JP2866844B1 - Icカードリーダ・ライタ及びicカード読取り表示装置 - Google Patents
Icカードリーダ・ライタ及びicカード読取り表示装置Info
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- JP2866844B1 JP2866844B1 JP226498A JP226498A JP2866844B1 JP 2866844 B1 JP2866844 B1 JP 2866844B1 JP 226498 A JP226498 A JP 226498A JP 226498 A JP226498 A JP 226498A JP 2866844 B1 JP2866844 B1 JP 2866844B1
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Abstract
【要約】
【課題】読取り/書込み部の構成を小形化し、ICカー
ドの高速搬送や高速移動に対して確実に読取りや書込み
を行う。 【解決手段】円柱状コア11に巻装した電流供給用コイ
ル12及びこの電流供給用コイルの一端面に対向して配
置した鉄片部材14を備え、ICチップに電流受電用ル
ープ状コイルを接続して筐体内に収納したICカード1
5に対し、このICカードの通過時に電流供給用コイル
に通電を行うことでこの電流供給用コイルからICカー
ドの電流受電用ループ状コイルに電磁力線を作用させて
この電流受電用ループ状コイルに電流を流し、ICカー
ドのICチップに対する情報の読取り、書込みを行う。
ドの高速搬送や高速移動に対して確実に読取りや書込み
を行う。 【解決手段】円柱状コア11に巻装した電流供給用コイ
ル12及びこの電流供給用コイルの一端面に対向して配
置した鉄片部材14を備え、ICチップに電流受電用ル
ープ状コイルを接続して筐体内に収納したICカード1
5に対し、このICカードの通過時に電流供給用コイル
に通電を行うことでこの電流供給用コイルからICカー
ドの電流受電用ループ状コイルに電磁力線を作用させて
この電流受電用ループ状コイルに電流を流し、ICカー
ドのICチップに対する情報の読取り、書込みを行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカードリーダ
・ライタ及びICカード読取り表示装置の改良に関す
る。
・ライタ及びICカード読取り表示装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ICカードは様々な分野で使用さ
れつつあり、カード状の筐体内にマイクロコンピュータ
を内蔵したICチップを埋設し、ICカードリーダ・ラ
イタを使用してICチップを駆動し、このICチップに
対する情報の読取り、書込みを行う。このようなICカ
ードは、例えば、テレホンカードの代わりに使用した
り、加入者電話の料金支払に使用するなど各種の用途が
考えられる。
れつつあり、カード状の筐体内にマイクロコンピュータ
を内蔵したICチップを埋設し、ICカードリーダ・ラ
イタを使用してICチップを駆動し、このICチップに
対する情報の読取り、書込みを行う。このようなICカ
ードは、例えば、テレホンカードの代わりに使用した
り、加入者電話の料金支払に使用するなど各種の用途が
考えられる。
【0003】このようなICカードに対するリーダ・ラ
イタとしては、例えば、図16に示すように、CPU等
からなる中央制御部1を設け、この中央制御部1にバス
ライン2を介してプログラムデータ等読出し専用のデー
タを書込んだROM(リード・オンリ・メモリ)3、処
理データやICカード7から読み取ったデータ等を格納
するRAM(ランダム・アクセス・メモリ)4、電流供
給用ループ状コイル5に電流を供給する電流供給部6等
を接続している。
イタとしては、例えば、図16に示すように、CPU等
からなる中央制御部1を設け、この中央制御部1にバス
ライン2を介してプログラムデータ等読出し専用のデー
タを書込んだROM(リード・オンリ・メモリ)3、処
理データやICカード7から読み取ったデータ等を格納
するRAM(ランダム・アクセス・メモリ)4、電流供
給用ループ状コイル5に電流を供給する電流供給部6等
を接続している。
【0004】そして、ICカード7の内部に配置した電
流受電用ループ状コイル8の上にこのコイル8と略全面
が対向するようにして電流供給用ループ状コイル5を近
接して非接触で対向配置させ、この状態で電流供給部6
から電流供給用ループ状コイル5に電流を流すことによ
り、この電流供給用ループ状コイル5から電流受電用ル
ープ状コイル8に電磁力線を作用させてこの電流受電用
ループ状コイル8に電流を流し、これによりICカード
7内のICチップ9を駆動してこのICチップ9内のメ
モリに記憶されている情報を読み取ったり、このICチ
ップ9内のメモリに新たな情報を書込んだりしている。
流受電用ループ状コイル8の上にこのコイル8と略全面
が対向するようにして電流供給用ループ状コイル5を近
接して非接触で対向配置させ、この状態で電流供給部6
から電流供給用ループ状コイル5に電流を流すことによ
り、この電流供給用ループ状コイル5から電流受電用ル
ープ状コイル8に電磁力線を作用させてこの電流受電用
ループ状コイル8に電流を流し、これによりICカード
7内のICチップ9を駆動してこのICチップ9内のメ
モリに記憶されている情報を読み取ったり、このICチ
ップ9内のメモリに新たな情報を書込んだりしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなICカードのリーダ・ライタでは電流供給用ループ
状コイルをICカード側の電流受電用ループ状コイルと
略同じサイズにしなければならず、読取り/書込み部の
構成が大形化する問題があった。また、読取りや書き込
みを行うには電流供給用ループ状コイルをICカードに
接近させ、しかも電流受電用ループ状コイルとのずれを
数ミリ程度以下にして行わなければならず、このため、
ICカードを高速搬送したり、高速移動しながら読取り
