JP2866573B2 - クレー射撃用屋外表示盤 - Google Patents

クレー射撃用屋外表示盤

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JP2866573B2
JP2866573B2 JP3228494A JP3228494A JP2866573B2 JP 2866573 B2 JP2866573 B2 JP 2866573B2 JP 3228494 A JP3228494 A JP 3228494A JP 3228494 A JP3228494 A JP 3228494A JP 2866573 B2 JP2866573 B2 JP 2866573B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クレー射撃用の屋外表
示盤に関する。
【0002】
【従来の技術】クレー射撃は、直径11cm、高さ25
〜25.8mm、重量100〜110gの標的(クレ
ー)をクレー放出機で空中に放出し、それを散弾銃で射
撃して得点を競う競技である。射撃されたクレーから少
なくとも一破片でも見えれば命中として得点され、射撃
されたクレーが全く破片を出さずに飛び去った場合は失
中として得点とならない。クレー1枚への命中が1点と
なり、命中か失中かはレフリーによって決定される。
【0003】クレー射撃にはトラップ射撃とスキート射
撃とがある。トラップ射撃では、射台の前方15mに位
置するトラップハウスに、3台1組として5グループに
分けて設けられた15台のクレー放出機から放出される
クレーを射撃する。各グループのクレー放出機からは、
1回に1枚のクレーが放出される。射撃は、通常6名の
射手よりなる1射団により行われ、1番射台から5番射
台まで射撃して、これを5回繰り返す。これが1ラウン
ド(25枚撃ち)で、試合は1ラウンド又は数ラウンド
で行われる。なお、各グループのクレー放出機から1回
に1枚のクレーが放出されるシングルの他に、1つのグ
ループのクレー放出機から同時に又は短い間隔を開けて
放出される2枚のクレーを射撃するダブルがある。ダブ
ル撃ちの場合、一人の射手は1ラウンドで40枚又は5
0枚のクレーを射撃することになる(射撃枚数はルール
によって異なる)。
【0004】一方、スキート射撃は、低いところからク
レーを放出するロウハウスと呼ばれるクレーハウスと、
高いところからクレーを放出するハイハウスと呼ばれる
クレーハウスから放出されるクレーを、半径19.2m
の半円弧上に設けられた7ヶ所の射台と、そのほぼ中心
に設けられた1ヶ所の射台からなる合計8ヶ所の射台か
ら順次射台を変えながら射撃して得点を競う。ルールに
よって、1回に1枚のクレーを射撃するシングルと、1
回に両ハウスからの2枚のクレーを射撃するダブルとが
ある。命中すると1点となり、1ラウンドは25枚撃ち
である。
【0005】ラウンド数、射団、各射手の得点等の競技
の状況は、図4に示すような屋外表示盤40に表示され
る。この屋外表示盤40は、ラウンド表示部41、射団
表示部42、射手表示部44、各射手による各回の射撃
の命中又は失中を表示する得点表示部43、及びスコア
表示部45を有し、各表示部は遠隔操作によって表示内
容を変えることができるようになっている。表示盤前面
には強化ガラス等がはめ込まれ、内部装置を保護するよ
うになっている。
【0006】各得点表示部43は、表示窓に白色、緑
色、赤色又は黒色の彩色板を選択して表示できるように
なっており、命中の時は白色又は緑色板を、失中の時は
赤色板を個々の表示窓の開口部に露出させて表示するよ
うになっている。なお、パネル面は黒色に塗装されてお
り、表示部に黒色を表示させると無表示の状態となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来のクレー
射撃用屋外表示盤は、屋外に設置するものであるため、
表示盤の視認状態が周囲の光線の影響を受け、その時の
天候状態や表示盤表面で反射する光や影の具合によって
は表示内容が見えにくくなるという不都合があった。本
発明は、表示内容の視認状態が天候等による周囲光環境
に左右されることなく常に良好であるクレー射撃用屋外
表示盤を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、情報表示に
発光ダイオード(LED)等の発光素子を使用すること
によって前記目的を達成する。発光素子の前面にはアク
リル板又は塩化ビニール製のカバーを配置するのが好ま
しい。すなわち、本発明のクレー射撃用屋外表示盤は、
所定形状に配列された複数の発光素子と、その前面に配
置されたアクリル又は塩化ビニール製カバーとを備え、
通電する発光素子群を選択することによって数字又は記
号を表示する得点表示部を有することを特徴とする。
【0009】通電する発光素子群を選択することによっ
て表示される数字又は記号は、数字の1、2及び0又は
丸印とすることができるし、あるいは/、×及び数字の
0又は丸印とすることができる。
【0010】
【作 用】本発明においては、発光素子によって情報を
能動的に表示するので、彩色板を周囲光による照明下で
見る従来の受動的な屋外表示盤と異なり、周囲の光環境
に影響されることなく常に良好な視認性を得ることがで
きる。また、表面カバーにアクリル板又は塩化ビニール
板を採用することにより適度な光拡散性が得られ、発光
素子による表示内容の視認性が更に向上する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。本
発明によるクレー射撃用屋外表示盤の外観は、図4に示
す従来例のものとほぼ同じである。ただ、従来の屋外表
示盤の得点表示部43が、表示窓に白色、緑色、赤色又
は黒色の彩色板を選択して表示し、白色又は緑色の色彩
板によって命中を、赤色の色彩板によって失中を表示す
るものであるのに対し、本発明の表示盤は発光素子、例
えば発光ダイオードの配列で数字又は記号を表示して命
中又は失中を表示するようにした点で相違する。
【0012】〔実施例1〕図1に、本発明の得点表示部
