JP2868219B2 - 生産ラインの作業指示装置 - Google Patents

生産ラインの作業指示装置

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JP2868219B2 JP1021576A JP2157689A JP2868219B2 JP 2868219 B2 JP2868219 B2 JP 2868219B2 JP 1021576 A JP1021576 A JP 1021576A JP 2157689 A JP2157689 A JP 2157689A JP 2868219 B2 JP2868219 B2 JP 2868219B2
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、生産ラインの各作業ステーションにおい
て、作業者が行うべき作業内容を表示画面により指示す
る作業指示装置に関する。
[従来の技術] 周知のように、例えば自動車の組立・艤装ラインなど
のように、主として作業者による手作業工程で構成され
た生産ラインでは、ラインの流れ(ベルトコンベヤ)に
沿って数多くの作業ステーションが設けられ、この各作
業ステーション毎に、作業者が所定の部品を車体に組み
付ける組付作業が行なわれている。
従来では、この各作業ステーションで組み付けられる
べき組付部品の種類など、各作業ステーションでの組立
作業の内容は、車種に応じて、例えばコンピュータから
の生産指示情報に基づいて作成された作業指示書によっ
て各作業者に伝達されている。すなわち、各作業者は、
ライン上を流れてくる車体に添付された上記作業指示書
(ブロードキャスト)に表示された自己の作業ステーシ
ョンの欄を読み取って組付部品や作業内容を認識し、そ
の指示内容に従って組付作業を行うようにしている。
しかしながら、近年、ユーザの好みの多様化に伴って
組付部品の種類が増加し、このため、従来のブロードキ
ャストでは表示が細かくなり過ぎて、作業者の熟練度や
年令によっては作業指示内容を正確かつ迅速に読み取る
ことが困難になるという問題がある。特に、一つのライ
ンで多種類の車両の組立を行う混成ラインの場合には、
車種に応じて組付部品が異なるために、上記組付部品の
種類の増加とあいまって、作業指示内容を正確かつ迅速
に把握することがより困難になる。
この問題に関して、例えば特開昭56−82141号公報で
は、各作業ステーションに計算機から表示制御される表
示装置を設け、該表示装置上に上記計算機からの指示に
基づいた作業内容を表示させるようにした組立ラインで
の作業指示方法が提案されている。この方法によれば、
各ステーションで行なわれるべき作業の内容が各ステー
ション毎に表示されるので、各作業者は、容易かつ正確
に、自己の作業ステーションに対する作業指示内容を把
握することができる。また、各作業ステーションで組み
付けられるべき部品の種類が増加して一つの表示画面で
表示しきれなくなった場合でも、表示装置の表示画面を
順次切り換え可能とすることにより容易に対応すること
ができる。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記表示装置により複数画面にわたる作業
内容を画面を順次切り換えて表示する場合、あるいは、
車種の変更に伴って表示画面が他の異なる画面に切り換
えられる場合、従来では、各画面に表示された作業の負
荷(すなわち作業所要時間)が異なる場合でも画面切換
時間が一律であり、このため、作業負荷が大きい場合に
は、画面に表示された作業が終了しないうちに次の画面
に切り換えられてしまい、作業者は自己の行うべき作業
を十分に確認することが困難となる場合が生じるという
難点があった。
この発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、作
業負荷の違いに応じて画面切換時間を制御することがで
きる生産ラインの作業指示装置を提供することを目的と
する。
[課題を解決するための手段] このため、本願の第1の発明は、生産ラインの各作業
ステーションに設けられ、該作業ステーションにおいて
作業者が行うべき作業内容を表示画面上に表示する生産
ラインの作業指示装置でにおいて、複数の表示画面を順