や書き込みができないという問題があった。
うなICカードのリーダ・ライタでは電流供給用ループ
状コイルをICカード側の電流受電用ループ状コイルと
略同じサイズにしなければならず、読取り/書込み部の
構成が大形化する問題があった。また、読取りや書き込
みを行うには電流供給用ループ状コイルをICカードに
接近させ、しかも電流受電用ループ状コイルとのずれを
数ミリ程度以下にして行わなければならず、このため、
ICカードを高速搬送したり、高速移動しながら読取り
や書き込みができないという問題があった。
【0006】そこで請求項1乃至4記載の発明は、読取
り/書込み部の構成を小形化でき、また、ICカードの
高速搬送や高速移動に対しても確実に読取り及び書込み
ができるICカードリーダ・ライタを提供する。また、
請求項5及び6記載の発明は、読取り/書込み部の構成
を小形化でき、従って、装置全体の小形化を図ることが
でき、また、ICカードに対して確実に読取りを行って
情報の表示ができるICカード読取り表示装置を提供す
る。
り/書込み部の構成を小形化でき、また、ICカードの
高速搬送や高速移動に対しても確実に読取り及び書込み
ができるICカードリーダ・ライタを提供する。また、
請求項5及び6記載の発明は、読取り/書込み部の構成
を小形化でき、従って、装置全体の小形化を図ることが
でき、また、ICカードに対して確実に読取りを行って
情報の表示ができるICカード読取り表示装置を提供す
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
柱状コアに巻装した電流供給用コイルを備え、ICチッ
プに電流受電用ループ状コイルを接続してカード状の筐
体内に収納したICカードに対し、このICカードの通
過時に電流供給用コイルの一端面を、ICカードの電流
受電用ループ状コイルの面の一部と対向するように配置
し、電流供給用コイルに通電を行うことでこの電流供給
用コイルからICカードの電流受電用ループ状コイルに
電磁力線を作用させてこの電流受電用ループ状コイルに
電流を流し、ICカードのICチップに対する情報の読
取り、書込みを行うICカードリーダ・ライタにある。
柱状コアに巻装した電流供給用コイルを備え、ICチッ
プに電流受電用ループ状コイルを接続してカード状の筐
体内に収納したICカードに対し、このICカードの通
過時に電流供給用コイルの一端面を、ICカードの電流
受電用ループ状コイルの面の一部と対向するように配置
し、電流供給用コイルに通電を行うことでこの電流供給
用コイルからICカードの電流受電用ループ状コイルに
電磁力線を作用させてこの電流受電用ループ状コイルに
電流を流し、ICカードのICチップに対する情報の読
取り、書込みを行うICカードリーダ・ライタにある。
【0008】請求項2記載の発明は、柱状コアに巻装し
た電流供給用コイル及びこの電流供給用コイルの一端面
に対向して配置した鉄片部材を備え、ICチップに電流
受電用ループ状コイルを接続してカード状の筐体内に収
納したICカードに対し、このICカードの通過時に電
流供給用コイルの一端面と鉄片部材との間に、ICカー
ドの電流受電用ループ状コイルの面の一部を介在させ、
電流供給用コイルに通電を行うことでこの電流供給用コ
イルからICカードの電流受電用ループ状コイルを介し
て鉄片部材に電磁力線を作用させて電流受電用ループ状
コイルに電流を流し、ICカードのICチップに対する
情報の読取り、書込みを行うICカードリーダ・ライタ
にある。
た電流供給用コイル及びこの電流供給用コイルの一端面
に対向して配置した鉄片部材を備え、ICチップに電流
受電用ループ状コイルを接続してカード状の筐体内に収
納したICカードに対し、このICカードの通過時に電
流供給用コイルの一端面と鉄片部材との間に、ICカー
ドの電流受電用ループ状コイルの面の一部を介在させ、
電流供給用コイルに通電を行うことでこの電流供給用コ
イルからICカードの電流受電用ループ状コイルを介し
て鉄片部材に電磁力線を作用させて電流受電用ループ状
コイルに電流を流し、ICカードのICチップに対する
情報の読取り、書込みを行うICカードリーダ・ライタ
にある。
【0009】請求項3記載の発明は、柱状コアに巻装し
た電流供給用コイル及びこの電流供給用コイルの一端面
に対向して配置し、柱状コアと一体形成した鉄片部材を
備え、ICチップに電流受電用ループ状コイルを接続し
てカード状の筐体内に収納したICカードに対し、この
ICカードの通過時に電流供給用コイルの一端面と鉄片
部材との間に、電流受電用ループ状コイルの面の一部を
介在させ、電流供給用コイルに通電を行うことでこの電
流供給用コイルからICカードの電流受電用ループ状コ
イルを介して鉄片部材に電磁力線を作用させて電流受電
用ループ状コイルに電流を流し、ICカードのICチッ
プに対する情報の読取り、書込みを行うICカードリー
ダ・ライタにある。
た電流供給用コイル及びこの電流供給用コイルの一端面
に対向して配置し、柱状コアと一体形成した鉄片部材を
備え、ICチップに電流受電用ループ状コイルを接続し
てカード状の筐体内に収納したICカードに対し、この
ICカードの通過時に電流供給用コイルの一端面と鉄片
部材との間に、電流受電用ループ状コイルの面の一部を
介在させ、電流供給用コイルに通電を行うことでこの電
流供給用コイルからICカードの電流受電用ループ状コ
イルを介して鉄片部材に電磁力線を作用させて電流受電
用ループ状コイルに電流を流し、ICカードのICチッ
プに対する情報の読取り、書込みを行うICカードリー
ダ・ライタにある。
【0010】請求項4記載の発明は、柱状コアに巻装し
た電流供給用コイルを複数備え、ICチップに電流受電
用ループ状コイルを接続してカード状の筐体内に収納し
た複数のICカードに対し、この各ICカードの通過時
に各電流供給用コイルの一端面を、各ICカードの電流
受電用ループ状コイルの面の一部とそれぞれ対向するよ
うに配置し、各電流供給用コイルに通電を行うことでこ
の各電流供給用コイルから各ICカードの電流受電用ル
ープ状コイルにそれぞれ電磁力線を作用させてそれぞれ