における発光素子の配列の一実施例を示す。図1に示す
部分は、図4に示す屋外表示盤40の1個の得点表示部
43に相当する部分で、例えば6cm×6cmの領域内
に16個の赤色LED11を円形に配列し、その中に4
個のLEDを円形配列と共通にして全部で13個のLE
Dを×の形に配列してある。
【0013】この得点表示部は、点灯するLED群を選
択することにより、図1(b)〜図1(d)に示すよう
に3種類の記号を表示することができる。例えば、シン
グル撃競技の時、命中を図1(b)に示す「/」で表示
し、失中を図1(d)に示す「○」で表示する。また、
ダブル撃競技においては、2枚命中を図1(c)に示す
「×」で表示し、1枚命中1枚失中を図1(b)に示す
「/」で表示し、2枚失中を図1(d)に示す「○」で
表示する。
【0014】得点表示部は、その断面構造を図2に略示
するように、基板21に設けられたLED素子11の前
方には、アクリル板又は塩化ビニール膜、例えば紫に着
色した厚さ2mmのアクリル板23が配置されている。
LED素子11は集光レンズ13を具備するものが好ま
しい。アクリル板23は、集光レンズ13による発光光
線の集光点近傍に位置するように、LEDを取り付けた
基板21からの距離が調整されている。表示盤前面は無
反射強化ガラス25で覆われている。
【0015】本実施例によると、周囲の光線に影響され
ることなく常に良好に得点表示内容を視認することがで
きる。また、表面カバーにアクリル板又は塩化ビニール
板を採用することにより適度な光拡散性が得られ、遠方
からでも表示内容を容易に視認することができる。な
お、表示内容の変更は発光させるLED素子群を電気的
に切り換えることによって行われ、得点表示部に機械的
駆動部を含まないので故障の発生率を低くできる効果も
ある。
【0016】〔実施例2〕図3に、本発明の得点表示部
における発光素子の配列の他の実施例を示す。図3
(a)に示すように、本実施例ではLED素子を0型3
1に配置すると共に、0型31の内部にLED素子を斜
線33をなすように配置する。本実施例の得点表示部
は、点灯するLED群を選択することにより、図3
(b)〜図3(d)に示すように3種類の数字「1」、
「2」及び「0」を表示することができる。
【0017】本実施例においては、例えばシングル撃競
技の時、命中を図3(b)に示す「1」で表示し、失中
を図3(d)に示す「0」で表示する。また、ダブル撃
競技においては、2枚命中を図3(c)に示す「2」で
表示し、1枚命中1枚失中を図3(b)に示す「1」で
表示し、2枚失中を図3(d)に示す「0」で表示す
る。
【0018】なお、数字「1」の表示は、「0」の右側
直線部を使用する図3(b)の表示法以外に、「0」の
左側直線部を使用して表示してもよいし、「0」の内部
に設けられた斜線部33を使用して表示してもよい。本
実施例によると、得点表示を数字で行うようにしたの
で、得点の計算が一目でできるようになる。
【0019】前記実施例では得点表示部についてのみ説
明したが、スコア表示も発光素子の配列で数字を表示し
て行うことができる。スコアは射撃の度にそれまでの得
点を加算して表示してもよいし、1ラウンド25回の射
撃終了後合計した得点を表示してもよいし、当該射手の
その日の総得点を表示するようにしてもよい。また、得
点表示やスコア表示以外にも、ラウンド表示、射団表
示、射手名の表示等を、例えば図4に破線で示した領域
46に発光素子の配列で数字や文字等を表示して行うよ
うにしてもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明においては、発光素子によって情
報を能動的に表示するので、周囲の光環境に影響される
ことなく常に良好な視認性を得ることができる。また、
表面カバーにアクリル板又は塩化ビニール板を採用する
ことにより適度な光拡散性が得られ、発光素子による表
示内容の視認性が更に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による得点表示部の説明図。
【図2】得点表示部の断面構造図。
【図3】本発明の他の実施例による得点表示部の説明
図。
【図4】クレー射撃用屋外表示盤の概略正面図。
【符号の説明】
11…LED素子、13…集光レンズ、21…基板、2
3…アクリル板、25…無反射強化ガラス、40…屋外
表示盤、41…ラウンド表示部、42…射団表示部、4
3…得点表示部、44…射手表示部、45…スコア表示

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定形状に配列された複数の発光素子
    と、その前面に配置されたアクリル又は塩化ビニール製
    カバーとを備え、通電する発光素子群を選択することに
    よって数字又は記号を表示する得点表示部を有すること
    を特徴とするクレー射撃用屋外表示盤。
  2. 【請求項2】 前記複数の発光素子は、通電する発光素
    子群を選択することによって数字の1、2及び0又は丸
    印を表示できるように配列されていることを特徴とする
    請求項1記載のクレー射撃用屋外表示盤。
  3. 【請求項3】 前記複数の発光素子は、通電する発光素
    子群を選択することによって/、×及び数字の0又は丸
    印を表示できるように配列されていることを特徴とする
    請求項1記載のクレー射撃用屋外表示盤。
JP3228494A 1994-03-02 1994-03-02 クレー射撃用屋外表示盤 Expired - Lifetime JP2866573B2 (ja)

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JP7095227B2 (ja) * 2016-05-05 2022-07-05 デクセリアルズ株式会社 異方性導電フィルム
WO2017191774A1 (ja) * 2016-05-05 2017-11-09 デクセリアルズ株式会社 異方性導電フィルム
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