JP2000140184A - クレー射撃用スコアボード - Google Patents

クレー射撃用スコアボード

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JP2000140184A
JP2000140184A JP10313620A JP31362098A JP2000140184A JP 2000140184 A JP2000140184 A JP 2000140184A JP 10313620 A JP10313620 A JP 10313620A JP 31362098 A JP31362098 A JP 31362098A JP 2000140184 A JP2000140184 A JP 2000140184A
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shooting
scoreboard
result
score
switch
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Katsutaka Otaka
勝隆 尾高
Yasuo Nakajima
康雄 中嶋
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ODAKA DENKO KK
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ODAKA DENKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】容易かつ確実に射撃の成績(結果)を記録(記
憶)することができ、また、容易に射撃の成績を修正す
ることができるクレー射撃用スコアボードを提供する。 【解決手段】本発明のクレー射撃用スコアボードのスコ
アボード本体2は、現射団表示部21と、次射団表示部
22と、6つ(射手6名分)の射順表示部23と、6つ
の選手名表示部24と、射手6名分の命中・失中表示部
(成績表示部)25と、6つのラウンドスコア表示部2
6と、6つのトータルスコア表示部27と、6つの順位
表示部28と、トラップ・スキート表示部29と、仕切
り手段6と、制御手段と、メモリーとを有している。こ
のスコアボード本体2には、コネクタを介して操作盤が
電気的に接続される。操作盤のRECスイッチをオンす
ると、スコアボード本体2に表示されている情報がすべ
てメモリーに記憶される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クレー射撃用スコ
アボードに関する。
【0002】
【従来の技術】クレー射撃の成績を表示するクレー射撃
用スコアボードが知られている。
【0003】クレー射撃とは、所定の場所から放出され
た標的(ターゲット)を射撃する競技であり、大別する
と、トラップ競技とスキート競技とに分けられる。
【0004】従来のクレー射撃用スコアボードは、命中
または失中を示す複数の立方体の部材(キュービック)
が行列状に設置されたスコアボード本体を有している。
【0005】図14は、従来のクレー射撃用スコアボー
ドのキュービックを示す斜視図である。
【0006】同図に示すように、キュービック100
は、スコアボード本体に対し回動自在に設置されてい
る。
【0007】このキュービック100の回転軸150が
形成されていない4つの面110、120、130およ
び140は、それぞれ、所定の色に着色されている。
【0008】すなわち、面110は、ダブルトラップ競
技の場合の命中を示す緑色に着色され、面120は、そ
の他の競技の場合の命中を示す白色に着色され、面13
0は、失中を示す赤色に着色され、面140は、競技進
行のされていない表示として黒色に着色されている。
【0009】射撃前は、キュービック100は、その黒
色の面140がスコアボード本体の正面(前面)側に向
くように位置している。
【0010】そして、命中した場合には、手動で操作し
て、キュービック100をその白色の面120(ダブル
トラップ競技を除く)がスコアボード本体の正面側に向
くように回転させ、失中した場合には、同様に、手動で
操作して、キュービック100を赤色の面130がスコ
アボード本体の正面側に向くように回転させる。これに
より、命中または失中が示される。
【0011】この射撃の成績(結果)は、記録係により
所定の用紙(成績表)に記入されて保管され、得点や順
位を求める際に利用される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のクレー射撃用スコアボードには、射撃の成績を記録
(記憶)する手段が設けられていなかった。
【0013】本発明の目的は、容易かつ確実に射撃の成
績(結果)を記録(記憶)することができるクレー射撃
用スコアボードを提供することにあり、また、本発明の
他の目的は、容易に射撃の成績を修正することができる
クレー射撃用スコアボードを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(27)の本発明により達成される。
【0015】(1) クレー射撃に関する情報を表示す
るスコアボード本体を有するクレー射撃用スコアボード
であって、前記スコアボード本体に行列状に設置され、
射撃の結果について命中と失中とを区別し得るように電
気的に表示する複数の単位表示部を備えた成績表示部
と、射撃の結果を記録する書き換え可能な記録媒体を備
えた記録手段とを有することを特徴とするクレー射撃用
スコアボード。
【0016】(2) 前記記録媒体は、メモリーである
上記(1)に記載のクレー射撃用スコアボード。
【0017】(3) 前記記録手段は、得点および/ま
たは射手の順位を記録し得るよう構成されている上記
(1)または(2)に記載のクレー射撃用スコアボー
ド。
【0018】(4) クレー射撃に関する情報を表示す
るスコアボード本体を有するクレー射撃用スコアボード
であって、前記スコアボード本体に行列状に設置され、
射撃の結果について命中と失中とを区別し得るように電
気的に表示する複数の単位表示部を備えた成績表示部
と、前記成績表示部に表示された射撃の結果を修正する
修正手段とを有することを特徴とするクレー射撃用スコ
アボード。
【0019】(5) 得点を表示する得点表示部を有
し、前記修正手段は、前記得点表示部に表示された得点
をも修正し得るよう構成されている上記(4)に記載の
クレー射撃用スコアボード。
【0020】(6) 前記成績表示部に表示された射撃
の結果を修正すると、それに連動して前記得点表示部に
表示された得点が修正されるよう構成されている上記
(5)に記載のクレー射撃用スコアボード。
【0021】(7) 射手の順位を表示する順位表示部
を有し、前記修正手段は、前記順位表示部に表示された
射手の順位をも修正し得るよう構成されている上記
(4)ないし(6)のいずれかに記載のクレー射撃用ス
コアボード。
【0022】(8) 射撃の結果を集計し、その集計結
果に基づいて射手の順位を求め、この順位を前記順位表
示部に表示するよう構成されている上記(7)に記載の
クレー射撃用スコアボード。
【0023】(9) 前記成績表示部に表示された射撃
の結果を修正すると、それに連動して前記順位表示部に
表示された射手の順位が修正されるよう構成されている
上記(8)に記載のクレー射撃用スコアボード。
【0024】(10) 射撃の結果を記録する書き換え可
能な記録媒体を備えた記録手段を有する上記(4)ない
し(9)のいずれかに記載のクレー射撃用スコアボー
ド。
【0025】(11) 前記記録媒体は、メモリーである
上記(10)に記載のクレー射撃用スコアボード。
【0026】(12) 前記修正手段による射撃の結果の
修正に伴い、前記記録媒体に記録された射撃の結果が修
正されるよう構成されている上記(10)または(11)に
記載のクレー射撃用スコアボード。
【0027】(13) 前記記録媒体に記録された射撃の
結果を修正する際、前記記録媒体から修正対象の射撃の
結果を含む前記成績表示部1面分の射撃の結果を読み出
し、該射撃の結果を前記成績表示部に表示し、前記修正
手段により該成績表示部に表示された前記修正対象の射
撃の結果を修正し、この修正後の射撃の結果を含む前記
成績表示部1面分の射撃の結果を前記記録媒体に記録す
るよう構成されている上記(12)に記載のクレー射撃用
スコアボード。
【0028】(14) 前記修正手段による射撃の結果の
修正に伴い、前記記録媒体に記録されている修正前の射
撃の結果を前記修正後の射撃の結果に書き換えるよう構
成されている上記(12)または(13)に記載のクレー射
撃用スコアボード。
【0029】(15) 前記記録手段は、得点を記録し得
るよう構成されている上記(10)ないし(14)のいずれ
かに記載のクレー射撃用スコアボード。
【0030】(16) 前記修正手段は、得点を修正し得
るよう構成され、該修正手段による得点の修正に伴い、
前記記録手段に記録された得点が修正されるよう構成さ
れている上記(15)に記載のクレー射撃用スコアボー
ド。
【0031】(17) 射撃の結果を修正すると、それに
応じて得点が修正されるよう構成されている上記(16)
に記載のクレー射撃用スコアボード。
【0032】(18) 前記記録手段は、射手の順位を記
録し得るよう構成されている上記(10)ないし(17)の
いずれかに記載のクレー射撃用スコアボード。
【0033】(19) 前記修正手段は、射手の順位を修
正し得るよう構成され、該修正手段による射手の順位の
修正に伴い、前記記録手段に記録された射手の順位が修
正されるよう構成されている上記(18)に記載のクレー
射撃用スコアボード。
【0034】(20) 射撃の結果を集計し、その集計結
果に基づいて射手の順位を求めるよう構成されており、
射撃の結果を修正すると、それに応じて射手の順位が修
正されるよう構成されている上記(19)に記載のクレー
射撃用スコアボード。
【0035】(21) 競技種目毎に記録し得るよう構成
されている上記(1)ないし(3)、(10)ないし(2
0)のいずれかに記載のクレー射撃用スコアボード。
【0036】(22) 前記記録手段は、前記スコアボー
ド本体に設置されており、該記録手段の駆動を遠隔操作
により行うよう構成されている上記(1)ないし
(3)、(10)ないし(21)のいずれかに記載のクレー
射撃用スコアボード。
【0037】(23) 前記成績表示部の駆動を遠隔操作
により行うよう構成されている上記(1)ないし(22)
のいずれかに記載のクレー射撃用スコアボード。
【0038】(24) 前記単位表示部は、少なくとも1
つの発光素子で構成されている上記(1)ないし(23)
のいずれかに記載のクレー射撃用スコアボード。
【0039】(25) 前記単位表示部は、発光色の異な