次切り換える画面切換手段と、表示画面で指示された作
業の負荷を当該表示画面で指示された全ての作業に対す
る所要時間として設定する設定手段と、表示画面の表示
経過時間をカウントするタイマ手段と、表示画面で指示
された作業の負荷に応じて上記画面切換手段による切換
時間を制御する制御手段とを備え、該制御手段は、上記
タイマ手段のカウント値が上記設定手段による設定値に
達したときに当該表示画面を切り換えるようにしたもの
である。
また、本願の第2の発明は、生産ラインの各作業ステ
ーションに設けられ、該作業ステーションにおいて作業
者が行うべき作業内容を表示画面上に表示する生産ライ
ンの作業指示装置において、複数の表示画面を順次切り
換える画面切換手段と、生産指示を行うホストコンピュ
ータ情報に基づき上記画面切換手段による切換時間を制
御する制御手段とを備えたものである。
更に、本願の第3の発明は、生産ラインの各作業ステ
ーションに設けられ、該作業ステーションにおいて作業
者が行うべき作業内容を表示画面上に表示する生産ライ
ンの作業指示装置において、複数の表示画面を順次切り
換える画面切換手段と、車種情報に基づき上記画面切換
手段による切換時間を制御する制御手段とを備えたもの
である。
また、更に、本願の第4の発明は、生産ラインの各作
業ステーションに設けられ、該作業ステーションにおい
て作業者が行うべき作業内容を表示画面上に表示する生
産ラインの作業指示装置において、複数の表示画面を順
次切り換える画面切換手段と、生産ラインのコンベア速
度の変更に応じて上記画面切換手段による切換時間わ制
御する制御手段とを備えたものである。
[発明の効果] 本願の第1の発明によれば、表示画面で指示された作
業の負荷が上記設定手段によって当該表示画面で指示さ
れた全ての作業に対する所要時間として設定されるとと
もに、表示画面の表示経過時間がタイマ手段によってカ
ウントされ、表示画面で指示された作業の負荷に応じて
上記画面切換手段による切換時間を制御する制御手段
は、上記タイマ手段のカウント値が上記設定手段による
設定値に達したときに当該表示画面を切り換えるので、
画面切換時間が一律とされていた従来のように、表示画
面で指示された作業が終了しないうちに次の画面に切り
換えられ、作業者が自己の行うべき作業を十分に確認で
きないという不具合を解消することができ、画面で指示
された作業を正確に行うことができる。
また、本願の第2の発明によれば、生産指示を行うホ
ストコンピュータ情報に基づき画面切換手段による切換
時間を制御する制御手段を設けたので、画面切換時間が
一律とされていた従来のように、表示画面で指示された
作業が終了しないうちに次の画面に切り換えられ、作業
者が自己の行うべき作業を十分に確認できないという不
具合の解消を図ることができ、画面で指示された作業を
正確に行うことができる。
更に、本願の第3の発明によれば、車種情報に基づき
画面切換手段による切換時間を制御する制御手段を設け
たので、画面切換時間が一律とされていた従来のよう
に、表示画面で指示された作業が終了しないうちに次の
画面に切り換えられ、作業者が自己の行うべき作業を十
分に確認できないという不具合の解消を図ることがで
き、画面で指示された作業を正確に行うことができる。
また、更に、本願の第4の発明によれば、生産ライン
のコンベア速度の変更に応じて画面切換手段による切換
時間を制御する制御手段を設けたので、画面切換時間が
一律とされていた従来のように、表示画面で指示された
作業が終了しないうちに次の画面に切り換えられ、作業
者が自己の行うべき作業を十分に確認できないという不
具合の解消を図ることができ、画面で指示された作業を
正確に行うことができる。
[実施例] 以下、この発明を、自動車の組立ラインの作業指示装
置に適用した場合について、添付図面を参照しながら詳
細に説明する。
第6図は本実施例に係る自動車の組立工場における生
産指示情報ネットワークの全体構成を概略的に表らすシ
ステム構成図であるが、この図に示すように、本実施例
では、車種毎の生産指示情報は、組立工場1の外部に設
けられた例えば計算機センタ2内に設置された大型のホ
ストコンピュータChに記憶されており、車種毎の生産指
示情報は、このホストコンピュータChから組立工場1の
コンピュータルーム3内に設置された工場のメインコン