その電流受電用ループ状コイルに電流を流し、各ICカ
ードのICチップに対する情報の読取り、書込みを並列
的に行うICカードリーダ・ライタにある。
た電流供給用コイルを複数備え、ICチップに電流受電
用ループ状コイルを接続してカード状の筐体内に収納し
た複数のICカードに対し、この各ICカードの通過時
に各電流供給用コイルの一端面を、各ICカードの電流
受電用ループ状コイルの面の一部とそれぞれ対向するよ
うに配置し、各電流供給用コイルに通電を行うことでこ
の各電流供給用コイルから各ICカードの電流受電用ル
ープ状コイルにそれぞれ電磁力線を作用させてそれぞれ
その電流受電用ループ状コイルに電流を流し、各ICカ
ードのICチップに対する情報の読取り、書込みを並列
的に行うICカードリーダ・ライタにある。
【0011】請求項5記載の発明は、柱状コアに巻装し
た電流供給用コイル及び表示器を備え、ICチップに電
流受電用ループ状コイルを接続してカード状の筐体内に
収納したICカードに対し、電流供給用コイルの一端面
を、ICカードの電流受電用ループ状コイルの面の一部
と対向するように配置し、電流供給用コイルに通電を行
うことでこの電流供給用コイルからICカードの電流受
電用ループ状コイルに電磁力線を作用させてこの電流受
電用ループ状コイルに電流を流し、ICカードのICチ
ップに対する情報の読取りを行って表示器に表示するI
Cカード読取り表示装置にある。
た電流供給用コイル及び表示器を備え、ICチップに電
流受電用ループ状コイルを接続してカード状の筐体内に
収納したICカードに対し、電流供給用コイルの一端面
を、ICカードの電流受電用ループ状コイルの面の一部
と対向するように配置し、電流供給用コイルに通電を行
うことでこの電流供給用コイルからICカードの電流受
電用ループ状コイルに電磁力線を作用させてこの電流受
電用ループ状コイルに電流を流し、ICカードのICチ
ップに対する情報の読取りを行って表示器に表示するI
Cカード読取り表示装置にある。
【0012】請求項6記載の発明は、柱状コアに巻装し
た電流供給用コイル、この電流供給用コイルの一端面に
対向して配置した鉄片部材及び表示器を備え、ICチッ
プに電流受電用ループ状コイルを接続してカード状の筐
体内に収納したICカードに対し、電流供給用コイルの
一端面と鉄片部材との間に、ICカードの電流受電用ル
ープ状コイルの面の一部を介在させ、電流供給用コイル
に通電を行うことでこの電流供給用コイルからICカー
ドの電流受電用ループ状コイルを介して鉄片部材に電磁
力線を作用させて電流受電用ループ状コイルに電流を流
し、ICカードのICチップに対する情報の読取りを行
って表示器に表示するICカード読取り表示装置にあ
る。
た電流供給用コイル、この電流供給用コイルの一端面に
対向して配置した鉄片部材及び表示器を備え、ICチッ
プに電流受電用ループ状コイルを接続してカード状の筐
体内に収納したICカードに対し、電流供給用コイルの
一端面と鉄片部材との間に、ICカードの電流受電用ル
ープ状コイルの面の一部を介在させ、電流供給用コイル
に通電を行うことでこの電流供給用コイルからICカー
ドの電流受電用ループ状コイルを介して鉄片部材に電磁
力線を作用させて電流受電用ループ状コイルに電流を流
し、ICカードのICチップに対する情報の読取りを行
って表示器に表示するICカード読取り表示装置にあ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1及び図2に示すように、柱
状、例えば円柱状のコア11に電流供給用コイル12を
巻装して読取り/書込み部を形成し、この電流供給用コ
イル12をICカードリーダ・ライタ本体13に接続し
ている。
を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1及び図2に示すように、柱
状、例えば円柱状のコア11に電流供給用コイル12を
巻装して読取り/書込み部を形成し、この電流供給用コ
イル12をICカードリーダ・ライタ本体13に接続し
ている。
【0014】前記電流供給用コイル12の一端面、すな
わち、前記円柱状コアの一端面に対向して鉄片部材14
を配置している。そして、前記円柱状コアの一端面と鉄
片部材14との間をICカード15を連続して高速に通
過させるようになっている。
わち、前記円柱状コアの一端面に対向して鉄片部材14
を配置している。そして、前記円柱状コアの一端面と鉄
片部材14との間をICカード15を連続して高速に通
過させるようになっている。
【0015】前記ICカード15は、図3に示すよう
に、カード状の筐体16内にICチップ17及びこのI
Cチップ17に接続した電流受電用ループ状コイル18
を中央部に位置させて埋設している。
に、カード状の筐体16内にICチップ17及びこのI
Cチップ17に接続した電流受電用ループ状コイル18
を中央部に位置させて埋設している。
【0016】前記ICチップ17には、図4に示すよう
に、CPUからなる中央制御部21、メモリコントロー
ラ部22、メモリ部23及び前記電流受電用ループ状コ
イル18から電流を受電する電流受電部24等の各回路
部が収納されており、これらはバスライン25や電源ラ
インによって電気的に接続されている。前記中央制御部
21は前記電流受電部24が前記電流受電用ループ状コ
イル18から電流を受電すると、各部をプログラムに従
って動作制御できるようになっている。
に、CPUからなる中央制御部21、メモリコントロー
ラ部22、メモリ部23及び前記電流受電用ループ状コ
イル18から電流を受電する電流受電部24等の各回路
部が収納されており、これらはバスライン25や電源ラ
インによって電気的に接続されている。前記中央制御部
21は前記電流受電部24が前記電流受電用ループ状コ
イル18から電流を受電すると、各部をプログラムに従
って動作制御できるようになっている。
【0017】前記ICカードリーダ・ライタ本体13
は、図5に示すように、CPUからなる中央制御部3
1、メモリコントローラ部32、メモリ部33、表示コ
ントローラ部34、表示部35、接続端子36に接続し