る2種の発光ダイオードを有し、該2種の発光ダイオー
ドの点灯と消灯との組み合わせにより、3色に発光し得
るように構成されている上記(1)ないし(23)のいず
れかに記載のクレー射撃用スコアボード。
【0040】(26) 前記単位表示部は、発光色の相違
により前記命中と失中とを区別するよう構成されている
上記(24)または(25)に記載のクレー射撃用スコアボ
ード。
【0041】(27) 前記スコアボード本体の前記単位
表示部の配置された領域を複数に仕切る仕切り手段であ
って、その仕切るパターンを変更し得る仕切り手段を有
する上記(1)ないし(26)のいずれかに記載のクレー
射撃用スコアボード。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明のクレー射撃用スコ
アボードを添付図面に示す好適実施例に基づいて詳細に
説明する。
【0043】図1は、本発明のクレー射撃用スコアボー
ドの第1実施例を示す正面図、図2は、図1に示すクレ
ー射撃用スコアボードのスコアボード本体であって、ト
ラップ競技用に設定された状態を示す正面図、図3は、
図1に示すクレー射撃用スコアボードの操作盤の構成例
を示す正面図である。
【0044】これらの図に示すクレー射撃用スコアボー
ド(以下、単に「スコアボード」と言う)1は、射手6
名分のクレー射撃の成績等のクレー射撃に関する所定の
情報を表示するスコアボード本体2と、このスコアボー
ド本体2を支持する2本のポール3と、スコアボード本
体2を操作する操作盤(操作手段)4とを有している。
【0045】図1に示すように、各ポール3の一端側
は、スコアボード本体2に着脱自在に取り付けられ、他
端側は、地面に固定されている図示しないポール取付部
に着脱自在に取り付けられる。
【0046】スコアボード本体2を正面(前面)側から
見たときのスコアボード本体2の全体形状は、ほぼ長方
形(四角形)をなしている。
【0047】スコアボード1は、このスコアボード本体
2の長辺(図1および図2中横方向に延びる辺)2aと
地面200とが略平行となるように設置されている。
【0048】なお、本発明では、スコアボード本体2の
全体形状が長方形に限定されないことは言うまでもな
い。
【0049】図2に示すように、スコアボード本体2
は、その正面側、すなわち表示面20側に、現射団表示
部21と、次射団表示部22と、6つ(射手6名分)の
射順表示部23と、6つの選手名表示部(射手名表示
部)24と、射手6名分のクレー射撃の成績(結果)を
表示する命中・失中表示部(成績表示部)25と、6つ
のラウンドスコア表示部(得点表示部)26と、6つの
トータルスコア表示部(得点表示部)27と、6つの順
位表示部28と、射撃の回数に対応した情報を表示する
トラップ・スキート表示部29とを有している。
【0050】また、スコアボード本体2の表示面20側
には、命中・失中表示部25(単位表示部251の配置
された領域)およびトラップ・スキート表示部29を複
数に仕切る仕切り手段6が設置されている。
【0051】仕切り手段6は、複数のLED(発光ダイ
オード)で構成された12本の仕切りライン61、6
2、63、64、65、66、67、68、69、7
1、72、および73を有し、これらのうちの所定の仕
切りライン(所定のLED)を選択的に点灯させること
により、仕切るパターン(仕切りラインのパターン)を
任意に設定(変更)することができるように構成されて
いる。
【0052】各仕切りライン61、62、63、64、
65、66、67、68、69、71、72、および7
3は、それぞれ、スコアボード本体2の長辺2aに対し
て垂直(短辺2bに対して平行)に配置されている。
【0053】また、各仕切りライン61、62、63、
64、65、66、67、68、69、71、72、お
よび73は、それぞれ、点灯時の色と、後述する他の仕
切りラインの色とが実質的に同一となるように構成され
ているのが好ましい。
【0054】そのためには、例えば、各仕切りライン6
1、62、63、64、65、66、67、68、6
9、71、72、および73を構成するLEDとして、
それぞれ、後述する他の仕切りラインの色と実質的に同
一の色を発光し得るLEDを用いる。
【0055】また、各仕切りライン61、62、63、
64、65、66、67、68、69、71、72、お
よび73の点灯時の色と、後述する他の仕切りラインの
色とが実質的に同一となるように、例えば、カラーフィ
ルター等を設置してもよい。
【0056】トラップ競技の場合には、図2に示すよう
に、仕切りライン61、63、65、67、69および
73を点灯させ(表示し)、仕切りライン62、64、
66、68、71および72を消灯させる(表示しな
い)。図2中、消灯している仕切りラインを点線で示
す。
【0057】図4は、図1に示すクレー射撃用スコアボ
ードのスコアボード本体であって、スキート競技用に設
定された状態を示す正面図である。
【0058】スキート競技の場合には、図4に示すよう
に、仕切りライン61、62、64、65、66、6
8、71、72および73を点灯させ(表示し)、仕切
りライン63、67および69を消灯させる(表示しな
い)。図5中、消灯している仕切りラインを点線で示
す。
【0059】なお、仕切り手段6は、本実施例では、L
EDで構成されているが、本発明では、これに限らず、
例えば、EL素子等の各種発光素子や、LCD(液晶表
示素子)等の各種表示素子で構成されていてもよい。
【0060】但し、これらのうちでは、発光素子が好ま
しく、発光素子の中でも特にLEDが好ましい。
【0061】図2に示すように、スコアボード本体2の
表示面20側には、前記仕切り手段6の他に、このスコ
アボード本体2の表示面20を複数に仕切る仕切りライ
ンのパターン、すなわち、図2中縦方向に延びる(短辺
2bに対して平行な)複数の仕切りラインと、図2中横
方向に延びる(長辺2aに対して平行な)複数の仕切り
ラインとがそれぞれ形成されている。
【0062】これらの仕切りラインは、例えば、スコア
ボード本体2の表示面20に着色することにより形成し
てもよく、また、LED、EL素子等の各種発光素子
や、LCD等の各種表示素子で構成してもよい。
【0063】なお、本実施例では、仕切りラインの色
は、例えば、白色であり、スコアボード本体2の表示面
20の色は、例えば、深緑色であるが、本発明では、こ
れらの色に限定されないことは言うまでもない。
【0064】図13は、スコアボード本体2の回路構成
例であって、その主要部を示すブロック図である。
【0065】同図に示すように、スコアボード本体2
は、制御手段17、書き換え可能なメモリー(記録媒
体)18および図示しないブザー等を内蔵している。
【0066】制御手段17は、通常、マイクロコンピュ
ータ(CPU)で構成され、現射団表示部21、次射団
表示部22、射順表示部23、選手名表示部24、命中
・失中表示部25、ラウンドスコア表示部26、トータ
ルスコア表示部27、順位表示部28、トラップ・スキ
ート表示部29、仕切り手段6、メモリー18、ブザー
等、スコアボード1全体の制御を行う。
【0067】また、メモリー18は、例えば、EPR
OM等で構成される。
【0068】ここで、メモリー18は、スコアボード本
体2に内蔵のものに限らず、ICカード(ICメモリー
カード)のように着脱自在でもよい。
【0069】なお、前記制御手段17により、射撃の成
績(結果)等を修正する修正手段の主機能が達成され
る。
【0070】また、前記制御手段17およびメモリー1
8により、射撃の成績(結果)等を記録する記録手段の
主機能が達成される。
【0071】次に、前記各表示部について説明する。
【0072】図2に示すように、現射団表示部21は、
スコアボード本体2の図2中左上に設置されている。
【0073】この現射団表示部21は、2つの表示ブロ
ック51で構成されている。各表示ブロック51は、そ
れぞれ、0〜9の任意の数字を表示し得る7つのLED
(発光ダイオード)のセグメント(7セグメント)で構
成されている。
【0074】この現射団表示部21により、現在競技を
行っている射団、すなわち現射団の番号(ナンバー)が
表示される。
【0075】次射団表示部22は、スコアボード本体2
の現射団表示部21の図2中右側に設置されている。
【0076】この次射団表示部22は、2つの前記表示
ブロック51で構成されている。
【0077】この次射団表示部22により、次に競技を
行う射団、すなわち次射団の番号が表示される。
【0078】トラップ・スキート表示部29は、スコア
ボード本体2の次射団表示部22の図2中右側に設置さ
れている。
【0079】このトラップ・スキート表示部29は、複
数のLEDで構成されており、これらのLEDの点灯
(発光)と消灯との組み合わせにより、任意のアルファ
ベット(P、M、H、L等)や数字等を任意の位置に表
示し得るようになっている。
【0080】トラップ競技の場合には、図2に示すよう
に、このトラップ・スキート表示部29により、1〜2
5の数字が表示される。この表示により、トラップ競技
であることを把握することができる。
【0081】前記1〜25の数字は、放出される標的
(ターゲット)の番号を表わす。この場合、ダブルトラ
ップ競技の場合には、各番号の標的が2個ずつ放出され
る。
【0082】また、スキート競技の場合には、図4に示
すように、このトラップ・スキート表示部29により、
1〜8の数字と、Pと、Mとが表示される。この表示に
より、スキート競技であることを把握することができ
る。
【0083】この場合、1〜8の数字は、射台の番号を
表わす。
【0084】また、Pは、標的がハイハウスから放出さ
れることを表わし、Mは、標的がローハウスから放出さ
れることを表わす。
【0085】スコアボード本体2のトラップ・スキート
表示部29の図2中右側には、「SCORE」の文字
(アルファベット)が形成されている。
【0086】この「SCORE」は、後述するラウンド
スコア表示部26に表示される数字が、現在のラウンド
の得点(ラウンドスコア)を示すことを表わす。
【0087】スコアボード本体2の「SCORE」の図
2中右側には、「TOTALSCORE」の文字が形成
されている。
【0088】この「TOTALSCORE」は、後述す
るトータルスコア表示部27に表示される数字が、現在
のラウンドまでの得点を合計した値、すなわち総得点
(トータルスコア)を示すことを表わす。
【0089】スコアボード本体2の「TOTALSCO
RE」の図2中右側には、「NO.」の文字およびピリ
オドが形成されている。
【0090】この「NO.」は、後述する順位表示部2
8に表示される数字が、順位を示すことを表わす。
【0091】選手名表示部24は、スコアボード本体2
の現射団表示部21および次射団表示部22の図2中下