ピュータCmに入力される。
上記組立工場1では、例えば、キャビネット組立ライ
ン(CBライン)L1、トリム組立ラインL2、フレーム組立
ラインL3、ドア組立ラインL4などのサブ組立ラインと、
これら各サブ組立ラインで組み立てられたサブ組立品を
用いて車両全体の組立を完成させるファイナル組立ライ
ンL5が設けられている。
そして、上記各組立ラインでは、ライン内の各作業ス
テーションSa毎に、ステーションSaでの作業内容を表示
する表示装置Dp(ディスプレイユニット)が設置されて
おり、これらディスプレイユニットDp,…,Dpは一定台数
(例えば6台)毎にグループ分けされるとともに、各グ
ループにはグループを統括するワークステーションWsが
設けられ、これらワークステーションWs,…,Wsがそれぞ
れ上記メインコンピュータCmに接続されている。
すなわち、ホストコンピュータChからの生産指示情報
は、まず上記メインコンピュータCmに入力され、このメ
インコンピュータCmにより各ワークステーションWs毎の
情報に振り分けられた後、工場内の通信回線4を介して
各ワークステーションWsにそれぞれ伝達される。そし
て、この各ワークステーションWsに入力された生産指示
情報は、各ワークステーションWsにより各作業ステーシ
ョンSa毎の情報にそれぞれ振り分けられ、各作業ステー
ションSaで行なわれるべき作業内容がそれぞれのディス
プレイユニットDpに表示されるようになつている。
上記ディスプレイユニットDp,…,Dpは、第1図に示す
ように、例えばカソードレイチューブ(CRT)で構成さ
れた表示装置11と、該表示装置11の表示画面を変更・制
御するためのCRTコントローラ12とを備えており、該コ
ントローラ12はワークステーションWsに接続され、該ワ
ークステーションWsからの命令信号に基づい表示画面を
変更・制御するようになっている。
一方、上記ワークステーションWsは、メインコンピュ
ータCmからの生産指示情報が入力される入力部14と、例
えばマイクロコンピュータを主要部として構成されたコ
ントロールユニット15と、該コントロールユニット15か
らの命令信号を各ティスプレイユニットDpに対して出力
する出力部16とで構成されている。上記コントロールユ
ニット15は、メインコンピュータCmから上記入力部14に
入力された生産指示情報を表示用のデータに変換する変
換テーブルを備えるとともに、上記生産指示情報を読み
取って表示用データに変換された生産指示情報を各作業
ステーションSa毎に振り分けてそれぞれのディスプレイ
ユニットDpに対して表示画面を変更・制御する命令信号
を発する制御部17と、上記ディスプレイユニットDpの表
示装置11の表示画面が写し出されてからの経過時間をカ
ウントするタイマ回路18と、より好ましくは、上記表示
装置11の画面が切り換えられる一つ前の画面を記憶する
前ページ画面記憶部19とを備えている。
また、上記コントロールユニット15には、ディスプレ
イユニットDpの表示画面で表示された作業内容(組付部
品)のそれぞれについて、その組付作業を終了するのに
要する標準的な所要時間が予め入力されており、表示画
面の各ページ毎に、ページ内に表示された各組付作業の
標準所要時間を合計して、各ページ内に表示された作業
の全てを終了するのに要する標準的な所要時間Ts(標準
作業時間、すなわち作業負荷)がそれぞれ設定され、表
示画面の各ページは、上記表示装置11上に画面表示され
てからこの標準作業時間Ts(作業負荷)が経過して初め
て次ページに切り換えられる。すなわち、表示画面で指
示された作業の負荷に応じて画面が切り換えられるよう
になっている。
以下、上記作業指示装置の作動について、第5図のフ
ローチャートを参照しながら説明する。
まず、システムがスタートすると、ステップ#1で、
ワークステーションWsに対するメインコンピュータCmか
らの生産指示情報が上記入力部14に入力され、ステップ
#2で、制御部17による上記生産指示情報の読み取りが
行なわれる。尚、上記生産指示情報はワークステーショ
ンWsのコントロールユニット15で表示用データに変換さ
れる(ステップ#2′)ようになっている。次に、ステ
ップ#3で、上記ステップ#2での読み取り結果に基づ
いて、表示用データに変換された生産指示情報を各作業
