JP2867576B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JP2867576B2 JP8547290A JP8547290A JP2867576B2 JP 2867576 B2 JP2867576 B2 JP 2867576B2 JP 8547290 A JP8547290 A JP 8547290A JP 8547290 A JP8547290 A JP 8547290A JP 2867576 B2 JP2867576 B2 JP 2867576B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、大型カラー表示盤などの表示素子として用
いられる多色放電管等を点灯するための放電灯点灯装置
に関する。
(従来の技術) 電光表示盤などにカラー画像を表示するために用いら
れる放電管には、バルブ内に複数のアノード電極を封入
した単管多色型のものがある。
この多色放電管は、バルブ内の一つのフィラメント
(陰極)から発した熱電子を複数に区画された各発光室
内のアノード電極によって受け、発光室内前面部側に塗
布されているRGB各色蛍光膜を発光するような構成とな
っている。
このような多色放電管では、低再始動電圧を確保する
ために輝度レベルが異なる発光色を発光する蛍光膜がそ
れぞれ形成された複数の放電路に対し、放電破壊を行な
えるだけの微放電電流を予め流すようにしている。
(発明が解決しようとする課題) ところでこのような多色放電管を点灯する従来の点灯
回路では、たとえばRGBに対応する各色放電路に対して
それぞれ等しい微放電電流を流している。カラー表示盤
の表示面は、無信号時に全面黒となるのが望ましいが、
このような従来の点灯回路によってカラー表示盤の画素
を構成する多色放電管を点灯すると、各色放電路に均等
に流される微放電電流の影響で生じる迷光によって、無
信号時に表示面が全面黒とならず、ぼんやりと緑がかっ
てしまうという問題が生じてしまう。
これは、緑色のような輝度レベルの高い発光色を発光
する蛍光膜が形成された放電路(以下、輝度レベルの高
い放電路と称す)と青色のような輝度レベルの低い発光
色を発光する蛍光膜が形成された放電路(以下、輝度レ
ベルの低い放電路と称す)に均等に電流を流した場合、
輝度レベルの高い放電路の方が迷光レベルが高くなるか
らである。
本発明はこのような課題を解決するために提案された
ものであり、微放電電流の影響で生じる迷光のレベルを
低減することができる放電灯点灯装置を提供することを
目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明の放電灯点灯装置は、輝度レベルが異なる発光
色を発光する蛍光膜がそれぞれ形成された複数の放電路
を有する放電灯と;複数の放電路に対応する発光色の輝
度レベルに対応して、放電路へ流す微放電電流を、輝度
レベルが高い発光色に対応する放電路に対しては輝度レ
ベルが低い発光色に対応する放電路に対するよりも少な
く流すように制御する回路と;を具備することを特徴と
する。
(作用) 本発明の放電灯点灯装置は、以上の通りに構成される
ため、複数の放電路の輝度レベルに応じて、つまり、高
輝度レベルから低輝度レベルにわたる発光に対応する放
電路に、必要な微放電電流を供給するように制御がなさ
れる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。
第1図の回路図は、本発明による放電灯点灯装置の一
実施例を示す。
この図で、多色放電管のバルブ(管体)1内にはフィ
ラメント状のカソード電極2と、このカソード電極2と
対をなすRGBの各アノード電極3a,3b,3cが放電ガスとと
もに封入されている。カソード電極2には電極加熱用の
直流電源9Aが接続されている。各アノード電極3a,3b,3c
は、区画された発光室4a,4b,4c内に配され、これらアノ
ード電極3a,3b,3cに後述する回路によって放電用のアノ
ード電圧が印加されると、カソード電極2との間に放電
路5a,5b,5cがそれぞれ形成される。透光窓10に臨むバル
ブ1内の各発光室前面部側には、赤(R)、緑(G)、
青(B)に発光する各色蛍光膜6a,6b,6cがそれぞれ被着
されている。
各アノード電極3a,3b,3cには、表示制御回路7からの
表示信号を受けて、これらアノード電極3a,3b,3cを選択
的にドライブするスイッチ用トランジスタ8a,8b,8cのエ
ミッタが逆流防止用のダイオードD1,D2,D3を介してそれ
ぞれ接続されている。これらスイッチ用トランジスタ8
a,8b,8cのベースには、表示信号を出力する表示制御回
路7の出力端子がベース抵抗R1,R2,R3,を介してそれぞ
れ接続されているとともに、コレクタにはアノード電圧
印加用の直流電源B1,B2,B3,がコレクタ抵抗R4,R5,R6,を
介してそれぞれ接続されている。直流電源9Bは、表示制
御回路7の駆動用に供給される電源である。
また、負極が接地された直流電源B0の正極と各アノー
ド電極3a,3b,3cとの間には、バルブ1内に封入されてい
る放電ガスを放電破壊し、放電を維持できるだけの微放
電電流を流し低再始動電圧を確保するための微放電電流
用抵抗RB,RR,RG(抵抗値もRB,RR,RG)とする)がそれ
ぞれ接続されている。これら微放電電流用抵抗の抵抗値
は、RB<RR<RGに設定されている。これにより各放
電路5a,5b,5cに流される微放電電流の電流値は、RGBの
各放電路5a,5b,5cの微放電電流をIR,IG,IBとしたとき、
IB>IR>IGに定められる。
このように各放電路5a,5b,5cに印加される微放電電力
の総和を一定として、輝度レベルの低い放電路に流す微