側に、図2中縦方向に6つ、すなわち、6行設置されて
いる。
【0092】各選手名表示部24は、それぞれ、複数の
LEDで構成されており、これらのLEDの点灯と消灯
との組み合わせにより、任意の文字(アルファベット、
カタカナ、漢字等)や数字等を表示し得るようになって
いる。
【0093】スコアボード本体2には、図示しないコネ
クタを介して図示しないキーボード(操作手段)が電気
的に接続される。このキーボードを操作し、選手名(射
手名)を入力すると、対応する選手名表示部24にその
選手名が表示される。なお、選手名の変更や消去も前記
キーボードの操作によって行うことができる。
【0094】命中・失中表示部25は、スコアボード本
体2の選手名表示部24の図2中右側に設置されてい
る。
【0095】この命中・失中表示部25は、行列状に配
置された300個(12行×25列)の単位表示部25
1で構成されている。
【0096】なお、図2中、縦方向の配列を「行」、横
方向の配列を「列」と言う。また、図2中、最も上側の
行を「1行目」、最も左側の列を「1列目」と言う。
【0097】この命中・失中表示部25は、前述したよ
うに射手6名分である。よって、射手1名分は、50個
(2行×25列)の単位表示部251で構成され、各選
手名表示部24の図2中右側にそれぞれ配置されてい
る。
【0098】各単位表示部251は、それぞれ、図2中
横方向に並んでいる2つのLEDユニット8で構成され
ている。各単位表示部251は、それぞれ、2つのLE
Dユニット8が連動するように構成されている。
【0099】なお、本発明では、各単位表示部251を
構成するLEDユニット8の数は、2つには限らず、例
えば、1つでもよい。
【0100】図5は、LEDユニット8の構成例を示す
正面図である。
【0101】同図に示すように、LEDユニット8は、
赤色光を発光する複数のLED81と、緑色光を発光す
る複数のLED82とで構成されている。なお、図5
中、LED81を斜線で示す。
【0102】このLEDユニット8のLED81とLE
D82は、均一に分布している。
【0103】LEDユニット8から緑色光を発光させる
場合には、各LED82を緑色に点灯させ、各LED8
1を消灯させる。
【0104】また、LEDユニット8から赤色光を発光
させる場合には、各LED81を赤色に点灯させ、各L
ED82を消灯させる。
【0105】また、LEDユニット8から橙色光を発光
させる場合には、各LED81を赤色に点灯させ、各L
ED82を緑色に点灯させる。
【0106】この命中・失中表示部25により、各射手
(選手)の射撃の成績がそれぞれ表示される。
【0107】すなわち、各単位表示部251は、射撃の
前は、すべて消灯している。そして、命中した場合(審
判(レフェリー)が「命中」と判断した場合)には、対
応する単位表示部251を緑色に点灯させ、失中した場
合(審判が「失中」と判断した場合)には、対応する単
位表示部251を赤色に点灯させる。
【0108】また、修正時は、その修正対象の単位表示
部251を橙色に点灯させる。
【0109】射順表示部23は、スコアボード本体2の
各選手名表示部24の図2中左側にそれぞれ設置されて
いる。
【0110】各射順表示部23は、それぞれ、4つの前
記LEDユニット8で構成されている。なお、各射順表
示部23は、それぞれ、4つのLEDユニット8が連動
するように構成されている。
【0111】この射順表示部23により、現在射撃を行
っている射手が表示される。
【0112】すなわち、現在射撃を行っている射手(自
射手)の射順表示部23は、橙色に点灯し、この他の射
手の射順表示部23は、それぞれ、緑色に点灯する。な
お、射手が存在しない場合の射順表示部23は、消灯す
る。
【0113】各ラウンドスコア表示部26は、それぞ
れ、スコアボード本体2の命中・失中表示部25の図2
中右側に設置されている。
【0114】各ラウンドスコア表示部26は、それぞ
れ、2つの前記表示ブロック51で構成されている。
【0115】対応する射手の現在のラウンドの成績が集
計され、このラウンドスコア表示部26により、対応す
る射手の現在のラウンドの得点(ラウンドスコア)が表
示される。
【0116】トータルスコア表示部27は、スコアボー
ド本体2の各ラウンドスコア表示部26の図2中右側に
それぞれ設置されている。
【0117】各トータルスコア表示部27は、それぞ
れ、3つの前記表示ブロック51で構成されている。
【0118】対応する射手の現在のラウンドまでの成績
が集計され、このトータルスコア表示部27により、対
応する射手の現在のラウンドまでの得点を合計した値、
すなわち総得点(トータルスコア)が表示される。
【0119】順位表示部28は、スコアボード本体2の
各トータルスコア表示部27の図2中右側にそれぞれ設
置されている。
【0120】各順位表示部28は、それぞれ、1つの前
記表示ブロック51で構成されている。
【0121】この順位表示部28により、対応する射手
の順位が表示される。
【0122】図3に示すように、操作盤(操作手段)4
は、所定の回路が内蔵されている操作盤本体40を有し
ている。この操作盤本体40の正面側には、電源(PO
WER)スイッチ401、ON/OFFスイッチ40
2、RECスイッチ403、D.OFFスイッチ40
4、Rスイッチ405、M.A.Dスイッチ406、D
ISPLスイッチ407、T.Mスイッチ408、T.
Wスイッチ442、DT.Mスイッチ410、DT.W
スイッチ411、S.Mスイッチ409、S.Wスイッ
チ443、Rスイッチ412、SHOOT OFFスイ
ッチ413、RETIスイッチ414、出場選手設定ス
イッチ(出場人数設定スイッチ)415、416、41
7、418、419、420、移動スイッチ421、4
22、FINALスイッチ423、P.Tスイッチ42
4、N.Tスイッチ425、T.Sスイッチ426、
S.Oスイッチ427、Rスイッチ428、現射団入力
ダイヤル(ロータリースイッチ)429、430、競技
回数入力ダイヤル(ロータリースイッチ)431、テン
キー432、REVスイッチ433、移動スイッチ43
4、435、436、437、NOBIRDスイッチ4
38、RESETスイッチ439、HITスイッチ44
0およびMISSスイッチ441が、それぞれ、設置さ
れている。
【0123】この操作盤4は、図示しないケーブルを介
してスコアボード本体2に電気的に接続される。
【0124】この場合、スコアボード本体2は、操作盤
4に対し、相当距離遠方に位置しており、スコアボード
本体2に設置(搭載)されている各部(各表示部、仕切
り手段6、メモリー18、ブザー等)の駆動は、それぞ
れ、この操作盤4により遠隔操作される。
【0125】次に、このスコアボード1の作用を説明す
る。
【0126】(1)[電源の投入] 電源スイッチ401をオンすると、スコアボード本体2
および操作盤4の電源がそれぞれ投入され、このスコア
ボード1(スコアボードシステム)の初期化がなされ
る。
【0127】また、電源スイッチ401をオフすると、
スコアボード本体2および操作盤4の電源がそれぞれ切
断される。
【0128】(2)[競技種目の設定] 男子トラップ競技、女子トラップ競技、男子ダブルトラ
ップ競技、女子ダブルトラップ競技、男子スキート競技
および女子スキート競技のうちから、所定の競技種目を
選択する。
【0129】男子トラップ競技を行う場合には、T.M
スイッチ408をオンする。このT.Mスイッチ408
をオンすると、男子トラップ競技のモードに設定され
る。
【0130】また、女子トラップ競技を行う場合には、
T.Wスイッチ442をオンする。このT.Wスイッチ
442をオンすると、女子トラップ競技のモードに設定
される。
【0131】また、男子ダブルトラップ競技を行う場合
には、DT.Mスイッチ410をオンする。このDT.
Mスイッチ410をオンすると、男子ダブルトラップ競
技のモードに設定される。
【0132】また、女子ダブルトラップ競技を行う場合
には、DT.Wスイッチ411をオンする。このDT.
Wスイッチ411をオンすると、女子ダブルトラップ競
技のモードに設定される。
【0133】また、男子スキート競技を行う場合には、
S.Mスイッチ409をオンする。このS.Mスイッチ
409をオンすると、男子スキート競技のモードに設定
される。
【0134】また、女子スキート競技を行う場合には、
S.Wスイッチ443をオンする。このS.Wスイッチ
443をオンすると、女子スキート競技のモードに設定
される。
【0135】また、Rスイッチ412をオンすると、前
記の設定が解除される。
【0136】前記男子トラップ競技のモード、女子トラ
ップ競技のモード、男子ダブルトラップ競技のモードお
よび女子ダブルトラップ競技のモードでは、それぞれ、
図2に示すように、仕切りライン61、62、63、6
4、65、66、67、68、69、71、72および
73のうち、仕切りライン61、63、65、67、6
9および73のみが点灯する(仕切りライン62、6
4、66、68、71および72は、消灯する)。
【0137】そして、図2に示すように、トラップ・ス
キート表示部29に、1〜25の数字が表示される。
【0138】また、前記男子スキート競技のモードおよ
び女子スキート競技のモードでは、それぞれ、図4に示
すように、仕切りライン61、62、63、64、6
5、66、67、68、69、71、72および73の
うち、仕切りライン61、62、64、65、66、6
8、71、72および73のみが点灯する(仕切りライ
ン63、67および69は、消灯する)。
【0139】そして、図4に示すように、トラップ・ス
キート表示部29に、1〜8の数字と、P(H)と、M
(L)とが表示される。
【0140】(3)[現射団の設定] 現射団入力ダイヤル429および430により、現射団
の番号(2桁)を入力し、競技回数入力ダイヤル431
により、競技回数(1桁)を入力し、P.Tスイッチ4
24をオンすると、前記現射団の番号および競技回数が
設定され、スコアボード1の現射団表示部21に、前記
現射団の番号が表示される。
【0141】(4)[次射団の設定] N.Tスイッチ425をオンすると、次射団入力状態と
なる。この次射団入力状態において、テンキー432に
より、次射団の番号(2桁)を入力する。これにより、
前記次射団の番号が設定され、スコアボード1の次射団
表示部22に、前記次射団の番号が表示される。
【0142】入力後、再度、N.Tスイッチ425をオ
ンすると、次射団入力状態が解除される。また、入力中
に、Rスイッチ428をオンすると、入力した次射団の
番号が消去され、次射団入力状態が解除される。
【0143】(5)[出場選手の設定] 出場選手設定スイッチ415、416、417、41
8、419または420をオンすると、この競技に参加