た外部インターフェース37及び前記電流供給用コイル
12に電流を供給する電流供給部38等の各回路部から
なり、これらはバスライン39や電源ラインによって電
気的に接続されている。
は、図5に示すように、CPUからなる中央制御部3
1、メモリコントローラ部32、メモリ部33、表示コ
ントローラ部34、表示部35、接続端子36に接続し
た外部インターフェース37及び前記電流供給用コイル
12に電流を供給する電流供給部38等の各回路部から
なり、これらはバスライン39や電源ラインによって電
気的に接続されている。
【0018】このような構成においては、高速搬送され
るICカード15が円柱状コアの一端面と鉄片部材14
との間を通過するときにICカードリーダ・ライタ本体
13の電流供給部38から電流供給用コイル12に電流
を供給する。
るICカード15が円柱状コアの一端面と鉄片部材14
との間を通過するときにICカードリーダ・ライタ本体
13の電流供給部38から電流供給用コイル12に電流
を供給する。
【0019】これにより、電流供給用コイル12から電
流受電用ループ状コイル18を介して鉄片部材14に電
磁力線が作用し、これにより電流受電用ループ状コイル
18に電流が流れ、ICチップ17の電流受電部24が
この電流を受電する。こうして、ICチップ17が動作
可能状態になり、ICカードリーダ・ライタ13とIC
チップ17とはそれぞれ電流供給用コイル12と電流受
電用ループ状コイル18をアンテナとして作用させて情
報の送受信が可能になる。こうして、ICカードリーダ
・ライタ13はICチップ17から情報を読み取った
り、書込んだりできることになる。
流受電用ループ状コイル18を介して鉄片部材14に電
磁力線が作用し、これにより電流受電用ループ状コイル
18に電流が流れ、ICチップ17の電流受電部24が
この電流を受電する。こうして、ICチップ17が動作
可能状態になり、ICカードリーダ・ライタ13とIC
チップ17とはそれぞれ電流供給用コイル12と電流受
電用ループ状コイル18をアンテナとして作用させて情
報の送受信が可能になる。こうして、ICカードリーダ
・ライタ13はICチップ17から情報を読み取った
り、書込んだりできることになる。
【0020】このように、ICカードリーダ・ライタ1
3側は、円柱状コア11に電流供給用コイル12を巻装
した構成にしているので、ループ状のコイルに比べてI
Cカード15に対向する面の面積を充分に小さくでき、
これにより読取り/書込み部の構成を小形化できる。
3側は、円柱状コア11に電流供給用コイル12を巻装
した構成にしているので、ループ状のコイルに比べてI
Cカード15に対向する面の面積を充分に小さくでき、
これにより読取り/書込み部の構成を小形化できる。
【0021】また、ICカード15の電流受電用ループ
状コイル18に対してその一部に電流供給用コイル12
が位置していれば電流供給用コイル12から電流受電用
ループ状コイル18に対して充分に電力を供給して情報
の送受信ができるので、ICカード15の高速搬送や高
速移動に対しても確実に情報の読取りや書込みができ
る。
状コイル18に対してその一部に電流供給用コイル12
が位置していれば電流供給用コイル12から電流受電用
ループ状コイル18に対して充分に電力を供給して情報
の送受信ができるので、ICカード15の高速搬送や高
速移動に対しても確実に情報の読取りや書込みができ
る。
【0022】また、電流供給用コイル12を巻装した円
柱状コア11の一端面に対向して鉄片部材14を配置
し、円柱状コア11の一端面と鉄片部材14との間をI
Cカード15を通過させるようにしているので、ICカ
ード15の電流受電用ループ状コイル18に対して電磁
力線を効率よく作用させることができ、これにより、I
Cカード15の搬送や移動のより高速化を図ることがで
きる。
柱状コア11の一端面に対向して鉄片部材14を配置
し、円柱状コア11の一端面と鉄片部材14との間をI
Cカード15を通過させるようにしているので、ICカ
ード15の電流受電用ループ状コイル18に対して電磁
力線を効率よく作用させることができ、これにより、I
Cカード15の搬送や移動のより高速化を図ることがで
きる。
【0023】なお、この実施の形態では電流供給用コイ
ル12を巻装した円柱状コア11の一端面に対向して鉄
片部材14を配置したが、この鉄片部材は必ずしも必要
ではなく、ICカード15の搬送や移動の高速化がそれ
程要求されない場合にはなくてもよい。また、柱状コア
の形状は円柱状に限定するものではなく、四角形などの
角柱状であってもよい。 (第2の実施の形態)なお、前述した第1の実施の形態
と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略す
る。この実施の形態は、図6及び図7に示すように、円
柱状コア11と鉄片部材14を一体化したコア部材41
を使用したもので、このように円柱状コア11と鉄片部
材14を一体化することで、電流供給用コイル12から
ICカード15の電流受電用ループ状コイル18を介し
て鉄片部材14に作用する電磁力線をより安定化でき、
これにより、ICカード15の搬送や移動のさらなる高
速化を図ることができる。
ル12を巻装した円柱状コア11の一端面に対向して鉄
片部材14を配置したが、この鉄片部材は必ずしも必要
ではなく、ICカード15の搬送や移動の高速化がそれ
程要求されない場合にはなくてもよい。また、柱状コア
の形状は円柱状に限定するものではなく、四角形などの
角柱状であってもよい。 (第2の実施の形態)なお、前述した第1の実施の形態
と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略す
る。この実施の形態は、図6及び図7に示すように、円
柱状コア11と鉄片部材14を一体化したコア部材41
を使用したもので、このように円柱状コア11と鉄片部
材14を一体化することで、電流供給用コイル12から
ICカード15の電流受電用ループ状コイル18を介し
て鉄片部材14に作用する電磁力線をより安定化でき、
