消費電力を低減すること
ができる。また、使用領域のロウアドレス管理により、
未使用領域のリフレッシュ動作が行われないために、消
費電力の低減とともにリフレッシュ動作に起因する不要
ノイズを抑制することも可能となる。
【0034】なお、以上の説明においては、ライトアク
セス時におけるロウアドレスのラッチとして、DRAM
のアーリィ・ライトサイクルを前提として動作説明を行
っているが、レイト・ライトサイクルの場合において
も、本発明により同様の効果が得られることは云うまで
もない。また、同じく以上の説明においては、リフレッ
シュ動作の形態として、ロウアドレスに対応してメモリ
セルを駆動するリフレッシュ動作についての説明を行っ
ているが、本発明が、カラムアドレスに対応してメモリ
セルを駆動するリフレッシュ動作に関しても有効に適用
されることは云うまでもない。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、DRA
Mのリフレッシュ動作時において、テストモードによる
リフレッシュ動作の制御を行うとともに、当該DRAM
の未使用領域に対するリフレッシュ動作を排除すること
により、使用領域のみに限定してリフレッシュ動作を行
うことができるために、不要消費電力を削除して当該消
費電力の低減を図ることができるとともに、リフレッシ
ュ動作に伴ない発生する不要ノイズを抑制することがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の半導体記憶装置の1実施形態を示
すブロック図である。
【図2】前記第1の発明の1実施形態に含まれるリフレ
ッシュ制御回路を示すブロック図である。
【図3】第2の発明のリフレッシュ制御方法の1実施形
態に対応するシステム機能構成を示す図である。
【図4】前記第2の発明の1実施形態に対応するメモリ
・マップを示す図である。
【図5】前記第2の発明の1実施形態に対応するDRA
Mテストモードにおけるタイミング図である。
【図6】前記第2の発明の1実施形態におけるメモリ制
御手順の主要部のフローチャートを示す図である。
【図7】一般的なDRAMの内部構成を示すブロック図
である。
【図8】DRAMに対する従来の一般的なアクセス装置
例を示すブロック図である。
【図9】従来例のロウアドレス・ストローブ・デコーダ
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 アクセス制御回路 2 クロック・ジェネレータ 3 ラッチ制御回路 4、5 ロウアドレス・ラッチ 6、16 比較器 7 リフレッシュ制御回路 8 ロウアドレス・バッファ 9 カラムアドレス・バッファ 10 ロウデコーダ 11 カラムデコーダ 12 センスアンプ 13 メモリセル・アレイ 14 データ入出力バッファ 15、27 カウンタ 17、28 CPU 18 メモリ制御回路 19 DRAM(A) 20 DRAM(B) 21 DRAM(C) 22 DRAM(D) 23 システム領域(1) 24 システム領域(2) 25 システム領域(3) 26 未使用領域 29 コマンド・バッファ 30 マルチプレクサ 31 リフレッシュ・アドレスジェネレータ 32 リフレッシュ・タイマ 33 アービタ 34 ラッチ 35 タイミング・ジェネレータ 36、37 バッファ 38、41 デコーダ 39 データ・バッファ 40 DRAM 42〜45 バンクアドレス・ラッチ 46〜53 論理積ゲート 54〜57 論理和ゲート 58 バンクA 59 バンクB 60 バンクC 61 バンクD 101、119−1〜119−4、136、149
ロウアドレス・ストローブ信号 102、120−1〜120−4、135 カラムア
ドレス・ストローブ信号 103、121−1〜121−4、134 ライト・
イネーブル信号 104 ロウ・デコーダ制御信号 105 未使用領域判定信号 106、148 リフレッシュ要求信号 107 最上位ロウアドレス・ラッチ制御信号 108 最上位ロウアドレス・ラッチ・リセット信号 109 ロウアドレス・ラッチ制御信号 110 最上位判定信号 111 ロウアドレス・バッファ制御信号 112 アドレス信号 113 最上位ロウアドレス 114 リフレッシュ・ロウアドレス 115 出力イネーブル信号 116 入出力信号 117 データ/アドレス・バス 118 コントロール・バス 123 SYS−START番地 124 SYS−END番地 125 START(1)番地 126 END(1)番地 127 START(2)番地 128 END(2)番地 129 TEST番地 130、131、137、138 アドレス信号 132 リフレッシュ・アドレス信号 133 SL信号 137、138、139 拡張アドレス信号 140〜143 バンク選択信号 144〜147 リセット信号 S1 〜S5 ステップ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリセルアレイおよびロウデコーダ、
    カラムデコーダ、センスアンプおよびデータ入出力手段
