JP2866987B2 - 杭打ち装置 - Google Patents

杭打ち装置

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JP2866987B2
JP2866987B2 JP33351290A JP33351290A JP2866987B2 JP 2866987 B2 JP2866987 B2 JP 2866987B2 JP 33351290 A JP33351290 A JP 33351290A JP 33351290 A JP33351290 A JP 33351290A JP 2866987 B2 JP2866987 B2 JP 2866987B2
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JP
Japan
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leader
drive unit
pile
guide rail
divided
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純一 光永
正光 川添
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Tokyu Construction Co Ltd
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Tokyu Construction Co Ltd
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  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、杭打ち装置に関するものである。
<従来の技術> アースオーガーを使用して杭を打ち込む装置は多数開
発されている。
しかし従来の装置は高いリーダーを架台に一体に固定
したものであるため、高架下での作業のように、上部の
空間に制約のある場合には使用が不可能か困難であっ
た。
さらに作業場所では上部が開放されているとしても、
途中の通路の上空に架線が配線されているような場合に
は、架線の下を通過して用地内に搬入する前にいったん
解体しておき内部で組立てる、といった手数を要した。
<本発明の目的> 本発明はこのような点を改善するためになされたもの
で、上部空間の制約された場所での杭打ちが可能な杭打
ち装置を提供することを、目的とする。
さらに本発明は、低い障害物の下を通過して作業現場
に搬入することのできる、杭打ち装置を提供することを
目的とする。
<問題を解決する手段> すなわち本発明は、走行可能な運転架台にリーダーを
起倒自在に取り付け、このリーダーの上端にシーブ吊り
腕を設けると共に、リーダーにオーガ駆動部を具備させ
た杭打ち装置において、前記リーダーを複数段に分割し
て上位分割リーダーと下位分割リーダーとにより伸縮自
在に構成し、上位分割リーダーの周面に、オーガ駆動部
が昇降するガイドレールを取り付け、下位分割リーダー
の全長に亘り開口部を形成し、上位分割リーダーの昇降
時、前記開口部を通じて露出するガイドレールに沿って
オーガ駆動部が昇降するように構成したことを特徴とす
る、杭打ち装置である。
<本発明の構成> 次に本発明の実施例について詳細に説明する。
〈イ〉架台 本発明の装置は、走行可能な運転架台1と、この運転
架台1に取り付けたリーダー2とより構成する。
運転架台1は、走行履帯11、運転席12、エンジン装置
13、および前方に突設した支持腕14から構成する。
そしてこの支持腕14の先端に、リーダー2の背面を回
転自在にピンP結合して取り付ける。
さらにリーダー2の背面の上部位置と、支持腕14の運
転架台1寄りとの間に、起倒用ジャッキ15を配置する。
したがって、この起倒用ジャッキ15の伸縮によって、
リーダー2は背面のピンPを中心に起倒自在であり、最
も後方へ倒した際には運転席12の側面に収納される。
運転架台1の前後の両側にはアウトリガー16を設けて
作業中の安定に、あるいは杭の圧入時の反力を取るため
に使用する。
〈ロ〉リーダー2 リーダー2は2本の角パイプを平行に並べて構成した
柱状体である。
左右2本の角パイプは上下に2段に分割してあり、上
位分割リーダーが下位分割リーダーに挿入された状態で
昇降自在である。
昇降を行うためには上位分割リーダーと下位分割リー
ダーの中央に伸縮ジャッキを設置し、この伸縮ジャッキ
の伸縮によって上位分割パイプを押し上げあるいは下降
させて行う。
リーダー2の上位分割リーダーの周面にはガイドレー
ルを取り付け、このレールにオーガ駆動部であるモータ
ー22を昇降自在に取り付ける。
このモーター22の昇降は、上位分割リーダーに取り付
けたモーター昇降ジャッキによって行う。