これにより、ICカード15の搬送や移動のさらなる高
速化を図ることができる。
【0024】すなわち、図8に示すように、複数のIC
カード15を矢印方向に連続して高速搬送し、各ICカ
ード15を電流供給用コイル12を巻装した円柱状コア
11と鉄片部材14との間を通過させつつ、ICカード
リーダ・ライタ13とICカード15のICチップ17
との間で電流供給用コイル12及び電流受電用ループ状
コイル18を介して情報の送受信ができ、多数のICカ
ード15に対する情報の書込みや読取りが効率よくでき
る。 (第3の実施の形態)この実施の形態は、図9に示すよ
うに、1対の円柱状コア42,43にそれぞれ電流供給
用コイル44,45を巻装し、この各電流供給用コイル
44,45に対して1個の電流供給部46から同一のタ
イミングで電流を供給するようになっている。
カード15を矢印方向に連続して高速搬送し、各ICカ
ード15を電流供給用コイル12を巻装した円柱状コア
11と鉄片部材14との間を通過させつつ、ICカード
リーダ・ライタ13とICカード15のICチップ17
との間で電流供給用コイル12及び電流受電用ループ状
コイル18を介して情報の送受信ができ、多数のICカ
ード15に対する情報の書込みや読取りが効率よくでき
る。 (第3の実施の形態)この実施の形態は、図9に示すよ
うに、1対の円柱状コア42,43にそれぞれ電流供給
用コイル44,45を巻装し、この各電流供給用コイル
44,45に対して1個の電流供給部46から同一のタ
イミングで電流を供給するようになっている。
【0025】前記各円柱状コア42,43にそれぞれ対
向して鉄片部材47,48を配置し、これら円柱状コア
42,43及び鉄片部材47,48を共通のコア部材4
9として一体化して形成している。そして、図10に示
すように、前記円柱状コア42と鉄片部材47との間及
び前記円柱状コア43と鉄片部材48との間にそれぞれ
複数のICカード15を連続して高速搬送により通過さ
せ、各ICカード15が通過するときに同時に双方のI
CカードのICチップ17に対する情報の書込みや読取
りを行うようになっている。
向して鉄片部材47,48を配置し、これら円柱状コア
42,43及び鉄片部材47,48を共通のコア部材4
9として一体化して形成している。そして、図10に示
すように、前記円柱状コア42と鉄片部材47との間及
び前記円柱状コア43と鉄片部材48との間にそれぞれ
複数のICカード15を連続して高速搬送により通過さ
せ、各ICカード15が通過するときに同時に双方のI
CカードのICチップ17に対する情報の書込みや読取
りを行うようになっている。
【0026】このようにすれば高速搬送される2列のI
Cカード15に対して同時に並列的に同一の情報の書込
みができるので、多数のICカード15に対する情報の
書込み効率をさらに向上できる。
Cカード15に対して同時に並列的に同一の情報の書込
みができるので、多数のICカード15に対する情報の
書込み効率をさらに向上できる。
【0027】なお、複数のICカードに対して同時に情
報の書込みを行う場合、実際にはICカードに対するエ
ンコード時間とカード処理時間の関係で決められる。例
えば、エンコード時間がXmsec/枚、カード処理時
間がYmsec/枚であれば最大Y/Xの書込みトラッ
ク数が得られる。従って、例えば、エンコード時間が1
00msec/枚、カード処理時間が500msec/
枚であれば最大5トラックまでの並列処理が可能とな
り、すなわち、5枚のICカードに対する同時並列処理
が可能になる。
報の書込みを行う場合、実際にはICカードに対するエ
ンコード時間とカード処理時間の関係で決められる。例
えば、エンコード時間がXmsec/枚、カード処理時
間がYmsec/枚であれば最大Y/Xの書込みトラッ
ク数が得られる。従って、例えば、エンコード時間が1
00msec/枚、カード処理時間が500msec/
枚であれば最大5トラックまでの並列処理が可能とな
り、すなわち、5枚のICカードに対する同時並列処理
が可能になる。
【0028】なお、ICカードからの情報の読取りにつ
いては同一のタイミングで行われることはなく、各IC
カード毎にタイミングをずらして行うことになる。 (第4の実施の形態)第3の実施の形態では高速搬送さ
れる2列のICカード15に対して同時に同一の情報の
書込みや読取りを行ったが、この実施の形態は、図11
に示すように、電流供給用コイル44を第1の電流供給
部51に接続するとともに電流供給用コイル45を第2
の電流供給部52に接続し、この2つの電流供給部5
1,52を中央制御部で制御するようになっている。
いては同一のタイミングで行われることはなく、各IC
カード毎にタイミングをずらして行うことになる。 (第4の実施の形態)第3の実施の形態では高速搬送さ
れる2列のICカード15に対して同時に同一の情報の
書込みや読取りを行ったが、この実施の形態は、図11
に示すように、電流供給用コイル44を第1の電流供給
部51に接続するとともに電流供給用コイル45を第2
の電流供給部52に接続し、この2つの電流供給部5
1,52を中央制御部で制御するようになっている。
【0029】そして、図12に示すように、電流供給用
コイル44を使用して1列目のICカード151 に対
し、このICカード151 の電流受電用ループ状コイル
18の半分が円柱状コア42と鉄片部材47との間を通
過する間にICカードリーダ・ライタは電流供給用コイ
ル44を使用してICカード151 のICチップに対し
て情報の書込みや読取りを行い、また、電流供給用コイ
ル45を使用して2列目のICカード152 に対し、こ
のICカード152 の電流受電用ループ状コイル18の
半分が円柱状コア43と鉄片部材48との間を通過する
間にICカードリーダ・ライタは電流供給用コイル45
を使用してICカード152 のICチップに対してIC
カード151 とは異なる情報の書込みや読取りを行う。
コイル44を使用して1列目のICカード151 に対
し、このICカード151 の電流受電用ループ状コイル
18の半分が円柱状コア42と鉄片部材47との間を通