ステーションSa毎に振り分けるデータ分散作業が行なわ
れる。
そして、ステップ#4で、この振り分けられたデータ
に基づいて、上記制御部17から、出力部16を介して、各
ディスプレイユニットDpのCRTコントローラ12に対し
て、所定の画面を呼び出して表示装置11上に表示させる
画面表示信号が出力され、上記所定画面が表示装置11上
に表示される。このとき、上記画面表示信号の出力と同
時に、ステップ#5で、上記制御部17からタイマ回路18
に対してカウント開始信号が出力され、上記表示装置11
上の表示画面が表示されてからの経過時間t(画面表示
時間)のカウントが行なわれる。
次に、ステップ#6で、この画面表示時間tが、画面
毎に設定された標準作業時間Ts(画面切換時間)に達し
たか否かの判断が行なわれ、この判断結果がNOの場合に
は画面表示時間tのカウントが更に継続される。そし
て、上記ステップ#6での判断結果がYESの場合には、
タイマ回路18から制御部17に時間経路信号が出力され、
ステップ#7で、制御部17からCRTコントローラ12に対
して画面切換信号が出力されるとともに、上記ステップ
#3に戻って、新たな表示画面を呼び出すための各ステ
ップが繰り返して行なわれるようになっている。
尚、上記のようにして表示画面が切り換えられる際、
より好ましくは、制御部17からの画面切換信号が前ペー
ジ画面記憶部19に対しても出力され、この画面切換信号
を受けた上記前ページ画面記憶部19は、制御部17に対し
て表示画面が切り換えられる前ページの表示画面情報を
出力し(ステップ#8)、切り換え後の表示画面内に前
のページの表示画面の要部を縮小して表示させることが
できるようになっている。
以下、上記作業指示装置の作動を、例えば、トリム組
立ラインL2内の一つの作業ステーションSaにおける場合
を例にとって具体的に説明する。
まず、前工程の作業ステーションSaから当該作業ステ
ーションSaに組付作業を行うべき車体が搬送されてくる
と同時に、該車体についての生産指示情報に基づいて上
記ワークステーションWs内の制御部17からディスプレイ
ユニットDpに対して当該車体への組付作業を指示する表
示画面を表示すべき旨の命令信号(画面表示信号)が出
力され、この画面表示信号を受けたCRTコントローラ12
は、この作業ステーションSaで上記車体に対して組み付
けるべき部品の種類などの生産指示情報を示す表示画面
を、表示装置11上に表示させる。
第2図に示すように、上記表示装置11上に表示された
画面30上には、当該作業ステーションSaで組み付けられ
るべき部品を区分けして表示する部品表示欄21が画面30
の略中央に設けられ、該部品表示欄21の上方には、第2
図における左側から順に、当該車体の識別番号を生産ラ
インに搬入された順に連続番号で表すコミット番号表示
欄22、車種を表す車種表示欄23、参考情報として仕向地
(例えば輸出国など)わ表す仕向表示欄24、及び当該車
体に対する表示画面の総ページ数と当該画面30のページ
番号を表示する画面ページ表示欄25が設けらられてお
り、一方、上記部品表示欄21の下方には、画面30の左端
に、当該作業ステーションSaの識別番号を表示する作業
ステーション表示欄26が設けられ、また、より好ましく
は、該作業ステーション表示欄26の右方に、当該画面30
の一つ前のページの画面の要部を縮小して表示する前ペ
ージ画面表示欄27が設けられている。
従って、作業者は、上記表示画面30の表示内容から、
当該作業ステーションSa(作業ステーション番号1060)
で当該車体(コミット番号1057、車種記号A112)に対し
て行うべき組付作業に関する生産指示情報の画面ページ
数が1ページだけであり、当該作業ステーションSaで組
み付けられるべき部品が8種類あることなどを認識する
ことができる。
すなわち、上記作業ステーションSaでは、コミット番
号1057の車体に対して、ブレーキペダル、インストルメ
ントパネル(インパネ)、インパネハーネス、アッシュ
トレイ、アンテナフィーダ線、スピーカ、リザーブタン
ク及びリザーブホースの8個の部品の組み付けが行なわ
れる。上記各部品のうち、ブレーキペダル、アッシュト
レイ及びスピーカについては、ア,イ,ウ,…のカタカ
ナ記号で、インストルメントパネル及びリザーブタンク