このモーター22の下部にアースオーガーを取り付けて
削孔を行うものである。
前記上位分割リーダーに対して下位分割リーダーに
は、全長に亘り開口部が形成され、上位分割リーダーの
昇降時、前記開口部を通じてガイドレールが露出するよ
うに構成してある。
〈ハ〉シーブ吊り腕3 このリーダー2の上端にはシーブ吊り腕3を突設して
ある。
このシーブ吊り腕3はリーダー2の上端から前方に張
り出しており、その先端に材料取り込みようの先端シー
ブ31を回転自在に取り付けてある。
そして特にこのシーブ吊り腕3は、その中間から前方
の腕を、運転架台1側に折り曲げ自在に構成してある。
そのためにシーブ吊り腕3は中間にヒンジ32構造を設
けに前後に2分割してあり、使用時には両者を一体化
し、収納時にはボルトを解体して先端側を運転架台1側
に折り返すことができるように構成してある。
<使用方法> 〈イ〉工法の一例 アースオーガー23によって杭穴を削孔し、その内部に
アースオーガー23の先端からモルタルを充填し、モルタ
ル内部に鋼材の杭を挿入する工法に使用する場合につい
て説明する。
しかし本発明の装置はこのような工法に限定されるも
のではない。
〈ロ〉削孔時 ジャッキを伸長し、リーダー2の上部側のパイプを、
上部空間の許容する範囲まで伸長して垂直に立てる。
このリーダー2にはアースオーガー23のモーター22を
昇降自在に取り付け、モーター22の下部にはアースオー
ガー23を取り付ける。
この作業の場合には、シーブ吊り腕3は前方に延長
し、先端シーブ31を介してモーター22やアースオーガー
23、その他の部材を取り込むことができるから、他の補
助機械を待機させておく必要がない。
この後、リーダー2を構成する上位分割リーダーのガ
イドレールに沿ったモーター22の下降操作と、上位分割
リーダを下位分割リーダーへ収容するリーダー2の収縮
操作とによりアースオーガ工法を進める。
〈ハ〉収納時 作業が終了して、低い高架下などを通過して機体を撤
去しなければならない場合であって、かつ最も機械高を
低くしなければならない場合について説明する。
まずリーダー2からアースオーガー23、モータ22など
を撤去する。
次にシーブ吊り腕3の中間のボルトを解体して前後に
分割し、ヒンジ32の部分から前方の腕を、後方に折り畳
む。
こうした準備の後に、リーダー2の起倒用ジャッキ15
を短縮すれば、リーダー2は徐々に機体側に倒れて行
き、やがて運転席12の側面に収納される。
<実施例> 実際に設計した装置では2段に分割したリーダー2を
設けるものである。この装置の場合に、杭打ち時には最
高寸法、6960mmであるが、収納時の機械高は3200mmに納
まるものとなった。
この収納高であると、通常の架線の下を自由に通過す
ることができる。
そのために終電後のわずかな時間内に架線の下を通過
して直ちに杭打ち作業を開始することができるものであ
る。
<効果> 本発明は上記したような構造であるから、ガイドレー
ルの全長以上の範囲に亘ってオーガ駆動部であるモータ
ーを昇降させることができ、地下や高架下での杭打ち作
業の場合に、狭い入口や低い桁下を通って迅速に移動し
て現場へ到着することができる。
また現場へ到着したら簡単に作業を開始することがで
き、鉄道現場のように作業時間がきわめて限定されてい
る場所などではきわめて効率の良い作業を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図:本発明の装置の使用状態の説明図 第2図:収納状態の説明図 第3図:シーブ吊り腕の説明図

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行可能な運転架台にリーダーを起倒自在
    に取り付け、このリーダーの上端にシーブ吊り腕を設け
    ると共に、リーダーにオーガ駆動部を具備させた杭打ち
    装置において、 前記リーダーを複数段に分割して上位分割リーダーと下
    位分割リーダーとにより伸縮自在に構成し、 上位分割リーダーの周面に、オーガ駆動部が昇降するガ
    イドレールを取り付け、 下位分割リーダーの全長に亘り開口部を形成し、上位分
    割リーダーの昇降時、前記開口部を通じて露出するガイ
    ドレールに沿ってオーガ駆動部が昇降するように構成し
    たことを特徴とする、 杭打ち装置。
JP33351290A 1990-11-30 1990-11-30 杭打ち装置 Expired - Lifetime JP2866987B2 (ja)

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JPH04203020A JPH04203020A (ja) 1992-07-23
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