過する間にICカードリーダ・ライタは電流供給用コイ
ル44を使用してICカード151 のICチップに対し
て情報の書込みや読取りを行い、また、電流供給用コイ
ル45を使用して2列目のICカード152 に対し、こ
のICカード152 の電流受電用ループ状コイル18の
半分が円柱状コア43と鉄片部材48との間を通過する
間にICカードリーダ・ライタは電流供給用コイル45
を使用してICカード152 のICチップに対してIC
カード151 とは異なる情報の書込みや読取りを行う。
【0030】このようにすれば、並列して高速搬送され
る各例のICカードに対して異なる情報の書込みや読取
りができる。なお、前述した第3の実施の形態及び第4
の実施の形態ではコア部材に1対の円柱状コア42,4
3を形成してそれぞれに電流供給用コイル44,45を
巻装したものについて述べたが必ずしもこれに限定する
ものではなく、コア部材に3つ以上の円柱状コアを形成
し、それぞれに電流供給用コイルを巻装して同時に3列
以上のICカードに対して同時に並列的に同一の情報の
書込みや読取りを行うようにしてもよい。
る各例のICカードに対して異なる情報の書込みや読取
りができる。なお、前述した第3の実施の形態及び第4
の実施の形態ではコア部材に1対の円柱状コア42,4
3を形成してそれぞれに電流供給用コイル44,45を
巻装したものについて述べたが必ずしもこれに限定する
ものではなく、コア部材に3つ以上の円柱状コアを形成
し、それぞれに電流供給用コイルを巻装して同時に3列
以上のICカードに対して同時に並列的に同一の情報の
書込みや読取りを行うようにしてもよい。
【0031】また、前述した第3の実施の形態及び第4
の実施の形態では1対の円柱状コアを1つのコア部材と
して一体化して形成したものについて述べたが必ずしも
これに限定するものではなく、それぞれ別々に形成した
ものであってもよい。 (第5の実施の形態)この実施の形態は、本発明のIC
カードリーダ・ライタのうちのICカードリーダ部のみ
を表示器付きのICカード読取り表示装置に適用したも
ので、この装置は図13に示すように、筐体61の表面
に表示器62及び読取開始ボタンなどの操作ボタン63
を設けている。そして、前記筐体61内の底部に図14
に示すように、円柱状コア64に電流供給用コイル65
を巻装した読取り部を収納している。なお、図示はしな
いがこの筐体内にはICカードリーダの回路が組込まれ
ている。
の実施の形態では1対の円柱状コアを1つのコア部材と
して一体化して形成したものについて述べたが必ずしも
これに限定するものではなく、それぞれ別々に形成した
ものであってもよい。 (第5の実施の形態)この実施の形態は、本発明のIC
カードリーダ・ライタのうちのICカードリーダ部のみ
を表示器付きのICカード読取り表示装置に適用したも
ので、この装置は図13に示すように、筐体61の表面
に表示器62及び読取開始ボタンなどの操作ボタン63
を設けている。そして、前記筐体61内の底部に図14
に示すように、円柱状コア64に電流供給用コイル65
を巻装した読取り部を収納している。なお、図示はしな
いがこの筐体内にはICカードリーダの回路が組込まれ
ている。
【0032】このような構成においては、操作ボタン6
3を操作してICカード読取り表示装置の筐体61の底
部をICカード15の表面に近接させることにより、電
流供給用コイル65に電流が流れ、これによりICカー
ド15の電流受電用ループ状コイル18に電磁力線が作
用してこのコイル18に電流が流れる。これにより表示
装置のICカードリーダはICカード15のICチップ
17に対して情報の読取りを行う。
3を操作してICカード読取り表示装置の筐体61の底
部をICカード15の表面に近接させることにより、電
流供給用コイル65に電流が流れ、これによりICカー
ド15の電流受電用ループ状コイル18に電磁力線が作
用してこのコイル18に電流が流れる。これにより表示
装置のICカードリーダはICカード15のICチップ
17に対して情報の読取りを行う。
【0033】そして、ICカード15から読み取った情
報を表示器62に表示する。従って、ICカード15と
して電話の使用料金に対応する度数が情報として記憶さ
れている場合には、ICカード15内に残っている使用
可能な度数や度数を金額に換算した金額データをこのI
Cカード読取り表示装置を使用して簡単に読出して表示
させることができる。しかも、読取り部の小形化ができ
るので装置全体の小形化を図ることができる。また、I
Cカード15に対してICカード読取り表示装置の底部
を近接させるのみでよく、それ程位置合わせが要求され
ないので、簡単な操作で確実に情報の読取りを行って表
示ができる。 (第6の実施の形態)この実施の形態は、前述した第5
の実施の形態の変形例を示すもので、図15に示すよう
に、筐体71の表面片側に表示器72及び読取開始ボタ
ンなどの操作ボタン73を設けている。そして、前記筐
体71内のもう一方の側に円柱状コア74と鉄片部材7
5を一体化したコア部材76の円柱状コア74に電流供
給用コイル77を巻装した読取り部を収納している。そ
して、前記筐体71の側面に円柱状コア74と鉄片部材
75との間にICカード15を挿入させるための凹部7
8を形成している。なお、図示はしないがこの筐体内に
はICカードリーダの回路が組込まれている。
報を表示器62に表示する。従って、ICカード15と
して電話の使用料金に対応する度数が情報として記憶さ
れている場合には、ICカード15内に残っている使用
可能な度数や度数を金額に換算した金額データをこのI
Cカード読取り表示装置を使用して簡単に読出して表示
させることができる。しかも、読取り部の小形化ができ
るので装置全体の小形化を図ることができる。また、I
Cカード15に対してICカード読取り表示装置の底部
を近接させるのみでよく、それ程位置合わせが要求され
ないので、簡単な操作で確実に情報の読取りを行って表
示ができる。 (第6の実施の形態)この実施の形態は、前述した第5
の実施の形態の変形例を示すもので、図15に示すよう