する選手(射手)の設定がなされる。
【0144】例えば、1番目の選手(図2中1番上の選
手名表示部24に表示される選手)に対応する出場選手
設定スイッチ415をオンすると、スコアボード1の1
番目の選手に対応する射順表示部23、すなわち図2中
1番上の射順表示部23が緑色に点灯する。これは、前
記1番目の選手が、この競技に参加することを表わす。
【0145】この他の出場選手設定スイッチ416、4
17、418、419および420についてもそれぞれ
前記と同様である。
【0146】(6)[選手名の設定] 図示しないキーボードを操作し、選手名(射手名)を入
力すると、その選手名が設定され、スコアボード1の対
応する選手名表示部24にその選手名が表示される。
【0147】また、選手名の変更や消去も前記キーボー
ドの操作によって行われる。
【0148】(7)[トータルスコアの設定] T.Sスイッチ426をオンすると、トータルスコア入
力状態となる。このトータルスコア入力状態において、
テンキー432により、対応する選手のトータルスコア
(3桁)を入力する。これにより、前記トータルスコア
が設定される。
【0149】この場合、トータルスコアが入力される選
手の選択は、移動スイッチ421または422で行う。
なお、移動スイッチ421または422で選択された選
手の射順表示部23は、橙色に点灯する。
【0150】入力後、再度、T.Sスイッチ426をオ
ンすると、トータルスコア入力状態が解除される。ま
た、入力中に、Rスイッチ428をオンすると、入力し
たトータルスコアが消去され、トータルスコア入力状態
が解除される。
【0151】(8)[競技の開始] 競技を開始するときは、ON/OFFスイッチ402を
オンする。これにより、競技可能な状態となる。
【0152】この場合、スコアボード1の自射手の射順
表示部23が橙色に点灯し、この他の射手の射順表示部
23は、それぞれ、緑色に点灯する。なお、射手が存在
しない射順表示部23は、それぞれ、消灯する。
【0153】(9)[競技の進行] このスコアボード1(スコアボードシステム)は、国際
射撃連合(ISSF)の競技別ルールに基づいて構成さ
れており、オリンピック射撃競技に対応している。
【0154】以下、トラップ競技、スキート競技および
ダブルトラップ競技の進行(ルール)をそれぞれ簡単に
説明する。なお、その内容は、このスコアボード1に関
して、必要な基本的事柄のみを説明する。
【0155】(9−1)[トラップ競技(男子、女
子)] 男子トラップ競技は、25個撃ちの5ラウンド、すなわ
ち、125個撃ち(125点満点)で行われる。また、
決勝ラウンドを行う場合、25個撃ちの1ラウンド、す
なわち、25個撃ちで行われる。
【0156】女子トラップ競技は、25個撃ちの3ラウ
ンド、すなわち、75個撃ち(75点満点)で行われ
る。また、決勝ラウンドを行う場合、25個撃ちの1ラ
ウンド、すなわち、25個撃ちで行われる。
【0157】競技は、通常、6名の射団構成により行わ
れ、射撃ごとにレフェリーが、「命中」か「失中」かあ
るいは「ノーバード(不規則標的)」かの判定(判断)
を行う。
【0158】「ノーバード」の場合には、再度、標的を
放出させて射撃を行う。そして、レフェリーが、「命
中」か「失中」かあるいは「ノーバード」かの判定を行
う。
【0159】図6は、トラップ競技の進行を説明するた
めの図である。
【0160】競技は、下記のように進行する。
【0161】図6に示すように、まず、1番射台の1番
目の1個の標的に対して、先頭の射手が射撃を行い、そ
の判定がなされた後に、2番射台の1番目の1個の標的
に対して、次の射手が射撃を行う。以下、同様にして、
各射台の1番目の1個の標的に対して、順次、射手が射
撃を行う。
【0162】そして、全射手が各射台の1番目の1個の
標的に対して射撃を終了した後、各射台の2番目の1個
の標的に対して、再び、先頭の射手から射撃を行う。
【0163】以下同様にして、全射手が25番目の1個
の標的に対して射撃を終了するまで行う。これを1ラウ
ンドとし、規定のラウンドが終了した時点で順位が決定
する。
【0164】(9−2)[ダブルトラップ競技(男子、
女子)] ダブルトラップ競技では、2個の標的が同時に放出され
る。
【0165】また、ダブルトラップ競技では、下記のよ
うに男子と女子とで射撃数(標的数)が異なる。
【0166】すなわち、男子ダブルトラップ競技は、2
5ダブルス撃ち(50個撃ち)の3ラウンド、すなわ
ち、150個撃ち(150点満点)で行われる。また、
決勝ラウンドを行う場合、25ダブルス撃ちの1ラウン
ド、すなわち、50個撃ちで行われる。
【0167】一方、女子ダブルトラップ競技は、20ダ
ブルス撃ち(40個撃ち)の3ラウンド、すなわち、1
20個撃ち(120点満点)で行われる。また、決勝ラ
ウンドを行う場合、20ダブルス撃ちの1ラウンド、す
なわち、40個撃ちで行われる。
【0168】なお、射団構成や、「命中」、「失中」、
「ノーバード」の判定は、前記トラップ競技と同様であ
る。
【0169】図8は、男子ダブルトラップ競技の進行を
説明するための図、図9は、女子ダブルトラップ競技の
進行を説明するための図である。
【0170】競技は、下記のように進行する。
【0171】図8および図9に示すように、まず、1番
射台の1番目の2個の標的に対して、先頭の射手が射撃
を行い、その判定がなされた後に、2番射台の1番目の
2個の標的に対して、次の射手が射撃を行う。以下、同
様にして、各射台の1番目の2個の標的に対して、順
次、射手が射撃を行う。
【0172】そして、全射手が各射台の1番目の2個の
標的に対して射撃を終了した後、各射台の2番目の2個
の標的に対して、再び、先頭の射手から射撃を行う。
【0173】以下同様にして、男子ダブルトラップ競技
では、図8に示すように全射手が25番目の2個の標的
に対して射撃を終了するまで行い、また、女子ダブルト
ラップ競技では、図9に示すように全射手が20番目の
2個の標的に対して射撃を終了するまで行う。これを1
ラウンドとし、規定のラウンドが終了した時点で順位が
決定する。
【0174】(9−3)[スキート競技(男子、女
子)] 男子スキート競技は、25個撃ちの5ラウンド、すなわ
ち、125個撃ち(125点満点)で行われる。また、
決勝ラウンドを行う場合、25個撃ちの1ラウンド、す
なわち、25個撃ちで行われる。
【0175】女子スキート競技は、25個撃ちの3ラウ
ンド、すなわち、75個撃ち(75点満点)で行われ
る。また、決勝ラウンドを行う場合、25個撃ちの1ラ
ウンド、すなわち、25個撃ちで行われる。
【0176】なお、射団構成や、「命中」、「失中」、
「ノーバード」の判定は、前記トラップ競技と同様であ
る。
【0177】射団の各射手は、それぞれ、下記ルールに
基づいて、1番射台から8番射台まで射撃を行う。
【0178】図4に示すように、1番射台では、ハイハ
ウスから放出されるシングル標的が1つ、ダブル標的が
1つ(ハイハウスが先、ローハウスが後)、2番射台で
は、ハイハウスから放出されるシングル標的が1つ、ダ
ブル標的が1つ(ハイハウスが先、ローハウスが後)、
3番射台では、ハイハウスから放出されるシングル標的
が1つ、ローハウスから放出されるシングル標的が1
つ、ダブル標的が1つ(ハイハウスが先、ローハウスが
後)、4番射台では、ハイハウスから放出されるシング
ル標的が1つ、ローハウスから放出されるシングル標的
が1つ、ダブル標的が1つ(ハイハウスが先、ローハウ
スが後)、5番射台では、ハイハウスから放出されるシ
ングル標的が1つ、ローハウスから放出されるシングル
標的が1つ、ダブル標的が1つ(ハイハウスが先、ロー
ハウスが後)、6番射台では、ローハウスから放出され
るシングル標的が1つ、ダブル標的が1つ(ローハウス
が先、ハイハウスが後)、7番射台では、ダブル標的が
1つ(ローハウスが先、ハイハウスが後)、8番射台で
は、ハイハウスから放出されるシングル標的が1つ、ロ
ーハウスから放出されるシングル標的が1つであり、前
記各標的に対して、各射手がそれぞれ射撃を行う。
【0179】前記「シングル標的」とは、ハイハウスお
よびローハウスのうちのいずれか一方から放出される標
的を言い、前記「ダブル標的」とは、ハイハウスおよび
ローハウスから同時に放出される2個の標的を言う。
【0180】図7は、スキート競技の進行を説明するた
めの図である。
【0181】競技は、下記のように進行する。
【0182】図7に示すように、まず、1番射台のそれ
ぞれの標的に対して、先頭の射手が射撃を行い、その判
定がなされた後に、1番射台のそれぞれの標的に対し
て、次の射手が射撃を行う。以下、同様にして、1番射
台のそれぞれの標的に対して、順次、射手が射撃を行
う。
【0183】そして、全射手が1番射台のそれぞれの標
的に対して射撃を終了した後、2番射台のそれぞれの標
的に対して、再び、先頭の射手から射撃を行う。
【0184】以下同様にして、全射手が8番射台のそれ
ぞれの標的に対して射撃を終了するまで行う。これを1
ラウンドとし、規定のラウンドが終了した時点で順位が
決定する。
【0185】(10)[採点処理] 得点は、標的1枚について、命中の場合が1点、失中の
場合が0点である。
【0186】ノーバードの場合には、NOBIRDスイ
ッチ438をオンする。
【0187】NOBIRDスイッチ438をオンする
と、「ノーバード」を報知すべく、ブザーが2回鳴る。
操作盤4と図示しない外部ブザー接続時には、その外部
ブザーも2回鳴る。
【0188】また、命中の場合には、HITスイッチ4
40をオンする。
【0189】HITスイッチ440をオンすると、スコ
アボード1の命中・失中表示部25の対応する単位表示
部251が緑色に点灯する。
【0190】そして、自動的に、対応するラウンドスコ
アおよびトータルスコアがそれぞれ計算され、対応する
ラウンドスコア表示部26およびトータルスコア表示部
27に表示される。すなわち、対応するラウンドスコア
およびトータルスコアがそれぞれ1つインクリメントさ
れ、対応するラウンドスコア表示部26およびトータル
スコア表示部27に表示される。
【0191】なお、トータルスコア表示部27にトータ
ルスコアを表示するか否か(表示/非表示)は、任意に
設定することができる。
【0192】また、失中の場合には、MISSスイッチ
441をオンする。
【0193】MISSスイッチ441をオンすると、ス
コアボード1の命中・失中表示部25の対応する単位表
示部251が赤色に点灯し、「失中」を報知すべく、ブ
ザーが1回鳴る。操作盤4と図示しない外部ブザー接続
時には、その外部ブザーも1回鳴る。
【0194】なお、この場合は、ラウンドスコアおよび
トータルスコアは、それぞれ、変更されない。
【0195】また、RESETスイッチ439をオンす