については、1,2,3,…の数字で、また、インパネハーネ
ス、アンテナフィーダ線及びリザーブホースについて
は、A,B,C,D,…のアルファベット信号で、それぞれ各部
品毎の種類が識別されるようになっており、作業者は、
上記部品表示欄21で表示された各記号に従って、指示さ
れた種類の各部品を順次車体に対して組み付ける。
そして、前記したように、上記画面30は、表示装置11
に表示されてからの経過時間tが上記コントロールユニ
ツト15内のタイマ回路18によってカウントされており、
この経過時間tが上記部品表示欄21で表示された各部品
の標準的な組付所要時間を合計して得られた表示画面30
の標準作業時間T30(画面切換時間)に達すると、上記
タイマ回路18から制御部17に時間経過信号が出力され、
この信号を受けた制御部17がディスプレイユニットDpの
CRTコントローラ12に対して画面切換信号を出力するよ
うになっている。
このとき、この画面の切換は、表示画面30で指示され
た作業の全てを終了するのに要する標準作業時間に等し
い画面切換時間T30に応じて切り換えられるので、表示
画面30で指示された作業の終了と、画面の切り換えタイ
ミングとをほぼ一致させることができる。
尚、上記したように、本実施例では、各画面に前ペー
ジ画面表示欄27が設けられ、切り換えられた後の画面と
切り換えられる前の画面とを併せて表示することができ
るので、表示画面30で指示された作業が終了しないうち
に画面が次ページに切り換えられた場合でも、上記前ペ
ージ画面表示欄27を見て組付部品を確認しながら組付作
業を行うことができるようになっている。
そして、上記各部品の組付を終えた車体が次工程の作
業ステーションに向かって搬出されるとともに、次のコ
ミット番号(1058)の車体が当該作業ステーションSa
(作業ステーション番号1060)に搬入され、同時に、こ
のコミット番号(1058)に対する組付作業を表示する画
面が表示装置11上に表示されるようになっている。
この場合、第3図及び第4図に示すように、コミット
番号1058の車体に対する組付部品は、その部品点数が多
いために一つの画面で表示しきれず、二つの画面に分け
て表示されている。すなわち、第1ページ目(1/2ペー
ジ)の画面31には、リヤハーネス、ハーネスグリップ、
ブレーキペダル、インパネハーネス、インストルメント
パネル(インパネ)及びアンテナフィーダ線の6個の部
品が部品表示欄21に記号表示され(第3図参照)、第2
ページ目(2/2ページ)の画面32には、フロントスピー
カ、リヤスピーカ、リザーブタンク、リザーブホース、
アッシュトレイ及び空調ダクトの6個の部品が部品表示
欄21に記号表示されており(第4図参照)、上記第1ペ
ージ及び第2ページの各画面31,32に対して画面切換時
間T31,T32がそれぞれ算出されて設定されている。
そして、上記表示画面30から表示画面31への切り換え
の場合と同様にして、表示画面31(第1ページ目)から
表示画面32(第2ページ目)への切り換えが行なわれる
ようになっている。
以上、説明したように、本実施例によれば、各表示画
面30,31,32でそれぞれ指示された作業の負荷に応じて画
面切換時間T30,T31,T32をそれぞれ設定するととも
に、タイマ回路18により画面表示時間tをカウントし、
該表示時間tが上記画面切換時間T30,T31,T32に達し
て初めて画面30,31,32を切り換えるようにしたので、画
面切換時間が一律とされていた従来のように、表示画面
で指示された作業が終了しないうちに次の画面に切り換
えられ、作業者が自己の行うべき作業を十分に確認でき
ないという不具合を解消するこことができ、表示画面3
0,31,32で指示された作業を正確に行うことができるの
である。
尚、上記実施例(以下、第1実施例という)は、車種
が変更される場合の表示画面の切り換えを、標準作業時
間に基づいて設定された画面切換時間に応じて行うよう
にしたものであったが、この替わりに、車種が変更され
た場合には生産ラインのベルトコンベアの回転速度が変
更されることを利用して、実際のラインの流れに応じた
表示画面の切り換えを行うようにすることができる。
以下、この発明の第2実施例について説明する。尚、
以下の説明において、第1実施例と同じものには同一の