に、筐体71の表面片側に表示器72及び読取開始ボタ
ンなどの操作ボタン73を設けている。そして、前記筐
体71内のもう一方の側に円柱状コア74と鉄片部材7
5を一体化したコア部材76の円柱状コア74に電流供
給用コイル77を巻装した読取り部を収納している。そ
して、前記筐体71の側面に円柱状コア74と鉄片部材
75との間にICカード15を挿入させるための凹部7
8を形成している。なお、図示はしないがこの筐体内に
はICカードリーダの回路が組込まれている。
【0034】このような構成においては、操作ボタン6
3を操作してICカード読取り表示装置の凹部78にI
Cカード15を挿入させることにより、電流供給用コイ
ル77に電流が流れ、これによりICカード15の電流
受電用ループ状コイル18に電磁力線が作用してこのコ
イル18に電流が流れる。これにより表示装置のICカ
ードリーダはICカード15のICチップ17に対して
情報の読取りを行う。
3を操作してICカード読取り表示装置の凹部78にI
Cカード15を挿入させることにより、電流供給用コイ
ル77に電流が流れ、これによりICカード15の電流
受電用ループ状コイル18に電磁力線が作用してこのコ
イル18に電流が流れる。これにより表示装置のICカ
ードリーダはICカード15のICチップ17に対して
情報の読取りを行う。
【0035】そして、ICカード15から読み取った情
報を表示器72に表示する。従って従って、この実施の
形態においても前述した第5の実施の形態と同様の作用
効果が得られるものである。
報を表示器72に表示する。従って従って、この実施の
形態においても前述した第5の実施の形態と同様の作用
効果が得られるものである。
【0036】
【発明の効果】以上、請求項1乃至4記載の発明によれ
ば、読取り/書込み部の構成を小形化でき、また、IC
カードの高速搬送や高速移動に対しても確実に読取り及
び書込みができるICカードリーダ・ライタを提供でき
る。
ば、読取り/書込み部の構成を小形化でき、また、IC
カードの高速搬送や高速移動に対しても確実に読取り及
び書込みができるICカードリーダ・ライタを提供でき
る。
【0037】また、請求項5及び6記載の発明によれ
ば、読取り/書込み部の構成を小形化でき、従って、装
置全体の小形化を図ることができ、また、ICカードに
対して確実に読取りを行って情報の表示ができるICカ
ード読取り表示装置を提供できる。
ば、読取り/書込み部の構成を小形化でき、従って、装
置全体の小形化を図ることができ、また、ICカードに
対して確実に読取りを行って情報の表示ができるICカ
ード読取り表示装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す全体の概略構
成図。
成図。
【図2】同実施の形態における要部の斜視図。
【図3】同実施の形態におけるICカードの構成を示す
一部切欠した斜視図。
一部切欠した斜視図。
【図4】同実施の形態におけるICカードのICチップ
の構成を示すブロック図。
の構成を示すブロック図。
【図5】同実施の形態におけるICカードリーダ・ライ
タの構成を示すブロック図。
タの構成を示すブロック図。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示す全体の概略構
成図。
成図。
【図7】同実施の形態における要部の斜視図。
【図8】同実施の形態におけるICカードの連続搬送状
態を示す図。
態を示す図。
【図9】本発明の第3の実施の形態を示す要部の構成
図。
図。
【図10】同実施の形態におけるICカードの連続搬送
状態を示す図。
状態を示す図。
【図11】本発明の第4の実施の形態を示す要部の構成
図。
図。
【図12】同実施の形態における搬送するICカードに
対する情報の書込み/読取りを説明するための図。
対する情報の書込み/読取りを説明するための図。
【図13】本発明の第5の実施の形態を示す斜視図。
【図14】同実施の形態の要部構成を示す側面図。
【図15】本発明の第6の実施の形態の要部構成を示す
側面図。
側面図。
【図16】従来例を説明するための図。
11…円柱状コア 12…電流供給用コイル 13…ICカードリーダ・ライタ 14…鉄片部材 15…ICカード 17…ICチップ 18…電流受電用ループ状コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石黒 銀矢 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 斉藤 隆一 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06K 17/00 G11C 7/00 315 G11C 17/02 H02J 17/00
Claims (6)
- 【請求項1】 柱状コアに巻装した電流供給用コイルを
備え、ICチップに電流受電用ループ状コイルを接続し
てカード状の筐体内に収納したICカードに対し、この
ICカードの通過時に前記電流供給用コイルの一端面
を、前記ICカードの電流受電用ループ状コイルの面の
一部と対向するように配置し、前記電流供給用コイルに
通電を行うことでこの電流供給用コイルから前記ICカ
ードの電流受電用ループ状コイルに電磁力線を作用させ
てこの電流受電用ループ状コイルに電流を流し、前記I
CカードのICチップに対する情報の読取り、書込みを
行うことを特徴とするICカードリーダ・ライタ。 - 【請求項2】 柱状コアに巻装した電流供給用コイル及
びこの電流供給用コイルの一端面に対向して配置した鉄
片部材を備え、ICチップに電流受電用ループ状コイル
を接続してカード状の筐体内に収納したICカードに対
し、このICカードの通過時に前記電流供給用コイルの
一端面と前記鉄片部材との間に、前記ICカードの電流
受電用ループ状コイルの面の一部を介在させ、前記電流
供給用コイルに通電を行うことでこの電流供給用コイル
から前記ICカードの電流受電用ループ状コイルを介し
て前記鉄片部材に電磁力線を作用させて前記電流受電用