放電電流を大きくし、輝度レベルの高い放電路に流す微
放電電流を小さくすることにより、高輝度レベルの放電
路で生じていた迷光レベルの低減を図れ、迷光による放
電管全体の輝度を下げることができる。
ここで、表示制御回路7の出力端子からは、上記多色
放電管に対してスタテック点灯またはダイナミック点灯
を行なうための表示信号がスイッチ用トランジスタ8a,8
b,8cのベースにそれぞれ供給される。スタテック点灯で
は、各アノード電極3a,3b,3cに対して所定時間内に同時
に印加されるアノード電圧の印加時間が、表示信号(映
像信号)に応じて個別に変えられてゆくことで、多色放
電管の点灯が行なわれる。またダイナミック点灯では、
各アノード電極3a,3b,3cに対して同時に放電電圧を印加
するのではなく、表示信号に応じて所定時間内にデュー
ティ比を変えながら順次電圧が印加されることで点灯が
行なわれる。
なお、微放電電流が流されている放電管のアノード電
極3a,3b,3cに選択的に点灯用の放電電力が印加される
と、放電路5a,5b,5cに急激な放電が生じて、この放電に
よって発生した紫外線が、放電路前面部の蛍光膜6a,6b,
6cを選択的に励起することにより、放電管前面の表示面
が所要色に発光する。放電管には微放電電流が流されて
いるので、このときアノード電極3a,3b,3cに印加される
再始動用のアノード電圧は比較的低い電圧でよい。
つぎに、本発明が適用される具体的な多色放電管の例
を第2図および第3図を参照して説明する。
この多色放電管は、バルブ11内が4つの発光室14a,14
b,14b,14cに区分けされており、緑(G)の発光室につ
いては対角状に2室14b,14bが割り当てられている。透
光窓10に臨むこれら発光室内の前面側には、それぞれRG
Bの蛍光膜16a,16b,16b,16cが被着されている。バルブ11
内の下部側にはフィラメント状のカソード電極12が設け
られており、加熱されたこのカソード電極12から放射さ
れる熱電子を受けて各放電路15a,15b,15b,15cを放電す
るためのアノード電極13a,13b,13b,13cが各発光室内の
上部側にそれぞれ取り付けられている。
バルブ11の外側に引き出されている各リードLa,Lb,L
b,Lc,Lkは、それぞれの電極13a,13b,13b,13c,12に接続
されている。
なお本発明は、このように4室の発光室を備えた多色
放電管以外に、RGBに対応する3つの放電室を備えた多
色放電管にも適用できる。
以上説明したように本実施例によれば、低再始動電圧
を確保するための微放電電流を、高輝度レベル側の発光
色に対応する放電路に少なく流すようにしたので、高輝
度レベルの発光色に起因して生じていた迷光レベルを低
減することができる。
したがって、大型カラー表示盤の画素を構成する多色
放電管を点灯する点灯回路に本発明を適用した場合、無
信号時に全面黒に近い表示面をとすることができるの
で、画像品位を高められる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、輝度レベルが異
なる発光色を発光する蛍光膜がそれぞれ形成された複数
の放電路に対し、それぞれ低再始動電圧を得るに必要な
微放電電流を供給することが可能であり、微放電電流を
供給しているにも拘らず、迷光を抑制し得る効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による放電灯点灯装置の一実施例を示す
回路図、第2図は本発明が適用される多色放電管の一例
を示す斜視図、第3図は第2図のA−A線断面図であ
る。 1,11……バルブ、2,12……カソード電極 3a,3b,3c,13a,13b,13c……アノード電極 4a,4b,4c,14a,14b,14c……発光室 5a,5b,5c,15a,15b,15c……放電路 6a,6b,6c,16a,16b,16c……蛍光膜 7……表示制御回路 8a,8b,8c……スイッチ用トランジスタ 9A,9B,B0,B1,B2,B3……直流電源、10……透光窓 D1,D2,D3……逆流防止用のダイオード La,Lb,Lc,Lk……リード R1,R2,R3,……ベース抵抗 R4,R5,R6……コレクタ抵抗 RR,RG,RB……微放電電流用抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−149695(JP,A) 特開 昭63−295399(JP,A) 特開 昭61−148799(JP,A) 特開 昭63−216264(JP,A) 特開 平2−160360(JP,A) 特開 平3−147248(JP,A) 特開 平3−4442(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05B 41/36 H01J 61/94

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】輝度レベルが異なる発光色を発光する蛍光
    膜がそれぞれ形成された複数の放電路を有する放電灯
    と; 複数の放電路に対応する発光色の輝度レベルに対応し
    て、放電路へ流す微放電電流を、輝度レベルが高い発光
    色に対応する放電路に対しては輝度レベルが低い発光色
    に対応する放電路に対するよりも少なく流すように制御
    する回路と; を具備することを特徴とする放電灯点灯装置。
JP8547290A 1990-03-31 1990-03-31 放電灯点灯装置 Expired - Lifetime JP2867576B2 (ja)

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