符号を付し、それ以上の説明は省略する。
第7図に示すように、本実施例では、例えば、トリム
組立ラインL2を構成するベルトコンベヤ40の駆動部40a
に、該ベルトコンベヤ40の回転に合わせて一定周期でパ
ルス信号を出力するエンコーダ41が付設され、該エンコ
ーダ41は、設定操作盤43を備えたシーケンサ42に接続さ
れている。該シーケンサ42は、上記設定操作盤43によ
り、エンコーダ41からのパルス信号を所定の車種別信号
に交換するように予め設定されており、この変換された
車種別信号がワークステーションWsに入力される。
上記組立ラインL2では、ラインを流れる車種が変更さ
れた場合には、車種変更の旨の生産指示情報を受けた上
記駆動部40aによりベルトコンベヤ40の回転速度が、車
種毎に定められた所定値に変更させられるようになって
おり、上記車種別信号は、車種が異なってベルトコンベ
ア40の回転速度が異なり、従って、エンコーダ41からの
パルス信号が異なる毎に、それぞれ各車種に固有の信号
に変換されたものであり、この車種別信号を受けたワー
クステーションWsは、統括グループ内の各作業ステーシ
ョンSaのディスプレイユニットDpに対して画面表示信号
を出力し、その車種に対する各作業ステーションSaでの
組付作業を指示する表示画面をそれぞれのディスプレイ
ユニットDpに表示させるようになっている。
そして、上記組立ラインL2を流れる車種が変更された
際には、上記エンコーダ41からのパルス信号が変わるこ
とにより、すなわち、実際のベルトコンベヤ40の回転速
度が変化することにより、ワークステーションWsに入力
される車種別信号が変更され、該ワークステーションWs
から各ディスプレイユニットDpに対して画面切換信号が
出力されるようになっている。
従って、標準作業時間に基づいて画面切換時間Tsが設
定されていた第1実施例に比べて、表示画面上に指示さ
れた作業の終了タイミングと表示画面の画面切換タイミ
ングとを、より正確に合わせることができる。
また、上記第1及び第2実施例では、メインコンピュ
ータCmからの生産指示情報が入力されるワークステーシ
ョンWs,…,Wsは、いずれも所定台数(6台)のディスプ
レイユニットDp,…,Dpで構成されるグループを統括する
統括用ワークステーションWsとして用いられており、例
えば、上位コンピュータ(メインコンピュータCm)から
の生産指示情報を表示用のデータに変換する変換テーブ
ルの修正など、表示データ作成上の変更が生じた場合に
は、当該統括用ワークステーションWsの作動を停止させ
て上記修正作業を行う必要がある。
この問題に関しては、上記統括用ワークステーション
Ws,…,Wsとは別途に、システムメインテナンス専用のメ
インテナンス用ワークステーションを設置することによ
り、統括用ワークステーションWsの作動停止、つまり生
産ラインの停止に伴うロスの発生を防止することができ
る。
以下、この発明の第3実施例について説明する。第8
図に示すように、本実施例では、それぞれ所定台数のデ
ィスプレイユニットDpを統括する統括用ワークステーシ
ョンWs,…,Wsとは別途に、表示データ作成上の変更・修
正など、システムのメインテナンスを専用に行うメイン
テナンス用ワークステーションWs′が設置され、各統括
用ワークステーションWsは、それぞれ上記メインテナン
ス用ワークステーションWs′に接続されてオンライン化
されている。
そして、上記システムのメインテナンスの必要が生じ
た場合には、上記メインテナンス用ワークステーション
Ws′で表示データの必要な変更・修正を行って上記統括
用ワークステーションWsに入力することにより、当該統
括用ワークステーションWsの作動を停止することなく、
必要なメインテナンス作業を行い、生産ラインの停止に
よるロスの発生を防止することができるようになってい
る。
尚、上記各実施例では、いずれも各統括用ワークステ
ーションWsに伝達される生産指示情報はメインコンピュ
ータCmのみから入力されるようになっており、該メイン
コンピュータCmまたはホストコンピュータCh(上位コン
ピュータ)に故障が生じた場合には、生産指示情報の伝
達が停止され、生産ラインの停止が余儀なくされる。
この問題については、上記各統括用ワークステーショ
ンWsにデータ入力用のキーボードをそれぞれ設けてお