ループ状コイルに電流を流し、前記ICカードのICチ
ップに対する情報の読取り、書込みを行うことを特徴と
するICカードリーダ・ライタ。 - 【請求項3】 柱状コアに巻装した電流供給用コイル及
びこの電流供給用コイルの一端面に対向して配置し、前
記柱状コアと一体形成した鉄片部材を備え、ICチップ
に電流受電用ループ状コイルを接続してカード状の筐体
内に収納したICカードに対し、このICカードの通過
時に前記電流供給用コイルの一端面と前記鉄片部材との
間に、前記電流受電用ループ状コイルの面の一部を介在
させ、前記電流供給用コイルに通電を行うことでこの電
流供給用コイルから前記ICカードの電流受電用ループ
状コイルを介して前記鉄片部材に電磁力線を作用させて
前記電流受電用ループ状コイルに電流を流し、前記IC
カードのICチップに対する情報の読取り、書込みを行
うことを特徴とするICカードリーダ・ライタ。 - 【請求項4】 柱状コアに巻装した電流供給用コイルを
複数備え、ICチップに電流受電用ループ状コイルを接
続してカード状の筐体内に収納した複数のICカードに
対し、この各ICカードの通過時に前記各電流供給用コ
イルの一端面を、前記各ICカードの電流受電用ループ
状コイルの面の一部とそれぞれ対向するように配置し、
前記各電流供給用コイルに通電を行うことでこの各電流
供給用コイルから前記各ICカードの電流受電用ループ
状コイルにそれぞれ電磁力線を作用させてそれぞれその
電流受電用ループ状コイルに電流を流し、前記各ICカ
ードのICチップに対する情報の読取り、書込みを並列
的に行うことを特徴とするICカードリーダ・ライタ。 - 【請求項5】 柱状コアに巻装した電流供給用コイル及
び表示器を備え、ICチップに電流受電用ループ状コイ
ルを接続してカード状の筐体内に収納したICカードに
対し、前記電流供給用コイルの一端面を、前記ICカー
ドの電流受電用ループ状コイルの面の一部と対向するよ
うに配置し、前記電流供給用コイルに通電を行うことで
この電流供給用コイルから前記ICカードの電流受電用
ループ状コイルに電磁力線を作用させてこの電流受電用
ループ状コイルに電流を流し、前記ICカードのICチ
ップに対する情報の読取りを行って前記表示器に表示す
ることを特徴とするICカード読取り表示装置。 - 【請求項6】 柱状コアに巻装した電流供給用コイル、
この電流供給用コイルの一端面に対向して配置した鉄片
部材及び表示器を備え、ICチップに電流受電用ループ
状コイルを接続してカード状の筐体内に収納したICカ
ードに対し、前記電流供給用コイルの一端面と前記鉄片
部材との間に、前記ICカードの電流受電用ループ状コ
イルの面の一部を介在させ、前記電流供給用コイルに通
電を行うことでこの電流供給用コイルから前記ICカー
ドの電流受電用ループ状コイルを介して前記鉄片部材に
電磁力線を作用させて前記電流受電用ループ状コイルに
電流を流し、前記ICカードのICチップに対する情報
の読取りを行って前記表示器に表示することを特徴とす
るICカード読取り表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP226498A JP2866844B1 (ja) | 1998-01-08 | 1998-01-08 | Icカードリーダ・ライタ及びicカード読取り表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP226498A JP2866844B1 (ja) | 1998-01-08 | 1998-01-08 | Icカードリーダ・ライタ及びicカード読取り表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2866844B1 true JP2866844B1 (ja) | 1999-03-08 |
JPH11203425A JPH11203425A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=11524524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP226498A Expired - Fee Related JP2866844B1 (ja) | 1998-01-08 | 1998-01-08 | Icカードリーダ・ライタ及びicカード読取り表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2866844B1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002024776A (ja) * | 2000-07-07 | 2002-01-25 | Nippon Signal Co Ltd:The | Icカード用リーダライタ |
JP2002024777A (ja) * | 2000-07-10 | 2002-01-25 | Nippon Signal Co Ltd:The | Icカード用リーダライタ |
JP2002211075A (ja) * | 2001-01-17 | 2002-07-31 | Sato Corp | プリンタ |
JP4963985B2 (ja) * | 2007-02-27 | 2012-06-27 | 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 | 手動式非接触カードリーダ |
JP7041963B2 (ja) * | 2018-06-22 | 2022-03-25 | 株式会社ミラボ | 標準項目名設定装置、標準項目名設定方法及び標準項目名設定プログラム |
-
1998
- 1998-01-08 JP JP226498A patent/JP2866844B1/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH11203425A (ja) | 1999-07-30 |
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