ると、その直前にHITスイッチ440またはMISS
スイッチ441のオンにより入力された「命中」または
「失中」を示す情報を無効とする処理が行われる。
【0196】この後、HITスイッチ440またはMI
SSスイッチ441をオンすることにより正しい情報を
入力する。これにより、射撃の成績(結果)、ラウンド
スコア、トータルスコア等が修正される。
【0197】ここで、男子トラップ競技のモードまたは
女子トラップ競技のモードに設定されている場合には、
命中・失中表示部25の300個(12行×25列)の
単位表示部251のうち、図6中上側から1、3、5、
7、9および11行目の単位表示部251のみが使用さ
れる。すなわち、6名の各射手に対して、それぞれ、図
6中上下2行の単位表示部251のうち、上側1行の単
位表示部251のみが使用される。
【0198】そして、男子トラップ競技のモードまたは
女子トラップ競技のモードに設定されている場合には、
HITスイッチ440またはMISSスイッチ441を
オンするたびに、図6中矢印Aで示す順序で、ポインタ
(このポインタは表示されない)が移動し、次にHIT
スイッチ440またはMISSスイッチ441をオンし
たときに点灯する単位表示部251が選択される。
【0199】すなわち、まず、HITスイッチ440ま
たはMISSスイッチ441をオンすると、図6中左上
(1行1列目)の単位表示部251が緑色または赤色に
点灯する。
【0200】次に、HITスイッチ440またはMIS
Sスイッチ441をオンすると、図6中1行1列目の単
位表示部251に対して2つ下(3行1列目)の単位表
示部251が緑色または赤色に点灯する。
【0201】次に、HITスイッチ440またはMIS
Sスイッチ441をオンすると、図6中3行1列目の単
位表示部251に対して2つ下(5行1列目)の単位表
示部251が緑色または赤色に点灯する。
【0202】以下、HITスイッチ440またはMIS
Sスイッチ441をオンするたびに、図6中矢印Aで示
す順序で単位表示部251が緑色または赤色に点灯し、
最後は、図6中右下(12行25列目)の単位表示部2
51に対して1つ上(11行25列目)の単位表示部2
51が緑色または赤色に点灯する。
【0203】また、男子ダブルトラップ競技のモードに
設定されている場合には、命中・失中表示部25の30
0個(12行×25列)の単位表示部251がすべて使
用される。すなわち、6名の各射手に対して、それぞ
れ、図8中上下2行の単位表示部251がすべて使用さ
れる。
【0204】そして、男子ダブルトラップ競技のモード
に設定されている場合には、HITスイッチ440また
はMISSスイッチ441をオンするたびに、図8中矢
印Cで示す順序で、ポインタ(このポインタは表示され
ない)が移動し、次にHITスイッチ440またはMI
SSスイッチ441をオンしたときに点灯する単位表示
部251が選択される。
【0205】すなわち、まず、HITスイッチ440ま
たはMISSスイッチ441をオンすると、図8中左上
(1行1列目)の単位表示部251が緑色または赤色に
点灯する。
【0206】次に、HITスイッチ440またはMIS
Sスイッチ441をオンすると、図6中1行1列目の単
位表示部251に対して1つ下(2行1列目)の単位表
示部251が緑色または赤色に点灯する。
【0207】次に、HITスイッチ440またはMIS
Sスイッチ441をオンすると、図8中2行1列目の単
位表示部251に対して1つ下(3行1列目)の単位表
示部251が緑色または赤色に点灯する。
【0208】以下、HITスイッチ440またはMIS
Sスイッチ441をオンするたびに、図8中矢印Cで示
す順序で単位表示部251が緑色または赤色に点灯し、
最後は、図8中右下(12行25列目)の単位表示部2
51が緑色または赤色に点灯する。
【0209】また、女子ダブルトラップ競技のモードに
設定されている場合には、命中・失中表示部25の30
0個(12行×25列)の単位表示部251のうち、図
9中左側から1〜20列目の単位表示部251のみが使
用される。すなわち、6名の各射手に対して、それぞ
れ、図9中上下2行の単位表示部251であって、1〜
20列目の単位表示部251のみが使用される。
【0210】そして、女子ダブルトラップ競技のモード
に設定されている場合には、HITスイッチ440また
はMISSスイッチ441をオンするたびに、図9中矢
印Dで示す順序で、ポインタ(このポインタは表示され
ない)が移動し、次にHITスイッチ440またはMI
SSスイッチ441をオンしたときに点灯する単位表示
部251が選択される。
【0211】すなわち、まず、HITスイッチ440ま
たはMISSスイッチ441をオンすると、図9中左上
(1行1列目)の単位表示部251が緑色または赤色に
点灯する。
【0212】次に、HITスイッチ440またはMIS
Sスイッチ441をオンすると、図9中1行1列目の単
位表示部251に対して1つ下(2行1列目)の単位表
示部251が緑色または赤色に点灯する。
【0213】次に、HITスイッチ440またはMIS
Sスイッチ441をオンすると、図9中2行1列目の単
位表示部251に対して1つ下(3行1列目)の単位表
示部251が緑色または赤色に点灯する。
【0214】以下、HITスイッチ440またはMIS
Sスイッチ441をオンするたびに、図9中矢印Dで示
す順序で単位表示部251が緑色または赤色に点灯し、
最後は、図9中12行20列目の単位表示部251が緑
色または赤色に点灯する。
【0215】また、男子スキート競技のモードまたは女
子スキート競技のモードに設定されている場合には、命
中・失中表示部25の300個(12行×25列)の単
位表示部251のうち、図7中上側から1、3、5、
7、9および11行目の単位表示部251のみが使用さ
れる。すなわち、6名の各射手に対して、それぞれ、図
7中上下2行の単位表示部251のうち、上側1行の単
位表示部251のみが使用される。
【0216】そして、男子スキート競技のモードまたは
女子スキート競技のモードに設定されている場合には、
HITスイッチ440またはMISSスイッチ441を
オンするたびに、図7中矢印Bで示す順序で、ポインタ
(このポインタは表示されない)が移動し、次にHIT
スイッチ440またはMISSスイッチ441をオンし
たときに点灯する単位表示部251が選択される。
【0217】すなわち、まず、HITスイッチ440ま
たはMISSスイッチ441をオンすると、図7中左上
(1行1列目)の単位表示部251が緑色または赤色に
点灯する。
【0218】次に、HITスイッチ440またはMIS
Sスイッチ441をオンすると、図7中1行1列目の単
位表示部251に対して1つ右(1行2列目)の単位表
示部251が緑色または赤色に点灯する。
【0219】次に、HITスイッチ440またはMIS
Sスイッチ441をオンすると、図7中1行2列目の単
位表示部251に対して1つ右(1行3列目)の単位表
示部251が緑色または赤色に点灯する。
【0220】次に、HITスイッチ440またはMIS
Sスイッチ441をオンすると、図7中1行1列目の単
位表示部251に対して2つ下(3行1列目)の単位表
示部251が緑色または赤色に点灯する。
【0221】以下、HITスイッチ440またはMIS
Sスイッチ441をオンするたびに、図7中矢印Bで示
す順序で単位表示部251が緑色または赤色に点灯し、
最後は、図7中右下(12行25列目)の単位表示部2
51に対して1つ上(11行25列目)の単位表示部2
51が緑色または赤色に点灯する。
【0222】(11)[競技の終了] 競技終了後は、ON/OFFスイッチ402をオフす
る。これにより、競技終了状態となる。
【0223】また、競技の途中で競技を中止する場合に
は、Rスイッチ405をオンする。これにより、競技終
了状態となる。
【0224】(12)[競技結果の記録(記憶)] 競技結果を記録(記憶)する場合には、RECスイッチ
403をオンする。
【0225】RECスイッチ403をオンすると、競技
結果、すなわち、現在スコアボード1に表示されている
情報(クレー射撃に関する情報)がすべてメモリー18
に記憶される。
【0226】なお、メモリー18には、複数ラウンド
(例えば、100ラウンド)分の前記競技結果(予選ラ
ウンド、決勝ラウンド、シュートオフ等の競技結果)を
記憶することができるようになっている。
【0227】(13)[記録(記憶)されている競技結
果の消去] メモリー18に記憶されている競技結果を消去する場合
には、M.A.Dスイッチ406をオンする。
【0228】M.A.Dスイッチ406をオンすると、
メモリー18に記憶されている競技結果がすべて消去さ
れる。
【0229】(14)[表示の消去] スコアボード1の表示を消去する場合には、D.OFF
スイッチ404をオンする。
【0230】D.OFFスイッチ404をオンすると、
スコアボード1の表示がすべて消去される。
【0231】(15)[記録(記憶)されている競技結
果の読み出し] メモリー18に記憶されている競技結果を読み出す場合
には、まず、読み出す競技結果、すなわち、読み出す競
技結果に対応する射団の番号、競技回数および競技種目
をそれぞれ選択する。
【0232】この場合、T.Mスイッチ408、T.W
スイッチ442、DT.Mスイッチ410、DT.Wス
イッチ411、S.Mスイッチ409またはS.Wスイ
ッチ443をオンすると、読み出す競技結果に対応する
競技種目が選択され、現射団入力ダイヤル429および
430により読み出す競技結果に対応する射団の番号が
選択され、競技回数入力ダイヤル431により読み出す
競技結果に対応する競技回数が選択される。
【0233】そして、DISPLスイッチ407をオン
すると、前記選択された競技結果がメモリー18から読
み出され、スコアボード1に表示される。
【0234】再度、DISPLスイッチ407をオンす
ると、スコアボード1の表示がすべて消去される。
【0235】(16)[修正] 競技中または競技終了後に、スコアボード1に表示され
てる射撃(競技)の成績(結果)、ラウンドスコア、ト
ータルスコア等を修正(変更)する場合には、REVス
イッチ433をオンする。
【0236】REVスイッチ433をオンすると、修正
可能状態となる。これにより、REVスイッチ433を
オンする直前にHITスイッチ440またはMISSス
イッチ441のオンにより点灯した単位表示部251に
ポインタが移動し、その単位表示部251が橙色に点灯
する。すなわち、ポインタの位置する単位表示部251
が橙色に点灯する。
【0237】この修正可能状態において、移動スイッチ
434、435、436または437を操作して前記ポ
インタを移動させ、命中・失中表示部25のうちの修正
を行う単位表示部251を選択する。すなわち、修正を