き、上位コンピュータのシステムダウン時には、これら
上位コンピョータから予めハードコピーとして打ち出さ
れた作業指示書(例えばブロードキャスト)に基づい
て、上記キーボードを用いて各ワークステーションWsに
対して直接にデータ入力することにより、上位コンピュ
ータのシステンダウンによる生産ロスを最小限にとどめ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明の実施例を説明するためのもの
で、第1図は第1実施例に係るワークステーション及び
ディスプレイユニットのブロック構成図、第2図、第3
図及び第4図は表示装置上に表示された表示画面の正面
説明図、第5図は第1実施例に係る作業指示装置の作動
を説明するためのフローチャート、第6図は第1実施例
に係る生産指示情報ネットワークの全体構成を概略的に
表すシステム構成図、第7図は第2実施例に係る作業指
示装置のシステム構成図、第8図は第3実施例に係る作
業指示装置のシステム構成図である。 11……表示装置、12……CRTコントローラ、15……コン
トロールユニット、17……制御部、18……タイマ回路、
30,31,32……表示画面、Dp……ディスプレイユニット、
L1,L2,L3,L4,L5……組立ライン、Sa……作業ステー
ション、Ws,Ws′……ワークステーション、T30,T31,T
32,Ts……画面切換時間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−156647(JP,A) 実開 平1−136993(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23Q 41/08 B23P 21/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生産ラインの各作業ステーションに設けら
    れ、該作業ステーションにおいて作業者が行うべき作業
    内容を表示画面上に表示する生産ラインの作業指示装置
    であって、 複数の表示画面を順次切り換える画面切換手段と、表示
    画面で指示された作業の負荷を当該表示画面で指示され
    た全ての作業に対する所要時間として設定する設定手段
    と、表示画面の表示経過時間をカウントするタイマ手段
    と、表示画面で指示された作業の負荷に応じて上記画面
    切換手段による切換時間を制御する制御手段とを備え、
    該制御手段は、上記タイマ手段のカウント値が上記設定
    手段による設定値に達したときに当該表示画面を切り換
    えることを特徴とする生産ラインの作業指示装置。
  2. 【請求項2】生産ラインの各作業ステーションに設けら
    れ、該作業ステーションにおいて作業者が行うべき作業
    内容を表示画面上に表示する生産ラインの作業指示装置
    であって、 複数の表示画面を順次切り換える画面切換手段と、生産
    指示を行うホストコンピュータ情報に基づき上記画面切
    換手段による切換時間を制御する制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする生産ラインの作業指示装置。
  3. 【請求項3】生産ラインの各作業ステーションに設けら
    れ、該作業ステーションにおいて作業者が行うべき作業
    内容を表示画面上に表示する生産ラインの作業指示装置
    であって、 複数の表示画面を順次切り換える画面切換手段と、車種
    情報に基づき上記画面切換手段による切換時間を制御す
    る制御手段とを備えたことを特徴とする生産ラインの作
    業指示装置。
  4. 【請求項4】生産ラインの各作業ステーションに設けら
    れ、該作業ステーションにおいて作業者が行うべき作業
    内容を表示画面上に表示する生産ラインの作業指示装置
    であって、 複数の表示画面を順次切り換える画面切換手段と、生産
    ラインのコンベア速度の変更に応じて上記画面切換手段
    による切換時間を制御する制御手段とを備えたことを特
    徴とする生産ラインの作業指示装置。
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