JP2864696B2 - 液体クロマトグラフ用送液装置 - Google Patents

液体クロマトグラフ用送液装置

Info

Publication number
JP2864696B2
JP2864696B2 JP2230217A JP23021790A JP2864696B2 JP 2864696 B2 JP2864696 B2 JP 2864696B2 JP 2230217 A JP2230217 A JP 2230217A JP 23021790 A JP23021790 A JP 23021790A JP 2864696 B2 JP2864696 B2 JP 2864696B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
pump
drain valve
main pump
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2230217A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04110656A (ja
Inventor
滋明 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimazu Seisakusho KK
Original Assignee
Shimazu Seisakusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimazu Seisakusho KK filed Critical Shimazu Seisakusho KK
Priority to JP2230217A priority Critical patent/JP2864696B2/ja
Publication of JPH04110656A publication Critical patent/JPH04110656A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2864696B2 publication Critical patent/JP2864696B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、分析機器の一種である液体クロマトグラ
フの送液装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の液体クロマトグラフの送液装置は、第6図に示
すように、リザーバ10に入れた移動相を主ポンプ13で汲
み上げ、配管途中に設置した圧力センサ14、手動ドレイ
ンバルブ15を介してインジェクタ16、カラム17、検出器
18方向へ送液するように構成されている。特に移動相に
キャビテーションを生じると送液不良、検出器における
ベースラインノイズの原因となるので移動相は脱気(気
泡抜き)等の処理を施してから送液する。この図で11、
12は逆止弁である。
送液装置では送液不良が発生した場合、人が一々手動
ドレインバルブ15を開き、前記主ポンプ13を最大流量と
なるよう作動させ、気泡抜きとポンプの洗浄を行ってい
た。このように人手を要する部分があると送液ユニット
を自動化出来ず、また洗浄に時間がかかるという問題も
ある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記するように、従来の送液装置では空気が大量に入
った場合、主ポンプが動作しなくなり、空気も追い出せ
なくなる。また手動ドレインバルブを使用しているため
洗浄に時間がかかり且つ液流量が少ないため洗浄力も弱
く、移動相の交換に時間がかかり過ぎるという欠点があ
る。
この発明はかかる課題を解決するためになされたもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
リザーバに入れた移動相を送液する主ポンプと、該主
ポンプよりカラムへの配管途中に圧力センサとドレイン
バルブとを配置して成る液体クロマトグラフ用送液装置
において、前記主ポンプとリザーバとの配管途中にモー
タ駆動による補助ポンプを配置し、前記ドレインバルブ
をモータ駆動による自動ドレインバルブとし、更に前記
主ポンプのモータと補助ポンプのモータと圧力センサと
自動ドレインバルブのモータとを中央処理装置に接続し
て成ることを特徴とする。
〔作 用〕
以上の構成からなる手段においては、主ポンプと補助
ポンプとは直列につないで送液することになる。この場
合、主ポンプが動かなくても内部を移動相(液)を流通
させることが可能である。
補助ポンプは逆止弁を持つダイヤフラムタイプ又は大
型シリンジポンプであるが、全体の流量は主ポンプと補
助ポンプのどちらか大きな流量の方に支配される。そし
て実際に送液不良が生じた場合には次のようにして復帰
させる。
先ず送液状態は圧力センサによって得られる圧力波の
パターンから送液不良かそうでないかを判断するが、こ
れはCPUにより検出させる。送液不良であると判定され
たら自動ドレインバルブを「開」とし、補助ポンプを駆
動して高流量で主ポンプ内を洗い流す。洗い流した後再
びドレインバルブを閉じて元の送液状態に戻す。
また、自動或いは手動によりリザーバの移動相の置換
を行う時は、 自動ドレインバルブを「開」とする。
補助ポンプを一定時間動作させる。
自動ドレインバルブを「閉」とする。
というシーケンスにより移動相の置換を行うことが出
来る。
〔実施例〕
以下,この発明の具体的実施例について図面を参照し
て説明する。
第1図はこの発明にかかる液体クロマトグラフの送液
装置の構成配置図である。1は主ポンプのプランジャポ
ンプであってモータ2で駆動して移動相を入れたリザー
バ3よりカラム17方向へ送液する。4は補助ポンプであ
ってモータ5によって駆動する。そして該補助ポンプ4
はプランジャポンプ1とリザーバ3との間の配管途中に