行う単位表示部251にポインタを位置させる。
【0238】そして、「失中」を「命中」に修正する場
合には、HITスイッチ440をオンし、また、「命
中」を「失中」に修正する場合には、MISSスイッチ
441をオンする。
【0239】これにより、対応する単位表示部251の
発光色が所定の色に修正されるとともに、対応するラウ
ンドスコアおよびトータルスコアがそれぞれ修正され、
その修正後のラウンドスコアおよびトータルスコアがそ
れぞれ対応するラウンドスコア表示部26およびトータ
ルスコア表示部27に表示される。
【0240】すなわち、「失中」を「命中」に修正した
場合には、対応する単位表示部251が緑色に点灯する
とともに、対応するラウンドスコアおよびトータルスコ
アがそれぞれ1つインクリメントされ、対応するラウン
ドスコア表示部26およびトータルスコア表示部27に
表示される。
【0241】また、「命中」を「失中」に修正した場合
には、対応する単位表示部251が赤色に点灯するとと
もに、対応するラウンドスコアおよびトータルスコアが
それぞれ1つデクリメントされ、対応するラウンドスコ
ア表示部26およびトータルスコア表示部27に表示さ
れる。
【0242】また、他の箇所の修正を行う場合には、前
述したように、移動スイッチ434、435、436ま
たは437を操作して前記ポインタを移動させ、命中・
失中表示部25のうちの修正を行う単位表示部251を
選択し、HITスイッチ440またはMISSスイッチ
441をオンする。
【0243】これにより、前述したように、対応する単
位表示部251の発光色が所定の色に修正されるととも
に、対応するラウンドスコアおよびトータルスコアがそ
れぞれ修正され、その修正後のラウンドスコアおよびト
ータルスコアがそれぞれ対応するラウンドスコア表示部
26およびトータルスコア表示部27に表示される。
【0244】なお、前述したように、トータルスコア表
示部27にトータルスコアを表示するか否か(表示/非
表示)は、任意に設定することができる。
【0245】再度、REVスイッチ433をオンする
と、修正可能状態が解除される。これにより、修正され
た状態のままで、修正前の位置にポインタ(このポイン
タは表示されない)が移動する。すなわち、次にHIT
スイッチ440またはMISSスイッチ441をオンし
たときに点灯する単位表示部251が選択される。
【0246】また、メモリー18に記憶されている競技
結果(射撃の成績(結果)、ラウンドスコア、トータル
スコア等)を修正(変更)する場合には、まず、修正す
る競技結果、すなわち、修正する競技結果に対応する射
団の番号、競技回数および競技種目をそれぞれ選択す
る。
【0247】この場合、T.Mスイッチ408、T.W
スイッチ442、DT.Mスイッチ410、DT.Wス
イッチ411、S.Mスイッチ409またはS.Wスイ
ッチ443をオンすると、修正する競技結果に対応する
競技種目が選択され、現射団入力ダイヤル429および
430により修正する競技結果に対応する射団の番号が
選択され、競技回数入力ダイヤル431により修正する
競技結果に対応する競技回数が選択される。
【0248】そして、DISPLスイッチ407をオン
すると、前記選択された競技結果がメモリー18から読
み出され、スコアボード1に表示される。
【0249】次いで、REVスイッチ433をオンする
と、前述したように、修正可能状態となる。
【0250】以下、前述したように、修正を行って、再
度、REVスイッチ433をオンすると、修正可能状態
が解除される。
【0251】そして、RECスイッチ403をオンする
と、メモリー18に記憶されている対応する競技結果
が、現在スコアボード1に表示されている競技結果に書
き換えられる。
【0252】再度、DISPLスイッチ407をオンす
ると、スコアボード1の表示がすべて消去される。
【0253】なお、本発明では、後述する決勝ラウンド
のモードに設定されていない場合にも、各順位表示部2
8に、それぞれ対応する選手(射手)の順位が表示され
るように構成されていてもよい。
【0254】この場合には、「失中」を「命中」に、ま
たは「命中」を「失中」に修正すると、それに連動し
て、各順位表示部28に表示されている順位のうち、修
正が必要な射手の順位がそれぞれ修正される。
【0255】各選手の順位は、同一の競技に参加してい
る全選手(全射手)の射撃の成績(結果)に基づいて求
められる。
【0256】すなわち、同一の競技に参加している全選
手のトータルスコアがメモリー18から読み出され、制
御手段17において、そのトータルスコアが比較され、
前記トータルスコアが大きい順に、各選手の順位がそれ
ぞれ決定される。
【0257】RECスイッチ403をオンすると、前述
したように、メモリー18に記憶されている対応する競
技結果が、現在スコアボード1に表示されている競技結
果に書き換えられるとともに、同一の競技に参加してい
る他の選手の順位も正しい順位に書き換えられる。
【0258】(17)[決勝(FINAL)] 決勝(FINAL)ラウンドを行う場合には、FINA
Lスイッチ423をオンする。
【0259】FINALスイッチ423をオンすると、
決勝ラウンドのモードに設定され、各順位表示部28
に、それぞれ対応する選手(射手)の順位が表示され
る。
【0260】再度、FINALスイッチ423をオンす
ると、決勝ラウンドのモードの設定が解除される。
【0261】以下、具体的に説明する。
【0262】FINALスイッチ423をオンすると、
この競技に参加している全選手(全射手)の射撃の成績
(結果)に基づいて、各選手の順位がそれぞれ求められ
る。
【0263】すなわち、この競技に参加している全選手
のトータルスコアがメモリー18から読み出され、制御
手段17において、そのトータルスコアが比較され、前
記トータルスコアが大きい順に、各選手の順位がそれぞ
れ決定される。各選手の順位は、すべてメモリー18に
記憶される。
【0264】次いで、制御手段17において、前記順位
に基づいて、決勝ラウンドに出場する選手(上位6名の
選手)(但し、上位6名が定まらない場合、すなわち、
同点者が複数いるために、上位の選手の数が7名以上に
なってしまう場合は、競射(シュートオフ)によって選
出する。)が決定され、そのうちの最下位(6位)の選
手が図2または図4中上側になり、1位の選手が下側に
なるように、順次、選手名表示部24、トータルスコア
表示部27および順位表示部28に、それぞれ、対応す
る選手名、対応する選手のトータルスコアおよび対応す
る選手の順位が表示される。
【0265】そして、所定の設定を行った後、決勝ラウ
ンドを行う。なお、このときの操作(作用)は、ほぼ前
述した通りであるので、説明を省略する。
【0266】但し、決勝ラウンドでは、制御手段18に
おいて、逐次、決勝ラウンドに出場している全選手のト
ータルスコアが比較され、選手の順位が決定される。そ
して、順位が変わった場合には、対応する順位表示部2
8の表示(順位)が変更される。
【0267】なお、SHOOT OFFスイッチ413
は、シュートオフの際に使用されるスイッチであり、R
ETIスイッチ414は、選手の途中棄権(リタイア)
の際に使用されるスイッチであり、S.Oスイッチ42
7は、射順を変更する際に使用されるスイッチである
が、これらについては、説明を省略する。
【0268】以上説明したように、このスコアボード1
によれば、クレー射撃の大会(例えば、オリンピック
等)の競技結果(選手名(射手名)、射撃の成績(結
果)、ラウンドスコア、トータルスコア、順位等)を競
技種目毎に分けてメモリー18に記憶することができ
る。
【0269】そして、メモリー18から所望のデータを
読み出し、そのデータをスコアボード2に表示すること
ができ、また、図示しないプリンターを接続することに
より、前記データをプリントアウトすることもできる。
【0270】また、このスコアボード1によれば、容易
に、競技結果を修正することができる。
【0271】このため、例えば、競技中に、的中/失中
を示す表示に関してクレームがついた場合に、容易かつ
迅速に、その表示を正しい表示に修正することができ
る。
【0272】また、例えば、競技終了後に、競技結果に
関してクレームがついた場合には、対応する競技結果を
メモリー18から読み出してスコアボード2に表示し、
そのスコアボード2の表示を見ながら、修正を行うこと
ができる。これにより、容易、迅速、かつ確実に、競技
結果を修正することができる。
【0273】また、このスコアボード1では、射撃の成
績(結果)を修正すると、それに連動して、自動的に、
ラウンドスコア、トータルスコア、順位が修正されるの
で、容易、迅速、かつ確実に、競技結果を修正すること
ができる。
【0274】また、仕切りラインのパターンは、トラッ
プ競技とスキート競技とで異なるので、従来は、トラッ
プ競技ではトラップ競技専用のクレー射撃用スコアボー
ドが使用され、スキート競技ではスキート競技専用のク
レー射撃用スコアボードが使用されるが、このスコアボ
ード1によれば、1台で、男子トラップ競技、女子トラ
ップ競技、男子ダブルトラップ競技、女子ダブルトラッ
プ競技、男子スキート競技および女子スキート競技のそ
れぞれに対応することができる。
【0275】また、従来技術で述べた従来のスコアボー
ドにおいて、トラップ競技とダブルトラップ競技とに対
応できるようにするためにキュービック100(図14
参照)を射手1名に対して2行ずつ設置すると、キュー
ビック100の他に、キュービック100を回動自在に
支持する機構等も2倍設置しなければならないので、ス
コアボードが大型化(特に、縦方向に大型化)し、ま
た、構造が複雑化してしまうが、このスコアボード1で
は、単位表示部251がLEDユニット8で構成されて
いるので、構造が簡易であり、また、スコアボード1を
大型化することなく、種々の競技に対応することができ
る。
【0276】また、スコアボード1では、競技規則(ル
ール)の変更や、新しい競技種目の追加等がなされたと
しても、適宜、プログラム(ソフト)の追加や変更を行
うことにより、これらに対応することができる。
【0277】また、スコアボード1では、仕切り手段
6、現射団表示部21、次射団表示部22、射順表示部
23、選手名表示部24、命中・失中表示部25、ラウ
ンドスコア表示部26、トータルスコア表示部27、順
位表示部28およびトラップ・スキート表示部29が、
電気的に表示するように構成されているので、例えば、
得点表示板等を手動で付け替える等の操作が不要であ
り、これにより操作を容易に行うことができる。
【0278】また、スコアボード1では、スコアボード
本体2に設置されている各部(各表示部、仕切り手段
6、メモリー18、ブザー等)の駆動を遠隔操作するこ
とができるので、前記操作を容易に行うことができる。