    等を備え、読み込み/書き込み可能な半導体記憶装置に
    おいて、 ライトサイクル時に、所定のロウアドレス・ストローブ
    信号、カラムアドレス・ストローブ信号、ライト・イネ
    ーブル信号およびリフレッシュ動作の対象とする領域で
    あるか否かを判定する未使用領域判定信号の入力を受け
    て、ロウデコーダ/カラムデコーダ制御信号、リフレッ
    シュ要求信号、最上位ロウアドレス・ラッチ制御信号、
    ロウアドレス・ラッチ制御信号およびアドレスバッファ
    制御信号等を出力するアクセス制御手段と、前記 ライトサイクルの発生に対応して、前記ロウアドレ
    ス・ラッチ制御信号の入力を受けて、入力されるロウア
    ドレスをラッチする第1のロウアドレス・ラッチ手段
    と、 前記最上位ロウアドレス・ラッチ制御信号の入力を受け
    て、前記第1のロウアドレス・ラッチ手段でラッチされ
    たロウアドレスを入力し、最上位のロウアドレスとして
    ラッチする第2のロウアドレス・ラッチ手段と、 前記ライトサイクルの発生に対応して、前記第1のロウ
    アドレス・ラッチ手段にラッチされているロウアドレス
    と、前記第2のロウアドレス・ラッチ手段にラッチされ
    た最上位ロウアドレスとを比較して、前記第1のロウア
    ドレス・ラッチ手段にラッチされているロウアドレス
    が、前記第2のロウアドレス・ラッチ手段にラッチされ
    ている最上位ロウアドレスよりも上位であるか否かを判
    定する最上位判定信号を出力する比較手段と、前記 リフレッシュ要求信号を入力し計数してリフレッシ
    ュ・ロウアドレスを生成して出力するとともに、このリ
    フレッシュ・ロウアドレスと前記第2のロウアドレス・
    ラッチ手段より出力される最上位ロウアドレスの入力と
    を比較して前記未使用領域判定信号を出力するリフレッ
    シュ制御手段と、 前記リフレッシュ・ロウアドレスの入力を受けて、前記
    アドレス・バッファ制御信号により制御され、所定のク
    ロック信号を介して前記ロウデコーダに対するロウアド
    レスを出力するロウアドレス・バッファと、を少なくと
    も備え、 前記リフレッシュ制御手段は、前記第2のロウアドレス
    ・ラッチ手段にラッチされた最上位ロウアドレスと前記
    リフレッシュ・ロウアドレスとを比較して前記リフレッ
    シュ・ロウアドレスが前記最上位ロウアドレスよりも下
    位である場合に出力される前記未使用領域判定信号を介
    して、前記ロウデコーダ/カラムデコーダ制御信号によ
    り前記ロウデコーダを活性化するとともに、前記アドレ
    スバッファ制御信号により前記アドレスバッファを活性
    化することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記リフレッシュ制御手段が、前記リフ
    レッシュ要求信号を入力して計数して前記リフレッシュ
    ・ロウアドレスを生成して出力するカウンタと、前記リ
    フレッシュ・ロウアドレスと前記第2のロウアドレス・
    ラッチ手段より出力される最上位ロウアドレスとを比較
    して前記未使用領域判定信号を出力する比較器とから
    成される請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記アクセス制御手段が、前記ロウアド
    レス・ストローブ信号、カラムアドレス・ストローブ信
    号およびライト・イネーブル信号の入力を受けて、少な
    くとも前記ロウデコーダ制御信号、リフレッシュ要求信
    号およびロウアドレス・バッファ制御信号を生成して出
    力するクロック・ジェネレータと、 前記未使用領域判定信号および最上位判定信号の入力を
    受けて、少なくとも前記最上位ロウアドレス・ラッチ制
    御信号およびロウアドレス・ラッチ制御信号を生成して
    出力するラッチ制御回路とから構成される請求項1また
    は2記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項1記載の半導体記憶装置をD
    RAMとし、そのリフレッシュ動作時のリフレッシュ制
    御方法において、前記リフレッシュ動作時に、ロウアド
    レス・ストローブ信号、カラムアドレス・ストローブ信
    号およびライト・イネーブル信号の入力タイミング調整
    により、当該DRAMをテストモードに設定する第1の
    ステップと、 前記DRAMの任意のアドレスに対するリードアクセス
    を実行することによって、前記第2のロウアドレス・ラ
    ッチ手段にラッチされた最上位ロウアドレスを更新する
    第2のステップと、 所定のCPUにより、ダミ−リフレッシュ・サイクルを
    実行する第のステップと、を少なくとも有することを
    特徴とする半導体記憶装置のリフレッシュ制御方法。
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