設置する。また圧力センサ14とインジェクタ16との間に
設置するドレインバルブ6もモータ7の駆動による自動
ドレインバルブとする。8は中央演算処理装置(以下、
CPUとする)であって、前記ポランジャポンプ1のモー
タ2、補助ポンプ4、自動ドレインバルブ6を駆動する
モータ7等を制御するようになっている。尚、前記補助
ポンプ4は第2図に示すように、ダイヤフラムポンプと
しても良いし、第3図に示すように、大型のシリンジポ
ンプとしても良い。
以上のような構成により移動相をインジェクタ16、カ
ラム17、検出器18へと送液する。
次に、この送液装置の作用について説明する。
上記構成から成る移動相の送液装置では主ポンプ1は
逆止弁付の往復プランジャポンプとして構成されるの
で、他の補助ポンプ4を直列につないで送液すると、こ
の主ポンプ1が動かなくても内部を移動相(液)を流通
させることが可能である。上記するように補助ポンプ4
は逆止弁を持つダイヤフラムタイプ又は大型シリンジポ
ンプであるが、全体の流量は主ポンプ1と補助ポンプ4
のどちらか大きな流量の方に支配される。
実際に送液不良が生じた場合には次のようにして復帰
させる。
送液状態は圧力センサ14によって得られる圧力波のパ
ターンから送液不良かそうでないかを判断するが、これ
はCPU8により検出させる。送液不良であると判定された
ら自動ドレインバルブ6を「開」とし、補助ポンプ4を
駆動して高流量(通常、約50ml/min)で主ポンプ1内を
洗い流す。洗い流した後再びドレインバルブ6を閉じて
元の送液状態に戻す。以上の操作のフローチャートを第
4図に示す。尚、送液不良の復帰まで分析は中断する
が、自動ドレインバルブ6を「開」とすることにより移
動相はインジェクタ16、カラム17等へは流れない。この
間CPU8により検出器18のスイッチ(図示せず)をON、OF
Fするようにすれば良い。
また、自動或いは手動によりリザーバ3の移動相の置
換を行う時は、 自動ドレインバルブを「開」とする。
補助ポンプ4を一定時間動作させる。
自動ドレインバルブ6を「閉」とする。
というシーケンスにより移動相の置換を行えば良い。
尚、主ポンプ1等を洗浄するときには洗浄力の強い溶
媒を用いて行うケースもある。その場合は第5図に示す
ように、補助ポンプ4の前に切換バルブV1、V2、V3等を
設けて、バルブを切り換え液の置換を行ってから自動洗
浄を行うようにしても良い。尚、前記主ポンプ1はシン
グルプランジャポンプとして示したが、並列又は直列の
ダブルプランジャポンプとしても良い。
この発明の一実施例は以上のようであるが、更に変形
実施例として、主ポンプ1が高圧送液を行っている時に
補助ポンプ4を適度な流量で作動させ、主ポンプ1に背
圧を与えて主ポンプ1のキャビテーションを防止するよ
うにしても良い。更に、補助ポンプ3を自動ドレインバ
ルブ6の出口に設置することにより主ポンプ1の入口側
のデッドボリュームを減少させるようにしても良い。
〔発明の効果〕
この発明にかかる液体クロマトグラフ用送液装置は以
上詳述したような構成としたので、主ポンプに気泡が生
じたり送液不良が発生した場合でも速やかに元の正常な
送液状態に復帰させることが出来る。また、適度な洗浄
力をもって自動洗浄することが可能となり、必要な場合
には溶媒の種類も自動切換により切り換えて洗浄するこ
とが出来ので極めて便利となる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明にかかる液体クロマトグラフの送液装
置の構成配置図、第2図は第1図の補助ポンプをダイヤ
フラムポンプとした例図、第3図は第1図の補助ポンプ
をシリンジポンプとした例図、第4図はこの発明にかか
る送液装置において主ポンプに生じた送液不良を正常に
復帰させる場合のフローチャート図、第5図はこの発明
にかかる送液装置の主ポンプを洗浄するときに洗浄力の
強い溶媒を用いて行う場合の移動相や洗浄液の配置図、
第6図は従来の液体クロマトグラフの送液装置の配置図
を示す図である。 1……主ポンプ、2、5、7……モータ 3……リザーバ、4……補助ポンプ 6……自動ドレインバルブ、8……CPU 14……圧力センサ、17……カラム、18……検出器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リザーバに入れた移動相を送液する主ポン
    プと、該主ポンプよりカラムへの配管途中に圧力センサ
    とドレインバルブとを配置して成る液体クロマトグラフ
    用送液装置において、前記主ポンプとリザーバとの配管
    途中にモータ駆動による補助ポンプを配置し、前記ドレ
    インバルブをモータ駆動による自動ドレインバルブと
    し、更に前記主ポンプのモータと補助ポンプのモータと
    圧力センサと自動ドレインバルブのモータとを中央処理
    装置に接続して成ることを特徴とする液体クロマトグラ
    フ用送液装置。
JP2230217A 1990-08-30 1990-08-30 液体クロマトグラフ用送液装置 Expired - Fee Related JP2864696B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2230217A JP2864696B2 (ja) 1990-08-30 1990-08-30 液体クロマトグラフ用送液装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2230217A JP2864696B2 (ja) 1990-08-30 1990-08-30 液体クロマトグラフ用送液装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04110656A JPH04110656A (ja) 1992-04-13
JP2864696B2 true JP2864696B2 (ja) 1999-03-03