【0279】なお、スコアボード本体2の各表示部は、
前記実施例では、LEDで構成されているが、本発明で
は、これに限らず、例えば、EL素子等の各種発光素子
や、LCD(液晶表示素子)等の各種表示素子で構成さ
れていてもよい。
【0280】但し、これらのうちでは、発光素子が好ま
しく、発光素子の中でも特にLEDが好ましい。
【0281】また、本発明では、現射団表示部21、次
射団表示部22、ラウンドスコア表示部26、トータル
スコア表示部27および順位表示部28の数字の表示
は、例えば、マグネット反転式であってもよい。
【0282】また、本発明では、トラップ競技と、スキ
ート競技とで、変わらない仕切りラインついては、共通
仕切りライン(不変仕切りライン)として、予め、スコ
アボード本体2の表示面20に形成(着色)されていて
もよい。
【0283】また、本発明では、図2中横方向に延びる
(長辺2aに対して平行な)仕切りラインが変更される
ように構成されていてもよい。この場合、例えば、トラ
ップ競技およびスキート競技では、射手1名分の単位表
示部が1行になり、ダブルトラップ競技では、射手1名
分の単位表示部が2行になるように、仕切りラインが変
更される。
【0284】また、前記実施例では、発光色の相違によ
り命中と失中とを区別するよう構成されているが、本発
明では、これに限らず、例えば、「○」と「×」のよう
に、表示(形状)の相違により命中と失中とを区別する
よう構成されていてもよい。
【0285】次に、本発明のスコアボードの第2実施例
を説明する。
【0286】図10、図11および図12は、本発明の
スコアボードの第2実施例であって、そのスコアボード
本体を示す正面図である。なお、前述した第1実施例の
スコアボード1との共通点については、説明を省略し、
主な相違点を説明する。
【0287】これらの図に示すスコアボード1は、スコ
アボード本体2を有している。このスコアボード本体2
の表示面20には、トラップ競技用の仕切りラインのパ
ターン、すなわち、図10中縦方向に延びる(長辺2a
に対して垂直な)仕切りライン111、112、11
3、114、115および116と、図10中横方向に
延びる(長辺2aに対して平行な)仕切りライン12
1、122、123、124、125および126と
が、それぞれ形成されている。
【0288】また、スコアボード本体2の表示面20の
図10中上側には、1〜25の数字が、それぞれ形成さ
れている。
【0289】これらの仕切りライン111〜116、1
21〜126および1〜25の数字は、それぞれ、スコ
アボード本体2の表示面20に着色することによって形
成されている。
【0290】また、スコアボード本体2の図10中上側
には、L字状の突出部131、132、133、13
4、135、136、137および138が、それぞれ
形成されている。
【0291】また、スコアボード1は、スコアボード本
体2に対し着脱自在のパネル91、92、93および9
4をそれぞれ有している。以下、代表的に、パネル91
を説明する。
【0292】パネル91は、長方形のパネル本体910
を有している。このパネル本体910の図10中下側に
は、長尺状の仕切り部材141および142と、長尺状
の仕切り隠し部材151とが、それぞれ形成されてい
る。
【0293】仕切り部材141および142には、それ
ぞれ、スキート競技用の仕切りラインが形成されてい
る。これらの仕切りラインは、それぞれ、仕切り部材1
41および142に着色することによって形成されてい
る。
【0294】また、仕切り隠し部材151は、スコアボ
ード本体2の表示面20と同一の色に着色されている。
【0295】また、パネル本体910の図10中上側の
端面には、半円状のフック161および162が、それ
ぞれ形成されている。
【0296】また、パネル本体910には、スキート競
技用の仕切りラインと、1および2の数字と、P(H)
と、M(L)とが、それぞれ形成されている。
【0297】パネル92〜94の構成は、それぞれ、前
述したパネル91とほぼ同様であるので、その説明を省
略する。
【0298】なお、これらのパネル91〜94の仕切り
部材により、仕切り手段が構成されている。
【0299】次に、このスコアボード1の作用を説明す
る。
【0300】男子トラップ競技、女子トラップ競技、男
子ダブルトラップ競技または女子ダブルトラップ競技を
行う場合には、図10に示すように、パネル91〜94
をすべてスコアボード本体2から取り外す。
【0301】図10に示すように、パネル91〜94が
すべてスコアボード本体2から取り外されると、スコア
ボード本体2の表示面20に、トラップ競技用の仕切り
ラインと、1〜25の数字とが、それぞれ表れる。
【0302】また、男子スキート競技または女子スキー
ト競技を行う場合には、図12に示すように、パネル9
1〜94をすべてスコアボード本体2に装着する。
【0303】図11に示すように、スコアボード本体2
にパネル91を装着する際は、パネル91のフック16
1および162をそれぞれスコアボード本体2の突出部
131および132に引っ掛ける。
【0304】スコアボード本体2にパネル91が装着さ
れると、パネル91の仕切り隠し部材151により、ス
コアボード本体2のトラップ競技用の仕切りライン11
2が隠れ、また、仕切り部材141および142に形成
されているスキート競技用の仕切りラインがそれぞれ表
れる。さらに、パネル本体910により、スコアボード
本体2に形成されているトラップ競技用の仕切りライン
と1〜6の数字とがそれぞれ隠れ、パネル本体910に
形成されているスキート競技用の仕切りラインと、1お
よび2の数字と、Pと、Mとがそれぞれ、表れる。
【0305】図12に示すように、スコアボード本体2
にパネル92〜94を装着する際も、前記と同様に、パ
ネル92のフック163および164を突出部133お
よび134に、パネル93のフック165および166
を突出部135および136に、パネル94のフック1
67および168を突出部137および138に、それ
ぞれ引っ掛ける。
【0306】パネル91〜94がすべてスコアボード本
体2に装着されると、図12に示すように、スコアボー
ド本体2の表示面20に、スキート競技用の仕切りライ
ンと、1〜8の数字と、Pと、Mとが、それぞれ表れ
る。
【0307】以上説明したように、このスコアボード1
によれば、前述した第1実施例のスコアボード1と同様
に、容易、迅速、かつ確実に、競技結果をメモリー18
に記憶することができ、容易、迅速、かつ確実に、競技
結果を修正することができ、1台で、男子トラップ競
技、女子トラップ競技、男子ダブルトラップ競技、女子
ダブルトラップ競技、男子スキート競技および女子スキ
ート競技のそれぞれに対応することができ、競技規則
(ルール)の変更や、新しい競技種目の追加等がなされ
たとしても対応することができる。
【0308】なお、本発明では、スコアボード本体2の
表示面20に、スキート競技用の仕切りラインのパター
ンと、1〜8の数字と、Pと、Mとが形成されており、
このスコアボード本体2に対し着脱自在のパネルに、ト
ラップ競技用の仕切りラインのパターンと、1〜25の
数字が形成されていてもよい。
【0309】また、前記実施例では、仕切り部材および
仕切り隠し部材と、パネル本体とが一体化されている
が、本発明では、これらは、別体であってもよい。
【0310】以上、本発明のスコアボードを、図示の各
実施例に基づいて説明したが、本発明はこれらに限定さ
れるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する
任意の構成のものに置換することができる。
【0311】例えば、前記各実施例では、スコアボード
本体2と操作盤(操作手段)4との間の信号の伝達(通
信)が有線でなされるように構成されているが、本発明
では、スコアボード本体2と操作盤(操作手段)4との
間の信号の伝達(通信)が無線でなされるように構成さ
れていてもよい。
【0312】また、本発明では、修正を行う度に、記録
手段に記録(記憶)されているデータが書き換えられる
ように構成されていてもよい。
【0313】また、前記各実施例では、制御手段17お
よびメモリー18がスコアボード本体2に設置されてい
るが、本発明では、制御手段17およびメモリー18が
操作盤(操作手段)4に設置されていてもよい。すなわ
ち、本発明では、記録手段や修正手段が操作盤(操作手
段)4に設置されていてもよい。
【0314】また、記録媒体は、前記各実施例では、メ
モリーであるが、本発明では、これに限らず、例えば、
書き換え可能な光記録媒体(例えば、光ディスク等)、
書き換え可能な磁気記録媒体(例えば、磁気ディスク
等)、書き換え可能な光磁気記録媒体(例えば、光磁気
ディスク等)等であってもよい。
【0315】また、本発明では、複数の記録媒体が設け
られていてもよい。この場合、記録媒体の種類は、同一
でもよく、また、異なっていてもよい。
【0316】また、前記各実施例では、記録媒体がスコ
アボード1に内蔵されているが、本発明では、記録媒体
がスコアボード1(スコアボード本体2または操作盤
4)に対して着脱自在に設置(装着)されるように構成
されていてもよい。
【0317】また、前記各実施例では、選手名表示部
は、複数のLEDで構成されているが、本発明では、こ
れに限らず、例えば、選手名表示部を、選手名が記載さ
れ、スコアボード本体に対して着脱自在なプレート等で
構成し、そのプレートをスコアボード本体に取り付けて
もよいし、また、選手名表示部を、選手名を記載し得る
黒板やホワイトボード等で構成し、それに選手名を記載
してもよい。
【0318】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のクレー射
撃用スコアボードによれば、射撃の結果、さらには、得
点、順位を記録(記憶)することができるので、必要に
応じて、そのデータを読み出して利用することができ
る。
【0319】また、本発明のクレー射撃用スコアボード
によれば、容易、迅速、かつ確実に射撃の結果等を修正
することができる。
【0320】また、成績表示部が射撃の結果を電気的に
表示するように構成されているので、その射撃の結果等
の表示の操作を容易に行うことができる。
【0321】また、記録手段の駆動を遠隔操作により行
うよう構成されている場合には、射撃の結果等の記録の
操作を容易に行うことができる。
【0322】また、成績表示部(修正手段)の駆動を遠
隔操作により行うよう構成されている場合には、射撃の
結果等の表示や、修正の操作を容易に行うことができ
る。
【0323】また、スコアボード本体の単位表示部の配
置された領域を複数に仕切る仕切り手段であって、その
仕切るパターンを変更し得る仕切り手段を有する場合に
は、1台で、例えば、トラップ競技、スキート競技等の
種々のクレー射撃の競技に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスコアボードの第1実施例を示す正面
図である。
【図2】図1に示すスコアボードのスコアボード本体で
あって、トラップ競技用に設定された状態を示す正面図
である。
【図3】図1に示すスコアボードの操作盤の構成例を示
す正面図である。
【図4】図1に示すスコアボードのスコアボード本体で
あって、スキート競技用に設定された状態を示す正面図
である。
【図5】本発明におけるLEDユニットの構成例を示す
正面図である。
【図6】本発明におけるトラップ競技の進行を説明する
ための図である。
【図7】本発明におけるスキート競技の進行を説明する
ための図である。
【図8】本発明における男子ダブルトラップ競技の進行
を説明するための図である。
【図9】本発明における女子ダブルトラップ競技の進行
を説明するための図である。
【図10】本発明のスコアボードの第2実施例であっ
て、そのスコアボード本体を示す正面図である。
【図11】本発明のスコアボードの第2実施例であっ
て、そのスコアボード本体を示す正面図である。
【図12】本発明のスコアボードの第2実施例であっ
て、そのスコアボード本体を示す正面図である。
【図13】図1に示すスコアボードのスコアボード本体
の回路構成例であって、その主要部を示すブロック図で
ある。
【図14】従来のクレー射撃用スコアボードのキュービ
ックを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 クレー射撃用スコアボード 2 スコアボード本体 2a 長辺 2b 短辺 20 表示面 21 現射団表示部 22 次射団表示部 23 射順表示部 24 選手名表示部 25 命中・失中表示部 251 単位表示部 26 ラウンドスコア表示部 27 トータルスコア表示部 28 順位表示部 29 トラップ・スキート表示部 3 ポール 4 操作盤 40 操作盤本体 401 電源スイッチ 402 ON/OFFスイッチ 403 RECスイッチ 404 D.OFFスイッチ 405 Rスイッチ 406 M.A.Dスイッチ 407 DISPLスイッチ 408 T.Mスイッチ 409 S.Mスイッチ 410 DT.Mスイッチ 411 DT.Wスイッチ 412 Rスイッチ 413 SHOOT OFFスイッチ 414 RETIスイッチ 415〜420 出場選手設定スイッチ 421、422 移動スイッチ 423 FINALスイッチ 424 P.Tスイッチ 425 N.Tスイッチ 426 T.Sスイッチ 427 S.Oスイッチ 428 Rスイッチ 429、430 現射団入力ダイヤル 431 競技回数入力ダイヤル 432 テンキー 433 REVスイッチ 434〜437 移動スイッチ 438 NOBIRDスイッチ 439 RESETスイッチ 440 HITスイッチ 441 MISSスイッチ 442 T.Wスイッチ 443 S.Wスイッチ 51 表示ブロック 6 仕切り手段 61〜69 仕切りライン 71〜73 仕切りライン 81、82 LED 91〜94 パネル 111〜116 仕切りライン 121〜126 仕切りライン 131〜138 突出部 141、142 仕切り部材 151 仕切り隠し部材 161〜168 フック 17 制御手段 18 メモリー 100 キュービック 110〜140 面 150 回転軸 200 地面

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレー射撃に関する情報を表示するスコ
    アボード本体を有するクレー射撃用スコアボードであっ
    て、 前記スコアボード本体に行列状に設置され、射撃の結果
    について命中と失中とを区別し得るように電気的に表示
    する複数の単位表示部を備えた成績表示部と、射撃の結
    果を記録する書き換え可能な記録媒体を備えた記録手段
    とを有することを特徴とするクレー射撃用スコアボー
    ド。
  2. 【請求項2】 前記記録媒体は、メモリーである請求項
    1に記載のクレー射撃用スコアボード。
  3. 【請求項3】 前記記録手段は、得点および/または射
    手の順位を記録し得るよう構成されている請求項1また
    は2に記載のクレー射撃用スコアボード。
  4. 【請求項4】 クレー射撃に関する情報を表示するスコ
    アボード本体を有するクレー射撃用スコアボードであっ
    て、 前記スコアボード本体に行列状に設置され、射撃の結果
    について命中と失中とを区別し得るように電気的に表示
    する複数の単位表示部を備えた成績表示部と、前記成績
    表示部に表示された射撃の結果を修正する修正手段とを
    有することを特徴とするクレー射撃用スコアボード。
  5. 【請求項5】 得点を表示する得点表示部を有し、前記
    修正手段は、前記得点表示部に表示された得点をも修正
    し得るよう構成されている請求項4に記載のクレー射撃
    用スコアボード。
  6. 【請求項6】 前記成績表示部に表示された射撃の結果
    を修正すると、それに連動して前記得点表示部に表示さ
    れた得点が修正されるよう構成されている請求項5に記
    載のクレー射撃用スコアボード。
  7. 【請求項7】 射手の順位を表示する順位表示部を有
    し、前記修正手段は、前記順位表示部に表示された射手
    の順位をも修正し得るよう構成されている請求項4ない
    し6のいずれかに記載のクレー射撃用スコアボード。
  8. 【請求項8】 射撃の結果を集計し、その集計結果に基
    づいて射手の順位を求め、この順位を前記順位表示部に
    表示するよう構成されている請求項7に記載のクレー射
    撃用スコアボード。
  9. 【請求項9】 前記成績表示部に表示された射撃の結果
    を修正すると、それに連動して前記順位表示部に表示さ
    れた射手の順位が修正されるよう構成されている請求項
    8に記載のクレー射撃用スコアボード。
  10. 【請求項10】 射撃の結果を記録する書き換え可能な
    記録媒体を備えた記録手段を有する請求項4ないし9の
    いずれかに記載のクレー射撃用スコアボード。
  11. 【請求項11】 前記記録媒体は、メモリーである請求
    項10に記載のクレー射撃用スコアボード。
  12. 【請求項12】 前記修正手段による射撃の結果の修正
    に伴い、前記記録媒体に記録された射撃の結果が修正さ
    れるよう構成されている請求項10または11に記載の
    クレー射撃用スコアボード。
  13. 【請求項13】 前記記録媒体に記録された射撃の結果
    を修正する際、前記記録媒体から修正対象の射撃の結果
    を含む前記成績表示部1面分の射撃の結果を読み出し、
    該射撃の結果を前記成績表示部に表示し、前記修正手段
    により該成績表示部に表示された前記修正対象の射撃の
    結果を修正し、この修正後の射撃の結果を含む前記成績
    表示部1面分の射撃の結果を前記記録媒体に記録するよ
    う構成されている請求項12に記載のクレー射撃用スコ
    アボード。
  14. 【請求項14】 前記修正手段による射撃の結果の修正
    に伴い、前記記録媒体に記録されている修正前の射撃の
    結果を前記修正後の射撃の結果に書き換えるよう構成さ
    れている請求項12または13に記載のクレー射撃用ス
    コアボード。
  15. 【請求項15】 前記記録手段は、得点を記録し得るよ
    う構成されている請求項10ないし14のいずれかに記
    載のクレー射撃用スコアボード。
  16. 【請求項16】 前記修正手段は、得点を修正し得るよ
    う構成され、該修正手段による得点の修正に伴い、前記
    記録手段に記録された得点が修正されるよう構成されて
    いる請求項15に記載のクレー射撃用スコアボード。
  17. 【請求項17】 射撃の結果を修正すると、それに応じ
    て得点が修正されるよう構成されている請求項16に記
    載のクレー射撃用スコアボード。
  18. 【請求項18】 前記記録手段は、射手の順位を記録し
    得るよう構成されている請求項10ないし17のいずれ
    かに記載のクレー射撃用スコアボード。
  19. 【請求項19】 前記修正手段は、射手の順位を修正し
    得るよう構成され、該修正手段による射手の順位の修正
    に伴い、前記記録手段に記録された射手の順位が修正さ
    れるよう構成されている請求項18に記載のクレー射撃
    用スコアボード。
  20. 【請求項20】 射撃の結果を集計し、その集計結果に
    基づいて射手の順位を求めるよう構成されており、射撃
    の結果を修正すると、それに応じて射手の順位が修正さ
    れるよう構成されている請求項19に記載のクレー射撃
    用スコアボード。
  21. 【請求項21】 競技種目毎に記録し得るよう構成され
    ている請求項1ないし3、10ないし20のいずれかに
    記載のクレー射撃用スコアボード。
  22. 【請求項22】 前記記録手段は、前記スコアボード本
    体に設置されており、該記録手段の駆動を遠隔操作によ
    り行うよう構成されている請求項1ないし3、10ない
    し21のいずれかに記載のクレー射撃用スコアボード。
  23. 【請求項23】 前記成績表示部の駆動を遠隔操作によ
    り行うよう構成されている請求項1ないし22のいずれ
    かに記載のクレー射撃用スコアボード。
  24. 【請求項24】 前記単位表示部は、少なくとも1つの
    発光素子で構成されている請求項1ないし23のいずれ
    かに記載のクレー射撃用スコアボード。
  25. 【請求項25】 前記単位表示部は、発光色の異なる2
    種の発光ダイオードを有し、該2種の発光ダイオードの
    点灯と消灯との組み合わせにより、3色に発光し得るよ
    うに構成されている請求項1ないし23のいずれかに記
    載のクレー射撃用スコアボード。
  26. 【請求項26】 前記単位表示部は、発光色の相違によ
    り前記命中と失中とを区別するよう構成されている請求
    項24または25に記載のクレー射撃用スコアボード。
  27. 【請求項27】 前記スコアボード本体の前記単位表示
    部の配置された領域を複数に仕切る仕切り手段であっ
    て、その仕切るパターンを変更し得る仕切り手段を有す
    る請求項1ないし26のいずれかに記載のクレー射撃用
    スコアボード。
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