Family

ID=16904398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2230217A Expired - Fee Related JP2864696B2 (ja) 1990-08-30 1990-08-30 液体クロマトグラフ用送液装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2864696B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3443192B2 (ja) * 1994-11-04 2003-09-02 大日本スクリーン製造株式会社 基板処理装置用処理液供給装置
JPH11326300A (ja) * 1998-05-20 1999-11-26 Shimadzu Corp 液体クロマトグラフ
JP4480808B2 (ja) * 1999-03-19 2010-06-16 ジーエルサイエンス株式会社 液体クロマトグラフ等の送液方法及び装置
US6635173B2 (en) 2000-12-28 2003-10-21 Cohesive Technologies, Inc. Multi column chromatography system
JP2006126089A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Hitachi High-Technologies Corp 送液ポンプ装置
JP4992401B2 (ja) * 2006-12-06 2012-08-08 株式会社島津製作所 オートサンプラ洗浄機構
CN104964722A (zh) * 2015-07-10 2015-10-07 成都金陵能源装备有限公司 容积式泵流量计
US11465074B2 (en) 2017-10-20 2022-10-11 Shimadzu Corporation Degassing device
CN113508296A (zh) * 2019-03-06 2021-10-15 株式会社岛津制作所 液相色谱仪
JP7378776B2 (ja) * 2019-11-01 2023-11-14 株式会社 ユニフローズ 液体クロマトグラフ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04110656A (ja) 1992-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2864696B2 (ja) 液体クロマトグラフ用送液装置
CN106219635B (zh) 一种超纯水机智能化管理方法
CN102788722B (zh) 食品样品有机前处理系统
CN101104995A (zh) 洗衣机的一键通程序控制方法
CN109534422A (zh) 净水器清洗方法、净水器、计算机可读存储介质及系统
JP2659914B2 (ja) 血液浄化回路の自動プライミング処理方法および装置
JPS6250659A (ja) 液体クロマトグラフへの試料導入方法
JP2004354144A (ja) アミノ酸分析装置
JP2006138699A (ja) リサイクル液体クロマトグラフ
CN219320197U (zh) 离子色谱仪用泵后冲洗装置
JP4419178B2 (ja) 軟水器における排水工程の制御方法
CN219009940U (zh) 一种自动冲洗滤芯的净饮机
CN210995557U (zh) 一种分层式洗板机
CN209383523U (zh) 净水系统和净水器
CN208672389U (zh) 一种采配水系统
CN219758166U (zh) 在线富集处理系统
JPH07136472A (ja) 気体分離膜の洗浄方法およびその装置
JPH0353750Y2 (ja)
CN113653631A (zh) 尿素泵清洗检测装置、系统及清洗检测方法
JPH0975945A (ja) 水道水により希釈可能な強酸性水生成器
JP3072119B2 (ja) ハロゲン化炭化水素回収装置
JPH04276190A (ja) 分析装置の送液装置
JPH06142194A (ja) 人工透析装置
JPH08246517A (ja) ビルの給水装置
JPH0835958A (ja) リサイクル液体クロマトグラフ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071218

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081218

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091218

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees